JP4907974B2 - 産業機械用制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、リフトシリンダおよびチルトシリンダを備えたフォークリフトに最適な産業機械用制御装置に関する。
図3は、フォークリフト用の制御装置を示したもので、この図3に示した制御装置は、本出願人がすでに特許出願している特許文献1に記載された装置に、リフトシリンダ用のリリーフ弁31と、チルトシリンダ用のリリーフ弁32,33とを新たなに追加したもので、以下に、この制御装置を詳細に説明する。
御装置は、定吐出量形ポンプPにポンプ通路1を接続するとともに、このポンプ通路1は優先弁2の流入ポート3に連通させている。このようにした優先弁2は、その制御流ポート4をステアリング系回路5に接続し、余剰流ポート6を作業機系回路7に接続している。
そして、優先弁2はステアリング系回路5に制御流量Q1を優先的に供給し、この制御流量Q1以上の余剰流量Q2を作業機系回路7に供給するが、制御流量Q1は制御オリフィス8とスプリング9とによって決められる。すなわち、優先弁2は、その一方のパイロット室2aに制御オリフィス8の上流側の圧力を導き、他方のパイロット室2bに制御オリフィス8の下流側の圧力を導く構成にするとともに、他方のパイロット室2bにスプリング9を設けている。
このようにした優先弁2は、制御オリフィス8前後の差圧が、スプリング9のバネ力に等しくなるように作動する。言い換えると、制御オリフィス8前後の差圧を一定に保って、ステアリング系回路5に供給される制御流量Q1を常に一定に保つようにしている。そして、制御流量Q1以上の余剰流量Q2が流入ポート3に流入したときには、その余剰流量Q2を余剰流ポート6から流出するものである。
なお、図中符号10はダンパーオリフィスである。
さらに、優先弁2の余剰流ポート6に接続した作業機系回路7の供給通路11は、中立流路12とパラレル通路13とに分岐されている。このようにした作業機系回路7の最上流には、リフトシリンダ14を制御するリフト用制御弁15を接続し、このリフト用制御弁15の下流側に、チルトシリンダ16を制御するチルト用制御弁17を接続し、さらに、このチルト用制御弁17の下流側に、図示していないアタッチメント用アクチュエータを制御するアタッチメント用制御弁18を接続している。
そして、各制御弁15,17,18のそれぞれは、それらが図示の中立位置にあるとき、余剰流ポート6から流出した作動流体を、中立流路12を介してタンクTに還流させる。
上記のようにした中立流路12であって、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17との間に、言い換えると、チルト用制御弁17の上流側に第1制御絞り19を設け、この第1制御絞り19の上流側であってリフト用制御弁15の下流側における中立流路12に、ブリードオフ通路aを接続し、このブリードオフ通路aに第1流量制御弁20を設けている。
1流量制御弁20は、その一方のパイロット室20aを第1制御絞り19の上流側に接続し、他方のパイロット室20bを第1制御絞り19の下流側に接続するとともに、他方のパイロット室20bには、スプリング21を設けている。このようにした第1流量制御弁20は、それが開くことによって、中立流路12を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
上記のようにした第1流量制御弁20は、第1制御絞り19の開口径で決まる制御流量を一定に保ち、その制御流量以上の流量を、タンクTに還流させるものである。すなわち、第1制御絞り19に制御流量以上の流量が流れようとすると、それにともなって第1制御絞り19前後の差圧が大きくなる。そのために、第1流量制御弁20における一方のパイロット室20aの圧力が、他方のパイロット室20bの圧力よりも高くなるので、第1流量制御弁20は、スプリング21のばね力に抗して開弁し、第1制御絞り19を流れる流量を、常に、設定流量以下に保つ。
なお、第1制御絞り19を通過できる最大流量は、第1制御絞り19の開口径と、第1流量制御弁20のパイロット室20a,20bの受圧面積と、スプリング21のバネ力とを任意に設定することで、調整することができる。
さらに、リフト用制御弁15に通じる分岐通路23よりも下流側におけるパラレル通路13には、第2制御絞り24を設けるとともに、供給通路11に接続したブリードオフ通路bに第2流量制御弁25を設けている。この第2流量制御弁25は、その一方のパイロット室25aを第2制御絞り24の上流側に接続し、他方のパイロット室25bを第2制御絞り24の下流側に接続している。しかも、この他方のパイロット室25bには、スプリング26を設けている。このようにした第2流量制御弁25は、それが開くことによって、供給通路11を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。なお、スプリング26のばね力は、第1流量制御弁20に設けたスプリング21のばね力よりも弱くしている。
さらに、第2流量制御弁25の上流側にパイロット通路27を接続している。このパイロット通路27は、上記した各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあるとき、各制御弁15,17,18に設けられた通路を介してタンクTに連通する。しかも、各制御弁15,17,18が中立位置以外の位置に少しでも切り換えられると、このパイロット通路27は、即座に、タンクTとの連通が遮断される構成にしている。
また、リフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27に第1オリフィス28を設け、この第1オリフィス28の下流側を、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通している。言い換えると、他方のパイロット室25bは、第1オリフィス28の下流側において、パイロット通路27に連通している。さらに、この他方のパイロット室25bには第2制御絞り24の下流側に連通するパイロット分岐路29を接続し、このパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けている。したがって、この他方のパイロット室25bは、上記のようにパイロット通路27にも連通するし、第2制御絞り24の下流側におけるパラレル通路13にも連通することになる。
上記のようにした作業機系回路7の供給通路11には第1リリーフ弁31を接続するとともに、チルトシリンダ16のポート側に第2リリーフ弁32,33を接続している。そして、第1リリーフ弁31の設定圧を、第2リリーフ弁32,33の設定圧よりも高くしている。そして、第1リリーフ弁31は、リフトシリンダ14の最高圧を制御し、第2リリーフ弁32,33は、チルトシリンダ16の最高圧を制御するものである。
なお、アタッチメント用制御弁18側にも、第2リリーフ弁32,33と同様のリリーフ弁を設けてもよいもので、それを設けるか否かは、アタッチメント用のアクチュエータに求められる特性による。また、図中符号34はステアリング系回路5の最高圧を制御するPS用リリーフ弁である。
次に、上記従来の装置の作用を説明する。
今、定吐出量形ポンプPが回転してポンプ通路1に作動流体が供給されると、優先弁2が機能して、一定の制御流量Q1を、ステアリング系回路5に供給し、その制御流量Q1以上の余剰流量Q2を作業機系回路7に分流させる。
上記のように優先弁2から作業機系回路7に分流された作動流体は、供給通路11に供給されるが、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、この作動流体は中立流路12を流れる。中立流路12を流れる作動流体は、第1制御絞り19を経由してタンクTに導かれる。一方、各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあると、上記したようにパイロット通路27がタンクTに連通するので、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bには、第1オリフィス28の下流側の圧力すなわちタンク圧が作用することになる。このときの第2流量制御弁25の設定圧は、スプリング26のばね力だけで決まることになり、他方のパイロット室25bにパイロット圧が作用しているときよりも、その設定圧が低くなる。したがって、このときには、第2流量制御弁25が、第1制御絞り19の圧力損失分の圧力で開弁するアンロード弁として機能することになる。なお、このときに、供給通路11の圧力が、第1流量制御弁20の一方のパイロット室20aにも作用するが、上記したようにスプリング26のばね力の方が弱いので、第1流量制御弁20は閉弁状態を保つ。
また、リフト用制御弁15をわずかに切り換えるインチング制御をするときには、中立流路12と分岐通路23との両方に作動流体が流れることになる。ただし、上記のようにリフト用制御弁15をわずかとはいえ、それを切り換えれば、リフト用制御弁15でパイロット通路27が閉じられるので、他方のパイロット室25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用する。したがって、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなる。このように両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなれば、第2流量制御弁25はスプリング26のばね力の作用で開弁しなくなり、アンロード弁として機能しなくなる。そして、このときのリフトシリンダ14の最高圧は、第1リリーフ弁31の設定圧ということになる。
また、上記のようにリフト用制御弁15のインチング制御時には、中立流路12に制御流量以上の流量が流れることもある。このような場合には、上記したように第1制御絞り19前後の差圧が大きくなるので、第1流量制御弁20が開弁して、制御流量を超えた流量をタンクTに戻す。したがって、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18には、常に制御流量以下の流量しか流れない。
さらに、リフト用制御弁15を、図面左側位置である下げのポジションに切り換えると、リフトシリンダ14がタンクTに連通して自重で下降する。このときには、供給通路11が中立流路12に連通した状態を保つとともに、パイロット通路27もタンクTに連通した状態を保つので、すべての制御弁15,17,18を中立位置に保っている場合と同様に、第2流量制御弁25はアンロード弁として機能する。
また、チルト用制御弁17およびアタッチメント用制御弁18のそれぞれを中立位置に保持し、リフト用制御弁15を図面右側位置である上げポジションに切り換えれば、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断され、第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bには、リフトシリンダ14の負荷圧が作用することになる。したがって、第2流量制御弁25は、上記したと同様に、スプリング26のばね力によって閉弁状態を保つとともに、第1リリーフ弁31がリフトシリンダ14の最高圧を制御することになる。
一方、リフト用制御弁15を中立位置に保って、チルト用制御弁17とアタッチメント用制御弁18との双方、あるいはいずれか一方を、中立位置から切り換え位置に切り換えれば、それら制御弁17あるいは18によって、パイロット通路27が閉じられ、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断される。したがって、供給通路11に供給された作動流体は、第2制御絞り24を経由して、チルト用制御弁17あるいはアタッチメント用制御弁18に供給される。なお、上記のようにイロット通路27が閉じられるので、第1,2オリフィス28,30に流れる流体は、第2制御絞り24の下流側にて合流する。このとき、第2オリフィス30を流れる流体の圧力損失分の圧力が、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに作用し、第2流量制御弁25の設定圧を高くする。
したがって、第2制御絞り24の上流側の圧力が、第2流量制御弁25の一方のパイロット室25aに作用し、下流側の圧力が他方のパイロット室25bに作用する。第2流量制御弁25の両パイロット室25a,25bに上記のようなパイロット圧が作用すれば、第2流量制御弁25は、第2制御絞り24前後の差圧が一定になるように制御する。言い換えると、制御流量以上の流量が第2制御絞り24を流れようとすると、その制御流量以上の流量を、余剰流量としてタンクTに戻す。したがって、このときには、第2流量制御弁25が、アンロード弁としてではなく、ブリードオフ弁として機能することになる。
なお、上記の場合に、チルトシリンダ16の最高圧は、第2リリーフ弁32,33によって制御されることになる。
特願2005−127330号に係わる明細書
上記のようにした従来の装置では、リフトシリンダ14の最高圧を制御する第1リリーフ弁31と、チルトシリンダ16の最高圧を制御する第2リリーフ弁32,33とを別々に設けなければならなかったので、それらリリーフ弁の分だけ、装置全体としてコスト高になるという問題がった。
この発明の目的は、流量制御弁に、次の4つの機能、すなわち、アンロード弁としての機能、ブリードオフ弁としての機能、第1リリーフ弁としての機能および第2リリーフ弁としての機能を持たせて、装置の簡略化を図った装置を提供することである。
この発明は、次の構成を前提にするものである。すなわち、定吐出量形ポンプPと、この定吐出量形ポンプに接続した供給通路11と、この供給通路に接続した作業機系回路7とを備えている。そして、この作業機系回路7には、第1アクチュエータ用制御弁15と、この第1アクチュエータ用制御弁15の下流側に設けた第2アクチュエータ用制御弁17とを設ける。さらに、作業機系回路の各制御弁15,17が中立位置を保っているとき、定吐出量形ポンプPからの吐出流体が、各制御弁およびそれら制御弁15,17を接続する中立流路12を経由してタンクTに導かれる。第1アクチュエータ用制御弁15を中立位置以外の位置に切り換えたとき、定吐出量形ポンプからの吐出流体が第1アクチュエータ用制御弁15および第2アクチュエータ用制御弁17に供給される構成にした産業機械用制御装置を前提にする。
上記の装置を前提にしつつ、第1の発明は、次の構成要素を備えた点に特徴を有する。すなわち、第1アクチュエータ用制御弁15を介して第1アクチュエータ14に連通する分岐通路23と、
この分岐通路23よりも上流側における供給通路11に接続し、かつ、各制御弁15,17が中立位置にあるとき、それら各制御弁15、17を介してタンクに連通し、それら各制御弁15、17の切換位置に応じてタンクとの連通が遮断されるパイロット通路27と、
ラレル通路13に設けた制御絞り24と、
1アクチュエータ用制御弁15の上流側においてパイロット通路27から分岐し、制御絞り24の下流側におけるパラレル通路13に連通するパイロット分岐路29と、
イロット通路27に設けた第1オリフィス28と、
この第1オリフィス28よりも下流側におけるパイロット分岐路29に設けた第2オリフィス30と
給通路11をタンクに導く通路過程に設けるとともに、一対のパイロット室25a,25bを設け、一方のパイロット室25aを供給通路11に接続し、他方のパイロット室25bにスプリング26を設けるとともにこの他方のパイロット室25bを第1,2オリフィス間に連通させた第2流量制御弁25と、
第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通させた第1パイロット弁部35と、
第1,2アクチュエータ用制御弁間におけるパイロット通路を介して他方のパイロット室25bに連通させた第2パイロット弁部36と、を備えてなる産業機械用制御装置。
第2の発明は、上記産業機械制御装置を前提にしつつ、第2流量制御弁25は、ボディにアウターポペットを組み込むとともに、このアウターポペットにインナーポペットを摺動可能に組み込み、これら両ポペットの一方の端面を第2流量制御弁25の一方のパイロット室25aに臨ませ、他方の端面を第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに臨ませ、この他方のパイロット室25bに、第1,2パイロット弁部35、36を接続し、これら両パイロット弁部35、36の設定圧を異にした点に特徴を有する。
なお、この発明においては、第1,2アクチュエータ用制御弁以外に、他のアクチュエータ用制御弁を設けてもよい。要するに、作業機系回路の最上流に第1アクチュエータ用制御弁が接続され、この第1アクチュエータ用制御弁の下流側に第2アクチュエータ用制御弁が接続されている構成であれば、アクチュエータ用制御弁の数は問わない。
第1および第2の発明によれば、流量制御弁が多機能弁として機能する。すなわち、アンロード弁としての機能、ブリードオフ弁としての機能、第1リリーフ弁としての機能および第2リリーフ弁としての機能を発揮する。したがって、それらの機能を有する各バルブを個別に設ける場合よりも、コストを大幅に低減できる。
図1および図2に示した実施形態は、従来の第1リリーフ弁31および第2リリーフ弁32,33を省略して、第2流量制御弁25にそれらのリリーフ機能を持たせた点に最大の特徴を有する。すなわち、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに、第1パイロット弁部35を直接接続し、第2パイロット弁部36は、この発明の第1アクチュエータ用制御弁であるリフト用制御弁15を介して他方のパイロット室25bに連通させている。そして、第1パイロット弁部35の設定圧を、第2パイロット弁部36の設定圧よりも高くしている。したがって、両パイロット弁部35,36が、他方のパイロット室25bに同時に連通したときには、第2流量制御弁25は、設定圧が低い第2パイロット弁部36によって、リリーフ圧が制御されることになる。
上記のように第1,2パイロット弁部35,36が同時に他方のパイロット室25bに連通する場合とは、リフト用制御弁15を中立位置に保ち、この発明の第2アクチュエータ用制御弁であるチルト用制御弁17を中立位置以外の位置に切り換えた場合である。この場合には、パイロット通路27が、チルト用制御弁17によって、タンクTとの連通が断たれるので、チルト用制御弁17の上流側における両パイロット弁部35,36が、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに同時に連通することになる。
一方、リフト用制御弁15を切り換えた場合には、このリフト用制御弁15でパイロット通路27とタンクTとの連通が断たれるので、第1パイロット弁部35だけが他方のパイロット室25bに連通することになる。したがって、この場合に、第2流量制御弁25は、設定圧が高い第1パイロット弁部35によって、リリーフ圧が制御されることになる。
上記した点が、図3に示した従来の装置とこの実施形態との相違点であるが、以下には、従来と重複する部分も含めて、さらに詳細に説明する。
図1に示したこの実施形態の制御装置は、定吐出量形ポンプPにポンプ通路1を接続するとともに、このポンプ通路1は優先弁2を設けているが、この優先弁2の構成およびその機能は、従来とまったく同様なので、その詳細な説明は省略する。
先弁2の余剰流ポート6に接続した作業機系回路7の供給通路11は、中立流路12とパラレル通路13とに分岐されている。このようにした作業機系回路7の最上流には、リフトシリンダ14を制御するリフト用制御弁15を接続し、このリフト用制御弁15の下流側に、チルトシリンダ16を制御するチルト用制御弁17を接続し、さらに、このチルト用制御弁17の下流側に、図示していないアタッチメント用アクチュエータを制御するアタッチメント用制御弁18を接続している。
なお、リフト用制御弁15が、この発明の第1アクチュエータ用制御弁に相当し、チルト用制御弁17がこの発明の第2アクチュエータ用制御弁に相当する。そして、アタッチメント用制御弁18は、この発明において必須の構成要素ではないが、この発明においてそれらアタッチメント用制御弁を設けてもよいこと当然である。
そして、各制御弁15,17,18のそれぞれは、それらが図示の中立位置にあるとき、余剰流ポート6から流出した作動流体を、中立流路12を介してタンクTに還流させる。
上記のようにした中立流路12であって、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17との間に、言い換えると、チルト用制御弁17の上流側に第1制御絞り19を設け、この第1制御絞り19の上流側であってリフト用制御弁15の下流側における中立流路12に、ブリードオフ通路aを接続し、このブリードオフ通路aに第1流量制御弁20を設けている。
1流量制御弁20は、その一方のパイロット室20aを第1制御絞り19の上流側に接続し、他方のパイロット室20bを第1制御絞り19の下流側に接続するとともに、他方のパイロット室20bには、スプリング21を設けている。このようにした第1流量制御弁20は、それが開くことによって、中立流路12を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
上記のようにした第1流量制御弁20は、第1制御絞り19の開口径で決まる制御流量を一定に保ち、その制御流量以上の流量を、タンクTに還流させるものである。すなわち、第1制御絞り19に制御流量以上の流量が流れようとすると、それにともなって第1制御絞り19前後の差圧が大きくなる。そのために、第1流量制御弁20における一方のパイロット室20aの圧力が、他方のパイロット室20bの圧力よりも高くなり、第1流量制御弁20は、スプリング21のばね力に抗して開弁し、第1制御絞り19を流れる流量を、常に、設定流量以下に保つ。
なお、第1制御絞り19を通過できる最大流量は、第1制御絞り19の開口径と、第1流量制御弁20のパイロット室20a,20bの受圧面積と、スプリング21のバネ力とを任意に設定することによって、調整することができる。
さらに、リフト用制御弁15に通じる分岐通路23よりも下流側におけるパラレル通路13には、この発明の制御絞りである第2制御絞り24を設けるとともに、供給通路11に接続したブリードオフ通路bに、この発明の流量制御弁である第2流量制御弁25を設けている。この第2流量制御弁25は、その一方のパイロット室25aを第2制御絞り24の上流側に接続し、他方のパイロット室25bを第2制御絞り24の下流側に接続している。しかも、この他方のパイロット室25bには、スプリング26を設けている。このようにした第2流量制御弁25は、それが開くことによって、供給通路11を、タンク通路22を介してタンクTに連通させる。
さらに、第2流量制御弁25の上流側にパイロット通路27を接続している。このパイロット通路27は、上記した各制御弁15,17,18が図示の中立位置にあるとき、各制御弁15,17,18に設けられた通路を介してタンクTに連通する。しかも、各制御弁15,17,18が中立位置以外の位置に少しでも切り換えられると、このパイロット通路27は、即座に、タンクTとの連通が遮断される構成にしている。
また、リフト用制御弁15の上流側におけるパイロット通路27に第1オリフィス28を設け、この第1オリフィス28の下流側を、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通している。言い換えると、他方のパイロット室25bは、第1オリフィス28の下流側において、パイロット通路27に連通している。さらに、この他方のパイロット室25bには第2制御絞り24の下流側に連通するパイロット分岐路29を接続し、このパイロット分岐路29に第2オリフィス30を設けている。したがって、この他方のパイロット室25bは、上記のようにパイロット通路27にも連通するし、第2制御絞り24の下流側におけるパラレル通路13にも連通することになる。
なお、以上の構成の下における作用は、従来とまったく同じなので、この実施形態においては、従来と同様の作用の説明は省略する。
2流量制御弁25の他方のパイロット室25bには、第1パイロット弁部35を直接接続している。この第1パイロット弁部35は、パイロット通路27すなわち他方のパイロット室25bの圧力を制御するもので、他方のパイロット室25bの圧力が設定圧以上になったときに開弁して、その他方のパイロット室25bを、タンク通路22を介してタンクTに連通させるものである。したがって、他方のパイロット室25bの圧力が、第1パイロット弁部35で設定した圧力以上になると、第1パイロット弁部35が開いて、他方のパイロット室25bの圧力を下げ、第2流量制御弁25を開く。
また、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17との間におけるパイロット通路27には、第2パイロット弁部36を接続している。そして、リフト用制御弁15を中立位置に保つか、下げ位置に切り換え、チルト用制御弁17を中立位置以外に切り換えると、パイロット通路27がチルト用制御弁17によって閉じられる。したがって、この状態では、第1,2パイロット弁部35,36の両方が、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通することになる。
そして、第1パイロット弁部35の設定圧を第2パイロット弁部36の設定圧よりも高くしている。言い換えると、第2パイロット弁部36の設定圧の方が低いので、両パイロット弁部35,36が第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに連通したときには、第2パイロット弁部36の方が開いて、他方のパイロット室25bの圧力を下げ、第2流量制御弁25を開くことになる。
なお、図1の回路図における第1,2パイロット弁部35,36は、リリーフ弁と同じ記号で表現されているが、これら第1,2パイロット弁部35,36は、あくまでもパイロット通路27あるいはパイロット分岐通路29の圧力に応じて開弁するもので、パイロットリリーフ弁として機能するものである。
上記のようにした第2流量制御弁25および優先弁2の構成を具体的に示したのが、図2である。この図2からも明らかなように、バルブボディ37に優先弁2のスプール38を組み込んでいるが、このスプール38の一端を一方のパイロット室2aに臨ませ、他端を他方のパイロット室2bに臨ませている。そして、ポンプ通路1から流入した作動流体は、連通孔39からダンパーオリフィス10を経由して一方のパイロット室2aに導かれるとともに、制御オリフィス8を経由して他方のパイロット室2bにも導かれる。この他方のパイロット室2bに導かれた作動流体は、ステアリング系回路5に供給されるが、このとき制御オリフィス8前後に差圧が発生する。
そして、制御オリフィス8の上流側の圧力が一方のパイロット室2aに導かれ、下流側の圧力が他方のパイロット室2bに導かれる。したがって、スプール38が圧力バランスする位置まで移動し、ステアリング系回路5に常に一定の制御流量を供給する。一方、上記制御流量以上の余剰流量は、スプール38に形成した環状凹部40を経由して供給通路11側に供給されることになる。
この供給通路11には、第2流量制御弁25を設けているが、この第2流量制御弁25の具体的な構成は次の通りである。すなわち、バルブボディ37に、筒状のアウターポペット41を摺動可能に組み込むとともに、このアウターポペット41にインナーポペット42を摺動可能に組み込んでいる。そして、両ポペット41,42の一端を一方のパイロット室25aに臨ませ、他端を他方のパイロット室25bに臨ませるとともに、この他方のパイロット室25bに設けたスプリング26のばね力をインナーポペット42に作用させている。このバネ力の作用で、インナーポペット42は、その弁部42aを、通常は、アウターポペット41の内面に形成したシート部41bに圧接させる。
上記のようにインナーポペット42の弁部42aが、アウターポペット41のシート部41bに圧接しているときには、スプリング26のばね力がインナーポペット42を介してアウターポペット41にも作用するが、このバネ力の作用で、アウターポペット41は、その弁部41aをバルブボディ37に形成したシート部43に圧接する。
そして、インナーポペット42の弁部42aがシート部41bを閉じるとともに、アウターポペット41の弁部41aもシート部43を閉じている状態では、供給通路11とタンク通路22との連通が遮断される。そして、アウターポペット41がシート部43を開くと、供給通路11がタンク通路22に連通する。ただし、アウターポペット41でシート部43が閉じられていても、インナーポペット42がシート部41を開けば、供給通路11は、アウターポペット41に形成した通孔44を介して、タンク通路22に連通する。
さらに、シート部43の開口径は、他方のパイロット室25bにおけるアウターポペット41の直径よりも小さくしている。したがって、両パイロット室25a,25bの圧力が等しければ、アウターポペット41は、その受圧面積差によって閉弁状態を保つ。また、シート部41bの開口径は、他方のパイロット室25bにおけるインナーポペット42の直径よりも小さくしている。したがって、両パイロット室25a,25bの圧力が等しければ、インナーポペット42は、その受圧面積差とスプリング26のばね力とによって閉弁状態を保つ。そして、アウターポペット41の受圧面積差を、インナーポペット42の受圧面積差よりも大きくしている。さらに、インナーポペット42には第1オリフィス28を形成し、アウターポペット41には第2オリフィス30を形成している。
なお、図2に示すように第1パイロット弁部35は、他方のパイロット室25bに直接接続する一方、第2パイロット弁部36は、リフト用制御弁15を介して他方のパイロット室25bに連通している。
次に、第2流量制御弁25の4つの機能を詳しく説明するが、最初に、第2流量制御弁25がアンロード弁として機能する場合について説明する。第2流量制御弁25がアンロード弁として機能する場合には、上記した従来の場合とまったく同様である。すなわち、第2流量制御弁25がアンロード弁として機能するときには、各制御弁15、17,18のそれぞれが、中立位置にあるときである。各制御弁15、17,18のそれぞれが、中立位置にあるときには、パイロット通路27がタンクTに連通しているので、他方のパイロット室25bには圧力が立たない。したがって、スプリング26のばね力だけがアウターポペット41を閉じる力になる。
この状態で中立流路12に作動流体が流れれば、第1制御絞り19と第1オリフィス28とに流れが発生し、それらの圧力損失分の圧力が、一方のパイロット室25aに作用する。そして、この一方のパイロット室25aにおける作用力がスプリング26のばね力に打ち勝って、インナーポペット42とともにアウターポペット41を押し上げ、シート部43を開く。したがって、供給通路11の作動流体は、タンク通路22にアンロードされる。つまり、この場合には、第2流量制御弁25がアンロード弁として機能する。
一方、リフト用制御弁15を中立位置に保つか、あるいは下げ位置に切り換えるとともに、チルト用制御弁17を中立位置以外の位置に切り換えると、第2流量制御弁25は、チルトシリンダ16に対するブリードオフ弁として機能する。すなわち、チルト制御弁17を中立位置以外の位置に切り換えると、先ず、パイロット通路27とタンクTとの連通が遮断される。このようにパイロット通路27が閉じられるので、第1,2オリフィス28,30に流れる流体は、第2制御絞り24の下流側にて合流する。このとき、第2オリフィス30を流れる流体の圧力損失分の圧力が、第2流量制御弁25の他方のパイロット室25bに作用し、第2流量制御弁25の設定圧を高くする。しかも、このときには、供給通路11に供給された作動流体がチルトシリンダ16に供給される過程で、その作動流体が第2制御絞り24を通るので、この第2制御絞り24前後に差圧が発生する。
このようにして発生した差圧のうち、その上流側の圧力が一方のパイロット室25aに作用し、下流側の圧力が他方のパイロット室25bに作用する。したがって、このときには、第2流量制御弁25は、第2制御絞り24の前後の差圧を一定に保ちながら、チルトシリンダ16に供給される流量を一定に保つ制御をすることになる。つまり、この場合には、第2流量制御弁25がチルトシリンダ16に対するブリードオフ弁として機能する。なお、上記の場合に、アタッチメント用のアクチュエータに対してもブリードオフ弁として機能することになる。
次に、第2流量制御弁25が、リフトシリンダ14のリリーフ弁として機能する場合について説明する。先ず、リフト用制御弁15を上げ位置に切り換えると、パイロット通路27が閉じられ、供給通路11内のリフトシリンダ14の負荷圧が、一方のパイロット室25aに導かれるとともに、第1オリフィス28を介して他方のパイロット室25bにも導かれる。そして、他方のパイロット室25bに導かれた圧力は、第1パイロット弁部35にも作用することになる。
したがって、リフトシリンダ14の負荷圧が、第1パイロット弁部35の設定圧以下の場合には、第1パイロット弁部35が開弁しない。第1パイロット弁部35が開弁しなければ、図2に示す第1オリフィス28にも流れが発生しないので、両パイロット室25a,25bの圧力が、リフトシリンダ14の負荷圧に保たれる。言い換えると、両パイロット室25a,25bの圧力が等しくなる。このように両パイロット室25a,25bの圧力が等しければ、上記した受圧面積差とスプリング26とによって、第2流量制御弁25は閉弁状態を保つ。
上記の状態で、リフトシリンダ14の負荷圧が、第1パイロット弁部35で設定した圧力以上になると、第1パイロット弁部35が開いて、他方のパイロット室25bをタンクTに連通させる。したがって、このときには、第1オリフィス28に流れが発生して、その前後に圧力差が生じる。その結果、一方のパイロット室25aの圧力作用が、他方のパイロット室25bの圧力作用に打ち勝って、インナーポペット42をスプリング26に抗して移動し、シート部41bを開く。なお、このときには、他方のパイロット室25bの圧力が、第1パイロット弁部35の設定圧に保たれるが、この圧力作用とアウターポペット41の受圧面積差とによって、アウターポペット41は移動しない。言い換えると、この場合には、シート部41bのみが開いて、供給通路11側の作動流体をタンクTに戻すことになる。
そして、リフトシリンダ14の負荷圧が設定圧以下になれば、第1パイロット弁部35が再び閉じるので、シート部41bが閉じられる。したがって、この場合には、第2流量制御弁25が、リフトシリンダ14に対するリリーフ弁として機能することになる。
最後に、第2流量制御弁25が、チルトシリンダ16に対するリリーフ弁として機能する場合について説明する。なお、この場合には、リフト用制御弁15を、中立位置に保つか、あるいは下げ位置に切り換えていることが前提になる。このようにリフト用制御弁15を中立位置あるいは下げ位置に保って、チルト用制御弁17を中立位置以外の位置に切り換えると、パイロット通路27は、チルト用制御弁17の上流側において閉じられる。したがって、第2パイロット弁部36には、パイロット通路27を介して供給通路11側の圧力が作用する。
ただし、このときには、第1パイロット弁部35にも、供給通路11側の圧力が作用する。しかし、この場合には、第1,2パイロット弁部35,36がパラレルに接続された状態になるので、設定圧の低い第2パイロット弁部36が優先的に開弁することになり、チルトシリンダ16の負荷圧は、第2パイロット弁部36で設定した圧力以下に制御されることになる。言い換えると、この場合には、第2流量制御弁25がチルトシリンダ16の最高圧を制御するリリーフ弁として機能することになる。
なお、リフト用制御弁15とチルト用制御弁17とを同時に切り換えたときには、第2パイロット弁部36に通じるパイロット通路27が閉じられるので、第1パイロット弁部35で作業機系回路7の最高圧が制御されることになる。
いずれにしても、この実施形態によれば、第2流量制御弁25に、4つの機能を果たさせることができるので、それぞれの機能を備えたバルブを個別に設ける場合よりも、大幅なコストダウンを図ることができる。
この発明の実施形態を示す回路図である。 この発明の第2流量制御弁の実施形態を示す断面図である。 従来の産業機械用制御装置の回路図である。
P 定吐出量形ポンプ
7 作業機系回路
11 供給通路
12 中立流路
13 パラレル通路
15 第1アクチュエータ用制御弁であるリフト用制御弁
17 第2アクチュエータ用制御弁であるチルト用制御弁
19 第1制御絞り
T タンク
24 第2制御絞り
25 第2流量制御弁
25a 一方のパイロット室
25b 他方のパイロット室
27 パイロット通路
28 第1オリフィス
30 パイロット分岐路
35 第1パイロット弁部
36 第2パイロット弁部
41 アウターポペット
42 インナーポペット

Claims (2)

  1. 定吐出量形ポンプと、上記定吐出量形ポンプに接続した供給通路と、上記供給通路に接続した作業機系回路とを備え、上記作業機系回路には、第1アクチュエータ用制御弁と、上記第1アクチュエータ用制御弁の下流側に設けた第2アクチュエータ用制御弁とを設け、上記作業機系回路の各制御弁が中立位置を保っているとき、上記定吐出量形ポンプからの吐出流体が、上記各制御弁およびそれら制御弁を接続する中立流路を経由してタンクに導かれ、上記第1アクチュエータ用制御弁を中立位置以外の位置に切り換えたとき、上記定吐出量形ポンプからの吐出流体が上記第1アクチュエータ用制御弁および上記第2アクチュエータ用制御弁に供給される構成にした産業機械用制御装置において、
    上記第1アクチュエータ用制御弁を介して第1アクチュエータに連通する分岐通路と、
    上記分岐通路よりも上流側における上記供給通路に接続し、かつ、上記各制御弁が中立位置にあるとき、上記各制御弁を介して上記タンクに連通し、上記各制御弁の切換位置に応じて上記タンクとの連通が遮断されるパイロット通路と、
    パラレル通路に設けた制御絞りと、
    上記第1アクチュエータ用制御弁の上流側において上記パイロット通路から分岐し、制御絞りの下流側における上記パラレル通路に連通するパイロット分岐路と、
    上記パイロット通路に設けた第1オリフィスと、
    この第1オリフィスよりも下流側における上記パイロット分岐路に設けた第2オリフィスと、
    上記供給通路を上記タンクに導く通路過程に設けるとともに、一対のパイロット室を設け、上記一対のパイロット室うち一方のパイロット室を上記供給通路に接続し、他方のパイロット室にスプリングを設けるとともに上記他方のパイロット室を第1,2オリフィス間に連通させた流量制御弁と、
    上記流量制御弁の上記他方のパイロット室に連通させた第1パイロット弁部と、
    第1,2アクチュエータ用制御弁間におけるパイロット通路を介して上記他方のパイロット室に連通させた第2パイロット弁部と、を備えてなる産業機械用制御装置。

  2. 上記流量制御弁は、ボディにアウターポペットを組み込むとともに、上記アウターポペットにインナーポペットを摺動可能に組み込み、上記両ポペットの一方の端面を上記流量制御弁の上記一方のパイロット室に臨ませ、他方の端面を上記流量制御弁の上記他方のパイロット室に臨ませ、上記他方のパイロット室に、上記第1,2パイロット弁部を接続し、上記両パイロット弁部の設定圧を異にした請求項1記載の産業機械用制御装置。
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