JP4941273B2 - 路車間通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、有料道路における逆走を防止する路車間通信システムに関する。
従来、路上に設置された路側無線装置と車両に搭載された車載器から構成され、路側無線装置と車載器の間で双方向の無線通信を行う路車間通信システムが知られている。この路車間通信システムでは、例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)と呼ばれる狭域通信方式が採用されている。
車載器は、路側無線装置と狭域無線通信を行い、当該路側無線装置を介してセンター装置から情報提供を受けることが可能となっている。すなわち、車両が路側無線装置の通信範囲内にある間のみ、車載器と路側無線装置との双方向通信が可能となり、この間にセンター装置から路側無線装置を介して車載器に情報が提供される。
上述した路車間通信システムでは、例えば、路上前方に停止車両等の障害物があることや前方に合流部があること等、走行を支援するための情報を車載器に提供することができるので、交通事故を未然に防止するのに非常に有効である。
ところで、近年では、有料道路等の一方通行路において順行車両と逆走車両が衝突する事故(逆走事故)が多発しており、問題となっている。この逆走事故は、例えば、有料道路に流出ランプから誤って進入したり、サービスエリア又はパーキングエリア(以下、SA/PAと称する)から本線に復帰する際に進入路を逆走したりすることにより引き起こされる。
有料道路における逆走防止策として、例えば、一方通行路であることを示す道路標識や路面表示により注意喚起がなされている。また、上述した路車間通信システムを利用して、運転者に逆走していることを警告する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の路車間通信システムは、例えば、有料道路のインターチェンジにおいて路側無線装置から車載器に入口情報を送信し、この入口情報を受信した車載器で「有料道路に入ります。」、「逆走に注意してください。」等の音声を出力することで、逆走しないように事前に警告して注意喚起するものである。
特開2007−102443号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、路側無線装置の近傍を通過するすべての車両に対して入口情報を送信し、注意喚起の警告を行うため、順行しようとしている運転者にとってはこの警告が煩わしく感じられる虞がある。
そこで、流出ランプから誤進入したり、SA/PAの進入路を逆走したりする等、有料道路の本線を逆走する可能性が極めて高い車両、或いは本線を逆走している車両に対してだけ逆走防止の警告を行うことができれば、順行する車両の運転者に不快感を与えることなく、有効に逆走を防止できる。
本発明は、有料道路等の一方通行路において、逆走している車両或いは逆走する可能性が極めて高い車両に対して、逆走防止の警告を行う路車間通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
一方通行路に設けられ、車両に搭載されている車載器と狭域通信する第1路側無線装置と、
前記第1路側無線装置の下流側に設けられ、車両に搭載されている車載器と狭域通信する第2路側無線装置と、
前記第1路側無線装置及び前記第2路側無線装置と通信可能な管理装置と、を備え、
前記第1路側無線装置及び前記第2路側無線装置は、
車両がそれぞれの通信可能範囲を通過するときに、当該車両を識別するための車両識別情報を取得し、
前記管理装置は、
前記第1路側無線装置によって取得された車両識別情報を記憶部に記憶し、
前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれるか否かを判定し、
前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれない場合には、前記第2路側無線装置を介して当該車両に逆走警告情報を提供することを特徴とする路車間通信システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の路車間通信システムにおいて、
前記管理装置は、前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれる場合には、当該車両識別情報を前記記憶部から削除することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の路車間通信システムにおいて、
前記第1路側無線装置は、有料道路の本線から駐車区域(SA/PA)へ進入する進入路の入口に設置され、
前記第2路側無線装置は、前記進入路の出口に設置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の路車間通信システムにおいて、
前記第1路側無線装置は、車両が通信可能範囲を通過するときに、当該車両の車種を特定するための車種情報を取得し、
前記管理装置は、
前記第1路側無線装置によって取得された車両識別情報及び車種情報を記憶し、
前記車種情報に基づいて当該車両の車種(大型車両、中・小型車両、身障者運転車両等)を特定し、
前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記第1路側無線装置から取得されていた車両識別情報に含まれる場合には、当該車両に対応する誘導案内情報を提供することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の路車間通信システムにおいて、前記第2路側無線装置は、前記管理装置を含んで構成されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の路車間通信システムにおいて、前記車両識別情報又は前記車種情報は、車両に搭載される車載器に記憶されていることを特徴とする。
本発明に係る路側通信システムによれば、有料道路等の一方通行路において、逆走している車両或いは逆走する可能性が極めて高い車両に対して逆走防止の警告を行うので、一方通行路における逆走事故を効果的に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る路車間通信システムの設置状況の一例を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態に係る路車間通信システム100は、本線Lmからサービスエリア又はパーキングエリア(以下、SA/PAと称する)への進入路Linの入口に設置される第1路側無線装置1と、SA/PA側に設置される第2路側無線装置2とで構成される。
ここで、一方通行路の異なる2地点において、車両が先に通過する地点を上流側、後に通過する地点を下流側とする。すなわち、進入路Linにおいて、第2路側無線装置2は、第1路側無線装置1の下流側に設置されている。
なお、以下の説明において、単に路側無線装置と記述した場合は、一般的な路車間通信システムにおいて利用される路側無線装置であることを示す(第1路側無線装置1、第2路側無線装置2も含まれる)。
有料道路の本線Lmにおいて、車両C、C、・・は一方向に走行する。本線Lmを走行中の車両CがSA/PA等の駐車区域に進入する場合、本線Lmから右側に分岐する進入路Linを走行する(車両Ca、Cb、Cc)。そして、車両CがSA/PAから本線Lmに復帰する場合は、通常、本線Lmに右側から合流する進出路Loutを走行する。
一方、進入路Linを走行してSA/PAに到着した車両Cdが、進入路Linを走行して本線Lmに復帰しようとすると、この車両Cdは進入路Linを逆走することとなり、本線においても逆走する可能性が極めて高くなる。
本実施形態の路車間通信システム100は、進入路Linを逆走し、本線Lmを逆走する可能性が極めて高い車両(例えば、車両Cd)に対して逆走警告を行い、有料道路において逆走事故が発生するのを防止する。
図2は、路側無線装置の通信可能範囲である路側エリアの説明図である。図2には、第1路側無線装置1について示している。
図2に示すように、第1路側無線装置1は、道路脇や道路上方に設置されたアンテナ1aから到達距離が限定されたDSRC電波を放射し、路側無線装置近傍に路側エリアZ1を形成する。ここで、DSRCとは、5.8GHz帯の電波を使った狭域通信方式であり、その通信範囲は、例えば、数メートルから数十メートルとされる。
一般に、路車間通信システムでは複数の路側無線装置が設置されるが、路側無線装置からのDSRC電波の出力は何れも同じ程度に設定されるので、複数の路側無線装置がそれぞれ形成する路側エリアは設定場所に関係なく、ほぼ一定である。
本実施形態においては、第1路側無線装置1と第2路側無線装置2は、同等の路側エリアZ1、Z2を形成することとなる(図1参照)。そして、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2は、それぞれの路側エリアZ1、Z2内にある車両Cに搭載された車載器3とだけ、双方向無線通信(路車間通信)が可能となる。
図3は、路車間通信システム100の一構成例を示す説明図である。すなわち、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2は、図3に示す機能ブロックからなる処理装置(例えば、コンピュータ端末)を備えている。
図3に示すように、路車間通信システム100は、第1路側無線装置1と第2路側無線装置2と、を備えて構成され、それぞれが車両Cに搭載されている車載器3とDSRCによる路車間通信を行う。
第1路側無線装置1は、制御部11、DSRC通信部12、ネットワーク通信部13、を備えて構成される。
制御部11は、CPU111、ROM112、RAM113を備える。CPU111は、RAM113を作業領域として、ROM112に記憶された制御プラグラムを実行することにより、各種演算を行うほか、DSRC通信部12及びネットワーク通信部13を制御する。
DSRC通信部12は、DSRCにより車両Cに搭載されている車載器3と情報の送受信を行う。例えば、DSRC通信部12は、車載器3に対して車種(大型車両、中/小型車両、身障者運転車両など)を特定するための車種情報や、車両を識別するための車両識別情報を要求するDSRC電波を常時送信する。以下、車種情報と車両識別情報をあわせて車両に関する情報と称する。
そして、車両Cが第1路側無線装置1の路側エリアZ1を通過すると、この要求に対して、車両Cに搭載されている車載器3から車両に関する情報が送信されるので、この情報を受信する。
ネットワーク通信部13は、ネットワークNを介して第2路側無線装置2と情報の送受信を行う。例えば、車載器3から車両に関する情報を取得したときに、この情報を直ちに第2路側無線装置2に送信する。
この車両に関する情報は第2路側無線装置2において蓄積され、進入路Linの入口を通過した車両Cが出口を正常に通過してSA/PAに進入するか、及び、SA/PAに進入した車両Cが進入路Linを逆走して有料道路に進入しようとしていないかを監視するのに利用されることとなる。
第2路側無線装置2は、制御部21、DSRC通信部22、ネットワーク通信部23、提供情報記憶部24、を備えて構成される。第1路側無線装置1とは、提供情報記憶部24を備える点が異なる。
制御部21は、CPU211、ROM212、RAM213を備える。CPU211は、RAM213を作業領域として、ROM212に記憶された制御プラグラムを実行することにより、各種演算を行うほか、DSRC通信部22及びネットワーク通信部23を制御する。
例えば、CPU211は、ROM212に記憶された情報提供処理プログラムを実行することにより、第1路側無線装置1から送信された車両に関する情報をRAM213に記憶しておき、RAM213に記憶されている情報と後述するDSRC通信部22によって取得された車両に関する情報とを比較することにより、この第2路側無線装置2の路側エリアZ2を通過した車両Cを特定し、所定の情報を提供する。情報提供処理についての詳細な説明は、後述する。
このように、制御部21は、第1路側無線装置1からの情報を受け取り、また、第2路側無線装置2内において情報のやりとりを行うので、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2と通信可能に構成されているといえる。つまり、制御部21は、本発明における管理装置を構成する。
第2路側無線装置2に管理装置としての機能を兼用させることにより、情報通信に要する時間を短縮し、第2路側無線装置2の路側エリアZ2を逆走車両が通過したときに、瞬時に逆走警告情報を提供することができるようにしている。
DSRC通信部22は、DSRCにより車両Cに搭載されている車載器3と情報の送受信を行う。例えば、DSRC通信部22は、車載器3に対して車両に関する情報を要求するDSRC電波を常時送信する。なお、第2路側無線装置2では、車両に関する情報として、車両識別情報のみを要求するようにしてもよい。
そして、車両Cが第2路側無線装置2の路側エリアZ2を通過すると、この要求に対して、車両Cに搭載されている車載器3から車両に関する情報が送信されるので、この情報を受信する。
また、DSRC通信部22は、CPU211によって実行される情報提供処理において、路側エリアZ2を通過する車両Cに対して所定の情報を送信する。
ネットワーク通信部23は、ネットワークNを介して第1路側無線装置1と情報の送受信を行う。例えば、第1路側無線装置1から送信された車両に関する情報を受信する。
提供情報記憶部24は、例えば、不揮発メモリで構成され、情報提供処理において車両Cに対して提供する情報を記憶する。例えば、SA/PAにおいて大型車両、中/小型車両、身障者運転車両等を、それぞれの駐車区域に視覚的に誘導するための、映像情報からなる誘導案内情報を記憶する(後述する誘導案内1,2等)。また、進入路Linを逆走する車両に対して、逆走していることを視覚的に報知する逆走警告情報を記憶する。
誘導案内情報は、CPU211によって実行される情報提供処理において、車両Cが路側エリアZ1を通過したときに、車両に関する情報に関連付けられて記憶され、この車両Cが路側エリアZ2を通過するときに送信される。また、逆走警告情報は、情報提供処理において、路側エリアZ2を逆走して通過する車両Cが検知されたときに、この車両Cに対して送信される。
図4は、車両Cに搭載される車載器3の一構成例を示すブロック図である。
車載器3は、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)に適用可能なITS車載器であり、例えば、従来の路車間通信システムにおいて、センター装置から路側無線装置を介して送信されたコンテンツ情報等を受信し、保存又は出力するものである。
さらに、本実施形態に係る路車間通信システム100において、車載器3は、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2とDSRCによる通信を行い、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2に車両に関する情報を送信する一方、第2路側無線装置2から送信された提供情報を受信し、出力する。
図4に示すように、車載器3は、制御部31、DSRC部32、VICS(登録商標)モジュール(以下、VICSモジュール)33、カーナビ部34、を備えて構成されている。
制御部31は、CPU311、ROM312、RAM313を備えて構成される。CPU311は、RAM313を作業領域として、ROM312に記憶された制御プラグラムを実行することにより、各種演算を行うほか、各部の集中制御を行う。
例えば、路側無線装置1又は路側無線装置2とDSRCによる通信を行う際には、DSRC部32の通信動作を制御する。なお、DSRC部32の制御にあたっては、DSRC部32のDSRC制御部321との協働により制御を行うこととなる。
具体的には、第1路側無線装置1又は第2路側無線装置2から常時発信されている、車両に関する情報を要求するDSRC電波をDSRC部32において受信したときに、DSRC部32を制御して、この情報を第1路側無線装置1又は第2路側無線装置2に送信させる。
また、第2路側無線装置2から送信された提供情報をDSRC部32において受信したときに、カーナビ部34を制御して、この提供情報を出力させる。
DSRC部32は、DSRC制御部321、DSRC通信部322、記憶部323、ETC処理部324、ICカードインターフェース325、を備えて構成され、路側無線装置やETC基地局とDSRCにより通信するための処理を行う。
DSRC制御部321は、CPU、ROM、RAM(何れも図示略)を備えて構成され、ROMに記憶されている制御プログラムとの協働によりDSRC部32の各部の動作を制御する。
例えば、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)による決済を行う際には、DSRC通信部322の通信動作を制御してETC基地局(ETC決済を行うためにETCゲート付近等に設けられる無線基地局)と決済情報の送受信を行わせる。また、ETC処理部324により決済情報をクレジットカード等のICに書き込む処理を行わせる。
また例えば、DSRC通信部322により路側無線装置を介してセンター装置からのコンテンツ情報を受信した場合には、これを制御部31に伝送する。さらに、DSRC通信部322により第2路側無線装置2を介して提供情報を受信した場合には、これを制御部31に伝送する。
DSRC通信部322は、車両Cのダッシュボード上でフロントガラス近傍に設置されたアンテナを備え、このアンテナを介して路側無線装置やETC基地局と、DSRCによる通信を行う。
記憶部323は、例えば、不揮発メモリで構成され、車載器3に付番される車載器IDや、車載器3を搭載する車両Cの車両情報等を記憶する。
車載器IDは、製造時に個々の車載器に付番される車載器情報である。車両情報は、車載器3を搭載する車両Cのナンバープレート情報や、車種情報(大型車両、中型車両、小型車両、身障者運転車両など)を含み、車両Cに車載器3を搭載する際に登録される(セットアップ)。
第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2には、車両に関する情報として、上述した車載器ID及び/又は車両情報が送信されることとなる。特に、車載器ID又はナンバープレート情報が、車両を識別するための車両識別情報となる。
第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2は、車両識別情報として車載器ID又はナンバープレート情報を取得するので、第1路側無線装置1又は第2路側無線装置2の路側エリアZ1,Z2を通過する車両Cを正確に特定することができる。
ETC処理部324は、ICカードインターフェース325に挿抜されるIC付きクレジットカード又はデビットカード等に対して決済情報等の読み書きを行う。
ICカードインターフェースは、クレジットカード等のスロットを備え、このスロットに挿入されたクレジットカード等のICとETC処理部の間で情報のやりとりを仲介する。
VICSモジュール33は、光通信用、FM通信用、2.4GHz電波通信用のアンテナをそれぞれ備え、VICS(Vehicle Information and Communication System(登録商標):道路交通情報通信システム)センターと光通信、FM通信、電波通信を行う。VICSモジュール33は、VICSセンターから渋滞情報や道路交通情報等を受信し、制御部31に伝送する。
カーナビ部34は、カーナビ制御部341、現在地検出部342、地図記憶部343、操作部344、出力部345、記憶部346、を備えて構成され、車両Cを案内経路へ誘導するための処理を行う。
カーナビ制御部341は、現在地検出部342から取得した現在地の情報及び地図記憶部343に記憶された地図情報等に基づいて、車両Cの現在地から操作部344を介して設定された目的地までの案内経路を算出する。そして、地図記憶部343に記憶されている地図情報を用いて、算出した案内経路へ誘導するための地図画面を生成し、出力部345のディスプレイに表示させる。
現在地検出部342は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)、ジャイロセンサ等を備える。
GPSは、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、これに基づいて自車位置(緯度、経度)を算出する。
ジャイロセンサは、移動方向の変化量を示す車の加速度(単位時間当たりの水平方向への回転速度)を検出する(角速度センサ)とともに、地磁気の検出を行い(方位センサ)、自車の絶対方位を検出する。
現在地検出部342は、GPSとジャイロセンサから取得した情報に基づいて車両の現在地を示す現在地情報(緯度、経度等の情報)や走行速度の情報を生成し、カーナビ制御部341に伝送する。
地図記憶部343は、ハードディスクやDVD等の記憶媒体で構成され、案内表示に必要な地図情報を記憶する。
操作部344は、車載器本体に設けられるハードキー、出力部345のディスプレイに一体的に設けられたタッチパネル(ソフトキー)、又はリモコンで構成される。操作部344は、ユーザによってキー操作がなされたときに、この操作に対応する操作信号を生成し、制御部31に出力する。
出力部345は、ディスプレイとスピーカで構成される。ディスプレイは、制御部31の制御に従って画面表示案内を行う。例えば、設定画面や地図画面、路車間通信システムのセンター装置から受信したコンテンツ情報の表示画面等を表示する。スピーカは、制御部31の制御に従って音声案内を行う。
記憶部346は、例えば、読み書き可能な半導体メモリで構成される。記憶部346は、例えば、VICSモジュール33を介して受信されるガイド情報(道路情報、渋滞情報等)や車両の走行履歴等を記憶する。
図5は、本発明に係る情報提供処理の一例について示すフローチャートである。本実施形態では、第2路側無線装置2において、CPU211がROM212内の情報提供処理プログラムを実行することにより、この情報提供処理が実現される。
ステップS101では、第1路側無線装置1から車両に関する情報を受信したか判定する。例えば、第1路側無線装置1において路側エリアZ1を通過する車両Cから車両に関する情報が取得されると、この情報が第2路側無線装置2に送信され、第2路側無線装置2において受信されることとなる。
そして、第1路側無線装置1から車両に関する情報を受信したと判定した場合はステップS102に移行し、受信していないと判定した場合はステップS104に移行する。
ステップS102では、第1路側無線装置1から送信された車両に関する情報を、通過車両情報としてRAM213に記憶する。つまり、有料道路の本線Lmから進入路Linに進入してきた車両Cに関する情報を記憶する。
ステップS103では、RAM213に新たに通過車両情報を記憶したときに、これに対応して提供情報を記憶し、第2路側装置2の路側エリアZ2を通過する車両Cに対して提供する情報を準備する。例えば、新たに記憶された通過車両情報に含まれる車種情報が“大型車両”である場合は、大型車両の駐車区域を誘導案内するための情報を車両情報に対応して記憶する。
図6は、RAM213に記憶される通過車両情報のデータ構成の一例を示す説明図である。図6では、図1に示すように、本線Lmから進入路Linに車両Ca,Cb,Ccが進入してきた場合の通過車両情報について示している。
すなわち、通過車両Caについては、車両識別情報“A”、車種情報“大型”、提供情報“誘導案内2”が対応して記憶される。同様に、通過車両Cbについては、車両識別情報“B”、車種情報“中型”、提供情報“誘導案内1”が対応して記憶され、通過車両Ccについては、車両識別情報“C”、車種情報“小型”、提供情報“誘導案内1”が対応して記憶される。
ここで、提供情報とされる誘導案内1、誘導案内2は、提供情報記憶部24に記憶されている提供情報である。
図5において、ステップS104では、第2路側無線装置2において、路側エリアZ2を通過する車両Cから車両に関する情報(車両識別情報)を受信したか判定する。そして、路側エリアZ2を通過する車両Cから車両に関する情報を受信したと判定した場合はステップS105に移行し、受信していないと判定した場合はそのまま処理を終了する。
ステップS105では、RAM213に通過車両情報として記憶されている車両識別情報と、路側エリアZ2を通過した車両Cから取得した車両識別情報とを比較して、路側エリアZ2を通過した車両Cが路側エリアZ1を通過してきた車両であるか判定する。
そして、当該車両Cが路側エリアZ1を通過した車両であると判定した場合、すなわち、進入路Linを順行する車両であると判定した場合は、ステップS106に移行する。一方、路側エリアZ1を通過した車両でないと判定した場合、すなわち、進入路Linを逆走する車両であると判定した場合は、ステップS108に移行する。
ステップS106では、準備しておいた提供情報を当該車両の車載器3に対して送信する。具体的には、通過車両情報としてRAM213に記憶されている提供情報を参照して、当該車両に対応する提供情報を送信することとなる。
例えば、RAM213に図6に示すような通過車両情報が記憶されているときに、車両Caが路側エリアZ2を通過すると、大型車両を誘導案内するための誘導案内2が送信される。そして、当該車両Caに搭載されている車載器3では、カーナビ部34において、誘導案内2に基づく出力が行われることとなる。例えば、カーナビ部34の出力部345のディスプレイには、図7(b)に示すような画面が表示される。この画面表示により、運転者は、右側に進行することで大型車両用の駐車区域にたどり着けることを知得することができる。
また例えば、RAM213に図6に示すような通過車両情報が記憶されているときに、車両Cbが路側エリアZ2を通過すると、中型車両を誘導案内するための誘導案内1が送信される。そして、当該車両Cbに搭載されている車載器3では、カーナビ部34において、誘導案内1に基づく出力が行われることとなる。例えば、カーナビ部34の出力部345のディスプレイには、図7(a)に示すような画面が表示される。この画面表示により、運転者は、直進することで中・小型車両用の駐車区域にたどり着けることを知得することができる。
このように、本実施形態では、第2路側無線装置2において、第1路側無線装置1によって取得された車両識別情報及び車種情報を記憶し、車種情報に基づいて当該車両Cの車種(大型車両、小型車両、身障者運転車両など)を特定する。そして、前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、第1路側無線装置1から取得されていた車両識別情報に含まれる場合には、当該車両Cに対応する誘導案内情報を提供する。
すなわち、進入路Linを順行してSA/PAに進入する車両Cに対して、当該車両Cの駐車区域を誘導案内する。これにより、当該SA/PAを頻繁に利用しない運転者が駐車区域を求めて迷走することによりSA/PA内で衝突事故や渋滞が生じるのを防止できる。
図5において、ステップS107では、RAM213に記憶されている通過車両情報から、第2路側無線装置2の路側エリアZ2を通過した車両に対応する情報を削除する。
これにより、正常にSA/PAに進入した車両が、SA/PA内から進入路Linに逆走して進入してきたときに、当該車両を逆走車両として判断することができる。また、RAM213には、進入路Linに同時に駐停車できる車両数の通過車両情報を記憶できればよいので、記憶領域を効率よく利用できる。例えば、RAM213には、進入路Linに同時に駐停車できる車両数の2倍程度の通過車両情報を記憶可能な記憶領域を確保するだけで足りる。
ステップS108では、提供情報記憶部24に記憶されている逆走警告情報を当該車両Cの車載器3に対して送信する。上述したように、車両Cが正常にSA/PAに進入すると当該車両Cに対応する通過車両情報はRAM213から削除されるので、SA/PA内から進入路Linに逆走して進入してきた車両Cについては、当該車両Cの通過車両情報はRAM213に記憶されていない。したがって、このような車両(図1の車両Cd)に対しては、逆走していることを警告する逆走警告情報を提供する。
例えば、RAM213に図6に示すような通過車両情報が記憶されているときに、車両Cdが路側エリアZ2を通過すると、通過車両情報に当該車両Cdに関する情報は含まれていないので、逆走警告情報を送信する。そして、当該車両Cdに搭載されている車載器3では、カーナビ部34において、逆走警告情報に基づく出力が行われることとなる。例えば、カーナビ部34の出力部345のディスプレイには、図8に示すような画面が表示される。この画面表示により、運転者は、自車が逆走していることを知得でき、本線Lmに合流する前にSA/PAに引き返すこととなるので、本線Lmにおいて逆走事故が生じるのを防止できる。
なお、進入路Linにおいて、順行してSA/PAに進入しようとする車両があるときは、車両の進行方向を容易に認識できるため、SA/PAから進入路Linを逆走して本線に合流してしまうという事象は生じにくい。すなわち、車両Cが逆走警告情報を提供された場合は、進入路Linは混雑していないと考えられるので、UターンしてSA/PAに容易に引き返すことができる。
上述したように、本実施形態の路車間通信システム100は、有料道路の本線LmからSA/PAへの進入路(一方通行路)Linに設けられ、車両Cに搭載されている車載器3と狭域通信する第1路側無線装置1と、第1路側無線装置1の下流側に設けられ、車両Cに搭載されている車載器3と狭域通信する第2路側無線装置2と、を備える。
そして、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2は、車両Cがそれぞれの路側エリア(通信可能範囲)Z1,Z2を通過するときに、当該車両Cを特定するための車両識別情報(車載器ID、ナンバープレート情報)を取得する。
一方、管理装置としての第2路側無線装置2は、第1路側無線装置1によって取得された車両識別情報を通過車両情報としてRAM(記憶部)213に記憶し(図5のステップS102)、第2路側無線装置2によって取得された車両識別情報が、RAM213に記憶されている車両識別情報に含まれるか否かを判定する(図5のステップS105)。
そして、第2路側無線装置2によって取得された車両識別情報が、RAM213に記憶されている車両識別情報(通過車両情報)に含まれない場合には、当該車両Cに逆走警告情報を提供する。
したがって、本実施形態に係る路側通信システム100によれば、有料道路等の本線Lmを逆走する可能性が極めて高い車両Cを進入路Linの走行形態によって判断でき、この車両Cに対して逆走防止の警告を行うことができるので、効果的に逆走事故を防止することができる。
また、有料道路の本線Lmを逆走する可能性が極めて高い車両に対してだけ逆走防止の警告を行うので、順行する車両の運転者に無闇に警告を行うことで不快感を与える虞もない。
特に、SA/PAへの進入路Linでは、本線走行時に比較して車両Cは低速で走行するため、本線Lmに合流する前に逆走を警告できれば逆走事故を回避できるものと考えられる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本発明に係る路車間通信システムは、有料道路の本線LmからSA/PAへの進入路Linにおいてだけでなく、有料道路の本線Lmから流出ランプへの進出路において適用することができる。この場合、進出路の上流となる入口側(本線側)に第1路側無線装置を設け、下流となる出口側(流出ランプ付近)に第2路側無線装置を設けることとなる。
また、本発明の路車間通信システムは、有料道路の本線Lmにおいて適用することもできる。これにより、実際に本線Lmを逆走している車両Cに対して、逆走警告を行うことができる。本線LmからSA/PAに進入する進入路Linや、流出ランプ付近において逆走警告を行い、本線Lmを逆走すること自体を回避するわけではないので、逆走事故を回避できる可能性は低くなるが、実際に本線Lmを逆走する車両は極めて危険であるため、逆走していることを警告することは有用である。
上記実施形態では、第2路側無線装置2が管理装置を含む構成としたが、図9に示すように、ネットワークN上に別途管理装置としてのセンター装置4を設け、センター装置4と第1路側無線装置1及び第2路側無線装置1とが通信可能となるようにしてもよい。この場合、センター装置において、図5の情報提供処理に相当する処理が実行されることとなる。
また、車載器3では、誘導案内情報又は逆走警告情報に基づいて、カーナビ部34の出力部345のディスプレイに映像を出力するだけでなく、スピーカから音声を出力するようにしてもよい。誘導案内情報及び逆走警告情報を、音声情報を含む構成とすることで、容易に実現できる。
上記実施形態では、第1路側無線装置1及び第2路側無線装置2は、車載器3に記憶されている車載器ID又は車両情報(ナンバープレート情報、車種情報を含む)を車両に関する情報として取得するようにしたが、その他の手段により車両識別情報又は車種情報を取得するようにしてもよい。例えば、各種センサや撮像装置を利用して、これらから取得した情報に基づいて車両を識別したり、車種を特定したりすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る路車間通信システムの設置状況の一例を示す概略図である。 路側無線装置の通信可能範囲である路側エリアの説明図である。 路車間通信システムの一構成例を示す説明図である。 車両に搭載される車載器の一構成例を示すブロック図である。 本発明に係る情報提供処理の一例について示すフローチャートである。 RAMに記憶される通過車両情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 カーナビ部のディスプレイに出力される誘導案内の表示例を示す説明図である。 カーナビ部のディスプレイに出力される逆走警告の表示例を示す説明図である。 路車間通信システムの他の構成例を示す概略図である。
符号の説明
1 第1路側装置
11 制御部
111 CPU
112 ROM
113 RAM
12 DSRC通信部
13 ネットワーク通信部
2 第2路側装置
21 制御部(管理装置)
211 CPU
212 ROM
213 RAM(記憶部)
22 DSRC通信部
23 ネットワーク通信部
24 提供情報記憶部
3 車載器
100 路車間通信システム

Claims (6)

  1. 一方通行路に設けられ、車両に搭載されている車載器と狭域通信する第1路側無線装置と、
    前記第1路側無線装置の下流側に設けられ、車両に搭載されている車載器と狭域通信する第2路側無線装置と、
    前記第1路側無線装置及び前記第2路側無線装置と通信可能な管理装置と、を備え、
    前記第1路側無線装置及び前記第2路側無線装置は、
    車両がそれぞれの通信可能範囲を通過するときに、当該車両を識別するための車両識別情報を取得し、
    前記管理装置は、
    前記第1路側無線装置によって取得された車両識別情報を記憶部に記憶し、
    前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれるか否かを判定し、
    前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれない場合には、前記第2路側無線装置を介して当該車両に逆走警告情報を提供することを特徴とする路車間通信システム。
  2. 前記管理装置は、前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記記憶部に記憶されている車両識別情報に含まれる場合には、当該車両識別情報を前記記憶部から削除することを特徴とする請求項1に記載の路車間通信システム。
  3. 前記第1路側無線装置は、有料道路の本線から駐車区域へ進入する進入路の入口に設置され、
    前記第2路側無線装置は、前記進入路の出口に設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の路車間通信システム。
  4. 前記第1路側無線装置は、車両が通信可能範囲を通過するときに、当該車両の車種を特定するための車種情報を取得し、
    前記管理装置は、
    前記第1路側無線装置によって取得された車両識別情報及び車種情報を記憶し、
    前記車種情報に基づいて当該車両の車種を特定し、
    前記第2路側無線装置によって取得された車両識別情報が、前記第1路側無線装置から取得されていた車両識別情報に含まれる場合には、当該車両に対応する誘導案内情報を提供することを特徴とする請求項3に記載の路車間通信システム。
  5. 前記第2路側無線装置は、前記管理装置を含んで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の路車間通信システム。
  6. 前記車両識別情報又は前記車種情報は、車両に搭載される車載器に記憶されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の路車間通信システム。
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