JP4975596B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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本発明は、リール本体に設けたハンドルの回転操作で釣糸案内部を有するロータを回転駆動し、スプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールに関する。
一般に、魚釣用スピニングリールは、ハンドルの回転操作に連動して前後動するスプールに、釣糸案内部を介して釣糸を巻回するロータを備えており、このロータは、筒部と、この筒部の基部の対向した部位から前方側に向けて突設された一対のアーム部とを有し、釣糸をスプール上に案内する釣糸案内部は、このアーム部の前部に装着された支持部材に設けられる(例えば特許文献1参照)。
この魚釣用スピニングリールでは、ロータの筒部内にリール本体の前部が嵌め入れられ、リール本体の前部から突出されてハンドルの回転操作に連動回転する駆動軸に、ロータが中心孔を介して回り止め嵌合され、ナットで締め付け固定される。
特開2001−136873
このような魚釣用スピニングリールは過酷な環境で用いられる機会が多く、特に、投げ釣りのような砂浜での使用が多いと、ロータ後部とリール本体の前部の間の隙間から侵入した微細な砂や異物がリール本体内に侵入し、内部に位置するこれらのロータの壁面やリール本体の周面に付着するのを防止することは極めて困難である。特に、リール本体の前部が、ロータの筒部で覆い隠されているため、ロータ内に侵入した砂等の異物の付着状況を確認できずに、釣行後の清掃タイミングを逃し、リール本体前部の駆動に支障を来してしまう虞がある。
また、ロータ内部に侵入する砂や異物等には、釣場の状況によって海水を含んでいる場合が多く、このような海水を含んだ異物をロータの筒部が覆い隠すことにより、腐食が誘発又は促進され、ロータの回転やスプール軸の前後動等の動作性能、および、耐久性を低下させることになる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、ロータの内部を容易に視認することができ、軽快な操作を可能とする魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の魚釣用スピニングリールは、リール本体に設けたハンドルの回転操作で、このリール本体の前部に回転自在に支えられるロータを回転駆動し、このロータに設けた釣糸案内部を介して、リール本体の前部から前方に突出するスプール軸上のスプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールであって、前記ロータは、リール本体の前部を受入れる凹部を後方に向けて開口させた筒部を有し、この筒部の後方開口端側で、前記凹部を外部に連通する環状空間が、筒部とリール本体の前部との間に形成され、この筒部は、リール本体の前部を囲む周壁部に、リール本体の前部を露出可能とする径方向開口部を有することを特徴とする。
このような魚釣用スピニングリールによれば、ロータの周壁部に形成された径方向開口部を介してロータの内部およびリール本体の前部を容易に視認することができ、更に、この径方向開口部を介してロータ内部の風通し、循環性が向上することにより、清掃の必要な時期を逃すことなく、例え内部に砂や異物が侵入した場合でも、固着し難く、容易に除去でき、清浄な状態を維持することができる。更に、径方向開口部は、ロータを軽量化することに加え、その縁部を介して釣糸を係止して、スプールの後方から脱落した釣糸がスプールの内側に入り込んでロータの前部及びスプール軸に絡み付くのを抑制し、これにより、釣糸の放出及び巻取り操作を軽快に行うことができる。
更に、ロータの筒部の後方開口端側で、凹部を外部に連通する環状空間が、筒部とリール本体の前部との間に形成されることにより、例えばシャワー等の簡単な水洗手段でも、内部に侵入し、付着した砂、ゴミ、汚れ等を径方向開口部および後方開口端を通じて容易に洗い落とすことができ、凹部内の風通しを更に良好にして、内部滞留を抑制し、更に、従来のフランジを必要とせず、ロータの周部に形成した開口部により、軽量化され、魚釣り操作性も向上することができる。
図1から図4は、本発明の好ましい実施形態による魚釣用スピニングリール10を概略的に示す。
図1および図2に示すように、魚釣用スピニングリール10は、例えば金属で剛性構造に形成されたリールボディ12aの側部開口14aを蓋体12bで閉塞したリール本体12を備え、この蓋体12bの固定ネジ16を取外すことで、内部空間Sを外部に露出させることができる。また、リールボディ12aの後端側には、切欠き14bを形成し、この切欠き14bを後部キャップ18で閉じてあり、この後部キャップ18の固定ネジ20を取外すことにより、後端側でも内部空間Sを開閉することができる。このリール本体12は、リールボディ12aから上方に延出する脚部12cの端部に形成された竿取付部12dを介して図示しない釣竿に取り付けられる。
リール本体12内には、通常のスピニングリールと同様に、後述するロータを駆動するための中空駆動軸22を回転駆動する駆動機構24およびこの中空駆動軸22内に挿通されたスプール軸26をこの軸方向に沿って一定のストロークで前後方向に往復動する公知のオシレーティング機構28が収容されており、このオシレーティング機構28の摺動子28aが止めネジ30でスプール軸26の後端部に固定されている。これらの駆動機構24およびオシレーティング機構28は、一端にハンドル32が連結されるハンドル軸34により、互いに同期して作動される。
本実施形態のハンドル軸34は中空構造を有し、それぞれリールボディ12aと蓋体12bとに設けられた軸受36a,36bを介してリール本体12で回転自在に支持されている。このハンドル軸34には、後述する駆動歯車34aが一体に形成される。このハンドル軸34の両端部には、雌ネジを形成してあり、一方の端部に、ハンドル32に基端部を枢着ピン38で枢着されたネジ部材40の先端部が螺合することで装着される。したがって、ハンドル軸34は軸受36a,36bと共にハンドル装着部を形成する。
このハンドル32を装着するためのネジ部材40は、スタンド部材42に挿通されており、ハンドル32を介してハンドル軸34内に締付けられると、スタンド部材42の内周側突条42aがハンドル軸34の端面に当接し、ネジ部材40の締付け力で、ハンドル32およびスタンド部材42をハンドル軸34に強固に固定する。スタンド部材42は、ハンドル32をリール本体12から離隔させ、後述するロータとの干渉を防止しつつ自由に回転可能とする。また、この内周側突条42aの外周側に配置した外周側突条42bは、リール本体12から突出する環状突起13aを僅かな間隙を介して囲み、リール本体12の内部空間S内に異物が侵入するのを防止する。
このネジ部材40を緩め、スタンド部材42とハンドル32との間に間隙を形成すると、枢着ピン38を中心としてハンドル32を回転し、持運びあるいは保管に便利な折り畳み状態とすることができる。この折り畳み状態からハンドル32を介してネジ部材40をハンドル軸34内に締め込むとことで簡単に、釣糸巻取り状態に復帰させることができる。
また、ハンドル軸34の反対側には、蓋体12bに形成した環状突起13bを囲む軸受キャップ44を取り付けてあり、異物の侵入が防止されている。この軸受キャップ44を取り外して、ハンドル32およびスタンド部材42を取付けることにより、ハンドル32をリール本体12の一側から他側に自由に付け換えることができる。いずれの場合も、釣糸巻回方向にネジ部材40を締め付けることにより、ハンドル32とハンドル軸34とが一体化され、釣糸巻取り状態とすることができる。
リール本体12の内部空間S内では、ハンドル軸34と一体に形成された駆動歯車34aと共に駆動機構24を形成するピニオン22aが、ハンドル軸34と直交する方向に延設された中空駆動軸22の外周部に形成されており、このピニオン22aは駆動歯車34aと常時噛合した状態に配置されている。このピニオン22aを形成した中空駆動軸22は、ハンドル軸34の軸受36a,36bを配置したハンドル装着部から前方に突出する前部F内を前方に延び、ハンドル軸34に近接した後端側を軸受46aを介してリール本体12で支えられ、前方部位を、リール本体12の前部F内に配置した軸受46bを介して支えられ、前端側がこの前部Fから突出し、リール本体12に対して自由に回転することができる。この中空駆動軸22は、軸方向に貫通する内孔内で、先端部にスプール50を装着するスプール軸26を前後方向に摺動自在に案内する。
このスプール軸26は、中空駆動軸22の先端側から突出する先端部に断面非円形部26aと、ネジ部26bとを順に形成してあり、この断面非円形部26aにストッパ48aを介して装着されたスプール50が、袋ナット状に形成した締付けネジ48bにより、スプール軸26の先端部に取外し可能に装着される。
本実施形態では、ストッパ48aは断面非円形部26aに対応した挿通孔を有する板状に形成してあり、この断面非円形部26aの後端部に回り止めされた状態で係止され、後方すなわちリール本体12側への移動を阻止されている。そして、スプール50は、円筒状あるいはテーパ状の周面を有する胴部52の前後に、径方向外方に突出するフランジ部52a,52bを形成し、この胴部52の前端側を閉じる前壁部54の中央部から、後方の開口側に向けて、短軸部56が突出する。
この短軸部56には、断面非円形部26aに対応する断面形状を有する挿通孔が軸方向に貫通している。この短軸部56を、断面非円形部26a上で回り止めした状態でスプール軸26に装着し、締め付けネジ48bをネジ部26bに締付けることにより、短軸部56を介してスプール50がストッパ48aに締付けられ、固定される。
また、短軸部56が配置される前壁部54には、短軸部56を囲んで、多数の軸方向貫通孔55を等間隔に形成してある。これらの貫通孔55は、スプール50を軽量化すると共に、魚釣り操作時の空気抵抗を小さくする構造に形成してあり、外方に開口する後端側には、釣糸が内部に入り込むのを防止するスカートあるいは内側フランジ部58が形成される。なお、胴部52に、周方向に沿って多数の凹溝を形成してもよく、この場合には、スプール50に巻き取った釣糸が移動して緩むのを防止することができる。
このスプール50をスプール軸26に取付ける締付けネジ48bは、釣糸が引っ掛かるのを防止するために、前壁部54からの突出量をできる限り小さくし、また、その周部は可能な限り滑らかな外面で形成することが好ましい。
スプール50に釣糸を巻回するロータ60は、後方に向けて凹部62を開口させた筒部60Aを有し、この筒部60Aは、周壁部64と前壁部66とで形成され、前壁部66から凹部62内に突出する厚肉スリーブ状形状の駆動部68を介して中空駆動軸22の先端部に一体的に連結される。この駆動部68を囲む周壁部64には、後方開口端すなわちハンドル軸34側の径方向に対向した部位で、筒部60Aと共にロータ60を形成する一対の腕部70,70が径方向外方に突設されている。これらの腕部70,70は、筒部60Aの後方開口端から前方に向けてスプール軸26の軸方向に沿って先細状に延び、周壁部64との間に、スプール50の胴部52を受け入れる間隙を形成する。
これらの腕部70,70の先端部に取付けられたベール72は、図1に示す釣糸巻取位置と図示しない釣糸放出位置との間を自在に反転することができる。このベール72の一方の端部は、釣糸案内部72aを装着した支持脚73を介して腕部70に取り付けられ、図2に一部を概略的に示す振り分けバネ機構74により、釣糸巻取位置と釣糸放出位置との一方に保持され、ハンドル32を釣糸巻回方向に反転後、ベール72を手動操作で釣糸巻取位置へ復帰させたり、図示しない反転復帰機構により、図1に示す釣糸巻取位置へ自動復帰される。
このロータ60の前壁部66には、駆動部68の周部に沿って軸方向貫通孔65が等間隔に形成してあり、この前壁部66の外周部には、例えば、スプール50の後方から内側に落込んだ釣糸のスプール軸への巻き込みを防止する薄肉構造の筒状のガード部材76が前方に突出する状態で螺合、接着等の手段で取り付け固定され、このガード部材76の先端側の外周部には、釣糸がスプール軸26側に脱落するのを防止する係止片76aが設けられている。また、前端側の前壁部66と共に筒部66Aを形成する周壁部64は、軸方向の中間部位の屈曲部64aを挟んで、前方よりも後方側でより大きな角度で径方向外方に向けて拡径する。この周壁部64の後方開口端に隣接する部位には、この周壁部64を径方向に貫通する開口部63が形成されており、この開口部63は、周壁部64の後方開口端から屈曲部64aを超えて前壁部66側の位置まで、開口幅を狭めつつ軸方向に沿って延びる。
なお、ガード部材76は、ロータ60およびスプール50のそれぞれの前壁部66,54に形成した貫通孔65,55を介する空気流れを阻害しあるいは閉塞しないものであれば、適宜の形状に形成することが可能であり、図3に示すように、その周部に、例えば多数の羽根部材77を放射状に配置させ、これらの隣接する羽根部材間に開口75を設けても良い。これらの羽根部材77の先端部に釣糸を係止する係止片76aを設けることができる。また、このガード部材76をロータ60に一体化することも可能である。
図3に最も良く示すように、本実施形態のロータ60は、4つの径方向開口部63が、周壁部64の後方開口端に隣接した部位で径方向に対向させて形成してあり、各腕部70にも周壁部64の径方向開口部63に対応した径方向開口部71が形成してある。この腕部70の径方向開口部71は、周壁部64の径方向開口部63と径方向に整合した位置に配置されており、後方に向けて開口する。したがって、腕部70に形成した径方向開口部71は、周壁部64の対応する径方向開口部63と連続した開口部を形成する。これにより、いずれの径方向開口部63,71も、内部に配置したリール本体12の前部80を外部に大きく露出し、この径方向開口部63,71を介して、外部から例えば蓋体12bの固定ネジ16を締付けあるは取外すことができる。
一方、周壁部64の腕部70,70間に形成された2つの径方向開口部63は、弧状の連結片67をその後端部に設けてある。これらの連結片67が一対の腕部70間で周方向に延びる筒部60Aの後方開口端では、凹部62を外部に連通する環状空間Aが、この周壁部64と凹部62内に収容されるリール本体12の前部Fとの間に形成される。これにより、例えばシャワー等の簡単な水洗手段でも、このシャワーをリール本体12の前部Fの外面に付着した異物に直接当てることが可能であり、凹部62の内部に侵入し、付着した砂、ゴミ、汚れ等を開口部63,71および後方開口端の環状空間Aを通じて容易に洗い落とすことができる。更に、凹部62内の風通しも良好で、内部滞留による不都合も解消することもできる。更に、従来のフランジを必要とせず、ロータ60の周部すなわち周壁部64および腕部70に形成した開口部63,71により、軽量化され、魚釣り操作性も向上することができる。
このように形成されるロータ60の凹部62内に挿入されるリール本体12の前部Fは、脚部12cから前方に向けて、上下方向の寸法が次第に減少する。なお、本明細書中で、リール本体12の前部Fは、特に限定した場合を除き、ハンドル装着部すなわちハンドル軸34を支える軸受36a,36bを配した部位よりもロータ60側の前部に配置されるリールボディ12aおよび蓋体12bの部分を指す。したがって、これらの軸受36a,36bと上下方向にほぼ整合した位置に配置される脚部12c、ハンドル軸34、スタンド部材42および軸受キャップ44は、この前部Fに含まれない。
図2に示すように、このリール本体12の前部F内では、中空駆動軸22のピニオン22aよりも前方部位が、断面非円形の外面形状を有してロータ60の駆動部68を回り止め嵌合する作動部22bとして形成してあり、この作動部22bの後端部に、前側軸受46bであるボール軸受が装着される。この軸受46bの内輪が作動部22bの後端で支えられ、外輪はリール本体12のリールボディ12aに形成した環状段部78a内に収容され、後方への移動を阻止される。符号69は、駆動部68を作動部22bに締め付け固定するナット部材を示し、このナット部材69を作動部22bの外周上に締め込むことにより、後述する内輪部材86および軸受46bを介して中空駆動軸22の外周部に形成された段部に締め付けられ、固定される。
図4は、この筒状の前部Fに形成されて、中空駆動軸22を支える支持部80を示す。
本実施形態の支持部80は、前部軸受46bを収容する環状段部78aの前方に位置する前端部に、環状段部78aよりも大きな内径に形成された前部段部78bを有し、この前部段部78b内に転がり式一方向クラッチ82を収容し、支持している。この一方向クラッチ82は、中空駆動軸22の作動部22bに回り止め嵌合された内輪部材84と、保護キャップを92介して前部段部78b内に嵌合された外輪部材86との間に保持器88aで保持されたローラ状の複数の転がり部材88を配置し、この保持器88aにより転がり部材88を自由回転領域と回転規制領域との間で移動することができる。外輪部材86は回り止め部材90により、支持部80内で回り止めされる。
この保持器88aからは、図示しない作動アームが径方向外方に突出しており、この作動アームに、リール本体12内を前後に延びる図示しない作動機構を介して、リール本体12の後端部に配置した操作レバーL(図1参照)が連結される。この操作レバーLを切換操作することにより、保持器88aを自由回転領域と回転規制領域との間で移動し、釣糸繰り出し方向への中空駆動軸22、つまりロータ60の逆回転を阻止する逆転防止状態と、正回転および逆回転を許容する規制解除状態とに自由に切換えることができる。
この転がり式一方向クラッチ82と前部段部78bの内周面との間に配置する保護キャップ92は、例えばステンレス鋼製の外輪部材82が、例えばマグネシウム合金あるいはアルミニウム合金で形成されるリールボディ12aに直接接触し、電気化学作用で腐食するのを防止する。この保護キャップ92は、特に、リールボディ12aがマグネシウム合金で形成される場合、マグネシウム合金との電位差の少ない材質、例えばアルミニウム材で形成することで電食の発生を防止できるが、樹脂製の絶縁材で形成することにより、電食の発生を確実に防止することが可能となる。いずれの場合も、径方向外方に耳部92aを折り曲げ形成し、後述する突部94を介して支持部80に固定することにより、容易に位置決めし、所要位置に保持することができる。
このように転がり式一方向クラッチ82を配置する支持部80は、一方向クラッチ82を囲むリール本体12の先端部を凹設して軸方向外方に開口させた開口周縁部96を先端に形成してある。この開口周縁部96は、中空駆動軸22に対して垂直な平面内に配置されており、外周側は周壁部98で取り巻かれ、内周側は一方向クラッチ82を収容する前部段部78bに連続し、この前部段部78bの開口端との間に段部を形成する。
この周壁部98で囲まれた開口周縁部96内で、保持器88の作動アームが操作レバーLで作動される作動機構に連結され、外輪部材86の回転を阻止する回り止め部材90が収容される。そして、径方向に対向する耳部80a内では、突部94が軸方向に突出する。この突部94は、軸方向に沿ってネジ孔94aを形成した円筒状形状を有し、周壁部98を超えてリール本体12の前方に突出する。
回り止め部材90は、これらの突部94に嵌合する一対の装着孔90aを有し、突部94に装着孔90aを嵌合させることにより、回り止め部材90がリール本体12で直接回り止めされ、回り止め部材90の位置決めを高精度で安定して行うことができ、転がり式一方向クラッチ82の性能低下を長期にわたって防止できると共に、組付け作業が安定し、作業性を良好にすることができる。また、支持部80の耳部80a内で軸方向に開口する開口周縁部96に、回り止め部材90が収容されることにより、特に軸方向におけるコンパクト化を図り、安定した強度を維持することができる。
この回り止め部材90で外輪部材86を高精度で回り止めされる一方向クラッチ82は、突部94のネジ孔94aに螺合する固定ネジ100で固定される固定部材102により、回り止め部材90と共に軸方向移動を阻止され、支持部80から抜け止めすることができる。
本実施形態の固定部材102は、支持部80の外形に対応した外形形状を有する、例えば金属や硬質樹脂製の板状構造に形成してあり、耳部80aを含む支持部80の前端部の周縁部が周壁部98に重なる状態に配置される。この支持部80の耳部80aに重なる部位には、突部94の外周面に嵌合される装着孔102aを形成してあり、固定ネジ100を突部94のネジ孔94aに螺合することにより、この固定ネジ100の頭部で突部94から抜け出るのを防止することができる。
更に、この固定部材102には、前部段部78bの内径よりも僅かに小径に形成した中央開口の内周側から、前方かつ半径方向内方に向けて傾斜した状態にシール縁部104aを突出させたシール部材104が開口周縁部96側に装着されている。このシール縁部104aは、先端すなわち内周側に向けて肉厚が次第に減少し、内周縁部は丸められて駆動部68に対するシールリップ部を形成する。これにより、シール縁部104aがどの位置にあっても、相手方のロータ60の駆動部68の外周面に損傷を与えることなくわずかに内周が拡開変形して弾力的にシール係合する。これにより、前部Fの内部が密封される。
このシール部材104は、外形形状が固定部材102の外形と重なるフランジ部104bの内周側に厚肉部104cを形成し、この厚肉部104cの外面側すなわち開口周縁部96から離隔した側からシール縁部104aが延び、内面側からは固定部材102に重なるフランジ部104bが延びる。また、厚肉部104cの外周部には、固定部材102の内周縁部が嵌合する溝104dを形成してある。
このシール部材104のフランジ部104bには、固定部材102の装着孔102aと対応する装着孔を形成してあり、固定部材102にシール部材104を装着し、双方の外形を整合させたときに、それぞれの装着孔が同軸上に整合し、突部94に嵌合することができる。このシール部材104は、溝104dを弾性変形させて、固定部材102の中央開口の周部を取外すことができ、固定部材102にシール部材104は着脱可能となっている。
このようにシール部材104を装着した固定部材102を開口周縁部96に載置し、固定ネジ100を突部94のネジ孔94aに螺合し、締付けると、この固定ネジ100の頭部が固定部材102を介してシール部材104のフランジ部104b、回り止め部材90、および保護キャップ92の耳部92aを開口周縁部96に押圧する。シール部材104のフランジ部104bは、開口周縁部96に接触してリール本体12側をシールするシール部材104の基部として作用し、その弾力により、回り止め部材90および固定部材102が金属等の硬質材料で形成されている場合でも、確実に締め付けることができる。
このように、一方向クラッチ82の軸方向移動を阻止する固定部材102を、回り止め部材90の外側から突部94に装着し、突部94に形成したネジ孔94aに螺合したネジ部材である固定ネジ100により、これらの固定部材102および回り止め部材90を支持部80から抜け止めすることにより、リール本体12の支持部80に、転がり式一方向クラッチ82を確実かつ安定した状態で抜け止めし、保持することができる。
また、固定部材102の中央開口の周縁部がシール部材104の厚肉部104cと共に転がり式一方向クラッチ82の外輪部材86を介して軸方向移動を阻止する。
この固定部材102を支持部80の開口周縁部96に装着することにより、シール部材104による支持部80の前部開口の閉塞、および、中空駆動軸22の外周側に対するシール縁部104aによるシールが可能となり、このシール縁部104aによる弾性接触で、中空駆動軸22の回転性能を低下させることなく、リール本体12の支持部80内の防水を確実かつ簡単に行うことができる。
また、シール部材104が固定部材102に一体的に設けられる場合には、シール部材104と固定部材102とを一体部材して取り扱うことができ、組み込み作業の効率を極めて高めることができる
この支持部80にロータ60を組立てる場合は、支持部80から突出する中空駆動軸22の作動部22bの先端部に、ロータ60の凹部62内に突出する駆動部68を装着し、この駆動部68の外周にシール部材104のシール縁部104aをシール係合させ、締付けナット69(図2参照)を作動部22bの先端に形成したネジ部(図示せず)に螺合する。この締付けナット69を締め込むことにより、駆動部68の後端面でスペーサとして機能する一方向クラッチ82の内輪部材84の先端面を押圧させ、ロータ60と中空駆動軸22とを一体的に結合する。ガード部材76がロータ60と別体に形成されている場合には、ガード部材76を前壁部66の外周部に螺合等により装着する。
この後、ストッパ48aをスプール軸26の断面非円形部に装着し、スプール50を、後端側開口部から、ロータ60のガード部材76および筒部60Aを受入れつつ、周壁部64と腕部70との間の間隙内に胴部52を挿入し、短軸部56をストッパ48aに当接させ、ネジ部26bに締付けネジ48bを締付け、このスプールをスプール軸26に固定することで、魚釣用スピニングリール10の組立てが完了する。
これにより、ロータ60の後方に開口する凹部62内に配置された駆動部68が、リール本体12内の駆動機構24で駆動される中空駆動軸22に一体的に連結され、この駆動部68の周囲と、中空駆動軸22を回転自在に支える支持部を収容した前部Fの支持部80との間に配置されたシール部材104が、リール本体12の前部80内を密封することにより、異物の侵入する隙間がなくなり、リール本体12の前部Fの防水および防塵が確実に図られる。また、このシール部材104は、周壁部64で囲まれていることにより、スプール50が最も前方に移動した場合であっても、確実に保護される。
したがって、本実施形態の魚釣用スピニングリール10によると、ロータ60の周壁部64に形成された径方向開口部63を介してロータ60の内部およびリール本体12の前部Fの状態を容易に視認することができ、更に、この径方向開口部63を介してロータ60内部の風通し、循環性が向上することにより、清掃の必要な時期を逃すことなく、例え内部に砂や異物が侵入した場合でも、固着し難く、容易に除去でき、清浄な状態を維持することができる。更に、径方向開口部63は、ロータ60を軽量化することに加え、その縁部を介して釣糸を係止して、スプール50の後方から脱落した釣糸がスプール50の内側に入り込んでロータ60の前部及びスプール軸26に絡み付くのを抑制し、これにより、釣糸の放出及び巻取り操作を軽快に行うことができる。
ロータ60の凹部62の後方開口端に環状空間Aを形成し、この環状空間Aを閉塞するための従来のフランジ部をリール本体12に設ける必要がなく、しかも、ロータ60およびスプール50のそれぞれの前壁部66,54に貫通孔65,55が形成されていることにより、ロータ60の筒部60A内の凹部62内に侵入した空気がこれらの貫通孔65,55を介して外部に流出することができ、空気抵抗が小さくかつ軽量・小型化が可能な魚釣用リール10とすることができる。更に、リール本体12のフランジレス構造により、リール本体12から突出する軸受キャップ44及びハンドル軸34に連結するスタンド部材42を、従来のような形状的な制約を受けることなく配置することができる。これにより、例えばロータ60の後端部の極近接する位置まで、ロータ60の凹部62内にリール本体12の前部Fを挿入することが可能となり、魚釣用スピニングリール10の軸方向寸法を可級的に短くすることができる。
特に、釣竿と共に勢いよく振り下ろしながら釣糸放出操作を行う飛距離を競う投げ専用リールにおいては、リール本体12の後部側から前方側に向く空気抵抗を受け易く、特にこの釣糸放出操作時の風の抵抗が微妙に釣糸放出操作性を低下させる要因となっていたものであるが、上述のようなリール本体12の前部Fのフランジレス構造に加え、ロータ60およびスプールの貫通孔65,55による空気抵抗の減少および小型化は、釣糸放出操作性を向上させることを可能とし、投げ専用リールに極めて好適に用いることができる。
リール本体12の前部Fのフランジレス構造に加えて、更に、ロータ60の周壁部64が後方開口端側で拡径していることにより、リール本体12の前部Fをハンドル軸34に近接する位置まで凹部62内に配置した場合であっても、リール本体12の側部に突設する、例えば蓋体12bに取付けられる軸受キャップ44の外周部がロータ60と干渉することがなく、したがって、軸方向寸法を短く形成することができる。また、ロータ60の周壁部64および腕部70に径方向開口部63,71が形成され、更に、前壁部66には貫通孔65が形成されていることにより、ロータ60が軽量化され、小さな力でも効率よく回転することができる。また、スプール50の前壁部54に形成した貫通孔55も軽量化を促進する。
更に、ロータ60の凹部62内に浸入した海水、砂、塵埃等の異物は、外部から例えばシャワー等で洗浄し、環状空間A、径方向開口部63,71および貫通孔55,65を介して容易に洗い流すことができると共に、通気性も良くなり、内部に水分、異物等の滞留もなくなり、腐食の誘発や機能部材の作動不良を防止できる。
また、ロータ60の筒部60Aがリール本体12の前部Fを受入れることにより、ロータ60を回転するだけで、周壁部64および腕部70の径方向開口部63,71の配置位置まで自由に移動することができるため、内部に流入した水等を外部に容易に排出でき、凹部62の内部に滞留した砂、塵埃等の異物も、この径方向開口部63,71を介して直接水を当てて洗い流すことができる。
また、ロータ60の凹部62が開口する周壁部64すなわち円筒状部の後方開口端で、凹部62を外部に連通する環状空間Aが、この周壁部64とリール本体12の前部80との間に形成されることにより、例えばシャワー等の簡単な水洗手段でも、このシャワーをリール本体12の前部80の外面に付着した異物に直接当てることが可能であり、凹部62の内部に侵入し、付着した砂、ゴミ、汚れ等を開口部63,71および後方開口端を通じて容易に洗い落とすことができる。更に、凹部62内の風通しも良好で、内部滞留による不都合も解消することもできる。更に、従来のフランジを必要とせず、ロータ60の周部すなわち周壁部64および腕部70に形成した開口部63,71により、軽量化され、魚釣り操作性も向上することができる。
図5および図6は、変形例による魚釣用スピニングリール100を示す。なお、以下に示す変形例あるいは実施形態は、基本的には上述の実施形態と同様であり、したがって、同様な部位には同様な符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この魚釣用スピニングリール100は、一対の腕部70,70間に形成される2つの径方向開口部63のうち、一方の径方向開口部63の後端部にのみ弧状の連結片67を設けてある。この連結片67によって、ベール72および釣糸案内部72a等のアンバランス部材に対するバランス化を図り、ロータ60を滑らかに回転させることができる。
この実施形態では、上述の実施形態における作用効果に加え、ロータ60を更に軽量化し、空気抵抗を低減することが可能となる。
図7は、従来と同様なフランジ部110a,110bを有する魚釣用スピニングリール200の実施形態を示す。この魚釣用スピニングリール200は、フランジ部110a,110bを有する点でのみ上述の実施形態と相違している。
本実施形態では、リール本体の蓋体12bに形成されたフランジ部110aと、リールボディ12aに形成されたフランジ部110bとが円板状にリール本体12の周部に突出し、組立てたときに、ロータ60の後方開口端を軸方向に塞ぐ位置に配置される。このようなフランジ部110a,110bを設ける場合には、ロータ60の凹部62内に後方から異物が入り込むのを防止する。
この実施形態においても、ロータ60の駆動部68の周囲と、リール本体12の前部80に形成した支持部80aとの間に配置されたシール部材104(図4参照)が、リール本体12の前部F内を密封することにより、異物の侵入する隙間がなくなり、リール本体12の前部Fの防水および防塵が確実に図られる。また、ロータ60の筒部60Aは周壁部64に径方向開口部63を形成してある。これにより、径方向開口部63を介してロータ60の凹部62内に侵入した異物を水洗い等で簡単に排出することができ、リール本体12の前部Fに異物が滞留して腐食誘発や機能部材の作動不良の発生を防止することができる。
更に、フランジ部110a,110bが設けられた場合であっても、周壁部64に形成した径方向開口部63によりロータ60を軽量化し、凹部62内の風通しを良好に維持することができる。
なお、図7に示す実施形態では、腕部70に径方向開口部を形成してないが、上述の実施形態と同様な径方向開口部71を形成してもよく、この場合には、ロータ60を更に軽量化することができる。
本発明の好ましい実施形態による魚釣用スピニングリールの側面図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図1の魚釣用スピニングリールのロータの斜視図。 図1のロータ内に配置されるリール本体の前部の概略的な拡大断面図。 変形例による魚釣用スピニングリールのそうめん図。 図5の魚釣用スピニングリールのロータの斜視図。 他の変形例による魚釣用スピニングリールの図2と同様な図。
符号の説明
10…魚釣用スピニングリール、12…リール本体、26…スプール軸、32…ハンドル、50…スプール、60…ロータ、60A…筒部、62…凹部、63…径方向開口部、64…径方向開口部、72a…釣糸案内部、F…前部。

Claims (1)

  1. リール本体に設けたハンドルの回転操作で、このリール本体の前部に回転自在に支えられるロータを回転駆動し、このロータに設けた釣糸案内部を介して、リール本体の前部から前方に突出するスプール軸上のスプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールであって、
    前記ロータは、リール本体の前部を受入れる凹部を後方に向けて開口させた筒部を有し、この筒部の後方開口端側で、前記凹部を外部に連通する環状空間が、筒部とリール本体の前部との間に形成され、この筒部は、リール本体の前部を囲む周壁部に、リール本体の前部を露出可能とする径方向開口部を有することを特徴とする魚釣用スピニングリール。
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