JP4852896B2 - ワーク搬送装置、ワーク搬送装置の制御方法及びプレスライン - Google Patents

ワーク搬送装置、ワーク搬送装置の制御方法及びプレスライン Download PDF

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Description

本発明は、ワーク搬送装置、ワーク搬送装置の制御方法及びプレスラインに関する。
従来より、タンデム式プレスラインにおけるプレス装置及びワーク搬送装置の制御方法として、位相差制御方式が知られている。この位相差制御方式は、ワーク搬送装置がワークを搬入・搬出する際に金型と干渉しないように、上流側プレス装置の金型位置、すなわちプレス角と、下流側プレス装置のプレス角とが所定の位相差を持つように制御されるものである。このような位相差制御方式によれば、上流側プレス装置と下流側プレス装置とを停止させることなくワークを搬送することができ、また、上記プレス装置間を1台のワーク搬送装置で金型と干渉することなくスムースにワーク搬送を行うことが可能であるため、生産性が高く、装置コストも安いというメリットがある。
例えば、上記のような位相差制御方式を用いた制御方法に関する技術が、特開2004−195485号公報に開示されている。この技術は、上流側プレス装置からワークを搬出する場合の金型干渉区間では、上流側プレス装置のプレス角に同期してワーク搬送装置を制御し、また、下流側プレス装置にワークを搬入する場合の金型干渉区間では、下流側プレス装置のプレス角に同期してワーク搬送装置を制御し、さらに上記金型干渉区間以外の搬送区間では所定の信号発生手段から出力される制御信号に基づいてワーク搬送装置を制御するものである。このような搬送区間を制御する信号発生手段を設けることで、上流側及び/あるいは下流側プレス装置が停止した場合でもワーク搬送装置を動作させることができ、生産効率の向上を図っている。
特開2004−195485号公報
しかしながら、上記従来技術では、金型干渉区間と搬送区間との境界においてワーク搬送装置に入力される制御量に急激な変動が生じてしまう問題がある。この変動はワーク搬送装置の振動の原因となり、ワークの落下やワーク搬送装置の故障につながることになる。また、このワーク搬送装置の振動を抑制するためには、ワーク搬送装置の機械的剛性を強くするという方法が考えられるが、剛性を強くすると可動部分の重量が増すためワーク搬送装置を動作させるための消費エネルギーが大きくなり、また装置コストも増大するという問題がある。本発明者は、今後のワーク搬送装置は、軽量・小型化して消費エネルギーを低減し、装置コストも安くする必要があると考え、本発明を出願する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、機械的剛性を強くすることなくワーク搬送時におけるワーク搬送装置の振動を抑制することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、ワーク搬送装置に係る第1の解決手段として、金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置であって、ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、該搬送制御手段は、前記把持手段が滑らかに移動するように合成目標値を設定する、という手段を採用する。
また、本発明では、ワーク搬送装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記搬送制御手段は、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを当該両者の位相差Δθp及び重み付け係数Wに関する下記合成式(1)に代入して得られる合成目標角θrを合成目標値に設定する、という手段を採用する。
Figure 0004852896
また、本発明では、ワーク搬送装置に係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記搬送制御手段は、上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を求めると共に下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を重み付け係数Wに関する下記合成式(4)、(5)に代入して得られる合成目標座標(Xr、Yr)を合成目標値に設定する、という手段を採用する。
Figure 0004852896
また、本発明では、ワーク搬送装置に係る第4の解決手段として、上記第2または第3の解決手段において、重み付け係数Wは、上流側プレス角θuを変数とする減少且つ連続的な関数の値であることを特徴とする。
また、本発明では、ワーク搬送装置に係る第5の解決手段として、上記第1の解決手段において、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記搬送制御手段は、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、各プレス装置から与えられた上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdに基づいて探索することにより前記合成目標値を設定する、という手段を採用する。
また、本発明では、ワーク搬送装置に係る第6の解決手段として、上記第1の解決手段において、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記搬送制御手段は、前記上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を演算値として求めると共に、下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を演算値として求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、前記演算値に基づいて探索することにより前記合成目標値を設定する、という手段を採用する。
一方、本発明では、ワーク搬送装置の制御方法に係る第1の解決手段として、金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置の制御方法であって、ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する工程を有し、該工程では、前記把持手段が滑らかに移動するように合成目標値が設定される、という手段を採用する。
さらに、本発明では、プレスラインに係る第1の解決手段として、所定の間隔で配置され、金型が各々駆動される複数のプレス装置と、上流側プレス装置と下流側プレス装置との間に設置され、上記ワーク搬送装置に係る解決手段の第1〜第6いずれかを採用してワークの搬送を行うワーク搬送装置とを具備する、という手段を採用する。
本発明によれば、金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置において、上流側金型位置と下流側金型位置と合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、該搬送制御手段は、前記把持手段が滑らかに移動するように合成目標値を設定する特徴を有している。すなわち、前記把持手段を滑らかに移動させることで当該把持手段の急激な加減速を防ぎ、ワーク搬送装置の振動を抑制することができる。また、これによりワークの脱落やワーク搬送装置の機械的剛性が弱い部分の破損を防ぐことができる(すなわち、ワーク搬送部Rの機械的剛性を強くする必要がない)。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本第1実施形態に係るワーク搬送装置を備えた位相差制御方式のタンデム式プレスラインの構成を示す模式図である。この図において、符号Aは上流側プレス装置、Bは下流側プレス装置、WCはワーク搬送装置、Pはワークである。また、ワーク搬送装置WCは、目標値演算部c1及びサーボモータドライバc2を備える制御部C、ワーク搬送部Rによって構成されている。なお、図1において、ワークPのフィード(送り)方向をX軸とし、リフト(垂直)方向をY軸とする。
図1のように、上流側プレス装置Aと下流側プレス装置Bとは、ワーク搬送区間を隔て離間して設置されており、当該ワーク搬送区間に設置されたワーク搬送装置WC(具体的にはワーク把持部r11)によってワークPは上流側プレス装置Aから搬送経路H(上流点〜下流点)を通って下流側プレス装置Bへ搬送される。実際のタンデム式プレスラインでは、下流側プレス装置Bのさらに下流側にも複数のプレス装置が同様な構成で配置されているが、本実施形態では省略する。
上流側プレス装置Aは、プレスメインギアa1、プレスロッドa2、金型取付け部(スライダ)a3、上流側金型a4、ワークステージa5及び上流側プレス角検出器a6から構成されている。プレスメインギアa1とプレスロッドa2の一端とは、XY平面の垂直軸に対して回転自在に接続され、プレスロッドa2の他端とスライダa3も同様に、XY平面の垂直軸に対して回転自在に接続されている。このようなプレスメインギアa1、プレスロッドa2及びスライダa3は、クランク機構を構成しており、プレスメインギアa1の回転駆動によって、スライダa3はY軸方向に対して往復駆動をする。上流側金型a4は、スライダa3の下部に取り付けられており、スライダa3と同じくY軸方向に対して往復運動をする。ワークステージa5は、ワークPをプレスするためのステージであり、このワークステージa5上のワークPを上流側金型a4によってプレスすることにより成形を行っている。上流側プレス角検出器a6は、例えば、エンコーダであり、プレスメインギアa1の回転角(上流側プレス角)θuを検出して、当該上流側プレス角θuを示す上流側プレス角信号d1を目標値演算部c1に出力する。この上流側プレス角θuは、上流側金型a4のY軸方向の位置を示すものである。
下流側プレス装置Bは、プレスメインギアb1、プレスロッドb2、スライダb3、下流側金型b4、ワークステージb5及び下流側プレス角検出器b6から構成されており、上記の上流側プレス装置Aと同様な構成要素については説明を省略する。ここで、下流側プレス角検出器b6は、プレスメインギアb1の回転角(下流側プレス角)θdを検出して、当該下流側プレス角θdを示す下流側プレス角信号d2を目標値演算部c1に出力するものである。
なお、図示していないが、上流側プレス装置A及び下流側プレス装置Bは、プレスメインギアa1及びプレスメインギアb1を回転させるための駆動装置を各々備えており、これらのプレスメインギアa1及びプレスメインギアb1は、所定の位相差(計画位相差Δθp)を持って回転駆動されている。
ワーク搬送部Rは、V字型パラレルリンク機構を持ったワーク搬送用ロボットアームであり、V字型ベース部r1、第1ボールネジr2、第1サーボモータr3、第1スライドr4、第2ボールネジr5、第2サーボモータr6、第2スライドr7、第1リンクアームr8、第2リンクアームr9、第3リンクアームr10及びワーク把持部r11から構成されている。
V字型ベース部r1は、左右対称のV字型をしたロボットアーム用のベース部材であり、図示しないプレススタンドに設けられた腕に取り付けたり、天井から吊るす等して上流側プレス装置A及び下流側プレス装置Bの間に設置される。上記第1ボールネジr2、第1サーボモータr3及び第1スライドr4は、直動アクチュエータを構成しており、第1ボールネジr2に接続された第1サーボモータr3の回転によって第1スライドr4が直線駆動される。また、第2ボールネジr5、第2サーボモータr6及び第2スライドr7も同様に直動アクチュエータを構成しており、第2ボールネジr5に接続された第2サーボモータr6の回転によって第2スライドr7が直線駆動される。これらの直動アクチュエータは、V字型ベース部r1に左右対称に設置されており、制御部Cのサーボモータドライバc2から第1サーボモータr3及び第2サーボモータr6に入力される第1サーボモータ駆動信号d4及び第2サーボモータ駆動信号d5によって各々独立に駆動制御されている。
また、第1リンクアームr8及び第2リンクアームr9の一端は、第1スライドr4にXY平面の垂直軸に対して回転可能に接続され、他端は、ワーク把持部r11に同じくXY平面の垂直軸に対して回転可能に接続されている。一方、第3リンクアームr10の一端は、第2スライドr7にXY平面の垂直軸に対して回転可能に接続され、他端は、第2リンクアームr9の他端と共にワーク把持部r11に同じくXY平面の垂直軸に対して回転可能に接続されている。なお、上記第1リンクアームr8、第2リンクアームr9及び第3リンクアームr10のアーム長さは等しく、第1リンクアームr8と第2リンクアームr9とは平行になるように接続されている。このワーク把持部r11の下部には、ワークPを吸着把持するための真空吸着カップが設けられている。
上記のように、第1スライドr4、第2スライドr7、第1リンクアームr8、第2リンクアームr9、第3リンクアームr10及びワーク把持部r11はリンク機構を構成しており、制御部Cの制御の下で第1スライドr4及び第2スライドr7が各々独立に直線駆動することによってワーク把持部r11の搬送経路H上のXY座標(目標搬送位置)が制御されている。
制御部Cにおいて、目標値演算部c1は、上流側プレス角θuを変数とする重み付け関数W(θu)を記憶しており、上流側プレス角信号d1から得られる上流側プレス角θuを上記重み付け関数W(θu)に代入することによって重み付け係数Wを算出し、上流側プレス角θu、下流側プレス角θd、予め記憶されている計画位相差Δθp及び上記重み付け係数Wに関する下記合成式(1)に基づいて合成目標角θrを算出する。
Figure 0004852896
さらに目標値演算部c1は、ワーク把持部r11の目標搬送位置、すなわちワーク把持部r11の搬送経路H上のXY座標を規定するモーションプロファイル関数を記憶しており、上記合成式(1)によって算出した合成目標角θrを上記モーションプロファイル関数に代入することによってワーク把持部r11の目標搬送位置を求め、当該目標搬送位置を第1サーボモータr3及び第2サーボモータr6の目標回転角に変換し、当該目標回転角を示す目標回転角信号d3をサーボモータドライバc2に出力する。なお、上記のような重み付け関数W(θu)、計画位相差Δθp及びモーションプロファイル関数の詳細については後述する。
サーボモータドライバc2は、上記目標回転角信号d3に基づいて第1サーボモータr3を駆動するための第1サーボモータ駆動信号d4を第1サーボモータr3に出力し、また、第2サーボモータr6を駆動するための第2サーボモータ駆動信号d5を第2サーボモータr6に出力する。
次に、上記のように構成された本ワーク搬送装置WCを備えた位相差制御方式のタンデム式プレスラインの動作について説明する。
位相差制御方式のタンデム式プレスラインでは、上流側プレス角θuと下流側プレス角θdとが、一定の位相差(計画位相差)Δθpを持つように制御されている。図2は、このように位相差制御された上流側金型a4及び下流側金型b4とワーク把持部r11との動作を示すタイミングチャート図である。この図において、横軸は上流側プレス角θuであり、符号1は上流側金型a4のY軸方向の変位、2は下流側金型b4のY軸方向の変位、3は搬送経路H上のワーク把持部r11のX軸方向の変位、4は搬送経路H上のワーク把持部r11のY軸方向の変位を表す。
図2において、工程11では、上流側金型a4が上死点に向かって上昇するに従ってワーク把持部r11は上流側プレス装置Aのワークステージa5(上流点)に向かって移動し、ワークステージa5上のプレス成形が完了したワークPを吸着把持する。工程12では、ワーク把持部r11はワークPを吸着把持したまま下流側プレス装置Bに向かって移動し、下流側金型b4が上死点付近に位置している間に下流側プレス装置Bのワークステージb5(下流点)に到達してワークPを搬入する。工程13では、上流側金型a4が下死点付近に位置するためワーク把持部r11は、上流側プレス装置Aと下流側プレス装置Bとの中間地点で待機している。以上の工程の繰り返しによって上流側金型a4及び下流側金型b4とワーク把持部r11とが干渉することなく、スムースにワークPの搬送が行われている。計画位相差Δθpは、このようにワーク把持部r11と上流側金型a4及び下流側金型b4とが干渉せず、且つ最も生産効率が高くなるような値に予め設定されている。
図2のように上流側金型a4及び下流側金型b4のY軸上の位置と、ワーク把持部r11の搬送経路H上の位置、すなわち目標搬送位置との関係は一義的に決められており、当該目標搬送位置は上流側プレス角θuを変数とした関数Fx(θu)、Fy(θu)で表すことができる。ここでX座標を表す関数がFx(θu)、また、Y座標を表す関数がFy(θu)である。このように上流側プレス角θuとワーク把持部r11の目標搬送位置とを対応づけた関数Fx(θu)、Fy(θu)をワーク把持部r11のモーションプロファイル関数といい、変数の上流側プレス角θuを同期対象角という。
このような計画位相差Δθp及びモーションプロファイル関数は、図2の動作をシミュレーションすることによって予め設定されているものである。従って、実際にワーク把持部r11の搬送制御を行う場合、上流側プレス角θuを検出しさえすれば上記モーションプロファイル関数に代入してワーク把持部r11の目標搬送位置を算出することによって、図2のようにスムースな位相差制御を行うことが可能になる。
上記のようなシミュレーションは、上流側金型a4及び下流側金型b4のY軸上の位置とワーク把持部r11の目標搬送位置との一義的な関係が崩れることはなく、上流側プレス角θu=下流側プレス角θd+計画位相差Δθpが常に成り立つことを前提としている。しかしながら、実際のプレスラインでは、ワークPのプレス時に生じる金型の移動速度の減少や、上流側プレス装置Aと下流側プレス装置Bとの位相差制御における制御誤差等により上記のような一義的な関係が崩れ、計画位相差Δθpがシミュレーションから求めた値から変化してしまう。
図3に計画位相差Δθpの時間的変化を示す。図3(a)は、シミュレーションによる理想的な上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdの時間的変化を示し、このような場合は、図示のように計画位相差Δθpは常に一定となる。図3(b)は、実際のプレスラインにおける上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdの時間的変化を示している。
図3(b)のような場合、すなわち、θu=θd+Δθpが成立しない場合、シミュレーション通りに上流側プレス角θuを同期対象角としたモーションプロファイル関数からワーク把持部r11の目標搬送位置を求め、そのXY座標にワーク把持部r11を移動させると、下流側金型b4とワーク把持部r11とが干渉してしまう可能性がある。また、このようなワーク把持部r11と下流側金型b4との干渉を防止するために、ワーク把持部r11が下流側金型b4との干渉エリアに近づいた時に同期対象角を上流側プレス角θuから下流側プレス角θdへ瞬間的に切り替えると、ワーク把持部r11に急激な加減速が生じて振動が発生し、ワークPが脱落したりワーク搬送部Rの機械的剛性が弱い部分が破損する恐れがある。
そこで、本第1実施形態でのワーク搬送装置WCでは、同期対象角の代わりに以下に述べる合成目標角θrを用いる。以下では、この合成目標角θrを演算する目標値演算部c1の動作について図4に示す動作フローチャート図を用いて詳細に説明する。
まず、目標値演算部c1は、上流側プレス角検出器a5から上流側プレス角信号d1、つまり上流側プレス角θuを取得し、また、下流側プレス角検出器b6から下流側プレス角信号d2、つまり下流側プレス角θdを取得する(ステップS1)。
次に目標値演算部c1は、上流側プレス角θuを重み付け関数W(θu)に代入することにより重み付け係数Wを算出する(ステップS2)。この重み付け関数W(θu)は、図5に示すように上流側プレス角θuを変数とした余弦関数である。ここで、変数である上流側プレス角θuはワーク把持部r11の目標搬送位置を示すものである。よって、この図からわかるように、重み付け係数Wは、ワーク把持部r11が上流点近傍に位置する時は大きく(最大でW=1)、ワーク把持部r11が下流点近傍に近づくに従って滑らか且つ連続的に減少する(最小でW=0)特性を有している。
そして、目標値演算部c1は、ステップS2で求めた重み付け係数W、上流側プレス角θu、下流側プレス角θd及び計画位相差Δθpから上記合成式(1)によって合成目標角θrを算出する(ステップS3)。図5及び上記合成式(1)からわかるように、ワーク把持部r11が上流点に位置する場合、重み付け係数Wは1になるので合成目標角θrは上流側プレス角θuと等しくなる。そして、合成目標角θrはワーク把持部r11が下流点に移動するに従って重み付け関数W(θu)の特性に沿って滑らかに変化していき、ワーク把持部r11が下流点に達すると重み付け係数Wは0になるので合成目標角θrは下流側プレス角θd+計画位相差Δθpと等しくなる。すなわち、上流点近傍では合成目標角θrにおける上流側プレス角θuの重みを増し、下流点に向かうにつれて滑らかに上流側プレス角θuの重みを減らしている。
従って、この合成目標角θrを同期対象角の代わりに上記モーションプロファイル関数に代入することにより、上流点近傍では上流側金型a4とワーク把持部r11との干渉を防止することができ、下流点近傍では、下流側金型b4とワーク把持部r11との干渉を防止することができる。さらに上流点と下流点との中間位置においては、重み付け関数W(θu)の特性に従って滑らかに合成目標角θrが変化するので、ワーク把持部r11の振動を抑制することができる。
上記のように、目標値演算部c1は、ステップS3で合成目標角θrを算出すると、予め記憶されていたモーションプロファイル関数{X=Fx(θu)、Y=Fy(θu)}に合成目標角θrを代入することによりワーク把持部r11の目標搬送位置を算出する(ステップS4)。
続いて、目標値演算部c1は、上記のようにして求めたワーク把持部r11の目標搬送位置を変換関数を用いて第1サーボモータr3及び第2サーボモータr6の目標回転角に変換する(ステップS5)。ここで、第1サーボモータr3の目標回転角をθm1、変換関数をGm1(X、Y)とし、また、第2サーボモータr6の目標回転角をθm2、変換関数をGm2(X、Y)とすると、これらの目標回転角θm1及び目標回転角θm2は、下記変換式(2)、(3)で表される。なお、変換関数Gm1(X、Y)及びGm2(X、Y)は、ワーク搬送部Rの構造(第1ボールネジr2及び第2ボールネジr5の長さや径、第1リンクアームr8、第2リンクアームr9及び第3リンクアームr10の長さ等)から一義的に定まるものである。
Figure 0004852896
そして、目標値演算部c1は、上記目標回転角θm1、θm2を示す目標回転角信号d3をサーボモータドライバc2に出力し(ステップS6)、サーボモータドライバc2は、上記目標回転角信号d3に基づいて第1サーボモータ駆動信号d4を生成して第1サーボモータr3に出力し、また、第2サーボモータ駆動信号d5を生成して第2サーボモータr6に出力する。
第1サーボモータr3は、上記第1サーボモータ駆動信号d4に基づいて目標回転角θm1だけ回転して第1スライドr4を駆動させ、また、第2サーボモータr6は上記第2サーボモータ駆動信号d5に基づいて目標回転角θm2だけ回転して第2スライドr7を駆動させる。これによりワーク把持部r11は、目標搬送位置に移動する。
目標値演算部c1は、上記のようなステップS1〜S6までの動作を繰り返すことにより、上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdの変化に基づいて合成目標角θrを算出し、ワーク把持部r11の目標搬送位置を制御している。
以上のように、本第1実施形態におけるワーク搬送装置WCによれば、重み付け関数W(θu)を用いることによって、上流側では上流側プレス角θuの重みを増し、下流側に向かうにつれて上流側プレス角θuの重みが滑らかに減少するような特性を持つ合成目標角θrを求め、この合成目標角θrに同期してワーク把持部r11の目標搬送位置を制御することにより、ワーク把持部r11の振動を抑制することができ、且つ上流側金型a4及び下流側金型b4とワーク把持部r11とが干渉することなく、スムースにワークPの搬送を行うことが可能である。また、これによりワークPの脱落やワーク搬送部Rの機械的剛性が弱い部分の破損を防ぐことができる(すなわち、ワーク搬送部Rの機械的剛性を強くする必要がない)。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、目標搬送位置を算出するための他の方法について説明する。従って、本第2実施形態の装置構成は第1実施形態と同一なので説明を省略し、以下では、主として目標値演算部c1の動作について説明する。
図6は、本第2実施形態における目標値演算部c1の動作フローチャート図である。まず、第1実施形態と同様に目標値演算部c1は、上流側プレス角検出器a5から上流側プレス角θuを取得し、また、下流側プレス角検出器b6から下流側プレス角θdを取得する(ステップS10)。
続いて、目標値演算部c1は、モーションプロファイル関数{Fx(θu)、Fy(θu)}に上記ステップS10で取得した上流側プレス角θuを代入することで、第1の座標(Xu,Yu)={Fx(θu)、Fy(θu)}を求めると共に、上流側プレス角θuの代わりに下流側プレス角θd+計画位相差Δθpを上記モーションプロファイル関数{Fx(θu)、Fy(θu)}に代入することで、第2の座標(Xd,Yd)={Fx(θd+Δθp)、Fy(θd+Δθp)}を求める(ステップS11)。
第1実施形態で述べたように、上流側プレス角θu=下流側プレス角θd+計画位相差Δθpが常に成立するような理想的なプレスラインであれば、上記第1の座標(Xu,Yu)と第2の座標(Xd,Yd)とは等しくなるはずである。従って、このような理想的な場合は、第1の座標(Xu,Yu)、または第2の座標(Xd,Yd)のどちらかを目標搬送位置として選択し、当該目標搬送位置にワーク把持部r11が移動するように制御すれば上流側金型a4及び下流側金型b4と干渉することなくワークPの搬送を行うことができる。
しかしながら、上述したように実際のプレスラインでは、ワークPのプレス時に生じる金型の移動速度の減少や、上流側プレス装置Aと下流側プレス装置Bとの位相差制御における制御誤差等により、上流側プレス角θu=下流側プレス角θd+計画位相差Δθpという一義的な関係が崩れ、計画位相差Δθpがシミュレーションから求めた値から変化してしまう。従って、上記第1の座標(Xu,Yu)と第2の座標(Xd,Yd)とは互いに異なる座標となってしまい、例えば、第1の座標(Xu,Yu)を目標搬送位置として選択し、当該目標搬送位置にワーク把持部r11が移動するように制御すると、下流側金型b4の位置と上記目標搬送位置との一義的な関係は既に成立していないため、ワーク把持部r11と下流側金型b4とが干渉してしまう可能性がある。また、逆に第2の座標(Xd,Yd)を目標搬送位置として選択した場合でも同様に、ワーク把持部r11と上流側金型a4とが干渉してしまう可能性がある。
そこで、第1実施形態と同様に目標値演算部c1は、上流側プレス角θuを図5の重み付け関数W(θu)に代入することで重み付け係数Wを算出し(ステップS12)、下記合成式(4)、(5)により上記第1の座標(Xu,Yu)と第2の座標(Xd,Yd)とのX座標及びY座標をそれぞれ合成することで合成目標座標(Xr,Yr)を算出する(ステップS13)。
Figure 0004852896
上記合成目標座標(Xr,Yr)をワーク把持部r11の目標搬送位置として用いることで、上流側プレス装置A近傍(重み付け係数Wは1に近づく)では、上流側プレス角θuを同期対象角とした第1の座標(Xu,Yu)の重みを増すことで上流側金型a4との干渉を防止し、また、下流側プレス装置B近傍(重み付け係数Wは0に近づく)では、下流側プレス角θd+計画位相差Δθpを同期対象角とした第2の座標(Xd,Yd)の重みを増すことで下流側金型b4との干渉を防止し、さらに、ワーク把持部r11が上流側プレス装置Aから下流側プレス装置Bに向かって移動するに従って、上記重み付け係数Wは図5に示す特性で滑らかに変化するので、ワーク把持部r11の振動を抑制することができる。
そして、目標値演算部c1は、上記のようにして求めたワーク把持部r11の合成目標座標(Xr,Yr)を第1実施形態と同様に下記変換式(6)、(7)を用いて第1サーボモータr3及び第2サーボモータr6の目標回転角に変換する(ステップS14)。ここで、第1サーボモータr3の目標回転角をθm1、変換関数をGm1(Xr、Yr)とし、また、第2サーボモータr6の目標回転角をθm2、変換関数をGm2(Xr、Yr)とする。
Figure 0004852896
そして、目標値演算部c1は、上記目標回転角θm1、θm2を示す目標回転角信号d3をサーボモータドライバc2に出力し(ステップS15)、サーボモータドライバc2は、上記目標回転角信号d3に基づいて第1サーボモータ駆動信号d4及び第2サーボモータ駆動信号d5を生成して第1サーボモータr3及び第2サーボモータr6に出力する。
第1サーボモータr3は、上記第1サーボモータ駆動信号d4に基づいて目標回転角θm1だけ回転して第1スライドr4を直線駆動させ、また、第2サーボモータr6は上記第2サーボモータ駆動信号d5に基づいて目標回転角θm2だけ回転して第2スライドr7を直線駆動させる。これによりワーク把持部r11は、合成目標座標(Xr,Yr)に移動する。
以上のように第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ワーク把持部r11の振動を抑制することができ、且つ上流側金型a4及び下流側金型b4とワーク把持部r11とが干渉することなく、スムースにワークPの搬送を行うことが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記第1及び第2実施形態では、重み付け関数W(θu)として余弦関数を定義したが、これに限らず、図7(a)のように単調減少且つ連続性を持つ関数でも良い。また、図7(b)のように、直線の組み合わせで定義しても良い。これらの他にも、上流点付近では上流側プレス角θuの重みを増し、下流点付近では上流側プレス角θuの重みを減少させるような特性を持つものなら重み付け関数W(θu)として用いても良い。ただし、ワーク把持部r11に振動が発生するような急激な変化をもつ関数は重み付け関数W(θu)として用いることはできない。
例えば、重み付け関数W(θu)として用いることができる関数としては、シグモイド・ロジスティック関数、シグモイドRichards関数、シグモイドWeibull関数等のシグモイド関数、または、Boltzman関数、Hill関数、Gompertz関数等が挙げられる。
また、重み付け関数W(θu)としては、カム曲線で表されるような関数でも良い。カム曲線としては、例えば、変形台形曲線、変形正弦曲線、3次〜5次の多項式曲線等を用いることができる。なお、上記のような関数または曲線を重み付け関数W(θu)として用いる場合は、上流側プレス角θuを変数とすることは勿論である。
さらに、重み付け関数W(θu)は、図7(c)のように上流側プレス角θuの関数ではなく、定数でも良い。例えば、W=0.5とすると上記合成式(1)により上流側プレス角θuと下流側プレス角θd+計画位相差Δθpとは常に均等の割合で合成されるので、図3(b)のような計画位相差Δθpの変化の影響を平均化して低減することができ、ワーク把持部r11と金型との干渉の可能性を低くすることができる。
(2)上記第1実施形態では、重み付け関数W(θu)を定義し、上流側プレス角θuを代入することで重み付け係数Wを算出した後、上記合成式(1)によって合成目標角θrを求めたが、これに限らず、上記合成目標角θrを上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを変数としたテーブルとして予め設定しておき、各プレス装置から与えられた上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdに基づいて、上記テーブルから合成目標角θrを探索するようにしても良い。また、第2実施形態でも同様に、合成目標座標(Xr,Yr)を第1の座標(Xu,Yu)及び第2の座標(Xd,Yd)を変数としたテーブルとして予め設定しておき(例えば、合成目標座標のXrを求めるためのテーブルと、Yrを求めるためのテーブルとを設定しておく)、各プレス装置から与えられた上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdに基づいてモーションプロファイル関数から第1の座標(Xu,Yu)及び第2の座標(Xd,Yd)を算出した後、上記2つのテーブルから合成目標座標(Xr,Yr)を探索するようにしても良い。
(3)上記第1及び第2実施形態では、重み付け関数W(θu)の変数は、上流側プレス角θuを用いたが、これに限らず、例えば、下流側プレス角θdを用いても良い。または、上流側プレス角θuもしくは下流側プレス角θdをその回転速度で除した時間を用いる等、ワーク把持部r11の目標搬送位置を示すものであれば良い。
(4)上記第1及び第2実施形態では、ワーク把持部r11は、XY軸方向の可動方向しか持っていなかったが、これに限らず、XY平面内におけるチルト動作等の他の可動方向を有していても良い。この場合、チルト動作についても重み付け関数W(θu)を用いて合成目標値を求めることで各プレス装置の金型との干渉を防止し、且つワーク把持部r11の振動を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係わるワーク搬送装置を備えた位相差制御方式のタンデム式プレスラインの構成を示す模式図である。 本第1実施形態における上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdと搬送経路H上のワーク把持部r11の位置との関係を示すタイミングチャート図である。 本実施形態における上流側プレス角θuと下流側プレス角θdとの時間的変化を示したものである。 本第1実施形態における目標値演算部c1の動作フローチャート図である。 本第1実施形態における重み付け関数W(θu)の特性図である。 本第2実施形態における目標値演算部c1の動作フローチャート図である。 本第1及び第2実施形態における重み付け関数W(θu)の変形例を示した図である。
符号の説明
A…上流側プレス装置、B…下流側プレス装置、WC…ワーク搬送装置、C…制御部、c1…目標値演算部、c2…サーボモータドライバ、R…ワーク搬送部、r11…ワーク把持部、P…ワーク、

Claims (11)

  1. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、
    該搬送制御手段は、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを当該両者の位相差Δθp及び重み付け係数Wに関する下記合成式(1)に代入して得られる合成目標角θrを合成目標値に設定することを特徴とするワーク搬送装置。
    Figure 0004852896
  2. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、
    該搬送制御手段は、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を求めると共に下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を重み付け係数Wに関する下記合成式(4)、(5)に代入して得られる合成目標座標(Xr、Yr)を合成目標値に設定することを特徴とするワーク搬送装置。
    Figure 0004852896
  3. 重み付け係数Wは、上流側プレス角θuを変数とする減少且つ連続的な関数の値であることを特徴とする請求項1または2記載のワーク搬送装置。
  4. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、
    該搬送制御手段は、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、各プレス装置から与えられた上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdに基づいて探索することにより前記合成目標値を設定することを特徴とするワーク搬送装置。
  5. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する搬送制御手段を備え、
    該搬送制御手段は、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を演算値として求めると共に、下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を演算値として求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、前記演算値に基づいて探索することにより前記合成目標値を設定することを特徴とするワーク搬送装置。
  6. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置の制御方法であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する工程を有し、
    該工程では、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを当該両者の位相差Δθp及び重み付け係数Wに関する下記合成式(1)に代入して得られる合成目標角θrを合成目標値に設定することを特徴とするワーク搬送装置の制御方法
    Figure 0004852896
  7. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置の制御方法であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する工程を有し、
    該工程では、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を求めると共に下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を重み付け係数Wに関する下記合成式(4)、(5)に代入して得られる合成目標座標(Xr、Yr)を合成目標値に設定することを特徴とするワーク搬送装置の制御方法。
    Figure 0004852896
  8. 重み付け係数Wは、上流側プレス角θuを変数とする減少且つ連続的な関数の値であることを特徴とする請求項6または7記載のワーク搬送装置の制御方法
  9. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置の制御方法であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する工程を有し、
    該工程では、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdを変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、各プレス装置から与えられた上流側プレス角θu及び下流側プレス角θdに基づいて探索することにより前記合成目標値を設定することを特徴とするワーク搬送装置の制御方法。
  10. 金型が各々駆動されるプレス装置間で、ワークを所定の把持手段を用いて把持し前記ワークを搬送するワーク搬送装置の制御方法であって、
    ワーク搬送方向において上流側に位置するプレス装置の金型位置(上流側金型位置)と下流側に位置するプレス装置の金型位置(下流側金型位置)とを合成して得られる合成目標値に基づいて前記把持手段の位置を制御する工程を有し、
    該工程では、上流側金型位置がプレス角θu(上流側プレス角)として、また下流側金型位置がプレス角θd(下流側プレス角)として各プレス装置から与えられる場合、前記上流側プレス角θuに基づいて前記把持手段の第1の座標(Xu、Yu)を演算値として求めると共に、下流側プレス角θdに基づいて前記把持手段の第2の座標(Xd、Yd)を演算値として求め、当該第1の座標(Xu、Yu)及び第2の座標(Xd、Yd)を変数として予め合成目標値を設定したテーブルを、前記演算値に基づいて探索することにより前記合成目標値を設定することを特徴とするワーク搬送装置の制御方法。
  11. 所定の間隔で配置され、金型が各々駆動される複数のプレス装置と、
    上流側プレス装置と下流側プレス装置との間に設置され、ワークの搬送を行う請求項1〜5のいずれか一項に記載のワーク搬送装置と
    を具備することを特徴とするプレスライン
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