JP4904214B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、計量した被計量物を包装機等へ投入する組合せ秤に関する。
組合せ秤で計量されて所定重量とされた洗剤や菓子類等の被計量物は、例えば包装機によって袋詰めされるのが一般的である。
このような被計量物の計量を行う従来の組合せ秤では、例えば、供給装置から分散フィーダの中央部に被計量物が供給され、分散フィーダでは振動によって被計量物をその周縁部方向へ送り出し、分散フィーダの周辺に放射状に設置された複数のリニアフィーダへ搬送する。複数のリニアフィーダには振動装置が取り付けられており、各々のリニアフィーダを振動させることで被計量物を搬送して複数の供給ホッパに投入する。複数の供給ホッパでは一時的に被計量物を保持し、各供給ホッパの下方に配設された計量ホッパに被計量物を投入する。各計量ホッパでは投入された被計量物の重量が計量される。この計量値に基づいて組合せ演算することにより、計量値の合計が組合せ目標重量値と一致するか最も近い計量ホッパの組合せを求めて、この組合せに選択されている計量ホッパから被計量物が排出され、包装機へ投入される。
このような組合せ秤において、組合せ計量精度を向上させるためには、供給ホッパから計量ホッパへ投入される被計量物の量が重要である。周知のように、組合せ演算に参加するホッパ(ここでは計量ホッパ)の数をmとすると、mが偶数の場合には「組合せ目標重量値÷(m/2)」の重量の被計量物をホッパに投入し、mが奇数の場合には「組合せ目標重量値÷((m−1)/2)」の重量、あるいは、「組合せ目標重量値÷((m+1)/2)」の重量の被計量物を計量ホッパに投入すれば、組合せの数が多くなるので組合せ計量精度を向上することができる。
したがって、組合せ計量精度を向上させるためには、リニアフィーダから供給ホッパを介して計量ホッパへ投入される被計量物の重量が、上記のように組合せの数が多くなる重量となるように、リニアフィーダによる被計量物の搬送量を制御する必要がある。
リニアフィーダの動作は、その動作パラメータである、振動振幅に対応する振幅強度と、1回の振動継続時間である動作時間とによって定められる。一方、リニアフィーダによる被計量物の搬送量は、分散フィーダ上に載荷されている被計量物の量や、被計量物の性状等によって分類される被計量物の種類によっても異なる。また、複数のそれぞれのリニアフィーダの固体差によっても異なる。
したがって、組合せ計量精度を向上させるために最適なリニアフィーダの動作パラメータの数値を計算によって求めて設定することは困難であり、実際の運転中において動作パラメータの数値を変更し、その変更後の組合せ演算の結果を検討することを繰り返して、良好な組合せ演算の結果が得られるように動作パラメータを設定している。ここで組合せ演算の結果とは、組合せ重量の平均値と標準偏差であり、リニアフィーダの動作パラメータの変更後において、組合せ重量の平均値が組合せ目標重量値に近くなったか否か、また標準偏差すなわちバラツキが小さくなったか否かによって動作パラメータの変更の良否を判断する。ここで、組合せ重量とは、組合せに選択された計量ホッパの計量値(計量ホッパ内の被計量物の重量)の合計である。
このようなリニアフィーダの動作パラメータの調整作業を容易にするために、例えば、特許文献1に開示された構成では、組合せ秤の操作器に設けられているタッチパネルに複数の計量ホッパの情報をその配置に対応した順序で表示し、また、表示される複数の計量ホッパの順序を保ちつつその表示位置を変更することができるようにして、操作しやすいようにしている。また、特許文献2に開示された構成では、タッチパネルに、各計量ユニットの動作状況をリアルタイムに示す動画像を表示するとともに、複数の計量ユニットの動作パラメータに関する情報を計量ユニットの配置に対応した並びでグラフィック表示し、組合せ秤の状態を把握しやすいようにしている。ここで、計量ユニットとは、それぞれ対応して設けられているリニアフィーダと供給ホッパと計量ホッパとで構成されるユニットである。
特開2002−206963号公報 特開2005−121512号公報
上記従来の組合せ秤では、リニアフィーダの調整を行う場合、リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間(1回の動作による振動継続時間)を変更して、その変更後の組合せ秤の動作状況を確認し、更に調整の必要があれば再度変更するという操作を繰り返して、良好なリニアフィーダの振幅強度と動作時間を探し出して設定しなければならないため、調整を行うのが煩雑であり、長時間を要するという問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、リニアフィーダの調整を容易に行うことができる組合せ秤を提供することを目的としている。また、リニアフィーダの調整回数を少なくすることができる組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、中央部に供給される被計量物を周縁部方向へ分散させて排出する分散フィーダと、前記分散フィーダ上の被計量物の量を検出する検出器と、前記分散フィーダの周囲に放射状に複数配設され、それぞれ前記分散フィーダから排出される被計量物を載せて搬送するための搬送トラフを有し、それぞれ設定されている振幅強度及び動作時間に基づいて前記搬送トラフを振動させることによって前記分散フィーダから遠ざかる方向へ被計量物を搬送して排出する複数のリニアフィーダと、それぞれ、前記リニアフィーダに対応して設けられ、前記リニアフィーダから排出された被計量物を一時保持して排出する複数の供給ホッパと、それぞれ、前記供給ホッパに対応して設けられ、前記供給ホッパから排出された被計量物を一時保持して排出可能な構成であるとともに、保持している被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパと、各々の前記リニアフィーダについて、前記分散フィーダ上の被計量物の量が予め定められた複数の量レベルのうちのどの量レベルであるかを示す前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶するための搬送量記憶テーブルを有し、前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うたびに、各々の前記リニアフィーダについて、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を求めるとともに、前記計量ホッパに保持されている被計量物が前記リニアフィーダから排出されるときに前記検出器で検出された被計量物の量に基づいて前記分散フィーダ上の量レベルを求め、前記搬送量記憶テーブルに、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶する制御手段と、前記リニアフィーダの振幅強度の値及び動作時間の値を入力する入力手段と、前記入力手段により前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を入力したときに、そのときの前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度の値及び動作時間の値とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を、前記搬送量記憶テーブルから取得して表示する表示手段とを備えている。
この構成によれば、分散フィーダ上の量レベルと、リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、リニアフィーダによる被計量物の搬送量が記憶された搬送量記憶テーブルを作成するとともに、組合せ演算を行うたびにリニアフィーダによる被計量物の搬送量を求めて搬送量記憶テーブルを更新するようにしており、入力手段から変更しようとするリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値が入力されたときに、その値に応じたリニアフィーダによる被計量物の搬送量を搬送量記憶テーブルから取得して表示手段で表示するようにしているため、操作者は、リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を変更した後の搬送量を把握することができ、リニアフィーダの調整を容易に行うことが可能になる。また、リニアフィーダによる被計量物の実際の搬送量は、前述したようにリニアフィーダの振幅強度及び動作時間以外の要因(例えば、上記の分散フィーダ上の量レベルや各々のリニアフィーダの固体差等)によっても変化するため、リニアフィーダの振幅強度及び動作時間に基づいて計算によって一意的に求めることは困難である。上記のように、各々のリニアフィーダについて、実際の搬送量(計量ホッパで計量された重量値)に基づいて求められ、そのときの分散フィーダ上の量レベルに対応させて搬送量記憶テーブルに記憶されたリニアフィーダによる被計量物の搬送量は信頼性が高く、操作者がその搬送量を見てリニアフィーダの調整を行うことにより、的確な調整を行い、精度の高い搬送量の制御が可能になる。
また、前記制御手段は、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量として、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパに対し、直近の所定の複数回保持された被計量物の重量値の平均値を求め、前記平均値を前記搬送量記憶テーブルに記憶するようにしてもよい。
また、前記制御手段は、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量として、現在までに求められている前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値についての最小値と最大値とを求め、前記最小値と最大値とを前記搬送量記憶テーブルに記憶するようにしてもよい。
また、前記制御手段は、さらに、前記分散フィーダ上の量レベルに変化があったときに、各々の前記リニアフィーダについて、前記搬送量記憶テーブルに記憶されている、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量と、予め設定されている前記計量ホッパに保持される被計量物の目標重量値である計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内であるか否かを判定し、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルにおいて、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値に変更するリニアフィーダ調整処理を行うように構成されていてもよい。
この構成によれば、分散フィーダ上の量レベルに変化があり、搬送量記憶テーブルに記憶されている、変化した後の分散フィーダ上の量レベルに対応するリニアフィーダによる被計量物の搬送量と計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内ではない場合に、自動的にリニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を変更するようにしているため、操作者によるリニアフィーダの調整回数を少なくすることができる。また、前述のように搬送量記憶テーブルに記憶されたリニアフィーダによる被計量物の搬送量は信頼性が高く、その搬送量に基づいてリニアフィーダ調整処理が行われるため、精度の高い搬送量の自動制御が可能になる。
また、本発明の組合せ秤は、中央部に供給される被計量物を周縁部方向へ分散させて排出する分散フィーダと、前記分散フィーダ上の被計量物の量を検出する検出器と、前記分散フィーダの周囲に放射状に複数配設され、それぞれ前記分散フィーダから排出される被計量物を載せて搬送するための搬送トラフを有し、それぞれ設定されている振幅強度及び動作時間に基づいて前記搬送トラフを振動させることによって前記分散フィーダから遠ざかる方向へ被計量物を搬送して排出する複数のリニアフィーダと、それぞれ、前記リニアフィーダに対応して設けられ、前記リニアフィーダから排出された被計量物を一時保持して排出する複数の供給ホッパと、それぞれ、前記供給ホッパに対応して設けられ、前記供給ホッパから排出された被計量物を一時保持して排出可能な構成であるとともに、保持している被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパと、制御手段とを備え、前記制御手段は、各々の前記リニアフィーダについて、前記分散フィーダ上の被計量物の量が予め定められた複数の量レベルのうちのどの量レベルであるかを示す前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶するための搬送量記憶テーブルを有し、前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うたびに、各々の前記リニアフィーダについて、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパに対し、直近の所定の複数回保持された被計量物の重量値の平均値を求め、前記平均値を前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量にするとともに、前記計量ホッパに保持されている被計量物が前記リニアフィーダから排出されるときに前記検出器で検出された被計量物の量に基づいて前記分散フィーダ上の量レベルを求め、前記搬送量記憶テーブルに、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶する搬送量記憶テーブル作成及び更新処理と、前記分散フィーダ上の量レベルに変化があったときに、各々の前記リニアフィーダについて、前記搬送量記憶テーブルに記憶されている、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量と、予め設定されている前記計量ホッパに保持される被計量物の目標重量値である計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内であるか否かを判定し、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルにおいて、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値に変更するリニアフィーダ調整処理とを行うように構成されている。
この構成によれば、分散フィーダ上の量レベルに変化があり、搬送量記憶テーブルに記憶されている、変化した後の分散フィーダ上の量レベルに対応するリニアフィーダによる被計量物の搬送量と計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内ではない場合に、自動的にリニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を変更するようにしているため、操作者によるリニアフィーダの調整回数を少なくすることができる。また、リニアフィーダによる被計量物の実際の搬送量は、前述したようにリニアフィーダの振幅強度及び動作時間以外の要因(例えば、上記の分散フィーダ上の量レベルや各々のリニアフィーダの固体差等)によっても変化するため、リニアフィーダの振幅強度及び動作時間に基づいて計算によって一意的に求めることは困難である。上記のように、各々のリニアフィーダについて、実際の搬送量(計量ホッパで計量された重量値)に基づいて求められ、そのときの分散フィーダ上の量レベルに対応させて搬送量記憶テーブルに記憶されたリニアフィーダによる被計量物の搬送量は信頼性が高く、その搬送量に基づいてリニアフィーダ調整処理が行われるため、精度の高い搬送量の自動制御が可能になる。
また、前記制御手段は、前記リニアフィーダ調整処理において、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルであり、かつ設定されている前記リニアフィーダの動作時間において、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値に変更するように構成されていてもよい。
組合せ秤の運転中においては、リニアフィーダの動作時間を長くすると組合せ秤の計量速度が遅くなる場合があるので、リニアフィーダ調整処理においては、リニアフィーダの振幅強度のみを変更してリニアフィーダの搬送量を変更するのが好ましい。
また、前記制御手段により前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値が変更されたことを報知する報知手段を設けてあってもよい。
この報知手段によって操作者にリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値が変更されたことを知らせることにより、操作者の組合せ秤の運転状況の把握に役立たせることができる。
また、前記制御手段は、前記被計量物の種類別に前記搬送量記憶テーブルを有するようにしてもよい。
被計量物の種類の変更があり、組合せ秤が複数種類の被計量物のそれぞれに対して用いられる場合には、被計量物の種類によってリニアフィーダによる搬送量が異なるので、被計量物の種類別に搬送量記憶テーブルを設ければよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、組合せ秤において、リニアフィーダの調整を容易に行うことができるという効果を奏する。また、リニアフィーダの調整回数を少なくすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態における組合せ秤の構成を示す概略模式図である。
本実施の形態の組合せ秤は、その装置上部の中央に、供給装置10から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ11が設けられている。供給装置10は、図示されないベルトコンベアから供給される被計量物を振動によって搬送して分散フィーダ11の中央部へ供給する。分散フィーダ11では、供給装置10からその中央部に供給される被計量物を振動によってその周縁部方向へ送り出す。分散フィーダ11の周囲には、分散フィーダ11から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ13に送りこむための複数のリニアフィーダ12が放射状に設けられている。各リニアフィーダ12の下方には、供給ホッパ13及び計量ホッパ14がそれぞれ対応して設けられている。これらの複数の供給ホッパ13及び計量ホッパ14はそれぞれ円状に配設されている。供給ホッパ13はリニアフィーダ12から送りこまれた被計量物を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ14が空になるとゲートを開いて計量ホッパ14へ被計量物を投入する。また、各計量ホッパ14には、計量ホッパ14内の被計量物の重量を計測するロードセル等の重量センサ15が取り付けられ、各重量センサ15による計測値は制御装置21へ出力される。
円状に列設された計量ホッパ14の下方には集合シュート16が設けられ、集合シュート16の下部には集合ファンネル17が配設されている。集合ファンネル17の下方に包装機(図示せず)が配置される。
制御装置21による組合せ演算により複数の計量ホッパ14の中から被計量物を排出すべき計量ホッパ14の組合せが求められ、例えば、図示されない包装機からの排出要求信号を入力すると、その組合せに該当する計量ホッパ14から被計量物が排出される。この排出された被計量物は、集合シュート16を滑り落ちて集合ファンネル17から包装機へ排出される。
また、分散フィーダ11上の被計量物の量を検出するためのレベル検出器18が設けられている。このレベル検出器18には、例えば超音波センサが用いられ、分散フィーダ11上の被計量物の層厚が検出され、その検出信号は制御装置21へ送出される。制御装置21では、レベル検出器18によって検出される分散フィーダ11上の被計量物の層厚を基に、分散フィーダ11上の被計量物を一定量に保つように、供給装置10を制御する。
各リニアフィーダ12は、例えば、被計量物を載せて搬送するための搬送トラフ12aと、電磁石及び板ばねを有する振動装置12bと備え、分散フィーダ11から送られてきた被計量物を、振動装置12bが搬送トラフ12aを振動させることによって分散フィーダ11から遠ざかる方向へ搬送して供給ホッパ13へ供給する。
操作設定表示器19は、例えばタッチパネル等を用いて構成され、組合せ秤の操作およびその動作パラメータの設定・更新等を行うための入力手段と、運転速度、組合せ計量値等を画面に表示する表示手段とを備えている。
制御装置21では、前述の供給装置10の動作制御および組合せ秤の全体の動作制御を行うとともに、被計量物を排出すべき計量ホッパ14の組合せを求める組合せ処理を行う。この組合せ処理では、各計量ホッパ14の計量値(重量センサ15により計測された計量ホッパ14内の被計量物の重量値)に基づいて組合せ演算を行い、複数の計量ホッパ14の中から、計量値の合計が組合せ目標重量値に対して許容範囲(所定重量範囲)内の値であり、かつ、組合せ目標重量値との差の絶対値が最小となる計量ホッパ14の組合せを1つ選択し、被計量物を排出すべき組合せ(以下、「排出組合せ」という)とする。
図2は本実施の形態における組合せ秤の制御系統の概略を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置21は、演算制御部22と、主記憶装置部23と、外部記憶装置部24と、I/O回路25と、A/D変換回路26と、ゲート駆動回路27と、振動制御回路28とを有している。
演算制御部22にはCPUが内蔵されている。主記憶装置部23は、CPUと直接読み書き可能な半導体記憶装置からなり、組合せ秤の動作プログラム及び設定される動作パラメータ等が記憶されており、CPUの演算などの作業領域となる。外部記憶装置部24は、大容量のデータを記憶することができるハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスク等の補助記憶装置であり、大容量のデータを記憶することができれば不揮発性の半導体記憶装置であってもよい。I/O回路25は、レベル検出器18からの検出信号を入力して演算制御部22へ出力する。A/D変換回路26は、各重量センサ15からのアナログ信号をデジタル信号に変換して演算制御部22へ出力する。ゲート駆動回路27は、演算制御部22からの制御信号に基づいて、供給ホッパ13のゲートおよび計量ホッパ14のゲートの開閉を制御する。振動制御回路28は、演算制御部22からの制御信号に基づいて、供給装置10、分散フィーダ11及び各リニアフィーダ12のそれぞれの振動動作を制御する。また、演算制御部22は、操作設定表示器19(図1)と相互に通信できるように接続されている。また、演算制御部22は、図示されない包装機とも通信可能に接続されている。
制御装置21では、演算制御部22のCPUが主記憶装置部23に記憶されている動作プログラムを実行することにより、供給装置10及び組合せ秤全体の動作を制御する。
以上のように構成された本実施の形態における組合せ秤の動作について、まずその概略を説明する。組合せ秤の動作は前述のように制御装置21の制御によって実現される。
まず、被計量物は、供給装置10から分散フィーダ11の中央部に供給される。ここで、レベル検出器18により分散フィーダ11上に供給されている被計量物の層厚が検出され、その検出値(検出信号)が制御装置21に送られる。制御装置21は、得られた検出値に基づいて、所定の動作時間および振幅強度で供給装置10を振動させ、分散フィーダ11に供給される被計量物の量を制御する。また、制御装置21は、所定の動作時間および振幅強度で分散フィーダ11を振動させ、分散フィーダ11上の被計量物をリニアフィーダ12に供給する。さらに制御装置21は、各リニアフィーダ12に対応する供給ホッパ13が空の場合に、各リニアフィーダ12に設定されている所定の動作時間および振幅強度でリニアフィーダ12を振動させ、リニアフィーダ12上の被計量物を供給ホッパ13に供給する。また、制御装置21は、各供給ホッパ13の下方に位置する計量ホッパ14が空の場合に、供給ホッパ13のゲートを開き、被計量物を計量ホッパ14に供給する。被計量物が計量ホッパ14に供給されると、対応する計量ホッパ14に配設された重量センサ15により、計量ホッパ14が保持する被計量物の重量が計測され、その計量値は制御装置21に送られる。制御装置21は、重量センサ15による計量値に基づいて組合せ演算を行い、被計量物を排出すべき計量ホッパ14の組合せ(排出組合せ)を求め、包装機からの排出要求信号を入力すると、排出組合せの計量ホッパ14のゲートを開閉させ、被計量物を集合シュート16上へ排出させる。被計量物は集合シュート16上を滑り落ち、集合ファンネル17を介して、包装機へ送出される。以上の一連の動作が繰り返される。
組合せ秤では、上記のような動作を行うための運転用設定データとして多数の動作パラメータの設定が必要であり、その設定は操作者が操作設定表示器19を用いて行い、設定された動作パラメータの値は演算制御部22へ送られ、主記憶装置部23に記憶される。動作パラメータには、組合せ演算における目標値である組合せ目標重量値及びそれに対する許容範囲、計量ホッパ14に供給される被計量物の目標の重量である計量ホッパ目標重量値、分散フィーダ11の振動振幅に対応する値である振幅強度、分散フィーダ11の動作時間(1回の振動継続時間)、リニアフィーダ12の振動振幅に対応する値である振幅強度、リニアフィーダ12の動作時間(1回の振動継続時間)、1分間に包装機で包装される袋数(すなわち1分間に組合せ秤から被計量物を排出する回数)である計量速度等がある。
このような動作パラメータの設定は、操作者が操作設定表示器19の画面を見ながら、操作設定表示器19に備えられている入力手段(この入力手段は画面上に表示されたものでもよいし、あるいは画面の近傍に配置されたキーボード等の入力手段でもよい)を操作して行われる。また、同様に、被計量物の種類(品種)についても、操作設定表示器19を用いて、例えば、種類別に付された番号が入力される。
本実施の形態では、組合せ秤の運転中に、演算制御部22によって、図3に示されるようなリニアフィーダの搬送量が記録された搬送量テーブル(搬送量記憶テーブル)31が作成及び更新され、外部記憶装置部24に記憶される。
図3において、品種番号は、被計量物の種類別に付された番号である。
また、リニアフィーダ番号は、複数存在する各リニアフィーダ12に予め付与されている番号であり、分散フィーダ11の周囲に放射状に複数設けられているうちのある1つのリニアフィーダ12を1番として例えば反時計回りに順番に付された番号である。
また、分散フィーダ上の被計量物の量レベルは、レベル検出器18によって検出される分散フィーダ11上の被計量物の層厚に基づいて演算制御部22によって求められる。この量レベルは、レベル検出器18によって検出される分散フィーダ11上の被計量物の層厚を、例えば、1cm未満を四捨五入した値(単位:cm)として求められ、1〜10の10段階に区分されている。ここで、レベル検出器18によって検出される層厚が0.5cm未満の場合も1とし、10.5cm以上の場合も10とする。なお、ここでは、レベル検出器18として、分散フィーダ11上の被計量物の層厚を検出する超音波センサを用いているが、これに代えて、分散フィーダ11の下部に取り付けられ、分散フィーダ11上の被計量物の重量を検出するロードセル等の重量センサを用い、重量によって分散フィーダ上の被計量物の量を検出するようにしてもよい。この場合、分散フィーダ上の被計量物の量レベルは、例えば、予め定められた最大重量値(Wx)を10に換算した場合の分散フィーダ上の被計量物の重量(Wy)を示す値(A)とし、B=(Wy/Wx)×10とすれば、Aは、10.5>B≧0.5の場合には、Bの小数点以下を四捨五入した値とし、B≧10.5の場合には10とし、B<0.5の場合には1とすればよい。なお、本実施の形態では、分散フィーダ上の被計量物の量レベルを10段階に区分するようにしているが、これに限られず、複数の段階に区分するようにすればよい。
動作時間は、リニアフィーダ12の1回の継続振動時間であり、この組合せ秤では10ms刻みで10msから1000msまでの100段階に設定できる。
振幅強度は、リニアフィーダ12の振動振幅に対応する振幅強度であり、この組合せ秤では1から100までの値の100段階に設定できる。この振幅強度の値は、リニアフィーダ12の振動源となる電磁石を制御するための値である。例えば、電磁石に与える電気信号の最大値を100に換算した場合の電磁石に与える電気信号のレベル値であり、振幅強度が50の場合に与える電気信号は、振幅強度が100の場合に与える電気信号の半分である。
演算制御部22では、組合せ処理における組合せ演算を行うときに、各計量ホッパ14に供給されている被計量物の重量をそれぞれの重量センサ15から取得する。そして、各々の計量ホッパ14について、計量ホッパ14に供給される被計量物の平均重量値を求める。そして、この平均重量値を、リニアフィーダ12の搬送量(リニアフィーダ12による被計量物の搬送量)として、分散フィーダ上の被計量物の量レベルと、このときに設定されているそれぞれのリニアフィーダ12の動作時間及び振幅強度とに対応させて記憶する。上記平均重量値は、例えば、移動平均法により求められ、直近の複数回(例えば10回)の投入によって計量ホッパ14に供給された被計量物の平均重量値である。
ここで、それぞれ対応して設けられているリニアフィーダ12、供給ホッパ13及び計量ホッパ14を1つの計量ユニットとすると、本実施の形態では、各計量ユニットにおいて、リニアフィーダ12から排出された被計量物は、一旦、供給ホッパ13に保持された後、供給ホッパ13から計量ホッパ14へ被計量物が投入される。組合せ秤の運転中においては、組合せ処理が行われて、ある計量ホッパ14が排出組合せに選択されると、その計量ホッパ14から被計量物が排出され、その計量ホッパ14へその上方の供給ホッパ13から被計量物が投入され、さらに、その供給ホッパ13へその上方のリニアフィーダ12から被計量物が投入される。そして、計量ホッパ14にて供給ホッパ13から投入された被計量物の重量が計量されると、次の組合せ処理が行われる。組合せ処理において、排出組合せに選択されていない計量ホッパ14からは被計量物の排出は行われない。したがって、各計量ユニットにおいて、計量ホッパ14が排出組合せに選択され、リニアフィーダ12から排出された被計量物は、計量ホッパ14が次に排出組合せに選択されたときに、計量ホッパ14へ投入されて、その被計量物の重量が計量される。すなわち、計量ホッパ14にて計量された被計量物の重量値は、その計量ホッパ14が2回前に排出組合せに選択されたときにリニアフィーダ12によって搬送された被計量物の重量値として用いられ、上記の平均重量値が算出される。
なお、この組合せ秤では、例えば、リニアフィーダ12の振幅強度が50及びその近傍の値、リニアフィーダ12の動作時間が200ms〜400msの範囲において、良好な組合せ計量精度が得られるように、リニアフィーダ12の板バネの調節がなされている。例えば、組合せ目標重量値を変更する場合には、リニアフィーダ12の動作時間及び振幅強度を変更する。この場合、リニアフィーダ12の動作時間の変更によりリニアフィーダ12の搬送量を大きく変更し、リニアフィーダ12の振幅強度の変更によりリニアフィーダ12の搬送量の微調整を行うようにすればよい。また、組合せ秤の運転中においては、リニアフィーダ12の動作時間を長くすると組合せ秤の計量速度が遅くなる場合があるので、リニアフィーダ12の振幅強度のみを変更してリニアフィーダ12の搬送量を変更するのが好ましい。
操作者は、リニアフィーダ12の調整を行う場合には、操作設定表示器19を操作して、例えばリニアフィーダ12の設定画面を表示させる。図4は、操作設定表示器19に表示されたリニアフィーダ12の設定画面の一例を示す図である。
このリニアフィーダの設定画面41では、リニアフィーダ12が10個存在する場合を例示してあり、各リニアフィーダ12を選択する選択ボタン42の横に、各リニアフィーダ12の振幅強度(単位:なし)、動作時間(単位:ms)及び搬送量(単位:g)が表示されるようになっている。この設定画面41が表示されたときには、1番(No.1)から10番(No.10)の各リニアフィーダ12について現在の状態の振幅強度、動作時間及び搬送量(前述の平均重量値)が表示される。
例えば、振幅強度あるいは動作時間を変更する場合には、変更しようとするリニアフィーダ12の番号の選択ボタン42を押すとその選択ボタン42が点滅する。この状態で、振幅強度を増加させる調整ボタン43を1回押すたびに、点滅している選択ボタン42に対応する振幅強度の値が1ずつ増加して表示され、振幅強度を減少させる調整ボタン44を1回押すたびに、点滅している選択ボタン42に対応する振幅強度の値が1ずつ減少して表示される。また、選択ボタン42を点滅させた状態で、動作時間を増加させる調整ボタン45を1回押すたびに、点滅している選択ボタン42に対応する動作時間の値が10ずつ増加して表示され、動作時間を減少させる調整ボタン46を1回押すたびに、点滅している選択ボタン42に対応する動作時間の値が10ずつ減少して表示される。また、調整ボタン43〜46が押される度に、前述のように振幅強度あるいは動作時間の値が変更されて表示されるとともに、その変更後の値が演算制御部22へ送信される。演算制御部22では、搬送量テーブル31から変更後の振幅強度及び動作時間に対応する搬送量を抽出し、その搬送量を操作設定表示器19へ送信する。操作設定表示器19では、演算制御部22から送信されてきた搬送量を搬送量の欄に表示する。したがって、調整ボタン43〜46が押される度に、前述のように振幅強度あるいは動作時間の値が変更されて表示されるとともに、ほとんど同時に、表示変更後の振幅強度及び動作時間に対応する搬送量が表示される。なお、搬送量テーブル31に変更後の振幅強度及び動作時間に対応する搬送量が未記憶の場合には、搬送量の欄に、例えば「データなし」と表示される。そして、確定ボタン47を押すと、それに応じた信号(パラメータ更新信号)が演算制御部22へ送信される。演算制御部22では、パラメータ更新信号が入力されると、振幅強度及び動作時間の動作パラメータの値を、そのときに設定画面41に表示されている振幅強度の値及び動作時間の値に更新する。
以上のように、リニアフィーダ12の振幅強度及び動作時間を変更した場合の搬送量が設定画面41に表示されるので、操作者は、振幅強度及び動作時間を変更した後の搬送量を把握することができ、リニアフィーダ12の調整を容易に行うことが可能になる。また、リニアフィーダ12による被計量物の実際の搬送量は、前述したようにリニアフィーダ12の振幅強度及び動作時間以外の要因(例えば、分散フィーダ上の被計量物の量レベルや各々のリニアフィーダ12の固体差等)によっても変化するため、リニアフィーダ12の振幅強度及び動作時間に基づいて計算によって一意的に求めることは困難である。上記のように、各々のリニアフィーダ12について、実際の搬送量(計量ホッパ14で計量された重量値)に基づいて求められ、そのときの分散フィーダ上の被計量物の量レベルに対応させて搬送量テーブル31に記憶されたリニアフィーダ12の搬送量は信頼性が高く、操作者がその搬送量を見てリニアフィーダ12の調整を行うことにより、的確な調整を行い、精度の高い搬送量の制御が可能になる。
また、リターン(戻る)ボタン50を押すと、リニアフィーダの設定画面41が閉じて他の画面に切り替わる。
また、モード切替ボタン48を押すたびに、モード表示欄49の表示が「自動」と「手動」に交互に切り替わるとともに、操作設定表示器19から制御装置21の演算制御部22へモード表示欄49の表示に応じたリニアフィーダの調整モード指定信号が出力される。モード表示欄49の表示が「自動」である場合はリニアフィーダの調整モードが自動調整モードであり、「手動」である場合は手動調整モードであることを示す。調整モード指定信号として手動調整モードを示す信号が演算制御部22へ入力された場合には、演算制御部22では手動調整モードであることを認識し、前述の操作による振幅強度及び動作時間の変更を行うことができる。また、調整モード指定信号として自動調整モードを示す信号が演算制御部22へ入力された場合には、図5に示す動作を行う。
図5は本実施の形態の組合せ秤においてリニアフィーダの自動調整モードにおける調整動作を示すフローチャートである。この動作は、制御装置21の演算制御部22によって実現される。
まず、ステップS1では、リニアフィーダ12の自動調整モードかどうかを判別する。自動調整モードではない場合には、何の処理も行わない。自動調整モードである場合にステップS2へ進む。
ステップS2では、レベル検出器18からの検出信号を入力し、その検出信号に基づいて分散フィーダ11上の被計量物の量レベルを求める。この量レベルは、前述の搬送量テーブル31を作成及び更新する場合と同様にして、レベル検出器18によって検出される分散フィーダ11上の被計量物の層厚に基づいて求める。
次に、ステップS3では、分散フィーダ上の被計量物の量レベルに変化が有ったかどうかを判別し、変化が無ければステップS1へ戻り、変化が有った場合にはステップS4へ進む。
ステップS4では、繰り返し処理を行うための変数である繰り返し変数kを1に初期化してステップS5へ進む。
ステップS5では、搬送量テーブル31から現在の状態におけるk番のリニアフィーダ12の搬送量(wd)を読み出す。ここで、現在の状態におけるk番のリニアフィーダ12の搬送量とは、設定された品種のk番のリニアフィーダ12において、ステップS2で求めた分散フィーダ上の被計量物の量レベルと、設定されている動作時間及び振幅強度とに対応する搬送量である。
ステップS6では、上記搬送量wdと計量ホッパ目標重量値との差の絶対値が許容値以下であるか否かを判別し、許容値以下である場合にはステップS9へ進み、許容値以下ではない場合にはステップS7へ進む。ここでの許容値は、計量ホッパ目標重量値に基づいて予め定められ、例えば計量ホッパ目標重量値の10%の値に定められている。このステップS6は、計量ホッパ目標重量値をHtとすると、上記搬送量wdが許容範囲(例えば、0.9Htから1.1Htまでの範囲)内であるか否かを判定するステップである。
ステップS7では、搬送量テーブル31から、設定された品種のk番のリニアフィーダにおいて、分散フィーダ上の被計量物の量レベルがステップS2で求めた量レベルであり、設定されている動作時間において、計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い搬送量に対応する振幅強度を探し出す。
次に、ステップS8では、リニアフィーダ12の動作パラメータとして設定されている振幅強度の値を、ステップS7で探し出した振幅強度の値に変更(更新)する。
その後、ステップS9ではkの値を一つ増やし、ステップS10において、kの値がn+1であるか否かを判定し、kの値がn+1になるまでは、ステップS10から次のリニアフィーダ12の処理を行うためステップS5へ戻る。kの値がn+1になると、ステップS10からステップS1へ戻る。
なお、ステップS10におけるnは、組合せ秤のリニアフィーダ12の総数を示し、n個全てのリニアフィーダ12についてステップS5〜ステップS8の処理が行われる。
以上のように、分散フィーダ11上の被計量物の量レベルが変化した場合に、リニアフィーダ12の振幅強度を自動的に変更することができるため、操作者によるリニアフィーダ12の調整回数を少なくすることができる。また、前述のように搬送量テーブル31に記憶されたリニアフィーダ12の搬送量は信頼性が高く、その搬送量に基づいてリニアフィーダ12の自動調整が行われるため、精度の高い搬送量の自動制御が可能になる。
このように、リニアフィーダ12の振幅強度の適切な調整が自動で行える。例えば、従来、分散フィーダ11上の被計量物の量が過渡的に少ないにもかかわらず、組合せホッパ数(排出組合せに選択される計量ホッパの個数)が多いので組合せ精度が悪いと考え、計量ホッパ14に移送される被計量物を増やそうとリニアフィーダ12の振幅強度を上げた後、分散フィーダ11上の被計量物の量が正常な量に戻った時に、計量ホッパ14に被計量物が多めに入ってしまい、組合せホッパ数が減って組合せ精度が悪くなるという問題があったが、このような問題も前述の自動調整モードを実施することにより解消することができる。
また、上記のようにリニアフィーダ12の振幅強度を自動的に変更した場合に、その変更したことを操作者等に報知するための報知手段を設けてあってもよい。この報知手段としては、例えば操作設定表示器19の画面に、リニアフィーダの設定を自動変更した旨を表示するものであってもよいし、上記変更を知らせるための表示灯を設置しておき、変更したときに表示灯を点灯させるようにしてもよい。操作設定表示器19の画面に運転履歴を表示する際に、リニアフィーダの設定を自動変更した旨を含めて表示するようにしてもよい。操作者にリニアフィーダ12の振幅強度が自動的に変更されたことを知らせることにより、操作者の組合せ秤の運転状況の把握に役立たせることができる。
また、ここでは、リニアフィーダ12の振幅強度を自動的に変更するようにしたが、動作時間を変更するようにしてもよいし、振幅強度と動作時間の両方を変更するようにしてもよい。但し、動作時間が長くなると、計量速度が遅くなる場合があるので、振幅強度のみを変更する方が好ましい。
なお、本実施の形態では、リニアフィーダ12の搬送量を移動平均法によって求めた平均重量値を用いて搬送量テーブル31を作成するようにしているが、リニアフィーダ12で搬送された被計量物の最小重量値と最大重量値を用いて搬送量テーブル31を作成し、操作者がリニアフィーダ12の調整操作を行うときに上記平均重量値に代えて最小重量値と最大重量値とが設定画面41に表示されるようにしてもよい。この場合に用いる最小重量値と最大重量値も、計量ホッパ14により計量された被計量物の重量値(重量センサ15の計測値)である。この場合でも、リニアフィーダ12の自動調整モードでは、移動平均法によって求めた平均重量値を用いるようにするため、搬送量テーブル31には、最小重量値及び最大重量値と平均重量値とを記憶するようにすればよい。
なお、本実施の形態では、供給装置10から供給される被計量物の種類が切り替えられて、組合せ秤を複数の種類の被計量物の計量に用いられる場合を想定しているが、組合せ秤が1つの種類(1品種)の被計量物を計量するためだけに用いられる場合には、搬送量テーブル31の品種番号欄は省略できる。
また、組合せ演算の対象となるホッパ(組合せ用ホッパ)として1つの収納室を有する計量ホッパ14を用いた構成であるが、合計重量値が所定重量範囲内である被計量物が排出されるように構成されてあればよく、組合せ演算の対象となるホッパの構成としては種々変更が可能である。例えば、各計量ホッパ14に、それぞれ被計量物が投入される2つの収納室を有するように構成されていてもよい。この場合、供給ホッパ13は計量ホッパ14の2つの収納室へ選択的に被計量物を排出可能な構成であり、計量ホッパ14は収納室ごとに被計量物を排出可能な構成であり、組合せ演算は、各計量ホッパ14の2つの収納室内の各々の被計量物の重量値に基づいて行われ、各収納室が排出組合せに選択される。また、それぞれの計量ホッパ14に対応して計量ホッパ14の斜め下方に、それぞれ対応する計量ホッパ14から計量済みの被計量物が供給されるメモリホッパを配設し、計量ホッパ14は、対応するメモリホッパと集合シュート16とへ選択的に被計量物を排出可能な構成であってもよい。この場合、組合せ演算は、各々の計量ホッパ14内の被計量物の重量値と各々のメモリホッパ内の被計量物の重量値とに基づいて行われ、計量ホッパ14及び/又はメモリホッパが排出組合せに選択される。
また、制御装置21は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。また、演算制御部22及び主記憶装置部23も、1個の装置で構成される必要はなく、複数に分散されていてもよい。
本発明にかかる組合せ秤は、リニアフィーダの調整を容易に行うことが可能になり、また、リニアフィーダの調整回数を少なくすることができる組合せ秤等として有用である。
本発明の実施の形態における組合せ秤の構成を示す概略模式図である。 本発明の実施の形態における組合せ秤の制御系統の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態において作成される搬送量テーブルの一部を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリニアフィーダの設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態においてリニアフィーダの自動調整モードにおける調整動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 供給装置
11 分散フィーダ
12 リニアフィーダ
13 供給ホッパ
14 計量ホッパ
15 重量センサ
16 集合シュート
17 集合ファンネル
18 レベル検出器
19 操作設定表示器
21 制御装置

Claims (8)

  1. 中央部に供給される被計量物を周縁部方向へ分散させて排出する分散フィーダと、
    前記分散フィーダ上の被計量物の量を検出する検出器と、
    前記分散フィーダの周囲に放射状に複数配設され、それぞれ前記分散フィーダから排出される被計量物を載せて搬送するための搬送トラフを有し、それぞれ設定されている振幅強度及び動作時間に基づいて前記搬送トラフを振動させることによって前記分散フィーダから遠ざかる方向へ被計量物を搬送して排出する複数のリニアフィーダと、
    それぞれ、前記リニアフィーダに対応して設けられ、前記リニアフィーダから排出された被計量物を一時保持して排出する複数の供給ホッパと、
    それぞれ、前記供給ホッパに対応して設けられ、前記供給ホッパから排出された被計量物を一時保持して排出可能な構成であるとともに、保持している被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパと、
    各々の前記リニアフィーダについて、前記分散フィーダ上の被計量物の量が予め定められた複数の量レベルのうちのどの量レベルであるかを示す前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶するための搬送量記憶テーブルを有し、前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うたびに、各々の前記リニアフィーダについて、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を求めるとともに、前記計量ホッパに保持されている被計量物が前記リニアフィーダから排出されるときに前記検出器で検出された被計量物の量に基づいて前記分散フィーダ上の量レベルを求め、前記搬送量記憶テーブルに、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶する制御手段と、
    前記リニアフィーダの振幅強度の値及び動作時間の値を入力する入力手段と、
    前記入力手段により前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を入力したときに、そのときの前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度の値及び動作時間の値とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を、前記搬送量記憶テーブルから取得して表示する表示手段とを備えた組合せ秤。
  2. 前記制御手段は、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量として、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパに対し、直近の所定の複数回保持された被計量物の重量値の平均値を求め、前記平均値を前記搬送量記憶テーブルに記憶する請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記制御手段は、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量として、現在までに求められている前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値についての最小値と最大値とを求め、前記最小値と最大値とを前記搬送量記憶テーブルに記憶する請求項1に記載の組合せ秤。
  4. 前記制御手段は、さらに、
    前記分散フィーダ上の量レベルに変化があったときに、各々の前記リニアフィーダについて、前記搬送量記憶テーブルに記憶されている、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量と、予め設定されている前記計量ホッパに保持される被計量物の目標重量値である計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内であるか否かを判定し、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルにおいて、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値に変更するリニアフィーダ調整処理を行うように構成された請求項2に記載の組合せ秤。
  5. 中央部に供給される被計量物を周縁部方向へ分散させて排出する分散フィーダと、
    前記分散フィーダ上の被計量物の量を検出する検出器と、
    前記分散フィーダの周囲に放射状に複数配設され、それぞれ前記分散フィーダから排出される被計量物を載せて搬送するための搬送トラフを有し、それぞれ設定されている振幅強度及び動作時間に基づいて前記搬送トラフを振動させることによって前記分散フィーダから遠ざかる方向へ被計量物を搬送して排出する複数のリニアフィーダと、
    それぞれ、前記リニアフィーダに対応して設けられ、前記リニアフィーダから排出された被計量物を一時保持して排出する複数の供給ホッパと、
    それぞれ、前記供給ホッパに対応して設けられ、前記供給ホッパから排出された被計量物を一時保持して排出可能な構成であるとともに、保持している被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパと、
    制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    各々の前記リニアフィーダについて、前記分散フィーダ上の被計量物の量が予め定められた複数の量レベルのうちのどの量レベルであるかを示す前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶するための搬送量記憶テーブルを有し、前記計量ホッパで計量された被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うたびに、各々の前記リニアフィーダについて、前記リニアフィーダに対応する前記計量ホッパに対し、直近の所定の複数回保持された被計量物の重量値の平均値を求め、前記平均値を前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量にするとともに、前記計量ホッパに保持されている被計量物が前記リニアフィーダから排出されるときに前記検出器で検出された被計量物の量に基づいて前記分散フィーダ上の量レベルを求め、前記搬送量記憶テーブルに、前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応させて、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量を記憶する搬送量記憶テーブル作成及び更新処理と、
    前記分散フィーダ上の量レベルに変化があったときに、各々の前記リニアフィーダについて、前記搬送量記憶テーブルに記憶されている、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルと、前記リニアフィーダの振幅強度及び動作時間とに対応する、前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量と、予め設定されている前記計量ホッパに保持される被計量物の目標重量値である計量ホッパ目標重量値との差が許容範囲以内であるか否かを判定し、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルにおいて、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度及び/又は動作時間を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値に変更するリニアフィーダ調整処理とを行うように構成された組合せ秤。
  6. 前記制御手段は、前記リニアフィーダ調整処理において、前記差が許容範囲以内ではない場合に、前記搬送量記憶テーブルから、前記変化した後の前記分散フィーダ上の量レベルであり、かつ設定されている前記リニアフィーダの動作時間において、前記計量ホッパ目標重量値と一致するか最も近い前記リニアフィーダによる被計量物の搬送量に対応する前記リニアフィーダの振幅強度の値を探し出し、設定されている前記リニアフィーダの振幅強度を前記探し出したリニアフィーダの振幅強度の値に変更するように構成された請求項4または5に記載の組合せ秤。
  7. 前記制御手段により前記リニアフィーダの振幅強度の値及び/又は動作時間の値が変更されたことを報知する報知手段を設けた請求項4または5に記載の組合せ秤。
  8. 前記制御手段は、前記被計量物の種類別に前記搬送量記憶テーブルを有する請求項1〜5のいずれかに記載の組合せ秤。
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