JP4964748B2 - 透明積層体フィルムの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、透明積層体フィルムの製造方法に関し、より詳しくは、光学用フィルム等の透明性、表面硬度、耐熱性、平滑性が要求される用途への適用が考えられ、具体的には、ディスプレイ基板、太陽電池基板等の用途に好適に用いることができる透明積層体フィルムの製造方法に関する。
プラスチック、特に光硬化性樹脂組成物を透明なベースフィルム(支持体フィルム)の両表面に積層し、紫外線照射により硬化させ、光硬化型の透明積層体フィルムを形成する方法に関して、従来から次に示すような製造方法が知られている。
光硬化型の透明積層体フィルムの製造方法としては、ベースフィルムの一方の表面上に光硬化性樹脂組成物を塗布した後(一層目)に、紫外線照射し、その後、もう一方の面の表面上に光硬化性樹脂組成物を塗布した後(二層目)に、紫外線照射することが一般的であった。しかしながら、このような製造方法においては、得られる透明積層体フィルムにおける一層目の光硬化層と二層目の光硬化層の反応率に違いが生じるため、透明積層体フィルムの品質制御が困難となるという問題があった。
このような問題を解決するために、透明積層体フィルムを製造するにあたり、紫外線を両面同時に照射して光硬化性樹脂を硬化せしめる方法が提案されている。そのため、ベースフィルムの両方の表面に光硬化性樹脂を塗布する方法が検討されており、例えば、特開平10−337516号公報(特許文献1)には、フィルムの左右に樹脂ダムを形成し、フィルムを上から下へ搬送しながら、フィルムの左右に樹脂を塗布する方法が開示されている。また、特開平10−314647号公報(特許文献2)には、フィルムを下から上へ搬送しながら、フィルムの左右にダイコーターを設置し、塗布する方法が開示されている。しかしながら、これらの特許文献等に記載されたような方法においては、塗布厚みを調整することや塗布厚みの均一性を確保することが困難であるという問題があった。
特開平10−337516号公報 特開平10−314647号公報
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムの製造方法において、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れると共に光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することが可能な透明積層体フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムの製造方法において、ベースフィルムの一方の表面上に第1の光硬化性樹脂組成物の塗膜を形成した後に第1のカバーフィルムを圧着すると同時に前記第1の塗膜の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルムを作製し、一方で、第2のカバーフィルムの表面上に第2の光硬化性樹脂組成物の塗膜を形成した後に、第2の塗膜を形成した第2のカバーフィルムと前記片面塗膜付ベースフィルムとを圧着すると同時に前記第2塗膜の塗布厚みを均一化することにより、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れると共に光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の透明積層体フィルムの製造方法は、両方の表面に易接着処理がなされた透明なベースフィルムの一方の表面上に第1の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第1の塗膜を形成する工程と、
前記第1の塗膜が形成されたベースフィルムと少なくとも一方の表面に易剥離処理がなされた透明な第1のカバーフィルムとを、前記第1の塗膜の表面と前記第1のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面とが接するようにして圧着すると同時に前記第1の塗膜の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルムを得る工程と、
第2のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面上に第2の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第2の塗膜を形成する工程と、
前記第2の塗膜が形成された第2のカバーフィルムと前記片面塗膜付ベースフィルムとを、前記カバーフィルムがそれぞれ外側になるようにして圧着すると同時に前記第2の塗膜の塗布厚みを均一化して両面塗膜付ベースフィルムを得る工程と、
前記両面塗膜付ベースフィルムに紫外線を照射して前記光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
また、本発明の透明積層体フィルムの製造方法においては、前記光硬化性樹脂組成物が、光硬化性を有するシリコーン系樹脂を3質量%以上含有するものであることが好ましい。
さらに、本発明の透明積層体フィルムの製造方法においては、前記第1及び第2の塗膜を形成するにあたり、前記第1及び第2の光硬化性樹脂組成物を回転ロールに保持された状態のベースフィルム及び第2のカバーフィルムにそれぞれ塗布することが好ましい。
なお、本発明の透明積層体フィルムの製造方法によれば、透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムの製造方法において、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れると共に光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することが可能となる。すなわち、本発明においては、先ず、第1のカバーフィルムを圧着する際に第1の塗膜の塗布厚みを均一化しており、次に、第2の塗膜を形成した第2のカバーフィルムを圧着する際に前記第2の塗膜の塗布厚みを均一化している。このように、一方の塗膜の塗布厚みを均一化した後に他方の塗膜の塗布厚みを均一化しているため、同時に両面の塗膜の塗布厚みを均一化する場合と比較して相乗的に塗布厚みを均一化することができる。また、本発明においては、第2の塗膜を、裏面に第1の塗膜が形成されているベースフィルムの表面上ではなく、第2のカバーフィルムの表面上に形成している。そのため、裏面に形成された流動性を有する第1の塗膜を考慮することなく第2の光硬化性樹脂組成物を塗布することができ、さらには、第2の光硬化性樹脂組成物を塗布する際にフィルムをより動きにくい状態に保持することができる。したがって、第2の塗膜をベースフィルムの表面上に形成する場合と比較してより確実に塗布厚みを均一化することができる。以上説明したように、本発明の透明積層体フィルムの製造方法によれば、従来の方法と比較して飛躍的に光硬化性樹脂組成物の塗膜の塗布厚みを均一化することができるため、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することができる。
また、本発明においては、両面同時に紫外線を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化せしめるため、光硬化性樹脂の硬化反応率を十分に均一にすることができる。また、本発明においては、紫外線を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる際に、光硬化性樹脂組成物の塗膜が酸素透過率の小さいカバーフィルムに覆われているため、紫外線による硬化反応(ラジカル反応)における酸素阻害の影響が小さくなり効率よく反応が進行する。したがって、本発明の透明積層体フィルムの製造方法によれば、光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することができる。
本発明によれば、透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムの製造方法において、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れると共に光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することが可能な透明積層体フィルムの製造方法を提供することが可能となる。また、本発明の透明積層体フィルムの製造方法によれば、ベースフィルムの両面で異なる厚みの光硬化性樹脂層を形成することも容易であり、また、光硬化性樹脂層を形成するにあたり、粘度の異なる光硬化性樹脂組成物を用いることもできる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
本発明の透明積層体フィルムの製造方法は、両方の表面に易接着処理がなされた透明なベースフィルムの一方の表面上に第1の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第1の塗膜を形成する工程(第1の工程)と、
前記第1の塗膜が形成されたベースフィルムと少なくとも一方の表面に易剥離処理がなされた透明な第1のカバーフィルムとを、前記第1の塗膜の表面と前記第1のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面とが接するようにして圧着すると同時に前記第1の塗膜の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルムを得る工程(第2の工程)と、
第2のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面上に第2の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第2の塗膜を形成する工程(第3の工程)と、
前記第2の塗膜が形成された第2のカバーフィルムと前記片面塗膜付ベースフィルムとを、前記カバーフィルムがそれぞれ外側になるようにして圧着すると同時に前記第2の塗膜の塗布厚みを均一化して両面塗膜付ベースフィルムを得る工程(第4の工程)と、
前記両面塗膜付ベースフィルムに紫外線を照射して前記光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる工程(第5の工程)と、
を含むことを特徴とする方法である。
先ず、本発明の透明積層体フィルムの製造方法に用いる光硬化性樹脂組成物、ベースフィルム及びカバーフィルムについて説明する。
本発明にかかる光硬化性樹脂組成物とは、光硬化性を有し、流動性又は可塑性を有する樹脂組成物のことをいう。また、本発明でいう光硬化性樹脂とは、活性エネルギー線を照射して硬化可能な樹脂あればよく、特に制限されない。本発明にかかる光硬化性樹脂組成物は、複数の樹脂又はモノマーを含む樹脂組成物であってもよい。このような樹脂又はモノマーとしては特に限定されないが、例えば、(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレート、エポキシが挙げられる。また、このような光硬化性樹脂組成物としては、光硬化性を有するシリコーン系樹脂を3質量%以上(より好ましくは5〜30質量%)含有するものであることが好ましい。このように光硬化性を有するシリコーン系樹脂としては、二重結合等の官能基を有するシロキサン系樹脂が挙げられる。さらに、このような光硬化性樹脂組成物は、光硬化性を阻害しなければ、フィラー系添加物を含有していてもよい。
また、本発明にかかる光硬化性樹脂組成物は、通常、光重合開始剤を含有しているものである。このような光重合開始剤としては、市販されているものを適宜選択して使用することができる。また、このような光重合開始剤としては、例えば、アルキンフェノン系、アシルフォスフィンオキサイド系、チタノセン系等の光重合開始剤が挙げられる。なお、このような光硬化性樹脂組成物としては、粘度調整等のために、適当な溶媒を希釈剤として含有しているものを使用してもよいが、溶媒の揮発除去工程を考慮すると時間を要し生産効率が低下するという観点、並びに硬化フィルム内部に残留溶媒等が存在し成形フィルムの特性低下につながるという観点から、溶媒を含有していないものを使用することが好ましい。また、このような光硬化性樹脂組成物は、硬化の際に揮発分を発生しないものであることが好ましい。
本発明にかかるベースフィルムは、本発明で得られる透明積層体フィルムの支持体となるフィルムであって、両方の表面に易接着処理がなされた透明なフィルムである。このようなベースフィルムの材質としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PBT(ポリブチレンフタレート)、COP(シクロオレフィンポリマー)、COC(シクロオレフィンコポリマー)、PC(ポリカーボネート)、アセテート系樹脂、アクリル系樹脂、フッ化ビニル系樹脂、ポリアミド、ポリアリレート、セロファン、ポリエーテルスルホン、ノルボルネン系樹脂等のプラスチックが挙げられる。これらのプラスチックの中でも、ベースフィルムの透明性並びに光硬化性樹脂組成物との密着性の観点から、PET、PEN、PBT、COP、COC、PC、アクリル系樹脂が好ましい。これらのプラスチックは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。また、このようなベースフィルムは、これらのプラスチックからなる単層フィルムであってもよく、これらのプラスチックからなるフィルムを組み合わせた多層フィルムであってもよい。
また、このようなベースフィルムの波長550nmにおける光透過率としては、80%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。さらに、このようなベースフィルムの厚みは特に限定されないが、10〜400μmの範囲内であることが好ましい。また、このようなベースフィルムは、表面形状が平坦性を有するものであってもよく、また透明性を阻害しない範囲において表面に凹凸加工が施されているものであってもよい。また、本発明にかかる易接着処理としては、光硬化性樹脂組成物との密着性を向上させることが可能な処理であればよく、特に限定されないが、例えば、コロナ放電処理、紫外線照射処理、プラズマ処理、プライマーコート等の表面処理及び表面加工が挙げられる。
本発明にかかるカバーフィルムは、少なくとも一方の表面に易剥離処理がなされた透明なフィルムである。このようなカバーフィルムの材質としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PBT(ポリブチレンフタレート)、PC(ポリカーボネート)、ポリプロピレン、ポリエチレン、アセテート系樹脂、アクリル系樹脂、フッ化ビニル系樹脂、ポリアミド、ポリアリレート、セロファン、ポリエーテルスルホン、ノルボルネン系樹脂等のプラスチックが挙げられる。これらのプラスチックの中でも、紫外線等の活性エネルギー線の透過性並びに酸素透過性の観点から、PET、PEN、PBTが好ましい。これらのプラスチックは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。また、このようなカバーフィルムは、これらのプラスチックからなる単層フィルムであってもよく、これらのプラスチックからなるフィルムを組み合わせた多層フィルムであってもよい。
また、このようなカバーフィルムの波長550nmにおける光透過率としては、80%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましい。さらに、このようなカバーフィルムの紫外線波長領域350nmにおける光透過率としては、60%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。また、このようなカバーフィルムの厚みは特に限定されないが、10〜400μmの範囲内であることが好ましい。さらに、このようなカバーフィルムは、表面形状が平坦性を有するものであってもよく、また透明性を阻害しない範囲において表面に凹凸加工が施されているものであってもよい。また、本発明にかかる易剥離処理とは、光硬化性樹脂組成物との密着性を低下させ、カバーフィルムと硬化後の光硬化性樹脂組成物層との剥離を可能とする処理のことをいう。このような易剥離処理としては、例えば、カバーフィルムの表面にシリコーン系表面処理剤、フッ素系表面処理剤等を塗布する処理を採用することができる。
以上、本発明の透明積層体フィルムの製造方法に用いる光硬化性樹脂組成物、ベースフィルム及びカバーフィルムについて説明したが、以下、本発明の透明積層体フィルムの製造方法をより詳細に説明するために、図面を参照しながら、本発明の透明積層体フィルムの製造方法の一実施形態について説明する。なお、以下の説明及び図面中、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の透明積層体フィルムの製造方法の一実施形態を示す模式図である。先ず、図1に示す透明積層体フィルムの製造方法に用いる製造装置について説明する。このような製造装置は、塗布装置1と、回転ロール2と、ベースフィルムの巻き出し部3と、カバーフィルムの巻き出し部4と、他のカバーフィルムの巻き出し部5と、絞りロール6と、紫外線ランプ7と、巻き取り部8とを備えている。
塗布装置1としては、公知の塗布装置を適宜選択して使用することができる。また、塗布方式は、均一性及び塗工形状に優れた塗布方式であればよく特に限定されない。このような塗布方式としては、例えば、ダイコート、リップコート、グラビアコート、ロールコート、リバースコート、ナイフコート、ドクターコート、エクストルージョンコート、スライドコート、ワイヤーバーコート、押出コート等の公知の塗布方式を採用することができる。なお、このような塗布装置1においては、筋や異物の原因となるゲル状の付着物の発生を抑制するという観点から、塗布ヘッドには紫外線が当たらないようにすることが望ましい。また、回転ロール2は、塗布厚みの均一性の観点から、装置に固定されているものであることが必要である。このような回転ロール2としては、公知の回転ロールを適宜選択して使用することができる。さらに、絞りロール6は、少なくとも2以上のロールからなり、各種フィルムを圧着することができるものであることが必要である。このような絞りロール6としては、公知の回転ロールを適宜選択して使用することができる。
紫外線ランプ7としては、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、パルス型キセノンランプ、キセノン/水銀混合ランプ、低圧殺菌ランプ、無電極ランプが挙げられる。これらの紫外線ランプの中でも、メタルハライドランプ又は高圧水銀ランプが好ましい。また、紫外線ランプ7には、光エネルギーを有効に利用するという観点から、楕円型、放物線型、拡散型等の反射板を取り付けることが好ましい。さらに、紫外線照射による熱の発生を抑制するという観点から、紫外線ランプ7に熱カットフィルターを装着してもよい。また、紫外線ランプ7は、照射箇所に冷却装置を有しているものであることが好ましい。このような冷却装置により、紫外線照射によって生じる熱によるベースフィルムやカバーフィルムの熱変形をより確実に抑制することができる。このような冷却装置の冷却方式としては、空冷方式、水冷方式等の公知の方法を採用することができる。
ベースフィルムの巻き出し部3、カバーフィルムの巻き出し部4及び他のカバーフィルムの巻き出し部5としては、ベースフィルムやカバーフィルムを所定の速度で供給できる装置であればよく、特に限定されない。また、巻き取り部8としては、積層されたフィルムを所定の速度で巻き取ることができる装置であればよく、特に限定されない。
次に、以上説明した製造装置を用いた本発明の透明積層体フィルムの製造方法の好適な一例を説明する。
第1の工程においては、先ず、ベースフィルムの巻き出し部3からベースフィルム11を巻き出す。ベースフィルム11の供給速度は特に限定されないが、例えば、1〜20m/分の範囲とすることができる。そして、塗布装置1を用いて、ベースフィルム11の一方の表面上に第1の光硬化性樹脂組成物をフィルム状に塗布して第1の塗膜12を形成する。また、本発明においては、第1の光硬化性樹脂組成物を回転ロール2に保持された状態のベースフィルム11に塗布することが好ましい。このようにベースフィルム11が回転ロール2に保持された状態である場合には塗布面が動きにくいため、第1の光硬化性樹脂組成物の塗膜の塗布厚みをより均一にすることができる。また、塗布厚みは0.01〜0.4mmの範囲(より好ましくは、0.02〜0.3mmの範囲)となるようにすることが好ましい。塗布厚みが前記下限未満では、均一に塗布することが困難となる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、樹脂の硬化収縮により、硬化品に変形不良が生じ易くなる傾向にある。
第2の工程においては、先ず、第1のカバーフィルムの巻き出し部4から第1のカバーフィルム13を巻き出す。なお、第1のカバーフィルム13の供給速度は、前記第1の工程におけるベースフィルムの供給速度に合わせて設定する。そして、絞りロール6において、第1の塗膜12が形成されたベースフィルム11と第1のカバーフィルム13とを、第1の塗膜12の表面と第1のカバーフィルム13の易剥離処理がなされた表面とが接するようにして圧着すると同時に第1の塗膜12の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルム21を得る。本発明においては、このように圧着の際に塗布厚みの均一化を図っているため、光硬化性樹脂組成物の塗膜の塗布厚みを均一にすることができる。
第3の工程においては、先ず、第2のカバーフィルムの巻き出し部5から第2のカバーフィルム14を巻き出す。なお、第2のカバーフィルム14の供給速度は、前記第1の工程におけるベースフィルム11の供給速度に合わせて設定する。そして、塗布装置1を用いて、第2のカバーフィルム14の易剥離処理がなされた表面上に第2の光硬化性樹脂組成物をフィルム状に塗布して第2の塗膜15を形成する。また、本発明においては、第2の光硬化性樹脂組成物を回転ロール2に保持された状態の第2のカバーフィルム14に塗布することが好ましい。このように第2のカバーフィルム14が回転ロール2に保持された状態である場合には塗布面が動きにくいため、第1の光硬化性樹脂組成物の塗膜の塗布厚みをより均一にすることができる。また、塗布厚みは0.01〜0.4mmの範囲(より好ましくは、0.02〜0.3mmの範囲)となるようにすることが好ましい。塗布厚みが前記下限未満では、均一に塗布することが困難となる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、樹脂の硬化収縮により、硬化品に変形不良が生じ易くなる傾向にある。
なお、本発明においては、塗布装置1の装置条件を適宜設定することができる。また、前記第1及び第2の光硬化性樹脂組成物としては同一のものを用いてもよく、また、樹脂組成や粘度等が異なるものを用いてもよい。そのため、本発明によれば、ベースフィルムの両面で異なる厚みの光硬化性樹脂層を形成することも容易であり、また、光硬化性樹脂層を形成するにあたり、粘度の異なる光硬化性樹脂組成物を用いることもできる。
第4の工程においては、絞りロール6において、第2の塗膜15が形成された第2のカバーフィルム14と前記第2の工程で得られた片面塗膜付ベースフィルム21とを、前記カバーフィルムがそれぞれ外側になるようにして圧着すると同時に第2の塗膜15の塗布厚みを均一化して両面塗膜付ベースフィルム22を得る。本発明においては、このように圧着の際に塗布厚みの均一化を図っているため、光硬化性樹脂組成物の塗膜の塗布厚みをより均一にすることができる。しかも、本発明においては、このように一方の塗膜の塗布厚みを均一化した後に他方の塗膜の塗布厚みを均一化しているため、同時に両面の塗膜の塗布厚みを均一化する場合と比較して相乗的に塗布厚みを均一化することができる。
第5の工程においては、紫外線ランプ7を用いて、前記両面塗膜付ベースフィルム22に紫外線を照射して前記光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる。本発明においては、このように両面同時に紫外線を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化せしめるため、光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することができる。また、本発明においては、紫外線を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる際に、光硬化性樹脂組成物の塗膜が酸素透過率の小さいカバーフィルムに覆われているため、紫外線による硬化反応(ラジカル反応)における酸素阻害の影響が小さくなり効率よく反応が進行する。さらに、本発明においては、光硬化性樹脂組成物の塗膜を覆っているカバーフィルムにより光硬化性樹脂組成物の硬化収縮を抑制できるため、得られる透明積層体フィルムの変形を抑制することができる。なお、前記光硬化性樹脂組成物の塗膜の表面における酸素濃度を1%以下にすることが好ましく、0.1%以下にすることがより好ましい。
また、紫外線の照射条件はそれぞれのランプの種類等によって異なるが、照射露光量は20〜10000mJ/cmの範囲であればよく、100〜10000mJ/cm範囲とすることが好ましい。
以上説明したようにして前記ベースフィルムの両面に光硬化性樹脂層を形成した後に巻き取り部8にて得られた積層体を巻き取る。そして、このようにして得られた積層体から前記カバーフィルムを剥離して、ベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムを得ることができる。なお、このような透明積層体フィルムには、必要に応じて、その他の樹脂層を更に積層させてもよい。
なお、このような製造装置の設置場所としては、異物混入等の懸念があるため、クリーンルーム内であることが好ましいが、異物混入等がないよう排気や吸気の環境に十分な配慮が成されていれば十分である。
以上、本発明の透明積層体フィルムを製造方法について一例を挙げて説明したが、本発明の透明積層体フィルムの製造方法は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ベースフィルム等の供給速度は上記実施形態において採用された速度に制限されず、本発明においては、塗布装置や露光ランプ等の性能に応じて適宜その供給速度を変更することができる。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すような製造装置を用いて透明積層体フィルムを製造した。すなわち、先ず、トリメチロールプロパントアクリレート(日本化薬社製、商品名「KS−TMPA」)80部、メタクリル基含有フェニルシルセスキオキサンオリゴマー20部、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名「IRGACURE 184」)2.5部を均一に攪拌混合した後、脱泡して液状の光硬化性樹脂組成物を得た後、得られた液状の光硬化性樹脂組成物を第1及び第2の光硬化性樹脂組成物として塗布装置1へ投入した。
次に、ベースフィルム巻き出し部3からベースフィルム11〔材質:PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)、幅:300mm、厚み:0.1mm、波長550nmでの光透過率:90%以上〕を1m/分の供給速度で巻き出した。そして、塗布装置1(塗布方式:スロットダイコーター法)を用いて、ベースフィルム11の一方の表面上に光硬化性樹脂組成物を回転ロール2上にてフィルム状に塗布して第1の塗膜12を形成した。その後、第1のカバーフィルムの巻き出し部4からカバーフィルム13〔材質:PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)、幅:300mm、厚み:0.1mm、波長350nmでの光透過率:70%以上〕を1m/分の供給速度で巻き出した。そして、絞りロール6において、第1の塗膜12が形成されたベースフィルム11と第1のカバーフィルム13とを、第1の塗膜12の表面とカバーフィルム13の易剥離処理がなされた表面とが接するようにして圧着すると同時に第1の塗膜12の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルム21を得た。
一方、第2のカバーフィルムの巻き出し部5から第2のカバーフィルム14〔材質:PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)、幅:300mm、厚み:0.1mm、波長350nmでの光透過率:70%以上〕を1m/分の供給速度で巻き出した。そして、塗布装置1(塗布方式:スロットダイコーター法)を用いて、第2のカバーフィルム14の易剥離処理がなされた表面上に光硬化性樹脂組成物を回転ロール2上にてフィルム状に塗布して第2の塗膜15を形成した。その後、絞りロール6において、第2の塗膜15が形成された第2のカバーフィルム14と得られた片面塗膜付ベースフィルム21とを、前記カバーフィルムがそれぞれ外側になるようにして圧着すると同時に第2の塗膜15の塗布厚みを均一化して両面塗膜付ベースフィルム22を得た。
次いで、紫外線ランプ7としてメタルハライドランプを用い、照射露光量500mJ/cmの条件で、得られた両面塗膜付ベースフィルム22に紫外線を照射して前記光硬化性樹脂組成物を硬化せしめ、ベースフィルムの両面に光硬化性樹脂組成物層を形成した。その後、得られた積層体からカバーフィルムを剥離除去し、透明積層体フィルムを得た。得られた透明積層体フィルムは、「光硬化性樹脂組成物層(厚み:0.05mm)−ベースフィルム(厚み:0.1mm)−光硬化性樹脂組成物層(厚み:0.05mm)」の三層構造からなるものであった。また、得られた透明積層体フィルムにおいては、硬化後の光硬化性樹脂組成物層の厚みは十分に均一であることが確認された。さらに、ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂組成物層における光硬化性樹脂の硬化反応率をそれぞれ測定した結果は共に88%であり、得られた透明積層体フィルムにおいては、光硬化性樹脂の硬化反応率も十分に均一であることが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面に積層された光硬化性樹脂層とを備える透明積層体フィルムの製造方法において、光硬化性樹脂層の厚みの均一性が十分に優れると共に光硬化性樹脂の硬化反応率の均一性が十分に優れる透明積層体フィルムを効率よく製造することが可能な透明積層体フィルムの製造方法を提供することが可能となる。
本発明の透明積層体フィルムの製造方法の一実施形態を示す模式図である。
符号の説明
1…塗布装置、2…回転ロール、3…ベースフィルムの巻き出し部、4…第1のカバーフィルムの巻き出し部、5…第2のカバーフィルムの巻き出し部、6…絞りロール、7…紫外線ランプ、8…巻き取り部、11…ベースフィルム、12…第1の塗膜、13…第1のカバーフィルム、14…第2の塗膜、15…第2のカバーフィルム、21…片面塗膜付ベースフィルム、22…両面塗膜付ベースフィルム。

Claims (3)

  1. 両方の表面に易接着処理がなされた透明なベースフィルムの一方の表面上に第1の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第1の塗膜を形成する工程と、
    前記第1の塗膜が形成されたベースフィルムと少なくとも一方の表面に易剥離処理がなされた透明な第1のカバーフィルムとを、前記第1の塗膜の表面と前記第1のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面とが接するようにして圧着すると同時に前記第1の塗膜の塗布厚みを均一化して片面塗膜付ベースフィルムを得る工程と、
    第2のカバーフィルムの易剥離処理がなされた表面上に第2の光硬化性樹脂組成物を、塗布厚みが0.01〜0.4mmの範囲となるようにフィルム状に塗布して第2の塗膜を形成する工程と、
    前記第2の塗膜が形成された第2のカバーフィルムと前記片面塗膜付ベースフィルムとを、前記カバーフィルムがそれぞれ外側になるようにして圧着すると同時に前記第2の塗膜の塗布厚みを均一化して両面塗膜付ベースフィルムを得る工程と、
    前記両面塗膜付ベースフィルムに紫外線を照射して前記光硬化性樹脂組成物を硬化せしめる工程と、
    を含むことを特徴とする透明積層体フィルムの製造方法。
  2. 前記光硬化性樹脂組成物が、光硬化性を有するシリコーン系樹脂を3質量%以上含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の透明積層体フィルムの製造方法。
  3. 前記第1及び第2の塗膜を形成するにあたり、前記第1及び第2の光硬化性樹脂組成物を回転ロールに保持された状態のベースフィルム及び第2のカバーフィルムにそれぞれ塗布することを特徴とする請求項1又は2に記載の透明積層体フィルムの製造方法。
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