JP4973219B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器に関するものである。
像ブレ補正機能を備えたカメラは、例えば、撮像素子を光軸に垂直な平面内でシフトさせるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−174226号公報
従来、この種のブレ補正装置を一眼レフタイプのカメラに適用した場合、光学ファインダにおいて結像される像には、像ブレ補正効果が及ばなかった。
本発明の課題は、接眼光学系において結像される像の像ブレを補正できる光学機器を提供することである。
請求項1に記載の光学機器は、レンズ鏡筒を通過した像光を接眼光学系に向けて反射する第1位置と、前記像光を撮像部に向けて反射する第2位置との間で回動する反射部と、前記反射部が前記第1位置にあるとき、ブレ検出部の出力に基づいて前記反射部の反射面を基準面に対して傾けることで前記接眼光学系において結像される像の像ブレ補正を行うよう制御する制御部とを備え、前記反射部が前記第1位置から前記第2位置に移動したとき、前記制御部は、前記第2位置での前記基準面に対する前記反射面の傾斜角度を前記ブレ検出部の出力に基づく前記第1位置での前記基準面に対する前記反射面の傾斜角度と同じ角度にした前記反射部により前記像光を前記撮像部に向けて反射させることで、前記撮像部において結像される像の像ブレ補正を行うよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、接眼光学系において結像される像の像ブレを補正できる光学機器を提供することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態をあげて、さらに詳しく説明する。なお、以下の実施形態は、光学機器としてカメラシステムを例にとって説明する。
図1は、実施形態のカメラシステムの構成を示す概略図である
カメラシステム1は、レンズ鏡筒2がカメラ本体3に着脱可能に装着されるレンズ交換式の一眼レフデジタルカメラシステムである。
レンズ鏡筒2は、図示しないレンズ群によって構成される撮像光学系を含んでいる。以下、レンズ鏡筒2に含まれる撮像光学系の光軸に記号Zを付して説明する。
カメラ本体3は、例えば、金属材料や合成樹脂材料等によって箱型に形成され、内部に空間部を備えている。カメラ本体3は、正面部にレンズ鏡筒2が装着され、正面部の反対側の面部である背面部が通常撮影位置において撮影者に対向する。ここで、本明細書において、通常撮影位置とは、光軸Zを略水平にして横長の画像を撮影する際のカメラ本体3の姿勢を指すものとする。
以下、カメラ本体3及びカメラ本体3に含まれる各要素の配置は、この通常撮影位置を基準にして説明する。また、図に示すように、光軸Zに対して直交する2軸に記号X、Yを付して説明する。ここで、X軸は、水平方向に延在し、Y軸は、鉛直方向に延在している。これらのX軸、Y軸及びZ軸の交点(座標系の原点)は、後述するミラー33の反射面33a上に設定されている。
カメラ本体3は、ファインダ光学系10、撮像素子20、ミラーユニット30、角速度センサ40及び制御部50を備えている。
ファインダ光学系10は、カメラ本体3の上面部に設けられており、ペンタプリズム11、接眼部12及び焦点板13を含んでいる。
ペンタプリズム11は、このペンタプリズム11と後述するミラーユニット30との間に設けられた焦点板13に結像された被写体像を成立像にして接眼部12に導く光学素子である。
接眼部12は、図示しない接眼レンズを備えており、撮影者は、焦点板13に結像された被写体像を拡大観察できるようになっている。
焦点板13は、ミラーユニット30によって反射された像光が結像される部分である。
撮像素子20は、ミラーユニット30によって反射された像光を電気信号に変換する光−電気変換素子である。撮像素子20は、カメラ本体3の内部であってミラーユニット30を挟んでファインダ光学系10の反対側(カメラ本体3の底面の近傍)にその撮像面が略水平とされた状態で配置されている。撮像素子20には、CCDやCMOS等を使用できる。また、撮像素子20に替えて銀塩フィルムを用いてもよい。
ミラーユニット30は、ファインダ光学系10と撮像素子20との間であって、光軸Z上に配置されている。ミラーユニット30は、レンズ鏡筒2を通過した像光の光路を反射して、この像光をファインダ光学系10又は撮像素子20に導くものである。
図2は、図1に示すカメラシステムのカメラ本体に備えられたミラーユニットを示す図であり、(a)は、斜視図を、(b)は、(a)のb−b矢視図をそれぞれ示している。
ミラーユニット30は、支持部31、回転軸32、ミラー33、ミラー切替用アクチュエータ34(図1参照)、像ブレ補正用アクチュエータ35(35x、35y)、接続ゴム36を備えている。
支持部31は、平面形が略長方形とされた板状の部材であり、ミラーユニット30のベースとして機能するものである。支持部31は、その長手方向がX軸に略平行(略水平方向)とされた状態で配置されている。支持部31は、ミラー33に対向する面部におけるX軸方向の中間部分を凹ませて形成した凹部を備えており、断面形状が略コの字(U字)状になっている(図2(b)参照)。
回転軸32は、支持部31のX軸方向(長手方向)の両端部から突き出して一対設けられている。回転軸32は、ぞれぞれ図示しない軸受けに支持されており、支持部31は、回転軸32の中心軸線C回りに回転可能になっている。この中心軸線Cは、X軸と同軸上に配置されており、後述するミラー33の反射面33aを含む平面上に配置されている(図2(b)参照)。
ミラー33は、前述のようにレンズ鏡筒2が取得した像光を反射するものであり、その平面形が略長方形となっている。ミラー33は、支持部31に対し略平行に重ねて配置され、支持部31の凹部に装着されている。
ミラーユニット30は、ミラー33の反射面33aが光軸Zに対して、例えば、45°傾斜して斜め上方を向き、レンズ鏡筒2を通過した像光をファインダ光学系10に反射する観察位置(図3(a)、(b)参照)と、この観察位置から回転軸32回りに、例えば、90°回転して、ミラー33の反射面が斜め下方を向いてレンズ鏡筒2を通過した像光を撮像素子20に反射する撮影位置(図3(c)、(d)参照)との間で移動可能になっている。
ミラー切替用アクチュエータ34は、ミラーユニットを上述した観察位置と撮影位置との間で駆動する電磁アクチュエータである。
像ブレ補正用アクチュエータ35は、支持部31に対してミラー33を駆動してミラー33の反射面を傾けるものである。像ブレ補正用アクチュエータ35は、支持部31とミラー33との間に配置されている。
ここで、カメラシステム1は、X軸回り及びY軸回りのカメラ本体3の姿勢の変化に起因する像ブレを補正するようになっている。X軸まわりの姿勢の変化は、ピッチング(Pitching)と、Y軸回りの姿勢の変化は、ヨーイング(Yawing)とそれぞれ称されている。
像ブレ補正用アクチュエータ35は、例えば、公知の積層型圧電素子を含み、電圧が印加されることによってその厚み方向、すなわち、支持部31とミラー33とを接近又は離間させる方向に変位(伸縮)するものである。
像ブレ補正用アクチュエータ35は、X側アクチュエータ35xとY側アクチュエータ35yとを備えている。
X側アクチュエータ35xは、ミラー33を、その反射面33aの中心(光軸Z及び中心軸線Cが交差する点)を支点として中心軸線Cに対して傾け、これによって、ヨーイング方向の像ブレ補正を行うものである。X側アクチュエータ35xは、中心軸線Cに平行な軸線上に配置されている。
Y側アクチュエータ35yは、ミラー33を、その反射面33aの中心を支点として中心軸線Cに直交する軸線に対して傾け、これによって、ピッチング方向の像ブレ補正を行うものである。Y側アクチュエータ35yは、ミラー33の反射面33aの中心を通りかつ中心軸線Cに直交する軸線に平行な軸線上に配置されている。このY側アクチュエータ35yは、中心軸線よりも撮像素子20側の領域に配置されている。
接続ゴム36は、ミラー33と支持部31とを接続するものであり、支持部31とミラー33との間に配置されている。接続ゴム36は、弾性変形が可能なゴム系の材料によって形成されている。
接続ゴム36は、ミラー33の裏面(反射面33aとは反対側の面)における中心及び支持部31にそれぞれ、例えば、接着剤により接着されている。これによって、ミラー33は、像ブレ補正用アクチュエータ35によって駆動される際、その反射面33aの中心が実質的に動かないようになっている。
角速度センサ40(図1参照)は、カメラ本体3の姿勢の変化を検出するものであり、例えば、公知のジャイロセンサを含んでいる。角速度センサ40は、Y軸回り(ヨーイング方向)の角速度を検出するセンサ、及び、X軸回り(ピッチング方向)の角速度を検出するセンサの2つのセンサを備えている。
制御部50は、角速度センサ40の出力に応じてミラー33の駆動方向及び駆動量を演算し、この演算結果に従って像ブレ補正用アクチュエータ35を制御することによって、焦点板13又は撮像素子20に結像される像の像ブレの補正を行う部分である。
次に画像を撮影する際のカメラシステム1の動作を説明する。
図3は、観察位置及び撮影位置におけるカメラシステム1を示す図である。
この図3において、(a)及び(b)は、それぞれミラーユニット30が観察位置にある状態を示している。また、(c)は、ミラーユニット30が(a)に示す観察位置から撮影位置に移動した状態を示し、(d)は、ミラーユニット30が(b)に示す観察位置から撮影位置に移動した状態を示している。
フレーミング時において、ミラーユニット30は、図3(a)、(b)に示す観察位置とされ、レンズ鏡筒2を通過した像光は、鉛直方向上方に屈折されてファインダ光学系10に導びかれる。これによって、撮影者は、接眼部12を介して焦点板13に結像された被写体像を観察することができる。
ここで、フレーミング中に、例えば、撮影者の手ブレ等に起因してカメラ本体3の姿勢が変化すると、制御部50は、焦点板13に結像される被写体像の像ブレを打ち消す方向にミラー33を駆動する。
以下、この像ブレ補正動作について詳しく説明する。
カメラ本体3は、手ブレ等に起因して姿勢が変化すると、角速度センサ40がこれを検出して制御部50に出力する。
制御部50は、角速度センサ40の出力に応じて像ブレ補正用アクチュエータ35を駆動し、ミラー33によって反射される像光(反射光)の光路を変え、これによって、被写体像の像ブレを補正するようになっている。図3において、ミラー33によって反射された像光の光軸のうち、一点鎖線は、像ブレ補正前の像光の光軸を示し、実線は、像ブレ補正後の像光の光軸を示している。
例えば、カメラ本体3がX軸回りに回転するような手ブレ(ピッチング方向の手ブレ)が発生した場合、制御部50は、Y側アクチュエータ35yを駆動して、ミラー33の反射面33aの光軸Zに対する角度を変更する(図3(a)、(b)参照)。
図3(a)は、レンズ鏡筒2の光軸方向被写体側の端部が下方を向くようにカメラ本体3の姿勢が変化した場合を示し、図3(b)は、レンズ鏡筒2の光軸方向被写体側の端部が上方を向くようにカメラ本体3の姿勢が変化した場合を示している。図3(a)の場合、Y側アクチュエータ35yは、伸びる方向に変位し、図3(b)の場合は、Y側アクチュエータ35yは、縮む方向に変位する。
また、例えば、カメラ本体3がY軸回りに回転するように手ブレ(ヨーイング方向の手ブレ)が発生した場合、制御部50は、X側アクチュエータ35xを駆動する(図示省略)。制御部50は、X軸回り及びY軸回りの角速度が検出された場合には、Y側アクチュエータ35y及びX側アクチュエータ35xをそれぞれ駆動し、これによって、像ブレを補正する。
以上説明した像ブレ補正制御は、フレーミング中に常時行ってもよく、また、カメラ本体3に設けられた不図示のレリーズスイッチが、いわゆる、半押し操作されたときのみ、これに応じて行ってもよい。
カメラシステム1は、レリーズスイッチが全押し操作されると、ミラーユニット30がミラー切替用アクチュエータ34によって観察位置から撮影位置に駆動され、これによって、撮像素子20に被写体像光が露光される。
ここで、制御部50は、上記ミラーユニット30が観察位置から撮影位置に移動(回転)する際、ミラー33の支持部31に対する観察位置における傾斜角度を維持する。すなわち、ミラー33及び支持部31は、図3(a)に示すフレーミング中の像ブレ補正状態と同じ位置関係のまま回転軸32回りに回転する(図3(c)、(d)参照)。
図3を用いて説明すると、図3(a)に示す観察位置からレリーズスイッチが全押し操作されると、図3(c)に示す撮影位置に移動する。また、図3(b)に示す観察位置からレリーズスイッチが全押し操作されると、図3(d)に示す撮影位置に移動する。これによって、撮像素子20の露光される被写体像の像ブレが補正される。
なお、撮像素子20に結像される被写体像は、左右反転するので、撮像素子20の出力に基づいて生成される画像データは、電気的に左右反転して出力することが望ましい。
次に本実施形態のカメラシステム1の効果を他の像ブレ補正装置を備えるカメラと対比して説明する。
カメラにおける公知の像ブレ補正装置としては、レンズ駆動式、撮像部駆動式、画像合成式のものが知られている(何れも図示を省略する)。
レンズ駆動式のブレ補正装置は、例えば、レンズ鏡筒に備えられたレンズ群の一部を光軸に垂直な面内で駆動し、これによって撮像素子に結像される像の像ブレを補正するものである。しかし、このレンズ駆動式のブレ補正装置は、ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒をカメラ本体に装着しなければ像ブレ補正効果が得られない。
撮像部駆動式のブレ補正装置は、例えば、撮像素子を含む撮像部を光軸に垂直な面内で駆動して像ブレを補正するものである。この場合、レンズ鏡筒の種類によらず像ブレ補正効果が得られるが、像光をファインダ光学系に導くミラーは、撮像部よりも被写体側に設けられているので、ファインダ光学系において結像される像の像ブレを補正できない。
画像合成式のブレ補正装置は、例えば、複数の画像を連続して撮影し、これらの画像を合成して像ブレを補正するものであるが、カメラの連写性能が低下したり、画像合成によって画質が低下する可能性がある。
これらに対し、本実施形態のカメラシステムによる像ブレ補正制御は、カメラ本体3に備えられたミラー33を駆動するので、レンズ鏡筒2の種類によらず像ブレ補正効果を得ることができる。
また、ファインダ光学系10の焦点板13に結像される像は、ミラー33によって反射されるものなので、フレーミング中に焦点板13に結像される像の像ブレも補正できる。さらに、連写性能が低下したり画質が劣化することもない。
[変形形態]
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)本発明が適用される光学機器の構成は、実施形態に記載したものに限らず適宜変更が可能である。例えば、実施形態は、ミラーによって像光を屈折させたが、これに限らず、例えば、プリズムによって像光を屈折させてもよい。
(2)実施形態において、ミラーを駆動する像ブレ補正用アクチュエータは、圧電素子であったが、ミラーを駆動する第1の駆動部は、これに限らず、例えば、ボイスコイルモータやステッピングモータ等でもよい。
(3)実施形態は、ミラーを傾けて反射光の光路を変更したが、これに限らず、例えば、ミラーを光軸方向(Z軸方向)又は鉛直方向(Y軸方向)に移動(スライド)させてもよい。この場合、X軸回り(ピッチング方向)の像ブレのみを補正することができ、いわゆる流し撮りをする際等に、水平方向のブレ補正制御を意図的に制限したい場合に有用である。なお、この場合に通常の像ブレ補正を行うには、Y軸回り(ヨーイング方向)の像ブレを、例えば、撮像素子をシフトさせて補正するとよい。
(4)実施形態は、光学機器として静止画を撮影するデジタルカメラを例にとって説明したが、光学機器は、これに限らず、例えば、動画を撮影するムービーカメラであってもよい。また、撮像部を備えない、望遠鏡や顕微鏡のようなものであってもよい。
実施形態のカメラシステムの構成を示す概略図である。 図1のカメラシステムに備えられたミラーユニットを示す図である。 図1のカメラシステムの撮影時の動作を示す図である。
符号の説明
1 カメラシステム : 2 レンズ鏡筒 : 3 カメラ本体 : 10 ファインダ光学系 : 20 撮像素子 : 30 ミラーユニット : 31 支持部 : 32 回転軸 : 33 ミラー : 34 ミラー切替用アクチュエータ : 35 像ブレ補正用アクチュエータ : 40 角速度センサ : 50 制御部

Claims (5)

  1. レンズ鏡筒を通過した像光を接眼光学系に向けて反射する第1位置と、前記像光を撮像部に向けて反射する第2位置との間で回動する反射部と、
    前記反射部が前記第1位置にあるとき、ブレ検出部の出力に基づいて前記反射部の反射面を基準面に対して傾けることで前記接眼光学系において結像される像の像ブレ補正を行うよう制御する制御部とを備え、
    前記反射部が前記第1位置から前記第2位置に移動したとき、前記制御部は、前記第2位置での前記基準面に対する前記反射面の傾斜角度を前記ブレ検出部の出力に基づく前記第1位置での前記基準面に対する前記反射面の傾斜角度と同じ角度にした前記反射部により前記像光を前記撮像部に向けて反射させることで、前記撮像部において結像される像の像ブレ補正を行うよう制御すること
    を特徴とする光学機器。
  2. 請求項1に記載の光学機器において、
    前記反射部は、前記接眼光学系と前記撮像部の間に配置されていること
    を特徴とする光学機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光学機器において、
    前記反射部は、支持部を有し、
    前記制御部は、前記支持部を前記基準面として前記反射面を傾けること
    を特徴とする光学機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光学機器において、
    前記反射部は、前記反射部に入射する前記像光の光軸に直交する軸線周りに回動可能であること
    を特徴とする光学機器。
  5. 請求項4に記載の光学機器において、
    前記像光の光軸に直交する直線は、前記反射部の前記反射面を含む平面上にあること
    を特徴とする光学機器。
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