JP4890338B2 - トナー収容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー収容器、及びそのトナー収容器を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ又はその複合機等の画像形成装置において、像担持体(感光体ドラム)、帯電手段、現像手段又はトナー収容部などのプロセス手段を収容したケースを画像形成装置本体に対して着脱可能としたプロセスユニット方式が採用されている。この方式では、プロセスユニットのメンテナンスの際に、使用者がこれを簡単に交換可能である。
従来の画像形成装置として、下記の特許文献1に示すように、像担持体と、トナー収容部を有するプロセスユニットを具備したものがある。トナー収容部は、作像後に発生する廃トナーを収容するためのものであり、内部に廃トナー搬送用の搬送スクリューが配設してある。この搬送スクリューによって、トナー収容部の入り口から導入された廃トナーを攪拌しながら搬送し、廃トナーをトナー収容部内に効率よく充填することができる。
特開2006−98743号公報
トナー収容部を形成する外壁は、例えば、2分割されたケースから成る。そして、トナー収容部を製造する場合は、それぞれのケースの合わせ面を超音波溶接などして溶着して、2つのケースの合わせ面からトナーが外部へ漏れないようにしている。
しかし、上記特許文献1のような内部に搬送スクリューを有するトナー収容部を製造する場合は、ケースに搬送スクリューを挿通してからケース同士を溶着しようとすると、溶着ホーンでケースを押さえる際に、ケースから突出した搬送スクリューの端部が邪魔になる。従って、まず2つのケースを溶着してから、搬送スクリューをケースに挿入しなければならない。
このように、先にケースを溶着し、内部の見えないケースの一端から他端側へ搬送スクリュー等の軸部材を挿通するのは、困難な作業であり、製造効率の悪化に繋がるといった問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑み、トナー収容部に搬送スクリュー等の軸部材を挿入する際、その挿入作業性の向上を図れるトナー収容器及び画像形成装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、少なくともトナー収容部と、当該トナー収容部に設けられたトナー搬送口とを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能にしたトナー収容器において、前記トナー収容部の一端からそれと反対側の他端へ向けて軸部材を回転可能に挿入する際に、当該軸部材が摺動可能な摺動部を有するガイド部材を前記トナー収容部内に配設し、前記ガイド部材を、前記軸部材をトナー収容部に挿入する方向に対して直交する板状に形成したものである。
軸部材をトナー収容部の一端から挿入し、ガイド部材の摺動部に摺動させつつ差し込むことで、軸部材をトナー収容部の一端から他端へ円滑に案内して挿入することができる。
また、ガイド部材をこのような板状に形成することで、摺動部を、軸部材をトナー収容部に挿入する方向に対して直交する方向に延在させることができる。これにより、軸部材と摺動部の接触可能な範囲が広がり、軸部材を安定して案内することができる。
また、トナー収容部を不測に傾けた場合、トナー収容部内でトナー搬送口へ移動するトナーをガイド部材が受け止めることができる。これにより、トナー搬送口がトナーで塞がれるのを抑止することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のトナー収容器において、ガイド部材を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向に複数並設したものである。
軸部材を複数のガイド部材の摺動部に順次摺動させつつ差し込むことで、軸部材をトナー収容部の一端から他端へ一層円滑に案内して挿入することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のトナー収容器において、前記摺動部を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向に対して直交する方向に延在させたものである。
これにより、摺動部の軸部材と接触可能な範囲が広がり、軸部材を安定して案内することが可能となる。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記摺動部を前記軸部材の外周形状に対応した凹状に形成したものである。
これにより、軸部材が摺動部から離脱しにくくなり、軸部材を安定して案内することができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載のトナー収容器において、前記凹状に形成した摺動部の両端部を凸型の湾曲形状に形成したものである。
これにより、軸部材が摺動部の両端部に接触しても、軸部材を滑らかに摺動させることができる。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記摺動部に傾斜面を設けると共に、当該傾斜面を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向へ向かってその軸部材を挿入する経路に接近するように傾斜させたものである。
軸部材が傾斜面を摺動することにより、ガイド部材をスムーズに乗り越えることができる。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記摺動部が、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向の断面形状において湾曲部を有するものである。
軸部材が湾曲部を滑らかに摺動することができ、ガイド部材をスムーズに乗り越えることができる。
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記軸部材の回転中心軸に対する軸直交方向の変位量の大きさに対応して、軸部材とガイド部材との間隔寸法を設定したものである。
ここで、前記「軸部材の回転中心軸に対する軸直交方向の変位量」は、例えば、軸部材に不測に撓みが生じたことにより回転中心軸に対して部分的に軸直交方向に変位して回転するようになった場合の変位量、あるいは軸部材がクランク軸等の意図的に偏心させた部位を有する場合の回転中心軸に対する軸直交方向の変位(偏心)量などを含む。
軸部材の変位量に対応して、ガイド部材と軸部材の間隔寸法を設定するので、軸部材とガイド部材が干渉するのを防止できる。
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載のトナー収容器において、真直状態の前記軸部材が軸直交方向に部分的に変位した場合の当該変位の許容範囲内に前記ガイド部材を配設したものである。
ここで、前記「軸直交方向の変位の許容範囲」は、例えば、真直状態の軸部材がある程度撓んで軸直交方向に変位した場合でも、軸部材が破損しない範囲、又は、軸部材の機能が発揮できる範囲などであるが、それら以外の任意に定めた範囲も含まれる。
軸部材に真直状態からの軸線直交方向の変位が生じた場合、軸部材とガイド部材を干渉させることで、軸部材が前記変位の許容範囲を超えて変位することを防止できる。
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記軸部材の前記トナー収容部への挿入時に、前記ガイド部材を、軸部材を前記トナー収容部に挿入する経路より下方に配置したものである。
挿入する軸部材の重力下方向にガイド部材があることで、作業者が軸部材をガイド部材に接触させ易くなる
請求項11の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記トナー収容部内に、可撓性の仕切り部材を、前記軸部材をトナー収容部に挿入する挿入経路側に変位可能に配設すると共に、前記ガイド部材を前記挿入経路を挟んで前記仕切り部材と反対側に配設したものである。
軸部材の挿入前に、仕切り部材が前記挿入経路側へ変位しても、挿入経路側にガイド部材が存在することで、仕切り部材が挿入経路側へ大きく変位するのを防止することができる。これにより、挿入時の軸部材と仕切り部材との接触抵抗を低減させることができる。また、挿入時の軸部材と仕切り部材との接触抵抗を低減させることで、仕切り部材が傷付きにくくなる。
請求項12の発明は、請求項1から11のいずれか1項に記載のトナー収容器において、前記軸部材が搬送スクリューであって、前記摺動部における軸部材をトナー収容部に挿入する挿入方向の長さを、前記搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅より大きく設定したものである。
これにより、搬送スクリューをガイド部材の摺動部に摺動させる際に、搬送スクリューの螺旋部間にガイド部材が入り込むことがないので、搬送スクリューを円滑に案内することができる。
請求項13の発明は、請求項12に記載のトナー収容器において、前記ガイド部材を前記挿入方向に互いに接近して複数配設すると共に、両端にあるガイド部材同士の互いに対向する端面間の長さを、前記搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅より大きく設定したものである。
これにより、搬送スクリューをガイド部材の摺動部に摺動させる際に、搬送スクリューの螺旋部間に前記複数のガイド部材が入り込むことがないので、搬送スクリューを円滑に案内することができる。
請求項14の発明は、請求項13に記載のトナー収容器において、前記互いに近接したガイド部材相互間の間隔寸法を、前記搬送スクリューの螺旋部の厚さより小さく設定したものである。
これにより、搬送スクリューをガイド部材の摺動部に摺動させる際に、前記複数のガイド部材相互間に搬送スクリューの螺旋部が入り込むことがないので、搬送スクリューを円滑に案内することができる。
請求項15の発明は、請求項1に記載のトナー収容器において、前記トナー収容部と像担持体を一体に構成したものである。
このように、トナー収容器に、トナー収容部と像担持体を一体に構成可能である。
請求項16の発明は、請求項1に記載のトナー収容器において、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のいずれか1つと、像担持体及び前記トナー収容部とを一体に構成したものである。
このように、トナー収容器に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のいずれか1つと、像担持体及びトナー収容部を一体に構成可能である。
請求項17の発明は、請求項1から16のいずれか1項に記載のトナー収容器を備えた画像形成装置である。
前記請求項1から16のいずれか1項に記載のトナー収容器を、画像形成装置に適用することができる。
本発明のトナー収容器によれば、ガイド部材によって軸部材をトナー収容部の一端から他端へ円滑に案内することができるので、軸部材をトナー収容部に容易に挿入することができる。そして、軸部材の挿入作業性の向上により、製造コストの低減を図ることができる。
また、ガイド部材をこのような板状に形成することで、摺動部を、軸部材をトナー収容部に挿入する方向に対して直交する方向に延在させることができる。これにより、軸部材と摺動部の接触可能な範囲が広がり、軸部材を安定して案内することができる。
また、トナー収容部を不測に傾けた場合、トナー収容部内でトナー搬送口へ移動するトナーをガイド部材が受け止めることができる。これにより、トナー搬送口がトナーで塞がれるのを抑止することができる。
また、前記トナー収容器を備えた画像形成装置においても、前記と同様の効果を発揮できる。
図1は、本発明のカラー画像形成装置の概略を示す断面図であり、以下、同図に基づいてこの画像形成装置の主要部を説明する。画像形成装置は、カラー画像の色分解成分に対応するブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色の現像剤によって画像を形成するための4つのプロセスユニット1K,1C,1M,1Yを備えている。
各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yは、互いに異なる色のトナーが収容されている以外は同様の構成になっている。1つのプロセスユニット1Kを例にその構成を説明すると、プロセスユニット1Kは、像担持体2と、帯電手段4と、現像手段5と、クリーニング手段3等を有している。プロセスユニット1Kは画像形成装置の本体に対して着脱可能に装着され、一度に消耗部品を交換可能となっている。
各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yの上方には、露光器7が配設されている。この露光器7は、画像データに基づいてレーザダイオードからレーザ光(L1〜L4)を発するように構成されている。
また、各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yの下方には、転写装置8が配設されている。転写装置8は、各像担持体2に対向する4つの一次転写ローラ9、各一次転写ローラ9と駆動ローラ10及び従動ローラ11に掛け渡され循環走行する中間転写ベルト12、駆動ローラ10に対向して配置した二次転写ローラ13、ベルトクリーニング装置14、クリーニングバックアップローラ15等を有する。
画像形成装置の下部には、シート状記録媒体としての用紙を多数枚収容可能な給紙カセット16と、給紙カセット16から用紙を送り出す給紙ローラ17が設けてある。給紙ローラ17から二次転写ローラ13と駆動ローラ10のニップに至る途中には、用紙を一旦停止させるレジストローラ対18が配設されている。
二次転写ローラ13と駆動ローラ10のニップの上方には、定着装置19が設けてある。定着装置19は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ19aと、これに対し所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ19bを備えている。
定着装置19の上方には、用紙を外部へ排出するための排紙ローラ対20が配設してある。排紙ローラ対20によって排出される用紙は、上部カバーを内方へ凹ませて形成した排紙トレイ21上に積載されるように構成されている。
転写装置8と給紙カセット16の間には、ベルトクリーニング装置14にて除去された廃トナーを収容する廃トナー収容器22が配設されている。廃トナー収容器22の入り口部にはベルトクリーニング装置14から伸びた図示しない廃トナー移送ホースが接続されている。
以下、上記プロセスユニット1(1K,1C,1M,1Y)の構成について詳しく説明する。
図2はプロセスユニットを分解した斜視図である。同図に示すように、プロセスユニット1は、現像手段5とトナー収容部6等を有する現像ユニット100、像担持体2とクリーニング手段3等を有する像担持体ユニット101、これら両ユニット100,101を支持する左面支持部材102及び右面支持部材103から成る。
図2のX−X矢視断面図である図3に示すように、トナー収容部6は、上ケース26、下ケース27、上ケース26と下ケース27の間に介在する仕切り部材23等を有する。つまり、トナー収容部6は、この仕切り部材23を介して隔離された2つの区画室24,25を有し、下ケース27側の区画室24は、未使用トナーT1が収容してある未使用トナー収容室であり、上ケース26側の区画室25は、廃トナーT2が収容される廃トナー収容室となっている。
仕切り部材23は、プラスチック製シート等から成る可撓性のシート状部材であり、未使用トナー収容室24側及び廃トナー収容室25側に変位可能となっている。すなわち、未使用トナー収容室24内の未使用トナーT1が減少して、廃トナー収容室25に廃トナーT2を回収していくと、回収された廃トナーT2の自重により仕切り部材23が次第に押し下げられるように構成されている。
プロセスユニット1は、像担持体2の表面からクリーニング手段3で除去したトナーを上記廃トナー収容室25まで搬送するトナー搬送手段を備えている。そのトナー搬送手段は、クリーニング装置3で掻き落とした廃トナーを水平に搬送する下方の第一搬送スクリュー28(螺旋状コイル)と、第一搬送スクリュー28から送られてきた廃トナーを上方へ搬送する搬送ベルト29と、搬送ベルト29で運んだ廃トナーを廃トナー収容室25へ水平に搬入する第二搬送スクリュー30(螺旋軸)と、廃トナー収容室25内で廃トナーを攪拌しつつ搬送する第三搬送スクリュー31(螺旋軸)を有する。
図4は、左面支持部材102の内部を露出した状態を示す斜視図である。図4に示すように、左面支持部材102内にループ状のトナー搬送経路32が形成され、搬送ベルト29がそのトナー搬送経路32に沿って循環走行するように構成されている。搬送ベルト29は無端ベルトであり、その搬送ベルト29の外周の搬送面には複数の凹凸部が形成されている。この搬送ベルト29の凹凸部とトナー搬送経路32を形成する周壁内面32aとの間に廃トナーを保持して搬送するようになっている。
搬送ベルト29は、トナー搬送経路32内に回転可能に設けた上方の動力伝達軸33(駆動手段)と下方のコロ34に張架されている。このように、搬送ベルト29は、2軸で張架した構成であるが、3軸以上で張架する場合であってもよい。また、動力伝達軸33は、第三搬送スクリュー31の一端部に連結されている。第三搬送スクリュー31の図示しない他端部には駆動ギアが連結され、その駆動ギアの回転運動を第三搬送スクリュー31及び動力伝達軸33を介して搬送ベルト29に伝達するように構成されている。
以下、この画像形成装置の基本的動作について説明する。
図1において、図示しない画像形成装置の制御部からの給紙信号によって給紙ローラ17が回転すると、給紙カセット16に積載した用紙の最上位の用紙のみが分離されてレジストローラ対18側へ送り出される。用紙の先端がレジストローラ対18のニップに到達すると、中間転写ベルト12上に形成されるトナー画像とタイミング(同期)をとるために、用紙に弛みを形成した状態で待機する。
次に、作像動作について説明する。
1つのプロセスユニット1Kを例にして説明すると、まず、帯電手段4にて像担持体2の表面を均一な高電位に帯電させる。画像データに基づいて露光器7から像担持体2の表面にレーザビームL1が照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。トナー収容部6(の未使用トナー収容室24)から未使用のブラックトナーを現像手段5に供給する。現像手段5によって静電潜像が形成された像担持体2の表面部分にトナーを転移させ、ブラックのトナー画像を形成(現像)する。そして、像担持体2上に形成したトナー画像を中間転写ベルト12に転写する。その他の各色のプロセスユニット1C,1M,1Yにおいても、同様にして像担持体2上にトナー画像が形成され、4色のトナー画像が重なり合うように中間転写ベルト12に転写される。
レジストローラ対18と給紙ローラ17が駆動を再開し、中間転写ベルト12に重畳転写したトナー画像とタイミング(同期)をとって用紙を二次転写ローラ13へ送る。そして、二次転写ローラ13によって、送られてきた用紙に重畳転写したトナー画像を転写する。
トナー画像を転写された用紙は定着装置19へと搬送される。定着装置19に送り込まれた用紙は、定着ローラ19aと加圧ローラ19b間に挟まれ、その未定着トナー画像が加熱・加圧されて用紙に定着される。トナー画像が定着された用紙は、定着装置19から排紙ローラ対20へ送り出され、排紙ローラ対20によって排紙トレイ21へ排出される。
また、中間転写ベルト12上のトナー画像を用紙に転写した後、中間転写ベルト12上には残留トナーが付着しており、この残留トナーは、ベルトクリーニング装置14によって中間転写ベルト12から除去される。中間転写ベルト12から除去されたトナーは、図示しない廃トナー搬送手段によって、粉体収容器22へと搬送され回収される。
また、各クリーニング手段3は、中間転写行程を経た後の像担持体2表面に付着している残留トナーを除去する。その後、図示しない除電装置が、クリーニング後の像担持体2の残留電荷を除電する。
各クリーニング手段3で除去したトナーは、図3に示す第一搬送スクリュー28によって、搬送ベルト29の下端へと搬送され、搬送ベルト29で上方に搬送される。廃トナーは搬送ベルト29の上端で落下し、第二搬送スクリュー30によって廃トナー収容室25内に搬入される。
第二搬送スクリュー30と第三搬送スクリュー31のそれぞれの螺旋部は、同じ向きに形成されているが、互いに逆回転するようになっている。すなわち、第二搬送スクリュー30が廃トナーを廃トナー収容室25の奥側(図5の下方)へと運び、第三搬送スクリュー31が、第二搬送スクリュー30によって運ばれてきた廃トナーを廃トナー収容室25の手前側(図5の上方)へと移送する。このように第二・第三搬送スクリュー30,31で互いに逆方向へ廃トナーを移送することで、廃トナーを攪拌しつつ、変形可能な仕切り部材23を効率良く下方へ膨らませて廃トナーを収容することができる。
図5は、プロセスユニットの簡略平面図である。第二搬送スクリュー30の図の上側の端部は、上ケース26の図の上側の側面に貫設した貫通孔35から突出している。第二搬送スクリュー30の図の下側の端部は、上ケース26の図の下側の側面に貫設した貫通孔36から突出し、図示しない駆動ギアに連結されている。なお、図の上側の貫通孔35は、搬送ベルト29で搬送した廃トナーを廃トナー収容室25へ搬入するためのトナー搬送口となっている。
また、第三搬送スクリュー31の図の上側の端部と下側の端部は、第二搬送スクリュー30が突出した両貫通孔35,36に隣接して設けた図の上側の貫通孔37と図の下側の貫通孔38から突出されている。上述したように、第三搬送スクリュー31の図の上側の端部は、搬送ベルト29の動力伝達軸33に連結され、第三搬送スクリュー31の図の下側の端部は、図示しない駆動ギアと連結されている。
この実施形態では、第二搬送スクリュー30と第三搬送スクリュー31は、それぞれ上側の貫通孔35,37から下側の貫通孔36,38へ(矢印Aの方向へ)挿入可能となっている。また、第二・第三搬送スクリュー30,31を、上記挿入方向(矢印Aの方向と)反対向きに挿入可能に構成するか、又は両方向に挿入可能に構成してもよい。
図5に示すように、廃トナー収容室25内には、3つのガイド部材39が配設してある。ガイド部材39は、第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)の軸方向の中間及び両端側に配設され、軸方向と直交方向に延在している。
図6は、上ケース26を下方から見た斜視図である。図6に示すように、ガイド部材39は板状の部材である。図6に示されている2つガイド部材39は、図5におけるガイド部材39aとガイド部材39bである。
各ガイド部材39は、上ケース26の上部内面に一体に固着され、ガイド部材39と仕切り部材23との間に、第二搬送スクリュー30及び第三搬送スクリュー31が挿通してある(図3参照)。第二・第三搬送スクリュー30,31に臨むガイド部材39の縁部は、第二・第三搬送スクリュー30,31を上ケース26に対して挿入して取り付ける際に、それら搬送スクリュー30,31が摺接可能な摺動部40となっている。
3つのガイド部材39は、ほぼ同様の形状に形成されているので、各ガイド部材39の形状について、1つのガイド部材39aを例に説明する。図7に示すように、ガイド部材39aの各摺動部40,40は、第二・第三搬送スクリュー30,31の外周形状に対応した弧状ないし半円弧状の凹状に形成されている。また、摺動部40の形状は、弧状、半円弧状以外に、矩形の凹状、あるいはV字状などであってもよい。
ガイド部材39aの第二・第三搬送スクリュー30,31側に突出した部分、又は仕切り部材23側へ突出した部分は、凸型の湾曲形状に形成されている。具体的には、各摺動部40,40の両端部41が凸型の湾曲形状に形成されている。
第二・第三搬送スクリュー30,31を上ケース26に挿入して取り付けた状態で、それら搬送スクリュー30,31とガイド部材39が干渉すると、搬送能力の低下、異音・騒音の発生、又は各部材の破損等が生じる虞がある。そのため、ガイド部材39と第二・第三搬送スクリュー30,31との間に隙間(図7のD2,D4)を設け、互いに干渉しないようにしてある。
ところで、第二・第三搬送スクリュー30,31は、PS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、POM(ポリオキシメチレン)等の樹脂材で形成されていてその剛性は必ずしも高いとはいえない。そのため、トナー収容室25内に廃トナーが回収されてくると、蓄積された廃トナーが第二・第三搬送スクリュー30,31を押圧して撓む場合がある。また、それら搬送スクリュー30,31が撓んだ状態で形成される場合もある。この実施形態では、第二・第三搬送スクリュー30,31は両端支持の構造となっているので、上記撓みが生じた場合の回転中心軸に直交する方向の変位量は、各搬送スクリュー30,31の中間付近において最大となる。
そこで、軸方向の中間にあるガイド部材39bと、第二搬送スクリュー30との間隔寸法D1(図8参照)は、軸方向両端側にあるガイド部材39a,39cと、第二搬送スクリュー30との間隔寸法D2(図7参照)より大きく設定している。また、第三搬送スクリュー31に対しても同様に、中間にあるガイド部材39bと第三搬送スクリュー31との間隔寸法D3(図8参照)は、両端側にあるガイド部材39a,39cと第三搬送スクリュー31との間隔寸法D4(図7参照)より大きく設定している。
このように、第二・第三搬送スクリュー30,31に撓みが生じると大きく変位する部位と、それに対応する箇所に配設したガイド部材39bとの隙間を大きく確保することで、撓みが生じた場合でも互いに干渉しないようにしてある。
また、第二搬送スクリュー30又は第三搬送スクリュー31が片持ち支持されている場合は、支持されていない方の端部で軸直交方向の変位量が最大となる。従って、この場合は上記搬送スクリュー30,31の支持されていない端部と、その付近に配設されたガイド部材39との間隔を相対的に大きく確保することが好ましい。
また、真直状態であった第二・第三搬送スクリュー30,31に撓みが生じた場合、それら搬送スクリュー30,31とガイド部材39を意図的に干渉させて、搬送スクリュー30,31の撓みによる軸直交方向の変位が許容範囲を超えないように規制してもよい。すなわち、ガイド部材39を、第二・第三搬送スクリュー30,31の真直状態からの軸直交方向の変位の許容範囲内に配設する。前記「軸直交方向の変位の許容範囲」は、例えば、第二・第三搬送スクリュー30,31がある程度撓んで軸直交方向に変位した場合でも、それら搬送スクリュー30,31が破損しない範囲や、トナー搬送機能を発揮できる範囲などであるが、それら以外の任意に定めた範囲も含まれる。
以下、上記ガイド部材の変形例について説明する。
図9の(a)〜(c)は、ガイド部材39の断面図であり、同図において符号Sは第二搬送スクリュー30又は第三搬送スクリュー31をトナー収容部6に挿入する挿入経路、矢印Aはそれら搬送スクリュー30,31の挿入方向を示す。
図9(a)に示すガイド部材39は、その摺動部40に傾斜面42を形成している。この傾斜面42は、挿入方向Aに向かうにつれて挿入経路S側へ接近するように傾斜している。また、傾斜面42は同図に示すようなテーパ状以外に、曲線状等に形成してもよい。
図9(b)に示すガイド部材39は、摺動部40に図9(a)と同様の傾斜面42が形成され、その傾斜面42の両端に2つの湾曲部43a,43bが連設してある。すなわち、図9(b)の変形例は、図9(a)の変形例においてシャープな角部を滑らかな湾曲形状に形成したものである。
図9(c)に示すガイド部材39は、廃トナー収容室25内に立設したベース板46と、ベース板46の先端に一体に付設されると共に挿入経路Sに沿って延在する滑り板47を有する。滑り板47の下面に摺動部40が配設してある。摺動部40は、挿入方向Aの上流側(図の左側)の傾斜面42と、挿入方向Aの下流側(図の右側)のストレート部44と、傾斜面42とストレート部44を連結する湾曲部43cを有する。傾斜面42は、図9(a)と同様に傾斜し、ストレート部44は挿入経路Sと平行に配設されている。
図10に示すように、摺動部40の挿入方向Aの長さ(幅)N1を、第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)の螺旋部45のピッチ幅Pより大きく設定することが望ましい。これにより、第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)をガイド部材39の摺動部40に摺動させる際に、第二搬送スクリュー30の螺旋部45間にガイド部材39が入り込むことがないので、第二搬送スクリュー30を円滑に案内することができる。また、ガイド部材39の長さN1を図10のように大きく設定すると、ガイド部材39が樹脂成型品である場合、成形後にヒケが生じることがある。ガイド部材39のヒケを回避するために、例えば、図9(c)のようなガイド部材39の形状を適用するとよい。
また、上記ヒケ防止のために、図11(a)に示すように、複数のガイド部材39を挿入方向Aに互いに接近して櫛歯状に配設してもよい。この場合、ガイド部材39のうち、両端にあるガイド部材39,39の互いに対向する端面間の長さN2を、第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)の螺旋部45のピッチ幅Pより大きく設定する。第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)の螺旋部45間にガイド部材39が入り込むのを防止するためである。さらにこの場合、図11(b)に示すように、各ガイド部材39相互間の間隔寸法Wを、螺旋部45の厚さTより小さく設定することが好ましい。これにより、複数のガイド部材39相互間に螺旋部45が入り込むことがないので、第二搬送スクリュー30(又は第三搬送スクリュー31)を円滑に案内することができる。
以下、第二・第三搬送スクリュー30,31を上ケース26に取り付ける方法について説明する。
図3に示すように、上ケース26と下ケース27は、仕切り部材23を介した状態で、互いに超音波溶接などで接着してあり、上ケース26と下ケース27を一体化したトナー収容部6が形成されている。上ケース26の上面は平面状に形成してあり、この上ケース26の上面が下方にくるように、トナー収容部6を倒立状態にして、作業台などの載置面上に置く(図12参照)。トナー収容部6を倒立載置した状態では、仕切り部材23が重力などの影響で下方へ膨らんで変位し、その下方へ変位した仕切り部材23を各ガイド部材39が支持している。このとき、ガイド部材39の仕切り部材23側へ突出した縁部は凸型の湾曲形状に形成されているので(図3参照)、仕切り部材23がその凸型の湾曲形状の縁部に接触しても仕切り部材23を傷付ける虞がない。
図12に示すように、第二搬送スクリュー30を、上ケース26の貫通孔35から内部へ挿入する。第二搬送スクリュー30の先端を、手前のガイド部材39aから、中間のガイド部材39b、奥側のガイド部材39cへと順に、それぞれの摺動部40に摺動させつつ差し込んでいく。第二搬送スクリュー30の先端を奥側のガイド部材39cの摺動部40に接触させた状態で、第二搬送スクリュー30の先端が貫通孔36の近傍に配置される。そして、第二搬送スクリュー30の先端をさらに前進させて貫通孔36から外部へ突出させる。
また、第三搬送スクリュー31を上ケース26に挿通する場合も、第二搬送スクリュー30と同様に行えばよい。なお、第二搬送スクリュー30と第三搬送スクリュー31のどちらを先に挿通してもよい。
上述のようにトナー収容部6を倒立状態にすると、ガイド部材39が、第二・第三搬送スクリュー30,31の挿入経路の下方に配置される。つまり、挿入する第二・第三搬送スクリュー30,31の重力下方向にガイド部材39があることで、作業者が第二・第三搬送スクリュー30,31をガイド部材39に摺接させ易くなる。
また、トナー収容部6を倒立状態にしても、ガイド部材39が存在することで、仕切り部材23が下方の挿入経路S側へ大きく変位することを防止することができる。これにより、挿入時の第二・第三搬送スクリュー30,31と仕切り部材23との接触抵抗を低減させることができる。また、挿入時の第二・第三搬送スクリュー30,31と仕切り部材23との接触抵抗を低減させることで、仕切り部材23が傷付きにくくなる。
言い換えれば、仕切り部材23を未使用トナー収容室24側及び廃トナー収容室25側に大きく変位可能な袋状に形成しても、ガイド部材39が存在することによって、仕切り部材23が廃トナー収容室25側へ大きく変位することを防止することができる。一方、トナーの使用後は、仕切り部材23を未使用トナー収容室24側に大きく変位させて、廃トナー収容室25の容積を大きく確保することが可能となる。
また、仕切り部材23が挿入経路S側へ大きく変位することを防止するために、仕切り部材23と挿入経路Sとの間に、例えば梁状のガイド部材39を配設してもよい。ただし、未使用トナー収容室24の容積を大きく確保するためには、図3のようにガイド部材39を挿入経路Sを挟んで仕切り部材23と反対側に配設した方が好ましい。
ガイド部材39の摺動部40を深い凹状に形成すれば、仕切り部材23が挿入経路S側に変位しても、ガイド部材39の摺動部40と仕切り部材23との間に隙間を確保し易くなる。この隙間に搬送スクリュー30,31を通過させることで、一層挿入させ易く、かつ仕切り部材23を傷付けにくくすることが可能となる。
また、図13に示すように、プロセスユニットを不測に傾けて、トナー搬送口35が重力下方向に配設された場合、廃トナー収容室25内の廃トナーは重力に従って下方へ移動する。このとき、廃トナーの一部T2は、ガイド部材39によって受け止められトナー搬送口35側へ移動するのを防止される。これにより、全ての廃トナーがトナー搬送口35側へ移動するのを防止することができ、トナー搬送口35が廃トナーで塞がれるのを抑止することが可能となる。また、本実施形態では、ガイド部材39がトナー搬送口35付近にも配設されていることで、トナーをトナー搬送口35付近で受け止めることができ、トナー搬送口35がトナーで塞がれるのを効果的に抑止することができる。また、ガイド部材39の配設数を4つ以上に増加させたり、ガイド部材39の面積を大きくしたりすることにより、このようなガイド部材39の廃トナー受け止め作用を高めることが可能である。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。上述の実施形態では、像担持体2、クリーニング手段3、帯電手段4、現像手段5、トナー収容部6を有するプロセスユニットを例に挙げて説明してきたが、トナー収容部6を画像形成装置に対して着脱可能にしたトナー収容器に配設し、像担持体2、クリーニング手段3、帯電手段4、現像手段5と独立して配設してもよい。また、このトナー収容器に、トナー収容部6と像担持体2を一体に構成してもよく、トナー収容器に、クリーニング手段3、帯電手段4、現像手段5のいずれか1つと、トナー収容部6及び像担持体2を一体に構成してもよい。あるいは、トナー収容器がそれらの部材以外の部材も備えるものであってもよい。ガイド部材39は、少なくとも1つ配設すればよい。また、トナー収容部6に挿入するものは、上記搬送スクリューに限らず、駆動軸、又はその他の軸部材であってもよい。
本発明の画像形成装置の概略断面図である。 前記画像形成装置に設けたプロセスユニットの分解斜視図である。 図2のX−X矢視断面図である。 前記プロセスユニットの左面支持部材の内部を露出させた状態を示す斜視図である。 前記プロセスユニットの簡略平面図である。 前記上ケースの斜視図である。 前記プロセスユニットの要部を示す断面側面図である。 前記プロセスユニットの別の要部を示す断面側面図である。 ガイド部材の要部を拡大した図であって、(a)はその一変形例を示す拡大図、(b)は他の変形例を示す拡大図、(c)は別の変形例を示す拡大図である。 前記ガイド部材の長さと、搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅との関係を示す要部拡大図である。 (a)は両端にあるガイド部材同士の対向する端面間の長さと、搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅との関係を示す要部拡大図、(b)はガイド部材相互間の間隔寸法と、搬送スクリューの螺旋部の厚さとの関係を示す要部拡大図である。 搬送スクリューを上ケースに挿入する様子を示す一部断面斜視図である。 前記プロセスユニットのトナー搬送口を重力下方向に配設した状態を示す簡略図である。
1 プロセスユニット
2 像担持体
3 クリーニング手段
4 帯電手段
5 現像手段
6 トナー収容部
23 仕切り部材
24 未使用トナー収容室
25 廃トナー収容室
30 第二搬送スクリュー
31 第三搬送スクリュー
39 ガイド部材
40 摺動部
41 端部
42 傾斜面
43a,43b,43c 湾曲部
45 螺旋部
A 挿入方向
D1,D2,D3,D4 間隔寸法
N1 長さ
N2 長さ
P ピッチ幅
S 挿入経路
T 厚さ
W 間隔寸法

Claims (17)

  1. 少なくともトナー収容部と、当該トナー収容部に設けられたトナー搬送口とを備え、画像形成装置本体に対し着脱可能にしたトナー収容器において、
    前記トナー収容部の一端からそれと反対側の他端へ向けて軸部材を回転可能に挿入する際に、当該軸部材が摺動可能な摺動部を有するガイド部材を前記トナー収容部内に配設し
    前記ガイド部材を、前記軸部材をトナー収容部に挿入する方向に対して直交する板状に形成したことを特徴とするトナー収容器。
  2. 前記ガイド部材を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向に複数並設したことを特徴とする請求項1に記載のトナー収容器。
  3. 前記摺動部を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向に対して直交する方向に延在させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー収容器。
  4. 前記摺動部を前記軸部材の外周形状に対応した凹状に形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  5. 前記凹状に形成した摺動部の両端部を凸型の湾曲形状に形成したことを特徴とする請求項4に記載のトナー収容器。
  6. 前記摺動部に傾斜面を設けると共に、当該傾斜面を、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向へ向かってその軸部材を挿入する経路に接近するように傾斜させたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  7. 前記摺動部が、前記軸部材を前記トナー収容部に挿入する方向の断面形状において湾曲部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  8. 前記軸部材の回転中心軸に対する軸直交方向の変位量の大きさに対応して、軸部材とガイド部材との間隔寸法を設定したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  9. 真直状態の前記軸部材が軸直交方向に部分的に変位した場合の当該変位の許容範囲内に前記ガイド部材を配設したことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  10. 前記軸部材の前記トナー収容部への挿入時に、前記ガイド部材を、軸部材を前記トナー収容部に挿入する経路より下方に配置したことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  11. 前記トナー収容部内に、可撓性の仕切り部材を、前記軸部材をトナー収容部に挿入する挿入経路側に変位可能に配設すると共に、前記ガイド部材を前記挿入経路を挟んで前記仕切り部材と反対側に配設したことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  12. 前記軸部材が搬送スクリューであって、前記摺動部における軸部材をトナー収容部に挿入する挿入方向の長さを、前記搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅より大きく設定したことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のトナー収容器。
  13. 前記ガイド部材を前記挿入方向に互いに接近して複数配設すると共に、両端にあるガイド部材同士の互いに対向する端面間の長さを、前記搬送スクリューの螺旋部のピッチ幅より大きく設定したことを特徴とする請求項12に記載のトナー収容器。
  14. 前記互いに近接したガイド部材相互間の間隔寸法を、前記搬送スクリューの螺旋部の厚さより小さく設定したことを特徴とする請求項13に記載のトナー収容器。
  15. 前記トナー収容部と像担持体を一体に構成したことを特徴とする請求項に記載のトナー収容器。
  16. 帯電手段、現像手段、クリーニング手段のいずれか1つと、像担持体及び前記トナー収容部とを一体に構成したことを特徴とする請求項に記載のトナー収容器。
  17. 請求項1から16のいずれか1項に記載のトナー収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置
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