JP4950788B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、水槽から排気された空気中のリントをリントフィルタにより捕獲する構成のドラム式洗濯乾燥機に関する。
従来より、乾燥行程時に水槽内に温風を給排気させるための給排気経路や洗濯行程時に水槽内の洗濯水を循環させるための洗濯水循環経路を備えたドラム式洗濯乾燥機が供されている。この種のドラム式洗濯乾燥機において、給排気経路内を循環する空気や洗濯水循環経路内を循環する洗濯水には、衣類から排出したリントが含まれる。そのため、このようなリントを捕獲するためのリントフィルタを循環経路中に設けるようにしている。
この場合、リントフィルタの掃除等をすることなく繰り返し乾燥行程あるいは洗濯行程を実施すると、リントフィルタにリントが徐々に堆積し目詰まりを起こす。その結果、乾燥行程時の循環空気流量あるいは洗濯行程時の循環水量が減少してしまい、乾燥性能あるいは洗濯性能の低下を招くおそれがある。
そこで、例えば特許文献1に記載の洗濯機は、洗濯水循環経路内を循環する洗濯水の水圧を検出する水圧センサを設け、この水圧センサにより検出された水圧に基づいてリントフィルタの目詰まり度合いを把握するようにしている。
特開2006−141825号公報
特許文献1に記載の洗濯機によれば、把握した目詰まり度合いに応じてリントフィルタの掃除等を適宜行うことで、洗濯行程時の循環水量を適切に維持することができ、洗濯性能の低下を防止することができる。しかしながら、このような水圧センサを、給排気経路に設けられたリントフィルタの目詰まり度合いを把握するセンサとして兼用しようとしても、当該水圧センサは、洗濯水循環経路に接続されており、しかも、乾燥行程時には水槽内から洗濯水が排水されてしまう。そのため、このような状態(水槽内に洗濯水が貯水されていない状態)では、給排気経路内の循環空気流量を検出することはできない。従って、給排気経路に設けられたリントフィルタの目詰まり度合いを把握することができず、乾燥性能の低下を防止することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、水槽から排気された空気中のリントを捕獲するリントフィルタを備えたものにおいて、リントフィルタの目詰まりによる乾燥性能の低下を防止することができるドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯乾燥機は、外箱内に配設され内部に貯水可能な水槽と、通水及び通風が可能な孔を有して前記水槽内にほぼ横軸状態で回転可能に配設され、内部に衣類を収容するドラムと、前記水槽の外部において前記水槽内と連通する状態でほぼ密閉状態となるように設けられ、乾燥行程時に加熱手段により加熱した空気を前記水槽内に吹き込むとともに、前記ドラム内の衣類から水分を蒸発させた空気を前記水槽から排気する給排気経路と、前記給排気経路上に設けられ、前記水槽から排気された空気に含まれるリントを捕獲するリントフィルタとを備えたドラム式洗濯乾燥機において、前記水槽の底部と連通した圧力容器と、前記水槽内の空気圧力を検出する空気圧力検出手段として前記圧力容器内の空気圧力を検出する圧力センサと、前記乾燥行程時に前記空気圧力検出手段により検出される空気圧力が所定値以上に高まることに基づいて前記リントフィルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段と、前記リントフィルタが目詰まり状態であることを報知する報知手段とを備え、前記圧力センサは、洗濯行程時では前記水槽内の水位を検知する水位センサとして使用され、前記乾燥行程時では前記空気圧力検出手段として使用されるように構成されていることを特徴とする。
本発明のドラム式洗濯乾燥機によれば、リントフィルタに目詰まりが発生すると水槽から空気が排気されにくくなり、これに伴って上昇した水槽内の空気圧力が空気圧力検出手段により検出される。そして、目詰まり検知手段は、乾燥行程時に空気圧力検出手段により検出される空気圧力が所定値以上に高まったことに基づいてリントフィルタの目詰まりを検知し、報知手段は、リントフィルタが目詰まり状態であることを報知する。
これにより、水槽から排気された空気中のリントを捕獲するリントフィルタを備えたものにおいて、リントフィルタの目詰まり度合いを把握できることから、リントフィルタの掃除等を適宜行うことで乾燥行程時の空気流量を適切に維持することができ、リントフィルタの目詰まりによる乾燥性能の低下を防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図5を参照して説明する。まず、図1には、ドラム式洗濯乾燥機の全体構成が示されている。この図1において、洗濯乾燥機の外殻を形成する外箱1は、その前面側(図1において左側)に洗濯物出入口2を有していて、底部には支持脚3などを有する台板4が設けられている。外箱1の前面中央部には、洗濯物出入口2を開閉する扉5が回動可能に設けられており、外箱1の前面上部には、操作パネル6が設けられている。この操作パネル6には、図2に示すように、操作ダイヤル、運転コースボタン、電源スイッチなどからなる操作部6aや液晶表示部6bが設けられている。この液晶表示部6bには、乾燥行程の残時間(図2(a)参照)や後述するエラー表示(図2(b)参照)などの各種情報が表示される。
外箱1内には、複数のサスペンション7(図1には1個のみ示す)により弾性的に支持され内部に貯水可能な水槽8が配設されているとともに、この水槽8内にドラム9が回転可能に設けられている。
水槽8は、後面が閉塞された円筒状をなしていて、その軸線の方向が前後方向(図1では左右方向)となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状態で配設されている。水槽8の前部には、正面側(図1では左側)から見て円環状をなす槽カバー10が取り付けられていて、この槽カバー10の中央部に円形の開口部10aが形成されている。槽カバー10は、水槽8の一部を構成している。開口部10aの周縁部と、前記洗濯物出入口2との間には、柔軟性に富んだベローズ11が水密に設けられていて、水槽8から外部への水の飛散等を防止するようにしている。
前記ドラム9も、水槽8と同様に、後面が閉塞された円筒状をなしていて、その軸線方向が前後方向となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状態で配設されている。このドラム9の周壁(胴部)には、通水及び通風が可能な多数の孔12が形成され、また、周壁の内面には複数のバッフル13が設けられている。ドラム9の前部には、液体封入形の環状をなす回転バランサ14が設けられているとともに、円形の開口部15を有している。その開口部15は、水槽8の開口部10aを通して外箱1の洗濯物出入口2に臨んでいる。洗濯物出入口2から投入される衣類(洗濯物)は、ドラム9内に収容される。ドラム9の後面部には、複数の温風導入口16が形成されている。
水槽8の背面側には洗濯機モータ17が設けられていて、この洗濯機モータ17の回転軸17aがドラム9の後面部に連結されている。ドラム9は、その洗濯機モータ17によりダイレクトに回転駆動されるようになっている。洗濯機モータ17は、この場合アウタロータ形のDCブラシレスモータにより構成されている。水槽8の底部の最後部には排水口(図示せず)が形成されていて、この排水口に排水弁18が接続され、さらにこの排水弁18に排水ホース19が接続されている。水槽8内の水は、排水弁18を開放することにより、排水口から排水ホース19を通して機外に排出されるようになっている。
水槽8の下方における台板4上には、送風ダクト20が配設されている。この送風ダクト20の後部には、送風機21のファンケーシング22が接続されている。ファンケーシング22の吐出口23は、蛇腹状をなす接続ホース24を介して給気ダクト25に接続されている。給気ダクト25は、水槽8の背面側において、洗濯機モータ17の左側を迂回するように配置されている。給気ダクト25の上部は、水槽8の後面部に形成された後部通気口26を介して水槽8内と連通している。なお、前記送風機21は、ファンケーシング22内に配設された遠心ファンからなる送風羽根27を、ファンケーシング22の外部に設けられたファンモータ28により回転駆動する構成となっている。
前記送風ダクト20は、前部に前部入口29を有していて、この前部入口29に、蛇腹状をなす接続ホース30を介して排気ダクト31に接続している。ここで、排気ダクト31と、接続ホース30と、送風ダクト20と、ファンケーシング22と、接続ホース24と、給気ダクト25とにより、水槽8内と連通する状態でほぼ密閉状態となる給排気経路32を構成している。
この給排気経路32上において上記送風ダクト20の前部入口29付近には、フィルタ設置部33が設けられていて、このフィルタ設置部33には、水槽8から排気された空気に含まれるリントを捕獲するリントフィルタ34が着脱可能に設置されている。リントフィルタ34は、外箱1の下部に設けられたフィルタ出入口35から出し入れ可能とされている。
前記給排気経路32のうち、前記送風ダクト20内には、前部に蒸発器36が配設され、後部に凝縮器37が配設されている。これら蒸発器36及び凝縮器37は、いずれも詳しく図示はしないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数枚配設して構成されたもので、熱交換性に優れており、それら伝熱フィンの各間を、送風ダクト20を流れる風が通るようになっている。これら蒸発器36及び凝縮器37は、圧縮機38(図3参照)及び絞り弁(図示せず)とともにヒートポンプ39を構成するものである。このヒートポンプ39においては、接続パイプによって、圧縮機38、凝縮器37、絞り弁、蒸発器36の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機38が作動することによって冷媒を循環させるようになっている。
ここで、ヒートポンプ39の圧縮機38が作動されると、ヒートポンプ39に封入された冷媒が圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器37に流れて、送風ダクト20内の空気と熱交換する。その結果、送風ダクト20内の空気が凝縮器37において加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、絞り弁を通過して減圧された後、蒸発器36に流入し、気化する。これにより、蒸発器36は、送風ダクト20内の空気を冷却する。蒸発器36を通過した冷媒は圧縮機38に戻されるようになる。後述する乾燥行程時において、ヒートポンプ39の凝縮器37が加熱手段として機能し、蒸発器36が除湿手段として機能する。
そして、送風機21のファンモータ28が作動されると、送風羽根27の送風作用により、図1の矢印Bで示すように、送風ダクト20内の空気がファンケーシング22内に吸入されるとともに、その吸入された空気が、吐出口23から接続ホース24、給気ダクト25を通り、後部通気口26から水槽8内に供給される。このとき、送風ダクト20内の空気は、凝縮器37を通る過程で加熱されて温風化されるので、水槽8内には温風が吹き込まれる。水槽8内に供給された温風は、主にドラム9の後部の温風導入口16やドラム9の孔12からドラム9内に供給される。ドラム9内に供給された温風は、ドラム9内を後部から前部に向けて流れ、この過程でドラム9内の衣類と接触して水分を蒸発させる。
衣類から水分を蒸発させた空気は、水槽8の前部通気口40から排気ダクト31内に流れ、接続ホース30、前部入口29、リントフィルタ34を通り、送風ダクト20内に戻される。送風ダクト20内に戻された空気は、蒸発器36において冷却されて除湿される。除湿された空気は、再び凝縮器37において加熱されて温風化され、給気ダクト25を通り、再び水槽8内に供給される。これを繰り返すことにより、衣類の乾燥が行われる。
このように、給排気経路32は、送風機21(送風羽根27)の送風作用により、凝縮器37で加熱された空気(温風)を水槽8内に吹き込むとともに、ドラム9内の衣類から水分を蒸発させた空気を水槽8内から排気する。
水槽8の底部の最後部には、水槽8の底部と連通し当該水槽8の底部から背部に亘って空間を有する圧力容器41が設けられており、この圧力容器41には、エアチューブ42を介して水位センサ43(空気圧力検出手段、圧力センサに相当)が接続されている。この水位センサ43は、洗濯行程時及びすすぎ行程時(圧力容器41内に水が満たされている状態)では、水槽8内の水量に応じて変化する圧力容器41内の空気圧力を検出することにより、水槽8(ドラム9)内の水位を検知する。また、乾燥行程時(圧力容器41内に水が満たされておらず水槽8内と圧力容器41内が連通した状態)では、圧力容器41内の空気圧力を水槽8内の圧力(空気圧力)として検出する圧力センサ(空気圧力センサ)として機能する。
給排気経路32において給気ダクト25の背部には当該給排気経路32と連通したエアトラップ44が設けられており、このエアトラップ44には、エアチューブ45を介して泡センサ46(空気圧力検出手段、圧力センサに相当)が接続されている。水槽8内に発生した泡が給排気経路32内に浸入して、それらが過剰となれば、これに伴って給排気経路32内の空気圧力が上昇する。この泡センサ46は、洗濯行程時及び脱水行程時(水槽8内に泡が発生しやすい状態)では、給排気経路32内に浸入する泡量に応じて変化する給排気経路32内(エアトラップ44内)の空気圧力を検出することにより、給排気経路32内に浸入する泡を検知する。また、乾燥行程時(水槽8内に泡が発生しにくく水槽8内と給排気経路32内が連通した状態)では、給排気経路32内の空気圧力を水槽8内の圧力として検出する圧力センサとして機能する。
外箱1内の上部には、洗濯乾燥機の制御に必要な電源系の制御部47と表示系の制御部48とからなる制御装置49(図3参照)、水槽8内に給水するための給水弁50、給水ケース51、及び給水ホース52が配設されている。
次に、上記ドラム式洗濯乾燥機の電気的構成について図3を参照して説明する。
制御装置49(目詰まり検知手段、報知手段に相当)には、操作部6a、液晶表示部6b、洗濯機モータ17、排水弁18、ファンモータ28、圧縮機38、水位センサ43、泡センサ46、給水弁50、メモリ57などが接続されており、液晶表示部6b、水位センサ43、泡センサ46などからの入力信号に基づいて、液晶表示部6bに各種の情報を表示したり、洗濯機モータ17、ファンモータ28、圧縮機38、給水弁50、排水弁18などの駆動を制御するようになっている。
次に、上記した水位センサ43及び泡センサ46の内部構成及び特性について図4及び図5を参照して説明する。
水位センサ43、泡センサ46は、何れも図4に示す同様の構成となっている。すなわち、密閉された本体ケース53内部には、薄い軟質ゴム54a及び厚い硬質ゴム54bからなるダイアフラム54が備えられており、このダイアフラム54のほぼ中央部には、磁石55が固定されている。また、本体ケース53内部にはコイル56が固定されており、このコイル56は制御装置49に接続されている。ダイアフラム54が水槽8内の圧力(図4中矢印C参照)を受けて移動すると、コイル56に対する磁石55の位置が変化し、これに応じて、コイル56に生じる周波数(発信周波数)が変化する。制御装置49は、コイル56に生じる周波数の変化に基づいて水槽8内の圧力の変化を検出する。
図5に示すように、これら水位センサ43(実線a参照)、泡センサ46(実線b参照)は、水槽8内の圧力が増加するほど、出力される周波数(出力周波数)が低くなる特性を有している。また、水位センサ43は、水槽8内の圧力の変化に対して出力周波数の変化が緩やかであり、測定可能な水槽8内の圧力の範囲が広い。これに対して、泡センサ46は、水槽8内の圧力の変化に対して出力周波数の変化が急であり、感度はよいが測定可能な水槽8内の圧力の範囲が狭い。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記したドラム式洗濯乾燥機において、ドラム9内に衣類を収容した状態で、標準的な運転コースを選択設定して運転スタートした場合、周知のごとく制御装置49の制御部47により、給水弁50や排水弁18、洗濯機モータ17、ファンモータ28、圧縮機38などを制御することにより、洗濯行程、中間脱水行程、すすぎ行程、最終脱水行程、乾燥行程が自動的に行われる。
乾燥行程では、制御装置49は、洗濯機モータ17によりドラム9を低速で正逆両方向に回転させながら、送風機21のファンモータ28を作動させるとともに、ヒートポンプ39の圧縮機38を作動させることによって行われる。
このうち、ドラム9が低速で正逆両方向に回転されることに伴い、ドラム9内の衣類がバッフル13により持ち上げられて落下するということを繰り返す。また、送風機21の送風作用により、凝縮器37で加熱された空気(温風)が水槽8内に吹き込まれ、ドラム9内の衣類から湿気を奪った空気が水槽8内から給排気経路32(排気ダクト31)に排気される。給排気経路32に排気された空気は、接続ホース30、前部入口29、リントフィルタ34を通り、送風ダクト20内に戻される。
この過程において、衣類から発生するリントがリントフィルタ34にて捕獲される。この場合、リントフィルタ34にリントが徐々に堆積し目詰まりを起こすと、乾燥行程時に給排気経路32内を循環する空気流量(循環空気流量)が減少してしまい、乾燥性能の低下を招くおそれがある。
制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43から出力される周波数(出力周波数)から水槽8内の圧力を検出し、この検出された水槽8内の圧力と予め設定された目詰まり判断基準値(目詰まりを報知すべき状態における水槽8内の圧力値)とを比較することにより、リントフィルタ34の目詰まりを検知する。この場合、目詰まりを報知すべき状態としては、例えば、リントフィルタ34の目詰まりによる循環空気流量(風量)の低下により、乾燥時間が数十パーセント延びてしまう状態を想定している。
次に、この目詰まりの検知方法について説明する。リントの堆積量が多くなりリントフィルタ34の目詰まりの度合いが大きくなるほど、給排気経路32内の流路抵抗は大きくなり循環空気流量は減少する傾向にある。そして、その分、水槽8から空気が排気されにくくなることから、水槽8内の圧力は大きくなる傾向にある。
制御装置49は、乾燥行程時における水位センサ43からの出力周波数(出力周波数の絶対値)が予め設定された所定の閾値より大きくなると、水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値よりも大きくなったと判断し(所定値以上に高まったと判断し)、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを検知する(目詰まり検知手段)。そして、リントフィルタ34の目詰まりを検知すると、制御装置49は、図2(b)に示すように、エラー表示[E:F]を液晶表示部6bに表示して、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを報知する(報知手段)。なお、エラー表示[E:F]のうち、「E」の部分はエラーが発生したことを示すものである。また、「F」の部分はエラーの種類を示すものであり、この場合、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを示す「F」が表示されている。
本実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
リントフィルタ34に目詰まりが発生すると水槽8から空気が排気されにくくなり、これに伴って上昇した水槽8内の圧力が水位センサ43により検出される。そして、制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43により検出される水槽8内の圧力が所定値(目詰まり判断基準値)以上に高まったことに基づいてリントフィルタ34の目詰まりを検知し、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを液晶表示部6bに報知する。
これにより、水槽8から排気された空気中のリントを捕獲するリントフィルタ34を備えたものにおいて、リントフィルタ34の目詰まり度合いを把握できることから、ユーザはリントフィルタ34の掃除等を適宜行うことで乾燥行程時における給排気経路32内の循環空気流量を適切に維持することができ、リントフィルタ34の目詰まりによる乾燥性能の低下を防止することができる。
また、既設の水位センサ43を用いてリントフィルタ34の目詰まりを検知することができ、目詰まり検知用の圧力センサを新たに設ける必要がない。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態は、上記した第1の実施形態とは次の点が異なっている。
すなわち、制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43ではなく泡センサ46により検出された水槽8内の圧力と目詰まり判断基準値とを比較し、水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値よりも大きくなったときに(所定値以上に高まったときに)、リントフィルタ34の目詰まりを検知する。そして、リントフィルタ34の目詰まりを検知すると、制御装置49は、エラー表示[E:F]を液晶表示部6bに表示して、リントフィルタ34が目詰まり状態であることを報知する。
本実施形態によれば、既設の泡センサ46を用いてリントフィルタ34の目詰まりを検知することができ、目詰まり検知用の圧力センサを新たに設ける必要がない。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図6を参照して説明する。
すなわち、制御装置49は、乾燥行程時に水位センサ43により検出された水槽8内の圧力及び泡センサ46により検出された水槽8内の圧力の何れかを、所定の条件に応じて選択し、選択した水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値Pよりも大きくなったときに(所定値以上に高まったときに)、リントフィルタ34の目詰まりを検知する。
図6は、水槽8内の圧力(リント堆積量)と、水位センサ43及び泡センサ46の出力周波数の変化量との関係を示している。送風機21の回転速度が低い場合(例えば3000rpm)、すなわち循環風量が少なく水槽8内の圧力が比較的低い状態となる場合には、水位センサ43の出力周波数(太線c参照)及び泡センサ46の出力周波数(太破線d参照)は、何れも水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値Pに達する前に、検出可能最大値(各センサ43,46の性能として検出可能な最大値であり、図6には泡センサ46の検出可能最大値Mのみを示す)に達することはない。
これに対して、送風機21の回転速度が高い場合(例えば4500rpm)、すなわち循環風量が多く水槽8内の圧力が比較的高い状態となる場合には、水位センサ43の出力周波数(実線e参照)は、水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値Pに達する前に検出可能最大値(図示せず)に達することはない。しかし、泡センサ46の出力周波数(破線f参照)は、水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値Pに達する前に検出可能最大値Mに達してしまい、目詰まり検知のための圧力センサとして用いることができない。
従って、制御装置49は、送風機21の回転速度が低く水位センサ43及び泡センサ46の何れも用いることができる場合には、より感度のよい泡センサ46を用いて目詰まり検知を行うことが可能である。一方、送風機21の回転速度が高く泡センサ46を用いることができない場合には、水位センサ43を用いて目詰まり検知を行うことが可能である。
このような構成によれば、例えば、深夜などに低騒音で衣類の乾燥を行う静音コースなど送風機21の回転速度を低くして運転を行う場合には、泡センサ46を用いて目詰まり検知を行い、一方、短時間で衣類を乾燥するスピードコースなど送風機21の回転速度を高くして運転を行う場合には、水位センサ43を用いて目詰まり検知を行うことができ、実行する運転コースに応じて水位センサ43及び泡センサ46の両者を使い分けることができる。
また、乾燥行程において送風機21の回転速度(風量)を可変させる場合があるが、このような場合にも、可変させた送風機21の回転速度に応じて水位センサ43及び泡センサ46の両者を使い分けることができる。例えば、乾燥行程の終了間際(衣類がドラム9内に広がって温風がドラム9内全体に行き届きにくくなるとき)に送風機21の回転速度を高く可変する制御を行う場合には、回転速度を高くするまでは泡センサ46を用いて目詰まり検知を行い、回転速度を高くした後は水位センサ43を用いて目詰まり検知を行うことができる。これにより、送風機21の回転速度に応じて、精度のよい確実な目詰まり検知を行うことができる。
(第4の実施形態)
図7は本発明の第4の実施形態を示したものであり、この第4の実施形態は、上記した各実施形態とは次の点が異なっている。
上述の各実施形態に示した水位センサ43、泡センサ46を部品(製品)として考慮すると、一般的に各部品には特性のバラツキが存在する場合がある。図7は、部品としての水位センサ43A(実線g参照)及び部品としての水位センサ43B(実線h参照)の周波数特性を示している。なお、基準値P1は、リントの堆積量が全くない状態(基準となる状態)において送風機21を動作させたときの水槽8内の圧力値であり、目詰まり判断基準値P2は、エラー報知すべきリント堆積時の水槽8内の圧力値である。
水槽8内の圧力が基準値P1のとき、水位センサ43Aの出力周波数はPa1であるのに対して、水位センサ43Bの出力周波数はPb1である。そして、水槽8内の圧力が目詰まり判断基準値P2のとき、水位センサ43Aの出力周波数はPa2であるのに対して、水位センサ43Bの出力周波数はPb2である。
従って、目詰まり判断基準値P2を、出力周波数が所定の閾値を超えたか否かに基づいて設定した場合、すなわち出力周波数の絶対値に基づいて設定した場合には、使用する水位センサによって異なった目詰まり判断基準値P2が設定されてしまい、異なった水槽8内の圧力(リントの堆積量)のときにエラー報知されてしまう。
これに対して、水槽8内の圧力が基準値P1のときと目詰まり判断基準値P2のときとの出力周波数の差は、水位センサ43A,43Bの何れであってもほぼ等しくなる。すなわち、水位センサ43Aの出力周波数の差ΔPA(ΔPA=Pa1−Pa2)と水位センサ43Bの出力周波数の差ΔPB(ΔPB=Pb1−Pb2)とは、ほぼ等しくなる(ΔPA=ΔPB)。
そこで、制御装置49は、この出力周波数の差を所定の閾値と比較してリントフィルタ34の目詰まりを検知する。例えば、水位センサ43Aを使用した場合、制御装置49は、出力周波数の差ΔPAが所定の閾値を超えたときに(ΔPA>閾値)、液晶表示部6bにエラー表示を表示してエラー報知する。
なお、上記の基準値P1は、例えば図8に示すフローに従って設定することができる。すなわち、上述のドラム式洗濯乾燥機を製品として組み立てた後、つまりリントフィルタ34に目詰まりが発生していない状態において、制御装置49は、送風機21を運転し(ステップS1)、このときの水槽8内の圧力を検出する(ステップS2)。そして、制御装置49は、検出した水槽8内の圧力を基準値P1としてメモリ57に書き込み記憶する(ステップS3)。
また、この基準値P1は変更可能となっており、例えばリントフィルタ34以外の部分にリントが堆積してしまい、初期に比べて給排気経路32の流路抵抗や循環空気流量の状態が変化した場合には、その状態における水槽8内の圧力を、新たな基準値P1として書き換えることができる。また、リントフィルタ34とは特性が異なるフィルタ(例えば花粉用フィルタ)を設置した場合には、この花粉用フィルタに目詰まりが発生していない状態における水槽8内の圧力を、新たな基準値P1として書き換えることができる。
本実施形態によれば、水位センサ43の出力周波数の差を所定の閾値と比較することによりリントフィルタ34の目詰まりを検知するように構成したので、水位センサ43の初期的な特性のバラツキの影響を受けることなく目詰まり検知を行うことができ、目詰まり検知の感度のバラツキを低減することができる。
なお、水位センサ43ではなく泡センサ46の出力周波数の差を所定の閾値と比較するようにしてもよい。
また、基準値P1を再設定可能な設定キーを設けるようにしてもよい。これにより、給排気経路32の流路抵抗や循環空気流量の状態が変化した場合や、特性が異なるフィルタに交換した場合に、設定キーを操作することで基準値P1を容易に再設定することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
図9に示すように、水槽8の上部にエアチューブ58を介して圧力センサ59(空気圧力検出手段に相当)を接続し、制御装置49は、乾燥行程時に圧力センサ59により検出された水槽8内の圧力に基づいてリントフィルタ34の目詰まりを検知するようにしてもよい。
基準値P1のみならず、所定の閾値、目詰まり判断基準値なども変更可能であり、給排気経路32の流路抵抗や循環空気流量の状態、使用するフィルタの特性などに応じて適宜設定することができる。
加熱手段として、ヒートポンプ39の凝縮器37ではなく電気ヒータを用いてもよい。
本発明の第1の実施形態を示すドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図 (a),(b)は異なる状態を示す操作パネルの正面図 ドラム式洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図 水位センサ及び泡センサの縦断側面図 水位センサ及び泡センサの周波数特性を示す図 本発明の第3の実施形態に係るものであり、水槽内の圧力と水位センサ及び泡センサの出力周波数の変化量との関係を示す図 本発明の第4の実施形態に係るものであり、異なる水位センサの周波数特性を示す図 基準値の設定手順を示すフローチャート 変形例に係る図1相当図
符号の説明
図面中、8は水槽、9はドラム、32は給排気経路、34はリントフィルタ、37は凝縮器(加熱手段)、41は圧力容器、43は水位センサ(空気圧力検出手段、圧力センサ)、46は泡センサ(空気圧力検出手段、圧力センサ)、49は制御装置(目詰まり検知手段、報知手段)、59は圧力センサ(空気圧力検出手段)を示す。

Claims (3)

  1. 外箱内に配設され内部に貯水可能な水槽と、
    通水及び通風が可能な孔を有して前記水槽内にほぼ横軸状態で回転可能に配設され、内部に衣類を収容するドラムと、
    前記水槽の外部において前記水槽内と連通する状態でほぼ密閉状態となるように設けられ、乾燥行程時に加熱手段により加熱した空気を前記水槽内に吹き込むとともに、前記ドラム内の衣類から水分を蒸発させた空気を前記水槽から排気する給排気経路と、
    前記給排気経路上に設けられ、前記水槽から排気された空気に含まれるリントを捕獲するリントフィルタとを備えたドラム式洗濯乾燥機において、
    前記水槽の底部と連通した圧力容器と、
    前記水槽内の空気圧力を検出する空気圧力検出手段として前記圧力容器内の空気圧力を検出する圧力センサと、
    前記乾燥行程時に前記空気圧力検出手段により検出される空気圧力が所定値以上に高まることに基づいて前記リントフィルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段と、
    前記リントフィルタが目詰まり状態であることを報知する報知手段とを備え
    前記圧力センサは、
    洗濯行程時では前記水槽内の水位を検知する水位センサとして使用され、
    前記乾燥行程時では前記空気圧力検出手段として使用されるように構成されていることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 前記給排気経路に設けられ、洗濯行程時及び脱水行程時では前記給排気経路内の泡を検知し前記乾燥行程時では前記空気圧力検出手段として前記給排気経路内の空気圧力を検出する泡センサをさらに備え、
    前記目詰まり検知手段は、
    前記圧力センサにより検出された空気圧力と前記泡センサにより検出された空気圧力との組み合わせに基づいて前記リントフィルタの目詰まりを検知することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 前記目詰まり検知手段は、
    前記乾燥行程時に前記空気圧力検出手段により検出された空気圧力を、予め設定された基準値と比較することにより前記リントフィルタの目詰まりを検知するように構成され、
    前記基準値は変更可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載のドラム式洗濯乾燥機。
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