JP4890203B2 - 車室内用空気吹出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センタレジスタ、サイドレジスタ、ロアレジスタ、サイドデフロスタ等、車室内用空気吹出装置に関する。
車室内用空気吹出装置の一形式として、空気誘導路を形成する方形の筒体と、前記筒体内における先端側部位に互いに並列して回動可能に支持された複数の前側風向調整板と、前記筒体内における先端から後方に所定間隔離れた部位に互いに並列して回動可能に支持されて前記各前側風向調整板とは直交状態に位置する複数の後側風向調整板と、前記各前側風向調整板の所定の前側風向調整板に長手方向に摺動可能に組付けられた操作ノブを備え、前記操作ノブは前記所定の後側風向調整板に連結機構を介して作動的に連結されていて、前記操作ノブを、前記所定の前側風向調整板上を長手方向に摺動させることにより、前記各後側風向調整板を互いに連動して揺動動作させる構成の車室内用空気吹出装置がある。
当該形式の車室内用空気吹出装置を構成する前記筒体、前記各前側風向調整板、および、前記各後側調整板は、合成樹脂材料にて成形されている樹脂成形品であって、一般には、これらの構成部材はそれぞれ別々に成形されていて、前記筒体に、各前側風向調整板を1枚1枚組付け、かつ、各後側風向調整板を1枚1枚組付けることにより、当該形式の車室内用空気吹出装置が組立てられている。このため、当該形式の車室内用空気吹出装置の組立てには、部品点数が多いことから、組付け工数が多くて組立て作業が面倒である。
近年、これに対処すべく、前記各後側風向調整板または前記各前側風向調整板を1群として、かつ、各後側風向調整板または各前側風向調整板を互いに連結する連結ロッド、および/または、各後側風向調整板または各前側風向調整板を回動可能に支持する支持板を同一の成形金型内にて成形し、成形された各後側風向調整板または各前側風向調整板を1群として、連結ロッドおよび/または支持板に組付ける成形方法が提案されている(特許文献1を参照)。また、当該成形方法はすでに実用化されており、当該成形方法を採用して構成された車室内用空気吹出装置が、「レジスタ」なる名称で提案されている(特許文献2を参照)。特許文献2に提案されているレジスタは、後側風向調整板である複数の縦ブレードと筒体であるリテーナを同一の成形金型内にて成形し、かつ、各縦ブレードが同成形金型内でリテーナ内に組付けられているものである。
ところで、当該形式の空気吹出装置においては、前記各前側風向調整板の所定の前側風向調整板に長手方向へ摺動可能に組付けられた操作ノブが、連結機構を介して、前記各後側風向調整板の所定の風向調整板に作動的に連結されていて、前記操作ノブを、前記所定の前側風向調整板上を長手方向に摺動させることにより、前記各後側風向調整板を互いに連動して揺動動作させる構成となっている。当該連結機構は、その構成が複雑であることから、当該成形方法に支障をきたすおそれがあり、また、当該連結機構の構成が操作ノブの操作性に影響を及ぼすおそれがある。上記した特許文献2には、これらの問題に対処し得る連結機構が提案されている。
当該特許文献2にて提案されているレジスタにおいては、連結機構は、各後側風向調整板の所定の後側風向調整枚に設けた被連結側の第1の連結機構部と、操作ノブ側に設けた連結側の第2の連結機構部によって構成されている。図6および図7には、当該レジスタの連結機構を示しており、また、図8(a)には全ての縦ブレードを同一の成形金型内にて成形する状態を模式的に示している。
当該レジスタ10は、空気誘導路を形成する方形の筒体であるリテーナ10aと、リテーナ10a内における先端開口部の近傍に回動可能に支持されて上下方向に並列する複数の横ブレード群10bと、リテーナ10a内における横ブレード群10bより所定距離後方の部位に回動可能に支持されて左右方向に並列する複数の縦ブレード群10cと、操作ノブを縦ブレードに作動的に連結する連結機構10dを備えている。これらの全ての構成部材は、合成樹脂材料にて成形されている。
特に、縦ブレード群10cと、縦ブレード郡10cの各縦ブレードを互いに連結する後述の連結ロッド13eと、各縦ブレードを回動可能に支持する後述の支持板13fは、図8(a)に模式的に示す成形金型10e内にて成形されているものであり、成形金型10eは、成形された縦ブレード群10cの各縦ブレードを、成形金型10e内にて、連結ロッド13eおよび支持板13fに組付けることができるように構成されている。なお、同図(a)における符号10e1は、固定側金型を示し、符号10e2は可動側金型を示し、符号PLは可動側金型10e2を固定側金型10e1から離間可能なパーテーションラインを示している。
当該レジスタ10においては、図6および図7に示すように、横ブレード群10bの中間部に位置する所定の横ブレード11に操作ノブ12が組付けられている。操作ノブ12は、横ブレード11に対して、その左右方向に摺動可能に組付けらていて、操作ノブ12と縦ブレード群10cの中間部に位置する所定の縦ブレード13との間に、連結機構10dが形成されている。当該連結機構10dは、縦ブレード13に設けた被連結側の第1の連結機構部10d1と、操作ノブ12側に設けた連結側の第2の連結機構部10d2とにより構成されている。
第1の連結機構部10d1は、縦ブレード13の前側中間部に一体的に形成された上下一対の平板状の支持板部13a,13bと、これら両支持板部13a,13bにおける前方の部位に、左右に偏倚して一体的に形成された左右一対の断面楕円状の連結柱部13c,13dを備え、縦ブレード13における両支持板部13a,13b間の前側壁部は、後方へ円弧状に切り欠かれた形状に形成されている。第1の連結機構部10d1のこのような構造は、パーテーションラインPLを基準線として、可動側金型10e2を固定側金型10e1に対して離間できる構造である。第1の連結機構部10d1を具備する縦ブレード郡10cは、連結ロッド13eおよび支持板13fに組付けられた組立て構造体として、リテーナ10a内に組付けられている。
一方、第2の連結機構部10d2は、横ブレード11に左右方向へ摺動可能に組付けられている操作ノブ12の後部に操作ノブ12と一体に形成されている。第2の連結機構部10d2は、左右に所定間隔を保持して後方へ突出する左右一対の外側の連結腕部12a,12bと、これら両連結腕部12a,12bの中間に位置して両連結腕部12a,12b間を左右の係合溝部12a1,12b1に区画する中央の連結腕部12cにより構成されている。中央の連結腕部12cは、外側の両連結腕部12a,12bよりわずかに短尺のもので、その突出端部は円錐形状に形成されている。
第1の連結機構部10d1は、各連結柱部13a,13bを、第2の連結機構部10d2の各係合溝部12a1,12b1に挿入された状態で、第2に連結機構部10d2と作動的に連結されている。
当該連結機構10dにおいては、横ブレード11上に組付けられている操作ノブ12を左右方向に摺動させると、操作ノブ12は、各係合溝部12a1,12b1に挿入されている連結柱部13c,13dを左右の一方へ押動して、縦ブレード13を左右方向に揺動させる。この間、中央の連結腕部12cにて押動されている連結柱部13c,13dの一方は、係合溝部を開口部側へ移行し、縦ブレード13が所定量揺動した時点で、中央の連結柱部12cの先端を乗り越えて外側の連結腕部12a,12bの一方側に移行し、かつ、連結柱部13c,13dの他方は係合溝の基端部側へ移行し、外側に位置する連結腕部12a,12bの他方によって押動されることになる。
特公平4−69542号公報 特許第3329670号公報
ところで、当該連結機構10dを構成する第1の連結機構部10d1においては、上記した構造を採ることにより、成形金型10eの固定側金型10e1と可動側金型10e2間にて縦ブレード群フィン10cと一体的に成形可能であるが、固定側金型10e1と可動側金型10e2の互いに対向する部位は、パーテーションラインPLで示すように複雑な形状となり、幅狭な突出部が複数存在することから、強度的な問題が発生することが考えられる。このため、当該連結機構部10dには、パーテーションラインPLが簡単な形状となって、成形金型10eの強度を向上し得る構造が要請される。
また、当該連結機構10dにおいては、縦ブレード群10cを連動して揺動させる場合、その途中で、第1の連結機構部10d1における押動される側の連結柱部13c,13dが、第2の連結機構部10d2の中央の連結腕部12cから一方の外側の連結腕部12a,12b側に移行するが、この際には、操作ノブ12には、急激な荷重変化が発生する。この結果、操作ノブ12の操作者は操作途中に引っ掛かりを感じ、操作フィーリングが損なわれることになる。このため、当該連結機構10dには、操作ノブ12の操作フィーリングを向上し得る構造が要請される。
また、当該連結機構10dを構成する第1の連結機構部10d1においては、上記した構造を採ることにより、上下の支持板部13a,13b間には、縦ブレードとして機能するブレード部が存在せず、両支持板部13a,13b間には、縦ブレード群10cを揺動させた状態では、図8(b)の1点鎖線で示すように、空気流が直進する誘導路が形成される。この結果、当該連結機構10dにおいては、レジスタ10の空気流の指向機能が損なわれることになる。このため、当該連結機構10dには、空気流の指向機能を向上し得る構造が要請される。
従って、本発明の目的は、当該連結機構10dに対する上記した各要請に対処し得る構成の連結機構を提供するものである。
本発明は、車室内用空気吹出装置に関する。本発明が適用対象とする空気吹出装置は、
空気誘導路を形成する方形の筒体と、前記筒体内における先端側部位に互いに並列して回動可能に支持された複数の前側風向調整板と、前記筒体内における先端から後方に所定間隔離れた部位に互いに並列して回動可能に支持されて前記各前側風向調整板とは直交状態に位置する複数の後側風向調整板と、前記各前側風向調整板の所定の前側風向調整板に長手方向に摺動可能に組付けられた操作ノブを備え、前記操作ノブは前記各後側風向調整板の所定の後側風向調整板に連結機構を介して作動的に連結されていて、前記操作ノブを、前記所定の前側風向調整板上を長手方向に摺動させることにより、前記各後側風向調整板を互いに連動して揺動動作させる形式の車室内用空気吹出装置である。
しかして、本発明に係る空気吹出装置においては、前記連結機構は、前記操作ノブ側に設けられた連結側の連結機構部と、前記所定の後側風向調整板に設けられた被連結側の連結機構部とからなり、前記連結側の連結機構部は、前記操作ノブの後端側に設けられて所定の間隔を保持して後方に延びる一対の連結腕部を備える構成とし、前記被連結側の連結機構部は、前記所定の後側風向調整板を長手方向に分割して形成された一対の調整板部と、前記各調整板部の先端部に一体的に形成されて互いに対向する一対の支持板部と、前記各支持板部の互いに対向する各側縁部にこれら各支持板部と一体的に形成されてこれら各支持板部を互いに連結する一対の連結板部と、前記各支持板部における前記各連結板部より前側中央部に前記各支持板部と一体的に形成されてこれら支持板部を互いに連結する断面円形状の連結柱部を備える構成としている。
本発明に係る車室内用空気吹出装置においては、前記被連結側の連結機構部を構成する前記連結柱部が前記連結側の連結機構部を構成する前記両連結腕部間の係合溝部に回転可能に挿入されている状態で、前記操作ノブが前記所定の後側風向調整板に連結されていることを特徴とするものである。
本発明に係る車室内用空気吹出装置においては、連結機構を構成する被連結側の連結機構部を上記した構成とすることにより、固定側金型と可動側金型の互いに対向するパーテーションラインPLを簡単な形状とすることができ、両金型を、幅狭な突出部が複数存在することがない金型とすることができ、成形金型の強度を従来の成形金型より向上させることができる。
また、当該連結機構においては、被連結側の連結機構部と連結側の連結機構部は、所定の後側風向調整板側に設けた1本の断面円形状の連結柱部を、操作ノブ側に設けた一対の両連結腕部間の係合溝部に挿入した状態で互いに連結するように構成されている。このため、後側風向調整板群を揺動動作すべく操作ノブを前側風向調整板上を摺動操作している間、連結柱部は、両連結腕部間の係合溝部内に位置し、操作ノブに対して急激な荷重変化が発生することはない。従って、操作ノブの操作者は、操作ノブの摺動操作の途中で引っ掛かりを感じることはなく、操作ノブの操作フィーリングが損なわれることはない。
また、本発明に係る車室内用空気吹出装置においては、所定の後側風向調整板を、長手方向に分割された一対の調整板部と、これら各風向調整板部に一体的に形成されて互いに対向する一対の支持板部と、前記各支持板部の互いに対向する各側縁部にこれら各支持板部と一体的に形成されてこれら各支持板部を互いに連結する一対の連結板部と、前記各支持板部における前記各連結板部より前側中央部に前記各支持板部と一体的に形成されてこれら支持板部を互いに連結する断面円形状の連結柱部を備える構成として、これらの各構成部からなる部位を被連結側の連結機構部としている。
かかる構成の連結機構によれば、各連結板部が、風向調整板部の風向調整機能を補足すべく機能する。このため、当該連結機構においては、後側風向調整板群が揺動動作した状態にあっても、空気流が直進する誘導路が形成されることはなく、当該空気吹出装置の空気流の指向機能が損なわれることはない。
本発明は、車室内用空気吹出装置に関する。図1〜図4には、本発明に係る空気吹出装置の一実施形態であるレジスタ20を示している。当該レジスタ20は、車室内の前面側のインストルメントパネルの背面側に位置する空調装置の空気ダクトの先端側に接続されて、インストルメントパネルに組付けられるもので、インストルメントパネルに組付けられている状態では、空気吹出口部が車室内に臨んでいる。
当該レジスタ20は、空気誘導路を形成する方形の筒体であるリテーナ20aと、リテーナ20aの先端開口部の近傍に回動可能に支持されて、上下方向に並列する複数の横ブレード群20bと、リテーナ20a内における横ブレード群20bより所定距離後方の部位に支持されて左右方向に並列する複数の風向調整板である縦ブレード群20cと、操作ノブを縦ブレードに作動的に連結する連結機構20dを備え、これらの全ての構成部材は、合成樹脂材料を使用して形成されている樹脂成型品である。
特に、縦ブレード20c群を構成する各縦ブレードと、各縦ブレードを互いに連結する後述の連結ロッド23eと、各縦ブレードを回動可能に支持する後述の支持板23fは、図5(a)に模式的に示す成形金型20e内にて成形されるものである。成形金型20eは、成形された縦ブレード群20cの各縦ブレードを、成形金型20e内にて、成形された連結ロッド23eに組付けるとともに、成形された支持板23fに組付けることができるように構成されている。なお、同図における符号20e1は固定側金型を示し、符号20e2は可動側金型を示し、符号PLは可動側金型20e2を固定側金型20e1から離間することができるパーテーションラインを示している。
当該レジスタ20においては、横ブレード群20cの中間部に位置する所定の横ブレード21に、操作ノブ22が組付けられている。操作ノブ22は、横ブレード21に対して、その左右方向へ摺動可能に組付けられていて、操作ノブ22と、縦ブレード群20cの中間部に位置する所定の縦ブレード23との間に連結機構20dが形成されている。当該連結機構20dは、縦ブレード23側に設けた被連結側の第1の連結機構部20d1と、操作ノブ22側に設けた連結側の第2の連結機構部20d2とにより構成されている。
縦ブレード23は、図3〜図5に示すように、上下に分割されていて、上下の両ブレード部23a1,23a2の端部には、それぞれ平板状の支持板部23b1,23b2が一体的に成形されている。第1の連結機構部20d1は、これら両支持板部23b1,23b2と、各支持板部23b1,23b2のそれぞれの互いに対向する各側縁部にこれら両支持板部23b1,23b2と一体的に成形されてこれら両支持板部23b1,23b2を互いに連結する一対の連結板部23c1,23c2と、各支持板部23b1,23b2の前側中央部にこれら両支持板部23b1,23b2と一体的に成形されてこれら両支持板部23b1,23b2を互いに連結する断面円形状の連結柱部23dを備えている。第1の連結機構部20d1のこのような構造は、パーテーションラインPLを基準線として、可動側金型20e2を固定側金型20e1から離間できる構造である。第1の連結機構部20d1を具備する縦ブレード郡20cは、連結ロッド23eおよび支持板23fに組付けられた組立て構造体として、リテーナ20a内に組付けられている。
一方、第2の連結機構部20d2は、横ブレード21に左右方向へ摺動可能に組付けられる操作ノブ22の後部に、操作ノブ22と一体的に成形されている。第2の連結機構部20d2は、操作ノブ22の後部に設けた左右一対の連結腕部22a,22bからなり、第1の連結機構部20d1の連結腕部23dを、これら両連結腕部22a,22b間の係合溝部22cに挿入されている状態で、操作ノブ22は縦ブレード23に作動的に連結している。
しかして、当該連結機構20dを構成する第1の連結機構部20d1を備える縦ブレード23を含む縦ブレード群20cは、図5(a)に示すように、成形金型20eの固定側金型20e1と可動側金型20e2間にて成形され、成形終了後には、可動側金型20e2を固定側金型20e1から離間されて離型される。離型された縦ブレード群20cは、成形金型20e内にて、成形金型20eが具備する図示しない組付け用治具によって、リテーナ20a内の所定の部位に組付けられて、リテーナ20a内に回動可能に支持される。
このように構成した連結機構20dを具備するレジスタ20においては、前側に位置する横ブレード群20bを揺動動作させて、空気吹出口部から吹出する空気流を上下方向の一方に指向させるには、操作ノブ22を、横ブレード21上で上下方向の一方に回動操作する。これにより、横ブレード21は上下方向の一方に揺動動作し、同時に横ブレード21と連結ロッド21aを介して互いに連結している全ての横ブレード(横ブレード群20b)が連動して同方向に揺動動作し、空気吹出口部から吹出する空気流は、横ブレード群20bの揺動方向に指向される。
また、後側に位置する縦ブレード群20cを揺動動作させて、空気吹出口部から吹出する空気流を左右方向の一方に指向させるには、操作ノブ22を、横ブレード21上を左右方向の一方へ摺動操作する。これにより、縦ブレード23は左右方向の一方に揺動動作し、同時に、縦ブレード23と連結ロッド23eを介して互いに連結している全ての縦ブレード(縦ブレード群20c)が連動して同方向に揺動動作し、空気吹出口部から吹出する空気流は、縦ブレード群20cの揺動方向に指向される。
ところで、当該レジスタ20が具備する連結機構20dを構成する第1の連結機構部20d1は、上記した構造を採ることにより、成形金型20eの固定側金型20e1と可動側金型20e2間にて縦ブレード群20cと一体的に成形することができるが、固定側金型20e1と可動側金型20e2の互いに対向する部位は、図5(a)に記載のパーテーションラインPLで示しように簡単な形状となり、両金型20e1,20e2間には、幅狭な突出部が複数存在することはない。このため、当該成形金型20eは、図8(a)に示す従来の成形金型10eに比較して強度が高いものとなる。
また、当該レジスタ20が具備する連結機構20dにおいては、縦ブレード群20cを連動して揺動動作させる場合、第1の連結機構部20d1を構成する連結柱部20dは、第2の連結機構部20d2を構成する両連結腕部22a,22b間の係合溝部22c内に常に位置する。このため、操作ノブ22の左右方向への摺動途中に急激な荷重変化が発生するようなことはなく、操作ノブ22の操作者は、操作ノブ22の摺動操作途中に引っ掛かりを感じることがなくて、操作フィーリングが損なわれることはない。
また、当該レジスタ20が具備する連結機構20dを構成する第1の連結機構部20d1においては、上記した構造を採ることにより、両支持板部23b1,23b2間にて互いに対向する各側縁部に位置する各連結板部23c1,23c2は、図5(b)にて1点鎖線で示すように、縦ブレード23の各ブレード部23a1,23a2と同様の風向調整機能を有する。このため、第1の連結機構部20d1においては、縦ブレード群20cが揺動動作した状態にあっても、空気流が直進する誘導路が形成されることはなく、当該レジスタ20の空気流の指向機能が損なわれることはない。
本発明に係る車室内用空気吹出装置の一実施形態であるレジスタを示す正面図である。 同レジスタの斜視図である。 同レジスタの縦断側面図である。 同レジスタの横断平面図である。 同レジスタを構成する縦ブレード群を成形金型内で成形する状態をを示す模式図(a)、および、縦ブレード群が揺動動作している場合の空気吹出口部から吹出する空気流の指向方向を示す模式図(b)である。 従来の車室内用空気吹出装置であるレジスタの縦断側面図である。 同レジスタの横断平面図である。 同レジスタを構成する縦ブレード群を成形金型内で成形する状態を示す模式図(a)、および、縦ブレード群が揺動動作している場合の空気吹出口部から吹出する空気流の指向方向を示す模式図(b)である。
符号の説明
10…レジスタ、10a…リテーナ、10b…横ブレード群、10c…縦ブレード群、10d…連結機構、10d1…第1の連結機構部、10d2…第2の連結機構部、10e…成形金型、10e1…固定側金型、10e2…可動側金型、11…横ブレード、12…操作ノブ、12a,12b,12c…連結腕部、12a1,12b1…係合溝部、13…縦ブレード、13a,13b…支持板部、13c,13d…連結柱部、13e…連結ロッド、13f…支持板、20…レジスタ、20a…リテーナ、20b…横ブレード群、20c…縦ブレード群、20d…連結機構、20d1…第1の連結機構部、20d2…第2の連結機構部、20e…成形金型、20e1…固定側金型、20e2…可動側金型、21…横ブレード、21a…連結ロッド、22…操作ノブ、22a,22b…連結腕部、22c…係合溝部、23…縦ブレード、23a1,23a2…ブレード部、23b1,23b2…支持板部、23c1,23c2…連結板部、23d…連結柱部、23e…連結ロッド、23f…支持板、PL…パーテーションライン。

Claims (1)

  1. 空気誘導路を形成する方形の筒体と、前記筒体内における先端側部位に互いに並列して回動可能に支持された複数の前側風向調整板と、前記筒体内における先端から後方に所定間隔離れた部位に互いに並列して回動可能に支持されて前記各前側風向調整板とは直交状態に位置する複数の後側風向調整板と、前記各前側風向調整板の所定の前側風向調整板に長手方向に摺動可能に組付けられた操作ノブを備え、前記操作ノブは前記各後側風向調整板の所定の後側風向調整板に連結機構を介して作動的に連結されていて、前記操作ノブを、前記所定の前側風向調整板上を長手方向に摺動させることにより、前記各後側風向調整板を互いに連動して揺動動作させる形式の車室内用空気吹出装置であり、
    前記連結機構は、前記操作ノブ側に設けられた連結側の連結機構部と、前記所定の後側風向調整板に設けられた被連結側の連結機構部とからなり、
    前記連結側の連結機構部は、前記操作ノブの後端側に設けられて所定の間隔を保持して後方に延びる一対の連結腕部を備える構成とし、
    前記被連結側の連結機構部は、前記所定の後側風向調整板を長手方向に分割して形成された一対の調整板部と、前記各調整板部の先端部に一体的に形成されて互いに対向する一対の支持板部と、前記各支持板部の互いに対向する各側縁部にこれら各支持板部と一体的に形成されてこれら各支持板部を互いに連結する一対の連結板部と、前記各支持板部における前記各連結板部より前側中央部に前記各支持板部と一体的に形成されてこれら支持板部を互いに連結する断面円形状の連結柱部を備える構成として、
    前記被連結側の連結機構部を構成する前記連結柱部が前記連結側の連結機構部を構成する前記両連結腕部間の係合溝部に回転可能に挿入されている状態で、前記操作ノブが前記所定の後側風向調整板に連結されていることを特徴とする車室内用空気吹出装置。
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