JP2009240737A - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】衣類乾燥用のヒートポンプを利用して冷房機能を動作するときに、凝縮器33への水の供給量を制御すること目的とする。
【解決手段】乾燥室の空気を、ヒートポンプの蒸発器、凝縮器33を配設した通風路を通して循環させることにより衣類を乾燥させる運転と、通風路外の空気を通風路に設けた吸気口から前記蒸発器を通して機外に吐出する運転との選択を可能としたものにおいて、前記凝縮器33に水を流す散水器49と、散水器49に給水する給水弁57と、冷却後の水を貯留するドレインタンクと65と、通風路外の空気の温度を検知する室内温度センサ80とを備え、前記給水弁57は、室内温度センサ80の検知温度に応じて、前記散水器への水の供給量を可変することを特徴とする衣類乾燥機。
【選択図】図9
【解決手段】乾燥室の空気を、ヒートポンプの蒸発器、凝縮器33を配設した通風路を通して循環させることにより衣類を乾燥させる運転と、通風路外の空気を通風路に設けた吸気口から前記蒸発器を通して機外に吐出する運転との選択を可能としたものにおいて、前記凝縮器33に水を流す散水器49と、散水器49に給水する給水弁57と、冷却後の水を貯留するドレインタンクと65と、通風路外の空気の温度を検知する室内温度センサ80とを備え、前記給水弁57は、室内温度センサ80の検知温度に応じて、前記散水器への水の供給量を可変することを特徴とする衣類乾燥機。
【選択図】図9
Description
本発明は、衣類の乾燥用にヒートポンプを具えた衣類乾燥機に関する。
従来より、衣類乾燥機において、衣類の乾燥用にヒートポンプサイクルを具えたものは、乾燥性能が良く、エネルギーの省減に効果があるものとして注目されている。このヒートポンプサイクルを具えた衣類乾燥機においては、衣類を収容する乾燥室の空気を、ヒートポンプサイクルの、圧縮機とサイクル接続した蒸発器と凝縮器とを配設した通風路を通して循環させ、そのうちの蒸発器で空気の冷却除湿をし、凝縮器で空気の加熱をして、乾燥室内に逐次送り込み、そして又、衣類から水分を奪った空気を通風路に通すということを繰り返すことで、衣類を漸次乾燥させるようにしている。
そこで、この衣類乾燥用のヒートポンプを利用しての、衣類乾燥機が設置されたスペースの冷房が所望にできることを目的として、乾燥室の空気を、ヒートポンプの蒸発器、凝縮器を配設した通風路を通して循環させることにより衣類を乾燥させる運転と、通風路外の空気を通風路に設けた吸気口から前記蒸発器を通して機外に吐出する運転との選択を可能としたものにおいて、前記凝縮器が冷媒流通管により構成され、それに対し、冷媒流通管にその直上で沿って列する複数の散水孔を有する散水器を具え、この散水器の散水孔から散出する水により凝縮器を冷却するような衣類乾燥機が考えられている(例えば特許文献1)。
これによれば、通風路外の空気を、通風路に設けた吸気口から蒸発器を通して機外に吐出する運転を選択し、それと併せて、散水器の散水孔から散水することにより、凝縮器をその散出された水で冷却しつつ、吸気口から導入した通風路外の空気を蒸発器で冷却して機外に吐出することにより、衣類乾燥用のヒートポンプを利用しての、衣類乾燥機が設置されたスペースの冷房が所望にできる。
又、その場合、散水器が散水孔を凝縮器の冷媒の通る管にその直上で沿って列させて有することにより、該散水器の散水孔から散出された水が凝縮器の冷媒の通る管に直接的に無駄なくかかり、効率良く、効果的な散水冷却ができる。よって、衣類乾燥用のヒートポンプを利用しての、衣類乾燥機が設置されたスペースの冷房も、効率良くできる。
しかしながら、上記のように凝縮器を散水器により水冷する場合は、多量の水を使用して冷却するため、凝縮器に散水した後の冷却水を排水容器に貯留して排水ポンプにより排水するという構造を採用すると、排水ポンプの容量の問題、排水のタイミングの問題から排水が追いつかず排水容器に貯留される水が溢れてしまうという問題があった。
そのためその水の供給量は、常に連続して供給すると溢れてしまう問題が発生するため、適量の水を供給することが望ましく、詳細は後述するが凝縮器の温度に応じて供給量を可変するものが提供されている。
特開2007−135832号公報
そのためその水の供給量は、常に連続して供給すると溢れてしまう問題が発生するため、適量の水を供給することが望ましく、詳細は後述するが凝縮器の温度に応じて供給量を可変するものが提供されている。
このような問題を解決するためには、排水容器を大型にすることが考えられるが、そのようにすると排水容器を配置する空間を確保する必要があるため、衣類乾燥機全体が大型になってしまうという課題を有していた。
さらに、凝縮器の温度に応じて水の供給量を可変すると、圧縮機を駆動する時間に応じて凝縮器の温度は高くなるため、圧縮機の駆動の初期は凝縮器を冷却する水の供給量が少なく吐出する冷風の温度が比較的高くなるため、使用者にとって快適でないという問題があった。
上記目的を達成するために、本発明の衣類乾燥機においては、乾燥室の空気を、圧縮機を有するヒートポンプの蒸発器、凝縮器を配設した通風路を通して循環させることにより衣類を乾燥させる運転と、通風路外の空気を、通風路に設けた吸気口から吸入し前記蒸発器を通して吹出口から機外に吐出する運転との選択を可能としたものにおいて、前記凝縮器に水を散水する散水器と、この散水器に水を供給する給水手段と、前記凝縮器に散水された水を集め貯留する排水容器と、通風路外の空気の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記給水手段は、前記温度検知手段の検知温度に応じて、前記散水器への水の供給量を可変することを特徴とする。
上記手段によれば、通風路外の空気の温度を検知する温度検知手段により冷房空間の室内の温度を検知し、その検知温度に応じて凝縮器への給水量を可変するようにしたから、排水容器を大型化する必要がなく、以って衣類乾燥機を小型にすることができる。また冷房を開始した初期の段階で吐出される冷風の温度が効果的に低温となり使用者は快適に冷房機能を使用することができる。
以下、本発明を洗濯乾燥機に適用して、その第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図9を参照して説明する。
まず、図1には、洗濯乾燥機、中でもドラム式(横軸形)洗濯乾燥機の全体構成を示しており、外箱1の内部に、水槽2を配設し、水槽2の内部に回転槽(ドラム)3(乾燥室に相当)を配設している。
上記水槽2及び回転槽3は、ともに軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、前側(図中、左側)の端面部にそれぞれの開口部4,5を有している。このうち、回転槽3の開口部5は洗濯物(衣類)出し入れ用であり、それを水槽2の開口部4が囲繞している。又、水槽2の開口部4は、外箱1の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部6にベローズ7で連ねており、外箱1の開口部6には扉8を開閉可能に設けている。
まず、図1には、洗濯乾燥機、中でもドラム式(横軸形)洗濯乾燥機の全体構成を示しており、外箱1の内部に、水槽2を配設し、水槽2の内部に回転槽(ドラム)3(乾燥室に相当)を配設している。
上記水槽2及び回転槽3は、ともに軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、前側(図中、左側)の端面部にそれぞれの開口部4,5を有している。このうち、回転槽3の開口部5は洗濯物(衣類)出し入れ用であり、それを水槽2の開口部4が囲繞している。又、水槽2の開口部4は、外箱1の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部6にベローズ7で連ねており、外箱1の開口部6には扉8を開閉可能に設けている。
回転槽3には又、周側部(胴部)のほぼ全域に多数の孔9を形成しており(一部のみ図示)、この孔9は、洗濯時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能するようになっている。加えて、回転槽3の内周面には、洗濯物掻き上げ用のバッフル10を複数個(1つのみ図示)設けている。
水槽2には、前側の端面部の上部(前記開口部4より上方の部分)に温風出口11を形成し、後側の端面部の上部に温風入口12を形成している。このほか、水槽2の底部の最後部には排水弁13を取付け、更に、排水弁13に排水ホース14を接続して、これらにより水槽2内の水を機外に排出するようにしている。
水槽2には、前側の端面部の上部(前記開口部4より上方の部分)に温風出口11を形成し、後側の端面部の上部に温風入口12を形成している。このほか、水槽2の底部の最後部には排水弁13を取付け、更に、排水弁13に排水ホース14を接続して、これらにより水槽2内の水を機外に排出するようにしている。
回転槽3の後側の端面部の後面(背面)には、補強部材15を取付けており、この補強部材15を介して回転槽3を直接的に回転駆動する例えばアウターロータ形のモータ16を、水槽2の背面部に取付けている。補強部材15には中心部周りに温風導入口17を形成しており、それに対向して、回転槽3の後側の端面部には、多数の温風導入孔18を形成している。他方、補強部材15と水槽2の後側の端面部との間には、前記温風入口12から温風導入口17に連なる温風通路19を、温風カバー20及びシール部材21によって形成している。
なお、水槽2は、図示しないサスペンションにより前記外箱1の底板上に弾性支持しており、その支持形態は、前記横軸状で、しかも前上がりの傾斜状であり、この水槽2に前記モータ16の回転軸によって支持された回転槽3も、同形態となっている。
なお、水槽2は、図示しないサスペンションにより前記外箱1の底板上に弾性支持しており、その支持形態は、前記横軸状で、しかも前上がりの傾斜状であり、この水槽2に前記モータ16の回転軸によって支持された回転槽3も、同形態となっている。
水槽2の下方(外箱1の底面上)には台板22を配置し、この台板22上に通風ケース23を配置している。この通風ケース23は、前端部の上部に吸風口24を有しており、この吸風口24に、前記水槽2の温風出口11を還風ダクト25を介して接続している。なお、還風ダクト25は前記ベローズ7の左側を迂回するように配管している。
一方、通風ケース23の後端部には循環用送風機26のケーシング27を接続しており、このケーシング27の出口部28を、給風ダクト29を介して、前記水槽2の温風入口12に接続している。なお、給風ダクト29は前記モータ16の左側を迂回するように配管している。
これらの結果、還風ダクト25、通風ケース23、ケーシング27、給風ダクト29により、前記水槽2の温風出口11と温風入口12とを接続して通風路30が設けられている。
なお、前記循環用送風機26は、この場合、遠心ファンであり、ケーシング27の内部に遠心羽根車31を有していて、その遠心羽根車31を、ケーシング27の外部に配設したモータ26aにより回転させるようにしている。
一方、通風ケース23の後端部には循環用送風機26のケーシング27を接続しており、このケーシング27の出口部28を、給風ダクト29を介して、前記水槽2の温風入口12に接続している。なお、給風ダクト29は前記モータ16の左側を迂回するように配管している。
これらの結果、還風ダクト25、通風ケース23、ケーシング27、給風ダクト29により、前記水槽2の温風出口11と温風入口12とを接続して通風路30が設けられている。
なお、前記循環用送風機26は、この場合、遠心ファンであり、ケーシング27の内部に遠心羽根車31を有していて、その遠心羽根車31を、ケーシング27の外部に配設したモータ26aにより回転させるようにしている。
しかして、通風路30中、通風ケース23の内部には、前部に蒸発器32を配置しており、後部に凝縮器33を配置している。これらの蒸発器32及び凝縮器33は、図2に示す圧縮機34及び絞り器(この場合、特には電子式の絞り弁)35と共にヒートポンプ36を構成するもので、このヒートポンプ36においては、接続パイプ37によって、圧縮機34、凝縮器33、絞り弁35、蒸発器32の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機34に内蔵するコンプモータ34a(圧縮機制御手段に相当)が作動することによって図示しない冷媒を流通循環させるようになっている。すなわちコンプモータ34aはヒートポンプ36の駆動源として動作する。このコンプモータ34aは回転数を可変することができ回転周波数(HZ)を大きくするほど、ヒートポンプ機能の出力が大きくなる。なお、圧縮機34は、図1に示すように、通風ケース23外に並設している。
そして、この凝縮器33と圧縮機34には、それぞれ温度を検知するサーミスタ70、71が設けられている(図7参照)。
サーミスタ70(凝縮器温度検知手段に相当)は、凝縮器33の冷媒流通管47部分に設けられており、サーミスタ71は、圧縮機34から冷媒が吐出される部分の吐出温度を測定できる箇所に設けられ、それぞれがオーバーヒートしないように温度検知し制御している。
サーミスタ70(凝縮器温度検知手段に相当)は、凝縮器33の冷媒流通管47部分に設けられており、サーミスタ71は、圧縮機34から冷媒が吐出される部分の吐出温度を測定できる箇所に設けられ、それぞれがオーバーヒートしないように温度検知し制御している。
通風ケース23(通風路30)における、上記蒸発器32と凝縮器33との間の部分である通風ケース23の中間部の上壁には、吸気口38を形成しており、一方、通風ケース23の前端部の前面部には、吐風口39を形成している。この吐風口39は、通風路30の前記回転槽3と前記蒸発器32との間の部分である前記吸風口24と連通していて、その連通部分には、切換ダンパ40を設けている。この切換ダンパ40は、詳細には、一端部が支軸41により上下に回動可能に支持され、図示しないモータや電磁石など駆動源の動力により回動されて、前記通風ケース23の吸風口24の閉鎖、開放の切換えをし、同時に吐風口39の開放、閉鎖の切換えをする風路切換装置として機能するようになっている。
通風ケース23の吐風口39の前方には、吐風用送風機42を設置している。この吐風用送風機42は、この場合、横流ファンであり、ケーシング43の内部に横長の横流羽根車44を有し、その横流羽根車44、ケーシング43の外部に配設したモータ(図示せず)により回転させるようにしている。
又、吐風用送風機42のケーシング43は、入口部が前記吐風口39を介して通風ケース23内と連通しており、出口部は前記外箱1の前面部の下部に形成した吹出口45と連通していて、この吹出口45を開閉するシャッタ46を出口部に有している。なお、シャッタ46は、図示しないモータや電磁石など駆動源の動力により回動されて開閉されるようになっている。
又、吐風用送風機42のケーシング43は、入口部が前記吐風口39を介して通風ケース23内と連通しており、出口部は前記外箱1の前面部の下部に形成した吹出口45と連通していて、この吹出口45を開閉するシャッタ46を出口部に有している。なお、シャッタ46は、図示しないモータや電磁石など駆動源の動力により回動されて開閉されるようになっている。
ここで、凝縮器33は、詳細には図3及び図5に示すように、前記冷媒が通る例えば銅製の管(冷媒流通管)47に、伝熱材例えばアルミニウム製の放熱フィン48を接触させて取着して成るもので、冷媒流通管47は、上下に蛇行するものの列47aが、上部及び下部の端部で連なって、前後に複数列(図3では左右に3列)存している。又、それに対し、放熱フィン48は矩形の薄板状を成すもので、多数が左右(図3では上下)に列して存している。
蒸発器32も、図示はしないが同様の構成であり、それらのフィンの各間を、前記通風ケース23を後述のように流れる風が通るようになっている。
蒸発器32も、図示はしないが同様の構成であり、それらのフィンの各間を、前記通風ケース23を後述のように流れる風が通るようになっている。
そして、通風ケース23の凝縮器33直上の部分には、散水器49を配設している。この散水器49は、詳細には、図3及び図4に示すように、平面形が凝縮器33とほぼ同等の大きさの直方体箱状を成す器主体49aと、これに被着結合した蓋板49b(図4参照)とで、外殻を構成している。
そのうち、器主体49aは底面が開放して、通風ケース23にほぼ同等の大きさで形成した開口部(図示せず)を通じ凝縮器33に臨んでおり、上面部に散水孔50とリブ51とを有している。散水孔50は、複数(この場合、多数)を凝縮器33の前記冷媒流通管47にその直上で沿って列するように形成している。なお、散水孔50が列する対象の冷媒流通管47は、この場合、最前列と最後列の2列の冷媒流通管47としているが、それに加えて中間列の冷媒流通管47に対しても列するように形成することも可能である。
そのうち、器主体49aは底面が開放して、通風ケース23にほぼ同等の大きさで形成した開口部(図示せず)を通じ凝縮器33に臨んでおり、上面部に散水孔50とリブ51とを有している。散水孔50は、複数(この場合、多数)を凝縮器33の前記冷媒流通管47にその直上で沿って列するように形成している。なお、散水孔50が列する対象の冷媒流通管47は、この場合、最前列と最後列の2列の冷媒流通管47としているが、それに加えて中間列の冷媒流通管47に対しても列するように形成することも可能である。
又、散水孔50は、それぞれの中心が凝縮器33の前記放熱フィン48の間に臨むように形成していて、更には、冷媒流通管47の列47aに沿って並べると共に、その冷媒流通管47の列47aごとに位置をずらして例えば千鳥配置状に形成している。 これに対して、リブ51は、散水孔50を列(並び)ごとに囲っており、但し、左右の中間部52では、その列ごとに囲ったスペース53を連通させている。
そして、前記蓋板49bの一方の端部には入水口54を形成していて、この入水口54に対し、上記リブ51は、中間部52の該入水口54側に開放部55を有している。従って、入水口54は、開放部55で、リブ51が散水孔50の列ごとに囲ったスペース53と連通しており、ひいては、その各列の散水孔50と連通している。
なお、散水孔50は、この場合、そのすべてのものの大きさを例えば直径1〔mm〕の円形孔としており、凝縮器33の放熱フィン48の各間は散水孔50の直径以上の間隔寸法を有している。
なお、散水孔50は、この場合、そのすべてのものの大きさを例えば直径1〔mm〕の円形孔としており、凝縮器33の放熱フィン48の各間は散水孔50の直径以上の間隔寸法を有している。
一方、上記散水器49の入水口54には、図1に示すように、注水チューブ56の先端部を接続しており、この注水チューブ56の反対側の基端部は、前記外箱1内の後上部に取付けた給水弁57の出口部の一つに接続している。給水弁57は、上記注水チューブ56の基端部を接続した出口部のほかにも、出口部を複数有するもので、それらは前記外箱1内の前側の上部に配置した給水ボックス58に接続パイプ59によって接続している。
そして詳細は後述するが、給水弁57(給水手段に相当)は、冷房機能が動作しているときには、注水チューブ56側の出口のみを開放し、所定の給水量が散水器49に注水できるように給水手段として機能している。
給水ボックス58は、詳しくは図示しないが、洗剤投入部並びに柔軟仕上剤投入部を有していて、上記給水弁57は、出口部の開放の選択により、洗い時に給水ボックス58の洗剤投入部を経て前記水槽2内に給水し、最終すすぎ時に給水ボックス58の柔軟仕上剤投入部を経て同じく水槽2内に給水し、そして、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房をするときに、注水チューブ56を経て散水器49に注水するようになっている。
このほか、外箱1の前面部の上部の裏側には、制御装置60を設けている。この制御装置60は、例えばマイクロコンピュータを主体とするもので、洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能するものである。
そして詳細は後述するが、給水弁57(給水手段に相当)は、冷房機能が動作しているときには、注水チューブ56側の出口のみを開放し、所定の給水量が散水器49に注水できるように給水手段として機能している。
給水ボックス58は、詳しくは図示しないが、洗剤投入部並びに柔軟仕上剤投入部を有していて、上記給水弁57は、出口部の開放の選択により、洗い時に給水ボックス58の洗剤投入部を経て前記水槽2内に給水し、最終すすぎ時に給水ボックス58の柔軟仕上剤投入部を経て同じく水槽2内に給水し、そして、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房をするときに、注水チューブ56を経て散水器49に注水するようになっている。
このほか、外箱1の前面部の上部の裏側には、制御装置60を設けている。この制御装置60は、例えばマイクロコンピュータを主体とするもので、洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能するものである。
加えて、前記通風ケース23の凝縮器33直下の部分と蒸発器32直下の部分には、それぞれドレイン口61,62を形成していて、それらにはそれぞれ糸くずを捕獲することが可能な目を有するフィルタ63,64を装着している。又、それらのフィルタ63,64の下方には共通のドレインタンク65(排水容器に相当)を設けており、そのうちの凝縮器33側の部分65aは、蒸発器32側の部分65bより浅底で、該部分65bに向かって底部が漸次下降傾斜している。
更に、上記ドレインタンク65の凝縮器33側の部分65aと蒸発器32側の部分65bとの境界部分(蒸発器32側)には、通風ケース23の底部からドレインタンク65内に突出する遮蔽板66を設けており、この遮蔽板66は、詳細には、通風ケース23の底部からドレインタンク65の凝縮器33側の部分65aの底部より低い位置まで突出し、該凝縮器33側の部分65aを蒸発器32側の部分65bから遮蔽している。
但し、遮蔽板66の下部は、ドレインタンク65の凝縮器33側の部分65aの底部最前部(蒸発器32側の端部)と、蒸発器32側の部分65bの最後部(凝縮器33側の側壁)から離間しており、これによって、凝縮器33側の部分65aから蒸発器32側の部分65bへの通水を可能としている。
但し、遮蔽板66の下部は、ドレインタンク65の凝縮器33側の部分65aの底部最前部(蒸発器32側の端部)と、蒸発器32側の部分65bの最後部(凝縮器33側の側壁)から離間しており、これによって、凝縮器33側の部分65aから蒸発器32側の部分65bへの通水を可能としている。
又、ドレインタンク65の蒸発器32側の部分65bには、底部の最前部に位置して排水ポンプ67を設けている。そして排水ポンプ67の先にはドレインホース72の一端が接続されており、他端は排水ホース14を介して外箱1外部に排水するように機能している。
ここで単にドレインタンク65に排水口を設けて冷却後の水をドレインホース72へ垂れ流しにするのではなく、排水ポンプ67を設けた理由は、前記ドレインホース72の経路が、排水ポンプ67の位置より高い位置を通ったり、距離が長いために、ドレインタンク67から十分な速さで排水がされず、ドレインタンク67から水が溢れてしまう恐れがあるからである。
ここで単にドレインタンク65に排水口を設けて冷却後の水をドレインホース72へ垂れ流しにするのではなく、排水ポンプ67を設けた理由は、前記ドレインホース72の経路が、排水ポンプ67の位置より高い位置を通ったり、距離が長いために、ドレインタンク67から十分な速さで排水がされず、ドレインタンク67から水が溢れてしまう恐れがあるからである。
このように排水ポンプ67を設けることにより、ドレインホース72の経路が制限されないから、ドレインタンク67の設置場所が制限されず設計上都合が良い。特にヒートポンプを搭載しているため設置箇所が限られているが、排水ポンプ使用によりドレインタンク67の設置場所は制限されることがないので、例えば、凝縮器33の直下に設置する必要もなく、下方にありさえすれば冷却後の水をホースなどで導くことにより空いているスペースに配置することもできる。
またこのドレインタンク67には、水位センサ(水位検知手段に相当)が二つ設けられており(図6、図7参照)、排水ポンプ67が接続される側の壁に上下に並んで配置されている。上部水位センサ73は、ドレインタンク67から水が溢れることを検知するためにタンクの8割の高さであるに位置に配置され、下部水位センサ74(第2の水位検知手段)は、排水ポンプ67がエアがみを起こさないように最低の水位を保持する為に、ドレインタンク67の排水口より少し高い位置に配置されている。
これら水位センサは、自身が発熱して水の有無により温度上昇度が異なることを検知することで水位を検知する所謂自己発熱型のサーミスタにより構成されている。
そして排水ポンプ67は、上部水位センサ73の位置に水位が来たときに駆動することによりドレインタンク65に貯留した水を溢水することなく、排水することができる。
これら水位センサは、自身が発熱して水の有無により温度上昇度が異なることを検知することで水位を検知する所謂自己発熱型のサーミスタにより構成されている。
そして排水ポンプ67は、上部水位センサ73の位置に水位が来たときに駆動することによりドレインタンク65に貯留した水を溢水することなく、排水することができる。
その他外箱1の前面上部には、各種操作を行う操作パネル1aおよび表示部58が配置されており、その裏面には、操作回路を備える制御ユニット60が配設されており、操作パネル1aの各種操作キーに基づく押圧操作信号と、操作ダイヤルの操作に基づく回転操作信号とを、制御ユニット内の制御手段60に出力する。
次に洗濯乾燥機の電気構成図について図7を参照して説明する。
図7において洗濯乾燥機の制御ブロックを示すように、制御手段60はマイコンを含む検知回路で構成され、マイコンはあらかじめ記憶されている情報を基に検知をおこない、それに応じた運転制御を実行している。
そして、AC電源からの電力を、DC電源回路により整流し平滑したDC電源を電力として制御手段60に供給するとともに、電源スイッチのオンにより運転をスタートさせ、それと同時に出力が必要となる給水源からの給水弁57や排水弁13、モータ16、ヒートポンプ30、循環用送風機26、 吐風用送風機26、切換ダンパ40、及びシャッタ46などに電力を供給し、制御手段60の指示にしたがって駆動をおこなう。
図7において洗濯乾燥機の制御ブロックを示すように、制御手段60はマイコンを含む検知回路で構成され、マイコンはあらかじめ記憶されている情報を基に検知をおこない、それに応じた運転制御を実行している。
そして、AC電源からの電力を、DC電源回路により整流し平滑したDC電源を電力として制御手段60に供給するとともに、電源スイッチのオンにより運転をスタートさせ、それと同時に出力が必要となる給水源からの給水弁57や排水弁13、モータ16、ヒートポンプ30、循環用送風機26、 吐風用送風機26、切換ダンパ40、及びシャッタ46などに電力を供給し、制御手段60の指示にしたがって駆動をおこなう。
また、図1の下方に示す室内用温度センサ80により洗濯乾燥機1の周辺雰囲気の温度を検知し、制御手段60に入力することで、各運転行程に合わせた制御を行う。この室内温度センサ80は、通風ケース23外の圧縮機34の前方に位置し、外箱1の近傍に設置されており、その外箱1の近傍位置には、通気穴(図示せず)が数箇所形成されており、外気の温度が測定できるように構成されている。
さらに、操作パネル1aにおける各操作キーおよび操作ダイヤルのスイッチと表示部58により、使用者の操作および運転状態に応じて表示をおこない、ブザーなどで、使用者の操作時や運転動作終了時、異常時などの制御手段60の指示に応じて表示をおこなう。
なお、各操作キーで設定された仕様は不揮発性メモリで記憶され、次の電源オン時に記憶された風量や運転時間、設定温度を表示部58に表示することからスタートする。
その他、御装置60には、上部水位センサ73と下部水位センサ74が接続されており、ドレインタンク67の水位を検知している。このサーミスタ70、71が接続されており、凝縮器33、圧縮機34の吐出温度を検知している。そしてこれらの情報を基に、制御装置60は、給水弁57の開閉、排水ポンプ67の駆動等を制御している。
なお、各操作キーで設定された仕様は不揮発性メモリで記憶され、次の電源オン時に記憶された風量や運転時間、設定温度を表示部58に表示することからスタートする。
その他、御装置60には、上部水位センサ73と下部水位センサ74が接続されており、ドレインタンク67の水位を検知している。このサーミスタ70、71が接続されており、凝縮器33、圧縮機34の吐出温度を検知している。そしてこれらの情報を基に、制御装置60は、給水弁57の開閉、排水ポンプ67の駆動等を制御している。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作用及び効果を述べる。
上記構成の洗濯乾燥機では、標準的な運転コースが開始されると、最初に洗濯(洗い及びすすぎ)運転が開始される。この洗濯運転では、給水弁57にて水槽2内に給水する動作が行われ、続いて、モータ16が作動されることにより、回転槽3が低速で正逆両方向に交互に回転される。これにより、洗濯物は洗濯水と共に撹拌されて洗浄される。
洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、水槽2内の水を排出した後、回転槽3を高速で一方向に回転させる動作が行われる。これにより、回転槽3内の洗濯物は遠心脱水される。
上記構成の洗濯乾燥機では、標準的な運転コースが開始されると、最初に洗濯(洗い及びすすぎ)運転が開始される。この洗濯運転では、給水弁57にて水槽2内に給水する動作が行われ、続いて、モータ16が作動されることにより、回転槽3が低速で正逆両方向に交互に回転される。これにより、洗濯物は洗濯水と共に撹拌されて洗浄される。
洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、水槽2内の水を排出した後、回転槽3を高速で一方向に回転させる動作が行われる。これにより、回転槽3内の洗濯物は遠心脱水される。
脱水運転が終了すると、次に、乾燥運転が実行される。この乾燥運転では、図1に示すように、切換ダンパ40が、通風ケース23の吸風口24の開放をし、吐風口39の閉鎖をするようにセットされる。この状態で、回転槽3を低速で正逆両方向に回転させつつ、循環用送風機26を作動させる。すると、遠心羽根車31の送風作用で、図1に矢印で示すように、回転槽3内の空気が水槽2内から温風出口11、還風ダクト25を経て通風ケース23内に流入される。
又、このときには、ヒートポンプ36の圧縮機34の作動が開始される。これにより、ヒートポンプ36に封入した冷媒が圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器33に流れて、通風ケース23内の空気と熱交換する。その結果、通風ケース23内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り弁35を通過して減圧された後、蒸発器32に流入し、気化する。それにより、蒸発器32は通風ケース23内の空気を冷却する。蒸発器32を通過した冷媒は圧縮機34に戻る。
これらにより、前記回転槽3内から通風ケース23内に流入した空気は、蒸発器32で冷却されて除湿され、その後に凝縮器33で加熱されて温風化される。そして、その温風が給風ダクト29、温風入口12、温風通路19、温風導入口17、温風導入孔18を経て回転槽3内に供給される。
回転槽3内に供給された温風は洗濯物の水分を奪った後、前記水槽2内から温風出口11、還風ダクト25を経て通風ケース23内に流入する。
かくして、蒸発器32と凝縮器33を有する通風ケース23と回転槽3との間を空気が循環することにより、回転槽3内の洗濯物が乾燥される。従って、この場合、回転槽3内は乾燥室として機能する。なお、この乾燥運転中、蒸発器32では、上述の通風ケース23内を通る空気の冷却除湿が行われることに伴い、表面に結露が生じ、その露が蒸発器32からフィルタ64を通り滴下してドレインタンク65に貯留される。特にはそれの蒸発器32側の部分65bに溜められるものであり、それが所定の水位に達したことを上部水位センサ73が検知したときに、制御装置60は排水ポンプ67を駆動させて排貯留した水を機外に排出する。
回転槽3内に供給された温風は洗濯物の水分を奪った後、前記水槽2内から温風出口11、還風ダクト25を経て通風ケース23内に流入する。
かくして、蒸発器32と凝縮器33を有する通風ケース23と回転槽3との間を空気が循環することにより、回転槽3内の洗濯物が乾燥される。従って、この場合、回転槽3内は乾燥室として機能する。なお、この乾燥運転中、蒸発器32では、上述の通風ケース23内を通る空気の冷却除湿が行われることに伴い、表面に結露が生じ、その露が蒸発器32からフィルタ64を通り滴下してドレインタンク65に貯留される。特にはそれの蒸発器32側の部分65bに溜められるものであり、それが所定の水位に達したことを上部水位センサ73が検知したときに、制御装置60は排水ポンプ67を駆動させて排貯留した水を機外に排出する。
以上に対して、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房を行うときの動作について説明する。まず操作パネル1aの操作キーにより冷房機能を選択し、使用者は所望する目標温度を操作キー(目標温度設定手段に相当)により入力する。
その後図6に示すように、切換ダンパ40が、通風ケース23の吐風口39の開放をし、吸風口24の閉鎖をするように切換えられ、この状態で、ヒートポンプ36の圧縮機34の作動が開始されると共に、吐風用送風機42が作動され、更に、シャッタ46が開放される。
その後図6に示すように、切換ダンパ40が、通風ケース23の吐風口39の開放をし、吸風口24の閉鎖をするように切換えられ、この状態で、ヒートポンプ36の圧縮機34の作動が開始されると共に、吐風用送風機42が作動され、更に、シャッタ46が開放される。
これらにより、図6に実線矢印で示すように、通風ケース23外の空気が吸気口38から通風ケース23内に吸入されて蒸発器32を通り冷却される。そして、その冷却された空気が吐風口39から吐風用送風機42を通ってシャッタ46が開放した吹出口45から機外の前方に吐出され、室内温度センサ80が目標温度を検知するまで、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房を行う。
又、このときには、図6に破線矢印で示すように、給水弁57から注水チューブ56を経て散水器49に給水がなされるものであり、この散水器49に供給された水は、図3及び図4に矢印で示すように、入水口54から器主体49a上の中央部(散水孔50を列ごとに囲ったリブ51の間)を流れて、中間部の開放部55から前後に分かれ、その前後両側の各スペース53に至ってより、その各スペース53に充満しつつ、各散水孔50から噴出される。その噴出先は、凝縮器33であり、従って、凝縮器33には上記散水器49の各散水孔50から噴出された水が降りかかり、冷却される。
これは、制御装置60が、凝縮器33のサーミスタ70の検知温度に応じて予め決められたように給水弁57を駆動制御して、給水量を可変して冷却水を供給するように構成されている。詳細は後述するが、凝縮器33の温度状態によって、給水量を可変しており余分な水を使用しないように制御されている。
これは、制御装置60が、凝縮器33のサーミスタ70の検知温度に応じて予め決められたように給水弁57を駆動制御して、給水量を可変して冷却水を供給するように構成されている。詳細は後述するが、凝縮器33の温度状態によって、給水量を可変しており余分な水を使用しないように制御されている。
このように凝縮器33からは、蒸発器32で空気を冷却する際に吸収した熱エネルギーと、圧縮機34の仕事によって加わった熱エネルギーとが、冷却媒体としての水に放出されるものであり、そして、その水が、吸収した熱エネルギーと共に凝縮器33から排出されることで、凝縮器33は異常高温にならず、その分、蒸発器32は低温になって、冷房システムとして有効に稼動し、洗濯乾燥機が設置されたスペースの冷房が所望にできる。
この場合、上記散水器49は散水孔50を、凝縮器33の冷媒の通る管である冷媒流通管47にその直上で沿って列させて有する。これにより、その散水器49の散水孔50から噴出された水が凝縮器33の冷媒流通管47に直接的に無駄なくかかるので、効率良く、効果的な散水冷却ができる。よって、衣類乾燥用のヒートポンプ36を利用しての、衣類乾燥機が設置されたスペースの冷房も、効率良くできる。
又、凝縮器33は、冷媒流通管47を複数列有すると共に、その管47に複数の放熱フィン48を取着して構成され、その放熱フィン48の間に散水器49の散水孔50の各中心が臨んでいる。これにより、散水器49の散水孔50から散出された水が、放熱フィン48に極力阻まれることなく、凝縮器33の冷媒流通管47にかかるので、一段と効率良く、効果的な散水冷却ができる。
更に、散水器49の散水孔50から噴出された水は、凝縮器33の放熱フィン48にも接して凝縮器33に冷却作用を及ぼすが、凝縮器33が上述の構成であるのに対して、散水器49は散水孔50を、凝縮器33の冷媒流通管47の列47aに沿って並べると共に、その冷媒流通管47の列47aごとに位置をずらして有する。これにより、散水器49に散水孔50を、いずれの列でも強度上必要な間隔を保って形成できると共に、凝縮器33の放熱フィン48間にいずれかの列でも対向しない散水孔50が生ずることのないように、あるいはそれが少なくなるように形成でき、よって、放熱フィン48の極力多くに水を接触させることができて、一段と効率良く、効果的な散水冷却ができる。
なお、この構造は、散水器49に散水孔50の全部について実施されるものに限られず、少なくとも一部で実施されれば良い。
なお、この構造は、散水器49に散水孔50の全部について実施されるものに限られず、少なくとも一部で実施されれば良い。
又、散水器49から凝縮器33に散水された水は、フィルタ63を通り、ドレインタンク65の凝縮器33側の部分65aに滴下して該部分の底部を流れ、蒸発器32側の部分65bに移って溜められるものであり、排水ポンプ67が作動して機外に排出される。
そしてこの排水ポンプ67も給水弁57と同様に、凝縮器33の温度状態に応じて排水量が予めきまっており、その所定量が排水されるように制御装置60により駆動制御されている。
更に、このドレインタンク65の部分については、前記乾燥運転中、通風ケース23内を通る空気がフィルタ64からドレインタンク65内に抜けてフィルタ63から通風ケース23内へと戻る、すなわち、蒸発器32と凝縮器33との接触を避けるように流れるのを、遮蔽板66によって阻止できるので、それら蒸発器32及び凝縮器33と循環空気との熱交換をより確実に行わしめて、乾燥運転の効率の低下を防止することができる。
そしてこの排水ポンプ67も給水弁57と同様に、凝縮器33の温度状態に応じて排水量が予めきまっており、その所定量が排水されるように制御装置60により駆動制御されている。
更に、このドレインタンク65の部分については、前記乾燥運転中、通風ケース23内を通る空気がフィルタ64からドレインタンク65内に抜けてフィルタ63から通風ケース23内へと戻る、すなわち、蒸発器32と凝縮器33との接触を避けるように流れるのを、遮蔽板66によって阻止できるので、それら蒸発器32及び凝縮器33と循環空気との熱交換をより確実に行わしめて、乾燥運転の効率の低下を防止することができる。
ここで上述した、給水弁57の駆動方法について図8、9を参照して説明する。この図8は、冷房機能が動作しているときの給水弁57との駆動制御であり、図8(a)が従来の制御方法であり、図8(b)が本発明の制御方法である。
また図9は、図8の制御に基づく温度経過の図であり、図9(a)は従来図、図9(b)は本発明の図であり、それぞれ図8の(a)(b)に対応している。
また図9は、図8の制御に基づく温度経過の図であり、図9(a)は従来図、図9(b)は本発明の図であり、それぞれ図8の(a)(b)に対応している。
従来の方法は、図8(a)に示すように、凝縮器33の温度を検知するサーミスタ70に応じて給水弁57の駆動方法が異なるように設定されている。そしてこの関係は、予め制御装置60に記憶されており、制御装置60は、この図に基づいて給水弁57を駆動制御する。
そして図9は、操作パネル1aの設定キーにより室温の目標温度を25度Cに設定して冷房機能が動作しているときの時間経過に応じた温度推移を示す図であり、室内温度センサ80が検知する室内温度をS、サーミスタ70が検知する凝縮器33の温度をT、冷風が室内に吹き出る吹出口45の温度をUとし、凝縮器33に注水する注水量をX、圧縮機34のコンプモータ34aの駆動回転数をYとして示している。ただし図面上のそれぞれの温度の縮尺は異なる。
そして図9は、操作パネル1aの設定キーにより室温の目標温度を25度Cに設定して冷房機能が動作しているときの時間経過に応じた温度推移を示す図であり、室内温度センサ80が検知する室内温度をS、サーミスタ70が検知する凝縮器33の温度をT、冷風が室内に吹き出る吹出口45の温度をUとし、凝縮器33に注水する注水量をX、圧縮機34のコンプモータ34aの駆動回転数をYとして示している。ただし図面上のそれぞれの温度の縮尺は異なる。
まず、図8に示すように給水弁57は、注水チューブ56に水を注水し、凝縮器33を冷却する冷却能力は、最大で注水量が時間割合で1.2L/分(0.6L/30秒)の能力を有しており、一定の能力を有している。これは30秒開放し続けると0.6L給水される。
そして制御装置60が給水弁57を開放(オン)、閉塞(オフ)する時間を制御することで注水量を可変して調整している。
これは、サーミスタ70の検知する温度に応じて、注水量を可変するように予め設定されており、凝縮器33の温度が63度C以上の場合は、連続して注水し、30秒に0.6Lの注水量Aが維持される。そして、温度が63度Cから53度Cの間は、給水弁57をオンオフして間欠運転し、20秒注水し、10秒停止するサイクルを繰り返し、注水能力を0.4L/30秒(注水量Bと称す)を維持する。
そして制御装置60が給水弁57を開放(オン)、閉塞(オフ)する時間を制御することで注水量を可変して調整している。
これは、サーミスタ70の検知する温度に応じて、注水量を可変するように予め設定されており、凝縮器33の温度が63度C以上の場合は、連続して注水し、30秒に0.6Lの注水量Aが維持される。そして、温度が63度Cから53度Cの間は、給水弁57をオンオフして間欠運転し、20秒注水し、10秒停止するサイクルを繰り返し、注水能力を0.4L/30秒(注水量Bと称す)を維持する。
また温度が53度Cから25度Cの間も、間欠運転し、10秒注水し20秒停止するサイクルを繰り返し、注水能力を0.2L/30秒(注水量Cと称す)を維持する。そして、温度が25度C以下になった場合は、注水を停止(注水量Dと称す)し、凝縮器33を冷却しない。
このように注水量をAからDまで可変することにより、凝縮器33の熱エネルギーを可変することができ、その熱の可変によって図6に示す吸気口38から蒸発器32へと向かう空気の温度が可変されるとともに、蒸発器32への熱の影響も可変される結果、吹出口45から室内に送風される冷気の温度Uが可変される。その結果室内への冷却能力が可変されることになる。
これは、図9(a)に示すように注水量をCからAに可変されていくことによって、吹出温度が徐々に低くなっていることからもわかる。
このように注水量をAからDまで可変することにより、凝縮器33の熱エネルギーを可変することができ、その熱の可変によって図6に示す吸気口38から蒸発器32へと向かう空気の温度が可変されるとともに、蒸発器32への熱の影響も可変される結果、吹出口45から室内に送風される冷気の温度Uが可変される。その結果室内への冷却能力が可変されることになる。
これは、図9(a)に示すように注水量をCからAに可変されていくことによって、吹出温度が徐々に低くなっていることからもわかる。
そして圧縮機34も同じく駆動制御されており、室内温度センサ80が検知する室内温度が28度Cを境に80Hzと60Hzに変更する構成をしている。すなわち室内温度が28度Cより高い場合は、コンプモータ34aの出力を大きくして蒸発器32の冷房能力を高くし、吹出口45の冷風の温度を低くする。そして室温が低くなった場合は、コンプモータ34aの出力を小さくして冷房能力を低くし、吹出口45の冷風の温度を低くするように構成されている。
そして図9(a)に示すように、冷房動作が始まると、室温が28度C以上であることを検知してコンプモータ34aが出力80Hzで駆動する。駆動する時間が経過すると、凝縮器33の温度が徐々に高くなりそれに応じて給水弁57による凝縮器33への注水量Xが多くなっていき、注水量D→C→B→Aへと推移する。そのため吹出温度Uが徐々に下がっていく。それに応じて、室内の温度Sも下がっていき、室内が冷却されていく。
注水量Aの時には、連続して注水していることから、凝縮器温度Tは徐々に下がり始め、注水量Bに切り替わる。
そして室内温度Sが28度Cに下がると、圧縮機34の動作を弱めるためにコンプモータ34aの出力を60Hzに切り替える。そのとき凝縮器33の温度も少し下がるため、水の供給はさらに注水量Cへと変化する。その後、室温は28度Cから25度Cへ移行し目標温度に到達する。その後目標温度25度Cを維持する工程へ移り、凝縮器温度T、吹出口温度Uは略一定となり均衡状態となる。
そして室内温度Sが28度Cに下がると、圧縮機34の動作を弱めるためにコンプモータ34aの出力を60Hzに切り替える。そのとき凝縮器33の温度も少し下がるため、水の供給はさらに注水量Cへと変化する。その後、室温は28度Cから25度Cへ移行し目標温度に到達する。その後目標温度25度Cを維持する工程へ移り、凝縮器温度T、吹出口温度Uは略一定となり均衡状態となる。
しかしながら、このような従来の制御方法によると、注水量を凝縮器33の温度に応じて変更しており、その凝縮器温度Yの推移は温度が徐々に上昇するものであるから、はじめの注水量は少なく時間が経過すると注水量が増加していく特徴を持つ。
すなわちこのような構成では、冷房開始直後の吹出温度は、注水量が少ないため吹出口温度Uが低くならず、結果室内の温度をすぐに下げることができないという問題を有している。
すなわちこのような構成では、冷房開始直後の吹出温度は、注水量が少ないため吹出口温度Uが低くならず、結果室内の温度をすぐに下げることができないという問題を有している。
また、この場合、常に連続して注水し、最大注水量Aに維持すれば、凝縮器33の温度も下がり、吹出口温度Uも下がるため、室温を一気に下げることが可能であるが、本実施例のように、注水した水を貯留するドレインタンク65を有しているものにおいては、連続して注水するとそのドレインタンク65の体積容量を超えて溢水してしまうという問題も有している。
そこで図8(b)のような駆動制御により注水量の制御を行う。
この駆動制御は、図8(a)と異なるところは、凝縮器33の温度が25度Cから63度Cの所定の範囲内にある時は、凝縮器の温度によらず、冷房の設定温度(目標温度)と室内温度との差が所定の温度(例えば4度C)を境として注水量を可変するように設定している点である。
これは、温度差が4度C以上、すなわち目標温度から乖離している場合凝縮器33への水の供給量を注水量Bとし多めに注水し冷房能力を増大させる。一方温度差が4度C以下、すなわち目標温度に近づいた際に注水応力を注水量Cとして冷房能力をさげるように制御している。
この駆動制御は、図8(a)と異なるところは、凝縮器33の温度が25度Cから63度Cの所定の範囲内にある時は、凝縮器の温度によらず、冷房の設定温度(目標温度)と室内温度との差が所定の温度(例えば4度C)を境として注水量を可変するように設定している点である。
これは、温度差が4度C以上、すなわち目標温度から乖離している場合凝縮器33への水の供給量を注水量Bとし多めに注水し冷房能力を増大させる。一方温度差が4度C以下、すなわち目標温度に近づいた際に注水応力を注水量Cとして冷房能力をさげるように制御している。
このように設定すると、図9(b)に示すように、冷房開始直後は、水の供給量が注水量Bに設定され図9(a)に比べて多く流れ、低い吹出口温度Uの冷風が吹出口45から吹き出される。そしてその温度に応じて結果室内の温度Sは図9(a)に比べて(破線(a)を参照)すぐに下がるように推移している。
またその後、室内温度が目標温度に近づいていき、目標温度と室内温度との温度差ΔSが4度C以下となった際は、注水量cに切り替わり室温Sは緩やかに下降する。
そしてその後、凝縮器温度Tが63度Cに推移したときには、注水量Aに切り替えて連続して給水する。そして室温はさらに下降を続け、目標温度に到達していく。
またこの過程で室温Sが28度Cに到達したときに圧縮機の出力を80Hzから60Hzに切り替える。これに凝縮器温度が急に低下し、63度C以下となるため、注水量Cに切り替わる。
またその後、室内温度が目標温度に近づいていき、目標温度と室内温度との温度差ΔSが4度C以下となった際は、注水量cに切り替わり室温Sは緩やかに下降する。
そしてその後、凝縮器温度Tが63度Cに推移したときには、注水量Aに切り替えて連続して給水する。そして室温はさらに下降を続け、目標温度に到達していく。
またこの過程で室温Sが28度Cに到達したときに圧縮機の出力を80Hzから60Hzに切り替える。これに凝縮器温度が急に低下し、63度C以下となるため、注水量Cに切り替わる。
このように図8(b)のような駆動制御をすると、冷房開始直後の吹出温度Uは、図9(a)に比べて低くでき、結果室内の温度をすぐに下げることができる。そのため、室内温度Sを目標温度へすばやく到達させることができ、使用者にとって利便性が高い。
特に冷房を開始した初期の段階で吐出される冷風の温度Uが一段と低くなり使用者はすぐに涼さを感じることができ快適に冷房機能を使用することができる。
このように通風路外の空気の温度を検知する温度検知手段により冷房空間の室内の温度を検知し、その検知温度に応じて凝縮器への給水量を可変するようにしたから、連続して最大注水量を供給する必要がなく、その給水を貯留する排水容器を大型化する必要がなくなり、以って衣類乾燥機を小型にすることができる。
したがってドレインタンク65から貯留水が溢れることなく、確実に排水されるから、ドレインタンクをコンパクトにでき、もってヒートポンプ機構など様々な部品の隙間などにドレインタンク65を設置することができるから、外箱1も小型化できもって洗濯乾燥機を小型にできる。
また操作パネル1aにより室内の目標温度を設定可能とし、駆動後、室内温度が目標温度に近づいていき目標温度と室内温度との温度差ΔSが4度C以下となった際は、注水量cに切り替えるようにしたから、無駄な注水をすることがなく節水することができ、さらにドレインタンク65から溢水することがなくなる。
特に冷房を開始した初期の段階で吐出される冷風の温度Uが一段と低くなり使用者はすぐに涼さを感じることができ快適に冷房機能を使用することができる。
このように通風路外の空気の温度を検知する温度検知手段により冷房空間の室内の温度を検知し、その検知温度に応じて凝縮器への給水量を可変するようにしたから、連続して最大注水量を供給する必要がなく、その給水を貯留する排水容器を大型化する必要がなくなり、以って衣類乾燥機を小型にすることができる。
したがってドレインタンク65から貯留水が溢れることなく、確実に排水されるから、ドレインタンクをコンパクトにでき、もってヒートポンプ機構など様々な部品の隙間などにドレインタンク65を設置することができるから、外箱1も小型化できもって洗濯乾燥機を小型にできる。
また操作パネル1aにより室内の目標温度を設定可能とし、駆動後、室内温度が目標温度に近づいていき目標温度と室内温度との温度差ΔSが4度C以下となった際は、注水量cに切り替えるようにしたから、無駄な注水をすることがなく節水することができ、さらにドレインタンク65から溢水することがなくなる。
また圧縮機34は駆動回転数を制御するコンプモータ34aを備え、室内温度センサ80の温度が28度Cより低くなったとき回転数を低くするようにしたから、快適な温度に到達した後も、高出力回転を維持することがないため、省エネルギーとなる。
また凝縮器33の温度を検知するサーミスタ70を設け、その温度に応じて注水量を可変制御し、凝縮器の温度Tが25度Cから63度Cまでの範囲は、室内温度センサ80の温度情報に基づいて注水量を可変し、凝縮器の温度Tがそれ以外の温度範囲である63度以上となった場合は、凝縮器の温度が異常温度に到達したとみなして、注水量を多くするようにした。そのため適当な温度範囲内で最適な注水量制御ができる。
また凝縮器33の温度を検知するサーミスタ70を設け、その温度に応じて注水量を可変制御し、凝縮器の温度Tが25度Cから63度Cまでの範囲は、室内温度センサ80の温度情報に基づいて注水量を可変し、凝縮器の温度Tがそれ以外の温度範囲である63度以上となった場合は、凝縮器の温度が異常温度に到達したとみなして、注水量を多くするようにした。そのため適当な温度範囲内で最適な注水量制御ができる。
このように凝縮器の温度が所定の範囲内においては、凝縮器への注水量を室温に応じて可変させたため、室温をすばやく下げるために適切な量を確保でき、かつドレインタンク65の容量に溢水しない程度に貯留する適切な量を確保できバランスのよい注水制御をすることができる。
またドレインタンク61に水位センサを73,74を設け、検知したときにドレインポンプ67を駆動して貯留された注水後の水を排水するようにしたから、ドレインタンク61から水が溢水することを防止することができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に洗濯乾燥機全体としては、上述の横軸形に限られず、水槽及び回転槽を縦軸状に有する縦軸形であっても良いし、又、本来的には洗濯と乾燥の両機能を有する洗濯乾燥機に限られず、乾燥機能のみを有する衣類乾燥機に適用できるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
またドレインタンク61に水位センサを73,74を設け、検知したときにドレインポンプ67を駆動して貯留された注水後の水を排水するようにしたから、ドレインタンク61から水が溢水することを防止することができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に洗濯乾燥機全体としては、上述の横軸形に限られず、水槽及び回転槽を縦軸状に有する縦軸形であっても良いし、又、本来的には洗濯と乾燥の両機能を有する洗濯乾燥機に限られず、乾燥機能のみを有する衣類乾燥機に適用できるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、3は回転槽、26は循環用送風機、30は通風路、32は蒸発器、33は凝縮器、36はヒートポンプ、40は切換ダンパ、42は吐風用送風機、47は冷媒流通管、48は放熱フィン、49は散水器、50は散水孔、56は注水チューブ、57は給水弁、60は制御装置、67は排水ポンプ、70、71はサーミスタ、73、74は水位センサ、を示す。
Claims (7)
- 乾燥室の空気を、圧縮機を有するヒートポンプの蒸発器、凝縮器を配設した通風路を通して循環させることにより衣類を乾燥させる運転と、通風路外の空気を、通風路に設けた吸気口から吸入し前記蒸発器を通して吹出口から機外に吐出する運転との選択を可能としたものにおいて、
前記凝縮器に水を散水する散水器と、
この散水器に水を供給する給水手段と、
前記凝縮器に散水された水を集め貯留する排水容器と、
通風路外の空気の温度を検知する温度検知手段とを備え、
前記給水手段は、前記温度検知手段の検知温度に応じて、前記散水器への水の供給量を可変することを特徴とする衣類乾燥機。 - 前記給水手段は、給水弁により構成され、この給水弁を間欠的にオンオフし時間を変えることにより水の供給量を可変することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
- 通風路外の温度を所望する温度に設定する目標温度設定手段を有し、
給水手段は、前記温度検知手段が検知した温度と、目標温度設定手段により設定された温度との温度差に基づいて水の供給量を可変することを特徴とする請求項1または請求項2記載の衣類乾燥機。 - 圧縮機は、駆動回転数を制御する圧縮機制御手段を有し、
前記温度検知手段の検知温度が所定の温度より低くなった場合に、駆動回転数を下げることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の衣類乾燥機。 - 凝縮器の温度を検知する凝縮器温度検知手段を備え、
給水手段は、前記凝縮器温度検知手段が検知した温度に応じて水の供給量を可変することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の衣類乾燥機。 - 給水手段は、凝縮器温度検知手段が検知する所定の範囲内の温度帯は、温度検知手段が検知する通風路外の空気の温度に基づいて水の供給量を可変し、
それ以外の温度帯で、凝縮器の温度に基づいて水の供給量を可変することを特徴とする請求項5記載の衣類乾燥機。 - 排水容器は、貯留した水の水位を検知する水位検知手段と、
この水を排水する排水ポンプとを有し、
排水ポンプは、前記水位検知手段が所定の水位を検知したときに、駆動して前記排水容器の水を排水することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の衣類乾燥機。
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2008
- 2008-04-01 JP JP2008094479A patent/JP2009240737A/ja active Pending
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