JP4904800B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置に関する。
上述の画像形成装置では、装置を動作させるために操作キー及び表示部を備えた操作表示パネルが取り付けられている。近年画像形成装置は利便性を向上させるために、ユーザーインターフェースが強化されてきており、操作のための様々な情報が液晶パネル等の表示部に表示されるようになっている。そして、利用者は、表示部に表示されたメッセージを確認しながら必要な操作を行うことができ、いちいち説明書を読まなくても主な操作を行うことができる。
また、表示画面を見やすくするために、表示部をユニット化して角度調整ができるような工夫もなされている。例えば、特許文献1では、使用時には、前面パネルを開けて起立状態にすることにより、裏側の表示部を表側にして表示部を見やすい状態に角度調整し、非使用時には前面パネルを閉じることにより、外観からはその内側に本体装置が存在することが分からない外観形状とした点が記載されている。
特開2003−237487号公報
上述した先行文献では、表示部の設置角度を調整することができるようになることから、利用者が自分の見やすい角度に表示部を設定することが可能となる。しかしながら、画像形成装置では、先行文献のような車載装置とは異なり、装置本体上部の前方側に操作表示パネルが取り付けられている場合がほとんどで、車椅子の利用者や背の低い利用者にとっては操作しにくい位置に取り付けられている。したがって、画像形成装置をユニバーサルデザインの観点からみた場合、十分に対応しているとはいえない。
そこで、本発明は、様々な利用者が容易に操作できるように操作表示パネルを回動して設定保持するとともにそうした設定保持に対応した外形を有する操作表示パネルを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、装置本体の前方側に突設されるとともに内面にスライド溝が設けられた左右一対の支持部と、前記支持部の間に支持されるとともに左右側面に一対の係合軸が左右方向に進退可能に設けられた操作表示パネルと、前記操作表示パネルに設けられた操作部材の操作に連動して前記係合軸を左右方向に移動させることで前記支持部に向かって突出させ又は前記操作表示パネル内に引き込むように進退動作させる作動機構と、前記操作表示パネルの表示面がほぼ水平方向に配置される水平位置と当該表示面がほぼ鉛直方向に配置される鉛直位置との間において前記操作表示パネルを回動させて前記スライド溝に前記係合軸を差し込むことで所定の取付角度に保持する保持機構とを備えていることを特徴とする。さらに、前記操作表示パネルは、前記水平位置及び前記鉛直位置に保持された状態において、前記支持部と対向する端部の外形が当該支持部の外形と連続した形状に形成されていることを特徴とする。さらに、前記操作表示パネルの前記端部の外形は、その鉛直方向の断面形状がほぼ正方形であることを特徴とする。さらに、前記操作表示パネルの前記端部の外形は、その鉛直方向の断面形状がほぼ円形であることを特徴とする。
上記のような構成を有することで、操作表示パネルを水平位置から鉛直位置まで回動させることができるので、従来の画像形成装置のように操作表示パネルを水平位置に設定する場合や車椅子の利用者等が操作しやすいように鉛直位置に設定する場合など様々な利用者が容易に操作しやすい取付角度に操作表示パネルを保持することが可能となる。
また、操作表示パネルが水平位置及び鉛直位置に保持された状態において、操作表示パネルの支持部と対向する端部の外形が当該支持部の外形と連続した形状に形成されていることで、支持部との間に外観上段差部等の不連続な形状が生じることがなく、操作表示パネルの端部に利用者の手等が不用意に当たってしまうトラブルを未然に防止することができる。そして、操作表示パネルの端部の外形がその鉛直方向の断面形状をほぼ正方形又は円形にすることで、操作表示パネルを水平位置や鉛直位置に設定しても外観デザイン上変化することがない。そのため、操作表示パネルの周面全体に操作キーや表示画面を配列することが可能となり、回動可能な操作表示パネルに好適な形状とすることができる。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態を備えた画像形成装置全体の概略外観斜視図である。画像形成装置1の上部には原稿読取部2が配置され、その下部には、底面から給紙部3、記録部4が配されている。そして、原稿読取部2の手前側には操作表示パネル5が取り付けられている。操作表示パネル5には、メッセージ等を表示するための液晶表示パネル50や各種操作キー51が配列されている。
原稿読取部2では、原稿カバー10設けられた原稿トレイ11に載置された原稿が自動原稿搬送装置12により図示しない読取手段に対向する位置に搬送されて原稿読取動作が行われ、原稿排紙トレイ13に排出される。書籍等を読み取る場合には、原稿カバー10を上方に回動してフラットベッドプラテンに書籍等の被読取部分を配置し読取手段により読取動作が行われる。以上の構成は、いわゆる自動原稿搬送装置(以下「ADF」という。)及びフラットベッドタイプと称される従来の原稿読取装置と同様のものである。
給紙部3では、給紙カセットが配置されており、給紙カセット内に積載された用紙はピックアップローラの回転駆動により、用紙が1枚ずつ用紙搬送路に給紙されるようになる。
給紙された用紙は、搬送ローラにより記録部4に搬送される。記録部4では、搬送された用紙に記録するために、感光体ドラム、帯電器、露光ヘッド、現像器、転写ローラ及び定着ローラが備えられている。まず、感光体ドラムを帯電器により一様に帯電させ、帯電された感光体ドラムに露光ヘッドで画像記録信号に応じて露光することで静電潜像を形成する。次に、現像器により感光体ドラムに形成された静電潜像にトナーを転移させて可視像化し、転写ローラにより感光体ドラム表面に形成されたトナー像を用紙に転写する。そして、転写されたトナー像は、定着ローラによって加熱・プレスされ用紙に定着される。定着された用紙は、排紙ローラにより用紙排出トレイ14に搬出されるようになる。こうした画像形成装置は、公知のものであり、両面記録を行うための反転搬送機構をさらに備えたものもある。
操作表示パネル5は、原稿読取部2の手前側に延設された支持部15及び16の間に回動可能に支持されており、図1に示すように、液晶表示パネル50が上を向いてほぼ水平方向に配置された水平位置から、図2に示すように、操作表示パネル5を回動させて、液晶表示パネル50が前方を向いてほぼ鉛直方向に配置された鉛直位置まで、その取付角度を変更することができるようになっている。
図3及び図4は、操作表示パネル5が取り付けられた原稿読取部2の一部拡大斜視図であり、図3は操作表示パネル5が水平位置の状態を、図4は鉛直位置の状態をそれぞれ示している。また、図5は、操作表示パネル5を取り外した状態を示している。
操作表示パネル5を左右両側から支持する一対の支持部15及び16は、原稿読取部2の手前側に突出するように延設されており、支持部15及び16の間に操作表示パネル5が回動可能に取り付けられている。
支持部15及び16の内面には、それぞれ一対のスライド溝17及び18並びに一対の係合ピン19及び20が設けられている。スライド溝17は、支持部15の内面に、上部が水平方向に形成されて奥側で鉛直方向に折れ曲がるように逆L字状に形成されている。そして、スライド溝17内には、左右方向の深さが深くなった複数の凹部17aから17dが形成されている。凹部17aは折れ曲がり部分に、凹部17bは水平方向の端部に、凹部17c及び17dは凹部17aからほぼ等間隔に順次下方に、それぞれ配置されている。スライド溝18についてもスライド溝17と同様に逆L字状に形成されており、凹部17aから17dと同様に凹部18aから18dが形成されている。また、係合ピン19は、支持部15の内面において凹部17aの下方に配置されて操作表示パネル5に向かって突設されており、係合ピン20についても係合ピン19と同様に突設されている。
操作表示パネル5側には、左右側面に、それぞれ一対の係合軸21及び22並びにスライド溝23及び24が設けられている。係合軸21は、後述するように左右方向に進退可能に設けられており、常時支持部15に向かって突出するように設定されている。そして、操作表示パネル5を支持部15及び16に装着した状態では、係合軸21はスライド溝17に挿入され、凹部17aから17dに係止可能となるまで突出するようになっている。係合軸22についても係合軸21と同様に左右に進退可能に設けられており、スライド溝18に挿入されて凹部18aから18dに係合可能となるように設定されている。係合軸21及び22の直径はスライド溝17及び18の溝幅よりもわずかに小さくなるように設定されてがたつくことなくスライド可能となっている。また、凹部17aから17d及び凹部18aから18dについても、係合軸21及び22ががたつくことなく係止されるようにその形状が形成されている。
スライド溝23及び24は、操作表示パネル5の左右側面にそれぞれ液晶表示パネル50の表示面方向に沿うように直線状に形成されている。そして、操作表示パネル5を支持部15及び16に装着した状態では、スライド溝23に係合ピン19が、スライド溝24に係合ピン20が挿入される。スライド溝23及び24の溝幅は、係合ピン19及び20の直径よりもわずかに大きくなるように設定されており、係合ピン19及び20ががたつくことなくスライド溝23及び24をスライド可能となっている。
図3の水平位置の状態では、スライド溝17の凹部17d及びスライド溝18の18dにそれぞれ係合軸21及び22が差し込まれて係止されており、スライド溝23の奥側端部には係合ピン19が係止し、スライド溝24の奥側端部には係合ピン20が形成されている。したがって、操作表示パネル5は、4つの位置において係止されて水平位置に保持される。そして、係合軸21及び22がそれぞれ凹部17d及び18dに差し込まれることで、操作表示パネル5が不用意に動くことなく安定して保持される。
操作表示パネル5の取付角度を調整する場合には、後述するように、操作部材25を手動で操作することで係合軸21及び22を操作表示パネル5内に引き込んで凹部17d及び18dから引き抜いた状態とし、係合軸21及び22をスライド溝17及び18内で上方にスライドさせるように操作表示パネル5を移動させる。その際に、係合ピン19及び20がスライド溝23及び24内をスライドするように移動して操作表示パネル5の移動を規制するようになる。したがって、係合軸21及び22が上方に移動するに従い操作表示パネル5は、手前側に回動するように傾斜した状態となっていく。凹部17c及び18c又は凹部17a及び18aに係合軸21及び22を合致させて操作部材25から手を離せばそれぞれの凹部に係合軸が挿入されて再び係止状態に保持されるようになる。そのため、2段階の傾斜角度で操作表示パネル5が保持されるようになる。
係合軸21及び22をさらに凹部17b及び18bの方向にスライドさせていくと、操作表示パネル5はさらに手前側に回動して、図4に示す鉛直位置の状態となる。鉛直位置の状態では、係合軸21及び22は、凹部17b及び18bに差し込まれて係止されており、スライド溝23及び24はその長手方向がほぼ鉛直方向に沿った状態になって下端部に係合ピン19及び20が位置するようになる。したがって、操作表示パネル5は、4つの位置において係止されて鉛直位置に保持され、係合軸21及び22がそれぞれ凹部17b及び18bに差し込まれることで、操作表示パネル5が不用意に動くことなく安定して保持される。
図6から図8は、図3から図5に記載した実施形態に関する変形例を示している。図6及び図7は、操作表示パネル5が取り付けられた原稿読取部2の一部拡大斜視図であり、図6は操作表示パネル5が水平位置の状態を、図7は鉛直位置の状態をそれぞれ示している。また、図8は、操作表示パネル5を取り外した状態を示している。この例では、スライド溝17’及び18’が上部が手前側に曲線状に形成された溝となっており、スライド溝23’及び24’についても図3及び図4に記載したスライド溝23及び24に比べて手前側が操作表示パネル5の上面側に傾斜するように曲線状に形成されている。この例では、各スライド溝が曲線状に形成されているため、各スライド溝内を係合軸や係合ピンがスライドする際にスムーズにスライドさせることができる。
図9は、操作部材25により係合軸21及び22を進退させるための作動機構の一例を示す斜視図である。図9では、説明の便宜上操作表示パネル5の外観形状を点線で示している。
操作部材25は、帯状の板状体で先端部が下方に折り曲げ形成されて取っ手25aを備えている。取っ手25aが操作表示パネル5の切欠き部分から手前側に露出している。取っ手25aから奥側に向かって操作部材25は延設されており、その中央部分に摺動溝25bが穿設されている。摺動溝25bには、操作表示パネル5内に設けられた支持体部26の上面に形成された係合突起が嵌合しており、そのため、操作部材25は、支持体部26の上面を前後方向に摺動可能となっている。
操作部材25の奥側端部には、一対の連結部材27及び28の一端部が連結ピン40により回動可能に連結されている。連結部材27及び28は、互いに左右の反対方向に向かって湾曲形成された板状体で、連結部材27の他端部には、揺動部材29の一端部が連結ピン41により回動可能に連結されている。また、連結部材28の他端部には、揺動部材30の一端部が連結ピン42により回動可能に連結されている。
揺動部材29の他端には、係合軸21の一端が接続固定されており、揺動部材29の中央部分には摺動溝29aが穿設されている。摺動溝29aには、操作表示パネル5内に設けられた支持体部31の上面に形成された係合突起が嵌合しており、そのため、揺動部材29は、支持体部31の上面を左右方向に往復揺動可能となっている。同様に、揺動部材30の他端には係合軸22の一端が接続固定され、摺動溝30aに支持体部32が嵌合して左右方向に往復揺動可能となっている。
図10は、操作部材25と連結部材27及び28との連結機構を示す分解斜視図である。連結ピン40は、上から順に連結部材28の穴部28b、ねじりコイルバネ33、連結部材27の穴部27b及び操作部材25の穴部25cを貫通して装着されている。そして、ねじりコイルバネ33を構成する線材の一端部33aが連結部材27の係合筒部27cに装着され、線材の他端部33bが連結部材28の係合筒部28cに装着されている。したがって、連結部材27及び28が連結ピンを中心に互いに接近する方向に回動すると、ねじりコイルバネ33により互いに離れる方向に付勢されるようになる。
図11は、係合軸21及び22の進退動作状態を示す上面図である。図11(a)は、操作部材25が操作されていない状態を示しており、この状態では、ねじりコイルバネ33の付勢力により連結部材27及び28は互いに離れる方向に回動しており、そのため、揺動部材29は右方向に移動し、摺動溝29aが支持体部31の左側端部に当接して保持されている。同様に、揺動部材30は、左方向に移動し、摺動溝30aが支持体部32の右側端部に当接して保持される。また、操作部材25は、連結部材27及び28が互いに離れる方向に回動することで奥側に引き寄せられて摺動溝25bが支持体部26の前側端部に当接して保持される。揺動部材29及び30が左右方向に移動することで、係合軸21及び22がそれぞれ支持部15及び16に向かって突出するようになる。
図11(b)は、操作部材25の取っ手25aを把持して手前側(前側)に引っ張った状態を示しており、この状態では、操作部材25が手前側に移動するのに伴い連結部材27及び28が手前側に引っ張られ、ねじりコイルバネ33の付勢力に抗して連結部材27及び28が互いに接近する方向に回動するようになる。そのため、揺動部材29及び30は互いに接近するように左右方向に移動して、係合軸21及び22が操作表示パネル5内に引込むように移動する。そして、操作部材25から手を離すと、ねじりコイルバネ33の付勢力により連結部材27及び28が互いに離れて拡がる方向に回動し、自動的に図11(a)の状態に戻る。
以上のように、操作部材25を操作することで、係合軸21及び22を進退動作させて容易に操作表示パネル5の取付角度を調整でき、また安定した保持状態を確保することが可能となる。
図12から図14は、図9から図11に示す操作部材25と連結部材27及び28との連結機構に関する変形例を示す図である。図12は、連結機構の斜視図を示しており、この例では、歯車機構を用いて連結するようにしている。操作部材25の奥側端部には、直線状にラック歯25dが形成されており、ラック歯25dに噛み合うピニオン歯車43がその回転軸44を介して操作表示パネル5内に回動自在に軸支されている。したがって、操作部材25が前後方向に移動すると、ピニオン歯車43が回転するようになる。
図13は、連結機構の分解斜視図を示している。揺動部材29及び30の一端部にもそれぞれラック歯29c及び30cが形成されており、ピニオン歯車43の前後方向から挟むようにラック歯29cが前側(手前側)からラック歯30cが後側(奥側)からそれぞれ噛み合っている。したがって、ピニオン歯車43が時計回りに回転すると、揺動部材29及び30は、互いに接近するように左右方向に移動し、反時計回りに回転すると、互いに離れるように左右方向に移動する。ピニオン歯車43の回転軸44には渦巻きバネ34が巻き付けられており、渦巻きバネ34のフック部34aが操作表示パネル5の内面に立設した係止突起52に係止されている。そして、渦巻きバネ34は、回転軸44を反時計回りに回転するように付勢している。
図14は、係合軸21及び22を進退動作状態を示す上面図である。図14(a)は、操作部材25が操作されていない状態を示しており、この状態では、渦巻きバネ34の付勢力によりピニオン歯車43が反時計回りに回転して揺動部材29及び30は互いに離れるように左右方向に移動した状態となっている。したがって、係合軸21及び22は、支持部15及び16に向かって突出した状態となる。図14(b)は、操作部材25の取っ手25aを手前側に引っ張った状態を示しており、操作部材25が手前側に移動することで、ピニオン歯車43が渦巻きバネ34の付勢力に抗して時計回りに回転し、揺動部材29及び30が互いに接近するように左右方向に移動する。そのため、係合軸21及び22が操作表示パネル5内に引込むように移動するようになる。
係合軸21及び22を進退させる機構については、上述した機構以外にもモータ等の駆動手段を用いることも可能で、上述の例に限定されるものではない。
図15及び図16は、操作表示パネルの形状に関する変形例を示している。この例では、操作表示パネル5’の長手方向に直交する面で切断した断面形状がほぼ正方形となるように形成されている。そして、断面形状の一辺の長さは、支持部15’及び16’の上下方向の長さとほぼ一致するように設定されている。そのため、図15の水平位置状態では、操作表示パネル5’の左右両端部は、支持部15’及び16’と対向する部分において支持部15’及び16’とほぼ面一となるような外観形状を呈するようになり、支持部15’及び16’と操作表示パネル5’が一体となった連続した外観形状となる。そして、図16の鉛直位置状態においても、操作表示パネル5’の断面形状がほぼ正方形に形成されているため、操作表示パネル5’が回動しても外観形状が同じように連続した外観形状とすることができる。そのため、操作表示パネル5’を水平位置及び鉛直位置に設定しても同様の外観形状となってデザイン上好ましいものとなり、また外観形状が不連続とならないことから、利用者が不用意に当たってしまうトラブルを未然に防止することができる。
図17及び図18は、操作表示パネルの形状に関する別の変形例を示している。この例では、操作表示パネル5”の長手方向に直交する面で切断した断面形状がほぼ円形となるように形成されている。また、支持部15”及び16”は、手前側が半円形状に湾曲した形状に形成され、操作表示パネル5”の外周に合致した形状となっている。そのため、図17の水平位置状態では、操作表示パネル5”の外周に沿って支持部15”及び16”の外周が連続する外観形状とすることができる。また、図18の鉛直位置状態に操作表示パネル5”を回動させても、操作表示パネル5”から支持部15”及び16”にかけて連続した湾曲形状を呈するようになる。
以上説明したように、操作表示パネル5の断面形状を水平位置及び鉛直位置でも同じ形状となるように形成することで、操作表示パネルが回動する機構に好適な操作表示パネルを得ることができる。そして、水平位置及び鉛直位置においても外観形状が変わらないことから、操作表示パネルの全周面に液晶表示パネルや操作キーを配置し、必要に応じて操作表示パネルを回動させて別の液晶表示パネルや操作キーを手前側にセットするようにすることもできる。例えば、大型の液晶表示パネルは、操作表示パネルの1面に配置すると操作キーが配置できなくなるが、別の面に大型の表示パネルを配置して、読み取った画像を見たい場合等に操作表示パネルを回動して見るようにするといったことが可能となる。
本発明に係る実施形態備えた画像形成装置全体の概略外観斜視図である。 図1において操作表示パネルを回転させた場合の概略外観斜視図である。 操作表示パネルが水平位置に保持された原稿読取部の一部拡大斜視図である。 操作表示パネルが鉛直位置に保持された原稿読取部の一部拡大斜視図である。 操作表示パネルが取り外された状態の原稿読取部の一部拡大斜視図である。 変形例に関する操作表示パネルが水平位置に保持された原稿読取部の一部拡大斜視図である。 変形例に関する操作表示パネルが鉛直位置に保持された原稿読取部の一部拡大斜視図である。 変形例に関する操作表示パネルが取り外された状態の原稿読取部の一部拡大斜視図である。 操作部材により係合軸を進退させるための作動機構の一例を示す斜視図である。 操作部材と連結部材との連結機構を示す分解斜視図である。 係合軸の進退動作状態を示す上面図である。 変形例に関する操作部材により係合軸を進退させるための作動機構の一例を示す斜視図である。 変形例に関する操作部材と連結部材との連結機構を示す分解斜視図である。 変形例に関する係合軸の進退動作状態を示す上面図である。 本発明に係る変形例に関する画像形成装置全体の概略外観斜視図である。 図15おいて操作表示パネルを回転させた場合の概略外観斜視図である。 本発明に係る別の変形例に関する画像形成装置全体の概略外観斜視図である。 図17おいて操作表示パネルを回転させた場合の概略外観斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 給紙部
4 記録部
5 操作表示パネル
15 支持部
16 支持部
17 スライド溝
18 スライド溝
19 係合ピン
20 係合ピン
21 係合軸
22 係合軸
23 スライド溝
24 スライド溝
25 操作部材

Claims (4)

  1. 装置本体の前方側に突設されるとともに内面にスライド溝が設けられた左右一対の支持部と、前記支持部の間に支持されるとともに左右側面に一対の係合軸が左右方向に進退可能に設けられた操作表示パネルと、前記操作表示パネルに設けられた操作部材の操作に連動して前記係合軸を左右方向に移動させることで前記支持部に向かって突出させ又は前記操作表示パネル内に引き込むように進退動作させる作動機構と、前記操作表示パネルの表示面がほぼ水平方向に配置される水平位置と当該表示面がほぼ鉛直方向に配置される鉛直位置との間において前記操作表示パネルを回動させて前記スライド溝に前記係合軸を差し込むことで所定の取付角度に保持する保持機構とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作表示パネルは、前記水平位置及び前記鉛直位置に保持された状態において、前記支持部と対向する端部の外形が当該支持部の外形と連続した形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作表示パネルの前記端部の外形は、その鉛直方向の断面形状がほぼ正方形であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作表示パネルの前記端部の外形は、その鉛直方向の断面形状がほぼ円形であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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