JP4955084B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は光モジュールに関し、光受信装置に適用可能な光モジュールに関する。
近年、光ファイバ伝送の普及に伴い、CDMA、OFDM、QPSK等の様々な通信方式の光通信が開発されている(非特許文献1、2、3)。通信容量の大型化を図るべく100Gbit/sec以上の超高速光伝送システムの実現に向けて、様々な光通信装置が開発されつつある。特に、光雑音耐力向上や、光電変換後の電気信号処理による波長分散歪み補償能力の優位性から、DP−QPSK(Dual Polarization Quadrature Phase-Shift Keying)などのコヒーレント受信方式が注目を集め、伝送システムへの適用に向けた検討が活発化している。
図1にコヒーレント受信方式に用いられる光受信器の従来の構成を示す。光受信器は、局部発振光発生装置40と、光モジュール100と、復調用LSI200とが接続されて構成されている。光モジュール100は、入力ポートS1およびS2から入力される信号光および局部発振光を信号処理するPLC(Planar Lightwave circuit:平面光導波回路)110と、PLC110からの光信号を光電変換するフォトダイオード(PD)アレイモジュール130と、変換された電気信号を電流から電圧に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプ(TIA)140と、電圧信号を外部出力するRF配線部(図示せず)とを備えている。PLC110は、信号光および局部発振光を、その偏波状態に応じて異なる出力ポートに分離する偏波スプリッタ111a、111bと、信号光と局部発振光を合波する光90度ハイブリッド回路112a、112bとを備えている。光90度ハイブリッド回路112a、112bからの出力光は光配線を経由してPDアレイモジュール130に結合される。復調用LSI200は、AD変換器およびデジタル演算回路(DSP:Digital Signal Processor)を有し、入力された電気信号は、AD変換器によりデジタル信号に変換された後、デジタル演算回路によりデジタル処理される。
Hossam M.H.Shalaby, ‘‘Chip-Level Detection in Optical Code Division Multiple Access’’, JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, Vol.16, No.6, June 1998,,p1077 Yan Tang, et al, ‘‘Optimum Design for RF-to-Optical Up-Converter in Coherent Optical OFDM Systems’’, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, Vol.19, No.7, APRIL 1,2007,p483 Jeremie Renaudier, et al, ‘‘Linear Fiber Impairments Mitigation of 40-Gbit/s Polarization-Multiplexed QPSK by Digital Processing in a Coherent Receiver’’, JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, Vol.26, No.1, January 1,2008,p36
このような光受信器において、従来、PLC110とPDアレイモジュール130との光接続は、図2に示すように両者を直接接続するか、図3、図4に示すようにレンズを介して両者を分離接続することが多い。
図2では、PLC110の各導波路113の出力ポートが、PD素子を小型パッケージに収容したPDアレイモジュール130を構成する各PD132の受光面に対向するように、PDアレイ130をPLC110に直接貼り付ける構成としている。
図3、図4では、PLC110とPDアレイモジュール130とを離間配置し、図3(a)では、両者の間に1つのレンズL1を配置し、図3(b)では、両者の間に2つのレンズL2、L3を配置し、図4では、両者の間にマイクロレンズアレイ121,122を配置している。
しかしながら、高速でOE変換を行う際には、高周波特性の劣化を防止するためにPDアレイモジュール130とTIA140とを分離することは困難で、両者は近接配置する必要がある。また、PDアレイモジュール130およびTIA140が近接された光電変換部150は、TIA140による発熱、さらに多チャンネル化による発熱を伴うため、十分な放熱性を確保する必要がある。また、光信号を処理するPLC110は熱の影響を受けやすいために、このようなPDアレイモジュール130およびTIA140が近接された光電変換部150からは離間させることが好ましい。したがって、PDアレイモジュール130およびTIA140が近接された光電変換部150が採用される場合、OE変換部のサイズが大きくなるとともに、放熱のためパッケージ筐体等のヒートシンクに固定する必用が生じるため、図2のようにPLC110と光電変換部150を直接接続する構成を採用することはできない。
図5は、PDアレイモジュール130とTIA140とが一体化された光電変換部150と、PLC110とを分離配置した構成を示すものである。光電変換部150は、2つのモジュール150a、150bに分離配置されている。図5では、PLC110と光電変換部150a、150bとの間には、マイクロレンズアレイ121、122を配置している。図5において、大きな発熱を伴う光電変換部150は、放熱を促進するために熱伝導性の高い筐体に固定する必要がある。また、上述の光モジュール100を構成するためには、光学的な位置関係を保持するため、光電変換部150とPLC110とは、図5に示すように、同一の筐体160上など、共通の保持部材に固定する必要がある。
しかしながら、一般に熱伝導性の高い部材は熱膨張係数の高い部材であるので、光電変換部150およびPLC110が搭載される筐体160として熱伝導性の高い部材を採用した場合は、比較的低い熱膨張係数を有する材料が採用されるPLC110とは、熱膨張係数が大きく異なることとなり、温度変動時に、PLC110の出力部と、PDアレイモジュール130との間の光軸ずれが問題となる。
このような問題に対して、熱膨張係数が小さい材料を上記筐体160に用いる等して、光軸ずれを極力生じない構造とすることが考えられる。しかし熱膨張係数が小さい材料は、熱伝導率が小さいため放熱には適さない。これを回避するために放熱が必要な部分と熱膨張係数の小さい部分とを別々に構成することも考えられるが、筐体構造が複雑で高価になる。
また、図5に示すように、光電変換部150を2つのモジュールに分割した場合、光電変換部150a、150bを筐体160のy方向(光軸に垂直な方向)の中央位置に配置して固定することは不可能である。一方、PLC110は1つのモジュールで構成されいるので、筐体160のy方向(光軸に垂直な方向)の中央位置に配置して固定可能である。このような配置において、筐体160として熱伝導性が高く、熱膨張係数が高い材料を採用した場合、筐体160の熱膨張、熱収縮によって、PLC110の位置の変動はほとんどないが、光電変換部150a、150bは、矢印kに示すように、大きく変位してしまう。符号にダッシュ(’)を付けたものが、変位後の位置を示している。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、本発明の課題は、PLCおよび光電変換部を搭載する共通の保持部材として、複雑、高価な材料や構造を要せず、簡単な構成で、広い温度範囲においてPLCの出力部と光電変換部との光軸ずれによる損失変動が発生しない光モジュールを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、入力された光信号を光信号処理し、分離して複数の光導波路に出力する光信号処理モジュールと、前記光信号処理部から出力された各光信号を光電変換して出力する複数の受光素子を有する受光アレイと、前記受光アレイの各受光素子から出力される電気信号を増幅する複数の増幅器とをそれぞれ有し、別個のキャリアに搭載された複数の光電変換モジュールと、前記光信号処理モジュールと前記複数の光電変換モジュールとが分離されて搭載される共通のマウント基体と、前記光信号処理部の各出力ポートから出力される光を前記複数の光電変換モジュールの各受光素子に光結合するレンズ光学系とを備え、前記光信号処理モジュール、前記複数の光電変換モジュールおよび前記マウント基体の熱膨張による光信号処理モジュールに対する複数の光電変換モジュールの相対的な変位方向を予め導出し、該導出した変位方向と前記光信号処理モジュールの出力端部から前記受光素子までの各光軸方向とが一致するようにしたことを特徴とする光モジュールである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光モジュールにおいて、前記光信号処理モジュールの光導波路の出力端部分に、該光導波路に対して前記変位方向に対応する所定角度だけ折り曲げられた折り曲げ部を設け、この折り曲げ方向上に、前記レンズ光学系のレンズ中心および受光素子の受光部中心を配置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光モジュールにおいて、前記レンズ光学系は、前記光信号処理部の出射光をコリメート光として出射する、前記光信号処理モジュールに固定される第1のレンズアレイと、前記第1のレンズアレイからの光を受光して前記受光アレイの各受光素子に光結合させる、前記各光電変換モジュールに固定される複数の第2のレンズアレイとを有し、光信号処理モジュールの光導波路の各出力端と前記受光アレイの各受光素子の受光面中心を結ぶ線分の方向が前記変位方向に一致し、かつ前記線分上に第1および第2レンズアレイの主面上のレンズ中心点が位置するように前記第1および第2レンズアレイを偏芯させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れかに記載の光モジュールにおいて、前記光信号処理モジュールは、マウント基体における前記複数の受光素子が並ぶ方向のほぼ中央位置に設けられ、2つの光電変換モジュールが、マウント基体の前記中央位置からオフセットされた位置に設けられたことを特徴とする。
本発明は、筐体の構造や材料を複雑、高価にすることなく、熱膨張係数差によるPLCと光電変換部との間の光軸ずれを防止し、低コストで広い温度範囲で光軸ずれのない高性能の光モジュールを提供できるという効果を奏する。
コヒーレント受信方式に用いられる光受信器の構成を示す図である。 従来のPLCとPDアレイモジュールの接続を示す図である。 レンズ系を用いたPLCとPDアレイモジュールの接続を示す図である。 マイクロレンズアレイを用いたPLCとPDアレイモジュールの接続を示す図である。 筐体上に配置されたPLCおよび2つの光電変換部の膨張変位の様子を示す図である。 本発明に用いられる光受信器の構成を示す図である。 PLCの回路構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の光受信モジュールの構造を示す斜視図、断面図である。 本発明の第1の実施形態の光受信モジュールの構造を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の光受信モジュールの主要部を示す図である。 光軸角度の決め方を概念的に示す図である。 PLCおよび2つの光電変換部の膨張変位の様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態の光受信モジュールの主要部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。まず、本発明の光モジュールを適用可能な光受信器5の構成について説明する。図6は、本発明の光モジュールを搭載した光受信器5の構成を模式的に示す図である。本実施形態では、光受信器5として受信する変調信号が偏波多重4位相多重通信(DP−QPSK=Dual Polarization Quadrature Phase Shift Keying)であるコヒーレント受信器を用いて説明をしているが、本発明はDP−QPSKのコヒーレント受信器に限るものではない。また、PLCの出力部と光電変換部とが対向している構成で説明を行っているが、対向していない場合でも本発明の趣旨に反しない限りは応用可能である。本発明は、PLCの出力部と光電変換部(例えばPDアレイモジュール)とが離れており、その間をレンズ光学系で光結合させるものであれば広く適用可能なものであることは言うまでもない。
図6において、光受信器5は、局部発振光発生装置400と、光モジュール500と、復調用LSI600とを備えて構成される。光モジュール500は、信号光を入力する入力ポートS1と、局発光を入力する入力ポートS2とを備えている。入力ポートS1に入力される信号光は、光受信器5が外部から受信した光信号であり、入力ポートS2に入力される局発光は、局部発振光発生装置400で発生させた光信号である。光モジュール500は、2つの入力ポートから入力された光信号に対して光信号処理を行う光信号処理モジュールとしてのPLC510と、PLC510で処理された光信号をOE変換部535a、535bに光結合するためのレンズアレイ520と、光信号を電気信号に変換するOE変換部535a、535bと、変換された電気信号を復調用LSI600へ出力するRF配線部(図示せず)とを備えて構成される。
PLC510は、入力光をX偏波、Y偏波に分離して、その偏波状態に応じて異なる出力ポートに分離して出力する偏波スプリッタ(PBS)511a、511bと、同じ偏向状態の信号光と局発光を90度ハイブリッドして4つの光信号として出力する光90度ハイブリッド回路512a、512bを備えている。図示の例では、偏波スプリッタ511aが信号光をX偏波、Y偏波に分離し、偏波スプリッタ511bが局発光をX偏波、Y偏波に分離する。さらに、光90度ハイブリッド回路512aが、X偏向された信号光および局発光を90度ハイブリッドして光導波路515の図示上側の4つのポートに出力し、光90度ハイブリッド回路512bが、Y偏向された信号光および局発光を90度ハイブリッドして光導波路515の図示下側の4つのポートに出力している。PLC510のPBS511、光90度ハイブリッド回路512は、例えば図7に示すように複数の光導波路515の形態で構成されている。なお、図7に示すPLC510では、光90度ハイブリッド回路512は、2つのモジュールに分割配置されたOE変換部535a、535bとレンズアレイ520で光結合し易いように、各光導波路515が展開されるように引き回されている。
PLC510から出力される光信号は、レンズアレイ520(マイクロレンズアレイ513a、513b、514a、514b)を介して2つのモジュールに分割されたOE変換部535a、535bに結合される。OE変換部535a、535bは、PLC510からの光信号を光電変換する受光素子としての複数のフォトダイオード(PD)を有するPDアレイモジュール530a、530bと、光電変換された電気信号を電流から電圧に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプ(TIA)540a、540bとを有する。OE変換部535a、535bで変換された電気信号は、RF配線部を介して復調用LSI600に出力され、復調用LSI600のAD変換器によりデジタル信号に変換された後、復調用LSI600のDSPによりデジタル処理される。
ここで本発明の光受信モジュール500は、高速で動作可能な2つのモジュールに分割されたOE変換部535a、535bを用いており、OE変換部535a、535bからの発熱を促進するように、PLC510およびOE変換部535a、535bを固定するモジュール筐体を、高熱伝導率の材料(高い熱膨張係数を有する材料)で構成し、後述する各実施形態で示されるように、PLC510とOE変換部535a、535bとをモジュール筐体上で分離配置するとともに、モジュール筐体とPLC510とOE変換部535a、535bとの熱膨張によるPLC510に対するOE変換部535a、535bの相対的なずれ方向(変位方向)を予め求め、該求めた相対的なずれ方向と、PLC510の出力端からPDアレイモジュール530a、530bまでの各光軸方向とを一致させるようにしている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の光モジュールについて詳細に説明する。図8(a)は光モジュールの斜視図であり、図8(b)は光モジュールのA−A断面図である。図9は、光モジュールの平面図である。
本実施形態の光モジュール500は、図9に示すように、PLC510の光導波路515の出射端部分に光導波路515に対して所定角度だけ折り曲げられた折り曲げ部515’を設けることにより、PLC510からの出射光の光軸方向を調整している。
図8に示すように、光モジュール500は、光信号が伝搬する光ファイバF1、F2を受け入れてPLC510の入力ポートに固定する複数のパイレックスガラスなどで構成された固定具D1、D2、D3を備えている。PLC510はシリコン基板上に形成した石英系ガラス薄膜に光導波路を設けた構造であり、PLCのシリコン基板516を介してパッケージ基板(マウント基体)としてのモジュール筐体570に銀ペーストなどを用いて固定されている。モジュール筐体570は、高周波で動作するOE変換部535から発生する熱の放熱を促進するように、熱伝導性の高いアルミニウム(Al)で構成する。一般に、このような光モジュールを構成するためには、光学部品の位置ずれを小さくするため、熱膨張係数が小さいコバール(Fe−Ni−Co)が多用されるが、熱伝導性が比較的小さいため、本実施形態のような数W程度の発熱がある用途には適さない。そのような場合、熱伝導性が高く、熱膨張係数が比較的小さい数少ない材料であるCuW(銅タングステン)等が用いられるが、それでも本実施形態のように高速信号を扱う光モジュールではPDの受光径が小さくなるため、光軸ずれトレランスが極めて小さく、所望の動作温度範囲で光軸ずれをなくすことが困難である。また、そのような材料は比較的高価であり、加工も困難であることが多い問題もある。これに対して、本実施形態では、熱膨張係数が大きい材料を用いても温度変動時に光軸ずれを生じない本発明の構成を適用することによって、熱伝導性が高く、かつ安価なアルミニウムのような材料を用いることができる。またPLC510の光信号出力側には、光出力されるポートに対応する位置にレンズを備えたマイクロレンズアレイ513a、513bが固定されている。マイクロレンズアレイ513a、513bはUV硬化接着剤などを用いてPLCの端面に直接貼り付けられている。なお、図8ではマイクロレンズアレイの固定補助部材としてパイレックスガラスD4をPLC上にあらかじめ貼り付け、マイクロレンズアレイの接着面積を大きくすることによって、信頼性の高い貼り付けを実現している。
PLC510からの光信号を受光するOE変換部535a、535bは、PLC510とは離間させてモジュール筐体570上にサブキャリア536を介して銀ペーストなどを用いて固定されている。OE変換部535a、535bは、熱伝導性の高い導体であるCuW等で構成されたサブキャリア536上に、PDアレイモジュール530と、TIA540と、チップコンデンサやチップ抵抗などの高周波チップ541と、RF配線部としての高周波配線回路550とを銀ペーストを用いて貼り付けて構成されている。PDアレイモジュール530は、筐体533で囲まれた内部にPD531を銀ペーストなどで固定し、PD531の受光面をサファイヤガラス532で覆って封止して構成されている。PDアレイモジュール530のサファイヤガラス532にはマイクロレンズアレイ514がUV硬化接着剤などを用いて貼り付けられている。マイクロレンズとしては非球面レンズが用いられ、マイクロレンズアレイ513、514が、いわゆるコリメート光学系を形成している。他、マイクロレンズアレイとしては、例えばGRINレンズも用いることができる。
また、PDアレイモジュール530の側面には内部のPD531と電気的に接続された複数の電極パッド534が設けられており、この電極パッド534がTIA540とワイヤW1でボンディングされている。さらにTIA540は、ワイヤW2により高周波配線回路550とボンディングされており、高周波配線回路550の出力側には外部出力端子としてのFPC560が接続されている。
ここで、高周波配線回路550は、図8、図9に示すように、TIA540の出力端からFPC560の入力端までの配線パターン551が、展開される(広がる)ように引き回されている。これは、外部機器としての復調用LSI600で使用される端子間ピッチにその端子間ピッチを合わせたFPC560に対応させるためである。また、高周波配線回路550での高周波特性を向上させるために、高周波配線回路550での各配線551をできるだけ迂回させることなく最短距離でOE変換部535のTIA540の出力とFPC560の入力端子とを等配線長で接続できるように、OE変換部535のPDアレイモジュール530およびTIA540を2つに離間させて配置するようにしている。このため、この実施の形態では、OE変換部535は、PDアレイモジュール530およびTIA540の他に、高周波配線回路550部分も含めて、2つのモジュール535a、535bに分離している。なお、図示はされていないが、PLC510にも光導波路515が展開されるように引き回される展開部を設けるようにしており、これにより高周波配線回路550a、550bでの配線パターンの経路長を短くすることを可能としている。このような理由などから、OE変換部535は、2つのモジュール535a、535bに分割されている。
つぎに、図9および図10にしたがって、本実施形態の主要部を説明する。図10はPLC510の光導波路515とマイクロレンズアレイ513a、514aと、PDアレイモジュール530との位置関係を説明する図である。
図9、図10に示すように、本実施形態の光モジュール500は、PLC510の光導波路515の出射端部分に光導波路515に対して所定角度αだけ折り曲げられた折り曲げ部515’を設けている。さらに、PLC510に固定されるマイクロレンズアレイ513aの各レンズm1のレンズ主面上のレンズ中心に光導波路515’からの出射光の光軸が入射して通過するようにマイクロレンズアレイ513aを位置調整する。すなわち、図10に示すように、レンズ主面上のレンズ中心を通る光線の方向は、レンズ入射側とレンズ出射側とで同じである。したがって、レンズ主面上のレンズ中心点を折り曲げ部515’から出射される主光線が通るようにマイクロレンズアレイ513a、513bのアライメントを調整する。これら折り曲げ部515’およびマイクロレンズアレイ513aのアライメントによりPLC510からの光の出射方向を調整している。
さらに、図9に示すように、OE変換部535a、535bは、PLC510から出射された光の光軸上にマイクロレンズアレイ514aの各レンズm2のレンズ主面上のレンズ中心およびPD531の受光面中心が位置するように、OE変換部535a、535bがそれぞれ搭載されるサブキャリア536a、536bがモジュール筐体570上に位置決めされる。
つぎに、PLC510の光導波路515の折り曲げ部515’の角度α、マイクロレンズアレイ513の配設位置、マイクロレンズアレイ514の配設位置、PD531の配設位置をどのようにして決定するかについてまず図11を用いて説明する。
マイクロレンズは短焦点であり、PLC出射端とマイクロレンズアレイ513aは近接して配置されているので、温度変動時のマイクロレンズアレイ513aのPLC510に対する位置ずれは無視できる。また、PD531およびマイクロレンズアレイ514aも同様の理由でサブキャリア536に対する位置ずれが無視できる。
ここで、熱膨張収縮を考える際、PLCモジュール510の熱膨張係数kpとは、シリコン基板とその表面に形成された石英系ガラス薄膜からなるPLC510の実効的な熱膨張係数とする。PLCモジュール510Mは、PLC510、および本実施形態では用いていないがPLCと位置関係を固定して設けたサブマウント材を含めた構成をいう。OE変換モジュール535a、535bの熱膨張係数koeとは、サブキャリア536a,536bを含めた各構成要素から構成されるOE変換モジュール535a、535bの実効的な熱膨張係数とする。モジュール筐体570の熱膨張係数kbとは、PLCモジュール510およびOE変換モジュール535a、535bが共に固定されるマウント材としてのモジュール筐体570の熱膨張係数のことをいう。なお、共通のマウント材が複合的な材料、構造を有する場合は、トータルとしての実効的な熱膨張係数を考えれば良い。また、通常は、kb>koe>kpの関係にあり、kbはkpに対し一桁大きい。koeとkpとは、koe>kpに限らず、koe≦kpでもよい。
図11において、PLCモジュール510M、OE変換モジュール535aM、535bM、モジュール筐体570の熱膨張収縮によって、マイクロレンズアレイ513aの出射端と、マイクロレンズアレイ514aの出射端との相対位置が第1の相対位置(x0、y0)から第2の相対位置(x0’、y0’)に変位する場合、y0/x0=y0’/x0’となるように光線角度αを決めればよい。(x0、y0)は、熱膨張前の定常状態にある温度T1における上記相対位置、(x0’、y0’)は熱膨張後としてのある温度T2における上記相対位置である。例えば、シミュレーションあるいは実験によって、想定される温度範囲内での熱膨張収縮による多数の温度での相対位置を求め、これら複数の相対位置を用いて代表的な光軸角度αの方向を決定する。
つぎに、図9を用いて、より具体的な光線角度αの決定方法について説明する。A点をモジュール筐体570に対するPLCモジュール510Mの実効的な固定点とし、B点をモジュール筐体570に対するOE変換モジュール535aMの実効的な固定点であるとする。PLCの裏面をモジュール筐体に一様に接着固定している場合には、PLCとモジュール筐体の熱膨張によって生じる接着面の面方向の応力はPLCの中央部でつりあい、この点は温度変動時にもモジュール筐体とPLCとの位置ずれが発生しない。したがって、A点は、モジュール筐体570のy方向のほぼ中央位置にあり、A点はモジュール筐体570の熱膨張による変位はないと考える。同様に、B点はOE変換モジュールとモジュール筐体との間で実効的に位置ずれが発生しない点である。B点は、モジュール筐体570のy方向の中央位置からy方向にオフセットされているので、B点はモジュール筐体570の熱膨張による変位があると考える。A点およびB点のx方向の間隔をxとし、y方向の間隔をyとする。また、aは、マイクロレンズアレイ513aのレンズ主面からA点までのx方向の間隔であり、bは、マイクロレンズアレイ513aのある一つのレンズ(この場合は最も外側)のレンズ中心からA点までのy方向の間隔である。また、cは、マイクロレンズアレイ514aのレンズ主面からB点までのx方向の間隔であり、dは、マイクロレンズアレイ514aのある一つのレンズ(寸法bを規定するレンズに対応するレンズであり、この場合は最も外側)のレンズ中心からB点までのy方向の間隔である。
前述したy0/x0=y0’/x0’は、図9のモジュール実装構造を考えると、つぎのように表される。
(y-b+d)/(x-a-c)= (y’-b’+d’)/(x’-a’-c’) (1)
であるので、熱膨張係数の影響を考慮すると、x、yは主にモジュール筐体570の熱膨張収縮によって変化し、a、bは、主にPLCモジュール510Mの熱膨張収縮によって変化し、c、dは、主にOE変換モジュール535aMの熱膨張収縮によって変化するので、
(y-b+d)/(x-a-c)=
((y-b+d)+(y*kb-b*kp+d*koe)*dT)/((x-a-c)+(x*kb-a*kp-c*koe)*dT) (2)
である。したがって(2)を変形して、
(x*kb-a*kp-c*koe)/(x-a-c)=(y*kb-b*kp+d*koe)/(y-b+d) (3)
が成立する。dTは、温度差である。
したがって、熱膨張係数kp、koe、kbが決まれば、上記(3)式を満たすように、各パラメータ(a,b,c,d,x,y)の値を決めればよい。なお、c,d,yはOE変換モジュールの構造や実現できる光学系によって制約されるので、自由度が大きいのは、b、x、aである。また、各パラメータ(a,b,c,d,x,y)の値が決まれば、光軸角度αも決まる。
1つの具体的例として、PLCモジュール510Mのx方向の長さが18mmとし、OE変換モジュール535aMのx方向の長さが9mmとし、マイクロレンズアレイ513a、513b、514a、514bのレンズ厚を1mmとし、マイクロレンズアレイ513a(513b)とマイクロレンズアレイ514a(514b)とのレンズ間距離を2.5mmとし、c=6mm、y=5mm、d=0mmとし、kp=3×10^−6(10のマイナス6乗)、koe=7×10^−6、kb=23×10^−6としたとき、aを10mm、b=4.277mm、x=18.5mmとすることができる。なお、本実施形態では250μmピッチの4ポートを2組、分離して配置しているが、この4ポートの間の距離は小さいので、実際のPLC側の出射光位置bは、b=4.277を中心として、±0.125mm、±0.375mmの位置に配置すればよい。また、OE変換モジュール側もd=0mmを中心に、0.125mm、±0.375mmに4ポートを配置することができる。
この構成によれば、例えば安価なアルミ筐体をモジュール筐体570として用いたとしても、図12に示すように、OE変換モジュール535aM、535bMは斜めに設定された光軸に沿って変位することとなるので、光軸ずれが発生しない。ちなみに、上記スケールの装置において従来のように光軸を傾けない場合、100度の温度差で約10μmの光軸ずれが発生する。PD受光径は直径15μm程度なので、大幅なロスが生じることとなる。
この実施の形態によれば、PLCモジュール510M、OE変換モジュール535aM、535bM、モジュール筐体570の熱膨張収縮によるPLCモジュール510Mに対するOE変換モジュール535aM、535bMの相対的な変位方向を予め導出し、該導出した変位方向と、PLC510の光導波路515の出射端部分に設けた折り曲げ部515’の角度αをほぼ一致させ、この折り曲げ部515’の折り曲げ方向上に、マイクロレンズアレイ513、514のレンズ中心およびPD531の受光面中心を配置しているので、筐体の構造や材料を複雑、高価にすることなく、PLCモジュール510M、OE変換モジュール535aM、535bM、モジュール筐体570の熱膨張係数差によるPLCモジュール510MとOE変換モジュール535aM、535bMとの間の光軸ずれを防止し、低コストで広い温度範囲で光軸ずれのない高性能の光モジュールを提供できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図13は第2の実施形態の光モジュールの主要部の構成の配置関係を説明するための図である。本実施形態の光モジュールは、PLC510の光導波路515の出射端部分に折り曲げ部515’を設けず、熱膨張方向と光軸を合わせるように、レンズを偏芯してPLCモジュール510Mに貼り付けている。また、OE変換モジュール535aM、535bMは、光軸上にPD531の受光面中心が位置するようにモジュール筐体570に固定する。
図13において、PLC510の光導波路515の出射端部分には折り曲げ部515’は設けられていない。この実施形態では、光導波路515の出射端515kとPD531の受光面の中心とを結ぶ線分J1の光導波路515に対する角度が、前述のようにして導出した光軸角度αに一致し、かつ線分J1上に、PLC510側のマイクロレンズアレイ513aのレンズ主面上のレンズ中心点E1と、OE変換部535a側のマイクロレンズアレイ514aのレンズ主面上のレンズ中心点E2とが位置するように、マイクロレンズアレイ513a、514aを偏芯させる。E1およびE2を通過する光線は、主光線ではなく近軸光線である。
このようなマイクロレンズアレイ513a、514aの偏芯により、光導波路515から出射された最大強度分布を持つ主光線J2は、マイクロレンズアレイ513a、514aによって偏向されてPD531の受光面の中心に入射される。
この実施形態によれば、第1の実施形態に比べて調整範囲は少ないが、簡単に光軸角度を調整することが可能となる。
5 光受信器
500 光受信モジュール
511 偏波スプリッタ
512 90度ハイブリッド回路
513、514 マイクロレンズアレイ
515 光導波路
515’ 折り曲げ部
516 シリコン基板
520 レンズアレイ
530 PDアレイモジュール
535 OE変換部
536 サブキャリア
550 高周波配線回路
570 モジュール筐体
600 復調用LSI
M ミラー

Claims (4)

  1. 入力された光信号を光信号処理し、分離して複数の光導波路に出力する光信号処理モジュールと、
    前記光信号処理部から出力された各光信号を光電変換して出力する複数の受光素子を有する受光アレイと、前記受光アレイの各受光素子から出力される電気信号を増幅する複数の増幅器とをそれぞれ有し、別個のキャリアに搭載された複数の光電変換モジュールと、
    前記光信号処理モジュールと前記複数の光電変換モジュールとが分離されて搭載される共通のマウント基体と、
    前記光信号処理部の各出力ポートから出力される光を前記複数の光電変換モジュールの各受光素子に光結合するレンズ光学系と、
    を備え、
    前記光信号処理モジュール、前記複数の光電変換モジュールおよび前記マウント基体の熱膨張による光信号処理モジュールに対する複数の光電変換モジュールの相対的な変位方向を予め導出し、該導出した変位方向と前記光信号処理モジュールの出力端部から前記受光素子までの各光軸方向とが一致するようにしたことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記光信号処理モジュールの光導波路の出力端部分に、該光導波路に対して前記変位方向に対応する所定角度だけ折り曲げられた折り曲げ部を設け、この折り曲げ方向上に、前記レンズ光学系のレンズ中心および受光素子の受光部中心を配置したことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記レンズ光学系は、
    前記光信号処理部の出射光をコリメート光として出射する、前記光信号処理モジュールに固定される第1のレンズアレイと、
    前記第1のレンズアレイからの光を受光して前記受光アレイの各受光素子に光結合させる、前記各光電変換モジュールに固定される複数の第2のレンズアレイと、
    を有し、
    光信号処理モジュールの光導波路の各出力端と前記受光アレイの各受光素子の受光面中心を結ぶ線分の方向が前記変位方向に一致し、かつ前記線分上に第1および第2レンズアレイの主面上のレンズ中心点が位置するように前記第1および第2レンズアレイを偏芯させることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記光信号処理モジュールは、マウント基体における前記複数の受光素子が並ぶ方向のほぼ中央位置に設けられ、
    2つの光電変換モジュールが、マウント基体の前記中央位置からオフセットされた位置に設けられたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の光モジュール。
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