JP6422320B2 - エアクリーナ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナに関する。
従来、自動車や自動二輪車等の車両に搭載された内燃機関に供給する空気を濾過するエアクリーナは、種々の構造が知られている。エアクリーナに収納
されるフィルタエレメントは、プリーツ折りされた濾材を板状に配置したパネルタイプと、プリーツ折りされた濾材を円筒状に配置したサーキュラタイプの2種類に大別される。
パネルタイプは、形状の自由度や扁平形状から量産性は優れているものの、自由度の高い形状から他機種への水平展開が難しいという互換性の問題や、製品形状による濾過面積に制限があるといった問題がある。
これに対し、サーキュラタイプは、周方向に濾材を配置しているので濾過面積の確保が容易で、他機種との互換性が持たせやすいという利点を有している。
このようなサーキュラタイプのフィルタエレメントを備えたエアクリーナは種々の形態が知られている。
特開2004−251119号公報
特許文献1に記載されたエアクリーナは、エアクリーナと、このエアクリーナの下流に設けるとともに燃料供給装置に接続するコネクティングチューブとからなる吸気装置に、内燃機関のブローバイガスを還流するためのブリーザ室となるサブチャンバを設け、コネクティングチューブをエアクリーナケースの内方に延出させ、このコネクティングチューブで直接フィルタエレメントを支持し、エアクリーナケースの内壁に、先端部に開口を有するケース部材を一体に突出させ、このケース部材の開口に蓋を設けて前記サブチャンバを形成し、該蓋に、コネクティングチューブに向かって突出し且つサブチャンバ内からコネクティングチューブ内に通じる連通路を備えたジョイント部を設け、このジョイント部をコネクティングチューブの延出部に直接連結したことを特徴とする。
このように特許文献1に記載されたエアクリーナは、コネクティングチューブで直接フィルタエレメントを支持し、コネクティングチューブに直接サブチャンバを取り付けたことで、フィルタエレメントを支持する隔壁の下流にサブチャンバを設けた構成に比べて、隔壁が不要になるとともにサブチャンバが吸気特性に影響を与えることがなく、吸気特性、吸気音特性並びに内燃機関の出力特性等の設定の自由度を増すことができる。
しかし、上述したエアクリーナの構成によると、ケース部材の開口に蓋を設けてサブチャンバを形成しているので、ケース部材の構造が複雑となり、サブチャンバを容易に形成することが難しく、エアクリーナの小型化を図ることが難しいという問題があった。
また、フィルタエレメントの一端に形成した連結管にコネクティングチューブの先端を嵌合させる構造となっており、連結管とコネクティングチューブの間を確実にシールするためにコネクティングチューブの外周からバンド等によってコネクティングチューブを固定する必要があり、エアクリーナの内部で当該バンドを取り付ける作業は非常に難しいという問題があった。
なお、フィルタエレメントは、使用によって濾過性能が低下するため定期的に交換が必要な部品であり、このような組付け不良が生じる構成は安全上の問題が生じる可能性がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、簡便な構成でサーキュラタイプのフィルタエレメントをコネクティングチューブへ確実に組み付けることが可能であると共に、ケース部材などの構成部品の構造を簡素化して全体の小型化を図ることができるエアクリーナを提供することを目的とする。
本発明に係るエアクリーナは、ケース部材とカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納すると共に、外気を導入する流入口と前記フィルタエレメントで濾過された外気を内燃機関に供給するコネクティングチューブが取り付けられる取付孔とを備えるエアクリーナであって、前記フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口に前記コネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、前記一方の端板は、前記接続口の外周面から所定の間隔を隔てて前記外周面と対向するように軸方向に延設形成された画成壁を備え、前記接続口は、連通孔が形成されて該連通孔を介して前記画成壁と前記外周面との間の空間と前記接続口の内周面側とが連続しており、前記コネクティングチューブの一端は前記接続口及び前記画成壁と係合することで、前記接続口の外周面、前記画成壁の内周面及び前記コネクティングチューブの内周面とによって内燃機関のブローバイガスを還流するブリーザ室が形成されることを特徴とする。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記画成壁は、前記接続口の軸線方向から偏心して形成されると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記画成壁は、前記接続口の軸線方向と同心に形成されると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記機能室は、内部が隔壁によって2以上に分割されていると好適である。
また、本発明に係るエアクリーナにおいて、前記コネクティングチューブと前記ケース部材は、自動組付け手段によって互いに接続されていると好適である。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明に係るエアクリーナは、接続口の外周面、画成壁の内周面及びコネクティングチューブの内周面とによってブリーザ室やレゾネータ室としての機能を有する機能室が形成されるので、ケース部材の構造を簡素化すると共に、容易に機能室を形成することができ、エアクリーナの小型化を図ることが可能となる。
また、本発明に係るエアクリーナは、画成壁が接続口の軸線方向から偏心して形成されているので、機能室の容積を容易に確保することが可能となる。
また、本発明に係るエアクリーナは、画成壁を接続口の軸線方向と同心に形成されているので、コネクティングチューブとの接続部近傍のスペースを有効に活用して機能室の容積を確保することが可能となる。
また、本発明に係るエアクリーナは、機能室の内部が隔壁によって2以上に分割されているので、例えばブリーザ室及びレゾネータ室の二つの機能を同時に備える機能室を形成することができる。
また、本発明に係るエアクリーナは、コネクティングチューブとケース部材とが自動組付け手段によって互いに接続されているので、エアクリーナの製造の自動化が可能となり、容易かつ確実にコネクティングチューブとケース部材との組み付けを行うことが可能となる。
第1の実施形態に係るエアクリーナの斜視図。 第1の実施形態に係るエアクリーナの一部断面図。 第1の実施形態に係るエアクリーナに組み込まれるフィルタエレメントの斜視図。 図1におけるA−A断面図。 第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段を説明するためのコネクティングチューブの拡大図。 第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段を説明するためのケース部材の拡大図。 第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段の組み付け手順を示す図。 第2の実施形態に係るエアクリーナの斜視図。 第2の実施形態に係るエアクリーナの一部断面図。 第2の実施形態に係るエアクリーナに組み込まれるエアクリーナの上面図。
[第1の実施形態]
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1の実施形態に係るエアクリーナの斜視図であり、図2は、第1の実施形態に係るエアクリーナの一部断面図であり、図3は、第1の実施形態に係るエアクリーナに組み込まれるフィルタエレメントの斜視図であり、図4は、図1におけるA−A断面図であり、図5は、第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段を説明するためのコネクティングチューブの拡大図であり、図6は、第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段を説明するためのケース部材の拡大図であり、図7は、第1の実施形態に係るエアクリーナの自動組付け手段の組み付け手順を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30が取り付けられると共に有底箱状に形成されたケース部材20と、流入口11が形成されると共に有底箱状に形成されたカバー部材10とを互いに開口部を合わせるように組み合わせて内部を中空に形成している。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、外気と連通するドレイン孔15を備えている。このように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、ドレイン孔15を介してエアクリーナ1の内部に溜まった水を外部に排出することができるように構成されている。
カバー部材10及びケース部材20は、夫々合成樹脂で形成されており、例えばポリプロピレン系樹脂やポリアミド系樹脂等の熱可塑性の合成樹脂が好適に用いられる。さらに、カバー部材10とケース部材20の組み付けは、凹凸係合などの係合手段を用いて着脱自在に組み付けられている。
図2に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1の内部は、円筒状のフィルタエレメント40が収納されるとともに、フィルタエレメント40の一端に接続されるとともにケース部材20に形成された取付孔21からエアクリーナ1の外方へ延設するコネクティングチューブ30を備えている。また、フィルタエレメント40のコネクティングチューブ30が取り付けられる側との反対端は、カバー部材10に形成された内壁13から突出するリブ12に当接しており、カバー部材10が取り付けられた状態ではフィルタエレメント40が軸方向へ移動することを防止している。
このように構成することで、本実施形態に係るエアクリーナ1は、流入口11から導入した外気がカバー部材10の内部を通ってフィルタエレメント40の外周面に至り、フィルタエレメント40を外側から内側へ向かって通過する際に該外気が濾過されることで、コネクティングチューブ30を介して内燃機関に濾過された外気を供給する。
フィルタエレメント40は、図3に示すようにシート状の濾材を襞状に折り込み、折り方向と直交する方向の両端部を突き合わせて筒状に形成した濾過手段41と、濾過手段41の軸方向の両端面に取り付けられた合成樹脂材としての下側端板42及び上側端板43とから構成されている。なお、濾過手段41は下側端板42及び上側端板43に対して融着や接着などにより接合して一体化されている。濾過手段41は、不織布やろ紙等、周知の濾材が好適に用いられ、両端部は超音波などを用いた溶着、ホットメルト樹脂などを用いた接着又はカシメ部材などを用いた結合などの周知の接合手段によって接合されている。
また、下側端板42及び上側端板43は、例えば熱可塑性の合成樹脂によって形成されており、例えばポリプロピレンやポリエチレン等の種々の熱可塑性の合成樹脂が好適に用いられる。また、コネクティングチューブ30が接続される上側端板43には、軸方向に延設形成された筒状の接続口44が形成されており、濾過手段41の外周から濾過手段41の内周に向かって流れることで濾過された流体を接続口44からコネクティングチューブ30を介してエアクリーナ1の外部へ排出することができるように構成されている。
さらに、上側端板43には接続口44の外周面から所定の間隔を隔てて軸方向に延設される画成壁45が形成されている。画成壁45は、接続口44の外周面と対向するように配置されており、本実施形態においては接続口44の軸線方向から偏心し接続口44の外周面の略半分と対向している。なお、接続口44には連通孔46が形成されており、該連通孔46を介して画成壁45と接続口44の外周面との間の空間と接続口44の内周面側とが連続している。
コネクティングチューブ30は、ゴムやエラストマなどの弾力性を有する材料で構成された管状部材であり、一端にエアクリーナ1の外部に延出した流出口31を備え、図4に示すように、他端にエアクリーナ1に収納されたフィルタエレメント40と気密に組み付けられるシール部34を備えている。
シール部34は、コネクティングチューブ30の外周壁から径方向に延びる連続部37及び、連続部37の端部から垂下して形成される外シール部38によって概略カップ状に形成されており、該シール部34の内周面に接続口44及び画成壁45の外形形状に対応して形成された内シール部33が形成されている。内シール部33は、フィルタエレメント40の接続口44及び画成壁45の外周面に気密に組み付けられて接続口44及び画成壁45の内外周面をシールしている。
また、外シール部38の先端には、ケース部材20の取付孔21と嵌合する溝部32が周方向に沿って延設されており、該溝部32によって、コネクティングチューブ30が取付孔21に固定されている。
このように、コネクティングチューブ30をフィルタエレメント40に組み付けることで、接続口44の外周面、画成壁45の内周面及びコネクティングチューブ30の内周面によって機能室50が形成される。
機能室50は、外シール部38に形成されたブローバイ接続口39を介して内燃機関で生じたブローバイガスを導入し、連通孔46を介してブローバイガスをエアクリーナ1内に還流するブリーザ室として機能させることができる。
このように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、フィルタエレメント40に画成壁45を形成し、接続口44の外周面、画成壁45の内周面及びコネクティングチューブ30の内周面によって機能室50が形成されるので、種々の機能を備えた機能室を容易に構成することが可能となる。なお、機能室の奏する機能としては、上述したブローバイ室としてのブローバイガスを一時的に貯留することの他、連通孔46から内燃機関の駆動に伴う騒音を機能室50内に導入し、機能室50の容積に応じた共振周波数を低減するレゾネータ室として機能させることも可能である。
また、コネクティングチューブ30とケース部材20とは、自動組付け手段によって互いに接続されている。この自動組付け手段について以下に説明を行う。
図5に示すように、コネクティングチューブ30のシール部34の端面30aには、該端面30aと溝部32とが連続するように溝部32の延設方向に対して交差して傾斜した傾斜面32aが形成されている。また、シール部34の外周面には、径方向に突出する係合リブ30bが形成されている。
図6に示すように、ケース部材20の取付孔21には、径方向に突出した切欠き22が形成されており、ケース部材20の外周面には、取付孔21の縁部に形成された一対の係合突起23とが形成されている。なお、係合突起23及び切欠き22の周方向の端部には、互いに傾斜する導入部22a,22a,23aが形成されている。
次に図7を参照して自動組付け手段の取り付け手順について説明を行う。第1に図7(a)に示すように、コネクティングチューブ30の傾斜面32aをケース部材20の取付孔21に形成された切欠き22に挿入して、コネクティングチューブ30とケース部材20とを仮り組みする。
次に、図7(b)に示すようにコネクティングチューブ30を周方向に回転させると、傾斜面32aが導入部22aを介して取付孔21の外縁に沿って移動することで、取付孔21の外縁を溝部32に組み付けることが可能となる。
なお、コネクティングチューブ30とケース部材20とは、図7(c)に示すように係合突起23の間に係合リブ30bが係止することで互いに周方向に固定されている。係合突起23には、導入部23aが形成されているので、矢印方向に回転させることで、係合リブ32bが一方の係合突起23を乗り越えて係合突起23に容易に係止することができる。
このように、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30とケース部材20とを自動組付け手段によって接続して組み付けているので、コネクティングチューブ30を組付ける際に、コネクティングチューブ30を弾性変形させて取付孔21に挿入することなく、コネクティングチューブ30の傾斜面32aを取付孔21の切欠き22に嵌め合わせた後、コネクティングチューブ30を周方向に回転させるだけで、コネクティングチューブ30とケース部材20との組付けを行うことができるので、ロボット等を用いた組付け作業の自動化を容易に図ることが可能となる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1は、コネクティングチューブ30が取付孔21の外縁が溝部32に組み付けられることで簡易的なシール構造を形成しており、エアクリーナ1内がダストサイドとして構成されることで該溝部32は、クリーンサイドほどの高いシール性能は必要なく簡易なシール構造を採用することができる。
以上、説明した本実施形態に係るエアクリーナは、フィルタエレメント40の接続口44に対して画成壁45を偏心して形成した場合について説明を行ったが、画成壁は偏心して配置することに限られない。そこで次に、第1の実施形態と異なる形態の画成壁を備える第2の実施形態に係るエアクリーナについて説明を行う。
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態に係るエアクリーナの斜視図であり、図9は、第2の実施形態に係るエアクリーナの一部断面図であり、図10は、第2の実施形態に係るエアクリーナに組み込まれるエアクリーナの上面図である。なお、上述した第1の実施形態と同一または類似の部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8及び9に示すように、本実施形態に係るエアクリーナ1aは、コネクティングチューブ30aの一端に形成されたシール部34aが、フィルタエレメント40aの上側端板43aに形成された接続口44aと同心状に形成されて組み付けられている。
また、上側端板43aには、コネクティングチューブ30aのシール部34aに対応するように、接続口44aの外周面と所定の間隔を隔てて、軸線方向と同心に形成された画成壁45aが形成されている。
図10に示すように、画成壁45aは、接続口44aの外周面を全て覆うように配置されており、画成壁45aと接続口44aの間には、画成壁45aの内周面と接続口44aの外周面とを連続する一対の隔壁47,47が形成されている。
この構造により、上述した第1の実施形態に係るエアクリーナ1と同様にコネクティングチューブ30aをフィルタエレメント40aに組み付けることで、接続口44aの外周面、画成壁45aの内周面及びコネクティングチューブ30aの内周面並びに隔壁47によって第1の機能室51及び第2の機能室52が形成される。
このように、接続口44aと同心に画成壁45aが形成されているので、コネクティングチューブ30aを第1の実施形態に係るエアクリーナ1において説明した自動組付け手段によって組み付ける場合に、コネクティングチューブ30aとケース部材20との位置合わせを行うことが不要となり、より容易にコネクティングチューブ30aの組み付け作業を行うことができる。
また、本実施形態に係るエアクリーナ1aは、機能室が隔壁47によって第1の機能室51と第2の機能室52とに分割されている。これにより、例えば、第1の機能室51をブローバイ室として、第2の機能室をレゾネータ室として機能させることで、二つの機能を持たせることが可能となる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態に係るエアクリーナ1,1aにおいて、ケース部材20とカバー部材10の組み付けは、凹凸係合などの係合手段を用いて着脱自在に組み付けられている場合について説明を行ったが、ビスなどの周知の締結手段を用いて互いに組み付けるように構成しても構わない。
さらに、フィルタエレメント40,40aの下側端板42及び上側端板43,43aは、合成樹脂によって構成された場合について説明を行ったが、合成樹脂に限らず例えば金属やエラストマなどで構成しても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1,1a エアクリーナ, 10 カバー部材, 11 流入口, 12 リブ, 13 内壁, 20 ケース部材, 21 取付孔, 22 切欠き, 23 係合突起, 30,30a コネクティングチューブ, 31 流出口, 32 溝部, 32a 傾斜面, 32b 係合リブ, 33 内シール部, 34,34a シール部, 40,40a フィルタエレメント, 41 濾過手段, 42 下側端板, 43,43a 上側端板, 44 接続口, 45,45a 画成壁, 46 連通孔, 47 隔壁, 50 機能室, 51 第1の機能室, 52 第2の機能室。

Claims (5)

  1. ケース部材とカバー部材を組み合わせて内部を中空に形成し、該内部に円筒状のフィルタエレメントを収納すると共に、外気を導入する流入口と前記フィルタエレメントで濾過された外気を内燃機関に供給するコネクティングチューブが取り付けられる取付孔とを備えるエアクリーナであって、
    前記フィルタエレメントは、軸方向の両端に取り付けられた一対の端板と、一方の端板から軸方向に延設形成された筒状の接続口に前記コネクティングチューブが接続されると共に、側面に濾過手段を備え、
    前記一方の端板は、前記接続口の外周面から所定の間隔を隔てて前記外周面と対向するように軸方向に延設形成された画成壁を備え、
    前記接続口は、連通孔が形成されて該連通孔を介して前記画成壁と前記外周面との間の空間と前記接続口の内周面側とが連続しており、
    前記コネクティングチューブの一端は前記接続口及び前記画成壁と係合することで、前記接続口の外周面、前記画成壁の内周面及び前記コネクティングチューブの内周面とによって内燃機関のブローバイガスを還流するブリーザ室が形成されることを特徴とするエアクリーナ。
  2. 請求項1に記載のエアクリーナにおいて、
    前記画成壁は、前記接続口の軸線方向から偏心して形成されることを特徴とするエアクリーナ。
  3. 請求項1に記載のエアクリーナにおいて、
    前記画成壁は、前記接続口の軸線方向と同心に形成されることを特徴とするエアクリーナ。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のエアクリーナにおいて、
    前記ブリーザ室は、内部が隔壁によって2以上に分割されていることを特徴とするエアクリーナ。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のエアクリーナにおいて、
    前記コネクティングチューブと前記ケース部材は、自動組付け手段によって互いに接続されていることを特徴とするエアクリーナ。
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