JP4950788B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
そこで、例えば特許文献1に記載の洗濯機は、洗濯水循環経路内を循環する洗濯水の水圧を検出する水圧センサを設け、この水圧センサにより検出された水圧に基づいてリントフィルタの目詰まり度合いを把握するようにしている。
これにより、水槽から排気された空気中のリントを捕獲するリントフィルタを備えたものにおいて、リントフィルタの目詰まり度合いを把握できることから、リントフィルタの掃除等を適宜行うことで乾燥行程時の空気流量を適切に維持することができ、リントフィルタの目詰まりによる乾燥性能の低下を防止することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図5を参照して説明する。まず、図1には、ドラム式洗濯乾燥機の全体構成が示されている。この図1において、洗濯乾燥機の外殻を形成する外箱1は、その前面側(図1において左側)に洗濯物出入口2を有していて、底部には支持脚3などを有する台板4が設けられている。外箱1の前面中央部には、洗濯物出入口2を開閉する扉5が回動可能に設けられており、外箱1の前面上部には、操作パネル6が設けられている。この操作パネル6には、図2に示すように、操作ダイヤル、運転コースボタン、電源スイッチなどからなる操作部6aや液晶表示部6bが設けられている。この液晶表示部6bには、乾燥行程の残時間(図2(a)参照)や後述するエラー表示(図2(b)参照)などの各種情報が表示される。
水槽8は、後面が閉塞された円筒状をなしていて、その軸線の方向が前後方向(図1では左右方向)となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状態で配設されている。水槽8の前部には、正面側(図1では左側)から見て円環状をなす槽カバー10が取り付けられていて、この槽カバー10の中央部に円形の開口部10aが形成されている。槽カバー10は、水槽8の一部を構成している。開口部10aの周縁部と、前記洗濯物出入口2との間には、柔軟性に富んだベローズ11が水密に設けられていて、水槽8から外部への水の飛散等を防止するようにしている。
このように、給排気経路32は、送風機21(送風羽根27)の送風作用により、凝縮器37で加熱された空気(温風)を水槽8内に吹き込むとともに、ドラム9内の衣類から水分を蒸発させた空気を水槽8内から排気する。
制御装置49(目詰まり検知手段、報知手段に相当)には、操作部6a、液晶表示部6b、洗濯機モータ17、排水弁18、ファンモータ28、圧縮機38、水位センサ43、泡センサ46、給水弁50、メモリ57などが接続されており、液晶表示部6b、水位センサ43、泡センサ46などからの入力信号に基づいて、液晶表示部6bに各種の情報を表示したり、洗濯機モータ17、ファンモータ28、圧縮機38、給水弁50、排水弁18などの駆動を制御するようになっている。
水位センサ43、泡センサ46は、何れも図4に示す同様の構成となっている。すなわち、密閉された本体ケース53内部には、薄い軟質ゴム54a及び厚い硬質ゴム54bからなるダイアフラム54が備えられており、このダイアフラム54のほぼ中央部には、磁石55が固定されている。また、本体ケース53内部にはコイル56が固定されており、このコイル56は制御装置49に接続されている。ダイアフラム54が水槽8内の圧力(図4中矢印C参照)を受けて移動すると、コイル56に対する磁石55の位置が変化し、これに応じて、コイル56に生じる周波数(発信周波数)が変化する。制御装置49は、コイル56に生じる周波数の変化に基づいて水槽8内の圧力の変化を検出する。
上記したドラム式洗濯乾燥機において、ドラム9内に衣類を収容した状態で、標準的な運転コースを選択設定して運転スタートした場合、周知のごとく制御装置49の制御部47により、給水弁50や排水弁18、洗濯機モータ17、ファンモータ28、圧縮機38などを制御することにより、洗濯行程、中間脱水行程、すすぎ行程、最終脱水行程、乾燥行程が自動的に行われる。
乾燥行程では、制御装置49は、洗濯機モータ17によりドラム9を低速で正逆両方向に回転させながら、送風機21のファンモータ28を作動させるとともに、ヒートポンプ39の圧縮機38を作動させることによって行われる。
リントフィルタ34に目詰まりが発生すると水槽8から空気が排気されにくくなり、これに伴って上昇した水槽8内の圧力が水位センサ43により検出される。そして、制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43により検出される水槽8内の圧力が所定値(目詰まり判断基準値)以上に高まったことに基づいてリントフィルタ34の目詰まりを検知し、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを液晶表示部6bに報知する。
また、既設の水位センサ43を用いてリントフィルタ34の目詰まりを検知することができ、目詰まり検知用の圧力センサを新たに設ける必要がない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、上記した第1の実施形態とは次の点が異なっている。
本実施形態によれば、既設の泡センサ46を用いてリントフィルタ34の目詰まりを検知することができ、目詰まり検知用の圧力センサを新たに設ける必要がない。
次に、本発明の第3の実施形態について図6を参照して説明する。
すなわち、制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43により検出された水槽8内の圧力及び泡センサ46により検出された水槽8内の圧力の何れかを、所定の条件に応じて選択し、選択した水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値Pよりも大きくなったときに(所定値以上に高まったときに)、リントフィルタ34の目詰まりを検知する。
図7は本発明の第4の実施形態を示したものであり、この第4の実施形態は、上記した各実施形態とは次の点が異なっている。
上述の各実施形態に示した水位センサ43、泡センサ46を部品(製品)として考慮すると、一般的に各部品には特性のバラツキが存在する場合がある。図7は、部品としての水位センサ43A(実線g参照)及び部品としての水位センサ43B(実線h参照)の周波数特性を示している。なお、基準値P1は、リントの堆積量が全くない状態(基準となる状態)において送風機21を動作させたときの水槽8内の圧力値であり、目詰まり判断基準値P2は、エラー報知すべきリント堆積時の水槽8内の圧力値である。
また、基準値P1を再設定可能な設定キーを設けるようにしてもよい。これにより、給排気経路32の流路抵抗や循環空気流量の状態が変化した場合や、特性が異なるフィルタに交換した場合に、設定キーを操作することで基準値P1を容易に再設定することができる。
本発明は、上記した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
図9に示すように、水槽8の上部にエアチューブ58を介して圧力センサ59(空気圧力検出手段に相当)を接続し、制御装置49は、乾燥行程時に圧力センサ59により検出された水槽8内の圧力に基づいてリントフィルタ34の目詰まりを検知するようにしてもよい。
加熱手段として、ヒートポンプ39の凝縮器37ではなく電気ヒータを用いてもよい。
Claims (3)
- 外箱内に配設され内部に貯水可能な水槽と、
通水及び通風が可能な孔を有して前記水槽内にほぼ横軸状態で回転可能に配設され、内部に衣類を収容するドラムと、
前記水槽の外部において前記水槽内と連通する状態でほぼ密閉状態となるように設けられ、乾燥行程時に加熱手段により加熱した空気を前記水槽内に吹き込むとともに、前記ドラム内の衣類から水分を蒸発させた空気を前記水槽から排気する給排気経路と、
前記給排気経路上に設けられ、前記水槽から排気された空気に含まれるリントを捕獲するリントフィルタとを備えたドラム式洗濯乾燥機において、
前記水槽の底部と連通した圧力容器と、
前記水槽内の空気圧力を検出する空気圧力検出手段として前記圧力容器内の空気圧力を検出する圧力センサと、
前記乾燥行程時に前記空気圧力検出手段により検出される空気圧力が所定値以上に高まることに基づいて前記リントフィルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段と、
前記リントフィルタが目詰まり状態であることを報知する報知手段とを備え、
前記圧力センサは、
洗濯行程時では前記水槽内の水位を検知する水位センサとして使用され、
前記乾燥行程時では前記空気圧力検出手段として使用されるように構成されていることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。 - 前記給排気経路に設けられ、洗濯行程時及び脱水行程時では前記給排気経路内の泡を検知し前記乾燥行程時では前記空気圧力検出手段として前記給排気経路内の空気圧力を検出する泡センサをさらに備え、
前記目詰まり検知手段は、
前記圧力センサにより検出された空気圧力と前記泡センサにより検出された空気圧力との組み合わせに基づいて前記リントフィルタの目詰まりを検知することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。 - 前記目詰まり検知手段は、
前記乾燥行程時に前記空気圧力検出手段により検出された空気圧力を、予め設定された基準値と比較することにより前記リントフィルタの目詰まりを検知するように構成され、
前記基準値は変更可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載のドラム式洗濯乾燥機。
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