JP4937544B2 - エレベータ制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、ビルにおける火災発生時にエレベータに対する避難運転制御を実施するエレベータ制御システムに関するものである。
従来のエレベータ制御システムでは、ビル内で火災が発生すると、かごを避難階に移動させた後にエレベータの運転を停止させていた。しかし、近年のビルでは、防火区画技術等が向上しているため、火災発生階やその1階上の階を除く階では、火災の影響を受けることが少なく、エレベータの運転を継続することが可能となっている。このため、火災時に火災発生階と避難階との間で救出運転を実施する避難用エレベータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−16357号公報
しかし、上記のような従来の避難用エレベータでは、火災発生階を救出対象としているため、熱や煙等の影響でエレベータの運転が不可となった場合、階段による避難に切り替えなければならず、エレベータを避難に利用できる条件が限られていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、火災発生時にエレベータを利用した避難をより有効に実施することができるエレベータ制御システムを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ制御システムは、火災発生階を特定する情報に基づいてエレベータを利用した避難計画を立案し、避難計画に基づいて選択したエレベータ乗場の防火戸を閉鎖する指令を出力した後、避難計画に基づく避難運転の指令をエレベータ制御装置に出力するエレベータ管理装置を備えている。
この発明のエレベータ制御システムは、火災発生階を特定する情報に基づいてエレベータ利用避難計画を立案し、避難計画に基づいて選択した防火戸を閉鎖してから避難運転を行うので、火災による熱や煙の影響を切り離した上でエレベータを利用した避難をより有効に実施することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ制御システムが設置されたビルを示す説明図である。このビルは、地下階、1〜15階及び屋上階を有している。また、このビルには、低層ゾーンエレベータ1、中層ゾーンエレベータ2及び高層ゾーンエレベータ3が設置されている。
低層ゾーンエレベータ1は、低層エレベータかご4及び低層エレベータ制御装置5を有している。低層エレベータかご4は、1〜6階の各階に停止される。低層エレベータ制御装置5は、7階の低層エレベータ機械室6に設置されている。
中層ゾーンエレベータ2は、中層エレベータかご7及び中層エレベータ制御装置8を有している。中層エレベータかご7は、1階及び6〜10階の各階に停止され、2〜5階を通過する。中層エレベータ制御装置8は、11階の中層エレベータ機械室9に設置されている。
高層ゾーンエレベータ3は、高層エレベータかご10及び高層エレベータ制御装置11を有している。高層エレベータかご10は、1階及び10〜15階の各階に停止され、2〜9階を通過する。高層エレベータ制御装置11は、屋上階の高層エレベータ機械室12に設置されている。
各階の居室、通路、エレベータ乗場(乗降ロビー)14及び機械室6,9,12等には、それぞれ火災センサ13が設置されている。火災センサ13としては、例えば煙センサや温度センサ等が用いられている。
地下階には、防災管理装置15及びエレベータ管理装置16が設置されている。防災管理装置15には、火災センサ13からの火災検出信号が入力される。エレベータ管理装置16は、防災管理装置15からの情報に基づいてエレベータ制御装置5,8,11を制御する。
なお、図1は一例として12階に火災が発生した場合を示しており、この場合、6階及び10階が救出階(エレベータによる救出対象)であり、避難階(避難先)は1階(玄関階)である。また、このビルには、複数の非常階段(図示せず)が設けられている。
図2は図1のビルの12階の平面レイアウトを示す説明図であり、この例では4機の高層ゾーンエレベータ3が設置されている。各階のエレベータ乗場14には、エレベータ乗場14をその周囲の領域から防火上遮断する複数の防火戸17が設けられている。防災管理装置15は、センサ13からの信号に基づいて火災発生階を特定し、火災発生階及びその上方階のエレベータ乗場14の防火戸17を自動的に閉鎖する。
各階のエレベータ乗場14には、防火戸17を閉鎖させるための防火戸閉鎖装置18が設けられている。防火戸17には、防火戸17が閉鎖されたことを検出するための閉鎖確認スイッチ19が設けられている。
また、各階のエレベータ乗場14には、報知装置としての放送装置20及び表示装置21が設置されている。放送装置20としては、例えば既設のスピーカが利用される。表示装置21としては、例えば任意のメッセージや画像が表示可能な液晶ディスプレイ、又は所定のメッセージが付され点灯・消灯される表示灯が用いられる。
図3は図1のビルに設置されたエレベータ制御システムを示すブロック図である。火災センサ13、防火戸閉鎖装置18、閉鎖確認スイッチ19、放送装置20、表示装置21及びエレベータ管理装置16は、防災管理装置15に接続されている。エレベータ管理装置16には、低層エレベータ制御装置5、中層エレベータ制御装置8及び高層エレベータ制御装置11が接続されている。
エレベータ管理装置16は、マイクロコンピュータによって構成されている。また、エレベータ管理装置16は、通信手段22、避難計画立案手段23、閉鎖指令手段24、閉鎖確認手段25、放送表示手段26及び避難運転指令手段27を有している。各手段22〜27の機能は、エレベータ管理装置16を構成するマイクロコンピュータによって実現される。即ち、マイクロコンピュータには、各手段22〜27の機能を実現するためのプログラムが格納されている。
通信手段22は、外部との通信を行うための手段である。避難計画立案手段23は、防災管理装置15からの火災発生階を特定する情報に基づいて、エレベータ1〜3を利用した避難計画を立案する。閉鎖指令手段24は、避難計画立案手段23で立案された避難計画に基づいて、閉鎖すべき防火戸17に対応する防火戸閉鎖装置18に対する閉鎖指令を生成する。閉鎖指令は、防災管理装置15を介して防火戸閉鎖装置18に出力される。閉鎖確認手段25は、閉鎖確認スイッチ19からの信号に基づいて、閉鎖指令に対応した防火戸17が閉鎖されたかどうかを確認する。閉鎖確認スイッチ19からの信号は、防災管理装置15を介してエレベータ管理装置16に入力される。
放送表示手段26は、防火戸17が閉鎖されるエレベータ乗場14の放送装置20及び表示装置21に対するアナウンス指令及びメッセージ表示指令を生成する。これらのアナウンス指令及びメッセージ表示指令は、そのエレベータ乗場14からの退避を指示するためのものであり、エレベータ管理装置16から防災管理装置15を介して放送装置20及び表示装置21に出力される。
避難運転指令手段27は、選択された防火戸17の閉鎖が確認された後、避難計画立案手段23で立案された避難計画に応じてエレベータ制御装置5,8,11に対して運転指令(運転停止指令を含む)を出力する。
なお、エレベータ制御装置5,8,11及び防災管理装置15についても、それぞれ独立したコンピュータにより構成されている。
次に、動作について説明する。例えば、図1及び図2に示すように12階の居室で火災が発生し、火災センサ13により火災が検知されると、火災発生の確定情報が防災管理装置15からエレベータ管理装置16に入力される。これにより、エレベータ管理装置16は、周知の火災時管制運転を実施し、全てのエレベータ1〜3のかご4,7,10を避難階に帰着させる。
この後、避難計画立案手段23により、エレベータ1〜3を利用した避難計画が立案される。エレベータ利用避難では、各ゾーンの在館者が均等に階段避難を行うものとする。具体的には、高層ゾーン在館者は、エレベータ利用が可能であれば、中層ゾーン乗継階を救出階として、救出階まで階段避難を行った後にエレベータ利用避難を行う。また、中層ゾーン在館者は、エレベータ利用が可能であれば、低層ゾーン乗継階を救出階として救出階まで階段避難を行った後にエレベータ利用避難を行う。そして、低層ゾーン在館者は、避難階まで階段避難を行う。
図4は図3の避難計画立案手段23の動作を示すフローチャートである。避難計画立案手段23は、火災センサ13が動作したかどうかを監視している(ステップS1)。火災センサ13の動作が確認されると、動作階が高層ゾーンであるかどうかを判断する(ステップS2)。
火災センサ13の動作階が高層ゾーンであれば、避難運転可能なエレベータは、中層及び低層ゾーンエレベータ2,1であると判断し(ステップS3)、高層ゾーンエレベータ3の避難運転を禁止する(ステップS4)。そして、高層ゾーン在館者については、中層ゾーン乗継階を救出階として、中層ゾーンエレベータ2で避難させる計画を確定する(ステップS5)。また、中層ゾーン在館者については、低層ゾーン乗継階を救出階として、低層ゾーンエレベータ1で避難させる計画を確定する(ステップS6)。
火災センサ13の動作階が高層ゾーンでなければ、動作階が中層ゾーンであるかどうかを判断する(ステップS7)。火災センサ13の動作階が中層ゾーンであれば、避難運転可能なエレベータは、高層及び低層ゾーンエレベータ3,1であると判断し(ステップS8)、中層ゾーンエレベータ2の避難運転を禁止する(ステップS9)。そして、高層ゾーン在館者については、中層ゾーン乗継階を救出階として、高層ゾーンエレベータ3で避難させる計画を確定する(ステップS10)。また、中層ゾーン在館者については、低層ゾーン乗継階を救出階として、低層ゾーンエレベータ1で避難させる計画を確定する(ステップS11)。
火災センサ13の動作階が高層ゾーンでも中層ゾーンでもなければ、動作階は低層ゾーンであると判断し、避難運転可能なエレベータは、高層及び中層ゾーンエレベータ3,2であると判断し(ステップS12)、低層ゾーンエレベータ1の避難運転を禁止する(ステップS13)。そして、高層ゾーン在館者については、中層ゾーン乗継階を救出階として、高層ゾーンエレベータ3で避難させる計画を確定する(ステップS14)。また、中層ゾーン在館者については、低層ゾーン乗継階を救出階として、中層ゾーンエレベータ2で避難させる計画を確定する(ステップS15)。
避難計画の立案が完了すると、火災発生階から昇降路への煙の進入を防ぐために、火災発生階及びその1階上の階のエレベータ乗場14の防火戸17を閉鎖する。なお、火災発生階以外にどの階の防火戸17を閉鎖するかは、適宜選択することができる。例えば、火災発生階と同ゾーン内の火災発生階の上方階全てであってもよい。
防火戸17を閉鎖する場合、閉鎖対象となるエレベータ乗場14にいる人に対して防火戸17を閉鎖することを事前に予告し、エレベータ乗場14からの退避を促す。図5は図3の放送表示手段26の動作を示すフローチャートである。放送表示手段26は、避難計画の立案が完了したかどうかを監視している(ステップS21)。避難計画の立案が完了していれば、高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されているかどうかを確認する(ステップS22)。
高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されている場合、高層ゾーンの対象階(防火戸17を閉鎖する階)に設けられた放送装置20及び表示装置21に放送表示指令を出力する。これにより、「防火戸を閉鎖するので乗降ロビーから出て下さい」等のアナウンスが放送装置20から放送されるとともに、「乗降ロビー防火戸閉鎖」等のメッセージが表示装置21により表示される。放送や表示の内容は、適宜設定可能である。
また、高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されていなければ、中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されているかどうかを確認する(ステップS24)。中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されている場合、中層ゾーンの対象階に設けられた放送装置20及び表示装置21に放送表示指令を出力する(ステップS25)。
さらに、高層ゾーンエレベータ3及び中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されていなければ、低層ゾーンエレベータ1の避難運転が禁止されていると判断し、低層ゾーンの対象階に設けられた放送装置20及び表示装置21に放送表示指令を出力する(ステップS26)。
放送表示指令が出力されると、所定時間経過するのを待って(ステップS27)、防火戸17の閉鎖を許可する。放送表示指令が出力されてから防火戸17の閉鎖を許可するまでの時間は、利用者がエレベータ乗場14から退避するのに十分な時間に設定される。
次に、図6は図3の閉鎖指令手段24の動作を示すフローチャートである。閉鎖指令手段24は、避難計画の立案が完了したかどうかを監視している(ステップS31)。避難計画の立案が完了していれば、高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されているかどうかを確認する(ステップS32)。高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されている場合、放送表示手段26により防火戸17の閉鎖が許可されるのを待って(ステップS33)、高層ゾーンの対象となる防火戸17を閉鎖する指令を出力する(ステップS34)。
また、高層ゾーンエレベータ3の避難運転が禁止されていなければ、中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されているかどうかを確認する(ステップS35)。中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されている場合、放送表示手段26により防火戸17の閉鎖が許可されるのを待って(ステップS36)、中層ゾーンの対象となる防火戸17を閉鎖する指令を出力する(ステップS37)。
さらに、高層ゾーンエレベータ3及び中層ゾーンエレベータ2の避難運転が禁止されていなければ、低層ゾーンエレベータ1の避難運転が禁止されていると判断し、放送表示手段26により防火戸17の閉鎖が許可されるのを待って(ステップS38)、低層ゾーンの対象となる防火戸17を閉鎖する指令を出力する(ステップS39)。
次に、図7は図3の閉鎖確認手段25の動作を示すフローチャートである。閉鎖確認手段25は、防火戸閉鎖指令が出力されたかどうかを監視している(ステップS41)。防火戸閉鎖指令が出力済みであると、閉鎖指令の対象が高層ゾーンの防火戸17であるかどうかを判断する(ステップS42)。閉鎖指令の対象が高層ゾーンの防火戸17である場合、対応する閉鎖確認スイッチ19が動作したかどうかを確認する(ステップS43)。
そして、対応する全ての閉鎖確認スイッチ19が動作していれば、中層及び低層ゾーンエレベータ2,1の避難運転を許可する(ステップS44)。また、対応する閉鎖確認スイッチ19が1つでも動作していなければ、何等かの理由により防火戸17が適正に閉鎖されていないと判断し、閉鎖確認スイッチ19の動作が確認されるまで、中層及び低層ゾーンエレベータ2,1の避難運転を禁止する(ステップS45)。
閉鎖指令の対象が高層ゾーンの防火戸17でない場合、閉鎖指令の対象が中層ゾーンの防火戸17であるかどうかを判断する(ステップS46)。そして、対応する閉鎖確認スイッチ19が動作したかに応じて、高層及び低層ゾーンエレベータ3,1の避難運転を許可又は禁止する(ステップS47〜49)。
閉鎖指令の対象が高層ゾーン及び中層ゾーンの防火戸17でない場合、閉鎖指令の対象は低層ゾーンの防火戸17であると判断し、対応する閉鎖確認スイッチ19が動作したかに応じて、高層及び中層ゾーンエレベータ3,2の避難運転を許可又は禁止する(ステップS50〜52)。
図8は図3の避難運転指令手段27の動作を示すフローチャートである。避難運転指令手段27は、避難計画立案手段23による避難計画の立案は完了したか(ステップS61)、放送表示手段26により防火戸17の閉鎖は許可されたか(ステップS62)、閉鎖確認手段25により防火戸17の閉鎖指令は出力されたか(ステップS63)、閉鎖確認手段25により避難運転が許可されたか(ステップS64)を順に確認した上で、避難計画に基づくエレベータ1〜3の避難運転の指令をエレベータ制御装置5,8,11に出力する(ステップS65)。
このようなエレベータ制御システムでは、火災発生階を特定する情報に基づいてエレベータ利用避難計画を立案し、避難計画に基づいて選択した防火戸17を閉鎖してから避難運転を行うので、火災による熱や煙の影響を切り離した上でエレベータを利用した避難をより有効に実施することができる。即ち、火災発生階を含む対象階のエレベータ乗場14の防火戸17を閉鎖してから避難運転を行うので、火災の影響を受けずに避難運転を効率的に実施することができる。
また、エレベータ管理装置16は、防火戸17の閉鎖を確認する信号を受けた後に避難運転の指令を出力するので、火災による熱や煙の影響をより確実に防ぐことができる。
さらに、エレベータ管理装置16は、放送装置20や表示装置21により防火戸17を閉鎖する旨の予告を行ってから所定時間後に防火戸17を閉鎖する指令を出力するので、閉鎖されるエレベータ乗場14にいる利用者をより確実かつ速やかに退避させることができる。
なお、ここで言う防火戸とは、火災による炎や煙を遮断する装置であり、例えば防火シャッタ等を含むものである。
また、上記の例では、エレベータ管理装置16とビルに設置された機器との間の信号の送受信は、防災管理装置15を介して行ったが、防災管理装置15を介さずに直接行ってもよい。
さらに、上記の例では、エレベータ管理装置16の機能を1つのコンピュータにより実現したが、機能を複数のコンピュータに分散して実行させてもよい。
さらにまた、避難運転計画の内容は上記の例に限定されるものではなく、ビルの構造やエレベータの配置等に応じて種々の変更が可能である。例えば、避難階は玄関階に限定されるものでなく、救出階も乗継階に限定されるものではない。
また、上記の避難運転計画では、火災階を含むゾーンのエレベータを停止させたが、火災情報から、火災階を含むゾーンのエレベータを運転させることも容易に実施できる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ制御システムが設置されたビルを示す説明図である。 図1のビルの12階の平面レイアウトを示す説明図である。 図1のビルに設置されたエレベータ制御システムを示すブロック図である。 図3の避難計画立案手段の動作を示すフローチャートである。 図3の放送表示手段の動作を示すフローチャートである。 図3の閉鎖指令手段の動作を示すフローチャートである。 図3の閉鎖確認手段の動作を示すフローチャートである。 図3の避難運転指令手段の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
5 低層エレベータ制御装置、8 中層エレベータ制御装置、11 高層エレベータ制御装置、16 エレベータ管理装置、19 閉鎖確認スイッチ、20 放送装置(報知装置)、21 表示装置(報知装置)。

Claims (6)

  1. 火災発生階を特定する情報に基づいてエレベータを利用した避難計画を立案し、上記避難計画に基づいて選択したエレベータ乗場の防火戸を閉鎖する指令を出力した後、上記避難計画に基づく避難運転の指令をエレベータ制御装置に出力するエレベータ管理装置
    を備えていることを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 上記エレベータ管理装置は、上記防火戸の閉鎖を確認する信号を受けた後に避難運転の指令を出力することを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  3. 上記エレベータ管理装置は、上記防火戸の閉鎖により動作する閉鎖確認スイッチからの信号に基づいて上記防火戸の閉鎖を確認することを特徴とする請求項2記載のエレベータ制御システム。
  4. 上記エレベータ管理装置は、上記エレベータ乗場に設けられた報知装置により上記防火戸を閉鎖する旨の予告を行ってから所定時間後に上記防火戸を閉鎖する指令を出力する請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータ制御システム。
  5. 上記エレベータ管理装置は、上記防火戸を閉鎖する指令を防災管理装置に出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ制御システム。
  6. 上記エレベータ管理装置は、上記避難計画に基づいて、火災発生階及びその1階上の階のエレベータ乗場の防火戸を閉鎖する指令を出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータ制御システム。
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