JP3848016B2 - 現像剤補給容器、現像剤補給方法、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像剤補給容器、現像剤補給方法、及び電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
また、現像剤補給容器とは、電子写真画像形成装置の電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、現像剤を前記電子写真画像形成装置本体に補給するものである。
【0004】
【従来の技術】
電子写真複写機やレーザービームプリンター等の電子写真画像形成装置は、一様に帯電させた電子写真感光体としての感光体ドラムに選択的な露光をして静電潜像を形成し、その静電潜像を現像剤(トナー)で現像して現像剤像を形成し、該現像剤像を記録媒体に転写して画像記録を行なう。
【0005】
このような電子写真画像形成装置にあっては、現像剤がなくなる都度、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給しなければならない。ここで電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するための現像剤補給容器は、現像剤収納部に収納した現像剤を画像形成装置本体の現像剤受け入れ容器に一度に全量補給する、所謂補給型容器と、画像形成装置本体に現像剤補給容器を装着後、そのまま該現像剤補給容器を据え置き、現像剤を使い切るまで徐々に現像装置に現像剤を補給する、所謂据え置き型容器とに大別される。
【0006】
近年、電子写真画像形成装置のコンパクト化を図るため、現像剤補給容器としてのトナーカーリッジは据え置き型が使用される傾向にある。このようなトナーカーリッジは、略円筒状の外観形態を呈し、画像形成装置本体に挿入後、ハンドルの回動によりコンテナ部(現像剤収納部)に設けられたトナー排出開口(現像剤排出口)を下方に向けて、現像剤であるトナーを画像形成装置本体に補給する構成のものが多くなってきた。
【0007】
例えば、特公昭62−59309号公報には、画像形成装置本体へトナー排出開口を密封する封止部材を引き剥がしながら挿入後、所定位置にてコンテナ部のトナー排出開口が下方になるようハンドルを回動させてトナー補給を可能した円筒状のトナーカートリッジが記載されている。また、特公平7−82268号公報には、画像形成装置本体に保持された後、ハンドルの回動によりコンテナ部のトナー排出開口が開閉可能となるシャッタを備えた円筒状のトナーカートリッジが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術をさらに発展させたものであって、その主要な目的は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることのできる現像剤補給容器を提供することにある。
【0009】
他の主要な目的は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることのできる現像剤補給容器を用いて、該電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給することのできる現像剤補給方法を提供することにある。
【0010】
また、他の主要な目的は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることのできる現像剤補給容器を用いて、該電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給することのできる電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0011】
上記目的を達成するための本発明に係る現像剤補給容器の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するための現像剤補給容器において、前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開封可能に封止する封止部材であって、前記現像剤収納部に剥離可能に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着する際に、前記現像剤収納部から剥がされることによって前記現像剤排出口の開封を行う封止部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、を有することを特徴とする現像剤補給容器である。
【0012】
また、上記目的を達成するための本発明に係る現像剤補給容器の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するための現像剤補給容器において、前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材であって、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持される開閉部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤排出口を開放すると共に前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、を有することを特徴とする現像剤補給容器である。
【0013】
上記目的を達成するための本発明に係る現像剤補給方法の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法において、前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開封可能に封止する封止部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けて前記現像剤収納部を回動させる駆動力受け部と、を有して前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器を用いることにより、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法であって、(a)前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって、前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とが各々前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に係合すると共に、前記現像剤収納部が前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される工程と、(b)前記封止部材を開封する工程と、(c)前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させて、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる工程と、を有する現像剤補給方法である。
【0014】
また、上記目的を達成するための本発明に係る現像剤補給方法の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法において、前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けて前記現像剤収納部を回動させる駆動力受け部と、を有して前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器を用いることにより、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法であって、(a)前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって、前記開封部材が前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持され、前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とが各々前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に係合されると共に、前記現像剤収納部が前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される工程と、(b)前記回動部材を前記現像剤収納部に対して所定の方向へ回動させて、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記保持部材に保持された前記開封部材に対し前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させることよって前記現像剤排出口を開放する工程と、を有する現像剤補給方法である。
【0015】
上記目的を達成するための本発明に係る電子写真画像形成装置の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に現像剤補給容器を着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、(a)駆動伝達部材と、(b)前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開封可能に封止し、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって開封される封止部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、を有する現像剤補給容器を取り外し可能に装着するための装着手段と、(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0016】
また、上記目的を達成するための本発明に係る電子写真画像形成装置の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体に現像剤補給容器を着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、(a)駆動伝達部材と、(b)前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材であって、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持される開閉部材と、前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤排出口を開放すると共に前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、を有する現像剤補給容器を取り外し可能に装着するための装着手段と、(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0017】
(作用)
現像剤収納部から封止部材を剥がしながら現像剤補給容器を電子写真画像形成装置本体に挿入することによって、駆動力受け部と駆動力伝達部とが各々駆動伝達部材に係合すると共に、現像剤収納部が電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される。そして、封止部材の開封後、回動部材を現像剤収納部に対して回動させて、現像剤収納部を回動させるための駆動力を駆動力伝達部から駆動伝達部材に伝達し、該駆動伝達部材を介して現像剤収納部を回動させるための駆動力を駆動力受け部が受けて、該現像剤収納部を現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる。このように現像剤補給容器は、駆動力受け部と駆動力伝達部とが各々駆動伝達部材に係合するので、回動部材の駆動力伝達部の係合比を高くすることによって、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの現像剤補給容器の回動操作性を向上させることができる。
【0018】
現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材を有する現像剤補給容器が電子写真画像形成装置本体に装着されることによって、開封部材が保持部材に保持され、駆動力受け部と駆動力伝達部とが各々駆動伝達部材に係合されると共に、現像剤収納部が電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される。そして、回動部材を現像剤収納部に対して所定の方向へ回動させて、現像剤収納部を回動させるための駆動力を駆動力伝達部から駆動伝達部材に伝達し、該駆動伝達部材を介して現像剤収納部を回動させるための駆動力を駆動力受け部が受けて、該現像剤収納部を保持部材に保持された開封部材に対し現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させることよって現像剤排出口を開放する。このように現像剤補給容器は、駆動力受け部と駆動力伝達部とが各々駆動伝達部材に係合するので、回動部材の駆動力伝達部の係合比を低くすることによって、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの現像剤補給容器の回動操作性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態の説明として、まず実施の形態1について説明し、次に実施の形態2を説明する。
【0020】
<実施の形態1>
〔電子写真画像形成装置〕
図18は本実施形態で示す現像剤補給容器としてのトナーカートリッジを装着した電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【0021】
電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)Aは、図18に示すように、原稿台ガラス102上には原稿101が操作者によって置かれる。そして、原稿台ガラス102上の原稿101に対し光学部103の有する原稿照明ランプ103aを矢印方向に移動させて、原稿101上の画像を走査(スキャン)する。そして、光学部103の有する複数のミラーとレンズにより画像形成部を構成するドラム形状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という)104上に原稿101の原稿照明ランプ103aによる光像が結像する。給送カセット105〜108に積載された記録紙、OHPシート等の記録媒体(以下、「用紙」という)Pのうち、電子写真画像形成装置本体(以下、「画像形成装置本体」という)124の上面に設けられた操作・表示部124a(図19参照)から操作者が入力した情報、もしくは原稿101のサイズ情報に基づいて最適な給送カセット105〜108を選択し、選択された給送カセット105〜108に応じた送り出しローラ105A〜108Aが回転して該給送カセットから1枚の用紙Pを送り出す。給送カセット105〜108から送り出された1枚の用紙Pは搬送ローラ(不図示)によって搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送される。レジストローラ110は感光体ドラム104の回転と光学部103のスキャンのタイミングとを同期させて、用紙Pを感光体ドラム104に搬送する。そして、用紙Pに転写手段としての転写帯電器111によって感光体ドラム104上のトナー像(現像剤像)が転写される。その後、用紙Pは分離手段としての分離帯電器112によって感光体ドラム104から分離される。そして、感光体ドラム104上のトナー像を転写された用紙Pは搬送部113により搬送されて定着部114に到る。そして、定着部114によって熱と圧力とにより、用紙P上にトナー像を定着させる。その後、
1)片面コピーの場合、用紙Pは排出反転部115を通過して、排出ローラ116により排出トレー117へと排出される。
2)多重コピーの場合、用紙Pは排出反転部115のフラッパー118の制御により、再給送搬送路119,120へと搬送されてレジストローラ110まで達する。その後、用紙Pは前記と同様に画像形成部、搬送部、定着部を通って、排出トレー117上に排出される。
3)両面コピーの場合、用紙Pは排出反転部115を通り、一度、排出ローラ116により用紙Pの一部が機外へ排出される。そして該用紙Pの終端がフラッパー118を通過した後、前記排出ローラ116を逆回転させ、用紙Pを再度機内へ搬送する。この用紙Pは再給送搬送部119,120へ搬送されて、レジストローラ110まで至る。そして、前記と同様に画像形成部、搬送部、定着部を通って、排出トレー117上に排出される。
【0022】
ここで、前記画像形成装置Aは、送り出しローラ105A〜108A、搬送ローラ(不図示)、搬送部109,113、レジストローラ110、再給送搬送部119,120等により記録媒体としての用紙Pを搬送するための搬送手段123を構成している。
【0023】
上記構成の画像形成装置Aにおいて、感光体ドラム104の回りには、現像手段としての現像装置201、クリーニング手段としてのクリーニング器202、及び帯電手段としての一次帯電器203が配置されている。
【0024】
現像装置201は現像剤であるトナーを用いて感光体ドラム104に形成された静電潜像を現像する。そして、前記現像装置201にトナーを補給するための現像剤補給容器としてのトナーカートリッジ1が画像形成装置本体124に取り外し可能に装着されている。
【0025】
前記現像装置201は感光体ドラム104と微小隙間(約300μm)をおいて配置された現像ローラ201aを有する。そして、現像に際しては、現像ブレード201bによってトナーに摩擦帯電電荷を与えると共に現像ローラ201aに薄層のトナー層を形成し、現像ローラ201aを介して該現像ローラ201aと感光体ドラム104との間に現像バイアスを加えることによって感光体ドラム104上の静電潜像を現像する。現像によって減少するトナーは画像形成装置本体124に設けられたトナー補給装置100から順次補給される。
【0026】
ここで、前記一次帯電器203は感光体ドラム104に接触して該感光体ドラム104を一様に帯電するものである。また、前記クリーニング器202はトナー像の用紙Pへの転写後に感光体ドラム104上に残留する残トナーを除去するものである。
【0027】
(カートリッジ装着手段)
前記トナー補給装置100内のトナーがなくなると、その旨が画像形成装置本体124の操作・表示部124a(図19参照)に表示されて操作者に報知される。そこで、操作者は、図19に示すように画像形成装置本体124の前面上部角に設けられた開口部122を覆う開閉部材を開ける。開口部122の奥にはトナーカートリッジ1を取り外し可能に装着するための装着手段であるホルダー31が設けられている。このホルダー31にはトナーカートリッジ1が現像剤収納部としてのトナーコンテナ11の長手方向(軸線方向)に挿入される。この際、トナーカートリッジ1は、トナーコンテナ11の長手方向に沿ってホルダー31に設けられたガイド(図示せず)に導かれて所定の位置まで挿入される。そして、トナーカートリッジ1のトナーコンテナ11がホルダー31に回動自在に保持される。トナーカートリッジ1の挿入後、操作者がトナーカートリッジ1の回動部材としてのハンドル13を回動するとトナーカートリッジ1内のトナーが現像装置201に供給される。そして操作者が開閉部材121を閉めると電源スイッチが入り、画像形成装置Aは駆動可能となる。
【0028】
〔トナーカートリッジ〕
本実施形態で示すトナーカートリッジ1(図1参照)は、前述したように画像形成装置本体124内のトナー補給装置100に装着され、そのまま据え置かれてトナーコンテナ11に収納されているトナーを前記トナー補給容器100の現像室へ補給する、所謂据え置き型(ビルトイン)のトナーカートリッジである。しかしながら、本実施形態で示すトナーカートリッジ1は、所謂据え置き型に限定されずに、例えば、トナーをトナー補給容器100の現像室へ一度に補給した後に、該トナー補給容器100から取り外す、所謂補給型にも好適に適用することができる。
【0029】
前記トナーカートリッジ1は、図2に示すように、現像剤収納部としてのトナーコンテナ11と、トナーキャップ12と、回動部材としてのハンドル13と、封止部材としてのシール部材14と、ハンドル13をトナーコンテナ11にロックするためのロック手段13Rとを有する。そして、前記トナーコンテナ11の内部に現像剤搬送手段であるトナー搬送部材27を有する(図17参照)。
【0030】
(トナーコンテナの構成)
トナーコンテナ11は、中空円筒状部材にて構成されている。そして、その外周面上には現像剤排出口としてのトナー排出開口11aと、画像形成装置本体124の内部に設けられた駆動伝達部材(図3参照)21から駆動力を受ける駆動力受け部としての係合部(以下「駆動伝受側係合部」という)11bとが設けられている。また、トナーコンテナ11の長手方向の一端面にはトナーコンテナ11内にトナーを充填するためのトナー充填用開口11cが設けられている。なお、トナーコンテナ11の長手方向の他端側は端面11f(図17参照)により閉塞されている。前記トナー排出開口11aは、トナーコンテナ11の長手方向に延びる長方形状に形成され、トナーコンテナ11内へのトナー充填前にシール部材14により封止される。前記シール部材14は、トナーコンテナ11の外表面においてトナー排出開口11aの周囲に剥離可能に貼付されている。従って、前記シール部材14はトナー排出開口11aを開封可能に封止する。前記トナー充填用開口11cは、トナーコンテナ11の長手方向においてトナーカートリッジ1の挿入方向と反対側の端面に設けられており、トナーコンテナ11内にトナーを充填した後にトナーキャップ12により密閉される。
【0031】
前記駆動伝受側係合部11bはトナーコンテナ11の長手方向の両端部に設けられている。詳しくは、前記駆動伝受側係合部11bはトナーコンテナ11の周方向に複数の歯を並列に有するギア形状に形成されている。そして、トナーカートリッジ11を画像形成装置本体124に挿入した際に、図3及び図5に示すように、画像形成装置本体124の内部に設けられている駆動伝達部材21の駆動力受け用の係合部(ギア部)(以下「駆動伝達側係合部」という)21bと係合する。そして、駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bからトナーコンテナ11を回動させるための駆動力を受けることによって、トナーコンテナ11を回動させる。
【0032】
このように駆動伝達部材21からの駆動力でトナーコンテナ11を回動させる場合、前記駆動伝受側係合部11bは図2に示すように、トナーコンテナ11の円筒状部にねじれの影響がないよう該トナーコンテナ11を回動させるために、トナーコンテナ11の長手方向の両端部に設けることが好ましい。なお、駆動伝達部材21は、画像形成装置本体124に軸21s(軸受け等の支持方法は図示されない)により回転自在に支持されている。そして、軸21sにはハンドル13の後述する駆動伝達側係合部13aと係合する駆動伝受側係合部21aが設けられ、該駆動伝受側係合部21aの内側及び反対側にトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bと係合する駆動伝達側係合部21bが各々設けられている。
【0033】
なお、トナーコンテナ11の構成、及び部品点数について特に制限は有さない。また、トナーコンテナ11の形状は、四角柱、六角柱、その他の多角柱の形状であっても構わない。また、トナーコンテナ11内には粉体トナーが充填されている(以下同じ)。粉体トナーとしては、例えば、黒色トナー、色トナー、一成分磁性トナーあるいは一成分非磁性トナー等が適宜選択される。
【0034】
(ハンドルの構成)
ハンドル13は、円筒形に形成されて、トナーコンテナ11と反対側の一端に該ハンドル13の直径をわたる矩形状の把手部13eを有する。そして、トナーコンテナ11側の他端は中抜きでトナーコンテナ11の一端と係合可能な円筒形に開放されている。前記ハンドル13は、トナーコンテナ11の一端に、手動により回動可能に結合されるものである。そして、外周面にはトナーコンテナ11を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材21に伝達する駆動力伝達部としての係合部(以下「駆動伝達側係合部」という)13aが設けられている。
【0035】
前記駆動伝達側係合部13aは、ハンドル11の周方向に複数の歯を並列に有するギア形状に形成されている。そして、トナーカートリッジ11を画像形成装置本体124に挿入した際に、図3及び図5に示すように、前記駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21aと係合する。そして、把手部13eを把持してハンドル13を回動することにより生ずるトナーコンテナ11を回動させるための駆動力を、駆動伝達側係合部21aに伝達して、駆動伝達部材21を回動させる。
【0036】
トナーコンテナ11を回動させるための駆動力を駆動伝達部材21に伝達する場合、トナーカートリッジ1の画像形成装置本体124への挿入の一動作で駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aと係合可能とするためには、図2に示すように、駆動伝達側係合部13aはトナーカートリッジ1の挿入操作上、ハンドル13の外周面に設置することが最も好ましい。
【0037】
また、トナーカートリッジ1の画像形成装置本体124への装着は、図9に示すように、トナーコンテナ11のハンドル13結合端と反対側の端面11fから現像装置201のトナー補給装置100に挿入することにより行われる。このため、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bは、図3及び図5に示すように、画像形成装置本体124内の駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aを通り抜けて、奥側の駆動伝達側係合部21bと係合する。このことから、図10(a)に示すように、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bの外形状は、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの外形状よりも小さい、もしくは同等であること、または図10(b)に示すように、画像形成装置本体124装着前のトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bとハンドル13の駆動伝達側係合部13aの角度が、周方向で相対的にずれていて重ならないことが、トナーカートリッジ1の画像形成装置本体124への装着性の点からより好ましい。
【0038】
ここで、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bとハンドル13の駆動伝達側係合部13aの角度をトナーコンテナ11の周方向で相対的にずらして重ならないようにする場合(図10(b)参照)、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bの外形状は、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの外形状よりも小さい、もしくは同等であることが、トナーカートリッジ1の画像形成装置本体124への装着性の点からより好ましい。
【0039】
(ロック手段の構成)
ロック手段13Rは、トナーカートリッジ1を画像形成装置本体124に挿入する前、及びトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124から取り外した後に、ハンドル13が回動しないようにトナーコンテナ11側にロックされるように構成してある。詳しくは、前記ロック手段13Rは、図7、図8に示すように、係止部材としてのロック部材13bを用いたロック機構を前記ハンドル13に、そして前記トナーコンテナ11には該ロック部材13bが嵌合する穴部11dを付加させた構成となっている。ロック部材13bはハンドル13の円筒外周の母線方向に設けた溝13cに該母線方向に移動自在に嵌合し、該溝13cの端部とロック部材13bとの間には付勢部材としての圧縮コイルばね13dが縮設してある。そしてトナーカートーリッジ1が画像形成装着本体124外にある時、つまりトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124の挿入する前、及びトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124から取り外した後は、図8(a)に示すようにロック部材13bは圧縮コイルばね13dのばね力(付勢力)でトナーコンテナ11の穴部11dに一部嵌合して係止する。これによりロック部材13bはハンドル13の溝13cとトナーコンテナ11の穴部11dの双方に跨がって嵌合係止するので、ハンドル13は回動できないようになる。
【0040】
一方、画像形成装置本体124のトナー補給装置100には本体突起22が固設してある。この本体突起22はトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124内へ挿入する過程でハンドル13に設けたロック部材13bの進行を阻止する位置にある。即ち、本体突起22はトナーカートリッジ1をトナー補給装置100の所定の装着位置に挿入する過程でロック部材13bの進行を阻止して、ロック部材13bを圧縮コイルばね13dのばね力に抗してトナーコンテナ11の穴部11dからハンドル13の溝13cに移動させるものである。
【0041】
なお、ハンドル13をトナーコンテナ11側に係止可能で、かつ装着時に解除可能ならば、前記ロック手段13Rの構成については特に制限はない。
【0042】
(トナー搬送部材)
トナー搬送部材27は、図17に示すように、トナーカートリッジ1内に搬送翼26を備える。この搬送翼26はトナーコンテナ11のハンドル13結合端の反対側の端面11fに回転自在に支持されている搬送軸25に固定されている。この搬送軸25にはトナーコンテナ11の端面11f外部においてギア24が固定されている。このギア24はトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124へ装着時に画像形成装置本体124の駆動源につらなる不図示のギアと噛み合う。搬送翼26は搬送軸25が画像形成装置本体124側の駆動源によりギア24を介して回転されることによって回転する。そして、トナーコンテナ11中のトナーをトナー排出開口11aに向けて搬送する。
【0043】
〔トナー補給操作〕
次に、本実施形態のトナーカートリッジ1を用いたトナー補給操作について説明する。
【0044】
(1)トナーカートリッジの装着
上記の如く構成されたトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124内へ挿入する場合、トナーカートリッジ1を、トナー排出開口11a(w)が上方に向けた状態で、シール部材14を引き剥がしながら、トナー補給装置100内へ図19に示す矢印方向へ挿入する。すると、図3及び図5に示すように、画像形成装置本体124の内部に設けられた駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aとハンドル13の駆動伝達側係合部13aが、そして該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bとトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが、各々係合すると共に、トナーコンテナ11が画像形成装置本体124内に回動可能に保持される。この際にトナーコンテナ11のハンドル13結合端の反対側の端面11fに回転自在に支持されている搬送軸25のギア24が画像形成装置本体124の駆動源につらなる不図示のギアと噛み合う。さらに図8(a)→図8(b)に示すように、前記ハンドル13のロック部材13bが画像形成装置本体124側の本体突起22により進行を阻止され、トナーコンテナ11の穴部11dは画像形成装置本体124の奥側へと進む。このときロック部材13bは圧縮コイルばね13dを圧縮しながらハンドル13の溝13c手前側へ進入して、トナーコンテナ11の穴部11dから去る。これによってハンドル13のロック部材13bによるトナーコンテナ11との係止が解除され、該ハンドル13はトナーコンテナ11に対し手動で回動自在となる。
【0045】
なお、前記トナー排出開口11aを開封可能に封止するシール部材14の引き剥がし時期は、該シール部材14へのトナーの付着、及び巻き込みによるトナー飛散防止のため、該トナー排出開口11aが上方を向いているときが好ましい。
【0046】
(2)トナーカートリッジの設置/トナー補給
次に、図4及び図6に示すように、トナーカートリッジ1が画像形成装置本体124内に装着された状態で、ハンドル13の把手部13eを把持して該ハンドル13を手動にて反時計周りに回動させる。すると、ハンドル13の回動による駆動力が、該ハンドル13の駆動伝達側係合部13aから、画像形成装置本体124内の駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aを通じて該駆動伝達部材21に伝達され、さらに該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bからトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bまで伝達される。このように伝達された駆動力により、トナーコンテナ11は円周方向に反時計周り方向へ回動して、トナー排出開口11a(w)が下方に向き、画像形成装置本体124のトナー補給装置100内へのトナー補給が可能となる。即ち、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが該トナーコンテナ11をトナー排出開口11aからトナーを排出させる位置(トナー排出開口11a(w)が下方向を向く位置)に回動させる。その後、該トナーコンテナ11の内部に設けられたトナー搬送部材27を画像形成装置本体124の有する駆動源によって回転させて、トナーコンテナ11に収納されているトナーをトナー排出口11a(W)に向けて搬送する。これによって、トナーコンテナ11内のトナーを効率良く、かつ確実にトナー排出口11a(W)よりトナー補給装置100内へ補給することができる。
【0047】
なお、前記トナー排出開口11a(w)は、トナーコンテナ11内の残トナー量を減少させるため、垂直下方向を向いていることが最も好ましいが、下方向に限定されるものではない。
【0048】
(3)トナーカートリッジの取り外し
トナーカートリッジ1の取り外し時のトナー排出開口11aからのトナーのボタ落ちを防止するため、ハンドル13を時計周り方向へ回動させ、(2)と同様の順序で逆向きの駆動力をトナーカートリッジ1に伝えることで、トナーコンテナ11を時計周り方向へ回動させてトナー排出開口11a(w)を上方に向かせる。即ち、トナーカートリッジ1を画像形成装置本体124から取り外すのに先立ち、ハンドル13をトナーコンテナ11に対して前記回動方向とは反対方向(反時計周り方向)へ回動させる。すると、ハンドル13の回動による駆動力が、該ハンドル13の駆動伝達側係合部13aから、駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aを通じて該駆動伝達部材21に伝達され、さらに該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bからトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bまで伝達される。このように伝達された駆動力により、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが該トナーコンテナ11をトナー排出開口11aからトナーを排出しない位置(トナー排出開口11a(w)が上方を向く位置)に回動させる。その後、トナーカートリッジ1をトナー補給装置100から引き出す。これにより、該ハンドル13のロック部材13bはトナーコンテナ11の穴部11dと再嵌合し、ハンドル13はトナーコンテナ11に再係止され、一連のトナー補給操作が完了する。
【0049】
本実施形態例に示すトナーカートリッジ1は、上述したように、ハンドル13の駆動伝達側係合部13a、画像形成装置本体124が内蔵する駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21a、駆動伝達側係合部21b、そしてトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bという複数の係合部材を通じて、ハンドル13の回動駆動をトナーコンテナ11の回動駆動に伝えている。そのため、これらの各係合部材の係合比(ギア比)を自由に設計することが可能となる。
【0050】
このことにより、本実施形態例のトナーカートリッジ1のようにトナーコンテナ11の操作(回動)距離が長い場合は、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を高くしてハンドル13の操作(回動)距離を短くすることが可能となる。すなわち、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を高くする構成とすることで、トナー補給時の操作(回動)距離の最適化設計が実現できる。
【0051】
これに対して、例えば、ハンドルがトナーコンテナに回動不可に固定されたトナーカートリッジでは、トナーを画像形成装置本体へ補給する際、トナーカートリッジを画像形成装置本体へ挿入後、トナーコンテナに設けられたトナー排出開口を所定の角度まで回動させるため、前記ハンドルは前記トナーコンテナと同一の角度に回動させる必要がある。
【0052】
一般的に、トナー排出開口を引き剥がし可能な封止部材にて密閉しているトナーカートリッジでは、画像形成装置本体への挿入時は、封止部材を引き剥がす際の該封止部材へのトナーの付着、及び巻き込みによるトナーの飛散防止のため、そして脱着時は、トナー排出開口からのトナーのボタ落ちを防止するため、トナー排出開口を上方に向かせる。またトナー補給時は、トナーのトナーコンテナ内の残量を低減させるため、トナー排出開口を下方に向かせる。このことから、トナーカートリッジの回動角度は180°前後、少なくとも90°以上となることが多く、ユーザーが手動にてハンドルを回動させるには操作角度が大きい。
【0053】
前述したように本実施形態例のトナーカートリッジ1では、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を高くすることで、ハンドル13の操作(回動)距離を短くすることが可能となるので、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることができる。
【0054】
また、本実施形態例によるトナー補給方法では、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることのできるトナーカートリッジ1を用いて、該画像形成装置本体124にトナーを補給することができる。
【0055】
また、本実施形態例による画像形成装置Aでは、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることのできるトナーカートリッジ1を用いて、該画像形成装置本体124にトナーを補給することができる。
【0056】
なお、画像形成装置本体124の内蔵部品として、駆動伝達部材21をトナーカートリッジ1のハンドル13及びトナーコンテナ11の係合部品として挙げているが、これらの形状や構成、そして部品点数については特に制限は有さない。またハンドル13の回動方向も、特に制限は有さない。
【0057】
<実施の形態2>
次に、本実施形態のトナーカートリッジを図11、及び図12を用いて説明する。
【0058】
本実施形態に係るトナーカートリッジは、図11及び図12に示すように、前述した実施の形態1にて示したトナー排出開口11aを開封可能に封止するシール部材14の代わりに、トナーコンテナ11に設けられた略矩形状のトナー排出開口11aを開閉可能に該トナーコンテナ11の円周方向にスライドする開閉部材としてのシャッタ15を設けた構成である。なお、前述した実施の形態1と同一機能を有する部分は同一符号を付けて説明を援用する。
【0059】
(シャッタ15の構成)
シャッタ15は、トナーコンテナ11の長手方向においてトナー排出開口11aの両側部に設けられた係合部11eと係合し、該トナー排出開口11aを開閉可能にトナーコンテナ11の円周方向にスライドする。即ち、シャッタ15のトナーカートリッジ1の装着方向に直角な断面は円弧状であってトナーコンテナ11に沿う形状である。
【0060】
また、前記シャッタ15は、図15、図16に示すように、トナーカートリッジ1を画像形成装置本体124に挿入時、画像形成装置本体124の内部に設けられたカートリッジシャッタ保持部材23と係合可能な形状を有する。
【0061】
〔トナー補給操作〕
次に、本実施形態のトナーカートリッジ1を用いたトナー補給操作について説明する。
【0062】
(1)トナーカートリッジの装着
上記の如く構成されたトナーカートリッジ1を画像形成装置本体124内へ挿入する場合、トナーカートリッジ1を、トナー排出開口11a(w)が上方に向けた状態で、トナー補給装置100へ図19に示す矢印方向へ、トナーカートリッジ1のシャッタ15を画像形成装置本体124内のカートリッジシャッタ保持部材23に係合させながら、画像形成装置本体124に挿入する。すると、図13、及び図15に示すように、実施の形態1と同様、画像形成装置本体124の内部に設けられた駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aとハンドル13の駆動伝達側係合部13aが、そして該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bとトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが、各々係合すると共に、トナーコンテナ11が画像形成装置本体124内に回動可能に保持される。この際、実施の形態1と同様、トナーコンテナ11のハンドル13結合端の反対側の端面11fに回転自在に支持されている搬送軸25のギア24が画像形成装置本体124の駆動源につらなる不図示のギアと噛み合う。さらに図8(a)→図8(b)に示すように、前記ハンドル13のロック部材13bが画像形成装置本体124側の本体突起22により進行を阻止され、トナーコンテナ11の穴部11dは画像形成装置本体124の奥側へと進む。このときロック部材13bは圧縮コイルばね13dを圧縮しながらハンドル13の溝13c手前側へ進入して、トナーコンテナ11の穴部11dから去る。これによってハンドル13のロック部材13bによるトナーコンテナ11との係止が解除され、該ハンドル13はトナーコンテナ11に対し手動で回動自在となる。
【0063】
(2)トナーカートリッジの設置/トナー補給
次に、図14、及び図16に示すように、実施の形態1と同様、トナーカートリッジ1が画像形成装置本体124内に装着された状態で、ハンドル13の把手部13eを把持して該ハンドル13を手動にて反時計周りに回動させる。すると、ハンドル13の回動による駆動力が、該ハンドル13の駆動伝達側係合部13aから、画像形成装置本体124内の駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aを通じて該駆動伝達部材21に伝達され、さらに該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bからトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bまで伝達される。このときシャッタ15は画像形成装置本体124のカートリッジシャッタ保持部材23と係合している。このためシャッタ15はハンドル13の回動に連動せず、画像形成装置本体124内で固定されている。このように伝達された駆動力により、トナーコンテナ11は円周方向に反時計周り方向へ回動して、トナー排出開口11a(w)が下方に向き、画像形成装置本体124のトナー補給装置100内へのトナー補給が可能となる。即ち、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが該トナーコンテナ11をトナー排出開口11aからトナーを排出させる位置(トナー排出開口11a(w)が下方向を向く位置)に回動させることによってトナー排出開口11aが開放される。これによってトナー排出開口11a(w)からのトナー補給装置100内へのトナー補給が可能となる。その後、トナーコンテナ11の内部に設けられたトナー搬送部材27を画像形成装置本体124の有する駆動源によって回転させて、トナーコンテナ11に収納されているトナーをトナー排出口11a(W)に向けて搬送する。これによって、トナーコンテナ11内のトナーを効率良く、かつ確実にトナー排出口11a(W)よりトナー補給装置100内へ補給することができる。
【0064】
なお、前記トナー排出開口11a(w)は、実施の形態1と同様、トナーコンテナ11内の残トナー量を減少させるため、垂直下方向を向いていることが最も好ましいが、下方向に限定されるものではない。
【0065】
(3)トナーカートリッジの取り外し
トナーカートリッジ1の取り外し時のトナー排出開口11aからのトナーのボタ落ちを防止するため、実施の形態1と同様、ハンドル13を時計周り方向へ回動させ、(2)と同様の順序で逆向きの駆動力をトナーカートリッジ1に伝えることで、トナーコンテナ11を時計周り方向へ回動させてトナー排出開口11a(w)を上方に向かせる。これによってトナー排出開口11a(w)はシャッタ15により閉塞される。即ち、トナーカートリッジ1を画像形成装置本体124から取り外すのに先立ち、ハンドル13をトナーコンテナ11に対して前記回動方向とは反対方向(時計周り方向)へ回動させる。すると、ハンドル13の回動による駆動力が、該ハンドル13の駆動伝達側係合部13aから、駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21aを通じて該駆動伝達部材21に伝達され、さらに該駆動伝達部材21の駆動伝達側係合部21bからトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bまで伝達される。このように伝達された駆動力により、トナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bが該トナーコンテナ11をトナー排出開口11aからトナーを排出しない位置(トナー排出開口11a(w)が上方を向く位置)に回動させる。これによってトナー排出開口11a(w)はシャッタ15により閉塞される。その後、トナーカートリッジ1をトナー補給装置100から引き出す。これにより、該ハンドル13のロック部材13bはトナーコンテナ11の穴部11dと再嵌合し、ハンドル13はトナーコンテナ11に再係止され、一連のトナー補給操作が完了する。
【0066】
本実施形態例に示すトナーカートリッジ1は、実施の形態1と同様に、ハンドル13の駆動伝達側係合部13a、画像形成装置本体124が内蔵する駆動伝達部材21の駆動伝受側係合部21a、駆動伝達側係合部21b、そしてトナーコンテナ11の駆動伝受側係合部11bという複数の係合部材を通じて、ハンドル13の回動駆動をトナーコンテナ11の回動駆動に伝えている。そのため、これらの各係合部材の係合比(ギア比)を自由に設計することが可能となる。
【0067】
このことにより、本実施形態例のトナーカートリッジ1のようにトナーコンテナ11の回動によりシャッタ15がスライドしてトナー排出開口11aを開閉する場合、ハンドル13の操作(回動)トルクが高くなってしまうが、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を低くすることで、ハンドル13の操作(回動)トルクを低くすることが可能となる。すなわち、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を低くする構成とすることで、トナー補給時の操作(回動)トルクの最適化設計が実現できる。
【0068】
従って、本実施形態例のように、トナーコンテナ11を回動させシャッタ15をトナーコンテナ11の周方向にスライドさせてトナー排出開口11aを開閉する構成のトナーカートリッジ1においても、ハンドル13の駆動伝達側係合部13aの係合比(ギア比)を低くすることで、ハンドル13の操作(回動)トルクを低くすることが可能となるので、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることができる。
【0069】
また、本実施形態例によるトナー補給方法では、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることのできるトナーカートリッジ1を用いて、該画像形成装置本体124にトナーを補給することができる。
【0070】
また、本実施形態例による画像形成装置Aでは、画像形成装置本体124にトナーを補給するときの回動操作性を向上させることのできるトナーカートリッジ1を用いて、該画像形成装置本体124にトナーを補給することができる。
【0071】
なお、画像形成装置本体124の内蔵部品として、駆動伝達部材21をトナーカートリッジ1のハンドル13及びトナーコンテナ11の係合部品として挙げているが、これらの形状や構成、そして部品点数については特に制限は有さない。またハンドル13の回動方向も、特に制限は有さない。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の現像剤補給容器は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることができる。
【0073】
また、本発明の現像剤補給方法は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることのできる現像剤補給容器を用いて、該電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給することができる。
【0074】
また、本発明の電子写真画像形成装置は、電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するときの回動操作性を向上させることのできる現像剤補給容器を用いて、該電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に示すトナーカートリッジの斜視図である。
【図2】実施の形態1に示すトナーカートリッジの分解斜視図である。
【図3】実施の形態1に示すトナーカートリッジの画像形成装置本体への装着時における駆動伝達部材との係合関係の斜視図である。
【図4】実施の形態1に示すトナーカートリッジのトナー補給操作時における駆動伝達部材との係合関係の斜視図である。
【図5】実施の形態1に示すトナーカートリッジの画像形成装置本体への装着時における駆動伝達部材との係合関係の縦断面図である。
【図6】実施の形態1に示すトナーカートリッジのトナー補給操作時における駆動伝達部材との係合関係の縦断面図である。
【図7】実施の形態1に示すトナーカートリッジのハンドルとトナーコンテナとをロックするロック手段の斜視図である。
【図8】(a)、(b)は実施の形態1に示すトナーカートリッジのハンドルとトナーコンテナとをロックするロック手段の断面図である。
【図9】実施の形態1に示すトナーカートリッジの画像形成装置本体側への装着方向の説明図である。
【図10】(a)、(b)は実施の形態1に示すトナーカートリッジのハンドルとトナーコンテナの各係合部の外形を説明する説明図である。
【図11】実施の形態2に示すトナーカートリッジの斜視図である。
【図12】実施の形態2に示すトナーカートリッジの分解斜視図である。
【図13】実施の形態2に示すトナーカートリッジの画像形成装置本体への装着時における駆動伝達部材との係合関係の斜視図である。
【図14】実施の形態2に示すトナーカートリッジのトナー補給操作時における駆動伝達部材との係合関係の斜視図である。
【図15】実施の形態2に示すトナーカートリッジの画像形成装置本体への装着時における駆動伝達部材との係合関係の縦断面図である。
【図16】実施の形態2に示すトナーカートリッジのトナー補給操作時における駆動伝達部材との係合関係の縦断面図である。
【図17】トナーカートリッジのトナー搬送部材を模式的に示す縦断面図である。
【図18】トナーカートリッジを装着する電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図19】図18に示す電子写真画像形成装置の概観斜視図である。
【符号の説明】
1…トナーカートリッジ
11…トナーコンテナ
11a…トナー排出開口
11b…駆動伝受側係合部
13…ハンドル
13a…駆動伝達側係合部
13e…把手部
13R…ロック手段
14…シール部材
15…シャッタ
21…駆動伝達部材
21a…駆動伝受側係合部
21b…駆動伝達側係合部
22…本体突起
23…カートリッジシャッタ保持部材
27…トナー搬送部材
124…電子写真画像形成装置本体
A…電子写真画像形成装置
Claims (32)
- 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するための現像剤補給容器において、
前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開封可能に封止する封止部材であって、前記現像剤収納部に剥離可能に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着する際に、前記現像剤収納部から剥がされることによって前記現像剤排出口の開封を行う封止部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、
を有することを特徴とする現像剤補給容器。 - 前記回動部材は、前記現像剤収納部に回動可能に結合され、一端面に前記現像剤収納部に対して回動させるときに把持するための把手部を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は、円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部は、前記現像剤収納部の長手方向の両端部のうち、少なくとも一方の端部の外周面に設けられており、前記駆動力伝達部は、前記回動部材の外周面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は長手方向において前記回動部材と反対側から前記電子写真画像形成装置本体に挿入されて前記電子写真画像形成装置本体に回転自在に保持され、前記現像剤収納部の長手方向と直交する方向で前記駆動力受け部の外形状が前記駆動力伝達部の外形状よりも小さい、若しくは等しいことを特徴とする請求項4に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とは、前記現像剤収納部の周方向において、前記電子写真画像形成装置本体への前記現像剤収納容器の装着方向に重ならないように相対的にずれていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部は、前記駆動伝達部材において前記現像剤収納部側に設けられた駆動力伝達用の係合部と係合して、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記係合部から受けることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力伝達部は、前記駆動伝達部材において前記回動部材側に設けられた駆動力受け用の係合部と係合して、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記係合部に伝えることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 更に、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動しないようにロックするためのロック手段を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
- 前記ロック手段は、前記現像剤収納部に設けられた穴部と、前記回動部材に設けられて前記穴部に係止する移動可能な係止部材と、前記回動部材に設けられて前記係止部材を前記穴部側に付勢する付勢部材とを有し、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着する前に、前記係止部材を前記付勢部材の付勢力により前記現像剤収納部の穴部に一部係止させることによって、前記回動部材を前記現像剤収納部にロックし、前記現像補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着させた際に、前記係止部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記電子写真画像形成装置本体により前記回動部材側に移動させて前記現像剤収納部との係止を外すことによって、前記回動部材の前記現像剤収納部に対するロックを解除することを特徴とする請求項9に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現像剤排出口に搬送するための現像剤搬送手段を内部に有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の現像剤補給容器。
- 前記封止部材は、前記現像剤収納部の外表面において前記現像剤排出口の周囲に剥離可能に貼付されたシール部材であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
- 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給するための現像剤補給容器において、
前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材であって、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持される開閉部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤排出口を開放すると共に前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、
を有することを特徴とする現像剤補給容器。 - 前記回動部材は、前記現像剤収納部に回動可能に結合され、一端面に前記現像剤収納部に対して回動させるときに把持するための把手部を有することを特徴とする請求項13に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は、円筒状に形成されていることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部は、前記現像剤収納部の長手方向の両端部のうち、少なくとも一方の端部の外周面に設けられており、前記駆動力伝達部は、前記回動部材の外周面に設けられていることを特徴とする請求項13ないし請求項15の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は長手方向において前記回動部材と反対側から前記電子写真画像形成装置本体に挿入されて前記電子写真画像形成装置本体に回転自在に保持され、前記現像剤収納部の長手方向と直交する方向で前記駆動力受け部の外形状が前記駆動力伝達部の外形状よりも小さい、若しくは等しいことを特徴とする請求項16に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とは、前記現像剤収納部の周方向において、前記電子写真画像形成装置本体への前記現像剤収納容器の装着方向に重ならないように相対的にずれていることを特徴とする請求項16または請求項17に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力受け部は、前記駆動伝達部材において前記現像剤収納部側に設けられた駆動力伝達用の係合部と係合して、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記係合部から受けることを特徴とする請求項13ないし請求項18の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 前記駆動力伝達部は、前記駆動伝達部材において前記回動部材側に設けられた駆動力受け用の係合部と係合して、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記係合部に伝えることを特徴とする請求項13ないし請求項18の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 更に、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動しないようにロックするためのロック手段を有することを特徴とする請求項13に記載の現像剤補給容器。
- 前記ロック手段は、前記現像剤収納部に設けられた穴部と、前記回動部材に設けられて前記穴部に係止する移動可能な係止部材と、前記回動部材に設けられて前記係止部材を前記穴部側に付勢する付勢部材とを有し、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着する前に、前記係止部材を前記付勢部材の付勢力により前記現像剤収納部の穴部に一部係止させることによって、前記回動部材を前記現像剤収納部にロックし、前記現像補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着させた際に、前記係止部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記電子写真画像形成装置本体により前記回動部材側に移動させて前記現像剤収納部との係止を外すことによって、前記回動部材の前記現像剤収納部に対するロックを解除することを特徴とする請求項21に記載の現像剤補給容器。
- 前記現像剤収納部は、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現像剤排出口に搬送するための現像剤搬送手段を内部に有することを特徴とする請求項13ないし請求項15の何れか一項に記載の現像剤補給容器。
- 前記開閉部材は、前記現像剤収納部の外表面に対して前記現像剤補給容器の前記電子写真画像形成装置本体への装着方向と直交する周方向へスライド移動可能な円弧状の板部材であることを特徴とする請求項13に記載の現像剤補給容器。
- 電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法において、
前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納する現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開封可能に封止する封止部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けて前記現像剤収納部を回動させる駆動力受け部と、
を有して前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器を用いることにより、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法であって、
(a)前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって、前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とが各々前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に係合すると共に、前記現像剤収納部が前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される工程と、
(b)前記封止部材を開封する工程と、
(c)前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させて、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる工程と、
を有する現像剤補給方法。 - 前記現像剤収納部を回動させる工程に続いて、前記現像剤収納部内に設けられた現像剤搬送手段を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動源によって回転させて、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現像剤排出口に向けて搬送する工程を有することを特徴とする請求項25に記載の現像剤補給方法。
- 前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体から取り外すのに先立ち、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して前記回動方向とは反対方向へ回動させて、前記現像剤収納部を前記回動方向とは反対方向へ回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を前記回動方向とは反対方向へ回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤が排出しない位置に回動させる工程を有することを特徴とする請求項25に記載の現像剤補給方法。
- 電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法において、
前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納する現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けて前記現像剤収納部を回動させる駆動力受け部と、
を有して前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器を用いることにより、前記電子写真画像形成装置本体に現像剤を補給する現像剤補給方法であって、
(a)前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって、前記開封部材が前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持され、前記駆動力受け部と前記駆動力伝達部とが各々前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動伝達部材に係合されると共に、前記現像剤収納部が前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される工程と、
(b)前記回動部材を前記現像剤収納部に対して所定の方向へ回動させて、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記保持部材に保持された前記開封部材に対し前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させることよって前記現像剤排出口を開放する工程と、
を有する現像剤補給方法。 - 前記現像剤収納部を所定の方向へ回動させる工程に続いて、前記現像剤収納部内に設けられた現像剤搬送手段を前記電子写真画像形成装置本体の有する駆動源によって回転させて、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現像剤排出口に向けて搬送する工程を有することを特徴とする請求項28に記載の現像剤補給方法。
- 前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体から取り外すのに先立ち、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して前記回動方向とは反対方向へ回動させて、前記現像剤収納部を前記回動方向とは反対方向へ回動させるための駆動力を前記駆動力伝達部から前記駆動伝達部材に伝達し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を前記回動方向とは反対方向へ回動させるための駆動力を前記駆動力受け部が受けて、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤が排出しない位置に回動させることによって前記現像剤排出口を前記保持部材により閉塞する工程を有することを特徴とする請求項28に記載の現像剤補給方法。
- 電子写真画像形成装置本体に現像剤補給容器を着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
(a)駆動伝達部材と、
(b)前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開封可能に封止し、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって開封される封止部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、を有する現像剤補給容器を取り外し可能に装着するための装着手段と、
(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 電子写真画像形成装置本体に現像剤補給容器を着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
(a)駆動伝達部材と、
(b)前記電子写真画像形成装置本体に補給するための現像剤を収納して、前記電子写真画像形成装置本体に回動可能に保持される現像剤収納部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像剤排出口と、
前記現像剤排出口を開閉する移動可能な開閉部材であって、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着することによって前記電子写真画像形成装置本体の有する保持部材に保持される開閉部材と、
前記現像剤収納部に対して回動可能な回動部材と、
前記回動部材に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記回動部材を前記現像剤収納部に対して回動させることによって、前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を前記駆動伝達部材に伝達する駆動力伝達部と、
前記現像剤収納部に設けられ、前記現像剤補給容器を前記電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記駆動伝達部材と係合し、前記駆動伝達部材を介して前記現像剤収納部を回動させるための駆動力を受けることによって、前記現像剤排出口を開放すると共に前記現像剤収納部を前記現像剤排出口から現像剤を排出させる位置に回動させる駆動力受け部と、
を有する現像剤補給容器を取り外し可能に装着するための装着手段と、
(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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