JP4977485B2 - 自動二輪車のエアクリーナ構造 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車のエアクリーナ構造の改良に関するものである。
従来の自動二輪車のエアクリーナ構造として、エアクリーナケース内にサブチャンバを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−90623公報
特許文献1の図3、図4、図6を以下に説明する。
エアクリーナケース42内は、フィルタエレメント43でダーティサイドとしてのエレメント前室44とクリーンサイドとしてのエレメント硬質45とに区画され、クリーンサイドの空間の一部を隔壁46で仕切ってサブチャンバ48が形成され、このサブチャンバ48に、エンジンのクランクケースからブローバイガスを還元させるブローバイホース34が接続され、サブチャンバ48をオイルキャッチタンク及び吸気音低減用レゾネータとしている。
サブチャンバ48にはチャンバ蓋64が設けられ、このチャンバ蓋64がビス65,65で固定されてサブチャンバ48が開閉可能とされているが、チャンバ蓋64により塞がれた開口が偏平状のサブチャンバの幅の狭い側面に設けられているため、例えば、サブチャンバ48内を清掃するときに内部に手が入りにくく、作業がしにくくなる可能性がある。
また、自動二輪車のエアクリーナ装置25では、他の部品と同様に、組立ラインでの組立性を向上させるために、エアクリーナケース42内の部品の幾つかを予め組立体としておくのが望ましく、更に、設計自由度を増すために、エンジン性能や吸気音に影響を与えるサブチャンバ48の容量や、フィルタエレメント43の仕様は、容易に変更可能なことが望ましい。
本発明の目的は、サブチャンバ内の清掃等の作業性を向上させるとともに、エアクリーナの組立性を向上させ、更に、設計自由度を増すことにある。
請求項1に係る発明は、自動二輪車のエンジンと変速機で構成されるパワーユニットの上部に搭載されるエアクリーナであって、エアクリーナケース内がエアクリーナエレメントでダーティサイドとクリーンサイドとに区画され、クリーンサイドにサブチャンバが形成され、このサブチャンバがエンジンのクランクケース内とブローバイホースで連通された自動二輪車のエアクリーナ構造において、エアクリーナケースは、ケース本体にエアクリーナカバーを合わせた合わせ構造を有し、ケース本体とエアクリーナカバーとの合わせ面は車両前後方向に延び、ケース本体とエアクリーナカバーとは、車幅方向の大きさが車体前後方向の大きさよりも小さい扁平構造であり、後輪用リヤクッションユニットはエアクリーナの車体前後方向の中央部より後半分に寄って配置され、ケース本体は、車体前後方向の中央より後半分で後輪用リヤクッションユニットを跨ぐように車体前後方向に長く、ケース本体とエンジンとを連通するコネクティングチューブが、ケース本体の車体前後方向の中央部より前半分で車体幅中央側から合わせ面を通る平面に指向するように接続され、コネクティングチューブの端部に対向するように、ケース本体に、サブチャンバを形成するためのセパレータが着脱自在に取付けられ、エアクリーナエレメントは筒状であり、一端部がセパレータに設けられた穴に着脱可能に嵌合され、他端部がケース本体に支持され、セパレータ及びエアクリーナエレメントは、ケース本体の中央よりも前半分に配置されることを特徴とする。
作用として、偏平なエアクリーナケースのケース本体にセパレータが取付けられるため、合わせ面に直交する方向に偏平なサブチャンバを形成することが可能になる。
エアクリーナケースからエアクリーナカバーを外し、更に、セパレータからエアクリーナエレメントを外し、更に、セパレータをケース本体から外せば、偏平なサブチャンバの内壁が大きく開放される。
また、セパレータは、このセパレータの穴に着脱可能に嵌合するエアクリーナエレメントとで組立体を構成可能である。
更に、セパレータの形状、穴の径等を変更することで、サブチャンバの容積やエアクリーナの仕様が変更可能である。
さらに、ケース本体とエアクリーナカバーとの合わせ面が、車体前後方向に指向するためにエアクリーナが車体幅方向に張り出さず、車体前後方向にエアクリーナを長く形成することでエアクリーナの容量が大きくなる。
また、セパレータを、リヤクッションユニットより前側全体に配置したことで、セパレータの面積を大きくすることが可能になり、セパレータを外したときにサブチャンバ内が大きく開放される。
請求項2に係る発明は、エアクリーナエレメントの他端部を支持するブラケットの取付ボスが、ケース本体側から延出されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、セパレータを、ケース本体へのコネクティングチューブ接続部を囲むように形成したことを特徴とする。
作用として、ケース本体内側のコネクティングチューブ接続部回りに出来る凹凸のあるデッドスペースをサブチャンバとして有効に利用することが可能になる。
請求項4に係る発明は、セパレータを、ケース本体にビスにより締結し、ビスを、エアクリーナエレメントの軸方向から見たときにエアクリーナエレメントに重ならない位置に配置したことを特徴とする。
作用として、エアクリーナエレメントの軸方向から見てエアクリーナエレメントとビスとが重ならないため、エアクリーナエレメントが車体幅方向に張り出さない。
請求項5に係る発明は、エアクリーナケース内に外気を導入する吸気ダクトが、エアクリーナカバーに設けられた穴に着脱可能に嵌合され、吸気ダクトはエアクリーナカバーと一体で取り外しが可能であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、吸気ダクトは、エアクリーナカバーとの嵌合部から車両前方に延びて吸気口が車両前方に開口していることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、サブチャンバに、上下に延びる鉛直部及び水平に延びる水平部からなるL字形状のドレンパイプが接続され、水平部に、ケース本体に係合保持される係合部が設けられていることを特徴とする。
作用として、メンテナンス時あるいは車体振動時には、ドレンパイプに力が作用することがあるが、ドレンパイプに設けられた係合部がケース本体に係合保持されることで、ドレンパイプに力が作用しても過度に振れる心配がない。
請求項8に係る発明は、係合部を、ドレンパイプの上流部と下流部とを連結する連結部としたことを特徴とする。
作用として、ドレンパイプが上流部と下流部とに分割されるため、一つ一つの部品が短くなる。また、上流部と下流部とは別々の材料を選択することが可能になる。
請求項9に係る発明は、連結部は、連結管とこの連結管を係合保持する割溝とで構成され、連結管は、割溝と着脱可能であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、自動二輪車のエンジンと変速機で構成されるパワーユニットの上部に搭載されるエアクリーナであって、エアクリーナケース内がエアクリーナエレメントでダーティサイドとクリーンサイドとに区画され、クリーンサイドにサブチャンバが形成され、このサブチャンバがエンジンのクランクケース内とブローバイホースで連通された自動二輪車のエアクリーナ構造において、エアクリーナケースは、ケース本体にエアクリーナカバーを合わせた合わせ構造を有し、ケース本体とエアクリーナカバーとの合わせ面は車両前後方向に延び、ケース本体とエアクリーナカバーとは、車幅方向の大きさが車体前後方向の大きさよりも小さい扁平構造であり、後輪用リヤクッションユニットはエアクリーナの車体前後方向の中央部より後半分に寄って配置され、ケース本体は、車体前後方向の中央より後半分で後輪用リヤクッションユニットを跨ぐように車体前後方向に長く、ケース本体とエンジンとを連通するコネクティングチューブが、ケース本体の車体前後方向の中央部より前半分で車体幅中央側から合わせ面を通る平面に指向するように接続され、コネクティングチューブの端部に対向するように、ケース本体に、サブチャンバを形成するためのセパレータが着脱自在に取付けられ、エアクリーナエレメントは筒状であり、一端部がセパレータに設けられた穴に着脱可能に嵌合され、他端部がケース本体に支持され、セパレータ及びエアクリーナエレメントは、ケース本体の中央よりも前半分に配置されるようにしたので、サブチャンバも合わせ面に直交する方向に偏平となり、ケース本体からエアクリーナカバーを外し、更に、セパレータからエアクリーナエレメントを外し、ケース本体からセパレータを外せば、サブチャンバの内壁が大きく開放されるため、清掃時等にサブチャンバ内の全体に亘り手が入りやすくなり、作業性を向上させることができる。
また、セパレータとエアクリーナエレメントとを組立体とすれば、セパレータとエアクリーナエレメントとを予め小組みしておくことで、組立ラインでの組立工数を削減することができ、生産性を向上させることができる。従って、エアクリーナのコストを削減することができる。
更に、例えば、セパレータの形状を平板に対して膨出させる、あるいは窪ませた形状にすることで、サブチャンバの容量を変更することができ、車両のエンジン性能、ドライバビリティに影響を与えるクリーンサイド容量や、吸気音に影響を与えるレゾネータ容量を変更することができ、また、セパレータの変更のみでエアクリーナエレメントの仕様を変更することができて、エアクリーナの設計自由度を増すことができる。
更にまた、エアクリーナを、後輪用リヤクッションユニットがエアクリーナの中央部より後半分に寄って配置され、ケース本体は、中央より後半分で後輪用リヤクッションユニットを跨ぐように車体前後方向に長く、ケース本体とエンジンとを連通するコネクティングチューブが、ケース本体の中央より前半分で車体幅中央側から合わせ面を通る平面に指向するように接続され、セパレータを、リヤクッションユニットより前側全体に配置し、エアクリーナエレメントは筒状であり、一端部がセパレータに設けられた穴に着脱可能に嵌合され、他端部がケース本体に支持され、セパレータ及びエアクリーナエレメントは、ケース本体の中央よりも前半分に配置したので、エアクリーナの車体幅方向の張り出しを抑えつつ、エアクリーナの容量を大きくすることができるとともに、セパレータの面積を大きくすることができるため、セパレータを外したときに、サブチャンバ内が大きく開放してサブチャンバの清掃等の作業性を更に向上させることができる上、サブチャンバの形状の自由度を更に増すことができる。
請求項2に係る発明では、エアクリーナエレメントの他端部を支持するブラケットの取付ボスが、ケース本体側から延出されているようにした。
請求項3に係る発明では、セパレータを、ケース本体へのコネクティングチューブ接続部を囲むように形成したので、コネクティングチューブ接続部に出来るデッドスペースを利用してサブチャンバの容量を一層大きくすることで、エアクリーナの大型化を抑えることができる。
請求項4に係る発明では、セパレータを、ケース本体にビスにより締結し、ビスを、エアクリーナエレメントの軸方向から見たときにエアクリーナエレメントに重ならない位置に配置したので、ビスによりエアクリーナエレメントが車体幅方向に張り出すことがなく、車体をコンパクトにできるとともに車幅を小さくすることができる。
請求項5に係る発明では、エアクリーナケース内に外気を導入する吸気ダクトが、エアクリーナカバーに設けられた穴に着脱可能に嵌合され、吸気ダクトはエアクリーナカバーと一体で取り外しが可能とした。
請求項6に係る発明では、吸気ダクトは、エアクリーナカバーとの嵌合部から車両前方に延びて吸気口が車両前方に開口している。
請求項7に係る発明では、サブチャンバに、上下に延びる鉛直部及び水平に延びる水平部からなるL字形状のドレンパイプが接続され、水平部に、ケース本体に係合保持される係合部が設けられているので、メンテナンス時あるいは車体振動時にドレンパイプに力が作用した場合でも、係合部によってドレンパイプの振れを抑えることができる。
請求項8に係る発明では、係合部を、ドレンパイプの上流部と下流部とを連結する連結部としたので、ドレンパイプの上流部と下流部とに分割できるため、一つ一つの部品を短くでき、工場での保管や運搬がしやすい。
また、上流部を樹脂成形、下流部をゴムホースとするなど材料選択の自由度を増すことができる。
更に、メンテナンス時あるいは車体振動時にドレンパイプに力が作用した場合でも、係合部によって上流部の過大な変位を規制することができる。
請求項9に係る発明では、連結部は、連結管とこの連結管を係合保持する割溝とで構成され、連結管は、割溝と着脱可能とした。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るエアクリーナ構造を採用した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク13が取付けられ、このフロントフォーク13に設けられたステアリング軸14にバーハンドル16が取付けられ、フロントフォーク13の下端に前輪17が取付けられ、車体フレーム11を構成するメインフレーム18の中間部にリンク21を介してパワーユニット22が上下スイング自在に支持され、パワーユニット22の後端に後輪23が取付けられ、パワーユニット22の後端とメインフレーム18の後部とにリヤクッションユニット24が渡して取付けられたスクータ型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方に延びるダウンフレーム26と、このダウンフレーム26の下部から左右後方に延び、後部で後方斜め上方に延び、左右の後端同士が連結されたメインフレーム18とからなる。なお、27はメインスタンド28を支持する下部フレームである。
メインフレーム18の前部は、支持部材(不図示)を介してステップフロア31を支持し、メインフレーム18とステップフロア31との間には後輪23を制動する後輪用ブレーキ装置32を作動させるブレーキペダル33の支軸34が設けられている。なお、35はブレーキペダル33と後輪用ブレーキ装置32とを連結するブレーキケーブル、36はブレーキペダル33を踏んだ状態を保持又は解除して後輪23の制動状態を維持、あるい制動状態を解除する、いわゆる「パーキングブレーキ」のためのブレーキロック・アンロック機構、36aはブレーキロック・アンロック機構36に備える操作部、36bは操作部36aと後輪用ブレーキ装置32とを連結するブレーキロック・アンロックケーブルである。
パワーユニット22は、その前部を構成するエンジン38と、このエンジン38の後部に一体的に設けられた無段変速機39とからなり、エンジン38は、上部に吸気装置41、下部に排気装置42が接続された駆動源である。なお、38aはエンジン38のクランクケースである。
吸気装置41は、エンジン38のシリンダヘッド44の上部に接続された吸気管46と、この吸気管46に接続されたスロットルボディ47と、このスロットルボディ47にコネクティングチューブ48を介して接続されたエアクリーナ51とからなり、エアクリーナ51はパワーユニット22の後部上部に取付けられている。
排気装置42は、シリンダヘッド44の下部に接続された排気管54と、この排気管54の後端に接続されたマフラ55とからなり、マフラ55に、マフラ55内の排気ガスに空気を供給して未燃ガスを燃焼させる2次空気供給装置57が接続されている。
図中の61はハンドルカバー、62はフロントカバー、63はライセンスプレート、64はレッグシールド、66はタンデムシート、67はボディカバー、68はボディカバー67に形成された開口、71はテールランプ、72はリヤフェンダである。
図2は本発明に係るエアクリーナの側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、エアクリーナ51は、エアクリーナケース81を備え、このエアクリーナケース81は、後輪23(図1参照)側に配置されたケース本体82(不図示)と、このケース本体82の車体外側方に複数のビス83で取付けられたエアクリーナカバー84とからなる。
ケース本体82は、エアクリーナケース81内に設けられたサブチャンバ内のオイルを外部に排出するために下方に突出するドレン管82cが一体成形され、このドレン管82cにドレン用配管86が接続されている。なお、82a,82bはエアクリーナ51をパワーユニット22(図1参照)に取付けるためにケース本体82に一体成形された取付部である。
ドレン用配管86は、ドレン管82cに接続された側面視L字状のL字パイプ87と、このL字パイプ87の端部に接続された連結管88と、この連結管88に接続されたドレンホース91と、このドレンホース91の先端を塞ぐドレンキャップ92とからなり、連結管88は、ケース本体82の下部に形成された配管支持部82Aに係合され、ドレン管82c、L字パイプ87、連結管88、ドレンホース91、ドレンキャップ92の各接続部は、ホースバンド93で締め付けられている。
エアクリーナカバー84は、上部に外気をエアクリーナケース81内に導入するゴム製の吸気ダクト96が取付けられ、吸気ダクト96は、エアクリーナカバー84に嵌合して接続されるダクト接続部96aと、このダクト接続部96aから車両前方側に延びて吸気口96bが車両前方に開口する外部ダクト部96cと、ダクト接続部96aからエアクリーナケース81内の車両後方斜め下方に延び、排気口96dを備える内部ダクト部96eとからなる。
図3は本発明に係るエアクリーナの断面図(一部平面図)であり、エアクリーナ51は、エアクリーナケース81と、ケース本体82の内部に取付けられたセパレータ101と、このセパレータ101に端部が支持され、他端がケース本体82にビス102で取付けられたエアクリーナエレメント103とからなる。
エアクリーナケース81内は、エアクリーナエレメント103の空気の流れの上流側、即ち、吸気ダクト96(図2参照)からエアクリーナエレメント103に至るダーティサイド51Dと、エアクリーナエレメント103の空気の流れの下流側、即ち、エアクリーナエレメント103からコネクティングチューブ48に至るクリーンサイド51Cとに区画されている。
ケース本体82は、周縁に環状溝82Bを一体に備え、エアクリーナカバー84は周縁に環状凸部84Aを一体に備え、ケース本体82とエアクリーナカバー84とを合わせて、環状溝82Bと環状凸部84Aとを嵌合させる合わせ構造を形成している。81Aはケース本体82とエアクリーナカバー84との合わせ面であり、車両前後方向に延びている。
セパレータ101は、ケース本体82にコネクティングチューブ48を接続するために開けられたコネクティングチューブ接続穴82dの近傍に配置された平板状の部品であり、周縁に嵌合溝101aが形成され、この嵌合溝101aをケース本体82に形成された環状凸部82eが嵌まり、複数のビス104でケース本体82に取付けられている。なお、48aはケース本体82のコネクティングチューブ接続穴82dに嵌合するようにコネクティングチューブ48に形成された環状溝である。
上記したコネクティングチューブ接続穴82dと環状溝48aとは、コネクティングチューブ接続部105を構成する部分であり、コネクティングチューブ接続部105に対向するようにセパレータ101が配置されている。また、セパレータ101は、コネクティングチューブ48の端部48bに対向するように配置されている。
上記のセパレータ101とケース本体82とで囲まれる偏平な空間は、サブチャンバ106である。サブチャンバ106は、エンジン38(図1参照)のクランクケース38a(図1参照)内に連通するブローバイホース107が、ケース本体82に形成された接続口82gを介して接続された空間であり、クランクケース38a内からブローバイホース107を通じてサブチャンバ106内に導入されたブローバイガスから液状のオイルを分離するキャッチタンクや、吸気騒音を低減するレゾネータの役目をする部分である。
セパレータ101にはエアクリーナエレメント103を接続するためのエレメント接続穴101bが開けられ、このエレメント接続穴101bにゴム製のシール部材111が嵌められ、このシール部材111の内周面111aにエアクリーナエレメント103の小径部103aが着脱可能に嵌合されている。
エアクリーナエレメント103は、外径がほぼ長円形のフィルタ113の両端にフレーム114,115が設けられた部品であり、フレーム114に小径部103aが形成され、フレーム115にブラケット116が取付けられ、ブラケット116がケース本体82に一体成形されたボス部82jにビス102で取付けられている。なお、118はビス102をねじ込むためにめねじが形成されてボス部82jに埋め込まれたナット部材である。
図4(a)〜(c)は本発明に係るドレン用配管及び配管支持部の説明図である。
(a)は、ドレン用配管86を分解して断面で示したものであり、L字パイプ87は、鉛直に延びる鉛直部87aと、この鉛直部87aの下端から水平に延びる水平部87bとが一体成形されたゴム製の部品である。
連結管88は、基部88aと、この基部88aから両側に延びる小径管88b及び大径管88cと、基部88aに設けられた首部88dの端部に形成されたフランジ部88eとを備える。
ドレンホース91はゴム製の部品であり、ドレンキャップ92は、ドレンホース91の端部に挿入される栓部92aと、この栓部92aの端部に栓部92aよりも大径に形成された大径部92bとからなる。
上記の水平部87b、連結管88及びドレンホース91は、ドレン用配管86の水平部86aを構成するものである。
ケース本体82のドレン管82cにはL字パイプ87の鉛直部87aの端部が接続され、ドレンパイプ82cの水平部87bの端部には連結管88の小径部88bが挿入され、連結管88の大径部88cにはドレンホース91の一端部が挿入され、ドレンホース91の他端部にはドレンキャップ92の栓部92aが挿入され塞がれる。
ドレン用配管86に貯まったオイルは、ドレンキャップ92が外されて排出される。
(b)は連結管88((a)参照)を係合保持するケース本体82の配管支持部82Aの断面図であり、図2の4−4線に沿う断面図である。
配管支持部82Aは、水平に車体内方へ突出した部分であり、割り溝82mと、下方に突出する突起82r,82sを備える。
(c)は配管支持部82Aの平面図であり、配管支持部82Aは、割り溝82m内に拡径部82nを備える。
図5(a)〜(d)は本発明に係る連結管を示す説明図である。
(a)は連結管88の側面図であり、連結管88は、首部88dに、図の表裏方向に対向するように形成された一対の平面部88g,88h(一方の符号88gのみ示す。)と、一方の平面部88gの下方に設けられるとともに手前側に突出する縦長の突出部88jとを備える。
(b)は連結管88の平面図であり、平面部88g,88hは、小径部88b及び大径部88cの延びる方向に平行に形成され、突出部88jは、平面部88g,88hと直交するように形成されている。
(c)において、連結管88をケース本体82に係合保持するには、連結管88の大径部88cを配管支持部82Aの割り溝82mに向け、矢印で示すように、首部88dを割り溝82m内に挿入する。このとき、平面部88g,88hの距離が割り溝88mの幅よりも小さいので、首部88dは割り溝88m内にスムーズに挿入できる。
例えば、小径部82bを割り溝82mに向け、首部88dを割り溝82m内に挿入しようとしても、配管支持部82Aに設けられた誤組付け防止用の突起82rに連結管88の突出部88jが当たって挿入することができず、誤組付けが防止される。
(d)において、首部88dが割り溝82m内に挿入された連結管88を、矢印で示すように、反時計回りに90°回転させる。これにより、平面部88g,88hは割り溝82mに対して90°回転した位置にあるため、首部88dは拡径部82nから外れなくなる。
突起82sは連結管88を90°以上回動させたときのストッパの役目をする部分である。
以上に述べたエアクリーナ51の作用を次に説明する。
図6は本発明に係るエアクリーナの作用を示す第1作用図であり、エアクリーナケース81(図2参照)からエアクリーナカバー84(図2参照)を外し、更にセパレータ101からエアクリーナエレメント103(図3参照)を外した状態を示している。
ケース本体82の前側部分にセパレータ101が複数のビス104で取付けられている。
このように、セパレータ101は、ケース本体82の前側部分のほぼ全体に取付けられているから、セパレータ101の面積を大きくすることができ、サブチャンバ106(図3参照)の容積をより大きくすることができる。
図7は本発明に係るエアクリーナの作用を示す第2作用図であり、図6の状態に対してケース本体82からセパレータ101(図6参照)を外した状態を示している。なお、複数の82pはビス104(図6参照)をねじ込むためにケース本体82に開けられたビス螺合穴である。
このように、セパレータ101をケース本体82から外すことで、サブチャンバ106の内壁106aが大きく開放され、例えば、サブチャンバ106内の清掃作業等を容易に行うことができ、作業性を向上させることができる。
図8は本発明に係る自動二輪車のボディカバーを示す斜視図であり、ボディカバー67の前部に三角形状の凹部67aが形成され、この凹部67の後壁67bに三角形の一辺に沿うように上端が下端よりも車両前方に傾斜した細長い開口67Aが形成されていることを示している。
開口67Aは、ボディカバー67の中央部に且つステップフロア31の後端31aの上方に形成されている。なお、31bはタンデムシート66(図1参照)の後部に着座した同乗者が足を掛ける足掛け部、121はステップフロア31の下方を覆うステップアンダカバーである。
図9は本発明に係る自動二輪車のボディカバーの裏面要部を示す斜視図であり、開口67Aの下半分を覆うようにボディカバー31の裏面にカバー部材123が取付けられ、このカバー部材123の下方を一端が覆うようにボディカバー67の下端の裏面側に断面がJ字形状の樋部材124が取付けられている。
カバー部材123は、車体内方に突出する内方突出壁123aが形成さている。
例えば、開口67Aを通じてボディカバー67の内側に雨水が流入したときには、雨水を樋部材124の内側の溝で受け、矢印で示すように、樋部材124とカバー部材123の内方突出部123aとの間から排出する。なお、123b,123bはボディカバー67に取付けるためにカバー部材123に形成された取付部である。
以上の図3に示したように、本発明は第1に、エアクリーナケース81内がエアクリーナエレメント103でダーティサイド51Dとクリーンサイド51Cとに区画され、クリーンサイド51Cにサブチャンバ106が形成され、このサブチャンバ106がエンジン38(図1参照)のクランクケース38a(図1参照)内とブローバイホース107で連通された自動二輪車10(図1参照)のエアクリーナ構造において、エアクリーナケース81を、ケース本体82にエアクリーナカバー84を合わせた合わせ構造を有し、ケース本体82とエアクリーナカバー84との合わせ面81Aに直交する方向に偏平とし、合わせ面81Aを通る平面81Bに指向するようにケース本体82にエンジン38側に連通するコネクティングチューブ48が接続され、コネクティングチューブ48のケース本体82への接続部(コネクティングチューブ接続部105)を覆うように且つコネクティングチューブ48の端部48bに対向するように、ケース本体82に、サブチャンバ106を形成するためのセパレータ101が着脱自在に取付けられ、エアクリーナエレメント103を筒状とし、セパレータ101に設けられた穴としてのエレメント接続穴101bに着脱可能に嵌合したことを特徴とする。
これにより、サブチャンバ106も合わせ面81Aに直交する方向に偏平となり、ケース本体82からエアクリーナカバー84を外し、更に、セパレータ101からエアクリーナエレメント103を外し、ケース本体82からセパレータ101を外せば、サブチャンバ106の内壁106aが大きく開放されるため、清掃時等にサブチャンバ106内の全体に亘り手が入りやすくなり、作業性を向上させることができる。
また、セパレータ101とエアクリーナエレメント103とを組立体とすれば、セパレータ101とエアクリーナエレメント103とを予め小組みしておくことで、組立ラインでの組立工数を削減することができ、生産性を向上させることができる。従って、エアクリーナ51のコストを削減することができる。
更に、例えば、セパレータ101の形状を平板に対して膨出させる、あるいは窪ませた形状にすることで、サブチャンバ106の容量を変更することができ、車両のエンジン性能、ドライバビリティに影響を与えるクリーンサイド容量や、吸気音に影響を与えるレゾネータ容量を変更することができ、また、セパレータ101の変更のみでエアクリーナエレメント103の仕様を変更することができて、エアクリーナ51の設計自由度を増すことができる。
本発明は第2に、エアクリーナ51を、後輪23(図1参照)の側方に、後輪用リヤクッションユニット24を跨ぐように車体前後方向に長く配置し、ケース本体82とエアクリーナカバー84との合わせ面81Aを、車体前後方向に延ばし、コネクティングチューブ48を、ケース本体82にリヤクッションユニット24より前側で車体幅中央側から接続し、セパレータ101を、リヤクッションユニット24より前側全体に配置したことを特徴とする。
これにより、エアクリーナ51を、後輪23の側方に、後輪用リヤクッションユニット24を跨ぐように車体前後方向に長く配置し、ケース本体82とエアクリーナカバー84との合わせ面81Aを、車体前後方向に延ばし、コネクティングチューブ48を、ケース本体82にリヤクッションユニット24より前側で車体幅中央側から接続し、セパレータ101を、リヤクッションユニット24より前側全体に配置したので、エアクリーナ51の車体幅方向の張り出しを抑えつつ、エアクリーナ51の容量を大きくすることができるとともに、セパレータ101の面積を大きくすることができるため、セパレータ101を外したときに、サブチャンバ106内が大きく開放してサブチャンバ106の清掃等の作業性を更に向上させることができる上、サブチャンバ106の形状の自由度を更に増すことができる。
本発明は第3に、セパレータ101を、ケース本体82へのコネクティングチューブ接続部105を囲むように形成したことを特徴とする。
これにより、コネクティングチューブ接続部105に出来るデッドスペースを利用してサブチャンバ106の容量を一層大きくすることで、エアクリーナ51の大型化を抑えることができる。
本発明は第4に、セパレータ101を、ケース本体82に複数のビス104により締結し、ビス104を、エアクリーナエレメント103の軸方向から見たときにエアクリーナエレメント103に重ならない位置に配置したことを特徴とする。
これにより、ビス104によりエアクリーナエレメント103が車体幅方向に張り出すことがなく、車体をコンパクトにできるとともに車幅を小さくすることができる。
本発明は第5に、サブチャンバ106に、上下に延びる鉛直部87a及び水平に延びる水平部86aからなるL字形状のドレンパイプとしてのドレン用配管86が接続され、水平部86aにケース本体82に係合保持される係合部としての連結管88が設けられていることを特徴とする。
これにより、メンテナンス時あるいは車体振動時にドレン用配管86に力が作用した場合でも、連結管88によってドレン用配管86の振れを抑えることができる。
本発明は第6に、図2及び図4(a)に示したように、係合部を、ドレン用配管86の上流部としてL字パイプ87と下流部としてのドレンホース91とを連結する連結部としての連結管88としたことを特徴とする。
これにより、ドレン用配管86を、L字パイプ87とドレンホース91とに分割できるため、一つ一つの部品を短くでき、工場での保管や運搬がしやすい。
尚、本実施形態では、連結部としての連結管88を、上流部としてのL字パイプ87及び下流部としてのドレンホース91と別体にしたが、これに限らず、L字パイプ87又はドレンホース91と一体に設けてもよい。
本発明のエアクリーナ構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係るエアクリーナ構造を採用した自動二輪車の側面図である。 本発明に係るエアクリーナの側面図である。 本発明に係るエアクリーナの断面図である。 本発明に係るドレン用配管及び配管支持部の説明図である。 本発明に係る連結管を示す説明図である。 本発明に係るエアクリーナの作用を示す第1作用図である。 本発明に係るエアクリーナの作用を示す第2作用図である。 本発明に係る自動二輪車のボディカバーを示す斜視図である。 本発明に係る自動二輪車のボディカバーの裏面要部を示す斜視図である。
符号の説明
10…自動二輪車、22…パワーユニット、24…リヤクッションユニット、38…エンジン、38a…クランクケース、39…変速機、48…コネクティングチューブ、51C…クリーンサイド、51D…ダーティサイド、81…エアクリーナケース、81A…合わせ面、81B…平面、82…ケース本体、82m…割溝、82j…取付ボス、84…エアクリーナカバー、86…ドレンパイプ(ドレン用配管)、86a…水平部、87…上流部(L字パイプ)、87a…鉛直部、87b…水平部、88…係合部(連結管)、91…下流部(ドレンホース)、96…ダクト、96b…吸気口、101…セパレータ、101b…穴(エレメント接続穴)、103…エアクリーナエレメント、104…ビス、105…コネクティングチューブ接続部、106…サブチャンバ、107…ブローバイホース、116…ブラケット。

Claims (9)

  1. 自動二輪車(10)のエンジン(38)と変速機(39)で構成されるパワーユニット(22)の上部に搭載されるエアクリーナ(51)であって、エアクリーナケース(81)内がエアクリーナエレメント(103)でダーティサイド(51D)とクリーンサイド(51C)とに区画され、前記クリーンサイド(51C)にサブチャンバ(106)が形成され、このサブチャンバ(106)が前記エンジンのクランクケース内とブローバイホース(107)で連通された自動二輪車のエアクリーナ構造において、
    エアクリーナケース(81)は、ケース本体(82)にエアクリーナカバー(84)を合わせた合わせ構造を有し、前記ケース本体(82)と前記エアクリーナカバー(84)との合わせ面(81A)は車両前後方向に延び、
    前記ケース本体(82)と前記エアクリーナカバー(84)とは、車幅方向の大きさが車体前後方向の大きさよりも小さい扁平構造であり、
    後輪用リヤクッションユニット(24)は前記エアクリーナ(51)の車体前後方向の中央部より後半分に寄って配置され、前記ケース本体(82)は、車体前後方向の中央より後半分で前記後輪用リヤクッションユニット(24)を跨ぐように車体前後方向に長く、
    前記ケース本体(82)と前記エンジンとを連通するコネクティングチューブ(48)が、前記ケース本体(82)の車体前後方向の中央部より前半分で車体幅中央側から前記合わせ面(81A)を通る平面に指向するように接続され、
    前記コネクティングチューブ(48)の端部に対向するように、前記ケース本体(82)に、前記サブチャンバ(106)を形成するためのセパレータ(101)が着脱自在に取付けられ、
    前記エアクリーナエレメント(103)は筒状であり、一端部が前記セパレータ(101)に設けられた穴(101b)に着脱可能に嵌合され、他端部が前記ケース本体(82)に支持され、
    前記セパレータ(101)及び前記エアクリーナエレメント(103)は、前記ケース本体(82)の中央よりも前半分に配置される、
    ことを特徴とする自動二輪車のエアクリーナ構造。
  2. 前記エアクリーナエレメント(103)の他端部を支持するブラケット(116)の取付ボス(82j)が、前記ケース本体(82)側から延出されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  3. 前記セパレータ(101)は、前記ケース本体(82)へのコネクティングチューブ接続部(105)を囲むように形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  4. 前記セパレータ(101)は、前記ケース本体(82)にビス(104)により締結され、前記ビス(104)は、前記エアクリーナエレメントの軸方向から見たときにエアクリーナエレメント(103)に重ならない位置に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  5. 前記エアクリーナケース(81)内に外気を導入する吸気ダクト(96)が、前記エアクリーナカバー(84)に設けられた穴に着脱可能に嵌合され、前記吸気ダクト(96)は前記エアクリーナカバー(84)と一体で取り外しが可能であることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか1項記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  6. 前記吸気ダクト(96)は、前記エアクリーナカバー(84)との嵌合部から車両前方に延びて吸気口(96b)が車両前方に開口していることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  7. 前記サブチャンバ(106)に、上下に延びる鉛直部(87a)及び水平に延びる水平部(87b)からなるL字形状のドレンパイプ(87)が接続され、前記水平部(87b)に、前記ケース本体(82)に係合保持される係合部(88)が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  8. 前記係合部(88)は、前記ドレンパイプ(87)の上流部(87)と下流部(91)とを連結する連結部であることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  9. 前記連結部は、連結管(88)とこの連結管(88)を係合保持する割溝(82m)とで構成され、前記連結管(88)は、前記割溝(82m)と着脱可能であることを特徴とする請求項8記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
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