JP4831186B2 - 液体移送装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力室内の液体に圧力を付与することによって液体を移送する液体移送装置の製造方法に関する。
従来から、様々な分野において、液体に圧力を付与する圧電アクチュエータを有する液体移送装置が知られている。例えば、特許文献1には、インクにノズルから噴射させるための圧力を付与する圧電アクチュエータを有するインクジェットヘッドが開示されている。
このインクジェットヘッドは、複数のノズルやこれらノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室などの、インク流路が形成された流路ユニット(キャビティユニット)と、複数の圧力室を覆うように流路ユニットに接合された圧電アクチュエータと、を備えている。また、圧電アクチュエータは、積層された複数の圧電層(圧電シート)と、圧力室と対向する領域において複数の圧電層のそれぞれをその厚み方向に挟むように配置された個別電極及び共通電極を有する。そして、この圧電アクチュエータは、個別電極と共通電極との間に電圧が印加されて、両者に挟まれた圧電層(活性部)に厚み方向の電界が作用したときの、圧電層に生じる変形(圧電歪み)を利用して圧力室の容積を変化させて、圧力室内部のインクに圧力を付与するように構成されている。
また、圧電アクチュエータの構成としては、特許文献1に記載されているもの以外に、特願2008−094150に記載されているようなものがある(本願図6参照)。この圧電アクチュエータ32においては、流路ユニットの上面に配置された振動板40の上面に、2枚の圧電層41,42が積層されて配置されており、振動板40の上面、下側の圧電層41の上面、及び、上側の圧電層42の上面に、第2定電位電極43、第1定電位電極44a、及び、個別電極45がそれぞれ形成されている。そして、上側の圧電層42の、第1定電位電極44aと個別電極45に挟まれ、圧力室10の中央部分と対向する部分が第1定電位電極44aから個別電極45に向かう方向に分極され、第1活性部R1となっている。一方、2枚の圧電層41,42の圧力室10と対向する部分のうち、個別電極45と第2定電位電極43に挟まれ、平面視で第1活性部R1よりも外周の部分が、個別電極45から第2定電位電極43に向かう方向に分極され、第2活性部R2となっている。
このような圧電アクチュエータは、第2定電位電極をグランド電位に保持するとともに、第1定電位電極を所定の正の電位(例えば、20V程度)に保持した状態で、個別電極の電位をグランド電位と上記正の電位とを選択的に切り替える。そして、電位を切り替えることにより第1活性部及び第2活性部に生じた変形に伴い、振動板及び2枚の圧電層の圧力室と対向する部分を、圧力室側及び圧力室と反対側に凸となるように変形させることができ、このように、圧電層及び振動板を変形させることで、圧力室の容積を大きく変化させて、圧力室内部のインクに圧力を付与している。
特開2006−110824号公報
ここで、特願2008−094150に記載の圧電アクチュエータにおいては、第1定電位電極の形成位置が平面視で圧力室の中央部分と重なる位置からずれていると、個別電極の形成位置がずれる場合と異なり、第1活性部が平面視で圧力室の中央部分と重なる位置からずれてしまう。すると、第1活性部に生じた変形による圧電材料の圧力室と対向する部分の変位量が小さくなり、流路ユニットに形成された圧力室内の液体に所定の圧力を付与できなくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、第1定電位電極を圧力室の中央部分と重なるように配置することで、第1活性部が圧力室の中央部分と重なるため、第1活性部に生じた変形による圧電材料の変位量が小さくなることがなく、圧力室内の液体に所定の圧力を付与することができる液体移送装置の製造方法を提供することである。
本発明の液体移送装置の製造方法は、圧力室を含む液体移送流路が形成された流路ユニットと、前記流路ユニットに設けられ、前記圧力室内の液体に圧力を付与する圧電アクチュエータと、を備えた液体移送装置の製造方法であって、前記圧電アクチュエータは、互いに積層された第1圧電層と第2圧電層に挟まれ、且つ、前記圧力室の中央部分と重なって配置され、第1電位が付与される第1定電位電極と、前記第1圧電層の前記第1定電位電極と反対側の面において、前記圧力室の、少なくとも前記第1定電位電極と重なる部分よりも外側部分と重なって配置され、前記第1電位と異なる第2電位が付与される第2定電位電極と、前記第2圧電層の前記第1定電位電極と反対側の面に配置され、前記第1定電位電極と前記第2圧電層を挟んで対向するとともに、前記第2定電位電極とも前記第1圧電層と前記第2圧電層の両方を挟んで対向し、前記第1電と前記第2電位とが選択的に付与される個別電極と、前記第2圧電層の、前記第1定電位電極と前記個別電極とに挟まれ、前記圧力室の前記中央部分と重なった部分からなる第1活性部と、前記第1圧電層と前記第2圧電層の、前記第1活性部よりも外側において前記第2定電位電極と前記個別電極とに挟まれ、前記圧力室の前記外側部分と重なった部分からなる第2活性部と、を有しており、前記流路ユニットを作製する流路ユニット作製工程と、前記圧電アクチュエータを作製するアクチュエータ作製工程と、前記アクチュエータ作製工程において作製された前記圧電アクチュエータの前記第1定電位電極を、平面視で、前記流路ユニット作製工程において作製された前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合する接合工程と、を備えている。
本発明の液体移送装置の製造方法によると、接合工程において、平面視で第1定電位電極を圧力室の中央部分と重なるように配置することで、第1活性部が圧力室の中央部分と重なるため、第1活性部に生じた変形による圧電材料の変位量が小さくなることがなく、圧力室内の液体に所定の圧力を付与することができる。
また、前記アクチュエータ作製工程において、光が透過する圧電材料で前記圧電アクチュエータを形成し、前記接合工程において、前記圧電アクチュエータに向かって光を照射することで、前記第1定電位電極の位置を検出して、前記第1定電位電極を前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することが好ましい。これによると、圧電アクチュエータに光を照射することで、第1定電位電極が透けて見えて、第1定電位電極を圧力室の中央部分と重なるように位置合わせすることができる。
さらに、前記アクチュエータ作製工程において、前記圧電アクチュエータの平面視で、前記個別電極、前記第1定電位電極、及び、前記第2定電位電極が形成される領域以外の領域に、前記第1定電位電極の中心から前記流路ユニットと接合されることとなる面に平行な一方向に関して所定距離だけ離隔した第1マークを形成し、前記接合工程において、前記第1定電位電極の位置を算出可能な前記第1マークの位置に基づいて、前記第1定電位電極を前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することが好ましい。これによると、第1定電位電極を直接見ることが困難な場合であっても、第1定電位電極の中央と所定距離だけ離隔した第1マークから第1定電位電極の位置を算出することができるため、この第1マークに基づいて位置合わせすることで、第1定電位電極を圧力室の中央部分と容易に位置合わせすることができる。
加えて、前記流路ユニット作製工程において、前記流路ユニットの平面視で、前記圧力室の中心から前記一方向に関して前記所定距離だけ離隔した第2マークを形成し、前記接合工程において、平面視で、前記第1マークと前記第2マークが重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することが好ましい。これによると、流路ユニットにも圧力室の中心から所定距離だけ離隔した第2マークを形成するため、第1マークと第2マークを位置合わせすることで、第1定電位電極を圧力室の中央部分と容易に位置合わせすることができる。
また、前記圧電アクチュエータは、前記第1定電位電極が形成された第1圧電シートと、前記第2定電位電極が形成された第2圧電シートと、前記個別電極が形成された第3圧電シートと、を積層して構成されており、前記第1マークは、前記第1圧電シートに形成されていることが好ましい。これによると、第1圧電シート、第2圧電シート及び第3圧電シートが積層されて、第1定電位電極が圧電アクチュエータの内部にある電極であっても、第1定電位電極と圧力室の中央部分を位置合わせすることができる。
接合工程において、第1定電位電極を圧力室の中央部分と重なるように配置することで、第1活性部が圧力室の中央部分と重なるため、第1活性部に生じた変形による圧電材料の変位量が小さくなることがなく、圧力室内の液体に所定の圧力を付与することができる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 インクジェットヘッドの斜視図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 (a)が図3の部分拡大図であり、(b)〜(d)が、(a)の振動板及び各圧電層の表面の図である。 図4(a)のV−V線断面図である。 図4(a)のVI−VI線断面図である。 インクジェットヘッドの製造過程を示す工程図であり、(a)は流路ユニット作製工程であり、(b)は圧電アクチュエータ作製工程であり、(c)は接合工程である。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。図1に示すように、プリンタ1は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3、搬送ローラ4などを備えている。
キャリッジ2は、走査方向(図1の左右方向)に往復移動する。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2の下面に取り付けられており、その下面に形成されたノズル15(図3参照)からインクを吐出する。搬送ローラ4は、記録用紙Pを紙送り方向(図1の手前方向)に搬送する。そして、プリンタ1においては、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動するインクジェットヘッド3のノズル15から、記録用紙Pにインクが吐出されることにより、記録用紙Pに印刷が行われる。また、印刷が完了した記録用紙Pは、搬送ローラ4によって紙送り方向に排出される。
次に、インクジェットヘッド3について詳細に説明する。図2は、図1のインクジェットヘッドの分解斜視図である。図3は、図2のインクジェットヘッドの平面図である。図4(a)は、図3の部分拡大図である。図4(b)〜(d)は、それぞれ、図4(a)における、後述する振動板40、下部圧電層41及び上部圧電層42の上面を示した図である。図5は、図4(a)のV−V線断面図である。図6は、図4(a)のVI−VI線断面図である。
なお、図面を分かりやすくするため、図3、図4においては、後述する流路ユニット31の圧力室10及びノズル15除くインク流路の図示を省略し、図3においては、圧電アクチュエータ32の下部電極43及び中間電極44の図示を省略している。また、図4(a)においては、ともに点線で図示すべき下部電極43及び中間電極44を、それぞれ二点鎖線及び一点鎖線で図示している。さらに、図4(b)〜(d)においては、それぞれ、後述する下部電極43、中間電極44及び上部電極45にハッチングを付している。また、図6においては、流路ユニット31の圧力室10よりも下の部分の図示を省略している。
図2〜図6に示すように、インクジェットヘッド3は、流路ユニット31と圧電アクチュエータ32と、を有している。流路ユニット31は、複数のプレート21〜27が互いに積層されることによって、インク供給口9からインクが供給されるマニホールド流路11、及び、マニホールド流路11の出口からアパーチャ流路12を経て圧力室10に至り、さらに、圧力室10からディセンダ流路14を経てノズル15に至る複数の個別インク流路を有するインク流路(液体移送流路)が形成されている。そして、後述するように、圧電アクチュエータ32により、圧力室10内のインクに圧力が付与されると、圧力室10に連通するノズル15からインクが吐出される。
複数の圧力室10は、走査方向(図3の左右方向)を長手方向とする略楕円形の平面形状を有しており、紙送り方向(図3の上下方向)に沿って配列されて1つの圧力室列8を構成しており、このような圧力室列8が、走査方向に2列に配列されることによって1つの圧力室群7を構成している。さらに、このような圧力室群7が走査方向に沿って5つ配列されている。ここで、1つの圧力室群7に含まれる2列の圧力室列8を構成する圧力室10同士は、紙送り方向に関して互いにずれて配置されている。また、複数のノズル15も、複数の圧力室10と同様に配置されている。
そして、これら5つの圧力室群7のうち、図3の右側の2つを構成する圧力室10に対応するノズル15からはブラックのインクが吐出され、図3の左側の3つを構成する圧力室10に対応するノズル15からは、図3の右側に配列されているものから順に、イエロー、シアン、マゼンタのインクが吐出される。なお、インク流路の他の部分の構成については、従来のものと同様であるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
また、流路ユニット31には、複数の圧力室10のうち、ある圧力室10の中心から圧力室10が開口した面に平行な一方向に関して所定距離だけ離隔し、平面視で後述する上部電極マーク61及び中間電極マーク62と重なり、プレート21〜27の積層方向に貫通した孔60(第2マーク)が形成されている。この孔60は、平面視で後述する電極43〜45とは重ならない位置に形成されている。
圧電アクチュエータ32は、振動板40(第2圧電シート)及び下部圧電層41(第1圧電シート)、上部圧電層42(第3圧電シート)、下部電極43(第2定電位電極)、中間電極44(第1定電位電極)、上部電極45(個別電極)、中間電極マーク62(第1マーク)及び上部電極マーク61を有している。振動板40は、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との混晶であるチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電材料からなり、複数の圧力室10を覆うように、流路ユニット31の上面に配置されている。また、振動板40の厚みは20μm程度となっている。なお、この振動板40は必ずしも圧電材料からなる必要はない。
下部圧電層41及び上部圧電層42は、振動板40と同様の圧電材料からなり、互いに積層されて振動板40の上面に配置されている。また、下部圧電層41及び上部圧電層42の厚みは、それぞれ20μm程度となっている。
下部電極43は、振動板40の上面に形成され、振動板40と下部圧電層41との間に配置されており、各圧力室群7に対応して、各圧力室群7を構成する2列の圧力室列8に沿って紙送り方向に延びており、これら2列の圧力室列8を構成する複数の圧力室10と対向している。また、図示しないが、上記紙送り方向に延びた部分同士は互いに接続されている。また、下部電極43は、圧電アクチュエータ32の上方に配置されたフレキシブルプリント基板(FPC)50を介してドライバIC51に接続されており、ドライバIC51により常にグランド電位(第2電位)に保持されている。
中間電極44は、下部圧電層41の上面に形成され、下部圧電層41と上部圧電層42との間に配置されており、圧力室群7毎に、それぞれ、複数の対向部44a及び接続部44b、44cを有している。複数の対向部44aは、紙送り方向に関する長さが圧力室10よりも短い略矩形の平面形状を有しており、複数の圧力室10の中央部分と対向するように配置されている。
接続部44bは、紙送り方向に延びて、各圧力室群7を構成する2列の圧力室列8のうち、図4の右側に配置された圧力室列8を構成する複数の圧力室10に対応する複数の対向部44aの図4右側の端同士を接続している。接続部44cは、紙送り方向に延びて、各圧力室群7を構成する2列の圧力室列8のうち、図4の左側に配置された圧力室列8を構成する複数の圧力室10に対応する複数の対向部44aの図4左側の端同士を接続している。また、中間電極44は、FPC50を介してドライバIC51に接続されており、ドライバIC51により、常に、グランド電位とは異なる所定の電位(例えば、20V程度:第1電位)に保持されている。
複数の上部電極45は、上部圧電層42の上面(下部圧電層41と反対側の面)に形成され、複数の圧力室10に対応して、複数の圧力室10のほぼ全域と対向するように配置されており、紙送り方向に関する長さが中間電極44の対向部44aよりも長い、略矩形の平面形状を有している。また、上部電極45は、走査方向に関するノズル15と反対側の端における一部分が、走査方向に圧力室10と対向しない部分まで延びており、この部分がFPC50に接続される接続端子45aとなっている。また、上部電極45は、FPC50を介してドライバIC51に接続されており、グランド電位と上記所定の電位(例えば、20V)とをその電位が選択的に切り替えられる。
そして、このように下部電極43、中間電極44及び上部電極45が配置されることにより、上部圧電層42における圧力室10の中央部分と対向する部分において、上部電極45と中間電極44とが対向することとなる。そして、中間電極44から上部電極45に向かって上向きに分極されていることで、この領域は第1活性部R1となっている。
さらに、上部圧電層42及び下部圧電層41における圧力室10と対向する部分のうち、中間電極44と対向する部分よりも外周の部分(中間電極44と対向しない部分)において上部電極45と下部電極43とが対向することとなる。そして、上部電極45から下部電極43に向かって下向きに分極されていることで、この領域は、第2活性部R2となっている。
なお、下部圧電層41のうち、中間電極44と下部電極43とに挟まれた部分は、中間電極44から下部電極43に向かって下向きに分極されている。
上部電極マーク61は、上部電極45と同様の材料からなり、上部圧電層42の上面に形成されており、どの電極とも電気的に接続されていない×印をした位置合わせ用のマークである。この上部電極マーク61は、流路ユニット31に形成された孔60と所定距離だけ離隔した圧力室に対応する上部電極45の中心から所定距離だけ離隔し、平面視で流路ユニット31の孔60及び中間電極マーク62と重なるように形成されている。
中間電極マーク62は、中間電極44と同様の材料からなり、下部圧電層41の上面に形成されており、どの電極とも電気的に接続されていない+印をした位置合わせ用のマークである。この中間電極マーク62は、流路ユニット31に形成された孔60と所定距離だけ離隔した圧力室に対応する中間電極44の中心から所定距離だけ離隔して形成されている。上部電極マーク61及び中間電極マーク62は、平面視で電極43〜45と重ならない位置に形成されている。
流路ユニット31の孔60、圧電アクチュエータ32の中間電極マーク62が平面視で重なることで、中間電極44の対向部44aが圧力室10の中央部分と重なる。つまり、第1活性部R1が、平面視で圧力室10の中央部分と重なるように配置される。
ここで、圧電アクチュエータ32の動作について説明する。まず、圧電アクチュエータ32がインクを吐出させる動作を行う前の待機状態においては、前述したように、下部電極43及び中間電極44が、それぞれ、常にグランド電位及び上記所定の電位(例えば、20V)に保持されているとともに、上部電極45の電位が予めグランド電位に保持されている。この状態では、上部電極45が中間電極44よりも低電位になっているとともに、下部電極43と同電位となっている。
これにより、上部電極45と中間電極44との間の電位差が生じ、第1活性部R1にはその分極方向と同じ上向きの電界が発生し、第1活性部R1がこの電界と直交する水平方向に収縮する。これにより、いわゆるユニモルフ変形が生じ、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40の圧力室10と対向する部分が全体として圧力室10に向かって凸となるように変形する。この状態では、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40が変形していない場合と比較して、圧力室10の容積が小さくなっている。
そして、インクを吐出させるべく圧電アクチュエータ32を駆動させる際には、上部電極45の電位を、一旦、上記所定の電位に切り替えた後、グランド電位に戻す。上部電極45の電位を上記所定の電位に切り替えると、上部電極45が中間電極44と同電位となるとともに、下部電極43よりも高電位となる。これにより、第1活性部R1の上記収縮が元に戻る。そして、これと同時に、上部電極45と下部電極43との間に電位差が生じ、第2活性部R2にはその分極方向と同じ下向きの電界が発生し、第2活性部R2が水平方向に収縮する。これにより、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40が全体として、圧力室10と反対側に凸となるように変形し、圧力室10の容積が増加する。
この後、上部電極45の電位をグランド電位に戻すと、前述したのと同様、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40の圧力室10と対向する部分が全体として圧力室10に向かって凸となるように変形し、圧力室10の容積が小さくなる。これにより、圧力室10内のインクの圧力が上昇し(圧力室10内のインクに圧力が付与され)、圧力室10に連通するノズル15からインクが吐出される。
また、上述したようにして圧電アクチュエータ32を駆動させる場合、上部電極45の電位をグランド電位から所定の電位に切り替えたときには、第1活性部R1が収縮した状態から収縮前の状態に伸長すると同時に、第2活性部R2が収縮するため、第1活性部R1の伸長が第2活性部R2の収縮に一部吸収される。一方、上部電極45の電位を所定の電位からグランド電位に戻したときには、第1活性部R1が収縮するとともに、第2活性部R2が収縮前の状態まで伸長するため、第1活性部R1の収縮が第2活性部R2の伸長によって一部吸収される。
以上のことから、下部圧電層41及び上部圧電層42の圧力室10と対向する部分の変形が、他の圧力室10と対向する部分に伝達して当該他の圧力室10に連通するノズル15からのインクの吐出特性が変動してしまう、いわゆるクロストークが抑制される。
なお、上述した待機状態及び圧電アクチュエータ32が駆動されている間においては、下部圧電層41の中間電極44と下部電極43との間の部分には常に電位差が生じており、下部圧電層41のこの部分には、その分極方向と同じ方向の電界が発生している。これにより、下部圧電層41のこの部分は電界方向に垂直な方向に常に収縮した状態となっている。
ここで、圧電アクチュエータ32の中間電極44の対向部44aが、流路ユニット31の圧力室10の中央部分からずれて配置されていると、上部電極45がずれて配置される場合と異なり、第1活性部R1が、圧力室10の中央部分からずれてしまう。すると、第1活性部R1に生じた変形による上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40の圧力室10と対向する部分の変位量が小さくなり、これに伴い圧力室10の容積の変化量が小さくなり、圧力室10内のインクに所定の圧力を付与できなくなってしまう。そこで、圧力室10内のインクに所定の圧力を付与することができるように、圧電アクチュエータ32の中間電極44の対向部44aは、流路ユニット31の圧力室10の中央部分と重なるように配置しなければならない。
次に、インクジェットヘッド3の製造方法について説明する。図7は、インクジェットヘッドの製造過程を示す工程図であり、(a)は流路ユニット作製工程であり、(b)は圧電アクチュエータ作製工程であり、(c)は接合工程である。インクジェットヘッド3は、流路ユニット31を作製する工程と、圧電アクチュエータ32を作製する工程と、これら2つの工程で別々に作製された流路ユニット31と圧電アクチュエータ32を接合する工程と、を行うことで製造される。
まず、流路ユニット31を構成する7枚のプレート21〜27に圧力室10やマニホールド流路11、ノズル15などのインク流路を構成する厚み方向に貫通した孔を形成する。また、7枚のプレート21〜27に、流路ユニット31を構成したときに厚み方向に貫通した孔60となる貫通孔をそれぞれ形成する。これらの孔は、エッチングやレーザ加工などで形成する。そして、図7(a)に示すように、7枚のプレート21〜27を積層して加熱押圧しながら、各プレート間をそれぞれ接着剤で接合して、流路ユニット31を作製する(流路ユニット作製工程)。なお、7枚のプレート21〜27は、金属材料からなる場合などには、金属拡散接合などによって接合してもよい。また、孔60は、7枚のプレート21〜27を積層した後に、形成してもよい。
また、流路ユニット作製工程とは別に、圧電セラミックスからなり、あらかじめ焼成による収縮量を見込んで形成された、同じ外形の3枚のグリーンシートの一表面に、スクリーン印刷により上部電極45、中間電極44及び下部電極43をそれぞれ形成する。このとき、上部電極45が形成されるグリーンシートの、後述する接合工程時において流路ユニット31に形成された孔60と重なる位置には、上述した上部電極45と所定距離だけ離隔した、×印の上部電極マーク61を上部電極45とともにスクリーン印刷により形成する。また、中間電極44が形成されるグリーンシートの、後述する接合工程時において流路ユニット31に形成された孔60と重なる位置には、上述した中間電極44と所定距離だけ離隔した、+印の中間電極マーク62を中間電極44とともにスクリーン印刷により形成する。
そして、図7(b)に示すように、下から下部電極43の形成されたグリーンシート、中間電極44の形成されたグリーンシート、上部電極45の形成されたグリーンシートの順に外形を合わせて積層する。このグリーンシートを積層した状態では、上部電極マーク61と中間電極マーク62は平面視で重なるように配置される。その後、この積層体を所定の温度で焼成することで、下から順に振動板40、下部圧電層41、上部圧電層42となった、圧電アクチュエータ32を作製する(圧電アクチュエータ作製工程)。ここで、焼成時の複数のグリーンシートの収縮量に違いや、積層時の複数のグリーンシートの位置ずれや、電極の印刷ずれなどに起因して、作製された圧電アクチュエータ32においては、上部電極マーク61と中間電極マーク62が平面視で重ならない場合もある。
そして、図7(c)に示すように、流路ユニット作製工程において作製された流路ユニット31の孔60に下方から光を照射しながら、流路ユニット作製工程において作製された流路ユニット31の孔60と、圧電アクチュエータ作製工程において作成された圧電アクチュエータ32の下部圧電層41に形成された中間電極マーク62が平面視で重なるように、流路ユニット31と圧電アクチュエータ32を位置合わせして接合する(接合工程)。このとき、圧電アクチュエータ32は薄いセラミックスを積層して形成されているため、光を照射したときに透けて中間電極マーク62を見ることができる。
すると、平面視で流路ユニット31の圧力室10の中央部分と圧電アクチュエータ32の中間電極44の対向部44aが重なることで、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40の圧力室10と対向する部分が変位して圧力室10内のインクに所定の圧力を付与することができるインクジェットヘッド3を製造することができる。
このとき、流路ユニット31の孔60はプレートの積層方向に貫通しているため、下方から光を照射して見やすくして、流路ユニット31と圧電アクチュエータ32の位置合わせを容易に行うことができる。
本実施形態におけるインクジェットヘッド3の製造方法によると、中間電極44が圧電アクチュエータ32の内部にある電極で、この中間電極44は上部電極45に隠れて見えないため、直接中間電極44を圧力室10の中央部分と重なるように位置合わせするのは困難であるが、中間電極44の中心と所定距離だけ離隔した中間電極マーク62と、圧力室10の中心と所定距離だけ離隔した孔60を位置合わせすることで、容易に中間電極44を圧力室の中央部分と重なるように位置合わせすることができる。
なお、上述したように、上部電極45と中間電極44の相対位置がずれた圧電アクチュエータ32が形成される場合に、このような圧電アクチュエータ32の中間電極44を圧力室10の中央部分に配置すると、圧電アクチュエータ32の上部電極45の中央部分が、平面視で圧力室10からずれているため、第2活性部R2が、第1活性部R1を挟んで紙送り方向両側に均等に配置されなくなり、圧力室10内のインクに所定の圧力を付与できなくなってしまう。
そこで、上部電極45の中央部分に中間電極44が配置されなくても、圧力室10内のインクに所定の圧力を付与できるように、圧電アクチュエータ作製工程において作製された圧電アクチュエータ32の上部電極マーク61と中間電極マーク62の位置ずれの度合いに応じて、圧電アクチュエータ32を複数ランクにランク分けする。そして、位置ずれの大きなランクの圧電アクチュエータ32になるにしたがって、ドライバIC51から上部電極45に印加する電圧を大きくする。すると、上部圧電層42、下部圧電層41及び振動板40の圧力室10と対向する部分の変位量を大きくできるため、上部電極45の中央部分が圧力室10の中央部分からずれて配置されても、圧力室10内のインクに所定の圧力を付与することができる圧電アクチュエータ32を作製することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態においては、圧電アクチュエータ32に上部電極マーク61及び中間電極マーク62が形成され、流路ユニット31に孔60が形成されていたが、圧電アクチュエータ32には上部電極マーク61は形成されていなくてもよく、少なくとも中間電極マーク62さえ形成されていればよい。このとき、例えば、中間電極マーク62と流路ユニット31の外縁などとの相対位置を検出して位置合わせすることで、中間電極44が圧力室10の中央部分と重なるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、圧電アクチュエータ32に形成された中間電極マーク62と流路ユニット31に形成された孔60との位置合わせを行っていたが、中間電極マーク62や孔60が形成されずに、圧電アクチュエータ32の上面(上部電極45が形成された面)に向かって光を照射して、上部電極45から透けた中間電極44を圧力室10の中央部分と重なるように直接位置合わせしてもよい。これによると、電極は薄いため、光を照射することで、中間電極44が透けて見えて直接位置合わせすることができ、位置合わせ精度が高くなる。
さらに、上部電極マーク61や中間電極マーク62は、圧電層に電極とともにスクリーン印刷で形成された導電性材料による印に限らず、圧電層の表面に形成された切り込みによる印でもよいし、圧電層の表面に塗布された有色インクによる印であってもよい。
加えて、流路ユニット31に形成されたマークは、孔60ではなく、プレート21の表面に形成された切り込みによる印でもよいし、プレート21の表面に塗布された有色インクによる印でもよい。
また、上部電極マーク61や中間電極マーク62および孔60は、それぞれ一箇所に形成されていたが、複数の箇所に形成されていてもよい。これによれば、複数形成された中間電極マーク62と孔60のそれぞれの重心位置を算出して、圧電アクチュエータ32と流路ユニット31の位置あわせをすることができ、圧電アクチュエータ32や流路ユニット31の製造工程における、複数の中間電極44や圧力室10の製造誤差を最小にすることができる。上部電極マーク61についても同様に製造工程における、複数の上部電極45の製造誤差を考慮して、圧電アクチュエータ32のランクを決定することができる。
また、中間電極マーク62と中間電極44の位置関係さえ把握できていれば、圧電アクチュエータ32の中間電極マーク62と流路ユニット31の孔60の位置合わせを行わずに、中間電極マーク62と圧力室10の中央の位置合わせをして、中間電極44が圧力室10の中央部分と重なるようにしてもよい。つまり、中間電極44を直接見ることが困難であっても、中間電極マーク62から中間電極44の位置を算出することができるため、中間電極マーク62に基づいて位置合わせすることで、中間電極44を圧力室10の中央部分と容易に位置合わせすることができる。
さらに、本実施形態においては、流路ユニット31側から順に常にグランド電位が付与される下部電極43、常に所定の電位が付与される中間電極44及びグランド電位と所定の電位が選択的に付与される上部電極45が配置されていたが、下部電極43と上部電極45の位置は逆であってもよい。また、下部電極43は、紙送り方向に延びて連続的に形成されていたが、中間電極44に対応する領域に下部電極43はなくてもよい。
また、以上では、圧力室内のインクを噴射するインクジェットヘッドの製造方法に本発明を適用したが、これに限られない。例えば、ノズルからインク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドなど、圧力室内の液体に圧力を付与することによって圧力室を含む液体移送流路内の液体を移送する液体移送装置の製造方法に本発明を適用することができる。
1 プリンタ
3 インクジェットヘッド
31 流路ユニット
32 圧電アクチュエータ
43 下部電極
44 中間電極
45 上部電極
R1 第1活性部
R2 第2活性部

Claims (5)

  1. 圧力室を含む液体移送流路が形成された流路ユニットと、
    前記流路ユニットに設けられ、前記圧力室内の液体に圧力を付与する圧電アクチュエータと、を備えた液体移送装置の製造方法であって、
    前記圧電アクチュエータは、
    互いに積層された第1圧電層と第2圧電層に挟まれ、且つ、前記圧力室の中央部分と重なって配置され、第1電位が付与される第1定電位電極と、
    前記第1圧電層の前記第1定電位電極と反対側の面において、前記圧力室の、少なくとも前記第1定電位電極と重なる部分よりも外側部分と重なって配置され、前記第1電位と異なる第2電位が付与される第2定電位電極と、
    前記第2圧電層の前記第1定電位電極と反対側の面に配置され、前記第1定電位電極と前記第2圧電層を挟んで対向するとともに、前記第2定電位電極とも前記第1圧電層と前記第2圧電層の両方を挟んで対向し、前記第1電と前記第2電位とが選択的に付与される個別電極と、
    前記第2圧電層の、前記第1定電位電極と前記個別電極とに挟まれ、前記圧力室の前記中央部分と重なった部分からなる第1活性部と、
    前記第1圧電層と前記第2圧電層の、前記第1活性部よりも外側において前記第2定電位電極と前記個別電極とに挟まれ、前記圧力室の前記外側部分と重なった部分からなる第2活性部と、を有しており、
    前記流路ユニットを作製する流路ユニット作製工程と、
    前記圧電アクチュエータを作製するアクチュエータ作製工程と、
    前記アクチュエータ作製工程において作製された前記圧電アクチュエータの前記第1定電位電極を、平面視で、前記流路ユニット作製工程において作製された前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合する接合工程と、を備えていることを特徴とする液体移送装置の製造方法。
  2. 記アクチュエータ作製工程において、光が透過する圧電材料で前記圧電アクチュエータを形成し、
    前記接合工程において、前記圧電アクチュエータに向かって光を照射することで、前記第1定電位電極の位置を検出して、前記第1定電位電極を前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することを特徴とする請求項1に記載の液体移送装置の製造方法。
  3. 前記アクチュエータ作製工程において、前記圧電アクチュエータの平面視で、前記個別電極、前記第1定電位電極、及び、前記第2定電位電極が形成される領域以外の領域に、前記第1定電位電極の中心から前記流路ユニットと接合されることとなる面に平行な一方向に関して所定距離だけ離隔した第1マークを形成し、
    前記接合工程において、前記第1定電位電極の位置を算出可能な前記第1マークの位置に基づいて、前記第1定電位電極を前記流路ユニットの前記圧力室の中央部分と重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することを特徴とする請求項1または2に記載の液体移送装置の製造方法。
  4. 前記流路ユニット作製工程において、前記流路ユニットの平面視で、前記圧力室の中心から前記一方向に関して前記所定距離だけ離隔した第2マークを形成し、
    前記接合工程において、平面視で、前記第1マークと前記第2マークが重なるように位置合わせして、前記流路ユニットと前記圧電アクチュエータを接合することを特徴とする請求項3に記載の液体移送装置の製造方法。
  5. 前記圧電アクチュエータは、前記第1定電位電極が形成された第1圧電シートと、前記第2定電位電極が形成された第2圧電シートと、前記個別電極が形成された第3圧電シートと、を積層して構成されており、
    前記第1マークは、前記第1圧電シートに形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の液体移送装置の製造方法。
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