JP4823832B2 - 型締装置及び型締装置の制御方法 - Google Patents

型締装置及び型締装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、型締装置及び型締装置の制御方法に係わり、特に、射出成形機の油圧式型締装置であって、アクチュエータとして型締め用のピストン・シリンダ機構を備えた型締装置及び当該型締装置の制御方法に関する。
射出成形機等の成形機においては、加熱シリンダ内で加熱されて溶融させられた樹脂を高圧で金型装置のキャビティ空間に射出して充填する。キャビティ空間に充填された樹脂は冷却され、固化することにより成形品となる。
金型装置は、一般的に、固定金型と可動金型とよりなり、型締装置によって可動金型を固定金型に対して進退させて、型閉じ、型締め及び型開きの各動作が行なわれる。
図1は、油圧式射出成形機の概略構成を示す側面図である。図1を参照するに、油圧式射出成形機10は、射出装置1及び型締装置2から構成される。
射出装置1は、加熱シリンダ3を備え、加熱シリンダ3にはホッパ4が配設される。また、加熱シリンダ3内には、スクリュー5が進退自在にかつ回転自在に配設される。
スクリュー5の後方には、射出用シリンダ6が設けられる。射出用シリンダ6内には、直線的に移動可能な射出用ピストン7が設けられている。駆動部たる射出用ピストン7は、作動油通路8及び9からの圧油の供給に基づき往復作動する。射出用ピストン7により、スクリュー5の後端に設けられているロッド11を介して、被駆動部たるスクリュー5は前後進することが出来る。射出用ピストン7には、位置検出器12が設けられている。位置検出器12は、スクリュー5の位置を検出する。
なお、射出用ピストン7の後方には、スクリュー5を回転させるスクリューモータ13が、スクリュー5、射出用シリンダ6、及び射出用ピストン7と同一軸上に配設される。
一方、型締装置2は、可動金型14が取り付けられた可動プラテン15と、固定金型16が取り付けられた固定プラテン17を含む。可動プラテン15と固定プラテン17は、タイバー18によって連結される。可動プラテン15はタイバー18に沿って摺動可能である。
また、型締装置2は、可動プラテン15の後方(図1中の左側)には、型締用シリンダ19を備える。型締用シリンダ19内には、型締用ピストン20が進退自在に配設される。型締用ピストン20は、図示を省略するポンプを用いて作動油通路21、22及び23から圧油を供給することにより往復作動し、可動プラテン15を前後進させることが出来る。
可動プラテン15には、位置検出器24が設けられている。位置検出器24は、可動プラテン15の駆動状況(速度や位置等)を示す可動プラテン15の位置を検出する。
このような構造を有する型締装置2において、従来は、作動油通路21、22及び23に接続されたポンプを片方向に回転させて作動油を吸い込み又は吐出し、電磁弁を用いてアクチュエータである型締用ピストン20の往復作動を制御していた。
しかしながら、このような構造では、型締装置2の油圧駆動システムの肥大化を招いてしまうため、サーボモータ等、回転数を変えることができるモータを用いて、ポンプを両方向に回転(正逆回転)させる態様が提案されている。 かかる態様によれば、型締装置2の油圧駆動システムを簡素化することができる。
なお、射出ユニットを進退させる油圧シリンダと、当該油圧シリンダに圧油を供給する正逆回転可能な油圧ポンプと、当該油圧ポンプを駆動する電動機と、前記油圧ポンプの吐出する圧油の圧力を設定する圧力設定弁と、当該圧力設定弁の設定圧力より低い圧力の圧油を油圧シリンダの前進用油圧室に供給するための第2の圧力設定弁と、前記前進用油圧室に供給される圧油の圧力を検知する圧力スイッチと、前記前進用油圧室からの戻り油を選択的に停止させるパイロット式逆止弁と、前記前進用油圧室の圧油の圧力を解放する圧力逃がし弁と、を有する射出フィード装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−113757号公報
しかしながら、上述の、単にポンプを両方向に回転(正逆回転)させる態様では、以下のような問題が発生し得る。
即ち、型締用シリンダ19の内部は、型締用ピストン20により、型締用ピストン20の前進用油圧室と後進用油圧室とが形成されるが、かかる型締用ピストンの進行方向と垂直な方向における前進用油圧室と後進用油圧室の断面積は相違する。
従って、型締用ピストン20に供給される油量と、型締用ピストン20から排出される油量とは相違する。例えば、型締用ピストン20に供給される油量が、型締用ピストン20から排出される油量よりも少ない場合は、不足している油量を補給しなければならず、ポンプ吸い込み側は負圧となる。
その結果、ポンプの回転数を上昇させると、当該ポンプの吸い込み側において、キャビテーションがおこり、騒音や壊食(エロージョン)の発生や、ポンプの破壊を招くおそれがある。
開回路方式の場合は、チャージポンプを同軸上に配置し、ポンプに過給圧をかける方法が知られている。しかしながら、閉回路方式のポンプでは、モータの正逆回転によって双方向に、ポンプの吐出方向及び吸込み方向が変化するため、チャージポンプによる過給圧を得ることはできない。従って、ポンプの必要吐出量が大きく設定されている場合には、ポンプそのものを大きくしなければならない。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、射出成形機の油圧式型締装置の、型締め用のピストン・シリンダ機構を備えた型締装置及び当該型締装置の制御方法であって、シリンダに圧油を供給するための作動油通路に接続されたポンプの吸い込み側におけるキャビテーションの発生を防止して、騒音や壊食(エロージョン)の発生や、ポンプの破壊を防止するとともに、当該ポンプの小型化を図ることができる型締装置及び型締装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一の観点によれば、電動機と、前記電動機により正逆回転動作が行われ、作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備えた型締装置であって、前記作動油の通路に前記作動油の流量を制御する作動油流量制御手段が設けられ、前記ポンプによる前記作動油の吸込量は、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多いことを特徴とする型締装置が提供される。
前記アクチュエータは、前記ポンプが正方向回転の際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第1油圧室と、前記ポンプが逆方向回転の際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第2油圧室と、前記ポンプが正方向回転の際には前記作動油がタンクより流入し、前記ポンプが逆方向回転の際には前記ポンプへ前記作動油の吐出を行う第3油圧室と、を備えてもよい。また、前記第3油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積は、前記第2油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積よりも大きいこととしてもよい。
更に、前記第1油圧室と前記ポンプとを接続する第1作動油通路、前記第2油圧室と前記ポンプとを接続する第2作動油通路、及び前記第3油圧室と前記ポンプとを接続する第3作動油通路は、それぞれ、前記タンクに接続するドレン通路と接続していることとしてもよい。そして、前記作動油流量制御手段は、前記第3作動油通路及び前記ドレン通路に設けられていることとしてもよい。
また、前記ポンプが正方向回転の際には、前記ドレン通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記タンクより負圧の前記第3油圧室に流入し、前記ポンプが逆方向回転の際には、前記第3作動油通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記第3油圧室から前記ポンプへ吐出されることとしてもよい。
更に、前記第3作動油通路にはプレフィル弁が設けられ、前記ポンプから前記第2作動油通路に吐出される作動油、又は前記第2油圧室から吐出される作動油により、前記プレフィル弁が開けられると、前記第3油圧室と前記第3作動油通路とが接続することとしてもよい。
本発明の別の観点によれば、型締装置の制御方法であって、当該型締装置は、電動機と、前記電動機により正逆回転動作が行われて作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備え、前記作動油の流量を制御して、前記ポンプによる前記作動油の吸込量を、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多くすることを特徴とする型締装置の制御方法が提供される。
前記ポンプを正方向に回転すると、前記作動油は前記ポンプから前記アクチュエータの第1油圧室に流入するとともに、タンクから前記作動油が前記アクチュエータの第3油圧室に流入し、前記ポンプを逆方向に回転すると、前記作動油は前記ポンプから前記アクチュエータの第2油圧室に流入するとともに、前記第3油圧室から前記作動油が前記ポンプに流入することとしてもよい。
型開動作の際には、前記ポンプから前記第2油圧室に前記作動油を流入し、前記第1油圧室から前記ポンプ及び前記タンクに前記作動油を流入し、前記第3油圧室から前記ポンプに前記作動油を流入することとしてもよい。
型閉動作の際には、前記ポンプから前記第1油圧室に前記作動油を流入し、前記第2油圧室から前記ポンプ、前記タンク、及び第3油圧室に前記作動油を流入し、前記第3油圧室が負圧の場合には、前記タンクから前記作動油が前記第3油圧室に流入することとしてもよい。また、前記型閉動作の完了後、型締動作の際には、前記ポンプから前記第1油圧室及び前記第3油圧室の双方に前記作動油を流入することとしてもよい。
本発明によれば、射出成形機の油圧式型締装置の、型締め用のピストン・シリンダ機構を備えた型締装置及び当該型締装置の制御方法であって、シリンダに圧油を供給するための作動油通路に接続されたポンプの吸い込み側におけるキャビテーションの発生を防止して、騒音や壊食(エロージョン)の発生や、ポンプの破壊を防止するとともに、当該ポンプの小型化を図ることができる型締装置及び型締装置の制御方法を提供することができる。
以下、図2乃至図4を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態は、上述の図1に示す型締装置2に適用される。型締装置2の全体構造については既に述べた通りであるため、ここでは省略し、以下では、型締装置2に設けられた型締用シリンダ19、当該型締用シリンダ19の内部に進退自在に配設された型締用ピストン20、当該型締用ピストン20と往復作動させるために圧油を供給する作動油通路21、22及び23等を備えた油圧回路の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態にかかる型締装置2の油圧回路の構成を示す図である。
なお、図2では、図面を見やすくするためにタンク25を、タンク25aをタンク25bと分けて図示しているが、実際には、タンク25aもタンク25bも同一のタンク25である。
図2を参照するに、図1に示す型締装置2は、型締用シリンダ19と、油圧回路50と、油圧ポンプ51と、図示を省略する制御装置等を有する。
型締用シリンダ19は、可動プラテン15(図1参照)を前後進するための移動機構であり、液圧アクチュエータとしての油圧シリンダである。油圧回路50は、型締用シリンダ19に作動媒体である作動油を供給する。油圧ポンプ51は、作動油の油圧(作動媒体の液圧)を発生する圧力源であり、両方向に回転(正逆回転)することができる。また、図示を省略する制御装置は、油圧ポンプ51等を制御する
油圧ポンプ51は、本実施の形態では正逆回転可能な電動機としてのサーボモータ52により駆動される。
型締用シリンダ19の内部には、型締用ピストン20が進退自在に配設されている。型締用ピストン20の先端は可動プラテン15(図1参照)に固定されている。
また、型締用シリンダ19の内部には、作動油が供給される油圧室として、型締用ピストン20の内部に形成された型閉用の第1油圧室55(図2において交差するハッチングが施されている箇所)と、型開用の第2油圧室56(図2において右上がりのハッチングが施されている箇所)と、型締用ピストン20の進行方向に垂直の方向の断面積が前記第2油圧室56よりも大きい型締用の第3油圧室57(図2において右下がりのハッチングが施されている)が設けられている。
第1油圧室55には、油圧配管である第1作動油通路21が接続し、第2油圧室56には、油圧配管である第2作動油通路22が接続している。また、第3油圧室57には、油圧配管である第3作動油通路23と、電磁弁58を介して第1作動油通路21が接続している。
第3油圧室57には、型締力を検出する圧力センサ60が設けられており、型締力が検出される。検出された型締力は、検出信号として図示を省略する制御装置に送信され、当該制御装置によりフィードバック制御が行われる。
また、第1作動油通路21には圧力センサ61が設けられており、かかる圧力センサ61により型送りの際の低圧型締力(型閉力)が検出される。更に、第2作動油通路22には圧力センサ62が設けられており、かかる圧力センサ62により型開力が検出され、検出信号として、図示を省略する制御装置に送信される。
但し、型締力、低圧型締力(型閉力)、及び型開力は、圧力センサ60乃至62のみならず、サーボモータ52のトルクを検出することによっても制御される。更に、上述のように、可動プラテン15(図1参照)には、位置検出器24が設けられており、かかる位置検出器24により、可動プラテン15の駆動状況(速度や位置等)を示す可動プラテン15の位置が検出される。
型開き、型閉じ、型締めの各動作については図3及び図4を参照して後に詳述するが、油圧ポンプ51によって圧力がかけられた作動油を、油圧配管である第2作動油通路22を介して、型締用シリンダ19の第2油圧室56に供給することにより、先端に可動プラテン15(図1参照)が固定されている型締用ピストン20は、型締用シリンダ19内を後退(図2において黒色の矢印で示す方向に移動)、即ち、固定金型16(図1参照)から離間する方向に移動し、型開きが行われる。
また、油圧ポンプ51によって圧力がかけられた作動油を、油圧配管である第1作動油通路21を介して、型締用ピストン20の内部に形成された第1油圧室55に供給し、更に、第3油圧室57が負圧になると不足分の作動油をタンク25bから吸い上げてプレフィル弁59が設けられた油圧配管である第3作動油通路23を介して、第3油圧室57に供給することにより、先端に可動プラテン15(図1参照)が固定されている型締用ピストン20は、型締用シリンダ19内を前進(図2において白色の矢印で示す方向に移動)、即ち、固定金型16(図1参照)に向かって移動し、型閉じが行われる。
更に、型閉じに引き続く型締めは、電磁弁58が連通状態となり、油圧ポンプ51によって圧力がかけられた作動油を第1作動油通路21を介して第3油圧室57に供給するとともに、作動油を第1作動油通路21を介して第1油圧室55に供給し続けることにより、型締用ピストン20に更に大きな力が作用させて行われる。
第1作動油通路21、23は油圧ポンプ51の一方の吸入吐出口(第1の吸入吐出口)51aに接続され、第2作動油通路22は油圧ポンプ51のもう一方の吸入吐出口(第2の吸入吐出口)51bに接続されている。
油圧ポンプ51は、サーボモータ52の回転方向を切り替えることにより、吸入吐出口51a、51bのいずれか一方から作動油を吸入し他方から吐出して油圧を発生することができる。サーボモータ52は、図示を省略する制御装置により制御され、回転方向は当該制御装置により切り替えられる。
なお、図2では図示を省略しているが、タンク25(25a、25b)内の作動油は油圧ポンプ51により吸引されて、吐出口51a、51bの何れか一方から吐出される。
油圧ポンプ51の第1の吸入吐出口51aに接続している第3作動油通路23には、チェック弁70が設けられている。チェック弁70の開閉により、作動油の油圧ポンプ51への供給の許否が定まる。
また、第3作動油通路23には、タンク25(25a、25b)に接続されたドレン通路71がチェック弁72を介して接続されている。チェック弁72の開閉により、タンク25(25a、25b)から第3油圧室57への作動油の供給の許否が定まる。
更に、第1作動油通路21と第2作動油通路22との間には逆止弁74、75が設けられており、2つの逆止弁74、75の間の部分はドレン通路71によりタンク25aに接続されている。
また、第3作動油通路23には、プレフィル弁59が設けられている。油圧ポンプ51の第2の吸入吐出口51bから、第2作動油通路22及び当該第2作動油通路22に接続されたプレフェイル弁用油路73を介して、作動油がプレフィル弁59に供給されて、プレフィル弁59を押し広げることにより、第3作動油通路23における作動油が第3油圧室57に供給される、又は、第3油圧室57における作動油が第3作動油通路23に吐出される。
更に、ドレン通路71と第1作動油通路21は、第1のリリーフ弁76が設けられたドレン通路用油路77により接続されている。同様に、ドレン通路71と第2作動油通路22は、第2のリリーフ弁78が設けられたドレン通路用油路79により接続されている。
第1のリリーフ弁76は所定の設定圧力になると自動的に開く。すると、ドレン通路用油路77とドレン通路71は連通し、作動油は、第1作動油通路21、ドレン通路用油路77、及びタンク25に接続しているドレン通路71を流れることができる。同様に、第2のリリーフ弁78は所定の設定圧力になると自動的に開く。すると、ドレン通路用油路79とドレン通路71は連通し、作動油は、第2作動油通路22、ドレン通路用油路79、及びタンク25に接続しているドレン通路71を流れることができる。
このような構成を有する油圧回路50を備えた型締装置2(図1参照)の型開き、型閉じ、型締めの各動作における、作動油の流れについて図3及び図4を参照して説明する。
ここで、図3は、本発明の実施の形態にかかる型締装置2の油圧回路において、型開動作の際の作動油の流れを説明するための図であり、図4は、本発明の実施の形態にかかる型締装置2の油圧回路において、型閉及び型締動作の際の作動油の流れを説明するための図である。
図3を参照するに、型開動作にあっては、図示を省略する制御装置によりサーボモータ52が一の方向に回転すると油圧ポンプ51が駆動される。すると、油圧ポンプ51の第2の吸入吐出口51bから、油圧ポンプ51によって圧力がかけられ、油量がQF1の作動油が、白抜きの矢印で示すように、第2作動油通路22に吐出される。吐出された当該作動油は、型締用シリンダ19の第2油圧室56に供給される。
そうすると、先端に可動プラテン15(図1参照)が固定されている型締用ピストン20は、型締用シリンダ19内を後退(図3において黒色の矢印で示す方向に移動)、即ち、固定金型16(図1参照)から離間する方向に移動し、型開きが行われる。
なお、このとき、第2作動油通路22に設けられた圧力センサ62により型開力が検出され、検出信号として、図示を省略する制御装置に送信される。
ところで、油圧ポンプ51の第2の吸入吐出口51bから吐出された作動油の一部は、プレフィル弁用油路73に送られ、プレフィル弁59を押し広げて開く。
上述のように、型締用ピストン20は型締用シリンダ19内を後退しているため、プレフィル弁59の押し広げにより、型締用シリンダ19の第3油圧室57に設けられている作動油は第3作動油通路23に吐出される。このとき、第3作動油通路23に設けられているチェック弁70は、図示を省略する制御装置により開いているため、第3作動油通路23に吐出された前記作動油は、梨地の矢印で示すように、油圧ポンプ51の第1の吸入吐出口51aを介して油圧ポンプ51に吸い込まれる。ここで、第3作動油通路23を介して油圧ポンプ51に吸い込まれる作動油の油量をQ11とする。
更に、型締用ピストン20の内部に形成された第1油圧室55に設けられている作動油も、ハッチングを付した矢印で示すように、第1作動油通路21に吐出され、油圧ポンプ51の第1の吸入吐出口51aを介して油圧ポンプ51に吸い込まれる。ここで、第1作動油通路21を介して油圧ポンプ51に吸い込まれる作動油の油量をQR1とする。
また、第1作動油通路21に吐出される作動油のうち過分の作業油は、第1のリリーフ弁76が所定の設定圧力になって開いてドレン通路用油路77とドレン通路71とが連通すると、タンク25へ吐出され、前記過分が調整される。
このように、型開動作においては、作動油が油圧ポンプ51から、断面積が第3油圧室57よりも小さい第2油圧室56に供給されるため、型締用ピストン20の後退力は小さいものの、高速に移動することができる。このとき、油圧ポンプ51が吸い込む作動油の油量は、作動油流量制御手段であるチャック弁70の開放により流量が制御されて「Q11+QR1」となっており、これは、油圧ポンプ51が吐出する作動油の油量を「QF1」よりも多い。
従って、型開動作において、油圧ポンプ51の吸い込み側(第1の吸入吐出口51a側)にチャージ圧が発生するため、上述した従来の構造において生じていた負圧の発生を解消することができる。
次に、図4を参照するに、型閉動作にあっては、図示を省略する制御装置により、サーボモータ52の回転方向を型開動作における回転方向と逆の方向に切り換えてサーボモータ52を回転して油圧ポンプ51を駆動する。すると、油圧ポンプ51の第1の吸入吐出口51aから、油圧ポンプ51によって圧力がかけられた油量がQF2の作動油が、ハッチングを付した矢印で示すように、第1作動油通路21に吐出される。吐出された当該作動油は、型締用ピストン20の内部に形成された第1油圧室55に供給される。
そうすると、先端に可動プラテン15(図1参照)が固定されている型締用ピストン20は、型締用シリンダ19内を前進(図4において黒色の矢印で示す方向に移動)、即ち、固定金型16(図1参照)に向かって移動し、型閉じが行われる。
また、第1作動油通路21に設けられた圧力センサ61により型送りの際の低圧型締力(型閉力)が検出され、検出信号として、図示を省略する制御装置に送信される。
上述のように、型締用ピストン20は型締用シリンダ19内を前進しているため、型締用シリンダ19の第2油圧室56に設けられている作動油は第2作動油通路22に吐出される。
第2油圧室56から第2作動油通路22に吐出された作動油は、白抜きの矢印で示すように、油圧ポンプ51に第2の吸入吐出口51bを介して吸い込まれる油量がQR2の作動油と、プレフィル弁用油路73に送られる作動油と、タンク25(25a)に送られる作動油と、更に、梨地の矢印で示すようにドレン通路71を介してチャック弁72に向かう作動油に分けられる。
第3作動油通路23に設けられているチェック弁72は、図示を省略する制御装置により開いているため、第3作動油通路23に吐出された前記作動油は、梨地の矢印で示すように、プレフィル弁59側へ送られる。
また、第2のリリーフ弁78が所定の設定圧力になって開いてドレン通路用油路79とドレン通路71とが連通することにより、作動油はタンク25(25a)へ吐出され、2油圧室56から第2作動油通路22に吐出された作動油の過分が調整される。
プレフィル弁用油路73に送られた作動油は、プレフィル弁59を押し広げて開く。そうすると、第3作動油通路23を介して作動油を第3油圧室57に供給可能な状態となる。型締用シリンダ19内における型締用ピストン20の移動により第3油圧室57が負圧になると、不足分の作動油をタンク25(25b)から吸い上げて、図示を省略する制御装置により開けられたチェック弁72と、プレフィル弁59が開けられた第3作動油通路23とを介して第3油圧室57に供給する。
このように、型閉動作においては、油圧ポンプ51から第1油圧室55に、また、タンク25から、断面積が第2油圧室56よりも大きい第3油圧室57に、作動油が供給されるため、型締用ピストン20の押圧力は小さいものの、移動速度は速くすることができる。本動作においては、作動油流量制御手段であるチャック弁72の開放により作動油の流量が制御され、油圧ポンプ51が吸い込む作動油の油量は「QR2」は、油圧ポンプ51が吐出する作動油の油量を「QF2」よりも多くなっている。
従って、型閉動作において、油圧ポンプ51の吸い込み側(第2の吸入吐出口51b側)にチャージ圧が発生するため、上述した従来の構造において生じていた負圧の発生を解消することができる。
型閉動作の完了後、型締動作が行われる。型締動作においては、基本的には、型閉動作の場合と略同じように作業油が流れるが、以下の点で型閉動作の場合と相違する。
即ち、型締動作の場合には、電磁弁58が連通状態となり、油圧ポンプ51によって圧力がかけられた作動油を第1作動油通路21を介して第3油圧室57に供給するとともに、作動油を第1作動油通路21を介して第1油圧室55に供給し続けることにより、型締用ピストン20に更に大きな力が作用させて行われる。
型締用シリンダ19の第2油圧室56から第2作動油通路22に吐出された作動油は、型締時のピストン20の移動量が僅かであるため、吐出量も僅かでしかない。このため、プレフィル弁用油路73に送られることはなく、プレフィル弁59は閉じている。従って、作動油がタンク25(25b)から吸い上げられて、第3作動油通路23を介して第3油圧室57に供給されることはない。
しかしながら、第1作動油通路21に設けられた電磁弁58が連通状態となり、油圧ポンプ51から第1作動油通路21に吐出された作動油は、その殆どが容積が大きい第3油圧室57に流れ、第1油圧室55へはピストン20の移動に伴って負圧となった分だけの作動油が供給される。その結果、第1油圧室55よりも第3油圧室57の方がピストン20の押圧面積が大きいので、型締用ピストン20に更に大きな力が作用する。
型締動作においても、油圧ポンプ51が吸い込む作動油の油量は、油圧ポンプ51が吐出する作動油の油量よりも多い。
なお、第3油圧室57には、型締力を検出する圧力センサ60が設けられており、検出された型締力を基に、図示を省略する制御装置によりフィードバック制御が行われる。
このように、型開き、型閉じ、及び型締めのどの動作においても、油圧ポンプ51が吸い込む作動油の油量は、アクチュエータである型締用シリンダ19に油圧ポンプ51が吐出する油量よりも多い。
ここで、本実施の形態では、圧力センサ60、61、62の検出値に基づいて、フィードバック制御を行う例を示したが、モータ52に備えられている回転検出器の検出値を用いてフィードバック制御するようにしてもよい。
よって、油圧ポンプ51をサーボモータ52により高速回転させても、油圧ポンプ51の吸い込み側(第1の吸入吐出口51a側)において、キャビテーションが生じて、騒音や壊食(エロージョン)の発生したり、ポンプが破壊してしまうおそれを回避することができる。本発明者による実験の結果によれば、本例の構造により、従来の構造の場合よりも騒音を約3dB低減することができた。
また、サーボモータ52による油圧ポンプ51の高速回転を実現することができるため、当該油圧ポンプ51の小型化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、型締用シリンダ19は、第1油圧室55、第2油圧室56、及び第3油圧室57を備え、型締用ピストン20の移動速度及び当該型締用ピストン20に作用する力を切り換えることができる変速機(減速機)として機能している。
しかしながら、本発明はかかる例に限定されない。油圧ポンプが吸い込む作動油の油量が、アクチュエータである型締用シリンダに前記油圧ポンプが吐出する油量よりも多くなる限り、他の構造を有する型締用シリンダ、例えば、ブースタシリンダ等を備えた型締装置に適用することができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
電動機と、
前記電動機により正逆回転動作が行われ、作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、
前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備えた型締装置であって、
前記作動油の通路に前記作動油の流量を制御する作動油流量制御手段が設けられ、
前記ポンプによる前記作動油の吸込量は、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多いことを特徴とする型締装置。
(付記2)
付記1記載の型締装置であって、
前記アクチュエータは、
前記ポンプが正方向回転の際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第1油圧室と、
前記ポンプが逆方向回転の際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第2油圧室と、
前記ポンプが正方向回転の際には前記作動油がタンクより流入し、前記ポンプが逆方向回転の際には前記ポンプへ前記作動油の吐出を行う第3油圧室と、を備えることを特徴とする型締装置。
(付記3)
付記2記載の型締装置であって、
前記第3油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積は、前記第2油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積よりも大きいことを特徴とする型締装置。
(付記4)
付記2又は3記載の型締装置であって、
前記第1油圧室と前記ポンプとを接続する第1作動油通路、前記第2油圧室と前記ポンプとを接続する第2作動油通路、及び前記第3油圧室と前記ポンプとを接続する第3作動油通路は、それぞれ、前記タンクに接続するドレン通路と接続していることを特徴とする型締装置。
(付記5)
付記4記載の型締装置であって、
前記作動油流量制御手段は、前記第3作動油通路及び前記ドレン通路に設けられていることを特徴とする型締装置。
(付記6)
付記5記載の型締装置であって、
前記ポンプが正方向回転の際には、前記ドレン通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記タンクより負圧の前記第3油圧室に流入し、
前記ポンプが逆方向回転の際には、前記第3作動油通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記第3油圧室から前記ポンプへ吐出されることを特徴とする型締装置。
(付記7)
付記4乃至6いずれか一項記載の型締装置であって、
前記第3作動油通路にはプレフィル弁が設けられ、
前記ポンプから前記第2作動油通路に吐出される作動油、又は前記第2油圧室から吐出される作動油により、前記プレフィル弁が開けられると、前記第3油圧室と前記第3作動油通路とが接続することを特徴とする型締装置。
(付記8)
型締装置の制御方法であって、
当該型締装置は、電動機と、前記電動機により正逆回転動作が行われて作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備え、
前記作動油の流量を制御して、前記ポンプによる前記作動油の吸込量を、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多くすることを特徴とする型締装置の制御方法。
(付記9)
付記8記載の型締装置の制御方法であって、
前記ポンプを正方向に回転すると、前記作動油は前記ポンプから前記アクチュエータの第1油圧室に流入するとともに、タンクから前記作動油が前記アクチュエータの第3油圧室に流入し
前記ポンプを逆方向に回転すると、前記作動油は前記ポンプから前記アクチュエータの第2油圧室に流入するとともに、前記第3油圧室から前記作動油が前記ポンプに流入することを特徴とする型締装置の制御方法。
(付記10)
付記9記載の型締装置の制御方法であって、
型開動作の際には、前記ポンプから前記第2油圧室に前記作動油を流入し、前記第1油圧室から前記ポンプ及び前記タンクに前記作動油を流入し、前記第3油圧室から前記ポンプに前記作動油を流入することを特徴とする型締装置の制御方法。
(付記11)
付記9記載の型締装置の制御方法であって、
型閉動作の際には、前記ポンプから前記第1油圧室に前記作動油を流入し、前記第2油圧室から前記ポンプ、前記タンク、及び第3油圧室に前記作動油を流入し、
前記第3油圧室が負圧の場合には、前記タンクから前記作動油が前記第3油圧室に流入することを特徴とする型締装置の制御方法。
(付記12)
付記11記載の型締装置の制御方法であって、
前記型閉動作の完了後、型締動作の際には、前記ポンプから前記第1油圧室及び前記第3油圧室の双方に前記作動油を流入することを特徴とする型締装置の制御方法。
油圧式射出成形機の概略構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態にかかる型締装置の油圧回路の構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる型締装置の油圧回路において、型開動作の際の作動油の流れを説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる型締装置の油圧回路において、型閉及び型締動作の際の作動油の流れを説明するための図である。
符号の説明
2 型締装置
19 型締用シリンダ
20 型締用ピストン
21 第1作動油通路
22 第2作動油通路
23 第3作動油通路
25 タンク
51 油圧ポンプ
52 サーボモータ、
55 第1油圧室
56 第2油圧室
57 第3油圧室
59 プレフィル弁
70、72 チェック弁
71 ドレン通路

Claims (8)

  1. 電動機と、
    前記電動機により両方向の回転動作が行われ、作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、
    前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備えた型締装置であって、
    前記作動油の通路に前記作動油の流量を制御する作動油流量制御手段が設けられ、該作動油流量制御手段によって、前記ポンプによる前記作動油の吸込量、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多くなるように制御されることを特徴とする型締装置。
  2. 請求項1記載の型締装置であって、
    前記アクチュエータは、
    前記ポンプが一の方向回転する際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第1油圧室と、
    前記ポンプが他の方向回転する際に、前記作動油が前記ポンプより流入する第2油圧室と、
    前記ポンプが一の方向回転する際には前記作動油がタンクより流入し、前記ポンプが他の方向回転する際には前記ポンプへ前記作動油の吐出を行う第3油圧室と、を備えることを特徴とする型締装置。
  3. 請求項2記載の型締装置であって、
    前記第3油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積は、前記第2油圧室の、前記アクチュエータの進行方向に垂直の方向の断面積よりも大きいことを特徴とする型締装置。
  4. 請求項2又は3記載の型締装置であって、
    前記第1油圧室と前記ポンプとを接続する第1作動油通路、前記第2油圧室と前記ポンプとを接続する第2作動油通路、及び前記第3油圧室と前記ポンプとを接続する第3作動油通路は、それぞれ、前記タンクに接続するドレン通路と接続していることを特徴とする型締装置。
  5. 請求項4記載の型締装置であって、
    前記作動油流量制御手段は、前記第3作動油通路及び前記ドレン通路に設けられていることを特徴とする型締装置。
  6. 請求項5記載の型締装置であって、
    前記ポンプが一の方向回転する際には、前記ドレン通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記タンクより負圧の前記第3油圧室に流入し、
    前記ポンプが他の方向回転する際には、前記第3作動油通路に設けられた前記作動油流量制御手段が開いて、前記作動油が前記第3油圧室から前記ポンプへ吐出されることを特徴とする型締装置。
  7. 請求項4乃至6いずれか一項記載の型締装置であって、
    前記第3作動油通路にはプレフィル弁が設けられ、
    前記ポンプから前記第2作動油通路に吐出される作動油、又は前記第2油圧室から吐出される作動油により、前記プレフィル弁が開けられると、前記第3油圧室と前記第3作動油通路とが接続することを特徴とする型締装置。
  8. 型締装置の制御方法であって、
    当該型締装置は、電動機と、前記電動機により両方向の回転動作が行われて作動油の吐出及び吸込みを行うポンプと、前記ポンプの動作に連動して前記作動油により進退させられるアクチュエータと、を備え、
    前記作動油の通路に設けられた作動油流量制御手段により前記作動油の流量を制御して、前記ポンプによる前記作動油の吸込量を、前記ポンプによる前記作動油の吐出量よりも多くすることを特徴とする型締装置の制御方法。
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