JP6524725B2 - 光モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光モジュール及びその製造方法に関し、特に、コヒーレント光通信等に用いられる導波路型の素子を有する光モジュール及びその製造方法に関する。
コヒーレント光通信とは、微弱な受信信号光に高い強度の局部発振光を混合して受光検波を行う光通信方式である。特許文献1のコヒーレント光通信用の光受信モジュールは、偏波保持光ファイバにより受信信号光が入力される入力部と、受信信号光及び局部発振光を光結合する平面光導波路で形成された90°ハイブリッドと、90°ハイブリッドからの出力光を検出する光検出部と、入力部から光検出部に至る光路上に設けられた偏光ビーム分離器(PBS:Polarization Beam Splitter)と、を有する。このモジュールでは、PBSと90°ハイブリッドとをPBSから伸び出し90°ハイブリッドに集束する平面光導波路により光接続しているので両者の光軸調芯を省略することができる。
光ファイバから自由空間に放出された光信号を平面光導波路等の導波路型の素子に結合するのは簡単ではない。従来は、導波路型の素子が形成されている基板内に、その素子の光導波路と位置整合するV溝を形成し、V溝内に光ファイバをセットすることで、光ファイバのコアを導波路型の素子の光導波路層と光結合させていた。
国際公開第2011/027895号
しかし、V溝は所謂調芯を一切行うことができない。V溝内に光ファイバをセットした段階で光ファイバと導波路型の素子との光結合効率が決定されてしまう。目的の光結合効率が得られる場合はそれで問題を生じないが、目的の効率が得られない場合にこれを補償する手立てはない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑み、V溝を使わずに光ファイバから自由空間に出力された光を効率よく導波路型の素子に結合する光モジュール及びその製造方法を提供することをその目的とする。
本発明に係る光モジュールは、パッケージに搭載されたベースと、該ベース上に第1のキャリアを介して搭載された複数の光学部品と、ベース上に搭載された導波路型の素子と、パッケージにベースを介さずに搭載された第2のキャリアと、を備え、第2のキャリアは段差を有し、該段差の上記素子と対向する面は、上記素子の当該段差と対向する辺に平行である。
第2のキャリアは、段差を形成する二つの面それぞれに光部品を搭載することができる。第1のキャリアの第2のキャリアに対向する辺は段差に平行であるとよい。
本発明に係る光モジュールの製造方法は、光モジュールが、パッケージの所定壁に備わる入力ポートから入力した光信号を、ベース上に搭載された第1のキャリア上に配置されている複数の光学部品を介して、ベース上に搭載された導波路型の素子に光結合するものであり、当該製造方法は、ベースに形成されたマークを確認して上記素子及び第1のキャリアをベースに搭載する工程と、第1のキャリア及び上記素子を搭載したベースを、該ベースの一辺をパッケージの所定壁に押し当てた後、パッケージの所定位置に搭載する工程と、段差を有する第2のキャリアを、該第2のキャリアの一辺を上記所定壁に押し当てた後、パッケージの所定位置に搭載する工程と、複数の光学部品それぞれを、該光学部品の一辺を第2のキャリアの段差に押し当てた後、第1のキャリアの所定位置に搭載する工程と、を含む。
光モジュールがさらに別の光学部品を含み、上記製造方法は、上記複数の光学部品それぞれを第1のキャリアに搭載した後、入力ポートの位置に、上記素子に向けコリメート光を入力するダミーポートを接続する工程と、コリメート光が上記素子に光結合するように上記別の光学部品を第1のキャリア上に搭載する工程と、を含む場合がある。この場合、上記別の光学部品を第1のキャリア上に搭載する工程は、第2のキャリアの段差に上記別の光学部品の一面を押し当てる工程、を含んでもよい。
ダミーポートを、上記素子に向け発散光を提供する別のダミーポートに付替え、上記素子を介して発散光を検知し別のダミーポートの位置を決定する工程と、発散光を集束光に変換するレンズ部品を、当該収束光を前記素子により検知してレンズ部品の第2のキャリア上の位置を決定する工程と、を含むことが好ましい。
本発明によれば、光モジュールにおいて、V溝を使わずに光ファイバから自由空間に出力された光を効率よく導波路型の素子に結合することができる。
本発明に係る光モジュールの一例を示す構造図である。 ベースにキャリアを搭載した状態を示す斜視図である。 図2の状態のベースに、MMI(Multi-Mode Interface)アセンブリ及び基板アセンブリを搭載した状態を示す斜視図である。 図3の状態のベースをパッケージに搭載し、さらに、VOA(Variable Optical Attenuator)キャリアやアンプを搭載した状態を示す斜視図である。 図4の状態のベース及びVOAキャリアに、調芯作業が不要な光学部品を搭載した状態を示す斜視図である。 図5の状態に、ダミーポートを設けた状態を示す斜視図である。 図6の状態のベース及びVOAキャリアに調芯作業が必要な光学部品を搭載した状態を示す斜視図である。 図7の状態のベースにレンズ系の第1のレンズを搭載した状態を示す斜視図である。 図8のレンズ系を2レンズ系とした場合におけるレンズ位置のずれと光結合効率の変化を示す図である。 図8の状態のベースにレンズ系の第2のレンズを搭載した状態を示す斜視図である。 図10のベース及びVOAキャリアにコリメートレンズ及びVOAを搭載した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る光モジュール及びその製造方法に係る好適な実施の形態について説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内ですべての変更が含まれることを意図する。また、以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明に係る光モジュールの一例を示す構造図である。光モジュール1は、例えば小型のコヒーレント光受信器であり、信号を多重化した入力光から個々の信号を分離するために、偏波分離や位相分離などの処理が行われる。
光モジュール1は矩形状のパッケージ2を有し、受信信号光(Signal、以下、信号光という)と局部発振光(Local、以下、局発光という)がパッケージ2の一側面からパッケージ2の内部に入力される。なお、以下では、光モジュール1の信号光などの入力側を前方側という。パッケージ2の前方面以外の側面には、例えば光信号から抽出した電気信号を光モジュール1の外部の取り出す出力端子3が複数設けられている。
信号光の入力端子は、従来の光受信モジュールと同様の構造であり、シングルモードファイバ4の先端に付属するフェルール5を受け入れるスリーブ6と、スリーブ6を保持するジョイントスリーブ7と、集光レンズ9を収容したレンズホルダ8と有し、レンズホルダ8がパッケージ2の前方面に固定されている。 集光レンズ9で集められた信号光はパッケージ2の内部に向けて出射される。なお、これらシングルモードファイバ4、フェルール5、スリーブ6、ジョイントスリーブ7と、集光レンズ9、レンズホルダ8の一体物や、後述の偏波保持ファイバ10、フェルール11、スリーブ12,13、コリメートレンズ15、レンズホルダ14の一体物を、以下では入力ポートという。
パッケージ2内のVOAキャリア20上やベース21上には、偏波分離の処理を行う光学部品や位相分離の処理を行う光デバイス(以下、90°ハイブリッドと称する)などが設けられている。
具体的には、信号光処理する光回路としてビームスプリッタ22、VOA23、パワーモニタ用PD(Photodiode)24、コリメートレンズ25、偏波ビームスプリッタ26、スキュー調整素子27、レンズ系28,31、半波長板29、ミラー30が設けられている。このように信号光を処理する光回路は、集光レンズ9、コリメートレンズ25、レンズ系28,31による3レンズを含み、VOA23の開口に対して十分に絞られたビーム径を確保し、シングルモードファイバ4の端から後述する90°ハイブリッド32a,32bの光入力端までの光路について高い結合効率を確保する。
集光レンズ9で集められた信号光は、ビームスプリッタ22で、VOA23に向かう光と、パワーモニタ用PD24に向かう光とに分岐される。なお、パワーモニタ用PD24への分岐比は10%に満たないものであり、このPD24で過入力状態が検知された場合、VOA23の減衰度を大きくして90°ハイブリッド32a、32bに向かう信号光の強度を減衰できる。VOA23を通過した信号光はコリメートレンズ25でコリメート光に変換され、偏波ビームスプリッタ26に向かう。すなわち、集光レンズ9によるビームウェスト位置(ビーム径が最も絞られた位置)がほぼVOA23上に位置しており、VOA23による光減衰度を確保している。偏波ビームスプリッタ26に向かった信号光は、この偏波ビームスプリッタ26を直進して一方の90°ハイブリッド32bに向かう光と、90°曲げられてから他方の90°ハイブリッド32aに向かう光と、に分離される(分岐比50%)。
偏波ビームスプリッタ26を直進した信号光は、スキュー調整素子27で他方の90°ハイブリッド32aに向かう信号光との間の遅れ時間を補償した後、例えば2段階のレンズ系28で集光されて一方の90°ハイブリッド32bに到達する。偏波ビームスプリッタ26で90°その光軸を曲げられた信号光は、半波長板29でその偏光方向が偏波ビームスプリッタ26で直進した信号光に対して90°回転され、ミラー30で再び90°曲げられた後、例えば2段階のレンズ系31で集光されて他方の90°ハイブリッド32aに到達する。
これに対し、局発光の光学系は、偏波保持ファイバ10の先端付属するフェルール11を受け入れるスリーブ12,13と、スリーブ13を保持しコリメートレンズ15を収容するレンズホルダ14と有し、レンズホルダ14がパッケージ2の前方面に固定されている。
偏波保持ファイバ10で偏光その偏光方向が維持された局発光は、コリメートレンズ15でコリメート光に変換された後、パッケージ2の内部に向けて出射される。局発光の光学系は偏光子33、ビームスプリッタ34、スキュー調整素子35、レンズ系36,38、ミラー37を含む。
コリメート光に変換された局発光は、偏光子33でその偏光方向が確定される。これにより、偏波保持ファイバ10で維持した偏光方向が仮にパッケージ2の組み立て時にずれたとしても、偏光方向が0°か90°のみの成分を抽出することができる。偏光方向が確定された局発光は、ビームスプリッタ34により、一方の90°ハイブリッド32bに向かう光と、直進して他方の90°ハイブリッド32aに向かう光とに分岐される(分岐比50%)。
一方の90°ハイブリッド32bに向かう局発光は、ミラー37で再び90°曲げられた後、例えば2段階のレンズ系38で集光されて一方の90°ハイブリッド32bに到達する。ビームスプリッタ34を直進した局発光は、スキュー調整素子35で一方の90°ハイブリッド32bに向かう局発光との間の遅延時間を補償した後、例えば2段階のレンズ系36で集光されて他方の90°ハイブリッド32aに到達する。
このように、パッケージ2の内部に入力した信号光および局発光は、2個の90°ハイブリッド32a,32bに振り分けられる。各90°ハイブリッド32a,32bは、例えばインジウムリン(InP)製の半導体基板を用いたPD集積型マルチモードハイブリッドであり、この90°ハイブリッド32a,32bに集積されたPDで生成された光電流はアンプ39で電圧信号に変換され、出力端子3から出力される。これら90°ハイブリッド32a,32bは、本発明の「導波路型の素子」の一例である。ここで「導波路型の素子」とは、少なくとも入力端に光導波路、すなわち屈折率が周辺に対し大きく設定され光が閉じ込められる領域が設けられている素子をいう。
次いで、図1を参照しつつ、図2〜図11を用いて、以上のような各種部品をベース上に搭載する光モジュール1の製造方法について説明する。図2は、ベースに後述のキャリアを搭載した状態を示す斜視図である。図3は、図2の状態のベースに、後述のMMIアセンブリ及び基板アセンブリを搭載した状態を示す斜視図である。図4は、図3の状態のベースをパッケージに搭載し、さらに、VOAキャリアやアンプを搭載した状態を示す斜視図である。図5は、図4の状態のベース及びVOAキャリアに、調芯作業が不要な光学部品を搭載した状態を示す斜視図である。図6は、図5の状態に、ダミーポートを設けた状態を示す斜視図である。図7は、図6の状態のベース及びVOAキャリアに調芯作業が必要な光学部品を搭載した状態を示す斜視図である。図8は、図7の状態のベースにレンズ系の第1のレンズを搭載した状態を示す斜視図である。図9については後述する。図10は、図8の状態のベースにレンズ系の第2のレンズを搭載した状態を示す斜視図である。図11は、図10のベース及びVOAキャリアにコリメートレンズ及びVOAを搭載した状態を示す斜視図である。
(1)90°ハイブリッド32a,32bやアンプ39の実装
まず、パッケージ2外で、図2に示すように、ベース21上に本発明の「第1のキャリア」に相当するキャリア40を搭載する。ベース21は例えば銅タングステン(CuW)を材料とし、キャリア40は例えば酸化アルミニウム(Al23)とし、両者の固着にはAuSn共晶半田を用いることができる。ベース21上にはキャリア40の搭載領域と90°ハイブリッド32a,32b等(図1参照)の搭載領域を区画する溝21aが予め形成されている。この溝21aの前縁にキャリア40の後端を目視で合わせることで、パッケージ2の長軸に沿った方向(図1のZ方向にあたる方向)のベース21とキャリア40の相対位置を決定する。これに代えて、ベース21の前縁とキャリア40の前縁を合致させるアライメントを行ってもよい。
パッケージ2の短軸に沿った方向(図1のX方向にあたる方向)のアライメントは、ベース21の中ほどに括れ(幅狭部位21b)が形成されており、その狭くなった幅にキャリア40をアライメントする。幅狭部位21bを設けた理由は、ベース21の幅がパッケージ2の内壁の間隔にほぼ合致しており、後工程のベース21(その上面に種々部材が搭載されている)をパッケージ2内に搭載する際に、この幅狭部位21bを把持してベース21をパッケージ2の底面2a(図1参照)に載置する必要性のためである。
ついで、下記のMMIアセンブリ及び基板アセンブリを作製する。図3のCuW製のMMIキャリア41上に、90°ハイブリッド32aおよび90°ハイブリッド32bをAuSn共晶半田を用いてダイマウントし、MMIアセンブリ42を作製する。このダイマウントには、通常の半導体デバイスをCuWベースの上にマウントする公知の工程と同様の技術を用いることができる。MMIキャリア41上にはMMIキャリア41の前方側と後方側を分離する溝41aが形成されている。90°ハイブリッド32a,32bの裏面電極(不図示)はこの溝41aによりFG(Frame Ground)とSG(Signal Ground)が分離される。
MMIアセンブリ42の組立と平行して、窒化アルミニウム(AlN)製の配線基板43上に複数のダイキャパシタ(平行平板コンデンサ)を搭載し、基板アセンブリを作製する。この搭載の際、AuSnペレットを使用することができ、また、公知のソルダリング工程を採用してもよい。
そして、作製したMMIアセンブリ42及び基板アセンブリを、図3に示すように、ベース21上に搭載する。図では、基板アセンブリの配線基板43のうち90°ハイブリッド32a側のものしか図示されていないが、90°ハイブリッド32b側についても搭載する。ベース21上には予めMMIアセンブリ42の搭載領域を囲むように溝21cが形成されており、MMIアセンブリ42は当該溝21cに対して目視アライメントにより搭載される。この溝21cと前述の溝21aは本発明の「マーク」の一例である。配線基板43はコの字の平面形状をしており、コの字の各辺で囲まれた内部にMMIアセンブリ42を囲い込んで基板アセンブリはベース21上に搭載される。基板アセンブリのアライメントは目視アライメントの精度で十分である。
上述のようにしてMMIアセンブリ42及び基板アセンブリを搭載したベース21を、図4に示すように、パッケージ2内に搭載する。図4では、パッケージ2については底壁2cのみ示している。図5以降でも同様である。具体的なパッケージ2への搭載方法は、例えば、ベース21の前端(キャリア40のアライメントが両部材の前縁を用いて行われた場合にはキャリア40の前端も一緒に)をパッケージ2の所定壁すなわち前壁2b(図1参照)の内面に突き当てベース21とパッケージ2とのアライメント(ラフアライメント)を行った後、所定寸法前壁2bから離した状態でパッケージ2の底面2aに搭載する。
同様に、本発明の「第2のキャリア」に相当するVOAキャリア20もパッケージ2内に搭載する。VOAキャリア20の前端をパッケージ2の前壁2bの所定位置の内面に突き当て、当該位置から所定量後退させてパッケージ2の底面2aに搭載する。上述の突き当てにより、キャリア40のVOAキャリア20に対向する辺はVOAキャリア20の後述の段差20aに平行となっている。なお、ベース21及びVOAキャリア20のパッケージ2の底面2aへの固定は例えば半田を用いて行うことができる。
次いで、アンプ39を配線基板43上に、銀ペースト等の導電性樹脂を使用して公知のマウント方法により搭載する。
アンプ39の搭載後に昇温(〜120℃)して銀ペースト中の溶剤を気化する。その後、アンプ39の電極パッドとパッケージ2の後方側の出力端子3(図1参照)と電気接続するためのワイヤリングを行う。後方側の出力端子は、例えば信号ピン(S)8本、グランドピン(G)5本からなる。G−S−S−Gを4組、隣接する組との間でグランド端子を共有する。これのワイヤリングにより次工程以降における光学部品のアクティブ調芯が可能となる。
(2)調芯作業が不要な光学部品の樹脂固定
次いで、調芯作業を伴わない光部品を図5に示すようにキャリア40やVOAキャリア20上に搭載する。これら部品は、パワーモニタ用PD24、偏光子33、半波長板29、ビームスプリッタ34、偏波ビームスプリッタ26及びスキュー調整素子27、35である。これらは比較的広い光透過領域を有する部材に相当する。
これら光学部品は紫外線硬化樹脂を用いてキャリア40上に、パワーモニタ用PD24についてはVOAキャリア20上に固定される。キャリア40上には各部品搭載領域を囲むように溝40a、もしくは金属パターン40bが予め形成されている。
各光学部品をコレットで把持した後、VOAキャリア20の後面に突き当て、当該後面との平行度を確保した後、各部品搭載領域に搭載される。より具体的には、VOAキャリア20には段差20aが形成されており、当該段差20aに各部品の側面を突き当てて平行度を確保した後、各部品をそれぞれの搭載領域に移動して固定する。各光学部品が突き当てられるVOAキャリア20の段差20aの後面と、パッケージ2の前壁2bの内面に突き当てられるVOAキャリアの前面とは平行に形成されている。
予めキャリア40及びVOAキャリア20の所定箇所に紫外線硬化樹脂を一定量塗布しておき、各光学部品をこの樹脂上に搭載した後紫外線を照射して樹脂を硬化する。また、先に述べたように、各部品搭載領域を囲むように溝40aや金属パターン40bが形成されており、これらが紫外線硬化樹脂の拡がりを防止する。パワーモニタ用PD24については搭載後にワイヤリングを行う。
(3)ダミーファイバの調整
パワーモニタ用PD24への入射光量の調整が必要なビームスプリッタ22や、高い光結合強度が必要な90°ハイブリッド32a,32bに対してレンズ群を調芯するため、図6に示すようにコリメート光源となるダミーポート50a、50bをパッケージ2の外側に設ける。具体的には、ダミーポート50a,50bを専用冶具に固定させ、該ポート50a,50bのコリメート光の出射端と実際の信号光及び局発光の入射端が実質的に一致するように、ダミーポート50a,50bとパッケージ2との相対位置を調整する。そして、信号光用のダミーポート50bからダミー光を入力し、90°ハイブリッド32bのPDの出力(アンプ39の出力)が最大となる位置にダミーポート50bを調整する。また、局発光用のダミーポート50aからダミー光を入力し、90°ハイブリッド32aのPDの出力(アンプ39の出力)が最大となる位置にこのダミーポート50aの位置を調整する。なお、ダミーポート50a,50bは、コリメート光を出射するためにコリメートレンズ(不図示)を内蔵している。
(4)調芯作業が必要な光学部品(レンズ除く)の樹脂固定
まず、図7に示すように、ビームスプリッタ22をVOAキャリア20上に搭載する。コレットでビームスプリッタ22を把持し、信号光用のダミーポート50bから実際にダミー光を入力し、パワーモニタ用PD24の出力が最大となる位置及び向きにビームスプリッタ22を固定する。90°ハイブリッド32a,32b、アンプ39、パワーモニタ用PD24は既にワイヤリングが為されているので、上述のようにダミー光を用いたアクティブ調芯が可能である。
次いでミラー30の調芯を行う。ミラー30についてそのX方向すなわち(パッケージ2の短軸に平行な方向)の調芯を行う。具体的には、ビームスプリッタ22と同様にVOAキャリア20の段差20aに一旦このミラー30を突き当ててその角度を決定した後、所定箇所に移動してX方向のアクティブ調芯を行う。信号光用のダミーポート50bから実際にダミー光を入射し、X方向にミラー30をスライドしつつ、90°ハイブリッド32a(アンプ39)の出力が最大となる位置を決定する。ここで、θ角(キャリア40の主面すなわち実装面に垂直な軸を中心とする回転角)、及びR角(キャリア40の主面に対する角度、煽り角)の調芯を行ってもよい。行わなくとも、少なくともアンプ39の極大出力が得られる位置にミラー30を固定することで、後に行われるレンズ系31の調芯により十分な光結合を得ることができる。
同様に局発光用のダミーポート50aから実際にダミー光を入射してアンプ39の出力をモニタしつつ、ミラー37についてX方向、θ、R角の調芯を行う。θ、R角については先のミラー30と同様に省略することは可能である。なお、調芯装置には、水平方向(XY方向)・角度方向、あおり角を調整する機構が備わっている。
この工程(4)で搭載する光部品についても、段差20aに各部品の側面を突き当てて平行度を確保した後に搭載するようにしてもよい。
(5)レンズ部品の樹脂固定
次いで、レンズ系28,31,36,38及びコリメートレンズ25の調芯を行う。既にこれまでの調芯作業で90°ハイブリッド32a,32bの4つの光入力ポートすなわち光導波路とダミーポート50a、50bの光結合は確保されている。ダミーポート50a、50bから入力した光は確かに90°ハイブリッド32a,32bに結合する。レンズ系28,31,36,38の調芯作業により両者の光結合を極大にする。まず、図8に示すように、レンズ系28,31,36,38それぞれの90°ハイブリッドに近接して配置される4つの第1のレンズ28a,31a,36a,38aについて最大光結合を与える位置を決定する。
図9は、レンズ系28,31,36,38のような2レンズ系でのレンズ位置のずれと光結合効率の変化を示す図である。図9(A)及び図9(B)は第1レンズ28a,31a,36a,38aの位置ずれによる結合効率の挙動を示し、図9(C)及び図9(D)は90°ハイブリッドに対して離間した側に配置される第2レンズ28b,31b,36b,38bの位置ずれによる結合効率の挙動を示している。Xシフトとは光軸に垂直な方向であり、Zシフトは光軸に平行な方向に対応している。図9(C)、9(D)については第1レンズ28、31、36、38が予めその設計位置に配置されていると仮定している。
図9(A)及び図9(B)に示すように、第1レンズ28a,31a,36a,38aについて、特にX方向について数μmの位置ずれであっても結合効率の極端な劣化が認められる。効率30%の劣化は〜1μmで現れる。レンズを固定する際に用いるのは紫外線硬化樹脂である。紫外線硬化樹脂は固化時に数μmの収縮が必須である。図9(A)及び図9(B)を参照すると、数μmの収縮は当然に第1レンズ28a,31a,36a,38aの位置ずれを招き、その結果として大きな結合効率の劣化を来してしまう。
一方、第2レンズ28b,31b,36b,38bの位置ズレに伴う結合効率の劣化については、図9(C)及び図9(D)に示すように、第1レンズ28a,31a,36a,38aのそれに対して格段に尤度が確保される。第1レンズ28a,31a,36a,38aに対して数倍(〜5倍)の位置ずれも許容される。また、Z方向にいたっては、数10μmの位置ずれをも許容される特性である。実質Z方向のアライメント精度は無視できる。従って、第1レンズ28a,31a,36a,38aの固定の際に生じる結合効率の劣化を第2レンズ28b,31b,36b,38bは十分に補償できることになる。そこで、光モジュール1では、上述のようにレンズ系28,31,36,38を上述のような2レンズ系としている。
レンズの樹脂固定の説明に戻る。局発光用のダミーポート50aから実際にダミー光を入射してアンプ39の出力をモニタし、二つの第1レンズ36a,38aのアライメントをその最大結合効率が得られる位置にそれぞれ固定する。また、同様のアライメントを、信号光用のダミーポート50bからのダミー光を用いて、2つの第1レンズ28a,31aについて行い、それぞれ固定する。そして、同様のアライメントを、局発光及び信号光用のダミー光を用いて、図10に示すように第2レンズ28b,31b,36b,38bについて行い、それぞれ固定する。
上述のように、第1レンズ28a,31a,36a,38aの固定に際し、固定樹脂の収縮に伴い結合効率の劣化を招くが、引き続いて第2レンズ28b,31b,36b,38bの調芯を行い、第1レンズ28a,31a,36a,38aの固定時に導入される位置ずれを補償する。
以上の例では、4つの第1レンズ28a,31a,36a,38a全てを調芯してから第2レンズ28b,31b,36b,38bを調芯していたが、局発光用のダミー光を用いて2つの第1レンズ36a,38aを調芯してから2つの第2レンズ36b,38bを調芯し、その後信号光用のダミー光を用いて第1レンズ28a,31a及び第2レンズ28b,31bの調芯をする方が一般的である。調芯の過程でダミー光を切り替える必要がなくなるためである。また、信号光用のダミー光を用いて調芯を行った後に、局発光用のダミー光を用いて調芯を行ってもよい。
次いでコリメートレンズ25の調芯を行う。信号光の入力光学系は最終的に集束光学系を採用する。すなわち、実際の信号光の入力ポート内に集光レンズ9(図1参照)が搭載されており、この集光レンズ9の一方の焦点とコリメートレンズ25の焦点が一致するようにコリメートレンズ25を搭載する。この二つの焦点が一致する位置をVOA23の最狭位置に対応させることで、VOA23での消光比を最大にする。
そのため、コリメートレンズ25の調芯を行う前に信号光のダミーポートを実際の光学系を反映させたダミーポート、少なくともコリメートレンズではなく集光レンズを有するダミーポートに付け代える。この際、レンズ系28,31,36,38及び他の光学部品はすでに調芯が終了しており、その位置を再度シフトすることはできない。新たなダミーポートを既にアライメントの終了しているこれら光学部品に対して調芯する。これは、新たなダミーポートから実際に発散光(パッケージ2内の集光点を過ぎた後は発散光になっている)を入力し、90°ハイブリッド32aまたは90°ハイブリッド32bにて最大光強度が得られる位置に上記新たなダミーポートをセットする。
次いで、コリメートレンズ25について、90°ハイブリッド32aまたは90°ハイブリッド32bにおいて最大光結合が得られる位置に調芯する。この調芯はXYZの三方向について行う。
(6)VOA23の実装
レンズ系28,31,36,38、コリメートレンズ25固定後に、VOA23をVOAキャリア20上に導電性接着材により固定する。VOA23はキャリア23a上にVOA素子23bを搭載しその上をカバー23cで保護した形状を有する。キャリア20上の配線を介してVOA素子23bに電界を印加すると、VOA素子23bの中央に形成されている開口の開口度が変化し光透過量を制御することができる。
VOA23は光軸に対して所定角(〜7°)傾けて搭載される。反射光を信号光用の光ファイバに回帰させないためである。また、印加電圧に対して最大の消光比を得るために、実際にキャリア23a上の電極に信号を印加しつつ、信号光のダミーポートからダミー光を入力させ、それを90°ハイブリッド32a,32bで検知してもよい。このようにVOAキャリア20では、段差20aを形成する上下二つの面にそれぞれ光部品を搭載しており、具体的には、段差20aを形成する一方の面には、ビームスプリッタ22とパワーモニタ用PD24を搭載し、他方の面にはVOA23を搭載する。
なお、全ての部品の搭載が終了した後に、パッケージ2の蓋(図示せず)をシームシールにより取り付ける。
(7)ダミーポートの置き換え等
最後にダミーポートを真の入力ポートに置き換える。すなわち局発光の入力ポートについては、該ポートら引き出されたファイバに実際に局発光を導入し、該ポートに入力される信号光が90°ハイブリッド32a,32bに対して最大光結合を与える位置に固定する。信号光の入力ポートについても同様である。
本発明のポイントは次の2点にある。
(1) ベース21自体をパッケージ2の前壁2bの内面に押し当て、ベース21の前端とパッケージ2の二つの入力ポートとの間のラフアライメントを行うことで、パッケージ2の前壁2bとベース21が略平行な位置関係を有することになる。
(2)ベース21より前方側に実装されたVOAキャリア20は、ベース21に対して十分な設計精度が保証されており、また、90°ハイブリッド32a,32bの前端とVOAキャリア20の段差20aの後面とは実質的に平行な位置関係にある。光学調芯を行う部品に関しては、90°ハイブリッド32a,32bの出力をモニタすることでアクティブ調芯を行う事が可能である。しかし、アクティブ調芯を行わない光学部品は、レンズの樹脂固定に先んじて、ベース21上に実装する必要がある。そこで、これら部品の一面をVOAの段差20aの後面に押し当てることによって、間接的に90°ハイブリッド32a,32bの光入力端に対して平行度を確保することができる。
1…光モジュール、2…パッケージ、20…VOAキャリア、20…キャリア、20a…段差、21…ベース、21a…溝、21b…幅狭部位、21c…溝、22…ビームスプリッタ、23…VOA、23a…キャリア、23b…VOA素子、23c…カバー、24…パワーモニタ用PD、25…コリメートレンズ、26…偏波ビームスプリッタ、27,35…スキュー調整素子、28,31,36,38…レンズ系、28a,31a,36a,38a…第1のレンズ、28b,31b,36b,38b…第2のレンズ、29…半波長板、3…出力端子、30,37…ミラー、32a,32b…90°ハイブリッド、33…偏光子、34…ビームスプリッタ、37…ミラー、39…アンプ、40…キャリア、41…MMIキャリア、42…MMIアセンブリ、43…配線基板。

Claims (7)

  1. パッケージに搭載されたベースと、該ベース上に第1のキャリアを介して搭載された複数の光学部品と、前記ベース上に搭載された導波路型の素子と、前記パッケージに前記ベースを介さずに搭載された第2のキャリアと、を備え、
    前記第2のキャリアは段差を有し、該段差の前記素子と対向する面は、前記素子の当該段差と対向する辺に平行である、光モジュール。
  2. 前記第2のキャリアは、前記段差を形成する二つの面それぞれに光部品を搭載する、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記第1のキャリアの前記第2のキャリアに対向する辺は前記段差に平行である、請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. パッケージの所定壁に備わる入力ポートから入力した光信号を、ベース上に搭載された第1のキャリア上に配置されている複数の光学部品を介して、前記ベース上に搭載された導波路型の素子に光結合する光モジュールの製造方法であって、
    前記ベースに形成されたマークを確認して前記素子及び前記第1のキャリアを前記ベースに搭載する工程と、
    前記第1のキャリア及び前記素子を搭載した前記ベースを、該ベースの一辺を前記パッケージの所定壁に押し当てた後、前記パッケージの所定位置に搭載する工程と、
    段差を有する第2のキャリアを、該第2のキャリアの一辺を前記所定壁に押し当てた後、前記パッケージの所定位置に搭載する工程と、
    前記複数の光学部品それぞれを、該光学部品の一辺を前記第2のキャリアの段差に押し当てた後、前記第1のキャリアの所定位置に搭載する工程と、を含む光モジュールの製造方法。
  5. 前記光モジュールはさらに別の光学部品を含み、
    前記製造方法は、前記複数の光学部品それぞれを前記第1のキャリアに搭載した後、
    前記入力ポートの位置に、前記素子に向けコリメート光を入力するダミーポートを接続する工程と、
    前記コリメート光が前記素子に光結合するように前記別の光学部品を前記第1のキャリア上に搭載する工程と、を含む請求4に記載の光モジュールの製造方法。
  6. 前記別の光学部品を前記第1のキャリア上に搭載する工程は、前記第2のキャリアの前記段差に前記別の光学部品の一面を押し当てる工程、を含む請求5に記載の光モジュールの製造方法
  7. 前記ダミーポートを、前記素子に向け発散光を提供する別のダミーポートに付替え、前記素子を介して前記発散光を検知し前記別のダミーポートの位置を決定する工程と、
    前記発散光を集束光に変換するレンズ部品を、当該集束光を前記素子により検知して前記レンズ部品の前記第2のキャリア上の位置を決定する工程と、を含む請求4〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
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