JP5252537B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、本体ケースを含むグリップ部とヘッド部とを有し、ヘッド部がグリップ部に対して揺動可能に支持してある電気かみそりに関する。
本発明に関して、電源部と、駆動部と、これら両者を回転自在に連結する連結部とで電気かみそりを構成することが特許文献1に公知である。電源部には電池が収容してあり、駆動部にはモーターと内刃と外刃などが組み込んである。不使用状態においては、電源部と駆動部とが前後に隣接する状態で折り畳むことにより、上下方向の全長寸法を小さくすることができる。使用時には、電源部または駆動部を連結部の回りに回転操作することにより、連結部の上下に駆動部と電源部を突出させて、上下方向の全長寸法を大きくすることができる。ただし、特許文献1の電気かみそりは、電源部と駆動部とを折り畳み姿勢と、長尺姿勢との間で姿勢を変更できるだけであり、ヘッド部(かみそりヘッド部)を肌面に密着させるための浮動支持構造とは無関係である。
本発明のヘッド部は、連結軸の回りに首振り可能に支持するが、このようにヘッド部を1軸回りに旋回可能に支持し、中立位置へ向かってばねで復帰付勢する電気かみそりは特許文献2に公知である。そこでは、旋回動作に加えて、ヘッド部を前後一対の揺動軸で左右揺動可能に支持している。揺動軸はヘッド部と旋回変位する旋回台との間に設けてある。
実公昭50−44311号公報(第1頁左欄30〜37行、第2図) 特開2006−255336号公報(段落番号0032、図1)
従来の電気かみそりは、本体ケースの上部に設けたヘッド部を浮動支持構造で支持することにより、ヘッド部を肌面の変化に追随して前後や左右へ傾動させ、外刃を肌面に密着できるようにしている。この種の浮動支持構造は、ヘッド部の自由度が高いほど外刃を肌面の変化に追随して密着させることができる。しかし、自由度が高くなるほど浮動支持構造が複雑になるのを避けられず、しかも、本体ケースとヘッド部との間の限られたスペースに浮動支持構造を集約配置する必要があるため、組立に多くの手間が掛かり、電気かみそりの全体コストが嵩む一因になっている。また、ヘッド部を傾動変位できる範囲が本体ケースによって制約を受けやすく、ヘッド部の傾動または揺動できる範囲を必要かつ十分に確保することが困難であった。
本発明の目的は、電気かみそりの構造を根本的に見直すことによりヘッド部の浮動支持構造を簡素化し、さらにヘッド部の揺動範囲を必要かつ十分に確保できるようにし、以て、ヘッド部を肌面に密着させて好適にひげ切断を行うことができる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、従来の電気かみそりに比べて使いやすく、しかもメンテナンス作業を簡便に行うことができる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、楽な姿勢でひげ切断を的確に行うことができる電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、本体ケース4で構成されるグリップ部1と、グリップ部1とは別体に構成されて、グリップ部1の一端外方に隣接配置されるヘッド部2と、これら両者1・2を連結する連結軸3とを備えていて、連結軸3の中心軸線Qがグリップ部1の中心軸線Pに対して交差する状態で配置してある。ヘッド部2は、連結軸3を中心にして左右揺動できるようグリップ部1で支持されて、ヘッド部2と連結軸3との間に設けた復帰構造で中立位置に位置保持される。復帰構造はヘッド部2を中立位置へ向かって復帰付勢するばね体41を含んで構成する。
ヘッド部2はグリップ部1の上方に傾斜配置する。以て、ヘッド部2の中心軸線Rとグリップ部1の中心軸線Pとが交差するように配置される。
連結軸3の中心軸線Qを、ヘッド部2の重心位置Gよりメイン刃16の側へ偏った位置に設ける。
ヘッド部2の重心位置Gを、グリップ部1の中心軸線Pの上側延長線上と、前記中心軸線Pと平行で本体ケース4の後面突端を通る仮想線Tの上側延長線との間で、本体ケース4の左右幅寸法Bの範囲内に配置する。
ヘッド部2を、本体ケース4の上方に突出する支持アーム5と、支持アーム5の突端寄りに設けられる連結軸3を介して支持する。
支持アーム5を本体ケース4の前面側に設けて、ヘッド部2を本体ケース4の上端上方において支持する。以て、本体ケース4の上方に、ヘッド部2と支持アーム5と本体ケース4の三者で囲まれる指掛け空間Sを確保する。
本体ケース4は上下に長い卵形に形成する。
ヘッド部2を連結軸3の回りに反転操作できるよう支持する。以て、メイン刃16がヘッド部2の中心軸線Rの傾斜上端に位置する使用姿勢と、メイン刃16がヘッド部2の中心軸線Rの傾斜下端に位置する不使用姿勢との間で、ヘッド部2を反転操作できるようにする。
ヘッド部2の中心軸線Rの傾斜上端にメイン刃16を設け、ヘッド部2の中心軸線Rの傾斜下端にきわ剃り刃17を配置する。
本発明においては、グリップ部1とは別体のヘッド部2を、グリップ部1の一端外方に隣接配置してこれら両者1・2を連結軸3で連結し、さらに連結軸3の中心軸線Qをグリップ部1の中心軸線Pに対して交差する状態で配置することにより、ヘッド部2が連結軸3を中心にして左右揺動できるようにした。また、ヘッド部2と連結軸3との間に復帰構造を設けて、そのばね体41によって左右揺動したヘッド部2を中立位置へ向かって復帰できるようにした。
上記のように、グリップ部1とは別体のヘッド部2を連結軸3を中心にして左右揺動可能とする電気かみそりによれば、本体ケース4からなるグリップ部1に邪魔されることもなくヘッド部2を大きく左右揺動させることができるので、従来構造の電気かみそりに比べてヘッド部2を肌面の変化に追随して必要かつ十分に揺動させ、肌面に密着させて好適にひげ切断を行うことができる。また、グリップ部1とは別体のヘッド部2を連結軸3で支持する基本構造を採るので、ヘッド部2の自由度が高いにもかかわらず、ヘッド部2を浮動支持するための構造を簡素化できる。
ヘッド部2の中心軸線Rとグリップ部1の中心軸線Pとが交差するように、ヘッド部2をグリップ部1の上方に傾斜配置する電気かみそりによれば、ヘッド部2が左右揺動する領域をグリップ部1の上方に限ることができ、したがって、ヘッド部2が左右揺動するとき、その一部が本体ケース4を掴む手に接当緩衝するのをよく防止できる。また、ヘッド部2を傾斜配置することにより、本体ケース4を掴んだ状態において、ヘッド部2の前端に位置するメイン刃16を肌面に正対させることができるので、楽な姿勢でひげ剃りを行うことができ、ヘッド部と本体ケースとが一体的に設けられていた従来の電気かみそりに比べて、使い勝手を向上できる。
連結軸3の中心軸線Qをヘッド部2の重心位置Gよりメイン刃16の側へ偏った位置に設ける電気かみそりによれば、ヘッド部2を復帰構造のばね体41で中立位置へ復帰操作する際に、ヘッド部2を連結軸3の回りの重量モーメントによっても復帰揺動させることができるので、ヘッド部2の中立位置への復帰動作をさらに円滑に行って、左右揺動しやすい電気かみそりであるにもかかわらず、ヘッド部2を使用頻度が最も高い中立位置に確実に保持して、安定した状態でひげ剃りを行える。
ヘッド部2の重心位置Gを、グリップ部1の中心軸線Pの上側延長線と、前記中心軸線Pと平行で本体ケース4の後面突端を通る仮想線Tの上側延長線との間で、本体ケース4の左右幅寸法Bの範囲内に配置する電気かみそりによれば、本体ケース4を手で掴んだ状態におけるヘッド部2の重量モーメントを、ゼロ若しくはごく小さなものとすることができ、したがって、持ち重りしにくく、使い勝手のよい電気かみそりが得られる。
ヘッド部2を本体ケース4の上方に突出する支持アーム5と、支持アーム5の突端寄りに設けられる連結軸3を介して支持する支持構造によれば、本発明の電気かみそりの外観状の印象を、従来の電気かみそりに比べて斬新で軽快なものとして、ユーザーに対する訴求力を向上し、鮮烈な印象を与えることができる。ヘッド部2が本体ケース4から充分に離れた位置において支持されるので、ヘッド部2および本体ケース4の外面に付着する毛屑などを容易にしかも的確に清掃除去でき、しかも、ヘッド部2の内部に溜まる毛屑などの清掃を、本体ケース4に邪魔されることもなく簡便に行うことができる。
支持アーム5を本体ケース4の前面側に設けて、ヘッド部2を本体ケース4の上端上方において支持し、以て、本体ケース4の上方に、ヘッド部2と支持アーム5と本体ケース4の三者で囲まれる指掛け空間Sを確保する電気かみそりによれば、本体ケース4を掴んだ状態において、最も上方に位置する人差し指を指掛け空間Sに収容して、人差し指がヘッド部2の一部に接当するのを回避でき、したがって、本体ケース4を掴むときのグリップ感を向上しながら、安定した状態で電気かみそりを使用できる。
本体ケース4を上下に長い卵形に形成すると、片手で掴む際に本体ケース4を手のひらで包み込んで、ごく自然に本体ケース4を握り締めて安定的に支持でき、握りやすくしかも使いやすい電気かみそりとすることができる。
ヘッド部2を連結軸3の回りに反転操作できるよう支持した電気かみそりによれば、図8に示すように、ヘッド部2を反転操作し、さらに外刃ホルダー18をヘッドケース15から取り外したのち、電気かみそりの全体を上下に反転した状態で本体ケース4を片手で掴むことにより、内刃16aに流水を流しかけながら毛屑を容易に洗い流すことができ、しかも手指が流水によって濡れるのを防止できる。
ヘッド部2の中心軸線Rの傾斜上端にメイン刃16を設け、ヘッド部2の中心軸線Rの傾斜下端にきわ剃り刃17を配置する電気かみそりによれば、ヘッド部2を反転操作してきわ剃り刃17を傾斜上端に位置させることにより、もみ上げ部分などの切断を簡便に行うことができ、電気かみそりの使い勝手をさらに向上できる。
(実施例1) 図1ないし図10は本発明に係る電気かみそりの実施例1を示す。図1および図2において、電気かみそりはグリップ部1と、グリップ部1の上端上方に配置されるヘッド部2と、これら両者1・2を連結する連結軸3などで構成する。グリップ部1は本体ケース4で構成されており、その前面上部に突設される支持アーム5の上端に連結軸3が配置してある。
本体ケース4は、前後に分割形成される前ケース4aおよび後ケース4bを蓋合わせ状に接合して上下に長い卵形に形成してある。本体ケース4の内部には、2次電池8と、制御回路が実装された回路基板9と、充電用のコネクター10などが配置してある。本体ケース4の前面上下には、モーター20への通電を制御するスイッチボタン11と、LEDを光源とする表示灯12が組み込んである。先の回路基板9に、スイッチボタン11で切り換え操作されるスイッチ13が組み付けてある。
支持アーム5は、本体ケース4の前面上半部に密着する基部5aと、基部5aに連続して湾曲しながら本体ケース4の上部前方へ延びる連結部5bとを一体に備えたプラスチック成形品からなり、本体ケース4に締結固定される。図2に示すように、正面から見るときの支持アーム5は、連結部5bの側から基部5aへ向かって幅狭に形成され、側面から見るときの支持アーム5は逆し字状に形成されて全体が1個の中空板状体として形成してある。連結部5bは本体ケース4の上方に突出されて、グリップ部1の中心軸線Pに対して前上がり傾斜状に傾斜させてある。なお、支持アーム5は前ケース4aと一体に成形することができる。
図3および図4に示すようにヘッド部2は、ヘッドケース15を外殻体にして、その上部に前後一対のメイン刃16を配置し、その下部にきわ剃刃17を配置してなる。ヘッドケース15は、シェル状に形成される一対の半ケース体15a・15bを蓋合わせ状に接合して構成する。メイン刃16は、回転駆動されるロータリー式の内刃16aと、外刃ホルダー18でアーチ状に保形される網刃からなる外刃16bとで構成してある。きわ剃刃17は、ヘッドケース15の下部に突出する固定刃17aと可動刃17bとでバリカン刃状に構成する。
先の内刃16aを回転駆動し、同時に可動刃17bを往復駆動するために、ヘッドケース15の内部にモーター20を縦置き配置し、その出力軸をモーターハウジングの上下両端に突出している。モーター20の回転動力は、ギヤ機構を介して内刃16aに伝動される。ギヤ機構は、モーター20の上側の出力軸に固定される原動ギヤ21と、原動ギヤ21の回転動力を出力軸と直交する第2軸22の回りの回転動力に変換するフェースギヤ23と、第2軸22の回転動力を内刃16aへ伝動する平歯車群24などで構成する。スイッチボタン11を押し込み操作すると、モーター20が起動し、ギヤ機構を介して伝動される回転動力によって内刃16aが回転駆動され、内刃16aと外刃16bとのせん断作用によってひげが切断される。
図3において符号25は、前後の内刃16aを回転自在に軸支する内刃支持台である。外刃ホルダー18はヘッドケース15に対して着脱可能に装着されており、外刃ホルダー18をヘッドケース15から取り外した状態においては、内刃支持台25やヘッドケース15の上部に付着した毛屑を清掃し除去できる。モーター20の回転動力は、下側の出力軸に固定した偏心カム26と、偏心カム26の駆動ピンに係合連結される受動枠27とで往復動力に変換され、受動枠27から可動刃17bへと伝動される。
メイン刃16を肌面の変化に追随して密着させるために、ヘッド部2を浮動支持している。具体的には、ヘッド部2を連結軸3で左右揺動可能に支持し、さらにヘッド部2の全体をヘッド部2の傾斜中心軸線Rに沿って往復スライド可能に支持している。図4に示すように連結軸3は、支持アーム5に組み付けられる軸基部29と、軸基部29に連続して設けられる支軸30と、支軸30の突端に設けられる角軸部31(図5参照)と、軸基部29の基端左右に張り出し形成されるスライド片32とを一体に備えたプラスチック成形品からなる。支軸30でヘッドケース15の半ケース体15aに設けた回動穴33を軸支することにより、ヘッド部2の全体が連結軸3の回りに揺動自在に支持される。ヘッド部2が支軸30の回りに揺動するとき、連結軸3がヘッド部2と同行回転するのを防ぐために、軸基部29を非円形断面に形成している。具体的には、軸基部29の対向周面に平坦面からなる回止め面29aを形成し、これを後述するスライド溝38で受け止めている。
図5および図6に示すように横長四角形状に形成されるスライド片32は、支持アーム5の連結部5bの内部に設けたガイド溝36で往復スライド自在に案内支持する。連結軸3を連結部5bの突端側の待機位置へ向かって復帰付勢するために、ガイド溝36の端部とスライド片32との間に圧縮コイル形のばね37を配置している。また、連結部5bのヘッド部2との対向壁には、軸基端29の往復スライドを許すスライド溝38が形成してある(図5参照)。ヘッド部2はスライド溝38の範囲内で先の傾斜中心軸線Rに沿って往復スライドできる。これにより、ヘッド部2は連結軸3回りの左右揺動動作に加えて、支持アーム5に対して肌面から離れる向きへ沈み込み変位できるので、肌面に対する負担を軽減しながらひげ切断を軽快に行える。
左右揺動可能に支持されたヘッド部2を、常態において中立位置に位置保持するために、連結軸3の角軸部31と半ケース体15aとの間に復帰構造を設けている。図5に示すように復帰構造は、角軸部31に装着固定される拡開ブロック40と、拡開ブロック40の周面を挟み保持する一対のばね枠(ばね体)41とで構成する。
拡開ブロック40には、一対の平坦周面40aと、これら両周面40aを繋ぐ円弧周面40bとが形成してある。板ばねを素材にして形成されるばね枠41は、拡開ブロック40の周面に接当するハット形の挟持部42と、挟持部42の両端に連続する鉤形の装着片43を一体に備えている。一対のばね枠41は、その装着片43を半ケース体15aに設けた左右一対の装着溝44に差し込み係合することで半ケース体15aと一体化される。この組み付け状態において、一対の挟持部42は開口面の側が対向して、平坦周面40aを挟持部42で挟み保持している。符号45は連結軸3の軸心に形成した穴を利用して配線される給電リードであり、この給電リード45を介してモーター20に駆動電流を供給する。給電リード45の一端はモーター20に接続され、他端側は支持アーム5の内部空間を経て本体ケース4内へ導入され、回路基板9に接続される。
本体ケース4で構成されるグリップ部1とヘッド部2と連結軸3の三者は、以下の関係を満足するように配置してある。図1に示すように電気かみそりを側面から見るときのグリップ部1の中心軸線をP、連結軸3の中心軸線をQ、ヘッド部2の中心軸線をRとするとき、連結軸3の中心軸線Qをグリップ部1の中心軸線Pに対して斜めに交差させる。また、ヘッド部2をグリップ部1の上方に傾斜配置して、ヘッド部2の中心軸線Rをグリップ部1の中心軸線Pと斜めに交差させる。さらに、図1および図11に示すように、ヘッド部2の重心位置Gを、グリップ部1の中心軸線Pの上側延長線上と、前記中心軸線Pと平行で本体ケース4の後面突端を通る仮想線Tの上側延長線との間で、本体ケース4の左右幅寸法Bの範囲内に位置させ、連結軸3の中心軸線Qをヘッド部2の重心位置Gよりメイン刃16の側へ偏った位置に設ける。なお、仮想線Tの位置は、側面から見るときの本体ケース4の最も後端の位置を意味し、この実施例のように本体ケース4の横断面形状が円形や楕円形などである場合には、仮想線Tが本体ケース4の最後端の1点を通る垂直線となり、例えば本体ケース4の横断面形状が四角形であるような場合には、仮想線Tが本体ケース4の後面を通る垂直線となる。この実施例における連結軸3の中心軸線Qはヘッド部2の中心軸線Rと直交する。モーター20の配置位置によっては、ヘッド部2の重心位置Gをグリップ部1の中心軸線Pの上側延長線上に設けることができる。
先に説明したように、連結部5bをグリップ部1の中心軸線Pに対して前上がり傾斜状に傾斜させ、中心軸線Rが傾斜する連結部5bと平行になる状態でヘッド部2を支持し、連結軸3の中心軸線Qをヘッド部2の中心軸線Rと直交させる支持構造によれば、グリップ部1の中心軸線Pと、連結軸3の中心軸線Qと、ヘッド部2の中心軸線Rとの三者は互いに交差する関係となり、ヘッド部2はグリップ部1に対して傾斜支持された状態で、連結軸3の回りに左右揺動できることとなる。また、支持アーム5の背面側にヘッド部2と支持アーム5と本体ケース4の三者で囲まれる指掛け空間Sが確保される。
グリップ部1とヘッド部2と支持アーム5の各部の寸法は、以下のように設定する。図2に示すようにヘッド部2の左右幅寸法をA、グリップ部1の左右幅寸法をB、支持アーム5の連結部5bの左右幅寸法をCとするとき、
(A>B>C)とする。
また、図1に示すようにヘッド部2の厚み寸法をD、グリップ部1の前後厚み寸法をE、支持アーム5の厚み寸法をFとするとき、
(F<D<E)とする。さらに、
(A>D)、(C>D)、(B=E)とする。
以上のように構成した電気かみそりは、例えば図7に示すように本体ケース4を片手で掴んだ状態で使用する。このとき、人差し指、中指、薬指、小指の四指で本体ケース4の背面側を掴み、親指を支持アーム5の前面にあてがうことにより、電気かみそりを安定した状態で確りと掴み保持することができる。また、人差し指を本体ケース4と支持アーム5で挟まれた指掛凹部46に引っ掛けることにより、電気かみそりをさらに強固に掴み保持することができる。人差し指を指掛凹部46に引っ掛けた状態においては、その第2関節が指掛け空間Sに収容される。そのため、ヘッド部2が左右揺動するときヘッドケース15が人差し指と接当干渉することはなく、したがって、ヘッド部2を肌面の変化に追随して左右揺動させ、あるいはヘッド部2の中心軸線Rに沿って沈み込み変位できる。
ヘッド部2は、常態において復帰構造で図2および図5に示す中立位置に位置保持される。この状態からヘッド部2が左右揺動すると、ばね枠41がヘッドケース15に同行して揺動し、一対のばね枠41の挟持部42が、拡開ブロック40の円弧周面40bに押されて外拡がり状(平坦周面40aから離れる向き)に弾性変形される。このとき、一方の挟持部42と円弧周面40bの接触部分と、他方の挟持部42と円弧周面40bの接触部分とは、拡開ブロック40を中心を通る径方向線上にあり、しかも先の径方向線はヘッド部2の中心軸線Rと同じ向きに傾いている。そのため、弾性変形している一対の挟持部42は、拡開ブロック40から互いに逆向きの反力を受ける。
上記の反力によるモーメントは、支持アーム5に対して揺動しているヘッド部2を中立位置へ復帰させるように作用する。例えば、ヘッド部2が時計の文字盤の12時の位置から2時の位置まで揺動した状態では、ヘッド部2を12時の位置へ復帰させる反力モーメントが作用する。したがって、ヘッド部2に作用する外力が開放されるのと同時に、ヘッド部2は速やかに12時の位置、つまり中立位置へ復帰操作される。ヘッド部2が逆方向へ揺動する場合にも、同様にしてヘッド部2を中立位置へ復帰操作することができる。先に説明したように、連結軸3の中心軸線Qはヘッド部2の重心位置Gよりメイン刃16の側へ偏った位置に設けてある。そのため、ヘッド部2が左右揺動すると連結軸3の回りに重量モーメントが作用し、この重量モーメントが先の反力によるモーメントに付加されるので、ヘッド部2を中立位置へ速やかに戻すことができる。
きわ剃刃17を使用するときは、ばね枠41の弾性に逆らいながら、図7に想像線で示すようにヘッド部2の全体を連結軸3の回りに反転回動操作して、きわ剃刃17をヘッド部2の傾斜上端に位置させる。この状態では、連結軸3の中心軸線Qがヘッド部2の重心位置Gよりメイン刃16の側へ偏った位置に設けてあるので、メイン刃16がヘッド部2の傾斜上端に位置させてあるときに比べて、きわ剃刃17を支持アーム5から大きく突出させて、もみあげ部分の切断を容易に行うことができる。
上記のようにヘッド部2を反転操作した状態では、メイン刃16がヘッド部2の傾斜下端側を指向する。この状態の電気かみそりの全体を上下に反転したのち、その本体ケース4を片手で掴むことにより、図8に示すように本体ケース4を掴む手指より下方にメイン刃16を位置させることができる。したがって、外刃ホルダー18をヘッドケース15から取り外したのち、内刃16aに流水を流しかけることにより毛屑を洗い流すことができ、このとき手指が流水によって濡れるのを防止できる。
実施例1に係る電気かみそりの外観を図9および図10に示している。図9では電気かみそりの正面図、平面図、底面図、および電気かみそりを斜め前方から見た斜視図を示している。図10では電気かみそりの正面図、右側面図、背面図を示しており、左側面図は右側面図と対称となるため省略している。
(実施例2) 図12および図13は本発明に係る電気かみそりの実施例2を示す。そこでは、先の実施例における支持アーム5を省略して、本体ケース4で連結軸3を介してヘッド部2を支持するようにした。また、ヘッド部2に固定した左右一対の連結軸3を本体ケース4に設けた復帰構造で、ヘッド部2の中心軸線Rに沿って沈み込み変位可能に、しかも左右揺動可能に浮動支持した。本体ケース4の上部背面にはケース前面へ向かって上り傾斜する連結部51が形成してあり、ヘッド部2は、その中心軸線Rが連結部51の傾斜面と平行になるように傾斜配置する。モーター20はヘッドケース15に横置き配置してあり、その回転動力を平歯車群24で内刃に伝える。この実施例における連結軸3はヘッドケース15の半ケース体15aと一体に形成するが、連結軸3を独立部品で形成して先の半ケース体15aに固定することができる。
復帰構造は、先の一対の連結軸3と、各連結軸3を中立位置へ復帰付勢する復帰ばね52と、連結部51に開口されて各連結軸3の左右揺動範囲を規定する左右一対の浮動開口53と、左右傾動した連結軸3を中立位置へ復帰操作する弾性アーム54などで構成する。四角形状に形成される浮動開口53は、連結軸3の沈み込み移動を案内するガイド壁55と、復帰ばね52の引っ張り力に抗して連結軸3を受け止める開口上縁の規制壁56、および底壁57を備えている。
復帰ばね52は引っ張りばねからなり、その一端が連結部51の内面に固定した掛止ピン58に掛止され、他端が各連結軸3に形成してある。復帰ばね52は浮動開口53のガイド壁55に沿って底壁57の側へ沈み込み移動したヘッド部2を、図13に示す中立位置へ復帰操作する。弾性アーム54は、片持ち梁状のプラスチック製の板ばねとして形成してあり、常時連結軸3をガイド壁55へ向かって押し付け操作する。これにより連結軸3は、弾性アーム54とガイド壁55、および復帰ばね52と規制壁56とで、各浮動開口53の上隅の中立位置に位置保持される。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成した電気かみそりによれば、両連結軸3・3のいずれか一方を揺動中心にしてヘッド部2を揺動変位でき、あるいは左右一対の両連結軸3・3を同時に逆向きに揺動させてヘッド部2を揺動変位できる。連結軸3を中心にしてヘッド部2を揺動変位する実施例1の復帰構造に比べると、ヘッド部2の姿勢変化範囲を拡大でき、しかも揺動したヘッド部2を弾性アーム54と復帰ばね52とで急速に復帰操作できる。なお、実施例1におけるばね枠(ばね体)41の機能は、この実施例における弾性アーム54と復帰ばね52とが協同して発揮する。この実施例における弾性アーム54は省略することができ、その場合には、復帰ばね52の付勢力だけでヘッド部2を中立位置へ復帰操作することができる。
(実施例3) 図14は本発明に係る電気かみそりの実施例3を示す。そこでは、実施例1における支持アーム5に換えてモーターケース60を設け、モーターケース60に設けた連結軸3でヘッド部2を支持するようにした。モーターケース60は本体ケース4で出没可能に支持されて、本体ケース4の斜め前上方へ突出しており、その傾斜下端と本体ケース4との間に配置したばね37で進出付勢してある。ヘッド部2はその中心軸線Rがモーターケース60の出没方向と平行になる状態で配置してあり、モーターケース60に固定した連結軸3で左右揺動可能に支持してある。
連結軸3とヘッドケース15との間には実施例1で説明した復帰構造が設けてあり、したがってヘッド部2は、任意の左右揺動位置から速やかに中立位置へ復帰できる。モーターケース60に収容したモーター20の回転動力は、連結軸3の中心を貫通する出力軸を介してヘッドケース15の内部へ伝動され、フェースギヤ23や第2軸22、および平歯車群24を介して内刃16bへ伝動される。
(実施例4) 図15および図16は本発明に係る電気かみそりの実施例4を示す。そこでは、ヘッドケース15と、ヘッドケース15で出没可能に支持される前後一対の駆動ユニット62などでヘッド部2を構成し、駆動ユニット62のそれぞれに回転駆動される内刃16aを備えたメイン刃16を設けた。図16に示すように駆動ユニット62は、内刃支持台63を基体にして構成してあり、内刃支持台63の左右両側のスライド脚64をヘッドケース15に設けたガイド溝65で出没自在に案内支持し、スライド脚64とガイド溝65の溝底壁との間に配置したばね66で進出付勢してある。
内刃支持台63の内部には、ロータリー式の内刃16aと、モーター動力を内刃16aに伝動するギヤ構造とが設けてあり、ヘッドケース15の内部にはモーター20と、モーター動力を各駆動ユニット62のギヤ構造へ伝動する伝動構造とが設けてある。先のギヤ構造は、実施例1におけるギヤ伝動構造と同様に、駆動ギヤ67、フェースギヤ23、第2軸22、および平歯車群24などで構成してある。モーター動力は原動ギヤ21に噛み合う減速ギヤ68と、同ギヤ68に噛み合う受動ギヤ69とで左右に分岐され、受動ギヤ69と先の駆動ギヤ67との間に設けた伸縮継手70を介して、内刃支持台63の内部へ伝動される。
伸縮継手70は、受動ギヤ69と同行回転する駆動ピン71を備えた前段軸72と、駆動ピン71と係合する係合溝73を備えた後段軸74とからなり、後段軸74が駆動ユニット62に同行するときの出没動作を、駆動ピン71と係合溝73とが相対スライドすることで吸収できるように構成してある。このように、各駆動ユニット62に対応して伸縮継手70を設けると、各駆動ユニット62を独立して出没させて肌面に密着させることができる。なお、ヘッド部2は実施例1と同様に、連結軸3を中心にして左右揺動可能に支持され、図示省略した復帰構造で中立位置へ向かって復帰付勢してある。外刃ホルダー18は、内刃支持台63に対して着脱自在に装着してある。
(実施例5) 図17は本発明に係る電気かみそりの実施例5を示す。そこでは、ヘッドケース15と、ヘッドケース15で出没可能に支持される前後一対の駆動ユニット62などでヘッド部2を構成した。各駆動ユニット62は駆動ケース77を基体にして構成してあり、各駆動ケース77のそれぞれにメイン刃16と、内刃16aを回転駆動するモーター20と、モーター動力を伝動するフェースギヤ23、第2軸22、および平歯車群24などを配置した。各駆動ユニット62は、ヘッドケース15で出没自在に案内支持され、駆動ケース77の底壁とヘッドケース15との間に配置したばね78で進出付勢してある。
なお、この実施例におけるヘッド部2は、実施例1と同様に連結軸3を中心にして左右揺動可能に支持され、図示省略した復帰構造で中立位置へ向かって復帰付勢してある。外刃ホルダー18は、駆動ケース77に対して着脱自在に装着される。
(実施例6) 図18は本発明に係る電気かみそりの実施例6を示す。そこでは、前後一対の駆動ユニット62でヘッド部2を構成し、各駆動ユニット62を実施例5の駆動ユニット62と同様に構成した。そのうえで、一方の駆動ユニット62の駆動ケース77を実施例3のモーターケース60と同様に本体ケース4で出没可能に支持し、ばね37で進出付勢した。また、本体ケース4で出没可能に支持される側の駆動ケース77に連結軸3を固定し、他方の駆動ユニット62のみを連結軸3の回りに左右揺動可能に支持した。したがって、この実施例におけるヘッド部2では、最上部に位置する駆動ユニット62のみが、実施例1と同様に連結軸3を中心にして左右揺動可能に支持され、図示省略した復帰構造で中立位置へ向かって復帰付勢してある。外刃ホルダー18は、駆動ケース77に対して着脱自在に装着される。
(実施例7) 図19および図20は本発明に係る電気かみそりの実施例7を示す。そこでは、実施例2と同様にヘッド部2を連結軸3を介して本体ケース4で支持するようにした。また、ヘッドケース15に固定した連結軸3の中心軸線Qを本体ケース4の中心軸線Pと直交させて、ヘッド部2の中心軸線Rと本体ケース4の中心軸線Pとが平行になるようにした。メイン刃16は往復駆動される内刃16aと網刃からなる外刃16bとで構成してあり、モーター動力を偏心カム79と振動子80とで往復動力に変換したのち内刃16aに伝動できるようになっている。ヘッド部2は、先の連結軸3とともに左右揺動でき、連結軸3と本体ケース4との間に設けた復帰構造で任意の揺動位置から中立位置へ復帰操作される。
図20において、連結軸3は本体ケース4に設けたボス81で回動自在に支持されており、軸周面の左右両側に引っ張りばねからなるばね体41が掛止してある。各ばね体41の他端はそれぞれ本体ケース4に設けた掛止ピン82に掛止してある。ヘッド部2が左右揺動すると、ばね体41が掛止ピン82を中心にして斜めに傾動しながら伸長変形される。そのため連結軸3には、ばね体41によってヘッド部2の左右揺動変位に見合った復帰モーメントが作用し、この復帰モーメントによってヘッド部2を中立位置へ戻すことができる。
(実施例8) 図21および図22は本発明に係る電気かみそりの実施例8を示す。そこでは、実施例2と同様にヘッド部2を連結軸3を介して本体ケース4で支持するようにした。また、本体ケース4の上部にケース前面へ向かって上り傾斜する連結部51を形成し、ヘッド部2をその中心軸線Rが連結部51の傾斜面と平行になるように傾斜配置した。図示していないが、連結軸3とヘッドケース15との間には実施例1で説明した復帰構造が設けてあり、したがってヘッド部2は、任意の左右揺動位置から速やかに中立位置へ復帰できる。
この実施例では、連結軸3を手動で操作してヘッド部2を反転できるようにした。そのために、本体ケース4の前面上部に設けたノブ85で、連結軸3を回転操作できるようにし、さらに連結軸3と本体ケース4の内面との間に節動機構を設けて、ヘッド部2が反転操作された状態において連結軸3を位置保持できるようにした。節動機構は、対向周面の2個所に係合突起86を備えた節動リング87と、係合突起86に対応して本体ケース4の内面に設けられる一対の係合凹部88とで構成する。節動リング87は、その内面に設けたキー状の突起89を介して、連結軸3に同行回転可能に連結してある。したがって、ノブ85を回転操作して連結軸3を180度回転させると、ヘッド部2を連結軸3と同行回転させて、メイン刃16の位置ときわ剃刃17の位置を入れ換えることができる。
上記の実施例以外に、本体ケース4は上下に長い卵形とする以外に、上半部分のみを上下に長い卵形とし下半部分は円柱状とすることができる。支持アーム5は、重量感に富む金属成形品で形成することができる。支持アーム5は、1個または複数個の中空棒状体で構成することができ、その場合の棒状体の断面外形は円形、楕円形、三角形、四角形など任意の断面形状に形成することができる。支持アーム5の中空の空間は、給電リード45を通すための配線空間として利用される。このように、支持アーム5を棒状体で構成することにより、電気かみそりの外観上の印象を軽快感に富むデザインにすることができる。
電気かみそりの側面図である。 電気かみそりの正面図である。 図1におけるJ−J線断面図である。 ヘッド部の縦断側面図である。 ヘッド部の復帰構造を示す断面図である。 連結軸の支持構造を示す断面図である。 電気かみそりの使用例を示す側面図である。 水洗い時の電気かみそりを示す側面図である。 電気かみそりの正面図、平面図、底面図、斜視図である。 電気かみそりの正面図、右側面図、背面図である。 ヘッド部の重心位置を示す電気かみそりの底面図である。 実施例2に係る電気かみそりの側面図である。 実施例2に係るヘッド部の浮動支持構造を示す断面図である。 実施例3に係る電気かみそりの側面図である。 実施例4に係るヘッド部の縦断側面図である。 図15におけるK−K線断面図である。 実施例5に係るヘッド部の縦断側面図である。 実施例6に係る電気かみそりの側面図である。 実施例7に係る電気かみそりの側面図である。 図19におけるL−L線断面図である。 実施例8に係る電気かみそりの一部破断側面図である。 図21におけるM−M線断面図である。
符号の説明
1 グリップ部
2 ヘッド部
3 連結軸
4 本体ケース
5 支持アーム
16 メイン刃
17 きわ剃り刃
41 ばね体
P グリップ部の中心軸線
Q 連結軸の中心軸線
S 指掛け空間

Claims (8)

  1. 本体ケース(4)で構成されるグリップ部(1)と、グリップ部(1)とは別体に構成されて、グリップ部(1)の一端外方に隣接配置されるヘッド部(2)とを備えており、
    ヘッド部(2)は、左右揺動できるようグリップ部(1)で支持されており、
    ヘッド部(2)は、復帰構造で中立位置に位置保持されており、
    復帰構造がヘッド部(2)を中立位置へ向かって復帰付勢するばね体(41)を含んで構成されており、
    ヘッド部(2)の重心位置(G)が、グリップ部(1)の中心軸線(P)の上側延長線と、前記中心軸線(P)と平行で本体ケース(4)の後面突端を通る仮想線(T)の上側延長線との間で、本体ケース(4)の左右幅寸法(B)の範囲内に配置してある電気かみそり。
  2. ヘッド部(2)がグリップ部(1)の上方に傾斜配置されて、ヘッド部(2)の中心軸線(R)とグリップ部(1)の中心軸線(P)とが交差するように配置してある請求項1記載の電気かみそり。
  3. グリップ部(1)とヘッド部(2)を連結する連結軸(3)とを備えており、
    ヘッド部(2)は、連結軸(3)を中心にして左右揺動できるようグリップ部(1)で支持されており、
    連結軸(3)の中心軸線(Q)が、ヘッド部(2)の重心位置(G)よりメイン刃(16)の側へ偏った位置に設けてある請求項2記載の電気かみそり。
  4. ヘッド部(2)が、本体ケース(4)の上方に突出する支持アーム(5)と、支持アーム(5)の突端寄りに設けられる連結軸(3)を介して支持してある請求項2または3記載の電気かみそり。
  5. 支持アーム(5)が本体ケース(4)の前面側に設けられて、ヘッド部(2)を本体ケース(4)の上端上方において支持しており、
    本体ケース(4)の上方に、ヘッド部(2)と支持アーム(5)と本体ケース(4)の三者で囲まれる指掛け空間(S)が確保してある請求項2から4のいずれかに記載の電気かみそり。
  6. 本体ケース(4)が上下に長い卵形に形成してある請求項2から5のいずれかに記載の電気かみそり。
  7. ヘッド部(2)が反転操作できるよう支持されており、
    メイン刃(16)がヘッド部(2)の中心軸線(R)の傾斜上端に位置する使用姿勢と、メイン刃(16)がヘッド部(2)の中心軸線(R)の傾斜下端に位置する不使用姿勢との間で、ヘッド部(2)を反転操作できる請求項2から6のいずれかに記載の電気かみそり。
  8. ヘッド部(2)の中心軸線(R)の傾斜上端にメイン刃(16)が設けられ、ヘッド部(2)の中心軸線(R)の傾斜下端にきわ剃り刃(17)が配置してある請求項7記載の電気かみそり。
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