JP4886669B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4886669B2
JP4886669B2 JP2007320601A JP2007320601A JP4886669B2 JP 4886669 B2 JP4886669 B2 JP 4886669B2 JP 2007320601 A JP2007320601 A JP 2007320601A JP 2007320601 A JP2007320601 A JP 2007320601A JP 4886669 B2 JP4886669 B2 JP 4886669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
substrate
robot
cycle
transfer robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007320601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009146975A (ja
Inventor
英作 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2007320601A priority Critical patent/JP4886669B2/ja
Publication of JP2009146975A publication Critical patent/JP2009146975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4886669B2 publication Critical patent/JP4886669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、複数の半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)を連続して処理する基板処理装置に関する。
周知のように、半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。一般に、これらの各種処理を実行する処理ユニットと処理ユニットに基板を搬送する搬送ロボットとを組み込んで1台の基板処理装置が構成されている。例えば、基板にレジスト塗布処理を行う塗布処理ユニット、基板に現像処理を行う現像処理ユニットおよびそれらの間で基板を搬送する搬送ロボットを組み込んだ装置がいわゆるコータ&デベロッパとして広く使用されている。
このような基板処理装置の一例として、例えば特許文献1には、1台の搬送ロボットとその搬送対象となる複数の処理ユニットとをもって1つのセルを構成し、複数のセルを並設するとともに、セル間に基板受渡部を設けて隣接するセルの搬送ロボット間の基板の受け渡しを基板受渡部を介して実行するコータ&デベロッパが開示されている。
特許文献1に開示の装置は、基板にレジスト塗布処理および現像処理を行うものであったが、これと同様に複数のセルを基板受渡部を介して接続するという構成を他の種の処理を行う装置、例えばブラシを使用して基板を洗浄する洗浄処理装置に適用することも考えられる。すなわち、未処理基板および処理済基板を集積するインデクサセルとブラシ洗浄ユニットを配置した洗浄処理セルとを基板受渡部を介して接続することにより洗浄処理装置を構成する。インデクサセルおよび洗浄処理セルのそれぞれには各セル専用の搬送ロボットを配設する。
特開2005−93653号公報
このようなセル構造を有する基板処理装置においては、1台の搬送ロボットによってセル内の主たる基板搬送を全て担っており、搬送ロボットの動作速度が装置全体のスループットに直結する。よって、セル内で連続した搬送動作を行っている搬送ロボットが僅かでも停止状態になることは、装置全体のスループットを低下させる要因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、搬送ロボットの動作停止状態を極力減らして装置全体としてのスループットを向上させた基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の基板を連続して処理する基板処理装置において、1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板が搬送される対象となる複数の移載ポジションを有する単位処理区画と、前記単位処理区画における全体動作を制御する区画制御手段と、前記搬送ロボットの動作を制御する搬送ロボット制御手段と、を備え、前記複数の移載ポジションは、前記単位処理区画への基板の入口となる入口ポジションおよび前記単位処理区画からの基板の出口となる出口ポジションを含み、前記区画制御手段は、前記搬送ロボットが前記入口ポジションから前記出口ポジションへと向かって前記複数の移載ポジションに対して行う1サイクルの循環搬送動作を示す1サイクル分の搬送工程表を順次設定し、前記搬送ロボット制御手段は、前記区画制御手段によって設定された前記1サイクル分の搬送工程表を順次実行するように前記搬送ロボットの動作を制御し、前記区画制御手段によって順次設定された搬送工程表のうちの第1のサイクルの搬送工程を前記搬送ロボットが実行している間に前記入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、前記入口ポジションへの移動を行う最終搬送工程を付加するように前記区画制御手段が前記第1のサイクルの搬送工程を変更するとともに、前記搬送ロボット制御手段は変更後の第1のサイクルの搬送工程を実行するように前記搬送ロボットの動作を制御することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置において、前記区画制御手段は、前記搬送ロボットが変更後の第1のサイクルの搬送工程に含まれる前記最終搬送工程を実行している間に、第1のサイクルの搬送工程に続く第2のサイクルの搬送工程の設定を開始することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、複数の基板を連続して処理する基板処理装置において、1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板が搬送される対象となる複数の移載ポジションを有する単位処理区画と、前記単位処理区画における前記搬送ロボットの搬送動作を制御する搬送制御手段と、を備え、前記複数の移載ポジションは、前記単位処理区画への基板の入口となる入口ポジションおよび前記単位処理区画からの基板の出口となる出口ポジションを含み、前記搬送制御手段は、前記搬送ロボットが前記入口ポジションから前記出口ポジションへと向かって前記複数の移載ポジションに対する1サイクルの循環搬送動作を行っている間に前記入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、当該1サイクルの循環搬送動作最終動作として前記入口ポジションへの移動を付加する変更を行い、その変更後の1サイクルの循環搬送動作を行うように前記搬送ロボットを制御することを特徴とする。
請求項1および請求項2の発明によれば、順次設定された搬送工程表のうちの第1のサイクルの搬送工程を搬送ロボットが実行している間に入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、入口ポジションへの移動を行う最終搬送工程を付加するように区画制御手段が第1のサイクルの搬送工程を変更するとともに、搬送ロボット制御手段は変更後の第1のサイクルの搬送工程を実行するように搬送ロボットの動作を制御するため、入口ポジションに新たな基板が出現したときに搬送ロボットは動作を停止することなく入口ポジションへと移動することとなり、搬送ロボットの動作停止状態を極力減らして装置全体としてのスループットを向上させることができる。
特に、請求項2の発明によれば、搬送ロボットが変更後の第1のサイクルの搬送工程に含まれる最終搬送工程を実行している間に、区画制御手段が第1のサイクルの搬送工程に続く第2のサイクルの搬送工程の設定を開始するため、搬送ロボットの入口ポジションへの移動時間と第2のサイクルの搬送工程表の設定時間との重複時間の分だけスループットを向上させることができる。
また、請求項3の発明によれば、搬送ロボットが入口ポジションから出口ポジションへと向かって複数の移載ポジションに対する1サイクルの循環搬送動作を行っている間に入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、当該1サイクルの循環搬送動作最終動作として入口ポジションへの移動を付加する変更を行い、その変更後の1サイクルの循環搬送動作を行うように搬送ロボットを制御するため、入口ポジションに新たな基板が出現したときに搬送ロボットは動作を停止することなく入口ポジションへと移動することとなり、搬送ロボットの動作停止状態を極力減らして装置全体としてのスループットを向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る基板処理装置100の平面図である。また、図2は、図1のA−A線から見た図である。なお、図1および図2にはそれらの方向関係を明確にするためZ軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を適宜付している。基板処理装置100は、複数枚の半導体ウェハ等の基板に連続してスクラブ洗浄処理を行う洗浄装置であり、インデクサセルIDおよび洗浄処理セルSPの2つのセル(単位処理区画)を並設して構成されている。
インデクサセルIDは、装置外から受け取った未処理基板を洗浄処理セルSPに払い出すとともに、洗浄処理セルSPから受け取った処理済基板を装置外に搬出するためのセルである。インデクサセルIDは、複数のキャリアC(本実施形態では4個)をY軸方向に並べて載置するキャリアステージ11と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済みの基板Wを収納するインデクサロボット12とを備えている。
キャリアステージ11に対しては、未処理の基板Wを収納したキャリアCが装置外部からAGV(Automated Guided Vehicle)等によって搬入されて載置される。また、装置内でのスクラブ洗浄処理が終了した基板Wはキャリアステージ11に載置されたキャリアCに再度格納される。処理済みの基板Wを格納したキャリアCもAGV等によって装置外部に搬出される。すなわち、キャリアステージ11は、未処理の基板Wおよび処理済みの基板Wを集積する基板集積部として機能する。なお、キャリアCの形態としては、基板Wを密閉空間に収納するFOUP(front opening unified pod)の他に、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)であっても良い。
インデクサロボット12は、2本の搬送アーム13a,13bと、それらを搭載するアームステージ12bと、可動台12aと、を備えている。可動台12aは、キャリアステージ11と平行に(Y軸方向に沿って)延びるボールネジ12cに螺合されるとともに、2本のガイドレール12dに対して摺動自在に設けられている。よって、図示を省略する回転モータによってボールネジ12cが回転すると、可動台12aを含むインデクサロボット12の全体がY軸方向に沿って水平移動する。
可動台12a上にアームステージ12bが搭載されている。可動台12aには、アームステージ12bを鉛直方向(Z軸方向)に沿った軸心周りにて旋回駆動するモータおよび鉛直方向に沿って昇降移動させるモータ(いずれも図示省略)が内蔵されている。そして、このアームステージ12b上に上述した2本の搬送アーム13a,13bが上下に所定のピッチを隔てて配設されている。図1に示すように、搬送アーム13a,13bは、先端部が平面視で「C」字形状になっており、この「C」字形状のフレームの内側から内方に突き出た複数本のピンで基板Wの周縁を下方から支持することによって、2本の搬送アーム13a,13bはそれぞれ1枚の基板Wを保持することができる。また、各搬送アーム13a,13bは、アームステージ12bに装備されたスライド駆動機構(図示省略)によって、それぞれ独立して水平方向(アームステージ12bの旋回半径方向)に進退移動可能に構成されている。
このような構成により、搬送アーム13a,13bは、Y軸方向に沿った水平移動、昇降移動、水平面内での旋回動作および旋回半径方向に沿った進退移動を行うことが可能である。そして、インデクサロボット12は、各搬送アーム13a,13bをキャリアステージ11に載置されたキャリアCおよび後述の基板受渡部50の各基板載置部にアクセスさせ、キャリアステージ11と基板受渡部50との間で基板Wを搬送する。
インデクサセルIDに隣接して洗浄処理セルSPが設けられている。インデクサセルIDと洗浄処理セルSPとの間には雰囲気遮断用の隔壁15が設けられており、その隔壁15の一部を貫通して基板受渡部50が設けられている。すなわち、基板受渡部50はインデクサセルIDと洗浄処理セルSPとの接続部分に設けられているものであり、両セル間での基板Wの受け渡しのために介在している。
本実施形態の基板受渡部50は、2段の基板載置部を鉛直方向に積層して構成されている。上側の基板載置部は洗浄処理セルSPからインデクサセルIDに処理済みの基板Wを渡すための戻り載置部RPASSである。一方、下側の基板載置部はインデクサセルIDから洗浄処理セルSPに未処理の基板Wを渡すための送り載置部SPASSである。送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSのそれぞれは、平板のプレート上に3本の固定支持ピンを立設して構成されている(図1参照)。
送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSのそれぞれに対しては、インデクサセルIDのインデクサロボット12および洗浄処理セルSPの搬送ロボットTRのそれぞれがアクセスして基板Wの受け渡しを行うことが可能である。インデクサセルIDのインデクサロボット12はキャリアCから取り出した未処理の基板Wを送り載置部SPASSに載置し、それを洗浄処理セルSPの搬送ロボットTRが受け取って取り出す。逆に、搬送ロボットTRは洗浄後の処理済基板Wを戻り載置部RPASSに載置し、それをインデクサロボット12が受け取って取り出し、キャリアCに収納する。なお、送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSのそれぞれには、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられている。
洗浄処理セルSPは、基板Wにスクラブ洗浄処理を行うセルであり、スクラブ洗浄処理を行う2つの洗浄処理部SS1,SS2と、基板Wの表裏を反転させる反転部FR,RFと、洗浄処理部SS1,SS2および反転部FR,RFに対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTRとを備える。洗浄処理セルSPにおいては、搬送ロボットTRを挟んで洗浄処理部SS1と洗浄処理部SS2とが対向して配置されている。具体的には、洗浄処理部SS1が装置背面側に、洗浄処理部SS2が装置正面側に、それぞれ位置している。
洗浄処理部SS1および洗浄処理部SS2は同様の構成を備えている。すなわち、洗浄処理部SS1,SS2のそれぞれは、基板Wを水平姿勢で保持して鉛直方向に沿った軸心周りで回転させるスピンチャック22、スピンチャック22上に保持された基板Wの上面に当接または近接してスクラブ洗浄を行う洗浄ブラシ23、基板Wの上面に洗浄液(例えば純水)を吐出するノズル、スピンチャック22を回転駆動させるスピンモータおよびスピンチャック22上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ等を備えている(ノズル、スピンモータおよびカップについては図示省略)。なお、洗浄処理部SS1,SS2は、表面(デバイスパターン形成面)が上方を向く基板Wまたは裏面が上方を向く基板Wのいずれをも洗浄することができるものであり、スピンチャック22は基板Wの端縁部を把持して基板Wを保持する。
2つの反転部FR,RFは、搬送ロボットTRが配置された搬送路のインデクサセルIDとは反対側の端部((+X)側端部)に設置されている。反転部FRは、表面が上方を向いている基板Wを上下180°反転させて裏面を上方に向ける。逆に、反転部RFは、裏面が上方を向いている基板Wを上下180°反転させて表面を上方に向ける。
搬送ロボットTRは、基板Wを水平姿勢で保持する2個の保持アーム6a,6bを上下に近接させて備えている。保持アーム6a,6bは、先端部が平面視で「C」字形状になっており、この「C」字形状のアームの内側から内方に突き出た複数本のピンで基板Wの周縁を下方から支持するようになっている。
搬送ロボットTRの基台8は装置基台(装置フレーム)に対して固定設置されている。この基台8上に、ガイド軸9aが立設されるとともに、ベルト駆動機構9bが設けられている。ベルト駆動機構9bは、パルスモータによって上下2つのプーリ間でタイミングベルトを回走させる。ベルト駆動機構9bがタイミングベルトを回走させると、それに接続された昇降台10aがガイド軸9aに案内されて鉛直方向に沿って昇降する。
また、昇降台10a上にアーム基台10bが鉛直方向に沿った軸心周りに旋回可能に搭載されている。昇降台10aには、アーム基台10bを旋回駆動するモータが内蔵されている。そして、このアーム基台10b上に上述した2個の保持アーム6a,6bが上下に配設されている。各保持アーム6a,6bは、アーム基台10bに装備されたスライド駆動機構によって、それぞれ独立して水平方向(アーム基台10bの旋回半径方向)に進退移動可能に構成されている。
このような構成によって、搬送ロボットTRは2個の保持アーム6a,6bをそれぞれ個別に送り載置部SPASS、戻り載置部RPASS、反転部FR,RFおよび洗浄処理部SS1,SS2に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。なお、搬送ロボットTRの昇降駆動機構として、ボールネジを使用したネジ送り機構などの他の機構を採用するようにしても良い。
次に、上記機械的構成を有する基板処理装置100の制御機構について説明する。図3は、制御機構の要部構成を示すブロック図である。基板処理装置100の制御機構は、階層構造を備えており、メインコントローラMCの下位に2つのセルコントローラが設けられ、さらにそれらそれぞれの下位に複数のコントローラが設けられている。これら各コントローラのハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、各コントローラは、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えている。
最上位のメインコントローラMCは、基板処理装置100の全体に1つ設けられており、装置全体の管理および情報制御を主に担当する。また、メインコントローラMCには、メインパネルMPおよびキーボードKBが付設されている。メインパネルMPは、メインコントローラMCのディスプレイとして機能するものである。また、メインコントローラMCに対してはキーボードKBから種々のコマンドやパラメータを入力することができる。なお、メインパネルMPをタッチパネルにて構成し、メインパネルMPからメインコントローラMCに入力作業を行うようにしても良い。
メインコントローラMCの下位には2つのセルコントローラ、すなわちIDセルコントローラIDCおよびSSセルコントローラSSCが設けられている。セルコントローラは各セルに対応して1つずつ設けられるものであり、インデクサセルIDに対応してIDセルコントローラIDCが設けられ、洗浄処理セルSPに対応してSSセルコントローラSSCが設けられている。各セルコントローラは対応するセルの全体動作を制御するものである。
IDセルコントローラIDCは、インデクサセルID内での基板搬送を行うアルゴリズムを有し、メインコントローラMCからの基板処理情報をもとに基板搬送の指令をインデクサロボットコントローラIRCに渡す。また、基板受渡部50およびキャリアステージ11もIDセルコントローラIDCと接続されており、基板受渡部50における基板Wの有無およびキャリアステージ11におけるキャリアCの有無を示す検知信号がIDセルコントローラIDCに伝達される。
インデクサロボットコントローラIRCは、IDセルコントローラIDCの下位コントローラであり、IDセルコントローラIDCからの搬送命令を受けて、具体的な移動動作、置き動作、取り動作の実施をインデクサロボット12に指令する。なお、インデクサロボットコントローラIRCとインデクサロボット12との間には、インデクサロボットコントローラIRCからの指令を変換してインデクサロボット12用の駆動データの演算を行う図示省略のコントローラが設けられており、インデクサロボット12は当該コントローラから駆動データを受け取って水平移動、昇降、旋回等の各種動作を行う。
一方、SSセルコントローラSSCは、洗浄処理セルSP内での基板搬送を行うアルゴリズムを有し、メインコントローラMCからの基板処理情報をもとに基板搬送の指令を搬送ロボットコントローラTRCに渡す。また、SSセルコントローラSSCは、メインコントローラMCからの基板処理情報をもとに洗浄処理や反転処理の指令をユニットコントローラ(図示省略)に渡し、その指令を受けた当該ユニットコントローラが洗浄処理部SS1,SS2や反転部FR,RFの動作を制御して各処理を行わせる。さらに、SSセルコントローラSSCは基板受渡部50とも接続されており、基板受渡部50における基板Wの有無を示す検知信号がSSセルコントローラSSCに伝達される。
搬送ロボットコントローラTRCは、SSセルコントローラSSCの下位コントローラであり、SSセルコントローラSSCからの搬送命令を受けて、具体的な移動動作、置き動作、取り動作の実施を搬送ロボットTRに指令する。なお、上記と同様に、搬送ロボットコントローラTRCと搬送ロボットTRとの間には、搬送ロボットコントローラTRCからの指令を変換して搬送ロボットTR用の駆動データの演算を行う図示省略のコントローラが設けられており、搬送ロボットTRは当該コントローラから駆動データを受け取って水平移動、昇降、旋回等の各種動作を行う。
次に、本実施形態の基板処理装置100の動作、具体的には基板処理装置100における基板Wの搬送手順について説明する。メインコントローラMCは、処理手順および処理条件を記述したレシピを記憶しており、そのレシピの記述内容を分解してIDセルコントローラIDCおよびSSセルコントローラSSCに渡す。そして、メインコントローラMCから渡されたレシピの記述内容に従ってIDセルコントローラIDCおよびSSセルコントローラSSCが下位コントローラに指令を与えて、インデクサセルIDおよび洗浄処理セルSP内での基板搬送および基板処理が実行される。
まず、装置外部から未処理の基板WがキャリアCに収納された状態でAGV等によってインデクサセルIDのキャリアステージ11に搬入される。続いて、インデクサロボット12がキャリアCから未処理の基板Wを取り出して、基板受渡部50の送り載置部SPASSに搬送する。送り載置部SPASSに未処理の基板Wが載置されると、搬送ロボットTRがその基板Wを洗浄処理セルSP内で循環搬送し、基板Wには洗浄処理が実行される。以下、洗浄処理セルSP内における搬送ロボットTRによる基板Wの搬送動作について詳説する。
基板処理装置100での基板Wの洗浄処理には表面洗浄、裏面洗浄または表裏両面の洗浄処理があり得る。いずれの処理を行うかによって、基板Wの搬送手順(基板の搬送手順を「フロー」と称する)が異なる。図4は、フローの例を示す図である。このようなフローはレシピの記述内容に沿ったものであり、フローAは基板Wに裏面洗浄を行う場合の搬送手順であり、フローBは基板Wに表面洗浄を行う場合の搬送手順である。
基板Wに裏面洗浄を行う場合には、フローAに示す通り、インデクサセルIDから受け取った未処理の基板Wを反転部FRに搬送して裏面を上方に向け、次に洗浄処理部SS1または洗浄処理部SS2のいずれかに搬送して裏面洗浄処理を実行し、洗浄処理後に反転部RFに搬送して表面を上方に向け、その後インデクサセルIDに処理済みの基板Wを戻す。なお、洗浄処理部SS1と洗浄処理部SS2とは全く同じ処理を行ういわゆる並行処理部であり、洗浄プロセスとしてはいずれに搬送しても良い。このような並行処理部を設けているのは、反転部FR,RFにおける反転動作に比較して洗浄処理部SS1,SS2での洗浄処理が長時間を要するためである。
一方、基板Wに表面洗浄を行う場合には、フローBに示す通り、インデクサセルIDから受け取った未処理の基板Wを直接洗浄処理部SS1または洗浄処理部SS2のいずれかに搬送して表面洗浄処理を実行し、洗浄処理後の基板WをインデクサセルIDに戻す。フローA,Bのいずれの搬送手順であっても、洗浄処理セルSP内の基板搬送は全て搬送ロボットTRが実行する。
搬送ロボットTRの動作は、SSセルコントローラSSCからの搬送指令を搬送ロボットコントローラTRCが具体的な動作に分解して搬送ロボットTRの動作を制御することによって進行する。より詳細には、レシピに記述されたフローをメインコントローラMCから受け取ったSSセルコントローラSSCが1サイクル分の搬送工程表を順次作成して搬送ロボットコントローラTRCに渡し、搬送ロボットコントローラTRCがその搬送工程表の内容を具体的な移動動作、置き動作、取り動作に分解して搬送ロボットTRに実行させる。
ここで、「1サイクル分の搬送工程」とは、図5に示すように、搬送ロボットTRが送り載置部SPASSから戻り載置部RPASSへと向かって一巡する搬送工程を示す。上述の通り、洗浄処理セルSPには、処理部として2つの洗浄処理部SS1,SS2および2つの反転部FR,RFが設けられている。また、インデクサセルIDと洗浄処理セルSPとの接続部分には、送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSが設けられている。洗浄処理セルSPの搬送ロボットTRは、これら送り載置部SPASS、戻り載置部RPASS、反転部FR,RFおよび洗浄処理部SS1,SS2の全てに対して基板搬送を行って基板Wの移載を行う。すなわち、搬送ロボットTRの搬送対象位置となる移載ポジションは6箇所存在することとなり、洗浄処理セルSPは、1つの搬送ロボットTRと搬送ロボットTRによって基板Wが搬送される対象となる6つの移載ポジションを有している。「セル」とは、1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板Wが搬送される対象となる複数の移載ポジションを有する単位処理区画である。
6箇所の移載ポジションのうち、送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSはそれぞれ洗浄処理セルSPへの基板Wの入口となる入口ポジションおよび洗浄処理セルSPからの基板Wの出口となる出口ポジションである。また、以下の説明においては、他の移載ポジションである反転部FR、洗浄処理部SS1、洗浄処理部SS2および反転部RFをそれぞれ移載ポジション1,2,3,4とする。搬送ロボットTRは、入口ポジション(送り載置部SPASS)から移載ポジション1,2,3,4を経て出口ポジション(戻り載置部RPASS)へと向かう循環搬送を繰り返して実行するように制御されており、そのような入口ポジションから出口ポジションへと向かって移載ポジション1,2,3,4に対して行う搬送工程が「1サイクル分の搬送工程」である。
SSセルコントローラSSCは、メインコントローラMCから受け取ったレシピの記述内容に基づいて1サイクル分の搬送工程表を順次作成する。そして、SSセルコントローラSSCは、1サイクル分の搬送工程表を作成する毎にその搬送工程表を搬送ロボットコントローラTRCに渡す。搬送ロボットコントローラTRCは、受け取った1サイクル分の搬送工程表を具体的な移動動作、置き動作、取り動作に分解して搬送ロボットTRがそれらの各種動作を実行するように制御する。
図6は、搬送工程表の一例を示す図である。ここでは、2枚の基板WをフローAに従って処理した後、25枚の基板WをフローBに従って処理する場合を例に挙げて説明する。同図においては、フローAに従って処理される1枚目の基板Wを”A1”、2枚目の基板Wを”A2”と表記し、フローBに従って処理される1枚目の基板Wを”B1”、2枚目の基板Wを”B2”、3枚目の基板Wを”B3”・・・と表記している。また、ステップ1,2,3,・・・のそれぞれがSSセルコントローラSSCによって作成される1サイクル分の搬送工程表であり、ステップ番号の順に作成される。
まず、最初の基板A1がインデクサロボット12によってキャリアCから送り載置部SPASSに搬送される。このとき、インデクサロボット12が基板A1を送り載置部SPASSに搬送する移動動作を開始した時点で、基板A1を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をIDセルコントローラIDCからSSセルコントローラSSCに送信する。SSセルコントローラSSCは、当該搬送予告信号を受信した時点で送り載置部SPASSに未処理の基板A1が出現することを認識し、ステップ1の搬送工程表を作成する。
ステップ1として作成される1サイクル分の搬送工程表は、基板A1を入口ポジション(送り載置部SPASS)から移載ポジション1(反転部FR)へと搬送する工程のみによって構成される。ステップ1の搬送工程表はSSセルコントローラSSCから搬送ロボットコントローラTRCに渡される。ステップ1の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、入口ポジションから移載ポジション1への基板A1の搬送を”入口ポジションで基板を取って移載ポジション1へ移動する”と”移載ポジション1で基板を置く”という2つの搬送動作に分解して搬送ロボットTRに指令する。より厳密には、搬送ロボットコントローラTRCと搬送ロボットTRとの間に設けられたコントローラが上記2つの搬送動作を駆動データに変換する演算を行ってその駆動データを搬送ロボットTRに伝達する。指令を受けた搬送ロボットTRは、送り載置部SPASSに保持アーム6a,6bのいずれかを差し入れて送り載置部SPASSに出現した基板A1を取り上げ、反転部FRに対向するように移動して基板A1を保持する保持アームを反転部FRに差し入れて基板A1を置く。
搬送ロボットTRが上述のようなステップ1の1サイクル分の搬送工程を実行している間に、次の基板A2がインデクサロボット12によってキャリアCから送り載置部SPASSに搬送される。そして、搬送ロボットTRがステップ1の搬送工程を完了する前(反転部FRでの基板A1の置き動作を完了する前)に、基板A2が入口ポジションである送り載置部SPASSに出現することもある。
本実施形態においては、搬送ロボットTRがステップ1の搬送工程を完了する前に、基板A2を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCがIDセルコントローラIDCから受信した場合、つまり入口ポジションに基板A2が出現することが判明した場合には、SSセルコントローラSSCがステップ1の搬送工程表を変更する。具体的には、移載ポジション1へ基板A1を搬送した後に入口ポジションである送り載置部SPASSに移動するという工程をステップ1の搬送工程の最後に付加する。そして、変更後のステップ1の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、”移載ポジション1で基板を置く”という搬送動作を”移載ポジション1で基板を置いて入口ポジションへ移動する”という搬送動作に変更して搬送ロボットTRに指令する。その結果、搬送ロボットTRは、反転部FRに基板A1を置いた後、入口ポジションである送り載置部SPASSに戻るという動作を行うこととなる。
また、搬送ロボットTRが反転部FRに基板A1を置いた後、送り載置部SPASSに移動している間に、SSセルコントローラSSCが次のステップ2の搬送工程表を作成する。ステップ2として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)に出現した基板A2を入口ポジションから移載ポジション1(反転部FR)へと搬送する工程と、裏面が上方を向くように反転された基板A1を移載ポジション1(反転部FR)から移載ポジション2(洗浄処理部SS1)へと搬送する工程とによって構成される。
一方、搬送ロボットTRがステップ1の搬送工程を完了する前に、基板A2を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCが受信しなかった場合には、上述の如きステップ1の搬送工程表の変更は行われない。この場合、搬送ロボットTRが反転部FRでの基板A1の置き動作を完了して停止した後、基板A2を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCがIDセルコントローラIDCから受信した時点でSSセルコントローラSSCが次のステップ2の搬送工程表を作成する。ステップ2として作成される1サイクル分の搬送工程表自体は上述と同様である。
作成されたステップ2の搬送工程表はSSセルコントローラSSCから搬送ロボットコントローラTRCに渡される。ステップ2の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、ステップ2の1サイクル分の搬送工程を”入口ポジションで基板を取って移載ポジション1へ移動する”、”移載ポジション1で基板を取るとともに、持ってきた基板を置いて移載ポジション2へ移動する”、”移載ポジション2で基板を置く”という3つの搬送動作に分解して搬送ロボットTRに指令する。指令を受けた搬送ロボットTRは、送り載置部SPASSに保持アーム6a,6bのいずれかを差し入れて基板A2を取り上げ、反転部FRに対向するように移動し、2つの保持アーム6a,6bを使用して裏面が上方を向くように反転された基板A1と基板A2とを交換し、さらに洗浄処理部SS1に対向するように移動して基板A1を保持する保持アームを洗浄処理部SS1に差し入れて基板A1を置く。
搬送ロボットTRがステップ2の1サイクル分の搬送工程を実行している間に、次の基板B1がインデクサロボット12によってキャリアCから送り載置部SPASSに搬送される。そして、搬送ロボットTRがステップ2の搬送工程を完了する前(洗浄処理部SS1での基板A1の置き動作を完了する前)に、基板B1が入口ポジションである送り載置部SPASSに出現することもある。
上述と同様に、搬送ロボットTRがステップ2の搬送工程を完了する前に、基板B1を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCがIDセルコントローラIDCから受信した場合には、SSセルコントローラSSCがステップ2の搬送工程表を変更する。具体的には、移載ポジション2へ基板A1を搬送した後に入口ポジションである送り載置部SPASSに移動するという工程をステップ2の搬送工程の最後に付加する。そして、変更後のステップ2の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、”移載ポジション2で基板を置く”という搬送動作を”移載ポジション2で基板を置いて入口ポジションへ移動する”という搬送動作に変更して搬送ロボットTRに指令する。その結果、搬送ロボットTRは、洗浄処理部SS1に基板A1を置いた後、入口ポジションである送り載置部SPASSに戻るという動作を行うこととなる。
また、搬送ロボットTRが洗浄処理部SS1に基板A1を置いた後、送り載置部SPASSに移動している間に、SSセルコントローラSSCが次のステップ3の搬送工程表を作成する。ステップ3として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)に出現した基板B1については搬送を行わず、裏面が上方を向くように反転された基板A2を移載ポジション1(反転部FR)から移載ポジション3(洗浄処理部SS2)へと搬送する工程のみによって構成される。すなわち、基板B1はフローBに従って処理される最初の基板Wであり、反転部FRにて表裏反転させることなく直接洗浄処理部SS1,SS2に搬送されるべき基板Wである。ところが、洗浄処理部SS1,SS2はいずれも基板A1,A2の裏面洗浄処理によって占有されるため、基板B1を送り載置部SPASSから搬送することができないのである。このため、ステップ3の搬送工程では、基板B1は入口ポジションである送り載置部SPASSに置いたままとなる。
一方、搬送ロボットTRがステップ2の搬送工程を完了する前に、基板B1を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCが受信しなかった場合には、ステップ2の搬送工程表の変更は行われない。この場合、搬送ロボットTRが洗浄処理部SS1での基板A1の置き動作を完了して停止した後、基板B1を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCがIDセルコントローラIDCから受信した時点でSSセルコントローラSSCが次のステップ3の搬送工程表を作成する。ステップ3として作成される1サイクル分の搬送工程表自体は上述と同様である。
作成されたステップ3の搬送工程表はSSセルコントローラSSCから搬送ロボットコントローラTRCに渡される。ステップ3の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、ステップ3の1サイクル分の搬送工程を複数の搬送動作に分解して搬送ロボットTRに指令する。そして、搬送ロボットTRは搬送ロボットコントローラTRCから受けた指令に従って動作を実行する。
次に、搬送ロボットTRがステップ3の搬送工程を実行しているときには、既に入口ポジションである送り載置部SPASSに基板B1が出現しているため、SSセルコントローラSSCがステップ3の搬送工程表を変更し、移載ポジション3へ基板A2を搬送した後に入口ポジションである送り載置部SPASSに移動するという工程をステップ3の搬送工程の最後に付加する。そして、変更後のステップ3の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、最後に入口ポジションへ移動する搬送動作を搬送ロボットTRに行わせる。
搬送ロボットTRが洗浄処理部SS2に基板A2を置いた後、送り載置部SPASSに移動している間に、SSセルコントローラSSCが次のステップ4の搬送工程表を作成する。ステップ4として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)に出現した基板B1を入口ポジションから移載ポジション2(洗浄処理部SS1)へと搬送する工程と、裏面洗浄が終了した基板A1を移載ポジション2(洗浄処理部SS1)から移載ポジション4(反転部RF)へと搬送する工程とによって構成される。
作成されたステップ4の搬送工程表はSSセルコントローラSSCから搬送ロボットコントローラTRCに渡される。ステップ4の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、ステップ4の1サイクル分の搬送工程を複数の搬送動作に分解して搬送ロボットTRに指令する。そして、搬送ロボットTRは搬送ロボットコントローラTRCから受けた指令に従って動作を実行する。
以降も同様の手順が繰り返されて洗浄処理セルSP内での搬送ロボットTRによる搬送動作が進行する。すなわち、搬送ロボットTRがステップ4の搬送工程を完了する前に、基板B2の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCが受信した場合には、SSセルコントローラSSCがステップ4の搬送工程の最後に入口ポジションへの移動工程を付加する。そして、搬送ロボットTRが反転部RFに裏面洗浄が終了した基板A1を置いた後、送り載置部SPASSに移動している間に、SSセルコントローラSSCが次のステップ5の搬送工程表を作成する。搬送予告信号をSSセルコントローラSSCが受信しなかった場合、搬送ロボットTRが反転部RFでの基板A1の置き動作を完了して停止した後に、SSセルコントローラSSCが次のステップ5の搬送工程表を作成する。
ステップ5として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)に出現した基板B2を入口ポジションから移載ポジション3(洗浄処理部SS2)へと搬送する工程と、裏面洗浄が終了した基板A2を移載ポジション3(洗浄処理部SS2)から移載ポジション4(反転部RF)へと搬送する工程と、表面が上方を向くように反転された基板A1を移載ポジション4(反転部RF)から出口ポジション(戻り載置部RPASS)へと搬送する工程と、によって構成される。作成されたステップ5の搬送工程表はSSセルコントローラSSCから搬送ロボットコントローラTRCに渡される。ステップ5の搬送工程表を受け取った搬送ロボットコントローラTRCは、ステップ5の1サイクル分の搬送工程を複数の搬送動作に分解して搬送ロボットTRに指令する。そして、搬送ロボットTRは搬送ロボットコントローラTRCから受けた指令に従って動作を実行する。
その後も順次、ステップ6,7,8,・・・の搬送工程表が作成され、それに従った搬送ロボットTRの搬送動作が実行される。図6に示すように、ステップ6として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)の基板B3、移載ポジション2(洗浄処理部SS1)の基板B1および移載ポジション3(洗浄処理部SS2)の基板B2については搬送を行わず、表面が上方を向くように反転された基板A2を移載ポジション4(反転部RF)から出口ポジション(戻り載置部RPASS)へと搬送する工程のみによって構成される。また、ステップ7として作成される1サイクル分の搬送工程表は、入口ポジション(送り載置部SPASS)に出現した基板B3を入口ポジションから移載ポジション2(洗浄処理部SS1)へと搬送する工程と、表面洗浄が終了した基板B1を移載ポジション2(洗浄処理部SS1)から出口ポジション(戻り載置部RPASS)へと搬送する工程とによって構成される。
以上のようにして基板搬送および基板処理が進行する。なお、出口ポジションである戻り載置部RPASSSに載置された洗浄処理済みの基板WはインデクサセルIDのインデクサロボット12によってキャリアCに格納される。所定枚数の処理済みの基板Wが格納されたキャリアCはキャリアステージ11から装置外部に搬出されることとなる。
本実施形態においては、搬送ロボットTRがあるステップの搬送工程を完了する前に、新たな基板を洗浄処理セルSPに搬入する旨の搬送予告信号をSSセルコントローラSSCがIDセルコントローラIDCから受信した場合には、SSセルコントローラSSCが当該ステップ、つまり既に実行が開始されているステップの搬送工程表を変更している。従来は、既に実行が開始されているステップの搬送工程表を変更することはなされていなかった。このため、新たな基板の搬入予告信号の有無にかかわらず、搬送ロボットTRは既に実行が開始されたステップの搬送工程表の動作を完了した後、一旦動作を停止していた。そして、搬送ロボットTRが動作を停止してからSSセルコントローラSSCが次のステップの搬送工程表を作成し、その搬送工程表に従って搬送ロボットTRが新たな搬送動作を開始していた。つまり、搬送ロボットTRがあるステップの搬送工程表の最終移載ポジションの前で停止したままSSセルコントローラSSCが次のステップの搬送工程表を作成するのを待つ状態がわずかに生じていたのである。そして、このような搬送ロボットTRの指示待ち停止状態が基板処理装置100全体のスループットを低下させていたのである。
このため、本実施形態においては、あるステップの搬送工程(第1のサイクルの搬送工程)を搬送ロボットTRが実行している間に入口ポジション(送り載置部SPASS)に新たな基板Wが出現することが判明したときに、入口ポジションへの移動を行う最終搬送工程を含むようにSSセルコントローラSSCが当該ステップの搬送工程を変更するとともに、搬送ロボットコントローラTRCは変更後の当該ステップの搬送工程を実行するように搬送ロボットTRの動作を制御しているのである。そして、搬送ロボットTRが変更後の当該ステップの搬送工程に含まれる最終搬送工程を実行している間、つまり入口ポジションへの移動動作を行っている間にSSセルコントローラSSCが次のステップの搬送工程(第2のサイクルの搬送工程)の設定を開始する。
従って、入口ポジションへの移動動作を終えた搬送ロボットTRは直ちに次のステップの搬送工程を実行することができ、搬送ロボットTRの停止状態を無くすことができる。その結果、基板処理装置100全体のスループットを向上させることができるのである。
もっとも、搬送ロボットTRがあるステップの搬送工程の最終移載ポジションから入口ポジションへ移動する間に、SSセルコントローラSSCによる次のステップの搬送工程の設定が完了しない場合がある。例えば、次のステップの搬送工程が非常に複雑である場合には、搬送ロボットTRが入口ポジションへ移動する機械動作時間よりもSSセルコントローラSSCによる搬送工程設定時間の方が長くなることもあり得る。このような場合は、入口ポジションへの移動を終えた搬送ロボットTRが搬送工程の設定が完了するまで若干待機することとなるが、従来のように搬送工程の設定が完了してから搬送ロボットTRが入口ポジションに移動するのに比較すると格段に搬送ロボットTRの動作停止状態を低減して基板処理装置100のスループットを向上させることができる。すなわち、従来にあっては搬送ロボットTRがあるステップの搬送工程を完了してから次のステップの搬送工程を開始するまでに(搬送工程設定時間)+(入口ポジションへの機械動作時間)を要していたのであるが、本実施形態のようにすれば(搬送工程設定時間)または(入口ポジションへの機械動作時間)のいずれか長い方とすることができ、両者の重複時間の分だけスループットを向上させることができるのである。
なお、搬送予告信号の有無にかかわらず、1サイクル分の搬送工程の最後に搬送ロボットTRが入口ポジションへ移動することは好ましくない。その理由は、入口ポジションに新たな基板Wが出現しなかった場合には、次のステップの搬送工程の動作開始移載ポジションが入口ポジション以外となることもあり、この場合入口ポジションへの移動時間と入口ポジションから動作開始移載ポジションへの移動時間とが無駄になり、却ってスループットが低下する可能性があるためである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態において洗浄処理セルSP内にて行っていた搬送ロボットTRの搬送制御をインデクサセルIDのインデクサロボット12に適用するようにしても良い。インデクサセルIDでは、戻り載置部RPASSが入口ポジションとなり、送り載置部SPASSが出口ポジションとなる。
また、上記実施形態においては、基板受渡部50を上下2段の送り載置部SPASSおよび戻り載置部RPASSとしていたが、これを例えば3段の送り載置部と3段の戻り載置部とを積層するようにしても良い。この場合、入口ポジションおよび出口ポジションがそれぞれ3箇所ずつ存在することとなり、あるステップの搬送工程を搬送ロボットTRが実行している間にいずれかの入口ポジションに新たな基板Wが出現することが判明したときに、その入口ポジションへの移動を行う最終搬送工程を含むようにSSセルコントローラSSCが当該ステップの搬送工程を変更することとなる。
また、上記実施形態においては、洗浄処理セルSPに2つの洗浄処理部SS1,SS2を備えていたが、さらに多数の洗浄処理部を備えるようにしても良い。この場合であっても移載ポジションの数が増えるものの、上記実施形態と同様の搬送ロボットTRの搬送制御を行うことができる。
また、基板処理装置100で実行される基板Wの搬送手順もフローA,Bの2通りに限定されるものではなく、表面洗浄および裏面洗浄の双方を行うものであっても良い。
また、上記実施形態においては、SSセルコントローラSSCおよびその下位の搬送ロボットコントローラTRCの協働によって搬送ロボットTRの搬送制御を行っていたが、このような形態に限定されるものではなく、洗浄処理セルSPにおける搬送ロボットTRの搬送動作を制御するコントローラが存在していれば良い。この場合、当該コントローラが上記実施形態におけるSSセルコントローラSSCおよび搬送ロボットコントローラTRCの双方の搬送制御を実行する。すなわち、搬送ロボットTRが入口ポジション(送り載置部SPASS)から出口ポジション(戻り載置部RPASS)へと向かって複数の移載ポジションに対する1サイクルの搬送動作を行っている間に入口ポジションに新たな基板Wが出現することが判明したときに、当該1サイクルの搬送動作の最終動作として入口ポジションへの移動を行うように搬送ロボットTRを制御する。
さらに、本発明に係る技術が適用される基板処理装置は基板Wにスクラブ洗浄を行う洗浄装置に限定されるものではなく、1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板が搬送される対象となる複数の移載ポジションを有するセルを備えた基板処理装置であれば良く、例えばレジスト塗布処理を行うセルや現像処理を行うセルを基板受渡部を介して並設するコータ&デベロッパにも有効である。
本発明に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置をA−A線から見た図である。 基板処理装置の制御機構の要部構成を示すブロック図である。 フローの例を示す図である。 搬送ロボットの搬送工程サイクルを示す図である。 搬送工程表の一例を示す図である。
符号の説明
6a,6b 保持アーム
11 キャリアステージ
12 インデクサロボット
13a,13b 搬送アーム
50 基板受渡部
100 基板処理装置
C キャリア
FR,RF 反転部
ID インデクサセル
IDC IDセルコントローラ
IRC インデクサロボットコントローラ
MC メインコントローラ
RPASS 戻り載置部
SPASS 送り載置部
SP 洗浄処理セル
SS1,SS2 洗浄処理部
SSC SSセルコントローラ
TR 搬送ロボット
TRC 搬送ロボットコントローラ
W 基板

Claims (3)

  1. 複数の基板を連続して処理する基板処理装置であって、
    1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板が搬送される対象となる複数の移載ポジションを有する単位処理区画と、
    前記単位処理区画における全体動作を制御する区画制御手段と、
    前記搬送ロボットの動作を制御する搬送ロボット制御手段と、
    を備え、
    前記複数の移載ポジションは、前記単位処理区画への基板の入口となる入口ポジションおよび前記単位処理区画からの基板の出口となる出口ポジションを含み、
    前記区画制御手段は、前記搬送ロボットが前記入口ポジションから前記出口ポジションへと向かって前記複数の移載ポジションに対して行う1サイクルの循環搬送動作を示す1サイクル分の搬送工程表を順次設定し、
    前記搬送ロボット制御手段は、前記区画制御手段によって設定された前記1サイクル分の搬送工程表を順次実行するように前記搬送ロボットの動作を制御し、
    前記区画制御手段によって順次設定された搬送工程表のうちの第1のサイクルの搬送工程を前記搬送ロボットが実行している間に前記入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、前記入口ポジションへの移動を行う最終搬送工程を付加するように前記区画制御手段が前記第1のサイクルの搬送工程を変更するとともに、前記搬送ロボット制御手段は変更後の第1のサイクルの搬送工程を実行するように前記搬送ロボットの動作を制御することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1記載の基板処理装置において、
    前記区画制御手段は、前記搬送ロボットが変更後の第1のサイクルの搬送工程に含まれる前記最終搬送工程を実行している間に、第1のサイクルの搬送工程に続く第2のサイクルの搬送工程の設定を開始することを特徴とする基板処理装置。
  3. 複数の基板を連続して処理する基板処理装置であって、
    1つの搬送ロボットおよび当該搬送ロボットによって基板が搬送される対象となる複数の移載ポジションを有する単位処理区画と、
    前記単位処理区画における前記搬送ロボットの搬送動作を制御する搬送制御手段と、
    を備え、
    前記複数の移載ポジションは、前記単位処理区画への基板の入口となる入口ポジションおよび前記単位処理区画からの基板の出口となる出口ポジションを含み、
    前記搬送制御手段は、前記搬送ロボットが前記入口ポジションから前記出口ポジションへと向かって前記複数の移載ポジションに対する1サイクルの循環搬送動作を行っている間に前記入口ポジションに新たな基板が出現することが判明したときに、当該1サイクルの循環搬送動作最終動作として前記入口ポジションへの移動を付加する変更を行い、その変更後の1サイクルの循環搬送動作を行うように前記搬送ロボットを制御することを特徴とする基板処理装置。
JP2007320601A 2007-12-12 2007-12-12 基板処理装置 Active JP4886669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007320601A JP4886669B2 (ja) 2007-12-12 2007-12-12 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007320601A JP4886669B2 (ja) 2007-12-12 2007-12-12 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009146975A JP2009146975A (ja) 2009-07-02
JP4886669B2 true JP4886669B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=40917283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007320601A Active JP4886669B2 (ja) 2007-12-12 2007-12-12 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4886669B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5993625B2 (ja) 2012-06-15 2016-09-14 株式会社Screenホールディングス 基板反転装置、および、基板処理装置
JP6009832B2 (ja) 2012-06-18 2016-10-19 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
KR102583418B1 (ko) 2020-12-29 2023-09-27 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4233908B2 (ja) * 2003-04-02 2009-03-04 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム
JP2005093653A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP4080405B2 (ja) * 2003-09-22 2008-04-23 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
JP4496073B2 (ja) * 2004-03-03 2010-07-07 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009146975A (ja) 2009-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5100179B2 (ja) 基板処理装置
JP6105982B2 (ja) スケジュール作成装置、基板処理装置、スケジュール作成プログラム、スケジュール作成方法、および基板処理方法
JP2009252888A (ja) 基板処理装置
TWI440121B (zh) Coating, developing device, coating, developing method and memory medium
JP6126248B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
KR102310886B1 (ko) 기판 반송 방법 및 기판 처리 장치
JP2009021275A (ja) 基板処理装置
JP6298318B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP6058999B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR20200083286A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 반송 방법
CN109585339B (zh) 基板处理装置及基板处理方法
JP4886669B2 (ja) 基板処理装置
JP5545693B2 (ja) 現像処理装置
JP2019021934A (ja) 基板搬送方法
KR20220029456A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP5442968B2 (ja) 基板処理ユニットおよび基板処理装置
KR20210010401A (ko) 기판 처리 시스템 및 기판 반송 방법
US12035576B2 (en) Substrate treating apparatus and substrate transporting method
JP5442969B2 (ja) 基板処理ユニット、基板処理装置およびノズルの位置制御方法
KR102396204B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 반송 방법
JP6404303B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2007053203A (ja) 基板処理装置および基板搬送方法
JP2001259543A (ja) 基板洗浄システム
JP2009049233A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4886669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250