JP4975358B2 - ミシン及び玉縁縫いミシン - Google Patents

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Description

本発明は、ミシン及び玉縁縫いミシンに関する。
従来、例えば、二本針を有する玉縁縫いミシンには、ミシンテーブルに載置された布に位置決め用のポイントマークを照射するマーキングライトが設けられている。このマーキングライトは、縫い始め位置となる前基準位置、縫い終わりの位置となる後基準位置、縫いの中央位置となるセンター基準位置で布の位置合わせを行うために複数の異なる位置を照射する必要があることから、ベルトとプーリ等を有する移動機構によりマーキングライト自体が布の送り方向に沿って移動可能となるように構成されている。また、マーキングライトの光をプリズムや反射板等を介して照射して、このプリズムや反射板を回転させることにより照射する位置を移動することも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−336568号公報
しかし、玉縁縫いミシンにおいては、ポイントマークの照射位置上方には、玉縁布を沿わせて逆T字状に保持するためのバインダーが上下動可能に配置されており、このバインダーにより照射光が遮られないようにポイントマークの発光部をバインダーの側方上方の所定位置に固定してポイントマークを照射していた。一方、玉縁縫いミシンは、縫い仕様に合わせて2本の縫い針の間隔を変更する必要があるが、この場合、図12及び図13に示すように2本の縫い針の間隔に対応させて、バインダー201を幅Tのサイズが異なるものに交換したり一対の大押さえ202の間隔Bを変更したりする必要がある。
しかしながら、従来の玉縁縫いミシンは、発光部の上下位置の高さ(H)及びバインダー201からの距離(W)が固定されているため、バインダー201の幅T及び一対の大押さえ202の間隔Bが変わってしまうと、上昇位置にあるバインダ−201や一対の大押さえ202によってマーキングライト203の照射光が遮られて照射すべき所定の位置範囲Pにポイントマークを照射することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、大押さえやバインダーなどの布保持部材のサイズや形状の変更に影響を受けることなく、マーキングライトで布のマークすべき箇所を適格に照射することができるミシン及び玉縁縫いミシンを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、載置台に被縫製物を保持して縫い針の針落ち位置に搬送する布保持部材と、前記縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記布保持部材の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記被縫製物を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記被縫製物上に照射するマーキング照射装置とを備え、前記載置された前記被縫製物を布送り方向に搬送させながら、前記縫い針を上下動させることにより前記被縫製物に縫い目を形成するミシンにおいて、前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、前記発光部の上下位置を設定する上下位置設定手段と、前記発光部を前記上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、載置台に被縫製物を載置し、この被縫製物を布保持部材で保持して縫い針の針落ち位置に搬送しながら、縫い針を上下動させることにより被縫製物の縫い目が形成される。この際、マーキング照射装置が発光部を回転駆動してポイントマークを布送り方向に沿った方向に移動させて、載置台に被縫製物を載置する際の前後方向すなわち縫い目に沿う布送り方向に沿った前後方向の位置決め基準となる前後基準位置にポイントマークが照射される。
このとき、布保持部材のサイズや形状を変更すると、発光部により照射すべき箇所が布保持部材によって隠されてしまうことがある。このような場合、制御手段は、照射すべき箇所にポイントマークを照射することができるように発光部を上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、発光部が設定された上下位置に移動しても、照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、上下駆動手段及び回転駆動手段を制御する。
よって、布保持部材のサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライトで布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
請求項に記載の発明は、載置台に被縫製物を保持して縫い針の針落ち位置に搬送する布保持部材と、前記縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記布保持部材の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記被縫製物を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記被縫製物上に照射するマーキング照射装置とを備え、前記載置された前記被縫製物を布送り方向に搬送させながら、前記縫い針を上下動させることにより前記被縫製物に縫い目を形成するミシンにおいて、前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に略直交する方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、前記発光部の上下位置を設定する上下位置設定手段と、前記発光部を前記上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、載置台に被縫製物を載置し、この被縫製物を布保持部材で保持して縫い針の針落ち位置に搬送しながら、縫い針を上下動させることにより被縫製物の縫い目が形成される。この際、マーキング照射装置が発光部を回転駆動してポイントマークを布送り方向と直交する方向に移動させて、載置台に被縫製物を載置する際の左右方向すなわち縫い目に沿う布送り方向と直交する方向の位置決め基準となる左右基準位置にポイントマークが照射される。
このとき、布保持部材のサイズや形状を変更すると、発光部により照射すべき箇所が布保持部材によって隠されてしまうことがある。このような場合、制御手段は、照射すべき箇所にポイントマークを照射することができるように発光部を上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、発光部が設定された上下位置に移動しても、照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、上下駆動手段及び回転駆動手段を制御する。
よって、布保持部材のサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライトで布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
請求項に記載の発明は、上下動する2本の縫い針を有するミシン本体と、底板部と当該底板部に垂直に立設された立板部とを有し、前記2本の縫い針よりも布送り方向上流側に配置され、載置台に載置された身生地の上に玉縁布を保持する保持位置と該保持位置よりも上方の待機位置とに上下動可能に構成され、前記保持位置において、前記底板部及び立板部に、前記玉縁布を沿わせて前記2本の縫い針の針落ち位置に案内するバインダーと、前記バインダーの上下動経路の両側の上昇位置と前記身生地を押圧保持する下降位置とに上下動可能に構成され、前記下降位置において、前記バインダーに沿って案内される前記身生地及び玉縁布を前記2本針の両側で押圧保持して前記布送り方向に搬送する一対の大押さえと、前記2本の縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記バインダーの上下動経路の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記身生地を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記身生地上に照射するマーキング照射装置とを備え、前記載置された前記身生地及び前記玉縁布を前記大押さえにより前記布送り方向に搬送させながら、前記2本の縫い針を上下動させることにより前記身生地に前記玉縁布を縫いつける玉縁縫いミシンにおいて、前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、前記バインダーの底板部の布送り方向に直交する長さを入力する長さ入力手段と、前記長さ入力手段により入力された長さに基づいて、前記発光部の上下位置を自動設定する上下位置自動設定手段と、前記発光部を前記自動上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、載置台に身生地を載置し、この身生地の上で玉縁布をバインダーで保持し、一対の大押さえによりバインダーに沿って案内される身生地及び玉縁布を2本針の両側で押圧保持して布送り方向に搬送しながら2本の縫い針を上下動させることにより玉縁縫いが行われる。このような玉縁縫いを行う際に、マーキング照射装置の発光部を回転駆動させてポイントマークを布送り方向に沿って移動させて載置台に身生地を載置する際の前後方向(布送り方向)の位置決め基準となる前基準位置及び後基準位置にポイントマークが照射される。
このとき、大押さえやバインダーのサイズや形状を変更すると、発光部により照射すべき箇所が大押さえやバインダーによって隠されてしまうことがある。このような場合、制御手段は、照射すべき箇所にポイントマークを照射することができるように発光部を自動上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、発光部が設定された上下位置に移動しても、照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、上下駆動手段及び回転駆動手段とを制御する。
よって、大押さえやバインダーのサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライトで身生地のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
請求項1又は2に記載の発明によれば、布保持部材のサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライトで布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
請求項に記載の発明によれば、大押さえやバインダーのサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライトで布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明を玉縁縫いミシンに適用した場合の第1の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態においては、図中に示したXYZ軸を基準にしてそれぞれの方向を定めるものとし、Z軸方向(上下方向ともいう)は後述するセンターメスの上下動方向と一致し、縫製作業を行う平面はZ軸方向に直交し、当該作業平面に平行であって布送りが行われる方向をX軸方向(前後方向ともいう)とし、作業平面に平行であってX軸方向に直交する方向をY軸方向(左右方向ともいう)とする。
<玉縁縫いミシンの構成>
図1に示すように、玉縁縫いミシン1(以下、ミシン1という。)は、縫い針としての二本針13,13により形成される二本の平行な縫い目により身生地に対して玉縁布を縫着するとともにこれらの布地の布送り方向Fに沿った直線状の切れ目と当該切れ目の両端部に略V字状の切れ目とを形成するミシンである。なお、図1においては、ミシンの基本的構成を説明する関係上、マーキング照射装置を示していないが、ミシンの正面側に設けられている。マーキング照射装置の詳細は図2に示す。
図1に示すように、ミシン1は、縫製の作業台になるとともに身生地が載置される載置台としてのミシンテーブル11と、ミシンテーブル11に配置されたミシン本体としてのミシンフレーム12と、身生地及び玉縁布からなる布地(被縫製物)の送りを行う大押さえ20,20と、身生地の上側で玉縁布を上方から押さえるバインダー30と、ミシンフレーム12に設けられ、バインダー30の布送り方向Fにおける下流側近傍であってバインダー30の両側で針落ちを行い布地に縫い目を形成して身生地に玉縁布を縫いつける二本の縫い針13,13と、ミシンフレーム12に設けられ、各縫い針13,13の布送り方向Fの下流側で昇降させて各布地に切れ目を形成するセンターメス14と、直線状の切れ目の両端となる位置に略V字状の切れ目を形成するコーナーメス40と、ミシンテーブル11に身生地を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを身生地上に照射するマーキング照射装置50(図2参照)と、作業者が縫製に必要な操作入力を行うとともに作業者に報知する情報が表示される操作パネル80(図4参照)と、上記各部の動作制御を行う制御手段としての制御装置90(図4参照)と、を備えている。
(ミシンテーブル及びミシンフレーム)
ミシンテーブル11はその上面がX−Y平面に平行であって、水平な状態で使用される。このミシンテーブル11の上面は布の送り方向F、すなわち、X軸方向に沿って長尺な長方形状に形成されている。このミシンテーブル11上に大押さえ20,20とバインダー30とが配置され、ミシンテーブル11の下側にコーナーメス40が配置されている。
また、ミシンテーブル11における二本の縫い針13,13(いわゆる二本針13,13)の下方の位置には針板15が設けられている。この針板15には、二本針13,13の各々に対応する針穴が設けられており、各針穴の下側には水平釜(図示略)がそれぞれ設けられている。つまり、各縫い針13,13のそれぞれに挿通された縫い糸は、それぞれ針板15の下側で対応する各水平釜に捕捉され、水平釜から繰り出される下糸に絡められて縫製が行われるようになっている。
さらに、針板15の二つの針穴のほぼ中間であって布送り方向Fの下流側にはセンターメス14が挿入されるスリットが形成され、センターメス14との協働により布地を切断する固定メス(図示略)が配置されている。
ミシンフレーム12は、ミシンテーブル11の長手方向中間位置のすぐ脇に配置されたベッド部12aとベッド部12aから立設された縦胴部12bと縦胴部12bの上端部からY軸方向に沿って延設されたアーム部12cとからなり、アーム部12c内に縫い針13,13を上下動させる針棒駆動機構(図示略)とセンターメス14を上下動させるセンターメス駆動機構(図示略)の主要構成が設けられている。また、アーム部12cの先端側下端部(いわゆる顎部)から二本針13,13とセンターメス14とが垂下支持されている。
(バインダー)
バインダー30は、大押さえ20,20とともに布保持部材を構成し、布送り方向に沿って長尺状に形成された底板部31と、底板部31の長手方向に沿ってその上面に垂直に立設された立板部32と、立板部32の布送り方向Fの下流側端部に、センターメス14を回避して玉縁布を案内する案内部材33と、玉縁布の幅方向の両端部が立板部32の両面に沿ってそれぞれ送られるように案内する縦ガイド(図示略)と、を備えている。具体的に、バインダー30は、二本針13,13よりも布送り方向Fの上流側に配置され、ミシンテーブル11に載置された身生地の上に玉縁布を保持する保持位置と該保持位置よりも上方の待機位置とに上下動可能に構成され、保持位置において、底板部31及び立板部32に、玉縁布を沿わせて二本針13,13の針落ち位置に案内するものである。
バインダー30は、エアシリンダ84(図4参照)を備える支持機構(図示略)に支持されており、支持軸30a(図2及び図11参照)を中心に回動して上下動し、非使用時には上昇して図1に示すように二本針13,13の針下の位置から離れて待避され、使用時には、下降してエアシリンダ84の駆動により針板位置にセットされるようになっている。
底板部31は、長方形状に形成され、使用時において、その長手方向がX軸方向に平行になるように且つ、その底面がミシンテーブル11の上面に正対して載置されるように支持されている。また、底板部31の布送り方向Fの先端部には、二つの縫い針13,13がそれぞれ針落ちを行うための略U字状の切欠き(図示略)が形成されている。
立板部32は、案内部材33の近傍の部分を除いてその全体が平板状であり、底板部31の上面において、当該底板部31の幅方向(Y軸方向)の中間位置に、底板部31と長手方向を揃えた状態で、垂直に立設されている。すなわち、バインダー30は、底板部31と立板部32とがその長手方向から見て逆さのT字状となるように一体形成されている。
針板13上において、玉縁布が身生地の上側に重ねてセットされると、上方からバインダー30が載置され、玉縁布の幅方向の両端部を折り返して底板部31の幅方向両端部から上方に立ち上げ、さらに、玉縁布の幅方向両端部をそれぞれ立板部32の両側の側面にそれぞれ沿わせるようにして、大押さえ20,20により保持する。すなわち、立板部32の一方の側面から底板部31を介して他方の側面まで玉縁布を沿わせた状態とする。このように、バインダー30に玉縁布を巻き付けるようにセットした状態で、玉縁布及び身生地を送りつつ、立板部32の両側で二本針13,13により縫製を行うとともにセンターメス14の上下動により直線上の切れ目を形成する。
また、バインダー30の布送り方向Fのすぐ下流側には、センターメス14により切り裂かれてしまわないように、案内部材33が設けられている。かかる案内部材33は、同方向Fに向かって二又に分岐して平面視形状が略V字状となるように形成されている。このような形状とすることにより、布送りの際に玉縁布の幅方向両端部はそれぞれ立板部32から離間する方向に誘導されて、センターメス14を回避する方向に案内される。
(大押さえ)
大押さえ20,20は、バインダー30とともに布保持部材を構成し、バインダー30にセットされた玉縁布の幅方向両端部のそれぞれを上方から押さえるものであり、バインダー30の上下動経路の両側の上昇位置と下降位置とに上下動可能に構成され、下降位置に置いて、バインダー30に沿って案内される身生地及び玉縁布を二本針13,13の両側で押圧保持して布送り方向Fに搬送するものであり、バインダー30を挟んで対向するように一対設けられている。
大押さえ20,20には、大押さえ20,20を支持する支持部材21と、支持部材21を介して大押さえ20,20を上下に移動させるエアシリンダ82(図4参照)と、大押さえ20,20により押さえた玉縁布及び身生地を支持部材21を介して布送り方向Fに移動させる押さえモータ83(図4参照)と、を備えている。
各大押さえ20,20は、それぞれ長方形状の平板であり、それぞれが長手方向をX軸方向に沿わせた状態で支持体21に支持されている。また、各大押さえ20,20はその平板面がX−Y平面に平行となるように支持されている。そして、エアシリンダ82の駆動により上下の二位置に切替可能であり、上位置の時にはミシンテーブル11の上面から離間し、下位置でミシンテーブル11の上面高さとなる。また、二つの大押さえ20,20は、その間に、少なくともバインダー30の立板部32を通すことができるようにY軸方向について離間した状態で支持されている。
支持体21は、ミシンテーブル11上においてX軸方向に沿って移動可能に支持されており、支持する二つの大押さえ20,20が二本針13,13の上下動経路の外側を通過するように配置されている。また、支持部材21は、ボールネジ機構(図示略)を介して押さえモータ83により駆動されるようになっている。
(コーナーメス)
コーナーメス40は、ミシンテーブル11の下方であって大押さえ20,20の通過経路に配置されており、大押さえ20,20により搬送されてきた玉縁布及び身生地をコーナーメスモータ86を駆動して、下方からコーナーメス40を突き通すことで直線状の切れ目の両端となる位置に略V字状の切れ目を形成する。
(マーキング照射装置)
図2に示すように、マーキング照射装置50は、ミシンフレーム12の上面に設けられ、正面に向けて延びるように配置された支持棒51に支持されている。マーキング照射装置50は、支持棒51の先端に設けられた取付台52を備えている。この取付台52には、マーキングライト60,70の発光部60a,70a(後述する)を上下動させるための駆動源となる上下駆動モータ53が設けられている。上下駆動モータ53は、回転駆動する出力軸53aの回転軸線が支持棒51の軸線方向に沿って、すなわち、ミシンフレーム12の前後方向に沿うように配置されている。出力軸53aには、ピニオン54が固定され、出力軸53aの回転とともに回転するようになっている。
取付台52には、上下方向に延びる棒状のガイド部材52aが形成され、このガイド部材52aに、通電により発光して、ミシンテーブル11に身生地を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを身生地上に照射する発光部60a,70a(図5から図9参照)を有するマーキングライト60,70を支持する支持体55が上下方向に摺動自在に支持されている。支持体55には、ピニオン54に噛み合うラック56が設けられている。
すなわち、上下駆動モータ53が駆動することにより出力軸53a及びピニオン54が出力軸53aを回転軸としてその軸回りに回転し、ピニオン54の回転がラック56に伝達されることにより、ラック56は上下動する。ラック56が上下動することにより、ラック56が取り付けられた支持体55もガイド部材52aに沿って上下動するので、マーキングライト60,70及びその発光部60a,70aを上下動させることができる。
従って、上下駆動モータ53と、ピニオン54と、ラック56と、を備えることにより、マーキングライト60,70の発光部60a,70aを上下動させる上下駆動手段が構成される。
支持体55には、マーキングライト60により照射されるポイントマークの照射位置が布送り方向Fに直交する方向に移動するようにマーキングライト60の発光部60a(以降、単に発光部60aを含めてマーキングライト60と称する。)を回転駆動させる回転駆動モータ57が設けられている。回転駆動モータ57は、回転駆動する出力軸57aの回転軸線が上下駆動モータ53の出力軸53aの軸線と平行になるように配置され、出力軸57aの先端には、歯車58が設けられている。この歯車58には、布送り方向に沿う水平な回転軸線を中心に回転する歯車59が噛み合うように設けられ、この歯車59には、出力軸57aの軸線方向に水平に延びるとともに途中で当該軸線に対してほぼ直角に屈曲形成されて延びるライト駆動軸61が設けられている。ライト駆動軸61の先端には、マーキングライト60を支持するライト支持台62が設けられ、ライト支持台62にマーキングライト60が取り付けられている。
すなわち、回転駆動モータ57が駆動することにより出力軸57a及び歯車58が回転し、歯車58の回転が歯車59に伝達されることによりライト駆動軸61は、歯車59の回転軸線を回転中心として回転するため、マーキングライト60は、歯車59の回転軸線を回転中心として回転駆動し、マーキングライト60に照射されるポイントマークは布送り方向Fに直交する方向に移動する。
従って、回転駆動モータ57と、歯車58と、歯車59と、ライト駆動軸61と、を備えることにより、マーキングライト60を回転駆動させる回転駆動手段が構成される。
なお、図2に示すように、マーキングライト60は、2本の縫い針13,13よりも布送り方向上流側であってバインダー30の上下動経路の上方かつ側方に配置され、光源からの光を布送り方向Fに拡散させるレンズを有しており、照射した際には、布送り方向Fに延びる直線状のポイントマークが照射される。
また、上述のように、マーキングライト60は、ライト駆動軸61を介して布送り方向に沿う水平な回転軸線を中心に回転駆動されるから、ポイントマークが布送り方向と直交する方向に移動される際に、ポイントマークによって照射される直線は布送り方向と直交する方向に平行移動され、常に布送り方向に沿うポイントマークを照射することができる。
支持体55には、マーキングライト70の発光部70a(以降、単に発光部70aを含めてマーキングライト70と称する。)により照射されるポイントマークの照射位置が布送り方向Fに移動するようにマーキングライト70を回転駆動させる回転駆動モータ63が設けられている。回転駆動モータ63は、回転駆動する出力軸63aの回転軸線が上下駆動モータ53の出力軸53aの軸線と平行になるように配置されている。この出力軸63aには、布送り方向と直交する方向に沿う水平な回転軸を有する歯車65に噛み合うねじ溝が設けられ、この歯車65には、歯車65の回転軸線と同軸上に設けられたライト駆動軸66が設けられている。このライト駆動軸66は、支持体55により支持されており、ライト駆動軸66の一端には、マーキングライト70を支持するライト支持台67が設けられ、ライト支持台67にマーキングライト70が取り付けられている。
すなわち、回転駆動モータ63が駆動することにより出力軸63a及び歯車65が回転し、出力軸63aの回転が歯車65に伝達されることによりライト駆動軸66は、歯車65の回転軸線を回転中心として回転するため、マーキングライト70は、ライト駆動軸66の回転軸線を回転中心として回転し、マーキングライト70に照射されるポイントマークは布送り方向Fに移動する。
従って、回転駆動モータ63と、出力軸63aと、歯車65と、ライト駆動軸66と、を備えることにより、マーキングライト70を回転駆動させる回転駆動手段が構成される。
なお、図2に示すように、マーキングライト70は、2本の縫い針13,13よりも布送り方向上流側であってバインダー30の上下動経路の上方かつ側方に配置され、光源からの光を布送り方向Fに直交する方向に拡散させるレンズを有しており、照射した際には、布送り方向Fに直交する方向に延びる直線状のポイントマークが照射される。
また、上述のように、マーキングライト70は、歯車65と同軸上に設けられたライト駆動軸66を介して布送り方向に直交する方向に水平な回転軸線を中心に回転駆動されるから、ポイントマークが布送り方向に沿って移動される際に、マーキングライト70によって照射される直線は平行移動され、常に布送り方向に直交する方向に沿うポイントマークを照射することができる。
以上の構成により、マーキングライト60により布送り方向Fに沿った線状のポイントマークが照射され、マーキングライト70により布送り方向Fに直交する方向に沿った線状のポイントマークが照射されるので、布地には二つのポイントマークが交差する位置に十字状のポイントマークが照射されることとなり、作業者は両線の交点を目安に布地の載置位置を容易に決めることができる。
また、図3に示すように、マーキングライト60,70は、縫い始め位置となる前基準位置、縫い終わりの位置となる後基準位置、縫い長さの中央位置となるセンター基準位置を照射する。マーキングライト60は、通電することにより布送り方向Fに沿った直線状のポイントマークM1を照射し、マーキングライト70は、通電することにより布送り方向Fに直交する方向に沿った直線状のポイントマークM2を照射する。
これにより、身生地上には、二つのポイントマークが交差する位置Pに十字状のポイントマークが照射されることとなる。
(操作パネル)
図4に示すように、操作パネル80は、ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段として機能する。また、操作パネル80は、マーキングライト60,70の上下位置(ミシンテーブル11からの高さ)を設定する上下位置設定手段として機能する。
具体的には、マーキングライト60及びマーキングライト70のミシンテーブル11の上面からの高さの変更入力やを、マーキングライト60及びマーキングライト70と照射位置との水平方向の距離等を入力する。
また、操作パネル80は、バインダー30の底板部31の幅である布送り方向Fに直交する方向(図1におけるY方向)の長さを入力する長さ入力手段として機能する。操作パネル80から底板部31の布送り方向Fに直交する方向の長さを入力すると、制御装置90は、ROM92に記憶されたテーブルを参照して、マーキングライト60,70の上下位置(高さ)を自動的に設定する。このテーブルは、バインダー30の底板部31の大きさに対するマーキングライト60,70の最適な高さが対応付けられて記憶されている。
(制御装置)
図4に示すように、制御装置90は、各部の動作制御に関する処理プログラムに従って各処理を実行するCPU91と、各処理を実行するための処理プログラムが記憶されるROM92と、CPU91が処理プログラムを展開して処理する作業エリアとなるRAM93と、を備えている。
ROM92には、マーキングライト60,70を操作パネル80により設定された上下位置に移動させるとともに、マーキングライト60,70が設定された上下位置に移動しても、操作パネル80により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、上下駆動モータ53及び回転駆動モータ57,63の駆動を制御する制御プログラムが記憶されている。
すなわち、CPU91がこの制御プログラムを実行することにより、制御装置90は制御手段として機能する。
また、制御装置90には、操作パネル80、上下駆動モータ53、回転駆動モータ57,63、マーキングライト60,70、二本針13,13の駆動機構に駆動力を付与する主モータ81、大押さえ20,20を駆動させるエアシリンダ82及び押さえモータ83、バインダー30を駆動させるエアシリンダ84、センターメス14を上下動させるセンターメスモータ85、コーナーメス40を上下動させるコーナーメスモータ86等が電気的に接続されており、制御装置90は、ROM92に記憶された処理プログラム、作業者により入力された入力情報に基づいてマーキングライト60,70を発光させたり、各モータ及びエアシリンダを駆動させる。
次に、マーキングライト70の高さを変化させる場合に制御装置90のCPU91により行われるマーキングライト70の回転角度の算出について説明する。今、例えば、図12に示すような底板部31の幅が比較的小さいバインダー30を用いる場合にマーキングライトが高さHであると上昇中のバインダー30の直下である必要な照射位置範囲Pにマーキングライトを照射することができない。そこで、操作パネル80を操作してマーキングライト70を上昇させマーキングライト70の高さがh1になったときに図5に示すように照射位置範囲Pの全域に渡ってマーキングライトを照射することができる。なお、本実施形態では、バインダー30は支持軸30aを中心に回動して上昇するため上昇位置においては、図2に示すように布送り方向下流側から上流側むけてやや上向きに傾斜した状態となるが、図5、図6、図9、図12及び図13等では、バインダー30の上昇時の布送り方向下流側の最下端位置を示している。
図7は、マーキングライト70のミシンテーブル11の上面からの高さを、Hからh1に上昇させたときの図5の矢印Uの方向から見た状態を立体的に示す模式図である。なお、説明を容易にするために図7では、照射位置範囲Pを図5よりも大きく示している。この図のようにマーキングライト70は、2本の縫い針の針落ち位置の中心を通り布送り方向に沿う左右基準線から布送り方向と直交する方向に所定距離だけ離れた位置の上方、すなわちバインダー30の上下動経路の上方且つ側方に配置されている。なお、点Gはマーキングライト70からの垂線Vとミシンテーブル11が交わる位置である。
図7のようにマーキングライト70の高さHからh1に変更した場合、同じ前基準位置あるいは後基準位置にポイントマークを照射しようとすると、マーキングライト70の角度を変更する必要がある。ここでは、点Gからの布送り方向に沿う水平距離がWにある前基準にマーキングライトを照射する場合を例に説明する。
図7をF方向から見た図8に示すように、CPU91は、マーキングライト70の高さH及びh1における各照射角度θ及びθ1はそれぞれを以下の式で算出することができる。
θ=arctan(W/H)・・・・・(1)
θ1=arctan(W/h1)・・・・・(2)
従って、マーキングライト70の高さをHからh1に変えたときに必要な回転角度は、以下の式で算出することができる。
Δθ=θ−θ1=arctan(W/h1)−arctan(W/H)・・・・・(3)
なお、図13のように比較的底板部31の幅が大きなバインダー30を用いる場合にマーキングライト70の高さをHからh2に低くする場合にも、CPU91は、上述の(2)及び(3)式のh1をh2と置き換えてマーキングライト70の角度を算出することができる。
また、マーキングライト60の場合も、CPU91は、図9に示すようにマーキングライト60の直下から目標となる照射位置であるバインダー30の底板部31の直下中央である左右基準線までの距離Dとテーブル面11からのマーキングライト60の高さh2とから下記の式(4)によりマーキングライト60の高さが変更されても同一位置にマーキングライトを照射するためのマーキングライト60の角度θ2を求めることができる。
θ2=arctan(D/h2)・・・・・(4)
従って、制御装置90は、マーキングライトの発光部60a,70aの高さが設定された高さ(上下位置)h1又はh2に移動しても、設定された照射位置Wを照射するためのマーキングライトの垂直方向に対する照射角度θ1又はθ2を算出することができるとともに、算出された照射角度となるように回転駆動手段としての回転駆動モータ57,63が駆動する。
<マーキングライトの動作>
次に、図5〜8及び図10のフローチャートを参照して、制御装置90のCPU91の制御により実行されるマーキングライトの動作を説明する。なお、ここでは、マーキングライト70の動作を例に説明する。まず、CPU91は、ステップS1にて、マーキングライト70の照射位置として操作パネル80によって予め設定されROM92に記憶されている前基準の位置を読み込む。この前基準の位置は、例えば、図7に示すようにマーキングライト70の発光部70aからの垂線とミシンテーブル11との交点Gからの前基準までの布送り方向に沿う距離Wとして記憶されている。
次に、ステップS2に移行して、CPU91は、マーキングライト70のポイントマークの照射光が必要な照射位置範囲P(図5参照)を照射するようにマーキングライト70の発光部70aの上下位置を決定するための作業者による操作パネル80の操作の有無を判別する。
ステップS2で、発光部70aの上下位置を決定するための操作有りと判定された場合は、ステップS3に移行して、CPU91は、操作により設定された発光部の70aの上下位置を読み込む。なお、ここでの上下位置の設定は、操作パネル80により数値入力しても良いし、所定の操作ボタンの一回の操作で所定の単位量だけ現在の上下位置に対する増減値を入力するようにしても良い。
次いで、ステップS4に移行して、CPU91は、上下駆動モータ53を駆動して発光部70aを上下移動してステップS3で設定された上下位置に発光部70aを位置させる。
次に、ステップS5に移行して、CPU91はステップS3で設定された高さに基づいて上述した(3)式の演算を行い(例えば、ステップS3で設定された高さhxをh1に代入して)、ステップS3で設定された発光部70aの上下位置に対応する照射角度にマーキングライト70を回転するための回転角度を算出する。
次いで、ステップS6に移行して、CPU91は回転駆動モータ63を駆動して、ステップS5で算出された回転角度だけマーキングライト70を回転させ、ステップS2に移行する。
これらステップS2〜S6の処理が繰り返され、マーキングライト70の高さが例えば図5に示すh1に到達して作業者がマーキングライト70が図7のθ1の回転角度に位置してその照射光が必要な照射位置P全域に照射されたことを確認すると、処理を終了する。
なお、上記ステップS2〜S6の処理では、CPU91は、マーキングライト70の高さがその照射光が必要な照射位置P全域に照射可能な高さh1に到達する過程で常にマーキングライト70の上下動と連動してその対応する照射角度を制御しているので、作業者は、照射光が現在どこに照射されているかを確認しながら容易にマーキングライト70の上下位置を決定することができる。なお、予め所望の高さh1が分かっている場合などの対応して、マーキングライト70が所望の高さh1に到達したことをCPU91に認識させるための操作手段を設け、この操作手段の操作後にマーキングライト70の照射角度を制御しても良いことは勿論である。
また、上記ステップS5では、演算により照射角度を算出しているが、発光部70aの高さ対照射角度のテーブルをROM92に記憶させ、このテーブルを用いて照射角度を求めても良い。
また、上述の説明では、前基準の位置にマーキングライト70のポイントマークの照射光を照射する場合を例に説明したが、後基準の位置にマーキングライト70ポイントマークを照射する場合や、回転駆動モータ57を制御してマーキングライト60のポイントマークを照射する場合も適用可能であることは言うまでもない。
以上のように、制御装置90は、CPU91による制御により、発光部60aあるいは発光部70aの上下位置が設定変更され、発光部60aあるいは発光部70aが設定された上下位置に移動しても、常に、設定された照射位置Wにポイントマークが照射されるように回転駆動モータ63あるいは回転駆動モータ57を制御することができる。
<作用効果>
玉縁縫いミシン1によれば、ミシンテーブル11に身生地を載置し、この身生地の上で玉縁布をバインダー30で保持し、一対の大押さえ20,20によりバインダー30に沿って案内される身生地及び玉縁布を2本針13,13の両側で押圧保持して布送り方向Fに搬送しながら、2本針13,13を上下動させることにより玉縁縫いが行われる。このような玉縁縫いを行う際に、マーキング照射装置50のマーキングライト60,70を発光させることにより、ミシンテーブル11に身生地を載置する際の位置決め基準となるポイントマークM1,M2が照射される。
このとき、大押さえ20,20やバインダー30のサイズを変更すると、マーキングライト60,70により照射すべき箇所が大押さえ20,20やバインダー30によって隠され、ポイントマークM1,M2は大押さえ20,20やバインダー30に照射されることがある。このような場合、制御装置90は、マーキングライト60,70を操作パネル80により設定された上下位置に移動させるとともに、マーキングライト60,70が設定された上下位置に移動しても、操作パネル80により設定された照射位置にポイントマークM1,M2が照射されるように、上下駆動モータ53及び回転駆動モータ57,63を制御する。
よって、大押さえ20,20やバインダー30のサイズの変更に影響を受けることなく、マーキングライト60,70で布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
また、回転駆動モータ63は、ポイントマークM2の照射位置が布送り方向Fと略直交する方向に沿って移動するようにマーキングライト70を回転駆動させることができるので、マーキングライト70が照射すべき箇所から斜め方向にずれた場合であっても、制御装置90による回転駆動モータ63の制御により、マーキングライト70で布のマークすべき箇所を適格に照射することができる。
〔第2の実施形態〕
図11に示すように、マーキングライト160,170の上下位置の調節を手動で行うようにしてもよい。具体例について、図11を用いて説明する。
図11に示すように、マーキング照射装置100は、ミシンフレーム112の上面に設けられ、正面に向けて延びるように配置された支持棒151に設けられている。マーキング照射装置100は、支持棒151の先端に設けられた取付台101を備えている。この取付台101には、支持棒151を挿入して取付台101を支持棒151に取り付けるための取付孔101a,101bが上下方向(高さ方向)に並んで二つ形成されている。
すなわち、支持棒151を上方の取付孔101aに挿入することにより、取付台101の高さを下げることができ、支持棒151を下方の取付孔101bに挿入することにより、取付台101の高さを上げることができ、これによりマーキングライト160,170の上下位置を調節することができる。
従って、取付台101に形成された取付孔101a,101bと支持棒151とを備えることにより、手動操作によりマーキングライト160,170の上下位置を調節可能とする上下調節機構が構成される。
また、取付台101には、マーキングライト160を回転駆動させるライト駆動軸102が当該取付台101に対して回動自在に設けられている。ライト駆動軸102は、取付台101から支持棒151の軸線に沿って前方に延び、途中で略直角に屈曲形成されており、その先端にライト支持台162を介してマーキングライト160が設けられている。
すなわち、ライト駆動軸102を手動にて支持棒151の軸線に平行な軸回りに回転させることにより、マーキングライト160は、ライト駆動軸102の取付台101への取付箇所を回転中心として回転駆動し、マーキングライト160に照射されるポイントマークを布送り方向Fに直交する方向に移動させることができる。
取付台101には、マーキングライト170を回転駆動させるための機構が設けられる支持体155が設けられており、取付台101とともに移動する。支持体155には、マーキングライト170により照射されるポイントマークの照射位置が布送り方向Fに移動するようにマーキングライト170を回転駆動させる回転駆動モータ163が設けられている。回転駆動モータ163は、回転駆動する出力軸163aの回転軸線が支持棒151の軸線と平行になるように配置され、この出力軸163aにはねじ溝が形成されている。この出力軸163aには、歯車165が噛み合うように設けられ、この歯車165には、歯車165の回転軸線と同軸上に設けられ、出力軸163aの軸線方向に直交するライト駆動軸166が設けられている。このライト駆動軸166は、支持体155により支持されており、ライト駆動軸166の一端には、マーキングライト170を支持するライト支持台167が設けられ、ライト支持台167にマーキングライト170が取り付けられている。
すなわち、回転駆動モータ163が駆動することにより出力軸163a及び歯車165が出力軸163aを回転軸として回転し、出力軸163aの回転が歯車165に伝達されることによりライト駆動軸166は、回転駆動モータ163の出力軸163aの回転軸線を回転中心として回転するため、マーキングライト170は、当該出力軸163aの回転軸線を回転中心として回転駆動し、マーキングライト170に照射されるポイントマークは布送り方向Fに移動する。
従って、回転駆動モータ163と、出力軸163aと、歯車165と、ライト駆動軸166と、を備えることにより、マーキングライト170を回転駆動させる回転駆動手段が構成される。
なお、マーキングライト170は、バインダー30の上下動経路の略斜め側方に配置され、光源からの光を布送り方向Fに直交する方向に拡散させるレンズを有しており、照射した際には、布送り方向Fに直交する方向に延びる直線のポイントマークが照射される。
よって、マーキングライト160により布送り方向Fに沿った線状のポイントマークが照射され、マーキングライト170により布送り方向Fに直交する方向に沿った線状のポイントマークが照射されるので、布地には十字状のポイントマークが照射されることとなり、作業者は両線の交点を目安に布地の載置位置を容易に決めることができる。
この場合、ROM62には、支持棒151が取り付けられる取付孔101a及び101bのそれぞれに対応してマーキングライト170の発光部の高さが記憶されており、制御装置90は、上下位置設定手段としての操作パネル80により何れの取付孔に支持棒151が取り付けられたかが入力されると、その取り付け穴に対応する発光部の高さを読み込んで対応するマーキングライト170の回転角度を算出し回転駆動モータ163を駆動する。この制御は、図10のフローチャートにおけるステップS2〜4の発光部170aの上下移動が手動により行われる他は、上記第1の実施形態と同一である。
このように、通常一度設定したら同一位置を照射するマーキングライト160を手動で位置調整可能とし、前後基準を頻繁に切り替えて照射するマーキングライト170のみを回転駆動モータ163で駆動する構成とすれば、マーキングライト160の機構の複雑化を防止しコストを低減することができる。
また、上述の第1の実施形態では、操作パネル80からマーキングライト70の高さを入力設定し、その設定された高さに基づいて、マーキングライト70の回転角度を算出したが、予め記憶手段にバインダー30の底板部31の長さT毎に、対応する適正なポイントマークが照射されるマーキングライト70の高さを記憶手段に記憶させておき、操作パネル80からバインダーの底板部の長さを入力するだけで制御装置が自動的に上下駆動モータ53と回転駆動モータ63とを駆動させて目標の位置にポイントマークを照射するようにしても良い。なお、この場合、一対の大押さえ20、20の間隔Bによってもマーキングライト70のポイントマークの照射可能高さは異なることになるが、間隔Bは長さTよりも常に大きくまた間隔Bと長さTとが同じ場合に照射光の通過領域はもっとも狭いので、大押さえ20、20の間隔Bと底板部の長さTとが同一であるとしてポイントマークの照射可能高さを記憶させておけば良い。
また、上述の各実施形態では、ポケットの大きさや形状等、被縫製物に対応してサイズや間隔が変更になるバインダーや大押さえなどの布保持部材を有する玉縁縫いミシンに対して本発明を適用した場合を例に説明したが、本発明は、玉縁縫いミシンに限らず、被縫製物に対応してサイズや形状等が変更になる保持枠等の布保持部材を有し、布保持部材の上方かつ側方からマーキングライトを照射する構成のミシンであれば、種々のミシンに適用可能であることは、言うまでもない。
ミシンの概略構成を示す斜視図。 マーキング照射装置を示す斜視図。 マーキングライトの照射位置を説明する図。 制御装置の概略構成を示すブロック図。 マーキングライトの高さを変えた場合における回転角度の算出方法を説明する図。 マーキングライトの高さを変えた場合における回転角度の算出方法を説明する図。 図5の矢印Uの方向から見た状態を立体的に示す模式図。 マーキングライトの高さを変えた場合における回転角度の算出方法を説明する図。 マーキングライトの高さを変えた場合における回転角度の算出方法を説明する図。 マーキングライトの動作処理のフローチャート。 マーキングライトの上下位置の調節を手動で行う機構を備えたミシンの概略構成を示す斜視図。 従来技術における二本針の間隔が狭い場合のマーキングライトの照射箇所を説明する図。 従来技術における二本針の間隔が広い場合のマーキングライトの照射箇所を説明する図。
符号の説明
1 玉縁縫いミシン
11 ミシンテーブル(載置台)
12 ミシンフレーム(ミシン本体)
13 縫い針
20 大押さえ(布保持部材)
30 バインダー(布保持部材)
31 底板部
32 立板部
50 マーキング照射装置
53 上下駆動モータ(上下駆動手段)
54 ピニオン(上下駆動手段)
56 ラック(上下駆動手段)
57 回転駆動モータ(回転駆動手段)
58 歯車(回転駆動手段)
59 歯車(回転駆動手段)
60 マーキングライト(発光部)
61 ライト駆動軸(回転駆動手段)
63 回転駆動モータ(回転駆動手段)
63a 出力軸(回転駆動手段)
65 歯車(回転駆動手段)
66 ライト駆動軸(回転駆動手段)
70 マーキングライト(発光部)
80 操作パネル(照射位置設定手段、上下位置設定手段、長さ入力手段)
90 制御装置(制御手段)
101a 取付孔(上下調節機構)
101b 取付孔(上下調節機構)
151 支持棒(上下調節機構)

Claims (3)

  1. 載置台に被縫製物を保持して縫い針の針落ち位置に搬送する布保持部材と、
    前記縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記布保持部材の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記被縫製物を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記被縫製物上に照射するマーキング照射装置とを備え、
    前記載置された前記被縫製物を布送り方向に搬送させながら、前記縫い針を上下動させることにより前記被縫製物に縫い目を形成するミシンにおいて、
    前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、
    前記発光部の上下位置を設定する上下位置設定手段と、
    前記発光部を前記上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とするミシン。
  2. 載置台に被縫製物を保持して縫い針の針落ち位置に搬送する布保持部材と、
    前記縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記布保持部材の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記被縫製物を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記被縫製物上に照射するマーキング照射装置とを備え、
    前記載置された前記被縫製物を布送り方向に搬送させながら、前記縫い針を上下動させることにより前記被縫製物に縫い目を形成するミシンにおいて、
    前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に略直交する方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、
    前記発光部の上下位置を設定する上下位置設定手段と、
    前記発光部を前記上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とするミシン。
  3. 上下動する2本の縫い針を有するミシン本体と、
    底板部と当該底板部に垂直に立設された立板部とを有し、前記2本の縫い針よりも布送り方向上流側に配置され、載置台に載置された身生地の上に玉縁布を保持する保持位置と該保持位置よりも上方の待機位置とに上下動可能に構成され、前記保持位置において、前記底板部及び立板部に、前記玉縁布を沿わせて前記2本の縫い針の針落ち位置に案内するバインダーと、
    前記バインダーの上下動経路の両側の上昇位置と前記身生地を押圧保持する下降位置とに上下動可能に構成され、前記下降位置において、前記バインダーに沿って案内される前記身生地及び玉縁布を前記2本針の両側で押圧保持して前記布送り方向に搬送する一対の大押さえと、
    前記2本の縫い針よりも前記布送り方向上流側であって前記バインダーの上下動経路の上方かつ側方に配置される発光部を有し、前記発光部からの発光により前記載置台に前記身生地を載置する際の位置決め基準となるポイントマークを前記身生地上に照射するマーキング照射装置とを備え、
    前記載置された前記身生地及び前記玉縁布を前記大押さえにより前記布送り方向に搬送させながら、前記2本の縫い針を上下動させることにより前記身生地に前記玉縁布を縫いつける玉縁縫いミシンにおいて、
    前記発光部を上下動させる上下駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置が前記布送り方向に沿って移動するように前記発光部を所定の駆動軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記ポイントマークの照射位置を設定する照射位置設定手段と、
    前記バインダーの底板部の布送り方向に直交する長さを入力する長さ入力手段と、
    前記長さ入力手段により入力された長さに基づいて、前記発光部の上下位置を自動設定する上下位置自動設定手段と、
    前記発光部を前記自動上下位置設定手段により設定された上下位置に移動させるとともに、前記発光部が前記設定された上下位置に移動しても、前記照射位置設定手段により設定された照射位置にポイントマークが照射されるように、前記上下駆動手段及び前記回転駆動手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする玉縁縫いミシン。
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