JP4959978B2 - テレビドアホン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、戸建住宅に設置されるテレビドアホン装置に係り、特に、停電時における動作電源を確保するとともに、無駄な電力消費を抑えて省電力化が図られたテレビドアホン装置に関する。
従来から、停電時にでも動作可能とした集合住宅用警報監視盤および、これを用いて施工した集合住宅監視通話システム(例えば、特許文献1を参照。)と、停電時のエレベータにおいて、かご内照明用電源が断たれ、照明が消灯(不点)となり、乗客がかご内に閉じ込められた時、非常用インターホンなどの外部通報釦灯を点灯する停電灯装置(例えば、特許文献2を参照。)とがそれぞれ開示されている。
特許文献1の集合住宅用警報監視盤によれば、停電時に電源供給するバックアップ電源を備えているので、停電時にでも動作維持できるばかりでなく、異常信号を受信すれば、異常の発生した住戸番号を表示部に表示するとともに、異常警報を出力するので、停電時においても、管理人が、どこでどのような異常が発生したのかが容易に確認できる。また、集合住宅用警報監視盤は、住戸呼出ボタンとインターホン自動呼出接続手段とを備えており、管理人が異常警報を受けて住戸呼出ボタンを操作すれば、自動的に異常の発生した住戸を呼び出すことができるので、わざわざ表示部に表示された住戸番号を確認して、その住戸番号を操作部で入力して呼び出すなどといった手間が省け、間違いが減り、緊急の役にたつ。また、停電時において、住宅情報盤は非常電源装置より電源供給を受け、集合住宅用警報監視盤は、これに内蔵させたバックアップ電源から電源供給を受けるので、そのような場合にでもシステムの動作を維持できる。さらに、集合住宅用警報監視盤は、異常を発生した住戸番号を表示部に表示させると同時に、異常警報を出力させるので、管理人がこれを受けて、どこでどのような異常が発生したのかが容易に確認できる。
また、特許文献2の停電灯装置によれば、停電が発生した場合は非常用照明電源装置により一定時間だけ外部通報釦灯が点灯するため、停電等による缶詰発生時に停電灯とともに、新たに外部通報釦灯を点灯することができる。
特開平11−161883号公報(段落番号「0010」乃至「0018」、第1図、第2図) 特開平6−92567号公報(段落番号「0010」乃至「0019」、第1図、第2図)
背景技術に記載した特許文献1および特許文献2によれば、停電時における動作電源を確保して表示部を駆動させたり、外部通報釦灯を一定時間点灯することができる。しかしながら、夜間帯における停電時に居住者等の人物が移動するにあたっての有効的な照明機能が何ら備えられていないため、安全性が低下するばかりでなく、これを解消するにあたっては、人物により携行可能な非常照明灯等を別途に用意せねばならなかった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、安全性を確保するために必要に応じて非常表示を行う照明灯と一体的に構成される蓄電部に充電させた直流電源を、この照明灯が着脱自在に取り付けられる居室親機および玄関子機の停電時における動作電源として確保するとともに、居室親機にて行われる表示動作にて必要な電力消費を抑えて省電力化を図ることができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるテレビドアホン装置は、玄関に設置されカメラを有する玄関子機と、住戸内に設置され玄関子機のカメラにて撮像された映像を表示するためのモニタを有する居室親機とを備え、居室親機は、商用電源に接続される電源回路と、電源回路に接続され電源回路からの電源供給により直流電源が充電される蓄電部と、商用電源に接続され商用電源からの電源供給の有無を監視し、通電時または停電時を検出するための停電検出回路と、停電検出回路にて停電時が検出されたとき蓄電部からの直流電源の供給により点灯する非常照明灯とを有し、非常照明灯は、蓄電部と一体的に構成され、居室親機に着脱自在で取り付けられるものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様において、玄関子機および居室親機は、停電時に、蓄電部からの直流電源の供給により動作するものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様またはの態様において、居室親機は、人体の存在の有無を感知するための人感センサと、停電検出回路にて通電時が検出され、人感センサが人体の存在を感知したとき非常表示灯を点灯し、人体の存在が非感知とされているとき消灯制御するための制御回路とを備えたものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様乃至第の態様において、居室親機は、蓄電部における直流電源の残量を表示するための電力残量表示部を備えたものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第1の態様乃至第の態様において、居室親機は、住戸内の明るさを検知するための照度センサと、通電時に照度センサにて一定の照度未満であると判断されたときに非常照明灯を夜間照明灯として点灯制御するための制御回路とを備えたものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第の態様において、居室親機は、モニタにバックライトを備え、玄関子機からの呼び出しがあり照度センサにて一定の照度以上であると検知されたときにバックライトを点灯制御するとともに、玄関子機からの呼び出しがあり照度センサにて一定の照度未満であると検知されたときにバックライトを消灯制御するための制御回路と、照度センサの検知の有無に拘らずバックライトを手動で点灯させるための操作部とを有するものである。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置は、本発明の第の態様において、居室親機は、モニタにバックライトを備え、玄関子機からの呼び出しがあり照度センサにて一定の照度以上であると検知されたときにバックライトを点灯制御するとともに、玄関子機からの呼び出しがあり照度センサにて一定の照度未満であると検知されたときにバックライトを消灯制御し、人感センサが人体の存在を感知したときに点灯制御するための制御回路を有するものである。
本発明の第1の態様であるテレビドアホン装置によれば、居室親機の停電検出回路にて停電時が検出されたとき、蓄電部からの直流電源の供給により非常照明灯を点灯させることができ、停電時の安全性を確保でき、また、居室親機に着脱自在で取り付けられる非常照明灯と蓄電部とが一体的に構成されるため、停電時だけでなく、通電時も居室親機から非常照明灯を取り外して使用できる。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置によれば、非常照明灯と一体的に構成された蓄電部に予め充電されている直流電源は、通電時および停電時において居室親機および玄関子機の動作電源となり、特に、停電時における動作電源を容易に確保することができる。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置によれば、通電時において人感センサにて人体の存在が感知されたときのみ非常照明灯を点灯させることができるため、電源回路からの電源供給による無駄な電力消費が抑えられて省電力化が図られる。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置によれば、非常照明灯と一体的に構成された蓄電部に予め充電されている直流電源の残量を容易に確認することができる。
また、本発明の第の態様であるテレビドアホン装置によれば、通電時において照度センサにて検知される住戸内の明るさが一定の照度未満であった場合にのみ、非常照明灯を夜間照明灯として点灯させることができるため、通電時であっても、昼間帯のように住戸内が明るく住戸内の明るさが一定の照度以上である場合には、非常照明灯を非点灯のまま保持でき、電源回路からの電源供給による無駄な電力消費が抑えられて省電力化が図られる。
また、本発明の第、第の各態様であるテレビドアホン装置によれば、玄関子機からの呼び出しがあり照度センサにて検知される住戸内の明るさが一定の照度以上であった場合にのみモニタのバックライトを点灯させることができるため、例えば、暗い住戸内に来訪者の顔が突然表示されるような就寝中の居住者にとって不快を感じる表示を防止でき、居住者は来訪者の識別が可能となる。なお、バックライトの点灯は、手動または人感センサにて人体の存在が感知されたときに点灯させることもできる。
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置の全体構成を示すシステム説明図である。
図1に示すテレビドアホン装置は、玄関に設置される玄関子機1と、住戸内に設置される居室親機2と、火災やガス漏れ等のセキュリティ異常を検出するための少なくとも1台のセキュリティセンサ、ここでは、1台のセキュリティセンサ3と、商用電源(AC100V)4とで構成されている。また、居室親機2には、子機ラインL1を経由して玄関子機1が、センサラインL2を経由してセキュリティセンサ3が、電源ラインL3を経由して商用電源4がそれぞれ接続されている。
玄関子機1には、呼出ボタン100、カメラ101、マイク(以下、子機マイクという。)102、スピーカ(以下、子機スピーカという。)103が備えられている。
この玄関子機1において、呼出ボタン100は、玄関に居る人物、例えば、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すための操作を行うものである。
カメラ101は、来訪者の映像や玄関の周囲近傍の映像を撮像するためのものである。このカメラ101としては、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の各種の撮像素子が好適とされる。
子機マイク102および子機スピーカ103は、来訪者が居住者との間で通話を成立させるにあたり、音声(送話音声、受話音声)を入出力するためのものである。
なお、玄関子機1において、呼出ボタン100、カメラ101、子機マイク102、子機スピーカ103の設置位置は、図1の態様に限定されるものではなく、その部位の性質に応じた所定の位置に設けることができる。
また、居室親機2には、スピーカ(以下、親機スピーカという。)200、マイク(以下、親機マイクという。)201、操作部202、人感センサ203、非常照明灯204、モニタ205、LED(Light Emitting Diode)206、照度センサ207が備えられている。
この居室親機2において、親機スピーカ200は、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音や音声メッセージ、セキュリティセンサ3にて検出されたセキュリティ異常の内容を示す警報音や音声メッセージ等を放音/鳴動するとともに、居住者が来訪者との間で通話を成立させるにあたり、音声(受話音声)を出力するためのものである。
親機マイク201は、居住者が来訪者との間で通話を成立させるにあたり、音声(送話音声)を入力するためのものである。
操作部202は、来訪者からの呼び出しがあることを確認した居住者が親機スピーカ200および親機マイク201を使用した通話を成立させるための応答操作や、モニタ205の後述するバックライト205bを手動で点灯させるための操作を行うものである。この操作部202としては、例えば、通話ボタン、ライト点灯ボタン等の各種の操作ボタンやタッチパネルが好適とされる。
人感センサ203は、居室親機2の周囲近傍に居住者等の人体の存在の有無を感知するためのものである。
非常照明灯204は、商用電源4による居室親機2への電源供給が停止するような停電時において点灯されるものである。この非常照明灯204は、蓄電部204aと一体的に構成され、居室親機2に着脱自在で取り付けられている。なお、蓄電部204aとしては、例えば、蓄電池、スーパーキャパシタ、バッテリ等の蓄電機能を有する部品のみならず、一次電池である乾電池等、電荷の蓄電機能を有する部品が好適とされる。
モニタ205は、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ、セキュリティセンサ3にて検出されたセキュリティ異常の内容を示す文字メッセージや絵データ等を表示するとともに、非常照明灯204と一体的に構成された蓄電部204aに予め充電されている電力(直流電源)の残量を表示、例えば、インジケータ表示する電力残量表示部を構成する。このモニタ205としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)が好適とされる。
LED206は、非常照明灯204と一体的に構成された蓄電部204aに予め充電されている電力(直流電源)の残量を表示、例えば、所定の発光色で点滅/点灯する電力残量表示部を構成する。
照度センサ207は、住戸内の明るさを検知するためのものである。
なお、居室親機2において、親機スピーカ200、親機マイク201、操作部202、人感センサ203、非常照明灯204、モニタ205、LED206、照度センサの設置位置は、図1の態様に限定されるものではなく、その部位の性質に応じた所定の位置に設けることができる。
図2は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、居室親機2の具体的な構成を示すブロック図である。
図2に示す居室親機2には、前述の親機スピーカ200、親機マイク201、操作部202、人感センサ203、非常照明灯204、モニタ205、LED206および照度センサ207と、通話回路208と、停電検出回路209と、電源回路210と、制御回路211と、第1乃至第3の各インターフェース(以下、それぞれ子機側I/F、センサ側I/F、電源側I/Fという。)212、213、214と、第1乃至第3の各ライン接続端子(以下、それぞれ子機接続端子、センサ接続端子、電源接続端子という。)215、216、217とが備えられている。
この居室親機2において、モニタ205には、前述の各種表示が行われる表示面205aと、表示面205aの下層に設けられ、当該表示面を背面側から照射するためのバックライト205bとが備えられている。
通話回路208は、親機マイク201および親機スピーカ200にて入出力される音声(送話音声、受話音声)であり電気信号に信号処理された音声信号について、4線/2線変換、2線/4線変換、増幅等を行うためのものである。
停電検出回路209は、電源接続端子217に印加される商用電源4からの電源供給の有無を監視し、この印加電圧の電圧レベルをもとに通電時または停電時を検出するためのものである。
電源回路210は、停電検出回路209にて検出される通電時には、商用電源4からの電源供給を整流/平滑させた直流電源について当該居室親機の構成各部/回路および玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ供給する一方、停電時には、非常照明灯204と一体的に構成された蓄電部204aに予め充電されている直流電源について当該居室親機の構成各部/回路および玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ供給するためのものである。
制御回路211は、当該居室親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。
子機側I/F212は、制御回路211および子機接続端子215の間の信号/データ伝送路、電源供給路をそれぞれ形成するためのものであり、子機接続端子215には子機ラインL1が接続されている。
センサ側I/F213は、制御回路211およびセンサ接続端子216の間の信号/データ伝送路を形成するためのものであり、センサ接続端子216にはセンサラインL2が接続されている。
電源側I/F214は、電源接続端子217および停電検出回路209の間の電源供給路、電源接続端子217および電源回路210の間の電源供給路をそれぞれ形成するためのものであり、電源接続端子217には電源ラインL3が接続されている。
このように構成された本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
なお、図1および図2に示すテレビドアホン装置において、玄関に居る来訪者が玄関子機1の呼出ボタン100を操作し、この呼出操作を検出した居室親機2の制御回路211の制御により親機スピーカ200から呼出音や音声メッセージ等を放音する動作およびモニタ205(の表示面205a)に呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等を表示する動作、すなわち、呼出報知の動作と、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像を居室親機2のモニタ205(の表示面205a)に表示する動作と、来訪者からの呼び出しを確認した居住者が操作部202を使用して応答操作を行い、この応答操作を検出した制御回路211の制御により子機マイク102および子機スピーカ103と親機スピーカ200および親機マイク201との間で音声信号を送受信して通話を成立させる動作とは、戸建住宅に設置される各種のインターホン装置において公知の技術であるため、これらの動作説明は省略するものとする。
図2において、居室親機2の停電検出回路209は、電源接続端子217に印加される商用電源4からの電源供給の有無を監視しており、検出された印加電圧の電圧レベルが閾値レベル以上であった場合には通電時であると判断して通電信号を制御回路211に送出する。一方、検出された印加電圧の電圧レベルが閾値レベル未満であった場合には停電時であると判断して停電信号を制御回路211に送出する。
ここで、居室親機2の停電検出回路209からの通電信号を検出した制御回路211は、電源回路210を制御して、商用電源4からの電源供給について整流/平滑させた直流電源を、当該居室親機に着脱自在で取り付けられている非常照明灯204に一体的で構成された蓄電部204aに充電させることができる。また、電源回路210にて整流/平滑された直流電源は、当該居室親機の構成各部/回路にそれぞれ供給されて動作電源となるばかりでなく、制御回路211、子機側I/F212、子機接続端子215、子機ラインL1を経由して玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ供給されて動作電源となる。なお、蓄電部204aは、通電時において満充電となる。
一方、居室親機2の停電検出回路209からの停電信号を検出した制御回路211は、非常照明灯204に一体的で構成された蓄電部204aに予め充電されている直流電源を動作電源として当該非常照明灯を点灯させることができる。また、蓄電部204aに予め充電されている直流電源は、当該居室親機の構成各部/回路にそれぞれ供給されて動作電源となるばかりでなく、制御回路211、子機側I/F212、子機接続端子215、子機ラインL1を経由して玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ供給されて動作電源となる。
なお、居室親機2の制御回路211は、非常照明灯204に一体的で構成された蓄電部204aに予め充電されている直流電源の残量を監視しており、その残量をモニタ205および/またはLED206を使用して表示することができる。例えば、モニタ205を使用するにあたっては、直流電源の残量を表示面205aにインジケータ表示させる。一方、LED206を使用するにあたっては、直流電源の残量に応じた発光色で点滅/点灯させることができる。
また、前述の通電時または停電時において、居室親機2から非常照明灯204を取り外すと、蓄電部204aに予め充電されている直流電源が動作電源となり、当該非常照明灯を点灯させることができる。この態様によれば、非常照明灯204を懐中電灯として使用することができる。
さらに、前述の通電時または停電時において、玄関子機1からの呼び出しを検出(詳述せず。)した居室親機2の制御回路211は、当該居室親機に着脱自在で取り付けられている非常照明灯204を点灯させて呼出報知を行うこともできる。なお、呼出報知として非常照明灯204を点灯させるか否かの設定は、居住者が操作部202を使用して必要に応じて行うことができる。
前述までの動作によれば、住戸内に居住者が在室中であるか否かに拘わらず、停電時における玄関子機1および居室親機2のそれぞれの動作電源は、非常照明灯204に一定的で構成された蓄電部204aに予め充電されている直流電源が必要であり、例えば、居住者が不在である場合において非常表示灯204を点灯させる動作は無駄な電力消費となる虞があった。これを解消するにあたり、停電検出回路209にて通電時であると判断され、居室親機2の周囲近傍に居住者の存在を人感センサ203が感知した場合にのみ、停電検出回路209からの通電信号および人感センサ203からの感知信号をそれぞれ検出した制御回路211の制御により非常表示灯204を点灯させる一方、停電検出回路209にて通電時であると判断され、通電信号が検出された場合であっても、人感センサ203からの感知信号を検出できなかった場合には、非常表示灯204を消灯制御することができる。この制御により、電源回路210からの電源供給による無駄な電力消費が抑えられて省電力化が図られる。なお、人感センサ203での人体の感知の有無に基づく非常照明灯204を点灯させるか否かの設定は、居住者が操作部202を使用して必要に応じて行うことができる。
次に、前述の通電時または停電時において、セキュリティセンサ3にてガス漏れ、火災発生等のセキュリティ異常が検知されると、このセキュリティセンサ3にて生成されたセキュリティ異常信号がセンサラインL3、居室親機2のセンサ接続端子216、センサ側I/F213を経由して制御回路211に伝送される。
居室親機2の制御回路211は、セキュリティセンサ3からのセキュリティ異常信号を検出すると、非常発報/表示として、セキュリティ異常の内容を示す警報音や音声メッセージ等を親機スピーカ200から鳴動させるとともに、セキュリティ異常の内容を示す文字メッセージや絵データ等をモニタ205(の表示面205a)に表示させ、さらには、セキュリティ異常の内容を示す所定の発光間隔で非常照明灯204を点滅/点灯させることができる。なお、制御回路211は、セキュリティ異常の内容を示す警報音や音声メッセージ等を玄関子機1の子機スピーカ103から鳴動させることもできる。
前述までの動作によれば、通電時または停電時であるか否かに拘わらず、セキュリティセンサ3からのセキュリティ異常信号を検出した居室親機2の制御回路211は、親機スピーカ200、非常表明灯204およびモニタ205を使用して所定の非常発報/表示を行うが、停電時においては、非常照明灯204に一定的で構成された蓄電部204aに予め充電されている直流電源が必要であり、通電時と比較してより大きな電力消費となり蓄電部204aに負荷がかかるため、直流電源の残量が少ないと所定の警報発報/表示を行うことができない虞があった。これを解消するにあたり、居住者は、制御回路211の制御により前述の残量表示が行われるモニタ205(の表示面205a)および/またはLED206を確認して、例えば、通電時において十分な直流電源を蓄電部204aに予め充電させておくことが望ましい。
次に、居室親機2の照度センサ207は、住戸内の明るさを監視しており、検知された明るさに応じた電圧レベルの照度信号を制御回路211に送出する。
ここで、前述の通電時において、夜間帯のように住戸内が暗く居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル未満であると検出した制御回路211は、電源回路210を制御して、商用電源4からの電源供給について整流/平滑させた直流電源を非常照明灯204に供給して当該非常照明灯を点灯させることができる。この態様によれば、非常照明灯204を夜間照明灯として使用することができ、夜間帯における安全性が確保される。
また、非常照明灯204を夜間照明灯して使用するにあたり、居室親機2から非常照明灯204を取り外すと、非常照明灯204を点灯させるための動作電源は、電源回路210からの電源供給が遮断されて蓄電部204aからの電源供給に切り替えられる。
なお、前述の通電時であっても、昼間帯のように住戸内が明るく居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル以上である場合には、これを検出した制御回路211は非常照明灯204を非点灯のまま保持するため、電源回路210からの電源供給による無駄な電力消費が抑えられて省電力化が図られる。
一方、前述の停電時においては、夜間帯のように住戸内が暗く居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル未満である、および昼間帯のように住戸内が明るく居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル以上である場合の何れの態様であっても、これを検出した制御回路211は非常照明灯204を非点灯のまま保持するため、蓄電部204aからの電源供給による無駄な電力消費が抑えられて省電力化が図られる。
次に、前述の通電時または停電時において、昼間帯のように住戸内が明るく居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル以上であり、この照度と玄関子機1からの呼び出しを検出(詳述せず。)した制御回路211は、親機スピーカ200から呼出音や音声メッセージ等を放音させるとともに、モニタ205のバックライト205bを点灯させた状態で、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等とカメラ101にて撮像された映像を表示面205aに表示することができる。
一方、前述の通電時または停電時において、夜間帯のように住戸内が暗く居室親機2の照度センサ207からの照度信号の電圧レベルが閾値レベル未満であり、この照度と玄関子機1からの呼び出しを検出(詳述せず。)した制御回路211は、親機スピーカ200から呼出音や音声メッセージ等を放音させるとともに、モニタ205のバックライト205bを消灯させた状態で、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等とカメラ101にて撮像された映像を表示面205aに表示することができる。この制御によって、例えば、暗い住戸内に来訪者の顔が突然表示されるような就寝中の居住者にとって不快を感じる表示を防止でき、居住者は来訪者の識別が可能となる。
なお、居室親機2の制御回路211の制御により消灯されているモニタ205のバックライト205bを点灯させるためには、照度センサ207にて検知される照度レベルが閾値レベル未満であるか否かに拘わらず、居住者による操作部205の操作を検出した制御回路211の制御によって、バックライト205bを(手動で)点灯させることができる。同様に、人感センサ203からの感知信号を検出した制御回路211の制御によって、バックライト205bを(自動で)点灯させることもできる。
本発明のテレビドアホン装置においては、玄関に設置される玄関子機を1台の玄関子機1、住戸内に設置される居室親機を1台の居室親機2として説明したが、この台数に限定されるものではない。例えば、玄関子機および居室親機をそれぞれ複数台設ける場合であっても同様な効果を奏する。また、セキュリティセンサ3についても1台に限定されるものではなく、複数台の当該セキュリティセンサを設けることができる。
また、本発明のテレビドアホン装置においては、通電時において居室親機2の構成各部/回路および玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ電源供給する給電元を商用電源4、停電時において居室親機2の構成各部/回路および玄関子機1の構成各部/回路にそれぞれ電源供給する給電元を非常照明灯204と一体的に構成された蓄電部204aのように、異なる2つの給電元を適用したが、これに限定されるものではない。例えば、住戸の屋根に照射される太陽光に応じた電力を生成して充電する太陽電池等の補助電源を住戸内および/または居室親機2に備えることにより、前述の実施例と比較して電源供給の長寿命化が図られる。
本発明のテレビドアホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のテレビドアホン装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例によるテレビドアホン装置の全体構成を示すシステム説明図。 本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、居室親機の具体的な構成を示すブロック図。
1……玄関子機
101……カメラ
2……居室親機
202……操作部
203……人感センサ
204……非常照明灯
204a……蓄電部
205……モニタ(電力残量表示部)
205b……バックライト
206……LED(電力残量表示部)
207……照度センサ
209……停電検出回路
211……制御回路
4……商用電源(AC100V)

Claims (7)

  1. 玄関に設置されカメラ(101)を有する玄関子機(1)と、住戸内に設置され前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を表示するためのモニタ(205)を有する居室親機(2)とを備え、
    前記居室親機は、商用電源(4)に接続される電源回路(210)と、前記電源回路に接続され前記電源回路からの電源供給により直流電源が充電される蓄電部(204a)と、前記商用電源に接続され前記商用電源からの電源供給の有無を監視し、通電時または停電時を検出するための停電検出回路(209)と、前記停電検出回路にて前記停電時が検出されたとき前記蓄電部からの直流電源の供給により点灯する非常照明灯(204)とを有し、
    前記非常照明灯は、前記蓄電部と一体的に構成され、前記居室親機に着脱自在で取り付けられることを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. 前記玄関子機および前記居室親機は、前記停電時に、前記蓄電部からの直流電源の供給により動作することを特徴とする請求項記載のテレビドアホン装置。
  3. 前記居室親機は、人体の存在の有無を感知するための人感センサ(203)と、前記停電検出回路にて前記通電時が検出され、前記人感センサが前記人体の存在を感知したとき前記非常表示灯を点灯し、前記人体の存在が非感知とされているとき消灯制御するための制御回路(211)とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項記載のテレビドアホン装置。
  4. 前記居室親機は、前記蓄電部における直流電源の残量を表示するための電力残量表示部(205、206)を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項のうち何れか1項記載のテレビドアホン装置。
  5. 前記居室親機は、前記住戸内の明るさを検知するための照度センサ(207)と、前記通電時に前記照度センサにて一定の照度未満であると判断されたときに前記非常照明灯を夜間照明灯として点灯制御するための制御回路(211)とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のうち何れか1項記載のテレビドアホン装置。
  6. 前記居室親機は、前記モニタにバックライト(205b)を備え、前記玄関子機からの呼び出しがあり前記照度センサにて一定の照度以上であると検知されたときに前記バックライトを点灯制御するとともに、前記玄関子機からの呼び出しがあり前記照度センサにて一定の照度未満であると検知されたときに前記バックライトを消灯制御するための制御回路(211)と、前記照度センサの検知の有無に拘らず前記バックライトを手動で点灯させるための操作部(202)とを有することを特徴とする請求項記載のテレビドアホン装置。
  7. 前記居室親機は、前記モニタにバックライト(205b)を備え、前記玄関子機からの呼び出しがあり前記照度センサにて一定の照度以上であると検知されたときに前記バックライトを点灯制御するとともに、前記玄関子機からの呼び出しがあり前記照度センサにて一定の照度未満であると検知されたときに前記バックライトを消灯制御し、前記人感センサが前記人体の存在を感知したときに点灯制御するための制御回路(211)を有することを特徴とする請求項記載のテレビドアホン装置。
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