JP4878134B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、かみそりヘッドにロータリー刃からなる前後一対の内刃を備えている電気かみそりに関する。
前後一対の内刃を備えている電気かみそりにおいて、縦置き配置したモーターの回転動力を、前後一対の内刃に対して互いに逆転する状態で伝動することは、特許文献1に開示してある。そこでは、フェースギヤと同行回転する第1ギヤを原動ギヤにして、第2、第3、第4ギヤまでを共通の伝動系とし、第4ギヤに噛み合う第5ギヤと内刃ギヤを経て、正転駆動される第1内刃に回転動力を伝動している。さらに、第2内刃の側では、第4ギヤと噛み合う別の第5ギヤと内刃ギヤとの間に逆転ギヤを配置して、第2内刃を逆転駆動している。なお、第3、第4ギヤは、同じギヤ軸上に設けられている。前後一対の内刃を内向きに回転駆動する電気かみそりは、特許文献2にも開示されている。
特開平5−317535号公報(段落番号0017、図7) 実開昭48−95887号公報(第2頁下段、第3図)
上記のギヤトレインによれば、第1・第2の内刃のそれぞれを互いに逆転する向きで、しかも両内刃を、両内刃の隣接側面へ向かって内向きに回転駆動できる。これにより、ひげを逆向きに回転する内刃で切断し、さらに肌面に沿う長毛やくせ毛を起毛して、ひげ切断を効果的に行うことができる。しかし、第4ギヤに噛み合う2個の第5ギヤで回転動力を分岐し、さらに逆転駆動する側の内刃ギヤと第5ギヤとの間に逆転ギヤを設けるので、ギヤの使用個数が多く、その分だけ伝動時の動力損があり、モーター動力を効率よく伝動することができない。ギヤの使用個数が多い分だけ信頼性に限界があるうえ、ギヤどうしの噛合騒音が大きい。内刃を高速回転することにも限界がある。一群のギヤで構成されるギヤトレインを、内刃ホルダーの一側面に配置するので、内刃ホルダーを含むかみそりヘッドが大形化する不利もある。
本発明の目的は、前後一対の内刃を互いに逆転駆動するギヤ伝動構造を簡素化することにより、モーター動力を効率よく伝動できるうえ、ギヤの噛合騒音を抑止でき、したがって長期使用時の信頼性を向上できる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、ギヤ伝動構造のギヤ個数を減らすことにより、内刃の高速駆動を実現し、以て、ひげ切断時の引っ張り感を解消しながら効果的に深ぞりできる電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、本体部1と、本体部1の上方に配置されるヘッド部2とを備えている。ヘッド部2は、モーター37と、モーター37を収容するモーターケース38と、モーター動力を前後一対の内刃21・21に伝動する第1伝動機構G1と、第1伝動機構G1の減速機構を収容する減速ケース40と、モーターケース38および減速ケース40に設けた左右一対の側枠44・45に装着固定されるヘッドケース16と、ヘッドケース16にそれぞれ装着される内刃ユニット17、および外刃ユニット18などを備えている。第1伝動機構G1は、減速ケース40側の側枠45に添って配置される終段ギヤ52を含む前段伝動機構と、終段ギヤ52の回転動力を各内刃21・21へ分岐伝動する後段伝動機構とを含む。後段伝動機構は、両内刃21・21と同行回転する前後一対の内刃ギヤ23・23と、いずれか一方の内刃ギヤ23と噛合する逆転ギヤ24とで構成する。一方の内刃ギヤ23と逆転ギヤ24とが終段ギヤ52と同時に噛み合うことにより、一対の内刃21・21を互いに逆向きに回転駆動する。
ヘッドケース16に対して着脱可能に装着される一つの内刃フレーム20に、一対の内刃ギヤ23・23と、逆転ギヤ24とを組み付ける。
終段ギヤ軸60と、減速機構で減速された減速動力を出力する減速軸57とは、減速ケース40側の側枠45の上下に軸支する。減速軸57と終段ギヤ軸60との中心を通る側枠45の中心軸Qを、ヘッド部2の機軸中心線Pよりも終段ギヤ52と直接噛み合う内刃ギヤ23の側へ傾ける。以て、前後一対の内刃21・21を側面視におけるヘッド部2の機軸中心線Pを対称中心にして前後対称に配置する。
前後一対の内刃21・21の駆動回転方向を、両内刃21・21の隣接側面へ向かって内向きに設定する。
本発明では、モーター動力を前後の内刃21・21に伝動するための第1伝動機構G1を、終段ギヤ52を含む前段伝動機構と、終段ギヤ52の回転動力を各内刃21・21へ分岐伝動する後段伝動機構とで構成した。後段伝動機構は、両内刃21・21と同行回転する前後一対の内刃ギヤ23・23と、いずれか一方の内刃ギヤ23と噛合する逆転ギヤ24とで構成して、一方の内刃ギヤ23と逆転ギヤ24とが前段伝動機構の終段ギヤ52と同時に噛み合うことにより、一対の内刃21・21を互いに逆向きに回転駆動できるようにした。
上記のように、終段ギヤ52に一方の内刃ギヤ23と逆転ギヤ24とを同時に噛合させて、終段ギヤ52の回転動力を分岐伝動し、一対の内刃21・21を互いに逆向きに回転駆動する伝動構造によれば、後段伝動機構をより少ないギヤ個数で構成し簡素化できるので、従来のギヤ伝動構造に比べて、伝動損を減らしてモーター動力を効率よく伝動できるうえ、ギヤの噛合騒音を抑止し静音化できる。使用するギヤ点数が少ない分だけ、長期使用時の信頼性を向上できる。
内刃フレーム20に一対の内刃ギヤ23・23と逆転ギヤ24とが組み付けてあると、内刃ユニット17をヘッドケース16から取り外すことにより、内刃ギヤ23・23および逆転ギヤ24をヘッド部2から分離して、これらのギヤ23・24や、ギヤの周辺部分に付着した毛屑の清掃、および注油などのメンテナンスを簡便に行うことができる。摩耗した内刃21を交換するときは、内刃ユニット17ごと交換することにより、先のギヤ23・24も同時に更新されるので、内刃ギヤ23・23および逆転ギヤ24と終段ギヤ52との噛み合いを好適化して、噛合騒音の発生や動力の伝動損を抑止できる。
終段ギヤ52の回転動力を一方の内刃ギヤ21と逆転ギヤ24とで分岐伝動する場合には、終段ギヤ52の中心位置が、終段ギヤ52と直接噛み合う内刃ギヤ23の側へずれるのを避けられない。そのため、減速軸57と終段ギヤ軸60との中心を通る側枠45の中心軸Qをヘッド部2の機軸中心とした場合には、前後の内刃ギヤ23・23は、中心軸Qに対して非対称に配置されてしまう。つまり、ヘッド部2を側面から見た場合に前後の内刃21・21が、機軸中心に対して非対称に配置され、外観デザインに大きな制約を受ける。
こうしたデザイン上の制約を解消するために、減速軸57と終段ギヤ軸60との中心を通る側枠45の中心軸Qを、ヘッド部2の機軸中心線Pよりも終段ギヤ52と直接噛み合う内刃ギヤ23の側へ傾け、以て、前後一対の内刃21・21を側面視におけるヘッド部2の機軸中心線Pを対称中心にして前後対称に配置している。これにより、ヘッド部2の側面外観を、シンプルでシンメトリックにデザインできる、さらに、内刃21・21が機軸中心線Pに対して前後対称に配置されるので、電気かみそりの使用時には、前後の内刃21・21を肌面に対して均等に接触させて、ひげ切断を効果的に行うことができる。
電気かみそりを肌面に沿って一定方向へ一定速度で移動させながらひげ切断を行うとき、正転する内刃21は、外刃32の刃穴の移動方向下手側に位置する刃面で捕捉されたひげを切断(迎え切断)できるが、逆転する内刃21は、外刃32の刃穴の移動方向上手側に位置する刃面で受け止めたひげを切断(追いかけ切断)せざるをえず、ひげが内刃21で引っ張られやすい。しかし、両刃21・21の駆動回転方向が、両内刃21・21の隣接側面へ向かって内向きに設定してあると、逆転する内刃21は、主として正転する内刃21で切断された短いひげを切断することになるので、切断前のひげが逆転する内刃21によって引っ張られるのを抑止でき、これにより引っ張り感を伴うこともなく快適にひげ切断を行うことができる。正転する内刃21で切断されたひげを、逆転する内刃21で逆向きに再度切断できるので、例えば、前後の内刃のそれぞれが正転駆動される場合に比べて、深ぞりできる。
(実施例1) 図1ないし図11は本発明に係る電気かみそりの実施例を示す。図2および図3において電気かみそりは、グリップを兼ねる本体部1と、本体部1の上方に配置されるヘッド部2とを備えている。本体部1は、2次電池3および制御基板4などを収容する内ケース5と、内ケース5を前後面から覆う前後カバー6・7と、前カバー6の上下に組み付けられる表示パネル8、およびスイッチパネル9などで構成してある。
図4に示すように内ケース5は、前後に分割形成される前内ケース5aと、後内ケース5bとで構成してあり、両ケース5a・5bをパッキン5cを介して接合しビスで締結することにより、内ケース5の内部を水密状に封止できる。前カバー6は前内ケース5aに係合装着される。後カバー7は、前内ケース5aに係合装着されるカバー本体7aと、カバー本体7aの下半部の開口を覆うグリップカバー7bとからなる。カバー本体7aの上部背面には、きわ剃刃ユニット12が組み込まれる。きわ剃刃ユニット12は、それぞれ鋸刃状の切刃を備えた固定刃、および可動刃を備えており、可動刃に後述する受動片76が一体的に設けてある。
表示パネル8は、半透明のハーフミラーで形成してあって、電気かみそりの使用時にはモーター37の稼動状態や運転モードなどを表示でき、モーター37を停止した状態では、ひげそり結果を確認するための鏡として使用することができる。スイッチパネル9には、モーター37を起動あるいは停止させるための押しボタン型のスイッチボタン10と、モーター37の運転モードを切り換える押しボタン型のスイッチボタン11とが設けてある。
図5ないし図7においてヘッド部2は、基本構造体となる動力モジュールMと、動力モジュールMに対して後述するヘッド内枠47を介して装着固定されるヘッドケース16と、ヘッドケース16に対して着脱可能に装着される内刃ユニット17、および外刃ユニット18などで構成してある。ヘッド部2は後述するフロート機構を介して本体部1に取り付けてあり、ヘッド部2の全体が前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ首振りできる状態で支持されている。
内刃ユニット17は、左右に長いベース壁20aの両側に一対の軸受壁20bを一体に起立形成した内刃フレーム20と、内刃フレーム20の軸受壁20bの上部に配置される前後一対の内刃21・21と、両内刃21の間に配置される前後一対の指詰防止用の防護体22・22などで構成する。図6に示すように内刃フレーム20の左方の軸受壁20bには、各内刃21と同行回転する内刃ギヤ23・23と、片方の内刃ギヤ23に噛み合う逆転ギヤ24とが回転自在に軸支してある。具体的には、図9に示すように左右の軸受壁20bに固定したブッシュッ28で内刃21・21の両側端の軸部分を回転自在に軸支し、一方の軸端に内刃ギヤ23・23を固定している。また、逆転ギヤ24は一方の軸受壁20bに固定したギヤ軸で回転自在に軸支してある。摩耗した内刃21は内刃フレーム20ごと交換するが、このとき同時に両内刃ギヤ23と逆転ギヤ24、および防護体22も同時に交換される。
内刃21は、円柱状の樹脂基台にスパイラル状の12枚の小刃を埋め込んで構成してあり、スパイラル状の小刃の傾きによって切刃が内刃21の中心軸に対して斜めに傾く。つまり各小刃の切刃にはリード角が形成され引き切りが可能となるので、シャープな切れ味を発揮できる。内刃21は横軸回りに回転駆動されて、薄板状の外刃32と協同して短毛を切断する。因みに従来の内刃は10枚の小刃を樹脂基台に埋設して構成してあり、上記のように小刃の枚数を12枚とし、さらに後述するように、内刃21の周速度を高速化することにより内刃21と外刃32との接触機会を増やして、ひげ切断を迅速に行うことができる。また、逆転する内刃21による追いかけ切断時に、切断前のひげが逆転する内刃21によって引っ張られるのを防止しながら快適にひげ切断を行える。その詳細は後述する。
前後の防護体22は、それぞれ左右の軸受壁で上下揺動可能に軸支されて、その揺動軸部に固定したピニオン26・26と、両ピニオン26と同時に噛み合うラック27を介して連動可能に連結してある。防護体22は、互違い状に対向する防護片22aを備えており、ラック27をばね25で押し上げ付勢することにより、防護片22aが起立する向きに常時付勢される。したがって、外刃ユニット18をヘッドケース16から取り外した状態においては、一対の防護片22aが内刃21の隣接側面に沿うように起立して、指先が内刃21の間に入り込むのを阻止できる。
図6において外刃ユニット18は、上下面が開口する外刃ホルダー29と、外刃ホルダー29に着脱可能に装着される刃体ユニット30とからなる。刃体ユニット30は、上下面が開口する外刃フレーム31と、外刃フレーム31で逆U字状に保形される網刃からなる前後一対の外刃32・32と、両外刃32・32の間に装着されるセンター刃33などで構成してある。外刃ホルダー29の両側壁には、刃体ユニット30をロック保持するロックボタン100が設けてある。このロックボタン100を押し込み操作すると、刃体ユニット30を外刃ホルダー29から取り外すことができる。
ヘッドケース16の上面に装着した外刃ユニット18を分離不能にロック保持するために、ヘッドケース16と外刃ホルダー29との内面左右にロック体34を設け、ロック体34をばね35で外刃ホルダー29と係合する向きにロック付勢している(図10参照)。ロック体34をばね35に抗して押し込み操作すると、外刃ホルダー29の内面の係合凹部36とロック体34の係合爪との係合が解除されるので、外刃ユニット18をヘッドケース16から取り外すことができる。図11に示すように外刃ユニット18をヘッドケース16に装着した状態では、前後の外刃32・32を保形する外刃枠が防護体22と接当して、防護体22をばね25の付勢力に逆らって水平姿勢に位置保持している。
動力モジュールMは、横置き配置されるモーター37と、モーター動力を前後一対の内刃21に伝動する第1伝動機構G1と、モーター動力をセンター刃31およびきわ剃刃ユニット12に伝動する第2伝動機構G2と、モーター37、および両動力伝動系G1・G2の構成部品を組み込むためのケースやカバー群で構成する。ケースおよびカバー群は、モーター37を収容するモーターケース38、およびモーターカバー39と、第1伝動機構G1の遊星歯車機構(減速機構)を収容する減速ケース40と、モーターケース38の上面に固定されるギヤシャーシ41、およびギヤカバー42などからなる。
モーターケース38と減速ケース40は、それぞれアルミニウムを素材とするダイキャスト成形品からなり、モーターケース38の外側端と、減速ケース40の外側端のそれぞれに、左右に対向する側枠44・45が上向きに突設してある。モーターカバー39、ギヤシャーシ41、およびギヤカバー42はいずれもプラスチック成形品からなる。
モーター37をモーターケース38に収容したうえで、パッキンを介してモーターカバー39をモーターケース38に組み、さらに遊星歯車機構と減速ケース40をモーターカバー39の外側面に組み、これら三者38・39・40と、モーターケース38の外面に装着したギヤシャーシ41とを、減速ケース40の側からねじ込んだ3個のビス46で共締め固定することにより、4個の部材38・39・40・41を一体化している。
図7において、モーターケース38の側枠44と、減速ケース40の側枠45との間には四角枠状のヘッド内枠47が配置され、各側枠44・45の外側方からねじ込まれるビス48で固定してある。各側枠44・45の四隅部分には、両側枠44・45を前後に挟む状態のねじボス49が設けてあり、これらのねじボス49にヘッドケース16がビス50で締結固定される。
第1伝動機構G1は、前段伝動機構と後段伝動機構とで構成する。図9において前段伝動機構は、モーター37の回転動力を減速する遊星歯車機構と、減速ケース40の側枠45に沿って配置される巻掛伝動機構と、側枠45の上部内側面に配置される終段ギヤ52などで構成する。遊星歯車機構は、モーターカバー39と減速ケース40との間の空間に収容してあり、モーター37の出力軸に固定される太陽ギヤ53と、太陽ギヤ53と噛み合う3個の遊星ギヤ54と、3個の遊星ギヤ54を回転自在に軸支する遊星フレーム55と、減速ケース40の内面に設けられて各遊星ギヤ54と噛み合う内歯ギヤ56、および遊星フレーム55と同行回転する減速軸57などで構成する。
図1において巻掛伝動機構は、減速軸57に固定される原動プーリー59と、終段ギヤ軸60に固定される従動プーリー61と、両プーリー59・61に巻き掛けられるタイミングベルト62などで構成する。終段ギヤ52は、側枠45の内側面側で終段ギヤ軸60に固定してある。巻掛伝動機構の全体はカバー63で覆われており、このカバー63はヘッド内枠47を固定するためのビス48と、その下方のビスとで側枠45に固定してある。後段伝動機構は、内刃フレーム20の軸受壁に組み付けた2個の内刃ギヤ23・23と、逆転ギヤ24とで構成する。
遊星歯車機構と巻掛伝動機構とで構成した前段伝動機構によれば、伝動構造を簡素化しながら静音化を実現できる。遊星歯車機構で生じる各ギヤの噛合騒音を減速ケース40で遮断して、ギヤ騒音がヘッド部2の外へ洩れ出るのを阻止でき、さらに巻掛伝動機構で動力を伝動することにより、減速軸57から終段ギヤ軸60に至る間の伝動騒音を効果的に抑止できるからである。
図9において第2伝動機構G2は、モーターカバー39の外側面と、モーターカバー39およびギヤシャーシ41の上面に沿って配置される。詳しくは先の太陽ギヤ53と噛み合う第1ギヤ64とフェースギヤ65、モーターカバー39の上面においてフェースギヤ65と噛み合う第3ギヤ66および第4ギヤ67、ギヤシャーシ41の上面において第4ギヤ67と噛み合う第5ギヤ68と、第5ギヤ68と噛み合う第6ギヤ69と、第6ギヤ69の上面に一体に設けられる偏心カム70、および偏心ピン71などで構成する。第1ギヤ64とフェースギヤ65、および第3ギヤ66と第4ギヤ67は、それぞれ共通のギヤ軸に軸支されて同行回転する。第1ギヤ64から第6ギヤ69に至るギヤ群の外面がギヤカバー42で覆われている。ギヤカバー42はギヤシャーシ41に係合装着される。
第2伝動機構G2で伝動された回転動力は、偏心カム70と、偏心カム70に係合する振動アーム72とで往復動力に変換されて、きわ剃刃ユニット12の可動刃を往復駆動する。同様に、偏心ピン71と、偏心ピン71に係合する振動子73とで往復動力に変換されてセンター刃33の可動刃を往復駆動する。
図11に示すように、ヘッド部2の背面から露出する振動アーム72の出力端には駆動溝74が設けてあり、きわ剃レバー75を押し上げ操作してきわ剃刃ユニット12を使用姿勢に切り換えることにより、きわ剃刃ユニット12の受動片76が駆動溝74に係合して往復動力を受け継ぐので、きわ剃刃ユニット12で長毛やくせ毛を切断できる。振動子73はヘッド内枠47の内面に組み付けられて、その下面に設けた受動溝77が偏心ピン71と係合している。また、振動子73の上部中央に設けた駆動軸78は、ヘッドケース16の上面に突出してセンター刃31の可動刃と係合している。駆動軸78とヘッドケース16の開口との間はパッキン79でシールしてある。
ヘッドケース16の上面に嵌合装着した内刃ユニット17を分離不能にロック保持するために、ヘッド内枠47に四角形のロック枠81を組み込み、ばね82でロック付勢している。図7に示すようにロック枠81の前後枠の左右には、ヘッドケース16の上面に突出する4個のロック爪83が設けてあり、これらのロック爪83が内刃フレーム20の下面に設けた係合片84(図5参照)と係合して、内刃ユニット17をロック保持している。
ロック枠81は、モーターケース38側の側枠44の外側面に設けた解除ノブ85でロック解除操作できる。解除ノブ85を押し下げ操作して、ロック枠81の下面前後に設けた受動脚片86をばね82の付勢力に抗して横移動させると、ロック爪83と係合片84との係合を解除して、内刃フレーム20をヘッドケース16から取り外すことができる。解除ノブ85の操作突起のスライド範囲を除く外面は、ヘッド内枠47を固定するためのビス48を利用して側枠44に締結固定したカバー87で覆ってある。図1において符号88は、ヘッドケース16に係合装着されて動力モジュールMの下半周面を前後から覆うカバーである。
図10および図11においてヘッド部2を支持するフロート機構は、内ケース5の上端に固定されるフロートベース90と、フロートベース90と動力モジュールMとの間に配置される左右一対の圧縮コイル形のばね91・91とからなる。フロートベース90は、中央の連結座92と、連結座92から段落状に折り曲げられる左右一対のばね受アーム93と、連結座92から段落状に折り曲げられる前後一対の装着アーム94とを一体に備えたプレス成形品からなる。
図11に示すように、連結座92の中央部分に下面側から挿通した連結ボス95を、モーターケース38の下面中央に設けたねじボス96に外嵌装着し、これら両者95・96を連結ボス95の側からねじボス96にねじ込まれるビス97で締結することにより、フロートベース90をヘッド部2と一体化できる。ばね91は、左右のばね受アーム93と、動力モジュールMとの間に介装されて圧縮変形されている。前側の装着アーム94を内ケース5に設けた係合凹部98に差し込み係合し、後側の装着アーム94の前後二箇所をビス99で内ケース5に締結することにより、ヘッド部2が本体部1と一体化されて、ヘッド部2の全体が前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ首振りできる。
図3に示すように、ヘッド部2の機軸中心Pは、本体部1の垂直の機軸中心に対してケース前方へ向かって傾けてある。さらに、前後一対の内刃21・21は、前傾する機軸中心Pを対称軸にして前後対称位置に配置してあり、これによりヘッド部2の側面外観をシンプルでシンメトリックにデザインでき、肌面に対して前後の内刃21・21を均等に接触できる。このような、内刃21・21の配置を実現するために、動力モジュールMを、先の機軸中心Pよりさらに前傾する状態で配置する。
詳しくは、図1に示すように、減速軸57と終段ギヤ軸60との中心を通る側枠45の中心軸Qを、ヘッド部2の機軸中心線Pよりも終段ギヤ52と直接噛み合う内刃ギヤ23の側へ傾けている。この実施例では、側枠45の中心軸Qをヘッド部2の機軸中心線Pよりも3.8度前傾させている。因みに、側枠45の中心軸Qがヘッド部2の機軸中心線P上に位置させてある場合には、内刃21・21の中心位置は機軸中心線Pに対して前後非対称になる。これは、終段ギヤ52と一方の内刃ギヤ23との間に逆転ギヤ24が配置されていて、他方の内刃ギヤ23と逆転ギヤ24とを、終段ギヤ52に同時に噛合させていることに由来する。
図1に示すように、内刃ユニット17をヘッドケース16に装着した状態においては、一方の内刃ギヤ23と逆転ギヤ24とが終段ギヤ52と同時に噛み合う。したがって、終段ギヤ52が矢印方向へ回転するとき、両内刃21・21は互いに逆向きに回転駆動され、両内刃21・21の隣接側面へ向かって内向きに回転する。
上記構成の電気かみそりは、従来の電気かみそりに比べて内刃21をより高速度で回転駆動して、従来の電気かみそりに比べてひげ切断をより迅速に行え、しかもひげそり時にひげが引っ張られる感じ(引っ張り感)を抑止して、より快適にひげをそり落とすことができる。従来の電気かみそりでは、モーターの駆動回転数が3000rpmであるとき、内刃の周速度を1.0〜1.27m/秒としていたが、上記実施例の電気かみそりではモーター37の駆動回転数を4300rpmに増速して、内刃21の周速度を1.46m/秒にまで高速化した。なお、内刃21の周速度は、内刃21の直径寸法を従来の内刃の直径寸法と同じ6.5mmとした場合の比較値である。
上記のように、内刃21の周速度を高速化すると、内刃21のスパイラル切刃とひげとの接触機会が増えるので、ひげ切断を効果的に行える。さらに正転方向に回転する内刃21でひげ切断を行ったのち、逆転する内刃21が、正転する内刃21で切断されたひげを再捕捉するまでの時間を短くできるのでひげを深ぞりできる。
因みに、従来の内刃でひげ切断を行う場合には、逆転する内刃が、正転する内刃で切断されたひげを再度捕捉するまでの時間が長引くので、ひげ切断時に引っ張り感を伴いやすい。こうした理由から、内刃の周速度は、1.3m/秒以上、1.5m/秒以下の範囲内で選定する事が好ましい。なお、内刃21の周速度を高速化すると、内刃21と外刃32との摩擦熱によって外刃32の温度が上昇する傾向があり、内刃21の周速度は1.5m/秒前後が限界となるが、外刃32を積極的に冷却できる手段を付加する場合には、限界周速度をさらに向上することができるであろう。
電気かみそりを肌面に沿って一定方向へ一定速度で移動させながらひげ切断を行うとき、移動方向上手側に位置する正転する内刃(図1に向かって左側の内刃)21は時計回転方向へ回転して、外刃32の刃穴の移動方向下手側に位置する刃面で捕捉されたひげを切断(迎え切断)する。また、逆転する内刃21は、外刃32の刃穴の移動方向上手側に位置する刃面で受け止めたひげを切断(追いかけ切断)する。しかし、両刃21・21の駆動回転方向が、両内刃21・21の隣接側面へ向かって内向きに設定してあると、逆転する内刃21は、主として正転する内刃21で切断された短いひげを切断することになるので、切断前のひげが逆転する内刃21によって引っ張られるのを防止でき、これにより引っ張り感を伴う事もなくひげ切断を行うことができる。因みに、両内刃をそれぞれ外向きに回転駆動する場合には、移動方向上手側に位置する内刃が反時計回転方向へ回転して、外刃の刃穴の移動方向上手側に位置する刃面で捕捉したひげを切断(追いかけ切断)することになるので、大きな引っ張り感を生じやすい。
上記の実施例におけるきわ剃刃ユニットやセンター刃は省略することができる。前段伝動機構における減速動力は、巻掛伝動機構で終段ギヤに伝動することが好ましいが、必要があればギヤ群で伝動することができる。モーター37は縦長姿勢で配置することができる。モーターケースは容器状に構成する必要はなく枠状に構成することができる。減速機構は遊星歯車機構である必要はなく、一群のギヤで順に減速を行うギヤ減速機構であってもよい。
ヘッド部の伝動構造を示す縦断側面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 本体部の構造を示す分解斜視図である。 一部構造を破断したヘッド部の分解正面面図である。 一部構造を破断した外刃および内刃の分解側面図である。 ヘッド部の分解斜視図である。 内刃ユニットの分解斜視図である。 動力伝動構造を展開した状態で示す説明図である。 ヘッド部の縦断正面図である。 ヘッド部の縦断側面図である。
符号の説明
1 本体部
2 ヘッド部
16 ヘッドケース
17 内刃ユニット
18 外刃ユニット
20 内刃フレーム
21 内刃
23 内刃ギヤ
24 逆転ギヤ
37 モーター
38 モーターケース
40 減速ケース
44 モーターケースの側枠
45 減速ケースの側枠
52 終段ギヤ
60 終段ギヤ軸
G1 第1伝動機構
G2 第2伝動機構

Claims (3)

  1. 本体部(1)と、本体部(1)の上方に配置されるヘッド部(2)とを備えており、
    ヘッド部(2)には、モーター(37)と、モーター(37)を収容するモーターケース(38)と、モーター動力を前後一対の内刃(21)・(21)に伝動する第1伝動機構(G1)と、第1伝動機構(G1)の減速機構を収容する減速ケース(40)と、モーターケース(38)および減速ケース(40)に設けた左右一対の側枠(44)・(45)に装着固定されるヘッドケース(16)と、ヘッドケース(16)にそれぞれ装着される内刃ユニット(17)、および外刃ユニット(18)とを備えており、
    第1伝動機構(G1)は、減速ケース(40)側の側枠(45)に配置される終段ギヤ(52)を含む前段伝動機構と、終段ギヤ(52)の回転動力を各内刃(21)・(21)へ分岐伝動する後段伝動機構とを含み、
    後段伝動機構が、両内刃(21)・(21)と同行回転する前後一対の内刃ギヤ(23)・(23)と、いずれか一方の内刃ギヤ(23)と噛合する逆転ギヤ(24)とで構成されており、
    一方の内刃ギヤ(23)と逆転ギヤ(24)とが終段ギヤ(52)と同時に噛み合って、一対の内刃(21)・(21)を互いに逆向きに回転駆動できるようになっており、
    ヘッドケース(16)に対して着脱可能に装着される一つの内刃フレーム(20)に、一対の内刃ギヤ(23)・(23)と、逆転ギヤ(24)とが組み付けてある電気かみそり。
  2. 終段ギヤ軸(60)と、減速機構で減速された減速動力を出力する減速軸(57)とが、減速ケース(40)側の側枠(45)の上下に軸支されており、
    減速軸(57)と終段ギヤ軸(60)との中心を通る側枠(45)の中心軸(Q)を、ヘッド部(2)の機軸中心線(P)よりも終段ギヤ(52)と直接噛み合う内刃ギヤ(23)の側へ傾けることにより、前後一対の内刃(21)・(21)が側面視におけるヘッド部(2)の機軸中心線(P)を対称中心にして前後対称に配置してある請求項1記載の電気かみそり。
  3. 前後一対の内刃(21)・(21)の駆動回転方向が、両内刃(21)・(21)の隣接側面へ向かって内向きに設定してある請求項1又は2記載の電気かみそり
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