JP4870061B2 - 開弁特性可変型動弁装置 - Google Patents

開弁特性可変型動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4870061B2
JP4870061B2 JP2007270035A JP2007270035A JP4870061B2 JP 4870061 B2 JP4870061 B2 JP 4870061B2 JP 2007270035 A JP2007270035 A JP 2007270035A JP 2007270035 A JP2007270035 A JP 2007270035A JP 4870061 B2 JP4870061 B2 JP 4870061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
valve
base plate
actuator
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007270035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009097433A (ja
Inventor
広之 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007270035A priority Critical patent/JP4870061B2/ja
Publication of JP2009097433A publication Critical patent/JP2009097433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4870061B2 publication Critical patent/JP4870061B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

本発明は、運転状態に応じてバルブのリフト量などの開弁特性を変更可能とした開弁特性可変型動弁装置に関するものである。
近年、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関では、出力及び燃費の向上や有害排出ガス成分の低減等を図るべく、種々の開弁特性可変型動弁装置を搭載したものが増えている。この開弁特性可変型動弁装置としては、運転状況に応じて低速型カムと高速型カムとを切り換えるものが従来より存在するが、近年では過渡特性の更なる向上やスロットルレス化等を実現すべく、開弁特性(バルブリフトやバルブタイミング)を連続的に変化させるものも出現している。
この種の開弁特性可変型動弁装置においては、バルブの開弁特性を変更する制御部材を油圧機構や電動モータなどの駆動源を備えたアクチュエータで駆動するようにしている(特許文献1・2参照)。
特開2000−54815号公報 特開2007−16726号公報
しかしながら、アクチュエータに電動モータを採用した場合には駆動時の発熱が避けられず、この発熱により電動モータの温度が高くなると効率が低下することから、昇温を抑制するための冷却が必要となる。
また、開弁特性可変型動弁装置では、気筒の配列方向に長く延在するシャフトを介して各気筒ごとの動弁機構を連動させる構成となるが、アクチュエータをシリンダベッドの側方に配置したサイド駆動方式では、シャフトの歪みによる影響により、アクチュエータからの距離の違いに応じて、各気筒ごとの動弁機構の動作に大きなずれが生じる問題点があり、これに対して、シリンダベッドの上方で気筒の配列方向の中央部にアクチュエータを配置するセンタ駆動方式とすると、前記の問題点を改善することができる。
しかるに、このセンタ駆動方式では、アクチュエータの高さが、補機類を含めたエンジンの全高に大きな影響を及ぼすため、エンジンの全高に制限がある場合には、取付対象となるプレートに沿う向きの寸法を大きくしてでもアクチュエータの高さを低く抑えたハウジング形状とすることが望ましいが、このようなハウジング形状とすると、取付対象となるプレートが平板状であることと相まって、プレートに対する接触面積が大きくなることから、放熱性が低下し、また内部の温度分布が不均一になるため、熱応力による影響が顕著になるという問題が生じる。
このようなアクチュエータの昇温の問題に対して、水冷式あるいは油冷式の冷却装置を設けることが考えられるが、これは、製造コストを大幅に上昇させる難点があり、またハウジングに放熱フィンを設けることも考えられるが、製造コストが嵩む上に、温度分布の不均一の問題を十分に改善することができない。
本発明は、このような発明者の知見に基づいて案出されたものであり、その主な目的は、製造コストを上昇させることなく、アクチュエータの昇温による効率低下を抑制することができるように構成された開弁特性可変型動弁装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明による開弁特性可変型動弁装置においては、請求項1に示すとおり、動弁室(10)内に設けられて吸気または排気を行うバルブ(2)の開弁特性を変更する制御部材(コントロールシャフト20、ギアリンク21、及びローラリンク22)と、この制御部材を駆動するアクチュエータ(14)とを有し、このアクチュエータが、駆動源としての電動モータ(41)と、この電動モータの駆動力を前記制御部材に伝達する動力伝達部材(リンク駆動用ギア51〜53)と、前記電動モータ及び前記動力伝達部材を収容するハウジング(47)とを備え、前記動弁室の上側を覆うように設けられたベースプレート(13)上に配設され、前記ハウジングが、前記動力伝達部材が収容される部分の下面側に、前記ベースプレートの取付面(13a)に当接する当接面(107)を備え、この当接面及び前記ベースプレートの取付面にそれぞれ、前記制御部材(ギアリンク21)と前記動力伝達部材(リンク駆動用ギア53)とを連結するための開口(89・101)が開設されると共に、この開口を取り囲むようにシール手段(Oリング105)が設けられ、前記ハウジングが、前記電動モータが収容される部分の下面側に、前記ベースプレートの取付面に当接する取付部(94・95)を備え、この取付部の坐面(94a・95a)側がボス状に突出すると共に、底壁部(112)の外面と前記当接面との間に段差が形成されて、前記ベースプレートの取付面と前記底壁部の外面との間に、冷却空気が流通する間隙が画成されるようにしたものとした。特に、請求項2に示すとおり、前記制御部材(ギアリンク21)が、気筒(5)が配列された横方向の軸周りに回動するように設けられ、前記アクチュエータが、前記電動モータの出力軸(45)と前記制御部材の回動軸とが平行となるように配置されたものとするとよい。
これによると、アクチュエータのハウジングの側方や上方と共に、ベースプレートの取付面に対向する下方からの放熱も可能になるため、放熱面積が増大し、アクチュエータの昇温を抑制することができる。さらにアクチュエータのハウジングの全周に渡って放熱が行われるため、内部の温度分布を均一化して、熱応力による影響を抑制することができる。そして冷却空気が流通する間隙が画成されるようにハウジングを形成することは、製造工数をさほど増加させるものではないため、製造コストの上昇を抑えることができる。
さらに、シール手段により、アクチュエータのハウジングの内部及び動弁室への異物の侵入を防止することができる。そして、ハウジング及びベースプレートにそれぞれ設けられた開口の周辺部分は互いに当接させることになるが、この部分には動力伝達部材が配置されることから、電動モータの昇温に対する影響は小さい。
このように本発明によれば、アクチュエータのハウジングの側方や上方と共に、ベースプレートの取付面に対向する下方からの放熱も可能になるため、放熱面積が増大し、アクチュエータの昇温を抑制することができる。さらにアクチュエータのハウジングの全周に渡って放熱が行われるため、内部の温度分布を均一化して、熱応力による影響を抑制することができる。そして冷却空気が流通する間隙が画成されるようにハウジングを形成することは、製造工数をさほど増加させるものではないため、製造コストの上昇を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるエンジンの上部を示す斜視図である。図2は、図1に示したエンジンの開弁特性可変型動弁装置を示す斜視図である。図3は、図2に示した開弁特性可変型動弁装置の動作状況を示す縦断面図である。
このエンジンは、図1に示すように、自動車に搭載される直列4気筒エンジンであり、シリンダヘッド1には、各気筒5ごとに2つずつの排気用のバルブ2を備え、このバルブ2を駆動する動弁機構として、カム3を備えたカムシャフト4と、バルブ2及びカム3間に介装されたロッカアーム6と、バルブ2を閉鎖方向に常時付勢するバルブスプリング7とが設けられている。
なお、吸気側にも、各気筒ごとに2つずつの吸気用のバルブ8が設けられると共に、このバルブを駆動する動弁装置として、図示しないが、カムシャフト、ロッカアーム、及びバルブスプリングが設けられている。
カムシャフト4は、カムホルダ11により回転自在に支持されている。このカムホルダ11は、動弁室10を各気筒5ごとに仕切るように設けられており、シリンダヘッド1の上面にボルトにて締結固定される。
このエンジンには、排気用のバルブ2のリフト量を可変制御する開弁特性可変型動弁装置が搭載されている。この開弁特性可変型動弁装置は、動弁室10の上側を覆うように設けられたベースプレート13の上面に設置されたアクチュエータ14と、このアクチュエータ14により駆動されるリンク機構とを有している。なお、同様の機構による開弁特性可変型動弁装置を吸気用のバルブ8に適用することも可能である。
開弁特性可変型動弁装置のリンク機構は、図2に示すように、横方向に延在するコントロールシャフト(制御部材)20と、カムホルダ11に回動可能に支持されると共にコントロールシャフト20を旋回可能に保持するギアリンク(制御部材)21と、コントロールシャフト20に揺動可能に保持されると共に、遊端側をカム3及びロッカアーム6間に介装されたローラリンク(制御部材)22とを有している。
ローラリンク22は各気筒ごとに設けられており、ギアリンク21の回動に伴うコントロールシャフト20の旋回に応じて連動動作し、これによるローラリンク22の揺動支点の変位に応じてバルブ2のリフト量を変化させるようになっている。コントロールシャフト20はリンクホルダ30を介してカムホルダ11に旋回可能に支持されている。なお、ギアリンク21及びローラリンク22の回動中心線は互いに平行となっている。
ギアリンク21は、カムホルダ11に設けられた支軸23周りに回動するアーム部24と、このアーム部24の遊端側から周方向に円弧状に延出されて、アクチュエータ14側のギアに噛み合うギア部25とを有しており、アクチュエータ14の駆動力により回動動作する。またアーム部24の遊端側には、コントロールシャフト20を回動可能に保持するシャフトホルダ26が形成されている。
ローラリンク22は、コントロールシャフト20に嵌合して揺動支点となる基部28と、この基部28から延出された1対のアーム部29とを有している。アーム部29の先端には、カムシャフト4のカム3に転接するローラ31と、ロッカアーム6のスリッパ面に転接するローラシャフト32とを有している。
ロッカアーム6は、カムホルダ11に保持されたロッカシャフト34に回転自在に支持される基部35と、この基部35から延出された1対のアーム部36とを有しており、この1対のアーム部36にはそれぞれ、図3に示すように、バルブ2のステムエンド37を押圧するチップ部38と、その位置を調整するアジャストスクリュ39とが設けられている。
このように構成された開弁特性可変型動弁装置においては、ギアリンク21が、支軸23(図2参照)を中心にして回動するのに伴ってローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が変位することでバルブ2のリフト量が変化し、ギアリンク21の回動角度位置(リンク角)に応じて、バルブ2のリフト量を無段階に調整することができる。
アイドル運転時等にバルブリフトを低減させる場合には、ギアリンク21を図3(A)に示す最小リフト位置(例えばリンク角=0度)とし、この場合、ローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が、ロッカアーム6の上方に位置し、カム3によってローラ31が押し下げられても、矢印で示すようにローラシャフト32がスリッパ面33に沿って転動することで、ロッカアーム6の揺動量(すなわち、バルブ2のリフト量)が小さくなる。
一方、高負荷運転時等にバルブリフトを増大させる場合には、ギアリンク21を図3(B)に示す最大リフト位置(例えばリンク角=60度)とし、この場合、ローラリンク22の揺動支点となるコントロールシャフト20が、ロッカアーム6の側方に位置し、カム3によってローラ31が押し下げられると、スリッパ面33に沿ったローラシャフト32の転動が殆ど起こらないことから、バルブ2のリフト量が大きくなる。
図4は、図1に示したアクチュエータの要部断面図である。図5は、図4のV−V線で切断した断面図である。図6は、図4のVI−VI線で切断した断面図である。図7は、図1に示したアクチュエータの側面図である。図8は、図1に示したアクチュエータの底面側を示す斜視図である。図9は、図1に示したエンジンの上部にヘッドカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
アクチュエータ14は、図4に示すように、ギアリンク21を駆動する電動モータ(駆動源)41と、この電動モータ41の運動をギアリンク21に伝達するリンク駆動用ギア機構42と、ギアリンク21の角度位置(リンク角)を検出するポジションセンサ43(図1参照)と、ギアリンク21の運動をポジションセンサ43に伝達するセンサ検出用ギア機構44とを有している。
電動モータ41は、ブラシレスモータであり、エンジンECUにおいて、運転者によるスロットルペダルの踏込量や冷却水温等、種々の運転情報に基づいて設定されたバルブ2の目標リフト量、すなわちギアリンク21の回動角度位置(リンク角)にポジションセンサ43の検出位置が一致するように電動モータ41の駆動電流が制御される。
リンク駆動用ギア機構42は、図5に示すように、電動モータ41の出力軸45に設けられた第1ギア51と、この第1ギア51に歯合する第2ギア52と、この第2ギア52に同軸的且つ相対回転不能に設けられた第3ギア53とを有しており、この第3ギア53がギアリンク21に歯合することで、電動モータ41の駆動力が2段階に減速されてギアリンク21に伝達される。
リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53は、シャフト55で連結されており、このシャフト55は、軸受56・57を介してハウジング47に支持されている。
図6に示すように、センサ検出用ギア機構44は、ギアリンク21に歯合する第1ギア61と、この第1ギア61に同軸的且つ相対回転不能に設けられた第2ギア62と、この第2ギア62に歯合する第3ギア63とを有しており、この第3ギア63と一体的に、ポジションセンサ43の検出部65に係合するセンサ係合部66が回転することで、ポジションセンサ43によりギアリンク21の角度位置(リンク角)が検出される。
ポジションセンサ43は、いわゆるホールセンサであり、ハウジング内に、検出部65の回転を検出するためのホール素子、永久磁石、及び制御基板などが収容されている。
センサ検出用の第1ギア61及び第2ギア62は、シャフト68で連結されており、このシャフト55は、軸受69を介してハウジング47に支持されている。センサ検出用の第3ギア63はシャフト71の一端側に連結され、シャフト71の他端側にはセンサ係合部66が連結されており、このシャフト71は、軸受72を介してハウジング47に支持されている。
このアクチュエータ14のハウジング47は、図7に示すように、ギア51〜53・61〜63の軸線方向に分割された第1・第2・第3の3つの分割体81・82・83で構成されている。各分割体81・82・83は、アルミニウム合金などの金属材料の鋳造により製作される。
第1の分割体81には、図5に示すように、電動モータ41が収容されると共に、リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53の軸受56を保持する軸受保持部85が設けられている。第1の分割体81と第2の分割体82との間に画成される空室88には、リンク駆動用の第1ギア51及び第2ギア52が収容されている。第2の分割体82には、リンク駆動用の第2ギア52及び第3ギア53の軸受57を保持する軸受保持部86が設けられており、また図6に示すように、センサ検出用の第1ギア61及び第2ギア62の軸受69を保持する軸受保持部87が設けられている。
図5に示すように、第1の分割体81と第2の分割体82との接合部分には、ベースプレート13に対向する側に開口89が開設されており、この開口89にギアリンク21が挿入されてリンク駆動用の第3ギア53に歯合する。またこの開口89から第2ギア52が突出している。さらに図6に示すように、開口89からセンサ検出用の第1ギア61が突出してギアリンク21に歯合している。
図7に示すように、アクチュエータ14が設置されるベースプレート13には、アクチュエータ14側から突出したリンク駆動用の第2ギア52、及び軸受保持部85・86を受容すると共に、ギアリンク21のギア部25をアクチュエータ14側のリンク駆動用の第3ギア53、及びセンサ検出用の第1ギア61に歯合させるために、開口101が開設されている。
アクチュエータ14のハウジング47は、ベースプレート13の開口101の周縁部でベースプレート13と当接しており、ここには開口101を取り囲むようにOリング(シール手段)105が設けられている。このOリング105は、ベースプレート13に形成された溝106に装填され、ベースプレート13に対するハウジング47の当接面107に圧接して、ハウジング47の内部と動弁室10とを連通させた状態で密閉する。
またアクチュエータ14のハウジング47は、図8に示すように、複数のボルト91によりベースプレート13に対して締結固定される。ここでは、第1の分割体81に、左右に2本ずつのボルト91が挿通されるボルト挿通孔92・93が開設された取付部94・95が側方に突出した状態で形成されている。また第2の分割体82にも、左右に1本ずつのボルト91が挿通されるボルト挿通孔96が開設された取付部97が側方に突出した状態で形成されている。
第1の分割体81におけるベースプレート13に対向する側には、凹部111が設けられており、この凹部111は、取付部94・95の締付坐面94a・95a、及びOリング105が配置される当接面107を残して、底壁部112の外面を上側に後退させた態様で設けられており、取付部94・95の締付坐面94a・95a側がボス状に突出すると共に、底壁部112の外面と当接面107との間に段差が形成されている。
この凹部111は、図7に示すように、電動モータ41が収容される部分に概ね対応するように設けられており、取付部94・95の締付坐面94a・95aと、Oリング105が配置される当接面107のみが略平板状のベースプレート13の取付面13aに当接し、ベースプレート13の取付面13aと第1の分割体81の底壁部112の外面との間に、冷却空気が流通する間隙が画成され、第1の分割体81の側方や上方と共に、ベースプレート13の取付面13aに対向する下方からの放熱も可能になるため、放熱面積が増大して、電動モータ41の昇温による効率低下を抑制することができ、さらに第1の分割体81の全周に渡って放熱が行われるため、内部の温度分布を均一化して、熱応力による影響を抑制することができる。
このアクチュエータ14は、図1に示したように、動弁室10の上側を覆うように配置されたベースプレート13上に設置され、ここには図9に示すように、動弁室10を覆うヘッドカバー131が配設されるが、このヘッドカバー131は、アクチュエータ14の周囲を取り囲むように設けられ、アクチュエータ14及びその近傍のベースプレート13の部分は露出されているため、エンジンルーム内の空気がアクチュエータ14の周辺を流通し、特にアクチュエータ14とベースプレート13との間の間隙にも空気が流通するため、アクチュエータ14の放熱が促進される。
本発明によるエンジンの上部を示す斜視図である。 図1に示したエンジンの開弁特性可変型動弁装置を示す斜視図である。 図2に示した開弁特性可変型動弁装置の動作状況を示す縦断面図である。 図1に示したアクチュエータの要部断面図である。 図4のV−V線で切断した断面図である。 図4のVI−VI線で切断した断面図である。 図1に示したアクチュエータの側面図である。 図1に示したアクチュエータの底面側を示す斜視図である。 図1に示したエンジンの上部にヘッドカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
2 バルブ
10 動弁室
13 ベースプレート、13a 取付面
14 アクチュエータ
20 コントロールシャフト(制御部材)
21 ギアリンク(制御部材)
22 ローラリンク(制御部材)
41 電動モータ(駆動源)
42 リンク駆動用ギア機構
43 ポジションセンサ
44 センサ検出用ギア機構
47 ハウジング
51〜53 リンク駆動用ギア(動力伝達部材)
61〜63 センサ検出用ギア
81〜83 分割体
89 開口
91 ボルト
92・93・96 ボルト挿通孔
94・95・97 取付部
94a・95a 締付坐面
101 開口
105 Oリング(シール手段)
106 溝
107 当接面
111 凹部
112 底壁部

Claims (2)

  1. 動弁室内に設けられて吸気または排気を行うバルブの開弁特性を変更する制御部材と、この制御部材を駆動するアクチュエータとを有し、
    このアクチュエータが、駆動源としての電動モータと、この電動モータの駆動力を前記制御部材に伝達する動力伝達部材と、前記電動モータ及び前記動力伝達部材を収容するハウジングとを備え、前記動弁室の上側を覆うように設けられたベースプレート上に配設され、
    前記ハウジングが、前記動力伝達部材が収容される部分の下面側に、前記ベースプレートの取付面に当接する当接面を備え、この当接面及び前記ベースプレートの取付面にそれぞれ、前記制御部材と前記動力伝達部材とを連結するための開口が開設されると共に、この開口を取り囲むようにシール手段が設けられ、
    前記ハウジングが、前記電動モータが収容される部分の下面側に、前記ベースプレートの取付面に当接する取付部を備え、この取付部の坐面側がボス状に突出すると共に、底壁部の外面と前記当接面との間に段差が形成されて、前記ベースプレートの取付面と前記底壁部の外面との間に、冷却空気が流通する間隙が画成されるようにしたことを特徴とする開弁特性可変型動弁装置。
  2. 前記制御部材が、気筒が配列された横方向の軸周りに回動するように設けられ、
    前記アクチュエータが、前記電動モータの出力軸と前記制御部材の回動軸とが平行となるように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の開弁特性可変型動弁装置。
JP2007270035A 2007-10-17 2007-10-17 開弁特性可変型動弁装置 Expired - Fee Related JP4870061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270035A JP4870061B2 (ja) 2007-10-17 2007-10-17 開弁特性可変型動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270035A JP4870061B2 (ja) 2007-10-17 2007-10-17 開弁特性可変型動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009097433A JP2009097433A (ja) 2009-05-07
JP4870061B2 true JP4870061B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=40700673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007270035A Expired - Fee Related JP4870061B2 (ja) 2007-10-17 2007-10-17 開弁特性可変型動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4870061B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05231116A (ja) * 1992-02-18 1993-09-07 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置
JP4291940B2 (ja) * 2000-08-11 2009-07-08 本田技研工業株式会社 Dohc型エンジン
JP4360924B2 (ja) * 2004-01-20 2009-11-11 本田技研工業株式会社 車両用内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009097433A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1905967B1 (en) Variable valve lift internal combustion engine
JP6699368B2 (ja) エンジンのマウント構造
JP4072676B2 (ja) エンジンの可変動弁装置
JP4870061B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置
JP6729005B2 (ja) エンジンのチェーンカバー構造
JP2008075623A (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP2007170322A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP6105410B2 (ja) エンジン
US7281505B2 (en) Variable lift valve operating system for internal combustion engine
JP5101234B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置
JP4860669B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4709196B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置のアクチュエータ
JP4786625B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置のアクチュエータ
JP2008157168A (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP3919017B2 (ja) スクータ用エンジン
JP5043592B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置
JP4865670B2 (ja) 開弁特性可変型動弁装置
JP4555270B2 (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP4481294B2 (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP4563364B2 (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP2009133297A (ja) 開弁特性可変型動弁装置
JP2006177310A (ja) 可変動弁装置
JP2009264140A (ja) 開弁特性可変型内燃機関
JP2008024021A (ja) 内燃機関の車載構造
JP6711147B2 (ja) エンジンのチェーンカバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees