JP3281725B2 - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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JP3281725B2
JP3281725B2 JP20368094A JP20368094A JP3281725B2 JP 3281725 B2 JP3281725 B2 JP 3281725B2 JP 20368094 A JP20368094 A JP 20368094A JP 20368094 A JP20368094 A JP 20368094A JP 3281725 B2 JP3281725 B2 JP 3281725B2
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慶一 森下
聖樹 加藤
公之 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、料金所のアンテナと車
両に搭載された車載機との間で無線通信を行ない、非接
触で料金を収受する料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来における有料道路の料金収受システ
ムでは、料金所で収受員が利用者から直接に現金を収受
したり、あるいは利用者に現金を自動機に投入させて料
金を収受させる方法が採用されている。このため利用者
は、料金所で一旦停止して、現金を用意する必要があっ
た。
【0003】これに対し、料金所での料金の受け渡しの
必要のない料金収受システムとして、ID情報を記録
し、外部と無線通信可能な非接触式のICカード等の車
載機を利用した非接触ICカードシステムが開発されて
いる。
【0004】図4は、上記非接触ICカードシステムを
利用した有料道路料金収受設備の一例を示す構成図であ
る。同図において、50は車両55が走行する道路で、
上り及び下りの両車線を有している。料金所設置場所に
おける道路50上には、車両55の走行方向に所定の間
隔を保って2つのガントリ51,52が跨設される。そ
して、このガントリ51,52には、一方の車線上方に
位置するように、かつ、車両55の走行方向に沿って第
1及び第2のアンテナ53,54が順次取り付けられ
る。このアンテナ53,54は、料金所の地上機に接続
されており、車載機41を搭載した車両55が通信領域
に進入すると、車載機41との間で通信を行なう。
【0005】上記車載機41は、図5に示すようにアン
テナ42、通信回路43、CPU(中央処理装置)4
4、ROM45、ICカードI/F(インタフェース)
回路46、ICカード挿入部47、バッテリ49から構
成され、上記ICカード挿入部47にICカード48が
挿入される。上記ROM45には制御用プログラムと、
車種情報及び車両用ID情報が格納されており、ICカ
ード48には残高情報、支払い履歴情報等が書き替え可
能に格納されている。
【0006】定常時には、ICカード48がICカード
挿入部47に挿入されている。挿入されたICカード4
8とCPU44との間のデータの授受は、ICカードI
/F回路46を介して行なわれる。そして、CPU44
は、ROM45に記憶されている制御プログラムに従
い、次に示すような制御を行なう。なお、ICカード4
8は、残高の更新をするとき等に車載機41から抜き出
され、残高を更新した後、再びICカード挿入部47に
挿入される。
【0007】車両55が道路50を走行し、第1のアン
テナ53の通信領域に入ると、地上機側で車両55の進
入を検知し、呼び出し信号を第1のアンテナ53より車
載機41に送信する。この呼び出し信号には、第1のア
ンテナ53の番号情報、料金所の場所情報等を含んでい
る。車載機41は、呼び出し信号に応答して車種、カー
ドの残額の情報を含む識別信号を送信する。第1のアン
テナ53は、この識別信号を受信して地上機に送る。地
上機は、車載機41からの情報を処理し、車種に見合っ
た金額の課金命令を第1のアンテナ53より送信する。
車載機41は、課金命令を正常受信すると、正常受信の
確認信号を返信し、第1のアンテナ53との通信を終了
する。
【0008】車載機41は、第1のアンテナ53と第2
のアンテナ54との間を走行中、ICカード48との間
で情報の授受を行ない、ICカード48から料金を減算
し、新しい残額を得る。この間、地上機は、元の残額と
課金額から新しい残額を計算する。
【0009】次に車載機41は、第2のアンテナ54の
通信領域に進入し、残額確認の通信を行なう。この時の
シーケンスとしては、第2のアンテナ54から第1のア
ンテナ53と同様にして呼び出し信号を送信する。車載
機41は、新たな残額を含む識別信号を第2のアンテナ
54に返信し、地上機は受信した残額と計算した残額が
一致するかどうかを確認し、車載機41に課金正常の信
号を送信する。最後に車載機41は、正常通信の確認信
号を送信して第2のアンテナ54との通信を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ステムでは、順方向に走行する車両55に対してのみ正
常な動作が行なわれるように考慮されており、反対車線
を走行する車両に対しては考慮されていない。即ち、車
両55が反対車線を走行し、かつセンターラインよりを
走行していた場合、アンテナ53,54の通信領域を通
過してしまう可能性がある。この場合、反対車線の車両
は、まず、第2のアンテナ54の通信領域に進入し、次
に第1のアンテナ53の通信領域に進入し、課金命令を
受信して課金が行なわれる恐れがある。
【0011】図6は、従来における車載機41の通信を
フローチャートで示したものである。車両55は、アン
テナ53,54の通信領域に進入し(ステップA1)、
アンテナからのデータを受信する。そのアンテナが第1
のアンテナ53であるか否かを判断し(ステップA
2)、データを受信したアンテナが第1のアンテナ53
であれば、通信を行なって課金処理を行ない(ステップ
A3)、続いて第2のアンテナ54に対して確認の通信
を行なう。しかし、最初に通過したアンテナが第2のア
ンテナ54であれば送信を無視し(ステップA4)、そ
の後、第1のアンテナ53を通過する際に課金処理を行
なうことになる。上記のように従来のシステムでは、車
両55が料金所に対して反対車線を走行し、かつセンタ
ーラインよりを走行していた場合、アンテナ53,54
の通信領域を通過して課金が行なわれてしまう恐れがあ
る。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、順方向に走行する車両に対しては正常
な課金ができ、反対車線を走行する車両に対しては課金
を確実に禁止し得る料金収受システムを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の進行方
向に沿って料金所近傍に所定の間隔で設置された第1及
び第2のアンテナと上記車両に搭載された車載機との間
で無線通信を行ない、非接触で料金を収受する料金収受
システムにおいて、上記第1及び第2のアンテナからそ
れぞれ異なるアンテナ番号を含む情報を送信し、上記車
載機側で上記アンテナからの送信信号を受信して先にど
ちらのアンテナの通信領域に進入したかをアンテナ番号
により認識し、先に第1のアンテナの通信領域に進入し
たことを認識した場合に課金処理を実行し、先に第2の
アンテナの通信領域に進入したことを認識した場合には
上記第1及び第2のアンテナが対象とする車線とは異な
る反対車線を走行していることを示す逆走フラグを立て
て課金処理を禁止することを特徴とする。
【0014】また、上記車載機は、逆走フラグが立って
いる時間を計測するタイマを有し、逆走フラグが立てら
れた場合、上記タイマにより一定時間を計測するか、異
なった場所情報を有する料金所アンテナの通信領域に進
入した際に、上記逆走フラグをクリアして通信可能状態
とすることを特徴とする。
【0015】
【作用】車両が料金所における第1のアンテナの通信領
域に入ると、呼び出し信号が第1のアンテナから車載機
に送信される。車載機は、第1のアンテナから呼び出し
信号を受信すると、逆走フラグが立っているか否かを判
断し、逆走フラグが立っていなければ、第1のアンテナ
からの呼び出し信号に応答して課金処理を実行し、その
後、第2のアンテナとの間で確認通信を行なう。
【0016】また、上記車載機は、反対車線における料
金所の第2のアンテナからの呼び出し信号を最初に受信
した場合、逆走フラグを立てると共に、タイマを動作さ
せて逆走フラグが立っている時間を計測する。上記車載
機は、上記逆走フラグが立っている状態で、同じ料金所
の第1のアンテナの呼び出し信号を受信した場合は課金
処理を禁止する。
【0017】また、上記逆走フラグが立てられた場合で
も、上記タイマにより一定時間が計測されるか、あるい
は異なった場所に設けられている料金所の第1のアンテ
ナより呼び出し信号を受信した場合は、上記逆走フラグ
をクリアして通常の通信可能状態に戻す。
【0018】上記のように車両が反対車線における料金
所のアンテナの通信領域に進入した場合には、逆走フラ
グを立てることにより、順方向に走行する車両に対して
は正常な課金ができ、課金されてはならない車載機に対
する課金を禁止することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を一実施例を説
明する。図1は、本発明における料金収受システムの全
体の概略構成図である。同図において、1は車両2が走
行する道路で、車線1a及びその反対車線1bを有して
いる。また、3は車線1aに対する課金対象領域、4は
車線1bに対する課金対象領域であり、それぞれ進入す
る車両を対象として道路1上に課金対象領域3に対する
ガントリ5,6、課金対象領域4に対するガントリ7,
8を跨設している。上記ガントリ5,6及びガントリ
7,8は、それぞれ車両2の走行方向に所定の間隔を保
って設けられる。上記ガントリ5,6には、車線1aの
上方に位置するように第1及び第2のアンテナ9,10
が取り付けられ、ガントリ7,8には、車線1bの上方
に位置するように第1及び第2のアンテナ11,12が
取り付けられる。
【0020】上記アンテナ9,10,11,12は、各
料金所の地上機に接続されており、車載機20を搭載し
た車両2が通信領域に進入すると、アンテナ番号、場所
情報等を含む呼び出し信号を送信して車載機21との間
で通信を行なう。
【0021】上記車載機21は、図2に示すように構成
されている。即ち、車載機21は、アンテナ22、通信
回路23、CPU24、ROM25、タイマ26、IC
カードI/F回路27、ICカード挿入部28、逆走フ
ラグ格納レジスタ31、時間データ格納レジスタ32、
場所データ格納レジスタ33、バッテリ30から構成さ
れ、上記ICカード挿入部28にICカード29が挿入
される。上記バッテリ30としては、カーバッテリや電
池等が主に利用される。上記ROM25には制御用プロ
グラムと、車種情報及び車両用ID情報が格納されてお
り、ICカード29には残高情報、支払い履歴情報等が
書き替え可能に格納されている。定常時には、ICカー
ド29がICカード挿入部28に挿入されている。挿入
されたICカード29とCPU24との間のデータの授
受は、ICカードI/F回路27を介して行なわれる。
また、CPU24は、反対車線における第2のアンテナ
10または12の呼び出し信号を最初に受信すると、逆
走フラグを逆走フラグ格納レジスタ31に格納すると共
に、タイマ26を作動させて逆走フラグが立てられてい
る時間を計測する。その後、CPU24は、所定の条件
に応じて、あるいはタイマ26が予め設定した所定の時
間を計時することにより、上記逆走フラグ格納レジスタ
31に格納されている逆走フラグを消去する。また、上
記時間データ格納レジスタ32には、現時刻T0 や地上
機との通信時刻Ti 等が格納される。
【0022】次に上記実施例における動作を図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。車両2が道路1の車線
1aを走行し、課金対象領域3における第1のアンテナ
9の通信領域に入ると(ステップB1)、地上機側で車
両2の進入を検知し、呼び出し信号を第1のアンテナ9
より車載機21に送信する。この呼び出し信号には、第
1のアンテナ9の番号情報(アンテナ番号1)、料金所
の場所情報等が含まれている。車載機9のCPU24
は、上記呼び出し信号を受信すると、この呼び出し信号
に含まれているアンテナ番号が「1」、つまり、第1の
アンテナ9のものであるか否かを判断し(ステップB
2)、第1のアンテナ9からのものであれば、更に逆走
フラグ格納レジスタ31に逆走フラグが格納されている
か否かを判断する(ステップB3)。
【0023】逆走フラグ格納レジスタ31に逆走フラグ
が格納されていないければ、CPU24は、第1のアン
テナ9からの呼び出し信号に応答して課金処理を実行す
る(ステップB4)。即ち、CPU24は、その時の時
刻時刻を時間データ格納レジスタ32に格納すると共
に、料金所の場所データを場所データ格納レジスタ33
に格納し、更に上記呼び出し信号に応答して車種、カー
ドの残額の情報を含む識別信号を第1のアンテナ9に送
信する。第1のアンテナ9は、この識別信号を受信して
地上機に送る。地上機は、車載機21からの情報を処理
し、車種に見合った金額の課金命令を第1のアンテナ9
より送信する。車載機21は、課金命令を正常受信する
と、正常受信の確認信号を返信し、第1のアンテナ9と
の通信を終了する。
【0024】車載機21は、第1のアンテナ9と第2の
アンテナ10との間を走行中、ICカード29との間で
情報の授受を行ない、ICカード29から料金を減算
し、新しい残額を得る。この間、地上機は、元の残額と
課金額から新しい残額を計算する。
【0025】次に車載機21は、第2のアンテナ10の
通信領域に進入すると(ステップB1)、第2のアンテ
ナ10との通信を行なう。このとき地上機は、第2のア
ンテナ10から第1のアンテナ9と同様にして呼び出し
信号を送信する。CPU24は、この呼び出し信号に
は、第2のアンテナ10の番号情報(アンテナ番号2)
等を含んでいる。CPU24は、上記呼び出し信号を受
信すると、この呼び出し信号に含まれているアンテナ番
号が「1」、つまり、第1のアンテナ9のものであるか
否かを判断し(ステップB2)、第1のアンテナ9から
のものでなければ、つまり、第2のアンテナ10からの
ものであれば、第1のアンテナ9との通信を終了した後
であるか否かを判断する(ステップB5)。第1のアン
テナ9との通信を終了した後であれば、CPU24は、
第2のアンテナ10を介して地上機との間で確認通信を
行なう(ステップB6)。即ち、CPU24は、新たな
残額を含む識別信号を第2のアンテナ10に返信し、地
上機は受信した残額と計算した残額が一致するかどうか
を確認し、車載機22に課金正常の信号を送信する。最
後にCPU24は、正常通信の確認信号を送信して第2
のアンテナ10との通信を終了する。
【0026】また、上記ステップB5において、第1の
アンテナ9との通信後ではないと判断された場合、つま
り、最初に第2のアンテナ10からの呼び出し信号を受
信した場合、CPU24は、逆走フラグ格納レジスタ3
1に逆走フラグを格納すると共に、タイマ26を動作さ
せて逆走フラグが立っている時間を計時させる(ステッ
プB7)。
【0027】例えば図1において、車両2が課金対象領
域3を通過して第2のアンテナ10の通信領域に進入し
た場合、上記ステップB1→B2→B5→B7の処理が
行なわれる。その後、車両2が第1のアンテナ9の通信
領域に進入すると、ステップB1、B2を経てステップ
B3に進み、逆走フラグが逆走フラグ格納レジスタ31
に格納されているか否かの判断を行なう。この時点で
は、逆走フラグが格納されているので、ステップB8に
進み、逆走フラグがセットされた料金所と同じ場所か否
かの判断を行なう。同じ場所である場合には、時間デー
タ格納レジスタ32に格納されている現時刻T0 から前
回の通信時刻、つまり、第2のアンテナ10と通信を行
なった時刻Ti を減算し、その結果が予め設定した所定
の時間より大きいか否かを判断する(ステップB9)。
即ち、前回の通信時刻から所定の時間を経過したか否か
を判断し、所定の時間を経過していなければ、第2のア
ンテナ10からの送信を無視、あるいは逆走フラグを返
信データとして地上機へ送信する(ステップB10)。
これにより地上機は、その後の課金処理を中止する。
【0028】また、ステップB9で所定の時間を経過し
ていると判断された場合は、車線1bから出て車線1a
に入り直した場合等が考えられるので、逆走フラグ格納
レジスタ31に格納されている逆走フラグを消去して課
金処理を実行する(ステップB11)。
【0029】また、車両2が上記第2のアンテナ10と
の通信を行なった後、第1のアンテナ9の通信領域を通
らずに次の課金対象領域4における第1のアンテナ11
の通信領域に達した場合には、上記ステップB8により
同一場所ではないと判断されるので、ステップB12に
進み、逆走フラグ格納レジスタ31に格納されている逆
走フラグを消去して課金処理を実行する。
【0030】上記のように車両2が反対車線における料
金所のアンテナの通信領域に進入した場合には、逆走フ
ラグ格納レジスタ31に逆走フラグを立てることによ
り、課金されてはならない車載機に対する課金を禁止す
ることができる。
【0031】なお、上記実施例では、ステップB8で同
一場所の判断を行なった後、ステップB9で前回の通信
時刻から所定の時間を経過していると判断した場合に、
逆走フラグ格納レジスタ31に格納されている逆走フラ
グを消去するようにしたが、タイマ26により所定の時
間が計時された場合に、他の条件に関係なく逆走フラグ
を消去するようにしてもよい。
【0032】また、上記実施例では、アンテナ9〜12
を道路1の上方に位置するようにガントリ5〜8に設置
した場合について説明したが、その他、例えばアンテナ
9〜12を道路1の側部に設置した場合においても、上
記実施例と同様にして実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、料
金収受設備のアンテナより場所情報、アンテナ番号情報
を送信し、車両に搭載された車載機は反対車線を走行し
ている逆走状態のときに逆走フラグを立てるようにした
ので、順方向に走行する車両に対しては正常な課金がで
き、反対車線を走行する車両に対しては課金を確実に禁
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る料金収受システムの概
略構成図。
【図2】同実施例における車載機の構成を示すブロック
図。
【図3】同実施例における車載機の通信処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】料金収受システムの概略構成図。
【図5】従来の車載機の構成を示すブロック図。
【図6】従来の車載機の通信処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】 1 道路 1a,1b 車線 2 車両 3,4 課金対象領域 5〜8 ガントリ 9,11 第1のアンテナ 10,12 第2のアンテナ 21 車載機 22 アンテナ 23 通信回路 24 CPU 25 ROM 26 タイマ 27 ICカードI/F回路 28 ICカード挿入部 31 逆走フラグ格納レジスタ 32 時間データ格納レジスタ 33 場所データ格納レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 公之 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特開 昭48−7191(JP,A) 特開 昭50−104999(JP,A) 特開 昭56−127562(JP,A) 特開 昭62−288993(JP,A) 特開 平5−2699(JP,A) 特開 平6−111179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/01 - 1/09 G01S 13/76 G07B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進行方向に沿って料金所近傍に
    定の間隔で設置された第1及び第2のアンテナと上記車
    両に搭載された車載機との間で無線通信を行ない、非接
    触で料金を収受する料金収受システムにおいて、 上記第1及び第2のアンテナからそれぞれ異なるアンテ
    ナ番号を含む情報を送信し、上記車載機側で上記アンテ
    ナからの送信信号を受信して先にどちらのアンテナの通
    信領域に進入したかをアンテナ番号により認識し、先に
    第1のアンテナの通信領域に進入したことを認識した場
    合に課金処理を実行し、先に第2のアンテナの通信領域
    に進入したことを認識した場合には上記第1及び第2の
    アンテナが対象とする車線とは異なる反対車線を走行し
    ていることを示す逆走フラグを立てて課金処理を禁止す
    ることを特徴とする料金収受システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の料金収受システムにおい
    て、車載機は、逆走フラグが立っている時間を計測する
    タイマを有し、逆走フラグが立てられた場合、上記タイ
    マにより一定時間を計測するか、異なった場所情報を有
    する料金所アンテナの通信領域に進入した際に、上記逆
    走フラグをクリアして通信可能状態とすることを特徴と
    する料金収受システム。
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