JP4961306B2 - 電動ポンプ装置及び電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置 - Google Patents

電動ポンプ装置及び電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、電動モータによって駆動される電動ポンプ装置に関し、特に、電動ポンプ装置に設けられた電動モータ用給電端子の取付部位近傍の構造に関する。また、本発明は、電動ポンプを使用した車両用の燃料供給装置に関し、特に、自動二輪車用の燃料供給装置における電動モータ用給電端子の取付構造に関する。
近年、二輪車や四輪車などの車両用燃料供給装置として、部品点数の削減や組付作業の効率化等の観点から、燃料ポンプや圧力制御装置、ストレーナ等を一体化した燃料ポンプモジュールが広く用いられている。このような燃料ポンプモジュールでは、燃料ポンプとして、電動モータによって駆動される電動ポンプ装置が使用され、ポンプ駆動用のモータ共々ユニット化されて燃料タンク内や燃料タンク近傍に配置される。
例えば、特許文献1のような燃料供給装置では、フランジと呼ばれる円板状の部材に電動ポンプ装置やストレーナ、プレッシャレギュレータ等を固定してポンプモジュールを形成する。そして、このフランジを燃料タンクの開口に装着することにより、ポンプモジュール、すなわち、燃料供給装置がタンク内に取り付けられる。そして、電動ポンプ装置を駆動させると、フィルタを介して燃料タンク内の燃料が吸入され、圧力制御装置やストレーナ等によって、濾過・調圧された燃料がエンジンの燃料供給系に送給される。
一方、前述のような燃料供給装置では、電動ポンプ装置に対し電力を供給するため、ポンプモジュールの端部に給電端子が設けられている。この給電端子は、円筒形状の電動ポンプ端部に取り付けられた蓋状のカバー部材に設けられており、合成樹脂にて成形されたカバー部材に圧入固定される。図9は、このようなカバー部材の一例を示す平面図であり、カバー部材101には2個の端子取付孔102が貫通形成されている。端子取付孔102には、図9の裏面側から給電端子103が挿入され、端子取付孔102内に圧入固定される。
WO 2006/120899号公報 特開2001-323856号公報
ところが、図9のようなカバー部材101では、成形時にゲートGから樹脂を注入すると、破線の様に樹脂が流れ、ゲートGから見て端子取付孔102の背後側にウエルドが発生する。すなわち、ゲートGから型内に注入された樹脂が、端子取付孔102を形成するためのピン部材の周囲で分流し、その流動先端部が会合した場所にウエルドラインが形成される。このようなウエルド部は、非ウエルド部よりも強度が低下することは否めず、前述のように、端子取付孔102に給電端子103を圧入すると、ウエルド部に割れが生じてしまうおそれがある。特に、ウエルド部が端子取付孔102の角部に形成されると、応力集中が生じ易い角部の強度が低下し、端子取付孔102に端子を圧入する際に樹脂割れが生じ易くなるという問題があった。カバー部材に割れが生じると、当該部品は不良品として処分せざるを得ず、その分、製品の歩留まりが低下し製造コストが増大するため、端子圧入時のカバー割れ対策が求められていた。
また、燃料供給装置に使用される電動ポンプ装置では、耐油性の観点から、カバー部材101にPPS(ポリフェニレンサルファイド)が使用されることが多い。カバー部材101は、モータの軸受も兼ねており、このPPSでは、ガラス繊維を含有させることにより、線膨張や膨潤が少なくなり、軸受として使用する上での強度も高くなる。しかしながら、ガラス繊維を含ませたPPS材は、靭性が低く割れやすいため、前述のような樹脂割れも起こりやすく、その対策が求められていた。
本発明の目的は、電動ポンプ装置のカバー部材成形時のウエルドによる影響を低減し、給電端子圧入時におけるカバー部材の割れを防止することにある。また、本発明の他の目的は、電動ポンプ装置における給電端子圧入時のカバー部材の割れを防止し、もって、電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置の製品コスト低減を図ることにある。
本発明の電動ポンプ装置は、電動モータと、前記電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され前記回転軸の他端側に配置されたカバー部材と備え、前記カバー部材に形成された貫通孔内に前記電動モータ用の給電端子を圧入固定してなる電動ポンプ装置であって、前記カバー部材は、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を前記貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を有することを特徴とする電動ポンプ装置。
本発明にあっては、例えば、合成樹脂の型内における流通速度を調整することにより、貫通孔の角部を回避してウエルド部を形成させるようなウエルド緩和部をカバー部材に設けたので、貫通孔周囲の強度が向上し、給電端子の圧入に伴う貫通孔周囲の割れを防止することができ、製品歩留まりの改善が図られる。
前記電動ポンプ装置において、前記ウエルド緩和部として、前記貫通孔の近傍に、肉盗み部のような形で薄肉部を設けても良い。また、前記ウエルド緩和部として、前記貫通孔の近傍に、リブ部のような形で厚肉部を設けても良く、この場合、この厚肉部にウエルド部が形成されるようにしても良い。
一方、本発明の電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置は、燃料タンクに取り付けられ、電動モータによって駆動される電動ポンプ装置を備えてなる燃料供給装置であって、前記電動ポンプ装置は、電動モータと、前記電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され前記回転軸の他端側に配置されたカバー部材と、前記カバー部材に形成された貫通孔内に圧入固定された前記電動モータ用の給電端子とを有し、前記カバー部材は、前記貫通孔の近傍に形成され、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を前記貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を有することを特徴とする。
本発明にあっては、電動ポンプ装置のカバー部材に、貫通孔の角部を回避してウエルド部を形成させるようなウエルド緩和部を設けたので、貫通孔周囲の強度が向上し、給電端子の圧入に伴う貫通孔周囲の割れを防止することができ、製品歩留まりの改善が図られる。
本発明の電動ポンプ装置によれば、電動モータと、電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され回転軸の他端側に配置されたカバー部材と備え、このカバー部材に形成された貫通孔内に電動モータ用の給電端子を圧入固定してなる電動ポンプ装置にて、カバー部材に、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を設けたので、貫通孔周囲の強度を向上させることができ、給電端子の圧入に伴うカバー部材の割れを防止することが可能となる。このため、電動ポンプ装置の歩留まり向上を図ることができ、製品コストを低減させることが可能となる。
本発明の燃料供給装置によれば、燃料タンクに取り付けられ、電動モータによって駆動される電動ポンプ装置を備えてなる燃料供給装置にて、電動ポンプ装置を、電動モータと、電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され回転軸の他端側に配置されたカバー部材と、カバー部材に形成された貫通孔内に圧入固定された電動モータ用の給電端子とを有する構成とし、カバー部材に、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を設けたので、貫通孔周囲の強度を向上させることができ、給電端子の圧入に伴うカバー部材の割れを防止することが可能となる。このため、電動ポンプ装置の歩留まり向上を図ることができ、製品コストを低減させることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1である電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置の構成を示す断面図である。図1の燃料供給装置1は、自動二輪車用の装置であり、燃料タンク2の底部にタンク下方から挿入される形で取り付けられる。燃料供給装置1は、図示しないエンジンの燃料供給系に接続され、燃料配管3を介して、エンジンの燃料噴射弁に対し燃料供給を行う。
燃料供給装置1は、電動モータ4や燃料ポンプ(ポンプ)5などを一体化したポンプアッセンブリ(電動ポンプ装置)6をフランジユニット7に収容し、その上にアッパーカップ8を装着した構成となっている。ポンプアッセンブリ6では、電動モータ4の一端側に燃料ポンプ5が配される一方、その他端側には、燃圧調整用のプレッシャレギュレータ21や、燃料逆流防止用のチェックバルブ22を備えたアウトレットカバー(カバー部材)24が配されている。
フランジユニット7は、円筒状のケース部7aと、フランジ部7bとを備えている。ケース部7aの内側には、フィルタ9が取り付けられ、その上方にポンプアッセンブリ6が取り付けられる。図2は、フランジユニット7にポンプアッセンブリ6を取り付け、アッパーカップ8を装着した状態を示す斜視図であり、燃料供給装置1は、この状態で燃料タンク2の底面2aに形成されたポンプ取付孔2bからタンク内部に挿入される。その際、フランジ部7bは、図示しないボルト・ナットによって、燃料タンク2の底部に固定される。
フランジユニット7の下端部には、アウトレットパイプ11と電源コネクタ12が設けられている。アウトレットパイプ11には燃料配管3が接続される。アウトレットパイプ11は、ポンプアッセンブリ6の燃料吐出口13と連絡パイプ14を介して接続されている。連絡パイプ14には、燃料配管3内の燃圧を調整するためのリリーフバルブ15が取り付けられている。電源コネクタ12には電源端子16が収容されており、電源端子16にはハーネス17が接続されている。ハーネス17は、ポンプアッセンブリ6の側方を上方に向かって延び、ポンプアッセンブリ上端部にて電動モータ4と電気的に接続されている。
フランジユニット7では、ケース部7aの底部はリザーバ部71となっている。リザーバ部71は、燃料タンク2の底面2aより下方に設置され、アッパーカップ8の側面に形成された燃料流入孔72からリザーバ部71内に燃料が流入する。フィルタ9はこのリザーバ部71内に2つ折りにされた状態で収容されており、リザーバ部71内に流入・貯留された燃料は、フィルタ9を介して燃料ポンプ5によって吸引される。
ポンプアッセンブリ6は、電動モータ4、燃料ポンプ5、プレッシャレギュレータ21及びチェックバルブ22を鋼製のシェルケース23内に一体に収容した構成となっている。円筒状のシェルケース23の両端には、アウトレットカバー24とインレットカバー25がカシメ固定されている。アウトレットカバー24は合成樹脂にて形成され、シェルケース23の一端側に取り付けられる。図3はアウトレットカバー24の構成を示す斜視図、図4はその平面図である。
アウトレットカバー24には、電動モータ4のブラシ26を保持するブラシホルダ部27が設けられている。すなわち、アウトレットカバー24は、シェルケース23のカバーと、電動モータ4のブラシホルダを兼ねた構成となっている。また、アウトレットカバー24には、図3,4に示すように、プレッシャレギュレータ21とチェックバルブ22が収容されている。チェックバルブ22は、燃料吐出口13に配されており、その端部は連絡パイプ14と連通接続されている。これに対し、プレッシャレギュレータ21の端部は燃料タンク2内に開口している。
アウトレットカバー24にはまた、電動モータ4に対し電力を供給するための給電端子81a,81bが設けられている。図5は、図4のA−A線に沿った断面の一部を示した断面図であり、給電端子81aの取付部の構造を示している。図5に示すように、アウトレットカバー24には、端子取付孔(貫通孔)82a,82b(以下、適宜、孔82a,82bと略記する)が軸方向(図1において上下方向)に沿って貫通形成されており、各給電端子81a,81bは、この端子取付孔82a,82bに、図中下方側(ポンプ内部側)から圧入固定される。給電端子81a,81bは、ブラシ26に取り付けられたピグテール83と接続される一方、アッパーカップ8をポンプアッセンブリ6に取り付けると、アッパーカップ8に設けられたコネクタ(図示せず)と接続される。このコネクタはハーネス17と接続されており、これにより、ハーネス17と給電端子81を介して、ブラシ26と電源端子16が電気的に接続される。
前述のように、合成樹脂のモールド品であるアウトレットカバー24では、端子取付孔82a,82bの周囲に、流動樹脂の会合によるウエルドが発生する。特に、孔82a,82bの角部にウエルドが生じると、給電端子圧入の際に、角部(ウエルド部)にて割れが生じてしまうおそれがある。ウエルドによる強度低下は、ゲート径や成形条件などによって緩和可能ではあるものの、ウエルド自体は成形品では避けられない現象であり、これを絶無にすることは困難である。そこで、本発明者らは構造設計面にて割れ対策を検討し、端子取付孔82a,82bの角部にウエルドが生じないように、アウトレットカバー24の各孔82a,82b近傍にウエルド緩和部84を設け、給電端子圧入時における樹脂割れを防止し、製品歩留まりの改善を図った。
図6はアウトレットカバー24の背面図、図7は図5のX部の拡大図である。図6に示すように、ウエルド緩和部84は、カバー背面側に凹設された肉盗み部85(薄肉部:図6,7に斜線にて表示)と、肉盗み部85に隣接して設けられたリブ部(厚肉部)86及びカバー正面側に設けられたリブ部(厚肉部)88とから構成されている。肉盗み部85は、カバー背面側の他の部位よりも薄肉に形成されており、端子取付孔82a,82bの周囲に形成された台状部87やリブ部86に隣接した位置に形成されている。リブ部86は、台状部87と肉続きに一体形成されており、孔82a,82bの長手方向略中央部に設けられている。また、リブ部86は、台状部87から半島状に突出、延在する形で設けられており、孔82a,82b周囲の補強の役目も兼ねている。リブ部88は、図3,4に示すように、カバー正面側に突設されており、背面側のリブ部86と表裏対応する位置に配置されている。
アウトレットカバー24では、図4に示した位置にゲートGが設けられている。従って、カバー成形時には、ゲートGから見て各端子取付孔82a,82bの背後側にウエルドが発生し、それが孔82a,82bの角部(ゲートGから最も遠い対角位置)に形成されるおそれがある。これに対し、当該アウトレットカバー24では、孔82a,82bの近傍にウエルド緩和部84を設け、これによって成形時の樹脂の流れをコントロールし、ウエルドが孔角部に来ないように考慮している。また、孔角部を外したウエルド形成位置にリブ部86を配し、ウエルドによる強度低下を補うと共に、孔82a,82b周囲の強度向上を図っている。
ここで、薄肉の肉盗み部85は、型内における樹脂流通空間が小さくなるため、他の部位に比して樹脂の流れが遅い。このため、孔82aの近傍に肉盗みを設けると、それがない場合に比して、ゲートG側に近い部位にウエルド形成位置がずれる。例えば、端子取付孔82aの周囲では、肉盗み部85の影響により、孔82aの図6において下側の部位を流れる樹脂の速度が、孔82aの上側位置を回って流れる樹脂のそれよりも遅くなる。これにより、従来、孔82aの角部に形成されていたウエルドが孔82aの長辺側にずれ、孔角部でのウエルド形成が回避される。
また、肉盗み部85とは逆に、厚肉のリブ部86,88では、他の部位に比して樹脂の流れが早くなる。このため、孔82aの近傍にリブを設けると、それがない場合に比して、ゲートG側に近い部位にウエルド形成位置がずれ、ウエルドが孔82aの角部から外れる。つまり、当該アウトレットカバー24では、肉盗み部85とリブ部86,88の相乗作用によって、ウエルドが孔82aの角部に形成されるのを防止している。従って、ウエルド形成位置を孔角部からずらすことができ、ウエルドによる孔82aの強度低下を抑えることが可能となる。
一方、アウトレットカバー24では、孔82aの上下を流れる樹脂が、ちょうどリブ部86,88の位置にて会合するように、肉盗み部85とリブ部86,88が配置されている。このため、ウエルドラインは、孔82aの長辺中央部の下方に位置するリブ部86,88に沿って延びる形となる。リブ部86,88は、樹脂の肉厚が他の部位よりも大きくなっているため、その分、機械的な強度も高くなる。従って、このリブ部86,88に一致させてウエルドを形成することにより、ウエルドによる強度低下をリブ部86,88によって補うことができ、端子取付孔82a周囲の強度を向上させることが可能となる。前述のように、リブ部86,88は、それ自体、孔82a,82b周囲の補強の役目も果たしており、当該アウトレットカバー24では、このリブ部86,88によって、ウエルドによる強度低下の防止と、機械的なリブ補強を行っている。
また、端子取付孔82bにおいても、肉盗み部85の影響により、孔82bの図6において右側の部位を流れる樹脂の速度が、孔82bの左側位置を回って流れる樹脂のそれよりも遅くなる。また、厚肉のリブ部86,88では、樹脂の流れが早くなる。そして、孔82bの左右を流れる樹脂が、ちょうどリブ部86,88の位置にて両者が会合し、孔82bの上方に位置するリブ部86,88に沿ってウエルドラインが延びる。従って、ウエルド形成位置を孔角部からずらすことができ、ウエルドによる孔82bの強度低下を抑えることが可能となる。また、孔82bにおいても、リブ部86,88にウエルドを形成することにより、ウエルドによる強度低下をリブ部86,88によって補うことができ、端子取付孔82a周囲の強度を向上させることが可能となる。
このように、当該燃料供給装置1では、端子取付孔82a,82bの近傍にウエルド緩和部84を設けることにより、孔82a,82bの角部にウエルドが生じるのを回避することができ、給電端子81の圧入に伴う孔角部の樹脂割れを防止することが可能となる。また、リブ部86,88によって、端子取付孔82a,82b周囲の強度自体も向上するため、ウエルド位置コントロールと共に、孔周囲の強度も一石二鳥的に確保される。このため、従来の部品に比して製品歩留まりの改善が図られ、製品コストを再現させることが可能となる。また、アウトレットカバー24にPPSを使用した場合でも、樹脂割れが生じにくくなり、この点においても製品歩留まりの改善が図られる。
インレットカバー25はアルミダイキャストにて形成され、シェルケース23の他端側に取り付けられる。インレットカバー25の下端側には燃料吸入部28が突設されている。燃料吸入部28の外側には、フィルタ9が取り付けられている。フィルタ9は、全体が略長方形状に形成されており、コの字形に2つ折りにされた状態でフランジユニット7のケース部7a内に収容される。
電動モータ4は、ブラシ付の直流モータとなっている。シェルケース23は電動モータ4のヨークを兼ねており、その内周面には複数の永久磁石31が固定されている。永久磁石31の内側には、アーマチュア32が回転自在に配設されている。アーマチュア32は、軸方向に延びる複数のスロット33を有するコア34と、スロット33に巻回された巻線35とを備えている。アーマチュア32は回転軸36に固定され、アウトレットカバー24に設けられた軸受部37と、ポンプケース61に取り付けられた軸受38との間に回転自在に支持されている。
アーマチュア32の図1において上側にはコンミテータ40が設けられている。コンミテータ40は回転軸36に固定されている。コンミテータ40には、径方向からブラシ26が当接している。ブラシ26は、図示しないブラシスプリングによってコンミテータ40に押接されており、ピグテール83を介して給電端子81と接続されている。前述のように、給電端子81は、アッパーカップ8を装着すると、図示しないコネクタを介してハーネス17と接続され、これにより、電源端子16とブラシ26が電気的に接続される。
プレッシャレギュレータ21は、アウトレットカバー24内に形成されたレギュレータ収容部41内に、ボール(鋼球)42を備えたアーマチュア43と、バルブスプリング44とを収容した構成となっている。レギュレータ収容部41は、上流側(図1において下側)に小径部45、下流側に大径部46を備えており、小径部45と大径部46の境界部分にはバルブ面が形成されている。バルブ面は、小・大径部の境界部のエッジをポンチングによって塑性変形させたものであり、ボール42がバルブ面に密接するとプレッシャレギュレータ21は閉弁状態となる。一方、大径部46の下流側の端部には、リテーナ47が圧入固定されている。リテーナ47は略リング状に形成されており、その上流側(下端面)にはバルブスプリング44の一端側が当接している。
バルブスプリング44はコイルバネからなり、その他端側はアーマチュア43のスプリング受48に当接している。ボール42は、バルブスプリング44の付勢力によって、通常時はバルブ面47に圧接されている(閉弁状態)。これに対し、小径部45側から流体圧が加わり流体圧がバルブスプリング44の付勢力に勝ると、ボール42が上方に移動し、バルブ面47とボール42との間に隙間が生じ開弁状態となる。すなわち、シェルケース23内の燃圧が所定の調整圧を超えると、アーマチュア43が燃圧を受けて上方に移動し、余分な燃料が燃料タンク2内に戻される。また、流体圧が低下しバルブスプリング44の付勢力が勝ると、バルブスプリング44の付勢力によってボール42が下方に移動してバルブ面47に当接し、小径部45が閉鎖されて閉弁状態となる。
チェックバルブ22は、アウトレットカバー24内に形成されたチェックバルブ収容部51内に、一端側が半球状のシール部52となったバルブ53と、バルブスプリング54とを収容した構成となっている。チェックバルブ収容部51もまた、上流側に小径部55、下流側に大径部56を備えている。小径部55と大径部56の境界部分にはテーパ面57が形成されており、シール部52がテーパ面57に当接するとチェックバルブ22は閉弁状態となる。一方、大径部56の下流側の端部には、バルブガイド58がカシメ固定されている。バルブガイド58の上流側(下端面)にはバルブスプリング54の一端側が当接している。
バルブスプリング54もまたコイルバネからなり、その他端側はバルブ53に当接している。バルブ53のシール部52は、バルブスプリング54の付勢力によって、通常時はテーパ面57に圧接されている(閉弁状態)。これに対し、小径部55側から流体圧が加わり流体圧がバルブスプリング54の付勢力に勝ると、バルブ53が上方に移動し、テーパ面57とシール部52との間に隙間が生じ開弁状態となる。従って、燃料ポンプ5が作動し、小径部55側から燃料が供給されると、その圧力によってチェックバルブ22が開弁し、燃料配管3側に燃料が送給される。また、燃料ポンプ5が停止し流体圧が低下すると、バルブスプリング54の付勢力が勝り、バルブスプリング54の付勢力によってバルブ53が下方に移動する。これにより、シール部52がテーパ面57に当接し、小径部55が閉鎖されて閉弁状態になると共に、チェックバルブ22によって、燃料配管3側から燃料ポンプ5に対する燃料の逆流が抑止される。
燃料ポンプ5は非容積型の再生式ポンプとなっており、ポンプケース61とインペラ62とから形成されている。ポンプケース61の下端側には、円筒形状のインペラ収容部63が没設されている。インペラ収容部63内には、電動モータ4の回転軸36と連結されたインペラ62が配される。回転軸36にはDカット部36aが形成されており、インペラ62はこのDカット部36aに取り付けられ回転軸36と一体に回転する。インペラ62の外周寄りにはポンプ室64が周方向に沿って多数設けられている。
インレットカバー25には、ポンプ室64に対応して燃料吸入部28が設けられている。前述のように、燃料吸入部28の前段にはフィルタ9が設置されている。一方、インペラ収容部63の上端側には、ポンプ室64に対応して、シェルケース23内に臨んで開口する連通孔65が設けられている。このような燃料ポンプ5では、電動モータ4が駆動され回転軸36が作動すると、インペラ62が回転し、このインペラ62の回転に伴って燃料吸入部28からポンプ室64内に燃料が吸い込まれる。ポンプ室64内に送り込まれた燃料は、インペラ62の回転により連通孔65からシェルケース23内に送出され、チェックバルブ22を介して燃料配管3側に送給される。
このような構成を備えた燃料供給装置1は次のように機能する。まず、電動モータ4が駆動され燃料ポンプ5が作動すると、燃料タンク2内の燃料が燃料流入孔72を通ってリザーバ部71内に流入し、フィルタ9を介して燃料吸入部28から吸い込まれる。この際、燃料ポンプ5では、回転軸36と共にインペラ62が回転し、インペラ62の回転に伴って燃料吸入部28からポンプ室64内に燃料が吸い込まれる。ポンプ室64内に送り込まれた燃料は、インペラ62の回転によりシェルケース23内に送出され、チェックバルブ22を介して燃料吐出口13から燃料配管3側に送給される。
一方、ポンプ動作に伴い、燃圧が所定の調整圧を超えると、プレッシャレギュレータ21が開弁状態となり、シェルケース23内の燃料が燃料タンク2内に戻される。これにより、燃料配管3側に供給される燃料の圧力が適宜調整される。燃料配管3は前述のようにエンジンの燃料噴射弁に接続されており、燃料供給装置1によって燃料タンク2から吸入された燃料は、燃料配管3を介して燃料噴射弁に供給される。
図8は、本発明の実施例2である電動ポンプ装置のアウトレットカバーの構成を示す平面図である。なお、実施例2の電動ポンプ装置の構成は、アウトレットカバー以外は実施例1の燃料供給装置1で使用されている電動ポンプ装置と同様であり、当該実施例では、実施例1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図8のアウトレットカバー91には、端子取付孔82a,82bに加えて、プレッシャレギュレータ取付孔92にもウエルド緩和部93cが設けられている。前述のように、プレッシャレギュレータ21にもリテーナ47が圧入固定されており、その圧入時には樹脂割れの可能性がある。そこで、実施例2のアウトレットカバー91では、プレッシャレギュレータ取付孔92にもウエルド緩和部93cを設け、プレッシャレギュレータ取付孔92の強度向上を図り、リテーナ圧入時の割れを防止している。
アウトレットカバー91のウエルド緩和部93a〜93cは、端子取付孔82a,82bやプレッシャレギュレータ取付孔92の周囲の台状部94a〜94cから、半月突起状に突出形成されている。なお、アウトレットカバー91では、カバー背面側にも、ウエルド緩和部93a〜93cの表裏対応する位置に同様のウエルド緩和部(図示せず)が配置されている。
ウエルド緩和部93a,93bは、孔82a,82bの長辺上の中央やや右寄りに、また、ウエルド緩和部93cは、ゲートGから見てプレッシャレギュレータ取付孔92を挟んで反対側の位置に配置されている。このようにウエルド緩和部93a,93bを設けると、前述同様、型内の樹脂流通速度に差異が生じ、ウエルド形成位置を孔82a,82bの角部からずらすことができる。このため、ウエルドによる孔82a,82bの強度低下を抑えることができ、端子取付孔周囲の強度を向上させることが可能となる。また、ウエルド緩和部93a,93bにより、ウエルド部の肉厚をより大きく確保することができ、孔82a,82bの周囲の強度を向上させることも可能となる。
一方、プレッシャレギュレータ取付孔92においては、ゲートGから注入された樹脂の流動先端部が会合する位置にウエルド緩和部93cが突設されている。これにより、ウエルド部の肉厚をより大きく確保することができ、プレッシャレギュレータ取付孔92の周囲の強度が向上する。
このように、実施例2の電動ポンプ装置においても、ウエルド緩和部93a〜93cを設けることにより、孔82a,82bやプレッシャレギュレータ取付孔92の周囲の強度を向上させることが可能となる。従って、給電端子81やリテーナ47の圧入に伴う孔82a等の周囲の樹脂割れを防止することができ、製品歩留まりの改善を図ることが可能となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、ウエルド緩和部84として、肉盗み部85とリブ部86、リブ部88を設けた構成を示したが、肉盗み部85やリブ部86、リブ部88は、何れも単独でウエルド緩和作用、すなわち、孔82a,82bの角部にウエルドが生じるのを回避する作用を有しており、何れか1つのみをウエルド緩和部84として用いても良い。
また、本発明による燃料供給装置を自動二輪車用として用いた例を示したが、その用途はこれには限定されず、四輪自動車等、種々の車両の燃料供給装置として使用することも可能である。さらに、本発明の構成は、燃料ポンプのみならず、水や薬品などの液体や空気等の気体などのポンプにも適用可能である。加えて、プレッシャレギュレータ21やチェックバルブ22の構成はあくまでも一例であり、前述の構成には限定されない。加えて、前述の実施例では、電動モータ4の構成には特に限定はなく、例えば、極数やスロット数などは適宜設定可能である。
一方、前述の実施例では、端子取付孔82a,82bやプレッシャレギュレータ取付孔92の周囲にウエルド緩和部を設けた構成を示したが、他の圧入部材がある場合、その周囲にウエルド緩和部を設けることも可能である。
本発明の実施例1である電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置の構成を示す断面図である。 フランジユニットにポンプアッセンブリを取り付け、アッパーカップを装着した状態を示す斜視図である。 アウトレットカバーの構成を示す斜視図である。 アウトレットカバーの平面図である。 図4のA−A線に沿った断面の一部を示した断面図である。 アウトレットカバーの背面図である。 図5のX部の拡大図である。 本発明の実施例2である電動ポンプ装置のアウトレットカバーの構成を示す平面図である。 従来の電動ポンプ装置のカバー部材の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 燃料供給装置
2 燃料タンク
2a 底面
2b ポンプ取付孔
3 燃料配管
4 電動モータ
5 燃料ポンプ
5a 底部
6 ポンプアッセンブリ(電動ポンプ装置)
7 フランジユニット
7a ケース部
7b フランジ部
7c 内壁
8 アッパーカップ
9 フィルタ
9a 装着部
11 アウトレットパイプ
12 電源コネクタ
13 燃料吐出口
14 連絡パイプ
15 リリーフバルブ
16 電源端子
17 ハーネス
21 プレッシャレギュレータ
22 チェックバルブ
23 シェルケース
24 アウトレットカバー(カバー部材)
25 インレットカバー
26 ブラシ
27 ブラシホルダ部
28 燃料吸入部
31 永久磁石
32 アーマチュア
33 スロット
34 コア
35 巻線
36 回転軸
36a Dカット部
37 軸受部
38 軸受
40 コンミテータ
41 レギュレータ収容部
42 ボール
43 アーマチュア
44 バルブスプリング
45 小径部
46 大径部
47 リテーナ
48 スプリング受
51 チェックバルブ収容部
52 シール部
53 バルブ
54 バルブスプリング
55 小径部
56 大径部
57 テーパ面
58 バルブガイド
61 ポンプケース
62 インペラ
63 インペラ収容部
64 ポンプ室
65 連通孔
71 リザーバ部
72 燃料流入孔
81a,81b 給電端子
82a,82b 端子取付孔(貫通孔)
83 ピグテール
84 ウエルド緩和部
85 肉盗み部(薄肉部)
86 リブ部(厚肉部)
87 台状部
88 リブ部(厚肉部)
91 アウトレットカバー
92 プレッシャレギュレータ取付孔
93a〜93c ウエルド緩和部
94a〜94c 台状部
101 カバー部材
102 端子取付孔
103 給電端子
G ゲート

Claims (5)

  1. 電動モータと、前記電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され前記回転軸の他端側に配置されたカバー部材と備え、前記カバー部材に形成された貫通孔内に前記電動モータ用の給電端子を圧入固定してなる電動ポンプ装置であって、
    前記カバー部材は、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を前記貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を有することを特徴とする電動ポンプ装置。
  2. 請求項1記載の電動ポンプ装置において、前記ウエルド緩和部は、前記貫通孔の近傍に形成された薄肉部であることを特徴とする電動ポンプ装置。
  3. 請求項1記載の電動ポンプ装置において、前記ウエルド緩和部は、前記貫通孔の近傍に形成された厚肉部であることを特徴とする電動ポンプ装置。
  4. 請求項3記載の電動ポンプ装置において、前記厚肉部に前記ウエルド部が形成されることを特徴とする電動ポンプ装置。
  5. 燃料タンクに取り付けられ、電動モータによって駆動される電動ポンプ装置を備えてなる燃料供給装置であって、
    前記電動ポンプ装置は、電動モータと、前記電動モータの回転軸の一端側に取り付けられたポンプと、合成樹脂にて形成され前記回転軸の他端側に配置されたカバー部材と、前記カバー部材に形成された貫通孔内に圧入固定された前記電動モータ用の給電端子とを有し、
    前記カバー部材は、前記貫通孔の近傍に形成され、合成樹脂成形時に発生するウエルド部を前記貫通孔の角部を回避して形成させるウエルド緩和部を有することを特徴とする電動ポンプ装置を用いた燃料供給装置。
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