JP4929222B2 - トランスミッション - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに接続された主入力軸の駆動力を、第1、第2クラッチを介して第1、第2副入力軸に選択的に配分する、いわゆるツインクラッチ型のトランスミッションに関する。
奇数変速段の確立時に回転する第1副入力軸と、偶数変速段の確立時に回転する第2副入力軸とを、2個のクラッチを介して主入力軸に選択的に接続する、いわゆるツインクラット型のオートマチックトランスミッションが、下記特許文献1および下記特許文献2により公知である。
特開2006−312445号公報 特許第3620230号公報
ところで上記従来のものは、出力軸に設けられて第1副入力軸あるいは第2副入力軸のドライブギヤに噛合するドリブンギヤが、各変速段で殆ど共有化されていないため(特許文献1のものでは共有ギヤ0個、特許文献2のものでは共有ギヤ1個)、ギヤの数が増加してトランスミッションの小型化および軽量化を困難にする問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ツインクラッチ型のトランスミッションの小型化を図って車両への搭載性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンの駆動力が入力される主入力軸と、前記主入力軸と同軸上に配置され、該主入力軸に第1クラッチを介して選択的に結合される第1副入力軸と、前記主入力軸と平行に配置され、該主入力軸に第2クラッチを介して選択的に結合される第2副入力軸と、前記主入力軸と平行に配置されて駆動輪に駆動力を伝達する出力軸と、前記第1副入力軸上に配置され、同期装置を介して該第1副入力軸に選択的に結合される複数のギヤよりなる第1ギヤ群と、前記第2副入力軸上に配置され、同期装置を介して該第2副入力軸に選択的に結合される複数のギヤよりなる第2ギヤ群と、前記出力軸に固定されて前記第1ギヤ群のギヤおよび前記第2ギヤ群のギヤに噛合する複数のギヤよりなる第3ギヤ群と、前記第1副入力軸上に配置された前進最低段ドライブギヤと、前記出力軸上に配置されて前記前進最低段ドライブギヤに噛合する前進最低段ドリブンギヤと、前記主入力軸と平行に配置されるアイドル軸とを備え、前記前進最低段ドライブギヤおよび前進最低段ドリブンギヤのうち、その一方をそれが配置される軸上に固定し、その他方をそれが配置される軸対して係脱自在とし、前記アイドル軸上に、駆動力を前記第2クラッチから前記第2副入力軸に伝達するアイドルギヤおよびリバースギヤの一方を相対回転自在に支持して他方を固定し、前記第1ギヤ群のギヤおよび前記第2ギヤ群のギヤの各々は、前記第3ギヤ群のギヤを共用し、かつ前記リバースギヤが前記第3ギヤ群のギヤの何れかを共用していることを特徴とするトランスミッションが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記前進最低段ドリブンギヤは、前記出力軸上にワンウェイクラッチを介して支持されることを特徴とするトランスミッションが提案される。
尚、実施の形態の1速ドライブギヤ31は本発明の前進最低段ドライブギヤに対応し、1速ドリブンギヤ42は本発明の前進最低段ドリブンギヤに対応し、実施の形態の3速ドライブギヤ32、5速ドライブギヤ33、7速ドライブギヤ34、2速ドライブギヤ37、4速ドライブギヤ28、6速ドライブギヤ39、2速−3速−リバースドリブンギヤ44、4速−5速ドリブンギヤ45および6速−7速ドリブンギヤ46は本発明のギヤに対応し、実施の形態の第1同期装置35、第2同期装置36、第3同期装置40および第4同期装置41は本発明の同期装置に対応する。
請求項1の構成によれば、主入力軸の駆動力が第1クラッチを介して伝達される第1副入力軸上に設けた第1ギヤ群の各々のギヤと、主入力軸の駆動力が第2クラッチを介して伝達される第2副入力軸上に設けた第2ギヤ群の各々のギヤとが、前進最低段を除いて、出力軸上に設けた第3ギヤ群のギヤを共用しており、かつリバースギヤが第3ギヤ群のギヤの何れかを共用しているので、ギヤの共有化による部品点数の削減およびトランスミッションの小型・軽量化が可能になる。しかも主入力軸と平行に配置したアイドル軸上に、駆動力を第2クラッチから第2副入力軸に伝達するアイドルギヤおよびリバースギヤの一方を相対回転自在に支持して他方を固定したので、アイドルギヤあるいはリバースギヤの歯数の選択により第1副入力軸および第2副入力軸の回転数比を任意に設定することができるだけでなく、アイドル軸上にアイドルギヤおよびリバースギヤの両方を支持してトランスミッションの更なる小型化に寄与することができる。
また請求項2の構成によれば、第1副入力軸上に固定した前進最低段ドライブギヤを、出力軸上にワンウェイクラッチを介して支持した前進最低段ドリブンギヤに噛合させたので、同期装置を必要とせずに前進最低段を確立することが可能となり、トランスミッションの大型化を回避しながら前進変速段数を増加させることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の実施の形態を示すもので、図1はトランスミッションのスケルトン図、図2は1速変速段の確立状態を示す図、図3は2速変速段の確立状態を示す図、図4は3速変速段の確立状態を示す図、図5は4速変速段の確立状態を示す図、図6は5速変速段の確立状態を示す図、図7は6速変速段の確立状態を示す図、図8は7速変速段の確立状態を示す図、図9はリバース変速段の確立状態を示す図である。
図1に示すように、前進7速、後進1速のオートマチックトランスミッションMは、エンジンEのクランクシャフト11にトルクコンバータTを介して同軸に接続された主入力軸12と、主入力軸12と同軸に配置された第1副入力軸13と、主入力軸12と平行に配置された第2副入力軸14と、主入力軸12と平行に配置されたアイドル軸15と、主入力軸12と平行に配置された出力軸16とを備える。
第1副入力軸13に固設したアイドルドライブギヤ17はアイドル軸15に固設したアイドルギヤ18に噛合し、アイドルギヤ18は第2副入力軸14に固設したアイドルドリブンギヤ19に噛合する。また出力軸16に固設したファイナルドライブギヤ20はディファレンシャルギヤ21のファイナルドリブンギヤ22に噛合し、ディファレンシャルギヤ21は左右のドライブシャフト23,23を介して左右の車輪W,Wに接続される。
湿式多板クラッチよりなる第1クラッチ24を締結すると、主入力軸12の駆動力は第1副入力軸13に直接伝達される。また湿式多板クラッチよりなる第2クラッチ25を締結すると、主入力軸12の駆動力はアイドルドライブギヤ17、アイドルギヤ18およびアイドルドリブンギヤ19を介して第2副入力軸14に伝達される。従って、一体化された第1、第2クラッチ24,25を選択的に締結することにより、主入力軸12の駆動力を第1、第2副入力軸13,14に選択的に、かつ同方向に伝達することができる。
第1副入力軸13には、1速ドライブギヤ31が固設されるとともに、3速ドライブギヤ32、5速ドライブギヤ33および7速ドライブギヤ34が、各々独立して相対回転自在に支持されており、3速ドライブギヤ32および5速ドライブギヤ33は第1同期装置35で第1副入力軸13に選択的に結合可能であり、また7速ドライブギヤ34は第2同期装置36で第1副入力軸13に結合可能である。
一方、第2副入力軸14には、2速ドライブギヤ37、4速ドライブギヤ38および6速ドライブギヤ39が、各々独立して相対回転自在に支持されており、2速ドライブギヤ37および4速ドライブギヤ38は第3同期装置40で第2副入力軸14に選択的に結合可能であり、また6速ドライブギヤ39は第4同期装置41で第2副入力軸14に結合可能である。
また出力軸16には、1速ドリブンギヤ42がワンウェイクラッチ43を介して支持されるとともに、2速−3速−リバースドリブンギヤ44と、4速−5速ドリブンギヤ45と、6速−7速ドリブンギヤ46とが固設される。1速ドリブンギヤ42は第1副入力軸13に固設した1速ドライブギヤ31に噛合し、2速−3速−リバースドリブンギヤ44は第2副入力軸14に相対回転自在に支持した2速ドライブギヤ37と、第1副入力軸13に相対回転自在に支持した3速ドライブギヤ32と、アイドル軸15に相対回転自在に支持したリバースギヤ47とに噛合する。リバースギヤ47はドグクラッチ48を介してアイドル軸15に結合可能である。
尚、本実施の形態のトランスミッションはオートマチックトランスミッションMであるため、第1〜第4同期装置35,36,40,41およびドグクラッチ48は、電子制御される図示せぬアクチュエータによって作動する。
次に、上記構成を備えたオートマチックトランスミッションMの1速〜7速変速段およびリバース変速段の確立について説明する。
図2に示すように、1速変速段の確立時には、第1〜第4同期装置35,36,40,41およびドグクラッチ48の全てが非係合の状態で、第1クラッチ24が係合して主入力軸12を第1副入力軸13に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第1クラッチ24→第1副入力軸13→1速ドライブギヤ31→1速ドリブンギヤ42→ワンウェイクラッチ43→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図3に示すように、2速変速段の確立時には、第2クラッチ25が係合して主入力軸12をアイドルドライブギヤ17に結合するとともに、第3同期装置40により2速ドライブギヤ37を第2副入力軸14に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第2クラッチ25→アイドルドライブギヤ17→アイドルギヤ18→アイドルドリブンギヤ19→第2副入力軸14→第3同期装置40→2速ドライブギヤ37→2速−3速−リバースドリブンギヤ44→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図4に示すように、3速変速段の確立時には、第1クラッチ24が係合して主入力軸12を第1副入力軸13に結合するとともに、第1同期装置35により3速ドライブギヤ32を第1副入力軸13に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第1クラッチ24→第1副入力軸13→第1同期装置35→3速ドライブギヤ32→2速−3速−リバースドリブンギヤ44→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図5に示すように、4速変速段の確立時には、第2クラッチ25が係合して主入力軸12をアイドルドライブギヤ17に結合するとともに、第3同期装置40により4速ドライブギヤ38を第2副入力軸14に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第2クラッチ25→アイドルドライブギヤ17→アイドルギヤ18→アイドルドリブンギヤ19→第2副入力軸14→第3同期装置40→4速ドライブギヤ38→4速−5速ドリブンギヤ45→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図6に示すように、5速変速段の確立時には、第1クラッチ24が係合して主入力軸12を第1副入力軸13に結合するとともに、第1同期装置35により5速ドライブギヤ33を第1副入力軸13に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第1クラッチ24→第1副入力軸13→第1同期装置35→5速ドライブギヤ33→4速−5速ドリブンギヤ45→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図7に示すように、6速変速段の確立時には、第2クラッチ25が係合して主入力軸12をアイドルドライブギヤ17に結合するとともに、第4同期装置41により6速ドライブギヤ39を第2副入力軸14に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第2クラッチ25→アイドルドライブギヤ17→アイドルギヤ18→アイドルドリブンギヤ19→第2副入力軸14→第4同期装置41→6速ドライブギヤ39→6速−7速ドリブンギヤ46→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図8に示すように、7速変速段の確立時には、第1クラッチ24が係合して主入力軸12を第1副入力軸13に結合するとともに、第2同期装置36により7速ドライブギヤ34を第1副入力軸13に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第1クラッチ24→第1副入力軸13→第2同期装置36→7速ドライブギヤ34→6速−7速ドリブンギヤ46→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに伝達される。
図9に示すように、リバース速変速段の確立時には、第2クラッチ25が係合して主入力軸12をアイドルドライブギヤ17に結合するとともに、ドグクラッチ48によりリバースギヤ47をアイドル軸15に結合する。この状態では、エンジンEの駆動力がトルクコンバータT→主入力軸12→第2クラッチ25→アイドルドライブギヤ17→アイドルギヤ18→アイドル軸15→リバースギヤ47→2速−3速−リバースドリブンギヤ44→出力軸16→ファイナルドライブギヤ20→ファイナルドリブンギヤ22→ディファレンシャルギヤ21→ドライブシャフト23,23の経路で車輪W,Wに逆回転として伝達される。
ところで、3速、5速および7速変速段の確立時には第1クラッチ24が締結して第1副入力軸13が回転し、その回転が、3速変速段の確立時には3速ドライブギヤ32および2速−3速−リバースドリブンギヤ44を介して出力軸16に伝達され、5速変速段の確立時には5速ドライブギヤ33および4速−5速ドリブンギヤ45を介して出力軸16に伝達され、7速変速段の確立時には7速ドライブギヤ34および6速−7速ドリブンギヤ46を介して出力軸16に伝達される。このとき、第1副入力軸13から1速ドライブギヤ31、1速ドリブンギヤ42およびワンウェイクラッチ43を介して出力軸16に駆動力を伝達する経路が存在するが、1速ドリブンギヤ42の回転数よりも出力軸16の回転数の方が高いため、ワンウェイクラッチ43はスリップ状態に維持されて3速、5速および7速変速段の確立に支障は生じない。
2速、4速および6速変速段の確立時には第1クラッチ24が非締結になり、第1副入力軸13は主駆動軸12から切り離される。このとき、回転する出力軸16側からワンウェイクラッチ43を介して第1副入力軸13側に駆動力が逆伝達しようとしても、ワンウェイクラッチ43がスリップすることで前記駆動力の逆伝達は発生せず、第1副入力軸13の引きずりによるフリクションの増加が回避される。但し、リバース変速段の確立時には出力軸16が前進変速段の確立時と逆方向に回転するため、逆回転する出力軸16側からワンウェイクラッチ43を介して第1副入力軸13側に駆動力が逆伝達するが、リバース変速段が確立する時間は比較的に短く、よって第1副入力軸13の引きずりによるフリクションの増加は実用上問題にはならない。
以上のように、本実施の形態によれば、出力軸16に設けた2速−3速−リバースドリブンギヤ44を2速変速段、3速変速段およびリバース変速段の確立に共用し、出力軸16に設けた4速−5速ドリブンギヤ45を4速変速段および5速変速段の確立に共用し、出力軸16に設けた6速−7速ドリブンギヤ46を6速変速段および7速変速段の確立に共用するので、ギヤの共有化による部品点数の削減およびトランスミッションMの小型化が可能になる。
しかも第1副入力軸13上に固設した1速ドライブギヤ31を、出力軸16上にワンウェイクラッチ43を介して支持した1速ドリブンギヤ42に噛合させたので、同期装置を必要とせずに1速変速段を確立することが可能となり、トランスミッションMの大型化を回避しながら前進変速段数を増加させることができる。
またアイドル軸15上にアイドルギヤ18を固設し、主入力軸12の駆動力を第2クラッチ25、アイドルドライブギヤ17、アイドルギヤ18およびアイドルドリブンギヤ19を介して第2副入力軸14に伝達するので、アイドルドライブギヤ17、アイドルギヤ18およびアイドルドリブンギヤ19の歯数の選択により第1副入力軸13および第2副入力軸14の回転数比を任意に設定することができる。
また主入力軸12の駆動力を第2副入力軸14に伝達するためのアイドルギヤ18と、リバース変速段を確立するためのリバースギヤ47とを、共通のアイドル軸15を利用して支持したので、アイドルギヤ18およびリバースギヤ47をそれぞれ別個の軸に支持する場合に比べて、オートマチックトランスミッションMを小型化することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態のオートマチックトランスミッションMはトルクコンバータTを備えているが、軸方向の寸法の更なる小型化が要求される場合には、トルクコンバータTを廃止することも可能である。
また実施の形態ではオートマチックトランスミッションMを例示したが、トルクコンバータTの位置に自動化したマニュアルクラッチを設けても良い。
また実施の形態ではアイドル軸15上にアイドルギヤ18を固定してリバースギヤ47を相対回転自在に支持しているが、リバースギヤ47を固定してアイドルギヤ18を相対回転自在に支持しても良い。
また第1、第2クラッチ24,25を変速クラッチ以外に発進クラッチとして使用しても良い。
また第1、第2クラッチ24,25は湿式多板クラッチに限定されず、乾式クラッチであっても良い。
また1速ドリブンギヤ42をワンウェイクラッチ43で出力軸16に係脱する代わりに、1速ドライブギヤ31を第1副入力軸13に同期装置で係脱しても良い。
トランスミッションのスケルトン図 1速変速段の確立状態を示す図 2速変速段の確立状態を示す図 3速変速段の確立状態を示す図 4速変速段の確立状態を示す図 5速変速段の確立状態を示す図 6速変速段の確立状態を示す図 7速変速段の確立状態を示す図 リバース変速段の確立状態を示す図
符号の説明
12 主入力軸
13 第1副入力軸
14 第2副入力軸
15 アイドル軸
16 出力軸
18 アイドルギヤ
24 第1クラッチ
25 第2クラッチ
31 1速ドライブギヤ(前進最低段ドライブギヤ)
32 3速ドライブギヤ(ギヤ)
33 5速ドライブギヤ(ギヤ)
34 7速ドライブギヤ(ギヤ)
35 第1同期装置(同期装置)
36 第2同期装置(同期装置)
37 2速ドライブギヤ(ギヤ)
38 4速ドライブギヤ(ギヤ)
39 6速ドライブギヤ(ギヤ)
40 第3同期装置(同期装置)
41 第4同期装置(同期装置)
42 1速ドリブンギヤ(前進最低段ドリブンギヤ)
43 ワンウェイクラッチ
44 2速−3速−リバースドリブンギヤ(ギヤ)
45 4速−5速ドリブンギヤ(ギヤ)
46 6速−7速ドリブンギヤ(ギヤ)
47 リバースギヤ
E エンジン
W 駆動輪

Claims (2)

  1. エンジン(E)の駆動力が入力される主入力軸(12)と、
    前記主入力軸(12)と同軸上に配置され、該主入力軸(12)に第1クラッチ(24)を介して選択的に結合される第1副入力軸(13)と、
    前記主入力軸(12)と平行に配置され、該主入力軸(12)に第2クラッチ(25)を介して選択的に結合される第2副入力軸(14)と、
    前記主入力軸(12)と平行に配置されて駆動輪(W)に駆動力を伝達する出力軸(16)と、
    前記第1副入力軸(13)上に配置され、同期装置(35,36)を介して該第1副入力軸(13)に選択的に結合される複数のギヤ(32,33,34)よりなる第1ギヤ群と、
    前記第2副入力軸(14)上に配置され、同期装置(40,41)を介して該第2副入力軸(14)に選択的に結合される複数のギヤ(37,38,39)よりなる第2ギヤ群と、
    前記出力軸(16)上に固定されて前記第1ギヤ群のギヤ(32,33,34)および前記第2ギヤ群のギヤ(37,38,39)に噛合する複数のギヤ(44,45,46)よりなる第3ギヤ群と、
    前記第1副入力軸(13)上に配置された前進最低段ドライブギヤ(31)と、
    前記出力軸(16)上に配置されて前記前進最低段ドライブギヤ(31)に噛合する前進最低段ドリブンギヤ(42)と、
    前記主入力軸(12)と平行に配置されるアイドル軸(15)とを備え、
    前記前進最低段ドライブギヤ(31)および前進最低段ドリブンギヤ(42)のうち、その一方(31)をそれが配置される軸(13)上に固定し、その他方(42)をそれが配置される軸(13)に対して係脱自在とし、
    前記アイドル軸(15)上に、駆動力を前記第2クラッチ(25)から前記第2副入力軸(14)に伝達するアイドルギヤ(18)およびリバースギヤ(47)の一方を相対回転自在に支持して他方を固定し、
    前記第1ギヤ群のギヤ(32,33,34)および前記第2ギヤ群のギヤ(37,38,39)の各々は、前記第3ギヤ群のギヤ(44,45,46)を共用し、かつ前記リバースギヤ(47)が前記第3ギヤ群のギヤ(44,45,46)の何れかを共用していることを特徴とするトランスミッション。
  2. 前記前進最低段ドリブンギヤ(42)は、前記出力軸(16)上にワンウェイクラッチ(43)を介して支持されることを特徴とする、請求項1に記載のトランスミッション。
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