JP6234240B2 - レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の空調装置に使用される空気吹出調整用のレジスタに関し、特に非長方形で異形の空気吹出口の内側に、複数のフィンを有する可動ルーバを配設したレジスタに関する。
自動車等の空調の空気吹出口に使用される空気吹出調整用のレジスタとして、通風路を形成するベゼルまたはリテーナ内に、前可動ルーバと後可動ルーバを直交方向に前後して配設し、ベゼルに設けた空気吹出口から空気を吹き出す際、前可動ルーバ、後可動ルーバの各フィンの角度を変えて空気の吹出し方向を上下左右に調整するレジスタが、下記特許文献1などで知られている。
このようなレジスタにおいて、主として意匠性やデザイン的なデマンドから、空気吹出口の形状が短手方向に短く長手方向に長い非長方形状で、長手方向の両端部の幅が相違する、異形の空気吹出口を有したレジスタが、製作される場合がある。
特開2002−103954号公報
この種のレジスタは、その空気吹出口50の正面形状が、例えば、図21に示すように、左辺部51が短く、右辺部52が長い、非長方形状の異形形状であって、その上辺部53と下辺部54が傾斜する場合がある。
このような場合、その空気吹出口50の直ぐ上流側に配設される前可動ルーバの3枚の前フィンは、意匠性向上などの観点から、中央前フィン55が水平姿勢で、上部前フィン56が上辺部53と略平行に、左端部を下に右端部を上に上げた傾斜姿勢で、下部前フィン57が下辺部54と略平行に、左端部を上に右端部を下に下げた傾斜姿勢で配置される。3枚の前フィンつまり中央前フィン55、上部前フィン56、下部前フィン57は、その両側端部に設けた支軸を介して、各々の軸受部55a,56a,57aにより、上下に回動可能に軸支される。
この前可動ルーバは、送風方向を例えば下に振った場合、図22〜図24のように、3枚の前フィン55〜57が斜め下方を向くように回動し、空気吹出口50の左辺部51に近い箇所では、図23に示す如く、3枚の前フィン55〜57の間隔が適度に狭いために、送風方向が良好に斜め下方に曲げられる。
しかし、右辺部52に近い箇所では、図24に示す如く、3枚の前フィン55〜57の間隔がより広いために、下方に振った際の送風方向が下方に曲がりにくい現象が生じる。
このため、空気吹出口50の左辺部51に近い箇所からの送風の指向性に比して、右辺部52に近い箇所からの送風の指向性は悪くなり、前可動ルーバを上下に振った際の送風の指向性が悪化し易い不具合があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、非長方形で異形の空気吹出口の内側に、複数のフィンを有する可動ルーバが傾斜して配設されたレジスタにおいて、意匠性の向上を図るとともに、可動ルーバを上または下に振ったときの風の指向性を向上させることができるレジスタを提供することを目的とする。
本発明に係るレジスタは、非長方形で異形の空気吹出口の内側に、複数のフィンを有する可動ルーバが配設されたレジスタにおいて、
該可動ルーバの各フィンは、左右両側端部に設けた支軸により上下に回動可能に軸支され、該複数のフィンの左右端部の各支軸を軸支する軸受部の間隔は、一方の側の軸受部の間隔が他方の側の軸受部の間隔より広く形成され、該複数のフィンの相互の間隔が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなるように左右方向に傾斜して配置され、少なくとも1枚の該フィンの送風方向の幅が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなる形態に形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、複数のフィンの相互の間隔が、一方の軸受部から他方の軸受部に向けて徐々に広くなるように左右方向に傾斜して配置され、少なくとも1枚のフィンの送風方向の幅が、一方の軸受部から他方の軸受部に向けて徐々に広くなる形態に形成されるから、可動ルーバのフィンを下に或いは上に振った場合、空気吹出口の内側に、同じ幅のフィンが左右方向に傾斜して配置される従来のレジスタに比して、可動ルーバの正面視の意匠性を改善できるとともに、より長い側辺部近傍から送風される風の指向性を向上させ、しかも、フィンを上または下に振ったときの、レジスタ正面からの空気吹出口の見栄えを良くすることができる。
ここで、上記レジスタにおいて、上記可動ルーバには上フィン、中央フィン、下フィンの3枚のフィンが設けられ、該中央フィンは水平横方向に配置され、該上フィンと該下フィンは該中央フィンを対称軸に対称に配置することができる。また、上記空気吹出口の上辺部に最も近い該上フィンは該上辺部と略平行に配設され、該下辺部に最も近い該下フィンは該下辺部と略平行に配設することができる。
またここで、上記空気吹出口は、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜して形成され、且つ前記一方の側辺部近傍の該空気吹出口の傾斜角度が他方の側辺部近傍の傾斜角度より大きく形成され、前記上フィンは、送風方向の幅が等しい帯状に形成され、前記中央フィン及び前記下フィンは、送風方向の幅が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなる形態に形成され、該他方の軸受部近傍における該下フィンの送風方向の幅が、該中央フィンの幅より広く形成される構成とすることができる。
この発明のレジスタによれば、中央フィンと下フィンの送風方向の幅が、一方の軸受部から他方の軸受部に向けて徐々に広くなるように形成され、さらに、該下フィンの送風方向の幅が該中央フィンの幅より広く形成されるから、可動ルーバのフィンを下に振った場合、空気吹出口が送風方向を下方に導風しにくい形態、つまり、空気吹出口の下部が前方に突き出し上部が後退するように空気吹出口が傾斜し、且つ該一方の軸受部近傍の該空気吹出口の傾斜角度が他方の軸受部近傍の傾斜角度より大きく形成される形態であっても、他方の軸受部近傍における該フィンの幅広部位によって導風性能が向上し、可動ルーバのフィンを下に振ったときの風の指向性を向上させることができる。また、フィンを上または下に振ったときの、レジスタ正面からの空気吹出口の見栄えを改善することができる。
またここで、上記構成のレジスタにおいて、上記空気吹出口の両側の側辺部は鉛直方向に対し傾斜するとともに、一方の側辺部と他方の側辺部の傾斜角度が相違して形成され、上記可動ルーバの各フィンの両側の支軸を軸支する軸受部が鉛直方向に対し傾斜して配設されるように構成することができる。
また、上記レジスタのフィンは、その幅が徐々に広くなる拡張部位の上流側の上面に、傾斜面を形成することが好ましい。この発明のレジスタによれば、フィンの拡幅部位の傾斜面によって、可動ルーバを下に振ったときの導風性能をより向上させることができるとともに、レジスタの空気吹出口の正面視の見栄え、意匠性を向上させることができる。
本発明のレジスタによれば、非長方形で異形の空気吹出口の内側に、複数のフィンを有する可動ルーバが傾斜して配設されたレジスタにおいて、意匠性の向上を図るとともに、可動ルーバを上または下に振ったときの風の指向性を向上させることができる。
本発明のレジスタの模式図的な正面図である。 同レジスタの前可動ルーバを下に振ったときの模式図的な正面図である。 図2のC-C断面図である。 図2のD-D断面図である。 ベゼルの空気吹出口の前面が傾斜するレジスタの模式図的な正面図である。 同レジスタの前可動ルーバを下に振ったときの模式図的な正面図である。 図6の-E-E断面図である。 図6の-F-F断面図である。 本発明に一実施形態を示すレジスタの正面図である。 同レジスタの右側面図である。 同レジスタの左側面図である。 同レジスタの平面図である。 同レジスタの斜視図である。 前可動ルーバの正面図である。 同前可動ルーバの平面図である。 同前可動ルーバの右側面図である。 前可動ルーバの上フィンの斜視図(a)、同上フィンの平面図(b)、同上フィンの拡大右側面図(c)、同上フィンの正面図(d)である。 前可動ルーバの中央フィンの斜視図(a)、同中央フィンの操作ノブを装着した状態の斜視図(b)である。 前可動ルーバの中央フィンの平面図(a)、同中央フィンの正面図(b)、同中央フィンの拡大右側面図(c)である。 前可動ルーバの下フィンの斜視図(a)、同下フィンの平面図(b)、同下フィンの拡大右側面図(c)、同下フィンの正面図(d)である。 従来のレジスタの模式図的な正面図である。 同レジスタの前可動ルーバを下方向に振ったときの模式図的な正面図である。 図22のA-A断面図である。 図22のB-B断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。先ず、本発明の基本的な実施形態の第1構成を、図1〜図4を参照して説明する。このレジスタは、内部に通風路5を形成したリテーナ2の前部にベゼル1を設けて構成され、ベゼル1には、図1に示す如く、非長方形状(台形状)の空気吹出口4が形成され、リテーナ2内には空気吹出口4に通じる通風路5が形成される。なお、この明細書で使用するレジスタの前後は、通風路5内における下流側が前部、その上流側が後部としている。
空気吹出口4は、図1,2に示す如く、その上辺部4aと下辺部4bとを結ぶ左の側辺部4cが右の側辺部4dより短く形成された台形状に形成され、上辺部4aと下辺部4bは水平軸に対し傾斜して形成される。空気吹出口4の内側に、3枚のフィンつまり上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cを有する可動ルーバ3が配設される。
この可動ルーバ3の中央フィン3bは、水平横方向に配置され、上フィン3aは空気吹出口4の上辺部4aと略平行に、つまりその右端部を上に上げるように傾斜し、下フィン3cは空気吹出口4の下辺部4bと略平行に、つまりその右端部を下に下げるように傾斜して配設される。
図1に示すように、可動ルーバ3の上フィン3aは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ2の側壁の両側に設けた軸受部6a,6bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、中央フィン3bは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ2の側壁の両側に設けた軸受部7a,7bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、下フィン3cは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ2の側壁に設けた軸受部8a,8bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。
可動ルーバ3の上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cを軸支する両側の各々の軸受部6a,6b、7a,7b、8a,8bは、その右側の軸受部6b、7b、8bの上下間隔が、その左側の軸受部6a,7a,8aの上下間隔より広く形成され、それによって、上記のように、上フィン3aはその右端部を上に上げるように傾斜し、下フィン3cはその右端部を下に下げるように傾斜し、中央フィン3bは水平横方向に配置される。
さらに、図2に示すように、可動ルーバ3の上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cの送風方向の幅は、左側の軸受部6a,7a,8aから右側の軸受部6b、7b、8bに向けて徐々に広くなるように形成されている。つまり、図2に示す如く、上フィン3aの右側の軸受部6b近傍の幅W2が、左側の軸受部6a近傍の幅W1より徐々に広くなるように形成され、中央フィン3bの右側の軸受部7b近傍の幅W2が、左側の軸受部7a近傍の幅W1より徐々に広くなるように形成され、同様に、下フィン3cの右側の軸受部8b近傍の幅W2が、左側の軸受部8a近傍の幅W1より徐々に広くなるように形成される。幅W1と幅W2の大小関係は、W2>W1となっている。
また、図1〜図4には省略されているが、可動ルーバ3の上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cは、1本のリンクバーによりその偏移位置が相互に連結され、例えば中央フィン3bに外嵌される操作ノブにより、可動ルーバ3を上下に回動操作したとき、全てのフィンが連動して上下に回動可能である。
なお、図では省略されるが、可動ルーバ3の上流側に、可動ルーバ3と直交する後フィンを有する後可動ルーバを配設することができ、その場合、可動ルーバ3は前可動ルーバとなる。
上記構成のレジスタでは、リテーナ2の通風路5内に送風した場合、上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cの相互の間隔が、軸受部6a,7a,8aから右側の軸受部6b、7b、8bに向けて徐々に広くなるように傾斜して配置される形状である。よって、上フィン3a、中央フィン3b、及び下フィン3cの送風方向の幅が、左側の軸受部6a,7a,8aから右側の軸受部6b、7b、8bに向けて徐々に広くなるように形成されるから、図3,4に示すように、可動ルーバ3を下に(或いは上に)振った場合、右側の軸受部6b、7b、8b近傍から送風される風の指向性は、左側の軸受部6a,7a,8a近傍から送風される風の指向性と略同様となるように送風される。
これにより、同じ幅のフィンが左右方向に傾斜して配置される従来のレジスタに比して、レジスタの送風の指向性を向上させることができる。また、図2に示すように、可動ルーバ3を下に振った場合の意匠性、つまり、レジスタ正面からの空気吹出口4の見栄えを良くすることができる。
図5〜図8は本発明の実施形態のレジスタにおける別の基本的構成を示している。このレジスタは、内部に通風路15を形成したリテーナ12の前面にベゼル11を設けて構成され、ベゼル11には、図5、6に示す如く、非長方形状(台形状)の空気吹出口14が形成され、リテーナ12内には空気吹出口14に通じる通風路15が形成される。
ベゼル11に形成された空気吹出口14は、図5〜図8に示すように、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜して形成され、且つ右側の軸受部16b、17b、18b近傍の空気吹出口14の傾斜角度が、左側の軸受部16a,17a,18a近傍の傾斜角度より大きく形成され、空気吹出口14の傾斜状態は、通風路15の通風方向と平行な中央軸線と垂直な面に対し捻れ状態となっている。
また、空気吹出口14は、上記と同様に、図5,6に示す如く、その上辺部14aと下辺部14bとを結ぶ左の側辺部14cが右の側辺部14dより短く形成された台形状に形成され、上辺部14aと下辺部14bは水平軸に対し傾斜して形成される。空気吹出口14の内側に、3枚のフィンつまり上フィン13a、中央フィン13b、及び下フィン13cを有する可動ルーバ13が配設される。
さらに、可動ルーバ13の中央フィン13bは、水平横方向に配置され、上フィン13aは空気吹出口14の上辺部14aと略平行に、つまりその右端部を上に上げるように傾斜し、下フィン13cは空気吹出口14の下辺部14bと略平行に、つまりその右端部を下に下げるように傾斜して配設される。
図5に示す如く、可動ルーバ13の上フィン13aは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ12の側壁の両側に設けた軸受部16a,16bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、中央フィン13bは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ12の側壁の両側に設けた軸受部17a,17bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、下フィン13cは、その両側端部に突設した支軸を、リテーナ12の側壁に設けた軸受部18a,18bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。
可動ルーバ13の上フィン13a、中央フィン13b、及び下フィン13cを軸支する両側の各々の軸受部16a,16b、17a,17b、18a,18bは、その右側の軸受部16b、17b、18bの上下間隔が、その左側の軸受部16a,17a,18aの上下間隔より広く形成され、それによって、上記のように、上フィン13aはその右端部を上に上げるように傾斜し、下フィン13cはその右端部を下に下げるように傾斜し、中央フィン13bは水平横方向に配置される。
さらに、図6に示すように、上フィン13aは、送風方向の幅(W3)が左右で等しい帯状に形成されるが、可動ルーバ13の中央フィン13b、及び下フィン13cの送風方向の幅は、左側の軸受部17a,18aから右側の軸受部17b、18bに向けて徐々に広くなるように形成されている。つまり、図6に示す如く、中央フィン13bの右側の軸受部17b近傍の幅W4が、左側の軸受部17a近傍の幅W3より徐々に広くなるように形成され、同様に、下フィン13cの右側の軸受部18b近傍の幅W5が、左側の軸受部18a近傍の幅W3より徐々に広くなるように形成される。
さらに、下フィン13cの右側の軸受部18b近傍の幅W5は、中央フィン13bの右側の軸受部17b近傍の幅W4より広くなるように形成される。つまり、幅W5と幅W4の大小関係は、W5>W4となっている。さらに、図8に示すように、中央フィン13b及び下フィン13cの右側の軸受部17b、18b近傍における上流側上面に、傾斜面9が形成され、中央フィン13b及び下フィン13cの右側の上流側部分の厚さが、この傾斜面9により、上流側端部に向けて徐々に薄くなるように形成される。
これにより、ベゼル11に形成された空気吹出口14が、図5,6に示す如く、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜して形成され、且つ各フィンの右側の軸受部16b、17b、18b近傍の空気吹出口14の傾斜角度が、左側の軸受部16a,17a,18a近傍の傾斜角度より大きく形成される形態であっても、右側の軸受部16b、17b、18b近傍の空気吹出口14から指向性の良い下側方向の送風を行うことができ、空気吹出口14の可動ルーバ13を下に振った場合の風の指向性を向上させることができる。また、この傾斜面9を中央フィン13b及び下フィン13cの右側に設けることにより、送風時の圧力損失を低減し、可動ルーバ13を下に振ったときの導風性能を高め、正面視の見栄えを良くし、意匠性を向上させることができる。
上記構成のレジスタでは、リテーナ12の通風路15内に送風した場合、上フィン13a、中央フィン13b、及び下フィン13cの相互の間隔が、軸受部16a,17a,18aから右側の軸受部16b、17b、18bに向けて徐々に広くなるように傾斜して配置される。よって、中央フィン13b、及び下フィン13cの送風方向の幅が、左側の軸受部17a,18aから右側の軸受部17b、18bに向けて徐々に広くなるように形成されるから、図7,8に示すように、可動ルーバ13を下に(或いは上に)振ったとき、右側の軸受部17b、18b近傍から送風される風の指向性が左側の軸受部17a,18a近傍から送風される風の指向性と略同様となるように送風される。
これにより、空気吹出口14が、その下部を前方に突き出し、その上部を後退させるように傾斜して形成され、且つ各フィンの右側の軸受部16b、17b、18b近傍の空気吹出口14の傾斜角度が、左側の軸受部16a,17a,18a近傍の傾斜角度より大きく形成される形態であっても、同じ幅のフィンが左右方向に傾斜して配置される従来のレジスタに比して、右側の軸受部16b、17b、18b近傍の空気吹出口14から送風される風の指向性が大きく改善され、レジスタの送風方向を左右の部位で揃え、風の指向性を向上させることができる。
また、図8に示すように、中央フィン13b及び下フィン13cの右側の軸受部17b、18b近傍における上流側上面(拡張部位)に傾斜面9が、フィンの上流側端部の厚さを徐々に薄くするように形成されるから、可動ルーバ13を下に振った際の圧力損失を低減しつつ導風性能を向上させることができ、さらにその際の意匠性を向上させ、レジスタ正面からの空気吹出口14の見栄えを良くすることができる。
図9〜図20は、上記図5〜図8によって説明したレジスタにおいて、より具体的なレジスタの実施形態を示している。このレジスタは、図9〜図13に示すように、内部に通風路25を有しダクト状に形成されたリテーナ22の前部に、ベゼル21が嵌着され、ベゼル21に前面には、非長方形状で異形の空気吹出口29が形成される。
リテーナ22の前部上面と下面には、図12,13に示す如く、係止爪を設けた係止部22aが設けられ、ベゼル21の背面部の対応箇所に嵌合部21aが背面に向けて突設され、ベゼル21は係止部22aと嵌合部21aの嵌合によりリテーナ22の前部に嵌着して組み付けられる。ベゼル21の組み付けの際、ベゼル21の内側に前可動ルーバ23のアッセンブリが挿入され、リテーナ22内の通風路25の上流側に、ダンパプレート41が挿入され、ダンパプレート41の直ぐ下流側で前可動ルーバ23の直ぐ上流側に、後可動ルーバ24のアッセンブリが挿入され、組み付けられる。
後可動ルーバ24は、図9,11に示す如く、前可動ルーバ23の中央フィン32と直交方向に配設され、5枚の後フィン24aを縦方向に、左右に間隔をおいて配設し、構成される。各後フィン24aの上端部と下端部に突設した支軸は、リテーナ22の前部の上壁と下壁に設けた軸受部に各々軸支される。各後フィン24aの端部には連結軸が設けられ、1本のリンクバーがそれらの連結軸に連結される。中央の後フィン24aの前部には、歯車部などの係合部が設けられ、前可動ルーバ23の中央フィン32に外嵌された操作ノブ28の後部には、二又部或いはラック部等の連係部が係合部と係合可能に設けられる。これにより、中央フィン32上の操作ノブ28を左右にスライド操作したとき、後可動ルーバ24の各後フィン24aを、左右に回動させて、風向を左右に変える構造である。
ベゼル21の空気吹出口29の形状は、図9に示す如く、上辺部29aに対し下辺部29bが非平行で傾斜し、左側の側辺部29c、右側の側辺部29dが上辺部29a、下辺部29bに対し非直角で傾斜して形成される。また、空気吹出口29は、左側の側辺部29cと右側の側辺部29dが、相互に非平行で鉛直方向に対し相違した傾斜角度で傾斜し、且つ側辺部29cと側辺部29dの長さも相違する形状である。
なお、空気吹出口29における側辺部29cと下辺部29bは、なだらかな曲線で連続し、空気吹出口29は略三角形に類似した形状となっているが、前可動ルーバ23の下フィン33の軸受部近傍で、側辺部29cと下辺部29bが連接されるものとして取り扱うこととする。また、ベゼル21の空気吹出口29の左側の側辺部29cと右側の側辺部29dの内側には、前可動ルーバ23の各フィンをその左右で軸受けする軸受部材26、27が配設される。
さらに、ベゼル21の空気吹出口29を含む前面は、図10,12、13に示すように、リテーナ22内の通風路25の通風方向と平行な中心線Sに対し、3次元的に傾斜して形成される。すなわち、ベゼル21の前面は図10,11に示すように、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜するとともに、その左側部と右側部でその傾斜角度が相違して形成され、そこに含まれる空気吹出口29も、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜し、且つ左側部と右側部でその傾斜角度が相違して形成される。
図10〜図13に示す如く、空気吹出口29の右側の側辺部29dの鉛直に対する傾斜角度は、その左側の側辺部29cの鉛直に対する傾斜角度より大きく形成され、空気吹出口29の傾斜形態は鉛直面に対し捻れ状態となっている。つまり、内側に配設される前可動ルーバ23用の軸受部材27近傍の空気吹出口29の鉛直に対する傾斜角度が、左側の軸受部材26近傍の傾斜角度より大きく形成され、空気吹出口29の傾斜状態は捻れ状態となっている。
図9,13に示すように、ベゼル21正面の空気吹出口29の右側にダンパダイヤル44用の開口部が設けられ、リテーナ22内の通風路25内の上流側にダンパプレート41が開閉可能に軸支される。ダンパ開閉用のダンパダイヤル44は、その開口部から前方に露出して配設される。
ダンパプレート41は、通風路25内を閉鎖可能に、略長方形状の合成樹脂プレートの周囲にスポンジシート材を取り付けて形成される。ダンパプレート41の一方の側の端部中央には軸部が突設され、他方の端部にはダンパ軸42が嵌着されて通風路25内で軸支される構造である。通風路25内にダンパプレート41を取り付ける場合、リテーナ22の側壁に設けた穴部にダンパプレート41の一方の軸部を挿入し、他方の側の側壁に設けた大径の軸穴に、ダンパ軸42を外側から嵌入し、ダンパ軸42の内側を、ダンパプレート41の他方の端部中央に嵌着させ、ダンパプレート41は通風路25内に開閉(回動)可能に取り付けられる。
図13に示すように、ダンパ軸42の外側に、レバー部42aが設けられ、そのレバー部42aとダンパダイヤル44のレバー部45との間に、ボールジョイントリンク43が連結される。ダンパダイヤル44は、ベゼル21の内側でリテーナ22の前部の側壁部に、図11,13のように、鉛直線に対し傾斜した支軸により回動操作可能に軸支される。このため、ボールを先端に設けたボールジョイントリンク43が連結に使用され、ダンパダイヤル44を回動操作したとき、ダンパプレート41が円滑に回動し開閉されるようになっている。
上記のように、ベゼル21の空気吹出口29の直ぐ内側に、前可動ルーバ23が配設され、前可動ルーバ23は、両側の軸受部材26,27間に3本の上フィン31、中央フィン32、下フィン33を軸支して構成され、図14〜図16に示すように、3本の上フィン31、中央フィン32、下フィン33は、空気吹出口29と同様に傾斜し、鉛直面に対し捻れ状態で配設される。
前可動ルーバ23は、図14に示すように、左側の軸受部材26と右側の軸受部材27との間に、3本の上フィン31、中央フィン32、下フィン33を上下に回動可能に軸支して構成される。上記のように、両側の軸受部材26,27は相互にその傾斜角度が相違するとともに、鉛直線に対して傾斜し、さらに、図15,16に示す如く、両側の軸受部材26,27は鉛直線に対し前後に傾斜し、捻れ状態となっている。前可動ルーバ23は、図14〜図16に示すような捻れた状態のアッセンブリとして、ベゼル21の空気吹出口29の内側に組み付けられる。
さらに、図14に示すように、前可動ルーバ23の中央フィン32は、水平横方向に配置され、上フィン31は左側の軸受部材26の軸受部36aから右側の軸受部材27の軸受部36bに向けて上に上げるように傾斜し、下フィン33は左側の軸受部材26の軸受部38aから右側の軸受部材27の軸受部38bに向けて下に下げるように傾斜して配設される。
前可動ルーバ23の上フィン31は、その両側端部に突設した支軸31a,31bを、ベゼル21またはリテーナ22の両側に取り付ける軸受部材26,27の各軸受部36a,36bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、中央フィン32は、その両側端部に突設した支軸32a,32bを、両側の軸受部材26,27の各軸受部37a,37bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。同様に、下フィン33は、その両側端部に突設した支軸33a,33bを、両側の軸受部材26,26の各軸受部38a,38bに軸支させ、上下に回動可能に軸支される。
前可動ルーバ23の上フィン31、中央フィン32、及び下フィン33を軸支する両側の軸受部材26,27の各々の軸支部は、その右側の軸受部材27の軸受部36b、37b、38bの上下間隔が、その左側の軸受部材26の軸受部36a,37a,38aの上下間隔より広く形成され、それによって、上記のように、上フィン31はその右端部を上に上げるように傾斜し、下フィン33はその右端部を下に下げるように傾斜し、中央フィン32は水平横方向に配置される。
さらに、上フィン31、中央フィン32、下フィン33の送風方向の幅は、図17〜図20に示すように、各々、相互に相違して形成される。つまり、図17に示すように、上フィン31の幅(W6)は左右で等しい帯状に形成されるが、中央フィン32、及び下フィン33の送風方向の幅は、左側の軸受部材26の軸受部37a,38aから右側の軸受部材27の軸受部37b、38bに向けて徐々に広くなるように形成されている。つまり、図19に示す如く、中央フィン32の右側の軸受部37b近傍の幅W7が、左側の軸受部37a近傍の幅W6より徐々に広くなるように形成され、同様に、図20に示すように、下フィン33の右側の軸受部38b近傍の幅W8は、左側の軸受部38a近傍の幅W6より徐々に広くなるように形成される。
さらに、下フィン33の右側の軸受部38b近傍の幅W8は、中央フィン32の右側の軸受部37b近傍の幅W7より広く形成される。つまり、幅W8と幅W7の大小関係は、W8>W7となっている。なお、中央フィン32の中央部近傍には、操作ノブ28が摺動可能に外嵌されるため、操作ノブ28が外嵌される中央フィン32の部分について、幅広部は削除され、同一幅となっている。さらに、図19(c)、図20(c)に示すように、中央フィン32及び下フィン33の右側の軸受部37b、38b近傍における上流側上面に、傾斜面32d,33dが形成され、中央フィン32及び下フィン33の右側の上流側部分の厚さが、この傾斜面32d、33dにより、上流側端部に向けて徐々に薄くなるように形成される。
これにより、ベゼル21に形成された空気吹出口29が、図10に示す如く、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜して形成され、且つ前可動ルーバ23の各上フィン31、中央フィン32、下フィン33の右側の軸受部36b、37b、38b近傍の空気吹出口29の傾斜角度が、左側の軸受部36a、37a、38a近傍の傾斜角度より大きく形成される形態であっても、右側の軸受部36b、37b、38b近傍の空気吹出口29から指向性の良い下側方向の送風を行うことができ、空気吹出口29の前可動ルーバ23を下に振った場合の風の指向性を向上させることができる。また、傾斜面32d、33dを中央フィン32及び下フィン33の右側の拡張部位に設けることにより、送風時の圧力損失を低減し、前可動ルーバ23を下に振ったときの導風性能を高め、正面視の見栄えを良くし、意匠性を向上させることができる。
さらに、前可動ルーバ23の各上フィン31、中央フィン32、下フィン33の右端部には、各々、連結軸31c、32c、33cが突設され、1本のリンクバー34(図9)が連結軸31c、32c、33cに連結され、これにより、中央フィン32に外嵌された操作ノブ28を操作して、前可動ルーバ23を上下に回動操作したとき、3本の上フィン31、中央フィン32、下フィン33が連動して同じ方向に回動する。
なお、図19に示すように、中央フィン32の右側端部における支軸32bと連結軸32cとの間に、ガイドピン32eが突設され、右側の軸受部材27に設けたガイド溝にガイドピン32eを係合させている。これにより、操作ノブ28を操作して中央フィン32を上下に回動操作したとき、その回動範囲が設定される。
上記構成のレジスタでは、リテーナ22の通風路25内に送風した場合、上フィン31、中央フィン32、及び下フィン33の相互の間隔が、軸受部36a、37a、38aから右側の軸受部36b、37b、38bに向けて徐々に広くなるように傾斜して配置され、中央フィン32、及び下フィン33の送風方向の幅が、左側の軸受部37a,38aから右側の軸受部37b、38bに向けて徐々に広くなるように形成されるから、前可動ルーバ23を下に振ったとき、右側の軸受部37b、38b近傍から送風される風の指向性が左側の軸受部37a,38a近傍から送風される風の指向性と略同様となるように送風される。
これにより、空気吹出口29が、その下部を前方に突き出し、その上部を後退させるように傾斜して形成され、且つ各フィンの右側の軸受部36b、37b、38b近傍の空気吹出口29の傾斜角度が、左側の軸受部36a、37a、38a近傍の傾斜角度より大きく形成される形態であっても、同じ幅のフィンが左右方向に傾斜して配置される従来のレジスタに比して、右側の軸受部36b、37b、38b近傍の空気吹出口29から送風される風の指向性が大きく改善され、レジスタの送風方向を、空気吹出口29の長手方向全域で揃え、風の指向性を向上させることができる。
また、中央フィン32及び下フィン33の右側の軸受部37b、38b近傍における上流側上面に傾斜面39が、フィンの上流側端部の厚さを徐々に薄くするように形成されるから、前可動ルーバ23を下に振った際の圧力損失を低減しつつ導風性能を向上させることができ、さらにその際の意匠性を向上させ、レジスタ正面からの空気吹出口29の見栄えを良くすることができる。
なお、上記図9〜図20の実施形態で説明したレジスタは、自動車のインストルメントパネルの右側または左側に装着される一方の側のレジスタであり、このレジスタとは左右対称に形成されるレジスタが同様な構造で製作され、他方の左側または右側に装着される。したがって、このような左右対称形に形成される他方のレジスタについても、本発明を適用することができる。
また、上記実施形態のレジスタは、本発明を適用した前可動ルーバ23と後可動ルーバ24を備えて構成されるが、前可動ルーバのみのレジスタとすることもできる。また、上記実施形態のレジスタのベゼル21に設けた空気吹出口29の形状は、上述のように、その側辺部29cと下辺部29bがなだらかな曲線で連続する異形形状であったが、他の上辺部29a或いは側辺部29dが隣接する他の辺部となだらかな曲線で連続する異形の空気吹出口であっても、本発明を適用することができる。
1 ベゼル
2 リテーナ
3 可動ルーバ
3a 上フィン
3b 中央フィン
3c 下フィン
4 空気吹出口
4a 上辺部
4b 下辺部
4c 側辺部
4d 側辺部
5 通風路
6a 軸受部
6b 軸受部
7a 軸受部
7b 軸受部
8a 軸受部
8b 軸受部
9 傾斜面
11 ベゼル
12 リテーナ
13 可動ルーバ
13a 上フィン
13b 中央フィン
13c 下フィン
14 空気吹出口
14a 上辺部
14b 下辺部
14c 側辺部
14d 側辺部
15 通風路
16a 軸受部
16b 軸受部
17a 軸受部
17b 軸受部
18a 軸受部
18b 軸受部
21 ベゼル
21a 嵌合部
22 リテーナ
22a 係止部
23 前可動ルーバ
24 後可動ルーバ
24a 後フィン
25 通風路
26 軸受部材
27 軸受部材
28 操作ノブ
29 空気吹出口
29a 上辺部
29b 下辺部
29c 側辺部
29d 側辺部
31 上フィン
31a 支軸
31c 連結軸
32 中央フィン
32a 支軸
32b 支軸
32c 連結軸
32d 傾斜面
32e ガイドピン
33 下フィン
33a 支軸
34 リンクバー
36a 軸受部
36b 軸受部
37a 軸受部
37b 軸受部
38a 軸受部
38b 軸受部
39 傾斜面
41 ダンパプレート
42 ダンパ軸
42a レバー部
43 ボールジョイントリンク
44 ダンパダイヤル
45 レバー部

Claims (6)

  1. 非長方形で異形の空気吹出口の内側に、複数のフィンを有する可動ルーバが配設されたレジスタにおいて、
    該可動ルーバの各フィンは、左右両側端部に設けた支軸により上下に回動可能に軸支され、該複数のフィンの左右端部の各支軸を軸支する軸受部の間隔は、一方の側の軸受部の間隔が他方の側の軸受部の間隔より広く形成され、
    該複数のフィンの相互の間隔が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなるように左右方向に傾斜して配置され、少なくとも1枚の該フィンの送風方向の幅が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなる形態に形成されたことを特徴とするレジスタ。
  2. 前記可動ルーバには上フィン、中央フィン、下フィンの3枚のフィンが設けられ、該中央フィンが水平横方向に配置され、該上フィンと該下フィンが該中央フィンを対称軸に対称に配置されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  3. 前記空気吹出口の上辺部に最も近い該上フィンが該上辺部と略平行に配設され、該下辺部に最も近い該下フィンが該下辺部と略平行に配設されたことを特徴とする請求項2記載のレジスタ。
  4. 前記空気吹出口は、その下部が前方に突き出し、その上部が後退するように傾斜して形成され、且つ前記一方の軸受部近傍の該空気吹出口の傾斜角度が他方の軸受部近傍の傾斜角度より大きく形成され、前記上フィンは、送風方向の幅が等しい帯状に形成され、前記中央フィン及び前記下フィンは、送風方向の幅が、該一方の軸受部から該他方の軸受部に向けて徐々に広くなる形態に形成され、該他方の軸受部近傍における該下フィンの送風方向の幅が、該中央フィンの幅より広く形成されたことを特徴とする請求項2記載のレジスタ。
  5. 前記空気吹出口の両側の側辺部が鉛直方向に対し側方に傾斜して形成され、且つ一方の側辺部と他方の側辺部の傾斜角度が相違して形成され、前記可動ルーバの各フィンの両側の支軸を軸支する軸受部が鉛直方向に対し傾斜して配設されるたことを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
  6. 前記フィンの幅が徐々に広くなる拡張部位の上流側の上面に、傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のレジスタ。
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