JP2002327706A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JP2002327706A
JP2002327706A JP2001131709A JP2001131709A JP2002327706A JP 2002327706 A JP2002327706 A JP 2002327706A JP 2001131709 A JP2001131709 A JP 2001131709A JP 2001131709 A JP2001131709 A JP 2001131709A JP 2002327706 A JP2002327706 A JP 2002327706A
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hydraulic
pressure
oil
spool
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Atsushi Fujii
篤 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばリフトコントロールバルブによってフ
ォークの下降速度を調節できる油圧制御装置を提供す
る。 【解決手段】 リフトコントロールバルブ6のスプール
20に下降ポジションbの範囲内でリフトシリンダ5か
らの作動油を流出させる可変絞り36を形成し、この可
変絞り36の前後差圧が一定値以下となるようにリフト
シリンダ5から流出する作動油の流量を調節するフロー
レギュレータ51を備え、下降ポジションbにおけるス
プール20の変位量によって可変絞り36の大きさを変
えてリフトシリンダ5の作動速度を調節する構成とし、
上昇ポジションaと停止ポジションcにて第二圧力室5
5にポンプ圧を導く油路37を設けてフローレギュレー
タ51の弁体53を開弁方向に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
に設けられる油圧制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示すように、フォー
クリフト101は、車体の前部にチルトシリンダ103
により傾動するマスト113を備え、このマスト113
に沿ってリフトシリンダ105により昇降するフォーク
114を備え、フォーク114を荷物の下部にさし込
み,荷物を持ち上げたり運搬する。
【0003】図5はフォークリフト101に設けられる
油圧回路を示したもので、図において、104はこのチ
ルトシリンダ103に対する作動油の給排を制御するチ
ルトコントロールバルブ、106はこのリフトシリンダ
105に対する作動油の給排を制御するリフトコントロ
ールバルブである。
【0004】この油圧回路には、油圧ポンプPの吐出側
に接続した供給通路110と、タンクTに接続した戻し
通路109との間に、リフトコントロールバルブ106
とチルトシリンダ103およびリリーフ弁108が並列
に設けられる。
【0005】リフトコントロールバルブ106はリフト
シリンダ105の伸縮作動を止める停止ポジションc
と、リフトシリンダ105を伸張作動させてフォーク1
14を上昇させる上昇ポジションaと、リフトシリンダ
105を収縮作動させてフォーク114を下降させる下
降ポジションbとを有する。
【0006】リフトコントロールバルブ106とリフト
シリンダ105を結ぶ油路107にはフローレギュレー
タ102が介装される。このフローレギュレータ102
はリフトシリンダ105からの作動油を流出させる固定
絞りの前後差圧が一定値以下となるようにリフトシリン
ダ105から流出する作動油の流量を調節する。これに
より、フォーク114にかかる重量によらずフォーク1
14が下降する最高速度が一定となる。
【0007】フローレギュレータ102は停止ポジショ
ンcにて閉弁するロードチェック弁の機能を果たし、リ
フトシリンダ105が収縮方向に逸走することが止めら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧制御装置にあっては、フォーク114が
下降する最高速度が固定絞りの大きさによって一義的に
決まるため、作業効率を高められないという問題点があ
った。
【0009】また、停止ポジションcにてフローレギュ
レータ102が閉弁するロードチェック弁の機能を果た
しているため、停止ポジションcから上昇ポジションa
に切換えられた際に作動油がリフトシリンダ105に供
給される応答性が悪くなるという問題点があった。
【0010】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、例えばリフトコントロールバルブによってフ
ォークの下降速度を調節できる油圧制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、1つの油
室を有する油圧アクチュエータと油圧源とを結ぶ主流路
にコントロールバルブを介装し、このコントロールバル
ブのスプールの切換位置により圧油を油室に供給して油
圧アクチュエータを負荷に抗して一方向に作動させるポ
ジションaと、負荷によって油室から圧油を排出して油
圧アクチュエータを他方向に作動させるポジションb
と、油圧アクチュエータの作動を停止させるポジション
cとに切り換えられるように構成されている油圧制御装
置に適用する。
【0012】そして、コントロールバルブのポジション
bには油室からの作動油を流出させる可変絞りを形成
し、スプールの変位量によって可変絞りの大きさを変え
て油圧アクチュエータの作動速度を調節する構成とする
とともに、この可変絞りの前後差圧が一定値以下となる
ように油圧アクチュエータから流出する作動油の流量を
調節するフローレギュレータを主流路に設け、このフロ
ーレギュレータにはその弁体を駆動する圧力が導かれる
第一、第二圧力室とを備え、コントロールバルブがポジ
ションbのときにこの第一、第二圧力室に可変絞りの上
流側と下流側の圧力がそれぞれ導かれる油路を設けて油
室から流出する作動油の流量を可変絞りの上流側と下流
側の圧力差に応じて調節し、コントロールバルブがポジ
ションaとポジションcのときに第二圧力室に油圧源か
らの圧力が導かれる油路を設けてフローレギュレータの
弁体を開弁方向に駆動することを特徴とするものとし
た。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、主流
路にフローレギュレータと直列にオペレートチェック弁
を設け、コントロールバルブがポジションbのときにこ
のオペレートチェック弁の背圧室にタンク圧を導く油路
を設けることを特徴とするものとした。
【0014】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、コントロールバルブにスプールが摺動可能に挿入
されるスプール孔と、スプール孔と第二圧力室を連通す
るパイロット圧導入通路と、スプール孔にタンク圧を導
くタンク油路とを備え、スプールの内部に油圧源に連通
するパイロット圧切換通路を形成し、パイロット圧導入
通路にポジションbにてタンク油路が連通する一方、ポ
ジションaとポジションcにてパイロット圧切換通路に
連通することを特徴とするものとした。
【0015】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、スプー
ルを変位させてポジションa,b,cを切換えることに
よって、油圧アクチュエータの作動方向と作動停止が操
作されるとともに、ポジションbの範囲内でスプールを
変位させて可変絞りの大きさを変えることによって負荷
による油圧アクチュエータの作動速度を変えられる。こ
れをフォークリフトの油圧制御装置に適用すると、フォ
ークの下降速度を一定ではなくリフトコントロールバル
ブによって調節でき、作業効率を高められる。
【0016】そして、上昇ポジションaまたは停止ポジ
ションcにて第二圧力室に油圧源からの圧力が導かれ、
フローレギュレータが即座に開弁する。すなわち、フロ
ーレギュレータのパイロット圧がスプールを介して切換
えられるため、フローレギュレータの作動応答性を高め
られ、フローレギュレータが付与する圧力損失を低減す
るとともに、誤作動を防止できる。
【0017】第2の発明によると、オペレートチェック
弁は、停止ポジションcにおいて主流路を遮断する。こ
れをフォークリフトの油圧制御装置に適用すると、コン
トロールバルブの隙間に生じる作動油の洩れによってリ
フトシリンダが収縮方向に逸走することを防止し、フォ
ークが勝手に下降することが回避される。
【0018】第3の発明によると、スプールの内部にパ
イロット圧切換通路が形成されているため、装置の大型
化が避けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1はフォークリフトの作業機に設けられ
る油圧回路を示したもので、図においてPはエンジンに
よって駆動される油圧ポンプ、Tはタンク、3は作業機
のマストを傾倒する2本のチルトシリンダ、4はこのチ
ルトシリンダ3に対する作動油の給排を制御するチルト
コントロールバルブ、5はマストに沿ってフォーク14
を昇降させる2本のリフトシリンダ、6はこのリフトシ
リンダ5に対する作動油の給排を制御するリフトコント
ロールバルブである。
【0021】油圧ポンプPの吐出側に接続した供給通路
10と、タンクTに接続した戻し通路9との間に、リフ
トコントロールバルブ6とチルトシリンダ3およびリリ
ーフ弁8が並列に設けられる。
【0022】油圧アクチュエータとして設けられる単動
型の油圧シリンダであるリフトシリンダ5は、その油室
に作動油が供給されて伸張作動することによってフォー
ク14を上昇させる一方、油室から作動油が流出して収
縮作動することによってフォーク14を下降させる。
【0023】図2はフォークリフトに搭載されるバルブ
ユニット15の平面図であり、このバルブユニット15
はインレットセレクション16、リフトコントロールバ
ルブ6、チルトコントロールバルブ4、アウトレットセ
レクション17が並んで連結される。
【0024】図3はインレットセレクション16および
リフトコントロールバルブ6の断面図である。リフトコ
ントロールバルブ6は、ボディ19のスプール孔18に
スプール20が摺動可能に介装され、スプール20の切
換位置に応じて停止ポジションcと上昇ポジションaお
よび下降ポジションbに切り換えられる。
【0025】スプール20はセンターリングスプリング
28の付勢力によって図示したように停止ポジションc
に保持される。この停止ポジションcにおいて、タンク
油路33がポンプ油路32に連通して油圧ポンプPから
の作動油がタンクTに戻される一方、リフトシリンダ5
につながる主流路34が閉塞され、リフトシリンダ5の
伸縮作動が停止される。
【0026】スプール20が引っ張られて図3において
右方向に摺動すると、上昇ポジションaに切り換えら
れ、リフトシリンダ5を伸張させてフォーク14を上昇
させる。この上昇ポジションaにおいて、タンク油路3
3とポンプ油路32の連通が遮断されるとともに、ポン
プ油路35と主流路34が連通し、リフトシリンダ5に
作動油が供給されてリフトシリンダ5が伸張作動する。
このリフトシリンダ5の伸張作動時に油圧ポンプPから
吐出する作動油は、インレットセレクション16のポン
プポート41→ロードチェック弁42→ポンプ油路35
→主流路34→フローレギュレータ51→オペレートチ
ェック弁61の順に流れてリフトシリンダ5に供給され
る。
【0027】スプール20が押し込まれて図3において
左方向に摺動すると、下降ポジションbに切り換えら
れ、リフトシリンダ5を収縮させてマスト13を下降さ
せる。この下降ポジションbにおいて、ポンプ油路32
がタンク油路33に連通されるとともに、ポンプ油路3
5が閉塞される一方、主流路34がタンク油路31に連
通し、リフトシリンダ5から作動油が流出してリフトシ
リンダ5が収縮作動する。このリフトシリンダ5の収縮
作動時にリフトシリンダ5から流出する作動油は、オペ
レートチェック弁61→フローレギュレータ51→主流
路34→可変絞り36→タンク油路31→インレットセ
レクション16のタンクポート43の順に流れてタンク
Tへと戻される。
【0028】図3に示すように、ボディ19には主流路
34の途中にオペレートチェック弁61が介装されてい
る。このオペレートチェック弁61は、停止ポジション
cにおいて、スプリング62の付勢力によって弁体63
がシート部に着座して主流路34を遮断する。これによ
り、スプール20とスプール孔18の隙間に生じる作動
油の洩れが止められ、リフトシリンダ5が収縮方向に逸
走することを防止し、フォーク14が勝手に下降するこ
とが回避される。
【0029】オペレートチェック弁61は、上昇ポジシ
ョンaにおいて、スプリング62に抗して弁体63がリ
フトして主流路34を開通させる。油圧ポンプPの停止
時等にオペレートチェック弁61が閉弁することによっ
て作動油が逆流することを止められ、リフトシリンダ5
が収縮方向に逸走することが回避される。
【0030】オペレートチェック弁61は、下降ポジシ
ョンbにおいて、その背圧室64が信号圧油路65を介
してタンク油路31に連通され、リフトシリンダ5の圧
力が高まるのに伴ってスプリング62に抗して弁体63
がリフトして主流路34を開通させる。
【0031】スプール20のランド部29には可変絞り
36が形成されている。スプール20が下降ポジション
bの範囲内で押し込まれると、その変位量(ストロー
ク)に応じてタンク油路31に対する流路断面積が増大
するようになっている。
【0032】主流路34の途中にフローレギュレータ5
1が設けられ、このフローレギュレータ51は可変絞り
36の前後差圧が一定値以下となるようにリフトシリン
ダ5から流出する作動油の流量を調節する。
【0033】図3に示すように、フローレギュレータ5
1がインレットセレクション16に介装される。このフ
ローレギュレータ51はスプール孔52に弁体53が摺
動可能に介装され、弁体53の変位量に応じて主流路3
4を流れる作動油の流路を絞る。
【0034】弁体53はスプリング57の付勢力によっ
て閉弁方向に付勢されるとともに、弁体53の両端に第
一圧力室54と第二圧力室55が画成される。第一圧力
室54に導かれる圧力が第二圧力室55に導かれる圧力
より所定値を超えて上昇すると、スプリング57に抗し
て弁体53が摺動して流路を絞るようになっている。
【0035】弁体53の内部に通孔58およびオリフィ
ス56が形成され、この通孔58およびオリフィス56
を介して主流路34の圧力(可変絞り36より上流側の
圧力)が第一圧力室54に導かれる。
【0036】リフトコントロールバルブ6のボディ19
には第二圧力室55とスプール孔18を結ぶパイロット
圧導入通路37が形成される。スプール孔18に沿って
パイロット圧導入通路37を挟むようにしてタンク油路
31を画成する凹部48と凹部49が形成される。この
ようにスプール孔18の一端に介装されるシール46と
パイロット圧導入通路37にタンク油路31が介在する
ことにより、シール46にパイロット圧導入通路37の
圧力が導かれることなく、シール不良等を防止する。
【0037】スプール20にはその外周面にパイロット
圧導入通路37に対峙するグルーブ39が形成されると
ともに、その内部にこのグルーブ39とポンプ油路35
を結ぶパイロット圧切換通路38が形成される。
【0038】下降ポジションbにて、グルーブ39がパ
イロット圧導入通路37をタンク油路31に連通し、第
二圧力室55にタンク圧(可変絞り36より下流側の圧
力)が導かれる。このとき、パイロット圧切換通路38
とポンプ油路35の連通が遮断されている。
【0039】上昇ポジションaと停止ポジションcに
て、パイロット圧導入通路37がパイロット圧切換通路
38を介してポンプ油路35に連通し、第二圧力室55
にポンプ圧が導かれるようになっている。このとき、グ
ルーブ39とタンク油路31の連通が遮断されている。
【0040】以上のように構成され、運転者は図示しな
い操作レバーを介してリフトコントロールバルブ6のス
プール20を変位させることにより、フォーク14の上
昇、下降、停止を操作するとともに、フォーク14の下
降速度を変えることができる。
【0041】フォーク14の下降時、リフトシリンダ5
から流出する作動油は、フローレギュレータ51と可変
絞り36を通ってタンクTへと戻される。フローレギュ
レータ51は可変絞り36の前後差圧が一定値以下とな
るようにリフトシリンダ5から流出する作動油の流量を
調節する。これにより、フォーク14にかかる重量によ
らずフォーク14が下降する最高速度が一定となる。
【0042】下降ポジションbの範囲内でスプール20
が押し込まれて可変絞り36の流路面積が拡大すると、
フローレギュレータ51によって制限される作動油の最
大流量が増え、フォーク14が下降する最高速度が高く
なる。したがって、フォーク14をゆっくり下降させる
場合、スプール20の押し込み量を小さくし、フォーク
14を速く下降させる場合、スプール20の押し込み量
を大きくすればよい。
【0043】フォーク14の上昇時または停止時、スプ
ール20が上昇ポジションaまたは停止ポジションcに
切り換えられるのに伴って第二圧力室55にポンプ圧が
導かれ、フローレギュレータ51が即座に開弁する。す
なわち、スプール20を介してフローレギュレータ51
のパイロット圧を切換えるため、フローレギュレータ5
1が主流路34を開通させる応答性を高められ、フォー
ク14の上昇時にフローレギュレータ51が付与する圧
力損失を低減するとともに、フォーク14の上昇、下降
の切り換えが急に行われたような場合の誤作動を防止で
きる。
【0044】フローレギュレータ51をリフトコントロ
ールバルブ6と共にバルブユニット15に収装すること
により、外部配管を不要にして、圧力損失の低減がはか
れるとともに、製品のコストダウンがはかれる。
【0045】スプール20にはその内部にポンプ圧を第
二圧力室55に導くパイロット圧切換通路38が形成さ
れているため、ボディ19にパイロット圧切換通路を形
成する構造に比べてリフトコントロールバルブ6の小型
化が可能となる。
【0046】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す油圧回路図。
【図2】同じくバルブユニットの平面図。
【図3】同じくリフトコントロールバルブ等の断面図。
【図4】従来例を示すフォークリフトの側面図。
【図5】同じく油圧回路図。
【符号の説明】
2 ロードチェック弁 5 リフトシリンダ(油圧アクチュエータ) 6 リフトコントロールバルブ 14 フォーク 20 スプール 34 主流路 36 可変絞り 37 パイロット圧導入通路 38 パイロット圧切換通路 51 フローレギュレータ 54 第一圧力室 55 第二圧力室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの油室を有する油圧アクチュエータと
    油圧源とを結ぶ主流路にコントロールバルブを介装し、 このコントロールバルブのスプールの切換位置により圧
    油を油室に供給して油圧アクチュエータを負荷に抗して
    一方向に作動させるポジションaと、負荷によって油室
    から圧油を排出して油圧アクチュエータを他方向に作動
    させるポジションbと、油圧アクチュエータの作動を停
    止させるポジションcとに切り換えられるように構成さ
    れている油圧制御装置において、 前記コントロールバルブのポジションbには前記油室か
    らの作動油を流出させる可変絞りを形成し、前記スプー
    ルの変位量によって前記可変絞りの大きさを変えて前記
    油圧アクチュエータの作動速度を調節する構成とすると
    ともに、 この可変絞りの前後差圧が一定値以下となるように前記
    油圧アクチュエータから流出する作動油の流量を調節す
    るフローレギュレータを前記主流路に設け、 このフローレギュレータにはその弁体を駆動する圧力が
    導かれる第一、第二圧力室とを備え、 前記コントロールバルブがポジションbのときにこの第
    一、第二圧力室に前記可変絞りの上流側と下流側の圧力
    がそれぞれ導かれる油路を設けて前記油室から流出する
    作動油の流量を前記可変絞りの上流側と下流側の圧力差
    に応じて調節し、 前記コントロールバルブがポジションaとポジションc
    のときに前記第二圧力室に油圧源からの圧力が導が導か
    れる油路を設けて前記フローレギュレータの弁体を開弁
    方向に駆動することを特徴とする油圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記主流路に前記フローレギュレータと直
    列にオペレートチェック弁を設け、 前記コントロールバルブがポジションbのときにこのオ
    ペレートチェック弁の背圧室にタンク圧を導く油路を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】前記コントロールバルブは前記スプールが
    摺動可能に挿入されるスプール孔と、 このスプール孔と前記第二圧力室を連通するパイロット
    圧導入通路と、 前記スプール孔にタンク圧を導くタンク油路とを備え、 前記スプールの内部に油圧源が連通するパイロット圧切
    換通路を形成し、 前記パイロット圧導入通路に前記ポジションbにてタン
    ク油路が連通する一方、前記ポジションaと前記ポジシ
    ョンcにて前記パイロット圧切換通路に連通することを
    特徴とする請求項1または2に記載の油圧制御装置。
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