JP4926159B2 - 蒸発燃料処理装置及びそのパージ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料を貯留する燃料タンク内に発生する蒸発燃料を導入する第1連通路と、前記第1連通路に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと内燃機関の吸気通路とを連通する第2連通路と、前記キャニスタに吸着された前記蒸発燃料を、前記第2連通路を通って前記内燃機関にパージするパージ処理部とを備える蒸発燃料処理装置及びそのパージ方法に関する。
内燃機関に燃料を供給するために、燃料タンクが用いられている。この燃料タンク内では、燃料が気化した蒸発燃料(ベーパ)が発生しており、前記蒸発燃料が不要に大気に拡散することを阻止するため、キャニスタが設けられている。
キャニスタは、活性炭等の吸着材を充填しており、蒸発燃料を吸着捕集している。この捕集された蒸発燃料は、内燃機関が運転される際に、パージ通路を通って前記内燃機関の吸気通路にパージされている。これにより、キャニスタドレンからの蒸発燃料の破過(流出)を低減するように構成されている。
ところで、燃料タンクに燃料が給油された後、長期間にわたって内燃機関の運転が停止されることがある。特に、内燃機関とモータとを併用するハイブリッドシステムでは、前記モータによる走行のみが行われ、前記内燃機関の運転が長期間にわたって行われない場合がある。
その際、燃料タンク内には、多量の蒸発燃料が発生し易い一方、キャニスタからの蒸発燃料のパージ頻度が極端に少なくなる。このため、キャニスタで捕集しきれない蒸発燃料が、大気中に放出される場合がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示された発電機駆動用エンジンの制御装置が知られている。この特許文献1は、燃料タンクから燃料の供給を受けるエンジン及びこのエンジンの機械出力により駆動されて発電する発電機を有する電気自動車に搭載され、少なくともエンジンの動作を制御する制御装置において、エンジンが停止している状態で燃料タンク内の燃料ベーパの量を検出する手段と、検出されたベーパの量が第1の所定量を越えた場合にエンジンを起動させる手段と、エンジンが動作している状態で燃料タンク内の燃料ベーパの量を検出する手段と、検出されたベーパの量が第2の所定量以下となった場合にエンジンを停止させる手段と、を備え、第2の所定量が第1の所定量より小であることを特徴としている。
特開平06−233410号公報
ところで、内燃機関の駆動が長期間にわたって行われないと、時間の経過に伴ってキャニスタに吸着されている蒸発燃料が外部に漏れ易くなる。しかしながら、上記の特許文献1では、燃料タンク内の燃料ベーパ量を検出してパージ処理を行うだけであり、時間の経過に伴って発生するキャニスタからの破過を低減させることができないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、内燃機関が長期間にわたって停止した際、時間の経過に伴って発生し易いキャニスタからの破過を確実に阻止することが可能な蒸発燃料処理装置及びそのパージ方法を提供することを目的とする。
本発明は、燃料を貯留する燃料タンク内に発生する蒸発燃料を導入する第1連通路と、前記第1連通路に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと内燃機関の吸気通路とを連通する第2連通路と、前記キャニスタに吸着された前記蒸発燃料を、前記第2連通路を通って前記内燃機関にパージするパージ処理部とを備える蒸発燃料処理装置に関するものである。
この蒸発燃料処理装置は、燃料タンクに燃料が給油された際、前記給油によってキャニスタに吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する吸着量検出機構と、実際に内燃機関が停止されている状態で、前記キャニスタから前記内燃機関に前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタが破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する破過時間算出機構と、算出された前記時間に基づいて、パージ処理部によるパージ処理を行わせる制御機構とを備えている。
また、吸着量検出機構は、燃料タンクに給油された燃料の給油量を検出する給油量検出部を備え、検出された前記給油量に基づいて吸着量を検出することが好ましい。
さらに、吸着量検出機構は、燃料タンクに給油された際のキャニスタの温度変化を検出する温度変化検出部を備え、検出された前記温度変化に基づいて吸着量を検出することが好ましい。
さらにまた、本発明は、燃料を貯留する燃料タンク内に発生する蒸発燃料を導入する第1連通路と、前記第1連通路に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと内燃機関の吸気通路とを連通する第2連通路と、前記キャニスタに吸着された前記蒸発燃料を、前記第2連通路を通って前記内燃機関にパージするパージ処理部とを備える蒸発燃料処理装置のパージ方法に関するものである。
このパージ方法は、燃料タンクに燃料が給油された際、前記給油によってキャニスタに吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する工程と、実際に内燃機関が停止されている状態で、前記キャニスタから前記内燃機関に前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタが破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する工程と、算出された前記時間に基づいて、パージ処理部によるパージ処理を行わせる工程とを有している。
また、このパージ方法は、燃料タンクに給油された燃料の給油量を検出する工程と、検出された前記給油量に基づいて吸着量を検出する工程とを有することが好ましい。
さらに、このパージ方法は、燃料タンクに給油された際のキャニスタの温度変化を検出する工程と、検出された前記温度変化に基づいて吸着量を検出する工程とを有することが好ましい。
本発明では、給油により蒸発燃料を吸着したキャニスタが、時間の経過に伴って破過する前に、パージ処理を行うことができる。これにより、特にハイブリッドシステムにおいて、内燃機関が長期間にわたって停止した際、キャニスタからの破過を確実に阻止することが可能になる。
しかも、キャニスタの吸着状態を高精度に検出することができる。このため、内燃機関の運転時間を必要最小限に抑制することが可能になり、燃料消費を削減して経済的である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置が適用される燃料タンクシステム10の概略構成図である。燃料タンクシステム10は、特にエンジン(図示せず)とモータ(図示せず)とを併用するハイブリッドシステムに好適に採用される。
燃料タンクシステム10は、燃料Fを貯留する燃料タンク12と、前記燃料タンク12内の蒸発燃料(ベーパ)をフロート14から導入するベーパ通路(第1連通路)16と、前記ベーパ通路16に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタ18と、前記キャニスタ18を外気に連通させ、前記蒸発燃料がパージされる際に、該キャニスタ18に外部空気を導入するドレン通路20と、前記キャニスタ18に吸着された前記蒸発燃料を、エンジン駆動時にエンジン(図示せず)に連通する吸気通路に吸引(パージ)させるパージ通路(第2連通路)22と、ECU(電子制御ユニット)24とを備える。
燃料タンク12には、給油パイプ部材26の一端部が取り付けられる。給油パイプ部材26の他端部には、キャップ28が装着されるとともに、前記キャップ28の近傍から燃料タンク12の空間Sに臨んでブリーザパイプ30が設けられる。
燃料タンク12内には、この燃料タンク12に貯留される燃料Fをエンジンに供給するための燃料ポンプ32と、前記燃料タンク12に給油された前記燃料Fの給油量を検出する給油量検出部(例えば、フロート)34とが配置される。
キャニスタ18は、内部に活性炭等の吸着材(図示せず)が充填される。ベーパ通路16には、密閉弁36が配設される。ドレン通路20及びパージ通路22には、ドレン用制御弁38a及びパージ用制御弁38bが配設される。パージ用制御弁38bは、キャニスタ18に吸着された蒸発燃料を、内燃機関にパージするパージ処理部を構成する。
ECU24は、燃料タンク12に燃料Fが給油された際、前記給油によってキャニスタ18に吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する吸着量検出回路(吸着量検出機構)42と、前記キャニスタ18からエンジンに前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタ18が破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する破過時間算出回路(破過時間算出機構)44と、算出された前記時間に基づいて、エンジンを始動させ且つパージ用制御弁38bを開弁させてパージ処理を行わせる制御回路(制御機構)46とを備える。なお、制御回路46には、計時手段としてタイマ48が接続される。
吸着量検出回路42は、給油量検出部34を備え、この給油量検出部34を介して検出された給油量に基づいて、キャニスタ18により吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する。
制御回路46は、例えば、図2に示すように、給油量と吸着量との関係を予めマップとして、あるいは、計算式として有している。ここで、給油量がxであると、吸着量がyとなっている。但し、燃料タンク12が密閉タンクの場合、給油時に前記燃料タンク12内の圧抜きを行うため、実際には、該圧抜き分のべーパ量がキャニスタ18に流出して吸着されている。従って、密閉タンク等、給油時に圧抜きが必要な場合には、キャニスタ18に流出されるべーパ量による吸着量を、図2の関係から算出される吸着量yに加算して前記キャニスタ18の実質的な吸着量を算出することが好ましい。
また、制御回路46は、例えば、図3に示すように、吸着量とキャニスタ18の破過時間との関係及び破過の有無を予めマップとして、あるいは、計算式として有している。
ベーパ通路16、キャニスタ18、パージ通路22、パージ用制御弁38b、給油量検出部34及びECU24は、第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置50を構成する。
このように構成される燃料タンクシステム10の動作について、第1の実施形態に係るパージ方法との関連で、図4に示すフローチャートに沿って以下に説明する。
先ず、給油パイプ部材26の他端部に装着されているキャップ28が取り外され、前記給油パイプ部材26に燃料Fが注入される。このため、燃料Fは、燃料タンク12に給油され(ステップS1)、前記燃料タンク12内に所定量の前記燃料Fが貯留される。
燃料タンク12への給油が終了し、給油量検出部34を介して前記燃料タンク12内の給油量が検出される(ステップS2)。吸着量検出回路42は、図2に示す給油量と吸着量との関係から、給油量検出部34を介して検出された給油量に基づいて、キャニスタ18により吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する(ステップS3)。
次いで、検出された吸着量に基づいて、キャニスタ18に破過の可能性があると判断されると(ステップS4中、YES)、ステップS5に進んで、前記キャニスタ18の破過時間が算出される(図3参照)。制御回路46は、算出された破過時間×k(但し、k≦1)が計時されると(ステップS6中、YES)、ステップS7に進んで、パージ処理を行う。
このパージ処理では、図示しないエンジンが始動され、燃料ポンプ32を介して燃料タンク12に貯留されている燃料Fが、前記エンジンに供給される。一方、エンジンに空気が供給されることにより、吸気通路(図示せず)に負圧が発生し、キャニスタ18に捕集されている蒸発燃料は、パージ用制御弁38bの開弁作用下に、パージ通路22に吸引されてパージされる。
その際、ドレン用制御弁38aが開弁されることにより、ドレン通路20からキャニスタ18に外気が流入する。従って、キャニスタ18内に吸着されていた蒸発燃料は、流入された外気と混在して吸気通路にパージされる。
また、ステップS4において、検出された吸着量に基づいて、キャニスタ18に破過の可能性がないと判断されると(ステップS4中、NO)、パージ処理を行うことなく、終了される。
この場合、第1の実施形態では、燃料タンク12に給油することにより蒸発燃料を吸着したキャニスタ18が、時間の経過に伴って破過する前に、エンジンを始動させて前記キャニスタ18内の前記蒸発燃料をパージすることができる。これにより、特にハイブリッドシステムにおいて、エンジンが長期間にわたって停止した際、キャニスタ18からの破過を確実に阻止することが可能になるという効果が得られる。
しかも、キャニスタ18の吸着状態を高精度に検出することができる。このため、エンジンの運転時間を必要最小限に抑制することが可能になり、燃料消費を削減して経済的であるという利点がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るパージ方法を説明するフローチャートである。なお、図4に示す第1の実施形態に係るパージ方法と同様の工程については、その詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態では、燃料タンク12に給油された後(ステップS11)、キャニスタ18の破過時間が算出されるまでの工程(ステップS15)が、第1の実施形態のステップS1〜ステップS5と同様に行われる。
そして、キャニスタ18の破過時間が経過する前に、エンジンが始動された際(ステップS16中、NO)、ステップS12に戻って燃料タンク12内の給油量が検出される。さらに、残存する給油量に基づいて、キャニスタ18に破過の可能性があると判断されると(ステップS14中、YES)、ステップS15以降の処理が行われる。
このように、第2の実施形態では、キャニスタ18の破過時間が経過する前に、エンジンが始動された際、このエンジンの運転時間によって変動する前記キャニスタ18の吸着量の変動を考慮して、再度、前記キャニスタ18の破過時間を算出することができる。これにより、キャニスタ18の状態を一層精度よく検出することが可能になり、良好なパージ処理が確実に遂行されるという効果が得られる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る蒸発燃料処理装置が適用される燃料タンクシステム60の概略構成図である。なお、燃料タンクシステム60は、燃料タンクシステム10と同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料タンクシステム60は、ECU(電子制御ユニット)62を介して駆動制御される。ECU62は、燃料タンク12に燃料Fが給油された際、該給油によってキャニスタ18に吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する吸着量検出回路(吸着量検出機構)64と、前記キャニスタ18から内燃機関に前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタ18が破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する破過時間算出回路44と、算出された前記時間に基づいて、エンジンを始動させ且つパージ用制御弁38bを開弁させてパージ処理を行わせる制御回路46とを備える。
吸着量検出回路64は、燃料タンク12に給油された際のキャニスタ18の温度変化を検出する温度変化検出部、例えば、複数の温度センサT1〜T6を備える。各温度センサT1〜T6は、キャニスタ18内のエリア毎の温度変化を検出するために、前記キャニスタ18内の入口から出口に向かう流れ方向に沿って、順次、配設される。吸着量検出回路64は、検出された温度変化に基づいてキャニスタ18の吸着量を検出する。
制御回路46は、例えば、図7に示すように、温度センサT1〜T6の幾つまでが吸着した温度に到達したか否かを検出することにより、キャニスタ18内の吸着量を算出する。その際、各温度センサT1〜T6の検出温度と吸着量との関係は、図8に基づいて算出される。
ベーパ通路16、キャニスタ18、パージ通路22、パージ用制御弁38b、温度センサ66及びECU62は、第3の実施形態に係る蒸発燃料処理装置68を構成する。
このように構成される燃料タンクシステム60の動作について、第3の実施形態に係るパージ方法との関連で、図9に示すフローチャートに沿って以下に説明する。なお、図4に示す第1の実施形態に係るパージ方法と同様の工程については、その詳細な説明は省略する。
先ず、燃料タンク12に給油が行われると(ステップS21)、キャニスタ18に蒸発燃料が導入されるため、前記キャニスタ18は、前記蒸発燃料を吸着する。その際、キャニスタ18には、吸着による発熱が惹起し、各温度センサT1〜T6が前記キャニスタ18内のエリア毎の温度上昇を検出する。
吸着量検出回路42は、図7に示すように、温度センサT1〜T6の中、吸着した温度に到達したセンサ数、及び、図8に示すセンサ検出温度と吸着量との関係から、キャニスタ18により吸着される蒸発燃料の吸着量を検出する(ステップS23)。次いで、ステップS24以降の処理が行われる。
この場合、第3の実施形態では、燃料タンク12に給油することにより蒸発燃料を吸着したキャニスタ18が、時間の経過に伴って破過する前に、エンジンを始動させて前記キャニスタ18内の前記蒸発燃料をパージすることができ、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第3の実施形態では、上記の第2の実施形態と同様に、キャニスタ18の破過時間が経過する前に、エンジンが始動された際、このエンジンの運転時間によって変動する前記キャニスタ18の吸着量の変動を考慮して、再度、前記キャニスタ18の破過時間を算出することもできる。
本発明の第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置が適用される燃料タンクシステムの概略構成図である。 給油量と吸着量との関係図である。 吸着量と破過時間との関係図である。 本発明の第1の実施形態に係るパージ方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るパージ方法を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る蒸発燃料処理装置が適用される燃料タンクシステムの概略構成図である。 各温度センサの吸着時の到達温度と時間との関係図である。 各温度センサの検出温度と吸着量との関係図である。 本発明の第3の実施形態に係るパージ方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
10、60…燃料タンクシステム 12…燃料タンク
16…ベーパ通路 18…キャニスタ
20…ドレン通路 22…パージ通路
24、62…ECU 26…給油パイプ部材
32…燃料ポンプ 34…給油量検出部
36…密閉部 38a…ドレン用制御弁
38b…パージ用制御弁 42、64…吸着量検出回路
44…破過時間算出回路 46…制御回路
48…タイマ 50、68…蒸発燃料処理装置
T1〜T6…温度センサ

Claims (6)

  1. 燃料を貯留する燃料タンク内に発生する蒸発燃料を導入する第1連通路と、
    前記第1連通路に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記キャニスタと内燃機関の吸気通路とを連通する第2連通路と、
    前記キャニスタに吸着された前記蒸発燃料を、前記第2連通路を通って前記内燃機関にパージするパージ処理部と、
    を備える蒸発燃料処理装置であって、
    前記燃料タンクに前記燃料が給油された際、該給油によって前記キャニスタに吸着される前記蒸発燃料の吸着量を検出する吸着量検出機構と、
    実際に前記内燃機関が停止されている状態で、前記キャニスタから前記内燃機関に前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタが破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する破過時間算出機構と、
    算出された前記時間に基づいて、前記パージ処理部によるパージ処理を行わせる制御機構と、
    を備えることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1記載の蒸発燃料処理装置において、前記吸着量検出機構は、前記燃料タンクに給油された前記燃料の給油量を検出する給油量検出部を備え、
    検出された前記給油量に基づいて前記吸着量を検出することを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1記載の蒸発燃料処理装置において、前記吸着量検出機構は、前記燃料タンクに給油された際の前記キャニスタの温度変化を検出する温度変化検出部を備え、
    検出された前記温度変化に基づいて前記吸着量を検出することを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  4. 燃料を貯留する燃料タンク内に発生する蒸発燃料を導入する第1連通路と、
    前記第1連通路に接続され、前記蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
    前記キャニスタと内燃機関の吸気通路とを連通する第2連通路と、
    前記キャニスタに吸着された前記蒸発燃料を、前記第2連通路を通って前記内燃機関にパージするパージ処理部と、
    を備える蒸発燃料処理装置のパージ方法であって、
    前記燃料タンクに前記燃料が給油された際、該給油によって前記キャニスタに吸着される前記蒸発燃料の吸着量を検出する工程と、
    実際に前記内燃機関が停止されている状態で、前記キャニスタから前記内燃機関に前記蒸発燃料がパージされない場合に前記キャニスタが破過するまでの時間を、検出された前記吸着量に基づいて算出する工程と、
    算出された前記時間に基づいて、前記パージ処理部によるパージ処理を行わせる工程と、
    を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置のパージ方法。
  5. 請求項4記載のパージ方法において、前記燃料タンクに給油された前記燃料の給油量を検出する工程と、
    検出された前記給油量に基づいて前記吸着量を検出する工程と、
    を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置のパージ方法。
  6. 請求項4記載のパージ方法において、前記燃料タンクに給油された際の前記キャニスタの温度変化を検出する工程と、
    検出された前記温度変化に基づいて前記吸着量を検出する工程と、
    を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置のパージ方法。
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