JP4821649B2 - 路車間通信システム - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されている車両側システムと路上に設置されている路上側システムとが路車間通信を行うように構成されている路車間通信システムに関する。
従来より、交通事故が発生したとき及び交通事故が発生する直前の車両状況を記憶するシステムが供されている(例えば特許文献1参照)。また、音楽や映像を提供しているときに外部から交通事故情報を受信すると、その外部から受信した交通事故情報を割込みで報知するシステムも供されている(例えば特許文献2参照)。
特開2004−220423号公報 特開2006−038766号公報
しかしながら、上記した特許文献1,2に記載されたものは、交通事故を未然に回避するものではなく、交通事故を適切に未然に回避することができるシステムが望まれている。また、仮に交通事故が発生した場合であっても、交通事故の発生に対して適切に対処することができるシステムも望まれている。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、交通事故を適切に未然に回避することができ、また、交通事故の発生に対して適切に対処することができる路車間通信システムを提供することにある。
請求項1に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムを搭載した車両が電子ナンバープレート読取装置の通信圏内を通過すると、電子ナンバープレート読取装置と電子ナンバープレートとが狭域無線通信を行い、車両側システムを搭載した車両が路上狭域無線通信装置の通信圏内を通過すると、路上狭域無線通信装置と車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行う。ここで、路上側システムは、車両重量別の制動距離を管理する制動距離管理データベースを有し、同一の電子ナンバープレートが異なる前記電子ナンバープレート読取装置との間で狭域無線通信を行った通信時刻の時間差と当該異なる電子ナンバープレート読取装置の設置距離との関係に基づいて各車両の車両速度を演算し、各車両の車両速度と各車両が前記電子ナンバープレート読取装置との間で狭域無線通信を行った通信時刻との関係に基づいて前後車両との車間距離を演算し、その演算した車間距離と前記制動距離管理データベースが管理している車両重量別の制動距離とを比較して車間距離が制動距離未満であるときに交通事故発生の可能性が高い旨を予測すると、警告情報を路上狭域無線通信装置から車両側システムに送信し、車両側システムは、路上側システムから車載狭域無線通信装置により警告情報を受信すると、その受信した警告情報を報知する。
これにより、今後の普及が期待される電子ナンバープレートと車載狭域無線通信装置(例えばDSRC車載機)とを利用し、路上側システムが電子ナンバープレート読取装置と電子ナンバープレートとの通信状況に基づいて交通事故発生の可能性が高い旨を予測すると、路上狭域無線通信装置と車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行って警告情報を路上側システムから車両側システムに送信し、車両側システムが路上側システムから受信した警告情報を報知するように構成したので、車両側システムを搭載した車両が、路上側システムが設置されている道路を走行することにより、仮に交通事故発生の可能性が高くなった場合であっても、交通事故発生の可能性が高い旨をリアルタイムに報知することができ、交通事故を適切に未然に回避することができる。また、車間距離と車両重量別の制動距離とを比較することにより、車両同士が衝突する可能性が高いか否かを予測することができ、交通事故発生の可能性が高いか否かを予測することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、路上側システムは、車間距離と比較する制動距離を路面状況に応じて選択し、車間距離と当該路面状況に応じて選択した制動距離とを比較して車間距離が制動距離未満であるときに交通事故発生の可能性が高い旨を予測する。これにより、例えば晴天、降雨あるいは凍結などの路面状態に応じて制動距離が変動することから、車間距離と比較する制動距離を路面状況に応じて選択することにより、交通事故発生の可能性が高いか否かを路面状況に応じて精度良く予測することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、路上側システムは、路上を撮影する路上撮影装置を有し、交通事故発生の可能性が高い旨を予測すると、当該交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を路上撮影装置により撮影し、警告情報として路上撮影装置により撮影した映像を車載狭域無線通信装置から車両側システムに送信し、車両側システムは、報知装置が映像を表示する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により警告情報として受信した映像を表示する。これにより、警告情報として交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を撮影した映像をリアルタイムに表示することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムは、車両走行を制御する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により受信した警告情報に基づいて車両走行を制御する。これにより、例えば交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点に近づいたときに減速するなど車両走行を適切に制御することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムは、経路を案内する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により受信した警告情報に基づいて交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を回避する経路を案内する。これにより、経路案内装置が案内する経路にしたがって交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を適切に回避することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムを搭載した車両が電子ナンバープレート読取装置の通信圏内を通過すると、電子ナンバープレート読取装置と電子ナンバープレートとが狭域無線通信を行い、車両側システムを搭載した車両が路上狭域無線通信装置の通信圏内を通過すると、路上狭域無線通信装置と車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行う。ここで、路上側システムは、電子ナンバープレート読取装置と電子ナンバープレートとの通信状況に基づいて、前記電子ナンバープレートのGセンサが起動したか否かに応じて交通事故が発生したか否かを判断し、交通事故が発生した旨を判断すると、交通事故発生情報を路上狭域無線通信装置から車両側システムに送信し、車両側システムは、路上側システムから車載狭域無線通信装置により交通事故発生情報を受信すると、その受信した交通事故発生情報を報知する。
これにより、今後の普及が期待される電子ナンバープレートと車載狭域無線通信装置(例えばDSRC車載機)とを利用し、電子ナンバープレート読取装置と前記電子ナンバープレートとの通信状況に基づいて交通事故が発生したか否かを予測し、交通事故が発生した場合には、路上狭域無線通信装置と車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行って交通事故発生情報を路上側システムから車両側システムに送信し、車両側システムが路上側システムから受信した交通事故発生情報を報知するように構成したので、車両側システムを搭載した車両が、路上側システムが設置されている道路を走行することにより、仮に交通事故が発生した場合であっても、交通事故が発生した旨をリアルタイムに報知することができ、交通事故の発生に対して適切に対処することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、路上側システムは、路上を撮影する路上撮影装置を有し、交通事故が発生した旨を判断したときに当該交通事故が発生した旨を判断した地点を路上撮影装置により撮影し、交通事故発生情報として路上撮影装置により撮影した映像を車載狭域無線通信装置から車両側システムに送信し、車両側システムは、報知装置が映像を表示する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により交通事故発生情報として受信した映像を表示する。これにより、交通事故発生情報として交通事故が発生した旨を判断した地点を撮影した映像をリアルタイムに表示することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムは、車両走行を制御する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により受信した交通事故発生情報に基づいて車両走行を制御する。これにより、例えば交通事故が発生した旨を判断した地点に近づいたときに減速するなど車両走行を適切に制御することができ、二次災害に巻込まれないように対策することができる。
請求項に記載した路車間通信システムによれば、車両側システムは、経路を案内する機能を有し、路上側システムから車載狭域無線通信装置により受信した交通事故発生情報に基づいて交通事故が発生した旨を判断した地点を回避する経路を案内する。これにより、経路案内装置が案内する経路にしたがって交通事故が発生した旨を判断した地点を適切に回避することができ、二次災害に巻込まれないように対策することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。路車間通信システム1は、路上に設置されている路上側システム2と車両に搭載されている車両側システム3とから構成されている。車両側システム3は、電子ナンバープレート4、DSRC車載機5(本発明でいう車載狭域無線通信装置)及び車載モニタ6(本発明でいう報知装置)を備えて構成されており、路上側システム2は、路上機管理装置7、電子ナンバープレート読取装置8、DSRC路上機9(本発明でいう路上狭域無線通信装置)及び路上カメラ10(本発明でいう路上撮影装置)を備えて構成されている。図3に示すように、電子ナンバープレート読取装置8及び路上カメラ10は第1のガントリ11aに取付けられて道路に沿って所定距離毎に設置されており、DSRC路上機9は第2のガントリ11bに取付けられて道路に沿って所定距離毎に設置されている。
この場合、電子ナンバープレート4、DSRC車載機5及び車載モニタ6を搭載した車両が第1のガントリ11a及び第2のガントリ11bが設置されている道路を走行している場合には、当該車両が第1のガントリ11aの付近であって電子ナンバープレート読取装置8の通信圏内を通過すると、車両側の電子ナンバープレート4と路上側の電子ナンバープレート読取装置8とが狭域無線通信を行い、当該車両が第2のガントリ11bの付近であってDSRC路上機9の通信圏内を通過すると、車両側のDSRC車載機5と路上側のDSRC路上機9とが狭域無線通信を行う。
電子ナンバープレート4は、データ処理回路41、近距離無線通信回路42、狭域無線通信回路43、Gセンサ44及び電源回路45を備えて構成されている。データ処理回路41は、ウェイクアップ処理回路41aとメモリ41bとを備え、通常はスリープ動作しており、路上側の電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号が狭域無線通信回路43により受信され且つ当該受信した電波信号の受信電界強度が閾値以上である場合にウェイクアップ動作して電子ナンバープレート読取装置8との間で狭域無線通信を行い、メモリ41bに記憶されている車両情報を狭域無線通信回路43から電子ナンバープレート読取装置8に送信させる。この場合、メモリ41bは、電子ナンバープレート4を識別するプレート識別情報や当該電子ナンバープレート4を搭載している車両に関する車両個別情報(車両登録番号、車検有効期限及び車両重量などを含む車検証情報など)を車両情報として記憶している。
Gセンサ44は、交通事故が発生した旨を電子ナンバープレート4が単独で検出可能となるように設けられており、データ処理回路41は、Gセンサ44が閾値以上の衝撃を検出して起動した場合にも、ウェイクアップ動作し、Gセンサ44が起動した旨を表すGセンサ起動フラグをメモリ41bに記憶する。電源回路45は、内蔵電池を備えて構成されており、内蔵電池の電力を各機能ブロック41〜44に供給する。
DSRC車載機5は、データ処理回路51、狭域無線通信回路52、Gセンサ53、スピーカ54及び電源回路55を備えて構成されている。データ処理回路51は、メモリ51aを備え、路上側のDSRC路上機9からの電波信号が狭域無線通信回路52により受信され且つ当該受信した電波信号の受信電界強度が閾値以上である場合にDSRC路上機9との間で狭域無線通信を行い、メモリ51aに記憶されている車両情報を狭域無線通信回路52からDSRC路上機9に送信させたり、DSRC路上機9から狭域無線通信回路52により受信された警告情報や交通事故発生情報をメモリ51aに記憶したりする。この場合、メモリ51aは、DSRC車載機5を識別する車載機識別情報や当該DSRC車載機5を搭載している車両に関する車両個別情報を車両情報として記憶していると共に、DSRC路上機9から受信した警告情報や交通事故発生情報を記憶する記憶領域を有している。
Gセンサ53は、交通事故が発生した旨をDSRC車載機5が単独で検出可能となるように設けられており、データ処理回路51は、Gセンサ53が閾値以上の衝撃を検出して起動した場合には、Gセンサ53が起動した旨を表すGセンサ起動フラグをメモリ51aに記憶する。電源回路55は、車両電源に接続されており、例えばACCがオン状態で車両バッテリの電力を各機能ブロック51〜54に供給する。
車載モニタ6は、映像処理回路61、液晶ディスプレイ(LCD)62、メモリ63、制御信号入出力回路64及び電源回路65を備え、車両に搭載されている近距離無線機12及びスピーカ13を接続して構成されている。映像処理回路61は、上記したDSRC車載機5から警告情報や交通事故発生情報を入力すると、その入力した警告情報や交通事故発生情報をメモリ63に記憶する。この場合、映像処理回路61は、DSRC車載機5から入力した警告情報や交通事故発生情報が映像であれば、そのメモリ63に記憶した警告情報や交通事故発生情報の映像をLCD62に表示させると共に、DSRC車載機5から入力した警告情報や交通事故発生情報が音声であれば、そのメモリ63に記憶した警告情報や交通事故発生情報の音声をスピーカ13から出力させる。制御信号入出力回路64は、車両に搭載されている車両制御ECUとの間で各種の制御信号を入出力する。電源回路65は、車両電源に接続されており、例えばACCがオン状態で車両バッテリの電力を各機能ブロック61〜64に供給する。
上記した車両側システム3では、例えば電子ナンバープレート4が車両後部のナンバープレートに取付けられ、DSRC車載機5が運転に支障のない部位に取付けられ、車載モニタ6が運転者から見て容易に目視可能な部位に取付けられ、つまり、各機器が分散して取付けられており、電子ナンバープレート4と車載モニタ6とは近距離無線通信回路42及び近距離無線通信機12を介して近距離無線通信を行い、DSRC車載機5と車載モニタ6とは例えば車載LANを介して有線通信を行うように構成されている。
路上機管理装置7は、電子ナンバープレート通信履歴管理データベース14、電子ナンバープレート読取装置設置場所データベース15、演算処理データベース16、制動距離管理データベース17、路面状態管理データベース18及び危険運転統計管理データベース19を接続して構成されている。電子ナンバープレート通信履歴管理データベース14は、電子ナンバープレート4と電子ナンバープレート読取装置8との間での通信履歴を管理し、電子ナンバープレート読取装置設置場所データベース15は、電子ナンバープレート読取装置8の設置場所を管理している。
演算処理データベース16は、路上機管理装置7が電子ナンバープレート通信履歴管理データベース14により管理されている情報と電子ナンバープレート読取装置設置場所データベース15により管理されている情報とに基づいて各車両の車両速度及び車間距離を演算した演算結果を管理する。具体的には、路上機管理装置7は、同一の電子ナンバープレート4が異なる電子ナンバープレート読取装置8との間で狭域無線通信を行った通信時刻の時間差と当該異なる電子ナンバープレート読取装置8の設置距離との関係に基づいて各車両の車両速度を演算し、各車両の車両速度と各車両が電子ナンバープレート読取装置8との間で狭域無線通信を行った通信時刻との関係に基づいて前後車両との車間距離を演算し、演算処理データベース16は、このようにして路上機管理装置7が演算した車両速度及び車間距離を管理する。
制動距離管理データベース17は、車両重量別の制動距離を管理している。路面状態管理データベース18は、例えば路上カメラ10が撮影した映像に基づいて路面状態(晴天、降雨あるいは凍結など)を管理している。危険運転統計管理データベース19は、路上機管理装置7が演算処理データベース16に管理されている車両速度及び車間距離を参照して例えば車両速度が著しく速い車両や車間距離が著しく狭い車両などの危険運転車両として特定した車両を統計的に管理したり、警告情報や交通事故発生情報を通知すべき地点を統計的に管理したりする。路上機管理装置7は、これら各データベース14〜19を逐一更新可能に構成されている。
次に、上記した構成の作用について図4ないし図9を参照して説明する。ここでは、
(1)電子ナンバープレート4が行う処理
(2)DSRC車載機5が行う処理
(3)電子ナンバープレート読取装置8が行う処理
(4)DSRC路上機9が行う処理
(5)路上機管理装置7が行う処理
について順次説明する。
(1)電子ナンバープレート4が行う処理
最初に、電子ナンバープレート4が行う処理について図4を参照して説明する。電子ナンバープレート4は、内蔵電池が正常に装着されている状態ではスリープ動作しており(ステップS1)、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出したか否かを監視していると共に(ステップS2)、Gセンサ44が起動したか否かを監視している(ステップS3)。
ここで、電子ナンバープレート4は、車両側システム3を搭載した車両が第1のガントリ11aの付近であって電子ナンバープレート読取装置8の通信圏内を通過し、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を狭域無線通信回路43により受信し、その受信した電波信号の受信電界強度が閾値以上であり、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を検出すると(ステップS2にて「YES」)、スリープ動作からウェイクアップ動作に移行し(ステップS4)、狭域無線通信回路43と電子ナンバープレート読取装置8との間で狭域無線通信を開始する(ステップS5)。
次いで、電子ナンバープレート4は、メモリ41bに記憶されている車両情報を読出し(ステップS6)、その読出した車両情報を狭域無線通信回路43から電子ナンバープレート読取装置8に送信させる(ステップS7)。そして、電子ナンバープレート4は、狭域無線通信回路43と電子ナンバープレート読取装置8との間で狭域無線通信を終了し(ステップS8)、ウェイクアップ動作からスリープ動作に移行し(ステップS9)、一連の処理を終了する。
また、電子ナンバープレート4は、例えば車両が衝突するなどしてGセンサ44が起動すると(ステップS3にて「YES」)、この場合も、スリープ動作からウェイクアップ動作に移行し(ステップS10)、Gセンサ44が起動した旨を表すGセンサ起動フラグをメモリ41bに記憶する(ステップS11)。そして、電子ナンバープレート4は、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出したか否かを監視し(ステップS12)、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出すると(ステップS12にて「YES」)、上記したステップS5〜S8を行った後にウェイクアップ動作からスリープ動作に移行し(ステップS9)、一連の処理を終了する。この場合、電子ナンバープレート4は、メモリ41bに記憶されている車両情報及びGセンサ起動フラグを狭域無線通信回路43から電子ナンバープレート読取装置8に送信させる。一方、電子ナンバープレート4は、電子ナンバープレート読取装置8からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出しないと(ステップS12にて「NO」)、直ちにウェイクアップ動作からスリープ動作に移行し(ステップS9)、一連の処理を終了する。
すなわち、電子ナンバープレート4は、車両側システム3を搭載した車両が第1のガントリ11aの付近であって電子ナンバープレート読取装置8の通信圏内を通過する毎に、車両情報を電子ナンバープレート読取装置8に送信し、その直前にGセンサ44が起動している場合であれば、車両情報を電子ナンバープレート読取装置8に送信すると同時にGセンサ44が起動した旨をも電子ナンバープレート読取装置8に送信する。
(2)DSRC車載機5が行う処理
次に、DSRC車載機5が行う処理について図5を参照して説明する。DSRC車載機5は、DSRC路上機9からの電波信号を狭域無線通信回路52により検出したか否かを監視していると共に(ステップS21)、Gセンサ53が起動したか否かを監視している(ステップS22)。
ここで、DSRC車載機5は、車両側システム3を搭載した車両が第2のガントリ11bの付近であってDSRC路上機9の通信圏内を通過し、DSRC路上機9からの電波信号を狭域無線通信回路52により受信し、その受信した電波信号の受信電界強度が閾値以上であり、DSRC路上機9からの電波信号を検出すると(ステップS21にて「YES」)、狭域無線通信回路52とDSRC路上機9との間で狭域無線通信を開始する(ステップS23)。
次いで、DSRC車載機5は、メモリ51aに記憶されている車両情報を読出し(ステップS24)、その読出した車両情報を狭域無線通信回路52からDSRC路上機9に送信させる(ステップS25)。次いで、DSRC車載機5は、DSRC路上機9から警告情報または交通事故発生情報を受信したか否かを判定し(ステップS26)、DSRC路上機9から警告情報または交通事故発生情報を受信すると(ステップS26にて「YES」)、そのDSRC路上機9から受信した警告情報または交通事故発生情報を車載モニタ6に出力し(ステップS27)、警告情報または交通事故発生情報の映像をLCD62に表示させたり警告情報または交通事故発生情報の音声をスピーカ13から出力させたりする。そして、DSRC車載機5は、狭域無線通信回路52とDSRC路上機9との間で狭域無線通信を終了する(ステップS28)。
また、DSRC車載機5は、例えば車両が衝突するなどしてGセンサ53が起動すると(ステップS22にて「YES」)、Gセンサ52が起動した旨を表すGセンサ起動フラグをメモリ51aに記憶する(ステップS29)。そして、DSRC車載機5は、DSRC路上機9からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出したか否かを監視し(ステップS30)、DSRC路上機9からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出すると(ステップS30にて「YES」)、上記したステップS21〜S28を行った後に、一連の処理を終了する。この場合、DSRC車載機5は、メモリ51aに記憶されている車両情報及びGセンサ起動フラグを狭域無線通信回路52からDSRC路上機9に送信させる。一方、DSRC車載機5は、DSRC路上機9からの電波信号を狭域無線通信回路43により検出しないと(ステップS30にて「NO」)、直ちに一連の処理を終了する。
すなわち、DSRC車載機5は、車両側システム3を搭載した車両が第2のガントリ11bの付近であってDSRC路上機9の通信圏内を通過する毎に、車両情報をDSRC路上機9に送信し、その直前にGセンサ53が起動している場合であれば、車両情報をDSRC路上機9に送信すると同時にGセンサ53が起動した旨をもDSRC路上機9に送信する。また、DSRC車載機5は、DSRC路上機9から警告情報または交通事故発生情報を受信すると、そのDSRC路上機9から受信した警告情報または交通事故発生情報を車載モニタ6に出力し、警告情報または交通事故発生情報の映像をLCD62に表示させたり警告情報または交通事故発生情報の音声をスピーカ13から出力させたりする。この場合、LCD62に表示される映像は、後述するように路上機管理装置7が交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点や交通事故が発生した旨を判断した地点に設置されている路上カメラ10が撮影した映像であり、スピーカ13から出力される音声は、例えば「減速してください」などの運転注意を促す音声や「この先で交通事故が発生しています」などの交通事故発生を知らせる音声である。また、警告情報または交通事故発生情報の音声をDSRC車載機5のスピーカ54から出力させても良い。
(3)電子ナンバープレート読取装置8が行う処理
次に、電子ナンバープレート読取装置8が行う処理について図6を参照して説明する。電子ナンバープレート読取装置8は、電子ナンバープレート4からの電波信号を検出したか否かを監視している(ステップS31)。
ここで、電子ナンバープレート読取装置8は、車両側システム3を搭載した車両が第1のガントリ11aの付近であって電子ナンバープレート読取装置8の通信圏内を通過し、電子ナンバープレート4からの電波信号を検出すると(ステップS31にて「YES」)、電子ナンバープレート4との間で狭域無線通信を開始する(ステップS32)。次いで、電子ナンバープレート読取装置8は、電子ナンバープレート4から車両情報を受信すると(ステップS33にて「YES」)、その電子ナンバープレート4から受信した車両情報を路上機管理装置7に送信し(ステップS34)、電子ナンバープレート4との間で狭域無線通信を終了し(ステップS35)、一連の処理を終了する。
すなわち、電子ナンバープレート読取装置8は、車両側システム3を搭載した車両が第1のガントリ11aの付近であって電子ナンバープレート読取装置8の通信圏内を通過する毎に、電子ナンバープレート4から車両情報を受信すると、その受信した車両情報を路上機管理装置7に送信する。また、電子ナンバープレート読取装置8は、電子ナンバープレート4からGセンサ起動フラグを受信すると、その受信したGセンサ起動フラグを路上機管理装置7に送信する。
(4)DSRC路上機9が行う処理
次に、DSRC路上機9が行う処理について図7を参照して説明する。DSRC路上機9は、DSRC車載機5からの電波信号を検出したか否かを監視していると共に(ステップS41)、路上機管理装置7から警告情報または交通事故発生情報を受信したか否かを監視している(ステップS42)。
ここで、DSRC路上機9は、DSRC車載機5からの電波信号を検出すると(ステップS41にて「YES」)、DSRC車載機5との間で狭域無線通信を開始する(ステップS43)。次いで、DSRC路上機9は、DSRC車載機5から車両情報を受信すると(ステップS44にて「YES」)、そのDSRC車載機5から受信した車両情報を路上機管理装置7に送信し(ステップS45)、DSRC車載機5に送信すべき警告情報または交通事故発生情報を記憶していると(ステップS46にて「YES」)、その記憶している警告情報または交通事故発生情報をDSRC車載機5に送信し(ステップS47)、電子ナンバープレート4との間で狭域無線通信を終了し(ステップS48)、一連の処理を終了する。また、DSRC路上機9は、路上機管理装置7から警告情報または交通事故発生情報を受信すると(ステップS42にて「YES」)、その路上機管理装置7から警告情報または交通事故発生情報を記憶し(ステップS49)、一連の処理を終了する。
すなわち、DSRC路上機9は、車両側システム3を搭載した車両が第2のガントリ11bの付近であってDSRC路上機9の通信圏内を通過する毎に、DSRC車載機5から車両情報を受信すると、その受信した車両情報を路上機管理装置7に送信し、DSRC車載機5から車両情報を受信すると同時にGセンサ53が起動した旨をも受信すると、その受信した車両情報及びGセンサ44が起動した旨を路上機管理装置7に送信する。また、DSRC路上機9は、DSRC車載機5からGセンサ起動フラグを受信すると、その受信したGセンサ起動フラグを路上機管理装置7に送信する。
(5)路上機管理装置7が行う処理
次に、路上機管理装置7が行う処理について図8を参照して説明する。路上機管理装置7は、電子ナンバープレート読取装置8から車両情報を受信したか否かを監視していると共に(ステップS51)、DSRC路上機9から車両情報を受信したか否かを監視している(ステップS52)。
ここで、路上機管理装置7は、電子ナンバープレート読取装置8から車両情報を受信すると(ステップS51にて「YES」)、その車両情報に対応する車両の電子ナンバープレート通信履歴管理データベース14を更新し(ステップS53)、当該車両の車両速度及び車間距離を演算する(ステップS54)。次いで、路上機管理装置7は、その演算した車間距離と制動距離管理データベース17が管理している当該車両重量に対応する制動距離とを比較し、交通事故発生の可能性が高いか否かを予測する(ステップS55)。この場合、路上機管理装置7は、上記した路面状態管理データベース18が管理している路面状態に応じて車間距離と比較する制動距離を選択する。
ここで、路上機管理装置7は、演算した車間距離が制動距離未満であり、交通事故発生の可能性が高い旨を予測すると(ステップS55にて「YES」)、その交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点に設置されている路上カメラ10が撮影した映像を警告情報として記憶する(ステップS56)。
また、路上管理装置7は、DSRC路上機9から車両情報を受信すると(ステップS52にて「YES」)、その受信した車両情報に対応する車両に送信すべき警告情報を記憶しているか否かを判定し(ステップS57)、送信すべき警告情報を記憶していると(ステップS57にて「YES」)、その警告情報、つまり、交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点に設置されている路上カメラ10が撮影した映像をDSRC車載機9に送信する(ステップS58)。
すなわち、路上機管理装置7は、電子ナンバープレート読取装置8から車両情報を受信すると、交通事故発生の可能性が高いか否かを予測し、交通事故発生の可能性が高い旨を予測したときに警告情報を記憶し、DSRC路上機9から車両情報を受信すると、その車両情報に対応する車両に送信すべき警告情報を記憶していると、その警告情報をDSRC路上機9に送信する。
ところで、以上は、交通事故発生の可能性が高いか否かを予測して警告情報を送信する場合を説明したが、交通事故が発生した旨を判断して交通事故発生情報を送信する場合には、例えば電子ナンバープレート4と電子ナンバープレート読取装置8との間の通信履歴を利用し、電子ナンバープレート4と電子ナンバープレート読取装置8とが予測し得る狭域無線通信を行うべき時刻で狭域無線通信を行ったか否かに基づいて交通事故が発生したか否かを判断し、交通事故が発生した旨を判断した場合に、交通事故が発生した旨を判断した地点に設置されている路上カメラ10が撮影した映像を交通事故発生情報として記憶し、その記憶した交通事故発生情報をDSRC車載機9に送信する。また、電子ナンバープレート4やDSRC車載機5から受信したGセンサ起動フラグを利用して交通事故が発生した旨を判断することも可能である。
尚、このようにして交通事故発生情報をDSRC車載機9からDSRC車載機5に送信した場合には、車載モニタ6は、図9(a)に示すように、例えば経路案内の表示画面を表示しているときであれば、その表示画面で割込んで交通事故が発生した地点の映像を表示する。また、車載モニタ6は、交通事故が発生した地点を回避する経路を再探索し、図9(b)に示すように、交通事故が発生した地点を回避する経路を案内する。また、上記した構成において、車載モニタ6が走行制御信号を制御信号入出力回路64から車両制御ECUに送信することにより、交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点や交通事故が発生した旨を判断した地点に近づいたときに例えば減速するなど車両走行を制御するように構成しても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、路車間通信システム1において、今後の普及が期待される電子ナンバープレート4とDSRC車載機5とを利用し、路上側システム2が電子ナンバープレート読取装置8と電子ナンバープレート4との通信状況に基づいて交通事故発生の可能性が高いか否かを予測し、交通事故発生の可能性が高い旨を予測すると、DSRC路上機9とDSRC車載機5とが狭域無線通信を行って警告情報を路上側システム2から車両側システム3に送信し、車両側システム3が路上側システム2から受信した警告情報を報知するように構成したので、交通事故発生の可能性が高い旨をリアルタイムに報知することができ、交通事故を適切に未然に回避することができる。
また、路上側システム2が電子ナンバープレート読取装置8と電子ナンバープレート4との通信状況に基づいて交通事故が発生したか否かを判断し、交通事故が発生した旨を判断すると、DSRC路上機9とDSRC車載機5とが狭域無線通信を行って交通事故発生情報を路上側システム2から車両側システム3に送信し、車両側システム3が路上側システム2から受信した交通事故発生情報を報知するように構成したので、交通事故が発生した旨をリアルタイムに報知することができ、交通事故発生に対して適切に対処することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
報知装置が車載モニタからなる構成に限らず、報知装置が車両ナビゲーション装置からなる構成であっても良い。
交通事故が発生した場合に、交通事故が発生した車両の車両情報に基づいて当該車両の車種などを特定したり、交通事故が発生した地点を含む区間の電子ナンバープレート読取装置やDSRC路上機が通過車両を検出して当該区間に滞留している車両台数を認識したりし、その情報を路上側システムから車両側システムに送信する構成であっても良い。
路上側システムから車両側システムに送信する警告情報や交通事故発生情報は音声のみであって良いし映像のみであっても良い。
警告情報や交通事故発生情報をDSRC路上機からDSRC車載機に送信する構成に限らず、電子ナンバープレートに大容量のメモリを設け、電子ナンバープレート読取装置から電子ナンバープレートに送信して車両側システムで報知する構成であっても良い。
危険運転統計管理データベース19から管理している危険運転車両に関する情報を路上側システムから車両側システムに送信して車両側システムで報知する構成であっても良い。
車両に元々搭載されているGセンサからの検出信号を電子ナンバープレートやDSRC車載機が検出して車両側システムから路上側システムに送信し、路上側システムで交通事故が発生した旨を判断する構成であっても良い。
本発明の一実施形態を示すもので、路車間通信システムの全体構成を示す機能ブロック図 車両側システムの全体構成を示す機能ブロック図 路上側システムの設置態様を概略的に示す図 電子ナンバープレートが行う処理を示すフローチャート DSRC車載機が行う処理を示すフローチャート 電子ナンバープレート読取装置が行う処理を示すフローチャート DSRC路上機が行う処理を示すフローチャート 路上機管理装置が行う処理を示すフローチャート 交通事故発生情報が車載モニタに表示されている態様の一例を示す図
符号の説明
図面中、1は路車間通信システム、2は路上側システム、3は車両側システム、4は電子ナンバープレート、5はDSRC車載機(車載狭域無線通信装置)、6は車載モニタ(報知装置)、8は電子ナンバープレート読取装置、9はDSRC路上機(路上狭域無線通信装置)、10は路上カメラ(路上撮影装置)である。

Claims (9)

  1. 車両に搭載されて電子ナンバープレートと車載狭域無線通信装置と報知装置とを有する車両側システムと、路上に設置されて電子ナンバープレート読取装置と路上狭域無線通信装置とを有する路上側システムとを備え、前記車両側システムを搭載した車両が前記電子ナンバープレート読取装置の通信圏内を通過したときに前記電子ナンバープレート読取装置と前記電子ナンバープレートとが狭域無線通信を行うと共に前記車両側システムを搭載した車両が前記路上狭域無線通信装置の通信圏内を通過したときに前記路上狭域無線通信装置と前記車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行うように構成され、
    前記路上側システムは、車両重量別の制動距離を管理する制動距離管理データベースを有し、同一の電子ナンバープレートが異なる前記電子ナンバープレート読取装置との間で狭域無線通信を行った通信時刻の時間差と当該異なる電子ナンバープレート読取装置の設置距離との関係に基づいて各車両の車両速度を演算し、各車両の車両速度と各車両が前記電子ナンバープレート読取装置との間で狭域無線通信を行った通信時刻との関係に基づいて前後車両との車間距離を演算し、その演算した車間距離と前記制動距離管理データベースが管理している車両重量別の制動距離とを比較して車間距離が制動距離未満であるときに交通事故発生の可能性が高い旨を予測したときに警告情報を前記路上狭域無線通信装置から前記車両側システムに送信し、
    前記車両側システムは、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した警告情報を前記報知装置から報知することを特徴とする路車間通信システム。
  2. 請求項1に記載した路車間通信システムにおいて、
    前記路上側システムは、車間距離と比較する制動距離を路面状況に応じて選択し、車間距離と当該路面状況に応じて選択した制動距離とを比較して車間距離が制動距離未満であるときに交通事故発生の可能性が高い旨を予測することを特徴とする路車間通信システム。
  3. 請求項1または2に記載した路車間通信システムにおいて、
    前記路上側システムは、路上を撮影する路上撮影装置を有し、交通事故発生の可能性が高い旨を予測したときに当該交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を前記路上撮影装置により撮影し、警告情報として前記路上撮影装置により撮影した映像を前記車載狭域無線通信装置から前記車両側システムに送信し、
    前記車両側システムは、前記報知装置が映像を表示する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により警告情報として受信した映像を表示することを特徴とする路車間通信システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載した路車間通信システムにおいて
    記車両側システムは、車両走行を制御する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した警告情報に基づいて車両走行を制御することを特徴とする路車間通信システム。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載した路車間通信システムにおいて、
    前記車両側システムは、経路を案内する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した警告情報に基づいて交通事故発生の可能性が高い旨を予測した地点を回避する経路を案内することを特徴とする路車間通信システム。
  6. 車両に搭載されて電子ナンバープレートと車載狭域無線通信装置と報知装置とを有する車両側システムと、路上に設置されて電子ナンバープレート読取装置と路上狭域無線通信装置とを有する路上側システムとを備え、前記車両側システムを搭載した車両が前記電子ナンバープレート読取装置の通信圏内を通過したときに前記電子ナンバープレート読取装置と前記電子ナンバープレートとが狭域無線通信を行うと共に前記車両側システムを搭載した車両が前記路上狭域無線通信装置の通信圏内を通過したときに前記路上狭域無線通信装置と前記車載狭域無線通信装置とが狭域無線通信を行うように構成され、
    前記路上側システムは、前記電子ナンバープレート読取装置と前記電子ナンバープレートとの通信状況に基づいて、前記電子ナンバープレートのGセンサが起動したか否かに応じて交通事故が発生したか否かを判断して交通事故が発生した旨を判断したときに交通事故発生情報を前記路上狭域無線通信装置から前記車両側システムに送信し、
    前記車両側システムは、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した交通事故発生情報を前記報知装置から報知することを特徴とする路車間通信システム。
  7. 請求項6に記載した路車間通信システムにおいて、
    前記路上側システムは、路上を撮影する路上撮影装置を有し、交通事故が発生した旨を判断したときに当該交通事故が発生した旨を判断した地点を前記路上撮影装置により撮影し、交通事故発生情報として前記路上撮影装置により撮影した映像を前記車載狭域無線通信装置から前記車両側システムに送信し、
    前記車両側システムは、前記報知装置が映像を表示する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により交通事故発生情報として受信した映像を表示することを特徴とする路車間通信システム。
  8. 請求項6または7に記載した路車間通信システムにおいて、
    前記車両側システムは、車両走行を制御する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した交通事故発生情報に基づいて車両走行を制御することを特徴とする路車間通信システム。
  9. 請求項6ないし8のいずれかに記載した路車間通信システムにおいて、
    記車両側システムは、経路を案内する機能を有し、前記路上側システムから前記車載狭域無線通信装置により受信した交通事故発生情報に基づいて交通事故が発生した旨を判断した地点を回避する経路を案内することを特徴とする路車間通信システム。
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