JP4867584B2 - 空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム - Google Patents
空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム Download PDFInfo
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Description
図1に、本発明の第1実施形態に係る空調制御システム1の全体的な構成図を示す。
図1に示すように、空調制御システム1においては、空調設備の利用者が居る建物内に構築されたLAN10と、空調設備の管理会社等に設定され空調設備を遠隔管理するサーバ20とがインターネット50を介して通信可能に配されている。LAN10は、位置情報を読み取るための端末である携帯電話11と、室内機AC及び室外機(図示省略)を含む空調機と通信可能に配され同空調機を制御するコントローラ12とが配されている。携帯電話11から送信された位置情報を受信したコントローラ12は、通信機器を介してサーバ20と情報を送受信する。
図2に示す携帯電話11の入力画面の表示例を参照しながら、利用者による入力操作について説明する。図2に示すような入力画面を介して、利用者は空調機の操作指示を出す。
制御情報生成部37は、利用者の位置情報に対応させて制御情報を生成する。例えば、利用者の向きや利用者とその周辺の室内機ACとの相対位置が決定されれば、制御情報生成部37は、制御する室内機ACとして利用者の後方位置にあって最も近い室内機ACを自動的に選択する。更に、制御情報生成部31は、利用者の首筋に相当する位置に風を向けるよう選択された室内機ACの吹出口の向きを上下左右に調整して風向きを調整する。また、利用者と選択された室内機ACとの距離が決定されれば、制御情報生成部37はその距離の長さに応じて風量を決定する。なお、風向の上下は吹出温度に応じて補正するよう制御してもよい。例えば、冷たい空気は早く落下するため、暖かい空気のときよりも風向を上向きに補正しておく。吹出温度は室内機ACに設けられたセンサで計測してもよいし、冷媒温度から推定してもよい。
図3A及び図3Bは、第1実施形態の空調制御システム1による処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、上記空調制御システム1の処理による室内機ACの動作状態を示す図である。利用者は2番目に位置し、位置情報の入力により利用者の後方に位置する室内機ACで最も近い室内機2F―2が選択された。選択された室内機2F−2は、上記処理において示したように、吹出口の上下左右の風向の補正及び風量の増減等の制御指令により制御される。
(1)
上記第1実施形態に係る空調制御システム1では、利用者が携帯電話11で位置情報を読み取り、その位置情報に応じて登録された制御情報(室内機の吹出口の上下左右の風向の補正、風量の増減)を自動的に読み出すことができるため、不特定多数の利用者であっても、個々の利用者の要求に応じて室内機を簡単に制御することができ、快適性及び操作性に優れた局所空調を実現することすることができる。
上記第1実施形態に係る空調制御システム1では、選択された室内機ACが他の利用者のための制御がかかっている途中であれば、予め設定された優先度に従って室内機ACを選択し直すので、一室内機ACに対し複数の利用者が競合した場合でも、快適な局所空調を実現することができる。
上記第1実施形態に係る空調制御システム1では、利用者が操作することにより、登録された制御情報を利用者に合わせて修正できるため、より操作性及び快適性を向上させることができる。
(A)
上記実施形態においては位置情報の読み取り手段は携帯電話11としていたが、その他の携帯端末、PC等であってもよい。また、位置情報を保持する2次元バーコードは、1次元バーコードやRFIDタグ等であってもよい。この場合、2次元バーコードや1次元バーコードは、携帯電話のカメラ機能、携帯端末やPCに設けたバーコードリーダ等により位置情報を読み取る。また、RFIDタグであれば同様にタグリーダを設けて読み込むことができる。
上記第1実施形態においては、サーバ20は優先度情報を保持し、先に他の利用者が選択された室内機ACを選択している場合は先の利用者を優先するいわゆる先押し優先としている。この場合、長時間いる利用者により後の利用者の利用が過度に制限されないように、タイマーを設けて一定時間で設定を解除するように設定してもよい。また、先押し優先の代わりに、後押し優先としてもよい。この場合、先に選択された室内機ACの制御内容を次の利用者のために変更する処理を行う。
上記第1実施形態においては、一室内機ACに対して一利用者を対応させて処理を行い、一室内機ACに対し複数の利用者が競合した場合優先度に則って制御しているが、一室内機ACから複数の利用者に対する制御を行えるようにしてもよい。例えば、要求のあった各利用者に対し交互に風を向けるようにスイングさせて制御にしてもよい。この場合、それぞれの利用者の制御内容を交互に実行する。或いは、要求のあった利用者全員に同時に風が当たるように、吹出し幅を広くするよう制御してもよい。
上記第1実施形態に加え、室内機ACの上下左右の風向は要求する利用者が居ると思われる吹出口毎に制御するようにしてもよい。この場合、上記第1実施形態において登録された位置IDに対応する室内機ACの位置からいずれの吹出口前に要求する利用者が居るかを判定する。例えば、室内機間で指向性のある赤外線通信を行って各吹出口に隣接する室内機の位置関係を特定した上で、位置IDに対応する室内機ACの位置から判定する。
上記第1実施形態に加え、室内機ACのON又はOFFのための入力画面を別途も受けてもよい。位置情報が読み取られた後読み出された携帯電話11の入力画面において、利用者が制御中の室内機ACをOFFやONにするためのボタンを押すことで、その指令が室内機ACに送信されるようにする。これにより、更に多様な空調制御が可能となり快適性及び操作性を向上させることができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る空調制御システム201の全体的な構成図を示す。
図5に示すように、空調制御システム201は、空調設備の利用者が居る建物内に構築されたLAN210からなり、2次元バーコード215を読み取るための携帯電話211と、室内機ACと室外機(図示省略)を含む空調機と通信可能に配され空調機を制御するコントローラ212とを有する。携帯電話211とコントローラ212とは通信可能に配されている。
図6は、上記第2実施形態に係る空調制御システム201の変形例を示す。ローカルネットワークにおいてサーバ等が利用できない場合であってコントローラにサーバと同等の機能や情報を持たせることが難しい場合、携帯電話311側に制御情報選択・生成機能を持たせてもよい。
10,210,310 LAN
11,211,311 携帯電話(制御情報読取手段)
12,212,312 コントローラ
15,215,315 2次元バーコード(位置情報保持手段)
20 サーバ
32,232,332 制御指令部
35,235,335 制御情報登録部(制御情報登録手段)
36,236,336 優先度情報保持部
37,237,337 制御情報生成部(制御情報生成手段)
50 インターネット
AC 室内機
Claims (5)
- 空調機の各室内機を制御して局所空調を行う空調制御システムであって、
前記室内機に対する利用者の位置情報を保持する位置情報保持手段(15,215,315)と、
前記位置情報に対応する前記室内機の制御情報を保持する制御情報登録手段(35,235,335)と、
前記制御情報に基づき、前記室内機を制御する制御手段(32,232,332)と、
前記制御情報登録手段(35,235,335)から取得した前記制御情報を修正する制御情報修正手段と、
前記位置情報を読み取り、読み取った前記位置情報を前記制御情報登録手段(35,235,335)に送信する位置情報読取手段(11,211,311)と、
を備え、
前記制御情報修正手段は、前記位置情報読取手段を介して前記利用者から前記室内機の制御内容を変更する指示があった場合に、前記制御情報を修正する、
空調制御システム。 - 前記位置情報保持手段(15,215,315)は、バーコード又はRFIDタグである、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記制御情報登録手段は修正した前記制御情報を保持し、
前記制御手段(32,232,332)は、修正した前記制御情報に基づき前記室内機を制御する、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記制御情報は、前記室内機の吹出口の上下左右の風向の補正及び風量の増減のうち少なくとも一つを含む、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記制御手段(32,232,332)は、各前記室内機について複数の前記利用者がある場合、予め設定された優先度に従って前記室内機を制御する、
請求項1に記載の空調制御システム。
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