JP4806317B2 - 光受信機における位相モニタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光差動8値位相シフトキーイング(D8PSK:Differential Eight-Level Phase Shift Keying)受信機に係わり、特に、光D8PSK受信機のための位相モニタ装置および、これを用いた位相制御に関する。
D8PSKでは、受信機内の干渉計アーム間の光位相差が正確に設定されていることが非常に重要である。そうでないと、許容範囲を超えた光波形の劣化が発生する。正確な光位相差を得るためには、通常、フィードバック制御が行われる。受信機における位相誤差をモニタし、位相が目標値に保持されるように受信機の位相を調整するための位相調整信号を生成する。典型的なフィードバック制御のディザリング方式では、位相を最適点から誤差を生じさせるため、ペルティが生じる。しかし、D8PSKではDQPSKと比較して、位相誤差によるペナティは2倍以上生じる。
図12は、D8PSKとDQPSKの場合における受信機の干渉計の位相ずれとQペナルティの関係を示した図である。
位相ずれが0の場合には、どちらもQペナルティは0であるが、位相ずれが大きくなるにつれ、D8PSKのほうが、DQPSKよりも2倍以上の早さでQペナルティが悪くなっているのがわかる。
ディザリング制御を行なう場合の制御方式として、一例を挙げる。ディザリング制御においては、現在の位相が最適点かどうかを判定するために、わざと干渉計の位相を少しずらす。もし、元の位相状態と変化させた位相状態間で、変化させた位相状態のときのほうが波形が劣化した場合(BER(ビットエラーレート)が劣化した場合)、元の状態の方がより位相が最適点に近いことがわかる。逆に、変化させたときの方がBERが良い場合は、変化させた位相状態の方が最適点により近い。例えば、図12のD8PSKのグラフによれば、1回のディザリング制御で1°位相を動かす場合、位相が最適点(位相ずれが0°)にあったとしても、ディザリング制御により、約0.2dBの波形劣化を引き起こすことになる。
また、D8PSKでは、全ての信号を復調するためには、復調用の4つの干渉計を、それぞれ異なる位相状態に設定を行なう必要がある。
非特許文献1には、D8PSKの基本的技術が開示されている。非特許文献2では、D8PSKシステムにおける必要なOSNRと分散トラレンスを実験的に求めている。非特許文献3では、D8PSKにおける受信機と送信機の設計に重要なパラメータの計算を行っている。
Kim et al., "Direct-detection optical differential 8-level phase-shift keying (OD8PSK) for spectrally efficient transmission", OPTICS EXPRESS Vol. 12, No. 15, 26 July 2004 Serbay et al., "Experimental Investigation of RZ-8DPSK at 3x 10.7Gb/s", 2005 IEEE WE3 9:00-9:15, p.483-p.484 Han et al, "Sensitivity Limits and Degradations in OD8PSK", IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 17, NO. 3, MARCH 2005, p.720-p. 722
D8PSK方式の光通信システムは、まだ提案されて間もないので、送信機や受信機の制御方法等については、あまり提案がなされていない。
本発明の課題は、ディザリング制御による波形劣化を引き起こすことなく、遅延干渉計の位相調整が可能で、位相の大きさ、符号だけでなく、各遅延干渉計の位相が所望の位相に設定されているかを単体で判別する位相モニタ装置を提供することである。
本発明の位相モニタ装置は、4つの遅延干渉計と、それぞれの遅延干渉計にたいして、バランスド光検出器、データ再生回路を備えた第1〜第4のブランチを有する光D8PSK受信機における各ブランチの遅延干渉計の位相誤差をモニタする位相モニタ装置であって、対とするブランチの一方のブランチのデータ再生回路の前段から得られる信号と他方のブランチのデータ再生回路の後段から得られる信号とを掛け合わせる乗算手段と、該乗算手段からの出力信号を平均化する平均化回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、遅延干渉計の位相調整にディザリング制御ではない方法を使用するので、光信号の波形劣化を引き起こすことなく、位相調整が可能になる。また、位相の大きさ、符号だけでなく、各遅延干渉計の位相が所望の位相に設定されているか否かを的確に判別することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態の位相モニタ装置のブロック構成図である。
入力されたD8PSK光信号は、2回分岐されて、各遅延干渉計10−1〜10−4に入力される。各遅延干渉計10−1〜10−4の位相量は、図1に示されるように、それぞれ、3π/8、−π/8、π/8、−3π/8である。各遅延干渉計10−1〜10−4から出力された光信号は、デュアルピンフォトダイオード11−1〜11−4で電気信号に変換される。電気信号に変換された信号は、アンプ17−1〜17−4によって増幅された後、CDR(Clock Data Recovery)12−1〜12−4によって再生され、LSI15によって信号処理がなされる。また、LSI15からのデータ誤り率等のデータを得て、干渉計制御回路16は、各遅延干渉計10−1〜10−4の位相量を調整する。
本発明の実施形態では、CDR12−1〜12−4を備えた第1から第4のブランチを有する光D8PSK受信機において、第1、2ブランチと第3、4ブランチを組とする。1つの組の中で一方のブランチの位相誤差をモニタするために、当該ブランチのCDR12−1〜12−4の前段から得られる信号をローパスフィルタ13−1〜13−4に通過させた信号と、他方のブランチのCDR12−1〜12−4の後段から得られる信号をローパスフィルタ14−1〜14−4に通過させた信号とを干渉計制御回路16のミキサ9に入力する。干渉計制御回路16内では、たとえば、第1ブランチのCDR12−1の前段から得られた信号と第2ブランチのCDR12−2の後段から得られた信号とをミキサ9で掛け合わせ、そのミキサ9からの出力信号を平均化回路8で平均化し、遅延干渉計10−1〜10−4の駆動回路7に与える。
ローパスフィルタ13−1〜13−4は、デュアルピンフォトダイオード11−1〜11−4から出力されたアナログの電気信号の所定のシンボル期間分について高周波成分を取り除く。デュアルピンフォトダイオード11−1〜11−4から得られる電気信号は、アナログ値で+1か−1を示す信号となっている。送信されてくる信号は、データ信号にスクランブルをかけたものであるので、+1と−1がランダムに送られてくるものとなる。したがって、高周波成分をローパルフィルタ13−1〜13−4で取り除くと、所定のシンボル期間にわたって、その期間の間に+1と−1のどちらが多かったかが、ローパルフィルタの13−1〜13−4の出力として得られる。一方、CDR12−1〜12−4の後段から得られる信号は、アナログの信号がデジタルの信号に変換されたものの所定のシンボル期間分について高周波成分を取り除いたものとなっている。これも、ローパスフィルタ14−1〜14−4を通過した後には、所定のシンボル期間の間に+1と−1のどちらがどのくらい多いかを示すものとなる。ただし、CDR12−1〜12−4の後段では、信号がデジタルとなっているので、ローパスフィルタ14−1〜14−4の出力は、+1か−1となる。一方、ローパルフィルタ13−1〜13−4からの出力は、アナログ信号の高周波成分を取り除いたものであるので、きっちりと+1あるいは−1とはならず、わずかなずれが、遅延干渉計10−1〜10−4の位相ずれの大きさによって発生する。したがって、このようなローパスフィルタ13−1〜13−4からの出力と、ローパスフィルタ14−1〜14−4からの出力を掛け合わせ、平均化すると、ローパスフィルタ14−1〜14−4からのデジタル信号の低周波成分を基準として、ローパスフィルタ13−1〜13−4からのアナログ信号の低周波成分のずれを検出することができる。たとえば第1ブランチのCDR12−1の前段からの信号と第2ブランチのCDR12−2の後段からの信号とを掛け合わせ、平均化すると、送られてくる信号はスクランブル化されているので、遅延干渉計10−1の位相量が、正しく設定されている場合には、平均化後のモニタ値は、ほとんど0となる。一方、遅延干渉計10−1の位相量が正しく設定されていない場合には、平均化後のモニタ値が0以外の、ある絶対値を持った+または−の値となる。したがって、この平均化後のモニタ値が0になるように、遅延干渉計10−1の位相量を調整することによって、遅延干渉計10−1の位相量を正しく設定することができる。遅延干渉計10−2については、今度は、CDR12−2の前段から得た信号の低周波成分と、CDR12−1の後段から得た信号の低周波成分とを掛け合わせ、平均化して得られたモニタ値に基づいて、同様に位相量を制御することにより、位相量を最適に設定することができる。第3と第4ブランチについても、第1と第2のブランチとは独立に、同様の方法で制御することにより、位相量を制御することができる。ただし、このままでは、第1、第2ブランチと、第3、第4ブランチが同じ位相量を有することになる可能性がある。
図2は、本発明の第2の実施形態に基づいた位相モニタ装置のブロック図である。
図2においては、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。
本実施形態では、図2(a)に示されるように、各CDR12−1〜12−4の後段から信号を取り、比較器20で比較し、その結果を干渉計制御回路16に入力して、遅延干渉計10−1〜10−4の位相量を制御するようにしている。図2(b)は、比較器20の構成例である。
図2(b)においては、第1のブランチからの信号と、第3、第4ブランチからの信号のEXOR(EXOR回路25−1、25−2)、第1ブランチの信号の反転信号と、第3、第4ブランチからの信号のEXOR(EXOR回路25−3、25−4)をとり、これらのAND(AND回路26)をとっている。平均化器27は、設けても設けなくても良い。この回路は、第1のブランチの遅延干渉計の位相量が、第3、第4ブランチの遅延干渉計の位相量と同じ、もしくは、180°ずれたものになっていないか否かを判断するものである。2つの遅延干渉計の位相量が同じである場合には、2つの遅延干渉計が同じ信号を受信していることになるので、これを検出する。また、2つの遅延干渉計の位相量が180°だけ違う場合には、一方の遅延干渉計の出力する信号と反転した信号を他方の遅延干渉計が出力するので、これを検出する。EXOR回路25−1は、第1ブランチの信号と第3ブランチの信号が異なっている場合に、1を出力する。同様に、EXOR回路25−2は、第1ブランチの信号と第4ブランチの信号が異なっている場合に、1を出力する。EXOR回路25−3は、第1ブランチの反転信号と第3ブランチの信号が異なっている場合に、1を出力する。EXOR回路25−4は、第1ブランチの反転信号と第4ブランチの信号が異なっている場合に、1を出力する。これらEXOR回路25−1〜25−4の出力のAND(AND回路26)をとる。この値が0であった場合には、上記組み合わせの内のいずれか1つが一致しており、EXOR回路25−1〜25−4のいずれかが0を出力していることになるので、第3、第4ブランチの位相をシフトする。
位相がわずかな誤差で激しくシフトされないようにするためには、平均化器27を設けて、所定期間分のAND回路26の出力を平均化し、この平均値が継続的に0の場合に、第3、第4ブランチの位相をシフトさせるようにする。
図3及び図4は、図2(b)の構成の変形例である。
図3(a)の発明構成では、干渉計制御回路単体で各干渉計が異なる位相状態に制御することが可能である。図3(a)では、再生回路の後段で信号の一部をタップする。第1ブランチのタップ信号又は、論理反転した信号と第3、4ブランチの信号の比較を行なう。第1ブランチの信号もしくは、論理反転信号成分が継続的に第3もしくは、4ブランチに含まれていた場合、第1,2ブランチと第3,4ブランチの干渉計の位相状態が一致している。その場合、第3,4ブランチの遅延干渉計の位相量をπ/4シフトさせることで、通信データ終端機能内蔵LSIで信号を識別することなく各干渉計を異なる位相状態に制御することが可能である。図3(a)の回路の論理式は、
となる。第1ブランチの信号成分が、第3もしくは第4ブランチに含まれている場合、必ず出力値がゼロとなる。この場合、第3,4ブランチの干渉計の位相をπ/4シフトさせる。
図3(b)の構成では、図3(a)の構成に加えて、出力信号の平均値をとる構成を設ける。例えば、低域透過フィルタ30を配置する。図3(a)の構成では、出力信号と同じ速度で駆動する電気回路が必要となるが、この構成により出力信号が低速になるために、高速電気回路が不要となる。
図4(a)の構成では、第1ブランチのタップ信号又と第3、4ブランチの信号の比較を、EXOR回路35−1、35−3で行なう。第2ブランチのタップ信号又と第3、4ブランチの信号の比較を、EXOR回路35−2、35−4で行なう。それぞれの信号のAND(AND回路)36−1をとる。また、第1ブランチのタップ信号又と第3、4ブランチの論理反転した信号の比較を、EXOR回路35−5、35−7で行なう。第2ブランチのタップ信号又と第3、4ブランチの論理反転信号の比較を、EXOR回路35−6、35−8で行なう。それぞれの信号のAND(AND回路36−2)をとる。更に、AND回路36−1、36−2からの2つの判定信号のAND(AND回路37)をとって、遅延干渉計の位相状態の判定を行なう。ブランチ1と3、2と3、1と4、2と4の排他的論理和(EXOR回路35−1〜35−4)の回路を図4(a)のように配置する。それぞれの出力信号の論理積(AND回路36−1)の回路を配置する。同様にブランチ1と3の反転、2と3の反転、1と4の反転、2と4の反転の排他的論理和(EXOR回路35−5〜35−8)の回路を配置する。それぞれの出力信号の論理積(AND回路36−2)の回路を配置する。そして、AND回路36−1と36−2の出力信号の論理積(AND回路37)をとる回路を設ける。
AND回路37の出力が1の場合、ブランチ1〜4の信号がみな異なっているので正常である。一方、0の場合は1〜4の間に相関がある出力信号がある。AND回路36−1、36−2=0、0もしくは、1,0もしくは、0、1の場合(すなわち、AND回路37の出力が0の場合)、第1、第2ブランチと第3、第4ブランチの2組の遅延干渉計の状態が一致しているため、1組の干渉計の位相状態をπ/2ずらせばよい。AND回路36−1、36−2=1,1の場合(すなわち、AND回路37の出力が1の場合)は、遅延干渉計の位相関係は正しい、且つ、全チャンネルは正の符号で出力されている。
図4(b)の構成では出力回路に平均化回路38(例えば、低域透過フィルタ、例えば100MHzのローパスフィルタ)を配置することで、出力される信号が複数シンボルにわたって平均化された信号が出力されるようになるので、光信号のビットレートが超高速でも、低速電気デバイスで回路構成が可能となる。
図5は、遅延干渉計の位相と図1の構成における、遅延干渉計の制御のためのモニタ値の関係を示す図である。
図5(a)は、第1あるいは第3ブランチの遅延干渉計の位相値とミキサ出力(モニタ値の平均化前の値)の関係を示す図であり、図5(b)は、第2あるいは第4ブランチの遅延干渉計の位相値とミキサ出力の関係を示す図である。
モニタ信号がゼロのときと、第1(3)と第2(4)ブランチの遅延干渉計の最適位相差が一致する。そのため、第1あるいは第3ブランチの遅延干渉計を制御する場合には、モニタ信号が、正の場合は位相を減らす(増やす)方向に、負の場合は位相を増やす(減らす)方向に制御を行なう。第2あるいは第4ブランチの遅延干渉計を制御する場合には、逆にモニタ信号が正の場合は位相を増やす(減らす)方向に、負の場合は減らす(増やす)方向に制御を行なう。
図6及び図7は、位相制御を説明する図である。
図6は、横軸に、第1あるいは第3ブランチの遅延干渉計の位相、縦軸に、第2あるいは第4ブランチの遅延干渉計の位相を取って、第1(3)、第2(4)ブランチのモニタ値の正負をグラフに示したものである。図7は、図6のグラフにおいて、図2の構成で行う制御の意味を説明する図である。
図6において、1>0と記載されている領域は、第1ブランチのモニタ値が正であることを示している。2>0と記載されている領域は、第2ブランチのモニタ値が正であることを示している。1<0、や、2<0と示されている領域は、第1ブランチのモニタ値あるいは、第2ブランチのモニタ値が負であることを示している。「1=0ライン」は、第1ブランチのモニタ値が0となる線を示している。黒点部分は、第1(3)ブランチと第2(4)ブランチのモニタ値がともに0になる点である。各ブランチのモニタ値がゼロになるように遅延干渉計を制御した場合、各遅延干渉計は、図6に黒点で示される最適ないずれかの位相状態に収束する。しかし、どの位相状態に収束するかは分からない。そのため、第1、2ブランチと第3、4ブランチの位相が同じになる可能性もある。
各遅延干渉計が所望に位相に調整されているかは、CDRの後段の電気回路(通信データ終端機能内蔵LSI)で信号の判定を行なうことができる。この方法は、図1の実施形態に適用可能である。第1,2ブランチと第3、4ブランチで同一の位相状態では、同一信号が得られる。このとき、通信データ終端機能内蔵LSIで判定を行ない、干渉計のフィードバック制御を行なう。この構成では、干渉計制御回路は通信データ終端機能内蔵LSIなしでは制御ができない。
しかし、図2〜図4で示した構成をもうけることにより、通信データ終端機能内蔵LSIなしで判定可能となる。
図7は、図2〜図4の構成の動作を説明する図である。
図1の構成による制御を行うと、モニタ値が0となる点に遅延干渉計の位相が設定される。しかし、図6の黒点に示されるように、モニタ値が0となる遅延干渉計の位相値は1通りではなく多数存在する。したがって、遅延干渉計の位相を制御する場合、位相の初期値によっては、第1、2ブランチの遅延干渉計と、第3、4ブランチの遅延干渉計の位相が一致してしまう可能性がある。この様子を示したのが、図7である。図7(a)は、第1と第2ブランチの位相関係を示しており、図7(b)は、第3と第4ブランチの位相関係を示している。これらの図に示されるように、第1、2ブランチの遅延干渉計の位相と、第3、4ブランチの遅延干渉計の位相が同じになってしまう可能性がある。しかし、第1、第2ブランチの遅延干渉計の位相と、第3、第4ブランチの遅延干渉計の位相は、π/4だけ異なっていなければいけないので、このような場合は、たとえば、第3、第4ブランチの両方の遅延干渉計の位相をπ/4だけ動かして、正しい位相状態に持ってくる。すなわち、図2から図4では、第1、第2ブランチの信号と第3、第4ブランチの信号が同じ、あるいは、符号が反転しただけの信号になっていないか否かを判定しているので、この判定結果に基づき、上記制御を行えば、遅延干渉計の位相を正しく設定することができる。
図8及び図9は、図2の構成における、第1、第2ブランチと第3、第4ブランチ間の位相を調整するための処理のフローチャートである。
図8は、比較器20が図3の構成の場合の処理である。ステップS10において、AND回路26の出力値が1であるか否かを判断する。ステップS10の判断がYesの場合には、処理を終了する。ステップS10の判断がNoの場合には、ステップS11において、第1、第2ブランチの組の遅延干渉計か、第3、第4ブランチの組の遅延干渉計の位相をπ/4だけ動かす。どちらを動かすかは、どちらを基準にして制御するかによる。これは、当業者が適宜決定すればよいものである。
図9は、比較器20が図4の構成の場合の処理である。ステップS15において、AND回路37の出力値が1か否かを判断する。ステップS15の判断がYesの場合には、処理を終了する。ステップS15の判断がNoの場合には、ステップS16において、AND回路37の値が0か否かを確認し、ステップS17において、第1、第2ブランチ、あるいは第3、第4ブランチのいずれかの遅延干渉計の位相をπ/4だけ変化させる。どちらを動かすかは、当業者が適宜決定すればよい。
以下に、図1の構成のモニタ値と遅延干渉計が信号に与える位相の関係を説明する。
受信機(Photo Detector)後の信号を、第1ブランチ、第2ブランチそれぞれについて
第1ブランチ:A(t)cos(Δφ+3π/8+δ1)
第2ブランチ:A(t)cos(Δφ−π/8+δ2)
とあらわす。Δφは隣接する2つのシンボル間の位相差。δ1、2は最適位相からの誤差。
第1ブランチを制御する際、は第2ブランチをリファレンス(位相が最適点にある)として使用する。
このとき、掛け合わせた信号は、
A2(t)cos(Δφ+3π/8 +δ1) cos(Δφ−π/8)
=A2(t)cos(Δφ+3π/8 +δ1) sin(Δφ+3π/8)
=A2(t)cos(Δφ+3π/8) sin(Δφ+3π/8) cos(δI)−A2(t)sin2(Δφ+3π/8)sin(δI)
・・・(1)
ここで、位相差Δφは、±π/8、±3π/8、5π/8、7π/8に均等に分布する(送信側で送信側データにスクランブルをかけている)ので、式(1)の第1項は、平均化され、除去される。また、式(2)の第2項は、位相差Δφにかかわらず、平均化部の前段において「−A2(t)4×sin(δ)」となる。したがって、「4×A2(t)」が、平均化部117により平均化されると、伝送される情報と関係のないある値を持った定数になる。よって、平均化部から出力される信号は「−sin(δ1)」に比例する。尚、位相誤差が小さければ、「−δ1」に近似できる。したがって、信号の平均化後の信号強度をモニタすれば、位相誤差である「−δ」が計測できることになる。
このように、位相モニタは、位相誤差の大きさだけでなく、位相誤差の符号も検出できる。また、位相誤差に対する誤差信号の微分係数は一定なので位相の変化に対するモニタ値の変化量に変化はなく、位相誤差がゼロとなっているときでも、位相モニタの感度は一定である。同様に第2ブランチも位相制御可能である。
そして、第3、4ブランチについても、第1、2ブランチとは独立して、この制御を行う。そして、最後に、第1、2ブランチと第3、4ブランチの遅延干渉計の位相がπ/4だけずれたものであることを保証すればよい。
図10及び図11は、D8PSKにおける符号化と復号化に関する説明である。
D8PSKにおいては、0相(X軸)と直交するπ/2相(Y軸)の搬送波を合成する。合成するにあたり、正負2値ではなく4値の信号を使用する。D8PSKでは、3ビットを1シンボルであらわせるので、この3ビットを(a、b、c)とする。
0相の搬送波については、aの0,1によってベース信号の正負を定義する。また、cの0,1で大きさの大小(1or0.5)を定義する。π/2相の搬送波については、bの0、1によって正負を定義する。また、cの0,1で大きさ大小(1or0.5)を定義する。このとき、cの大小はX軸での大小の逆を使用する。
以上により、図10(b)及び(c)に示されるようなビット列と0相、π/2相の振幅との対応関係が成立する。この対応関係を用いて、X−Y平面状に、信号点を記すと、図10(a)のようになる。受信側では、この円上に配置される信号点を受信することによって、3つのビットを復元するようにする。
図11は、その復元方法である。ビットaは、図11(a)に示されるように、X軸の正負を分けるビットであるので、たとえば、第1ブランチの受信信号の正負をビットaに当てる。ビットbは、図11(b)に示されるように、Y軸の正負を分けるビットであるので、たとえば、第2ブランチの受信信号の正負をビットbに割り当てる。ビットcは、図11(c)のように、図11(a)を45°傾けた線で正負を判断し、次に、図11(d)のように、図11(a)を、図11(c)とは反対側に45°傾けた線で正負を判断し、そして、図11(c)の判断と図11(d)の判断のEXORをとって、図11(e)のような対応関係でビット値を決める。たとえば、第3ブランチの正負と第4ブランチの正負の検出結果のEXORをとって、これをビットcとする。
本発明の第1の実施形態の位相モニタ装置のブロック構成図である。 本発明の第2の実施形態に基づいた位相モニタ装置のブロック図である。 図2(b)の構成の変形例(その1)である。 図2(b)の構成の変形例(その2)である。 遅延干渉計の位相と図1の構成における、遅延干渉計の制御のためのモニタ値の関係を示す図である。 位相制御を説明する図(その1)である。 位相制御を説明する図(その2)である。 図2の構成における、第1、第2ブランチと第3、第4ブランチ間の位相を調整するための処理のフローチャート(その1)である。 図2の構成における、第1、第2ブランチと第3、第4ブランチ間の位相を調整するための処理のフローチャート(その2)である。 D8PSKにおける符号化と復号化に関する説明(その1)である。 D8PSKにおける符号化と復号化に関する説明(その2)である。 D8PSKとDQPSKの場合における受信機の干渉計の位相ずれとQペナルティの関係を示した図である。
符号の説明
10−1〜10−4 遅延干渉計
11−1〜11−4 デュアルピンフォトダイオード
12−1〜12−4 CDR
13−1〜13−4、14−1〜14−4 ローパスフィルタ
15 LSI
16 干渉計制御回路
17−1〜17−4 アンプ
20 比較器
25−1〜25−4 EXOR回路
26 AND回路
27 平均化回路
30、38 低域透過フィルタ
35−1〜35−8 EXOR回路
36−1、36−2、37 AND回路

Claims (9)

  1. 4つの遅延干渉計と、それぞれの遅延干渉計にたいして、光信号を電気信号に変換するバランスド光検出器、該バランスド光検出器からの電気信号の成形とクロック抽出を行なうデータ再生回路を備えた第1〜第4のブランチを有する光D8PSK受信機における各ブランチの遅延干渉計の位相誤差をモニタする位相モニタ装置であって、
    対とするブランチの一方のブランチのデータ再生回路の前段から得られる信号と該対の他方のブランチのデータ再生回路の後段から得られる信号とを掛け合わせる乗算手段と、
    該乗算手段からの出力信号を平均化する平均化回路と、
    を備えることを特徴とする位相モニタ装置。
  2. 前記データ再生回路の前段と後段から得られる信号は、ローパスフィルタを通過した後に、前記乗算回路に入力されることを特徴とする請求項1に記載の位相モニタ装置。
  3. 前記平均化回路の出力が0になるように、前記4つの遅延干渉計の位相を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の位相モニタ装置を用いた制御装置。
  4. 各データ再生回路の後段から信号を取得し、第1のブランチと第2のブランチからなる第1のブランチ対の信号と、第3のブランチと第4のブランチからなる第2のブランチ対の信号が、互いに同じ、あるいは、単に符号が反転したのみの信号となっているか否かを判断する判断手段を更に備えることを特徴とする請求項 1に記載の位相モニタ装置。
  5. 前記判断手段は、
    第1のブランチの信号と第3のブランチの信号の排他的論理和を演算する第1の排他論理和回路と、
    第1のブランチの信号と第4のブランチの信号の排他的論理和を演算する第2の排他論理和回路と、
    第1のブランチの論理反転した信号と第3のブランチの信号の排他的論理和を演算する第3の排他論理和回路と、
    第1のブランチの論理反転した信号と第4のブランチの信号の排他的論理和を演算する第4の排他論理和回路と、
    それぞれの排他的論理和の信号の論理積を演算する論理積回路と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の位相モニタ装置。
  6. 前記論理積回路の出力を平均化するフィルタを備えることを特徴とする請求項5に記載の位相モニタ装置。
  7. 前記判断手段は、
    第1のブランチの信号と第3のブランチの信号の排他的論理和を演算する第1の排他論理和回路と、
    第1のブランチの信号と第4のブランチの信号の排他的論理和を演算する第2の排他論理和回路と、
    第2のブランチの信号と第3のブランチの信号の排他的論理和を演算する第3の排他論理和回路と、
    第2のブランチの信号と第4のブランチの信号の排他的論理和を演算する第4の排他論理和回路と、
    第1〜第4の排他的論理和回路の出力信号の論理積を演算する第1の論理積回路と、
    第1のブランチの信号と第3のブランチの論理反転した信号の排他的論理和を演算する第5の排他論理和回路と、
    第1のブランチの信号と第4のブランチの論理反転した信号の排他的論理和を演算する第6の排他論理和回路と、
    第2のブランチの信号と第3のブランチの論理反転した信号の排他的論理和を演算する第7の排他論理和回路と、
    第2のブランチの信号と第4のブランチの論理反転した信号の排他的論理和を演算する第8の排他論理和回路と、
    第5〜第8の排他的論理和回路の出力信号の論理積を演算する第2の論理積回路と、
    該第1の論理積回路と第2の論理積回路の出力の論理席を演算する第3の論理積回路と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の位相モニタ装置。
  8. 前記第3の論理積回路の出力を平均化するフィルタを備えることを特徴とする請求項7に記載の位相モニタ装置。
  9. 前記第1のブランチ対の信号と前記第2のブランチ対の信号が同じ、あるいは、単に符号を反転したものであると判断された場合には、該第1のブランチ対の2 つの遅延干渉計、あるいは、該第2のブランチ対の2つの遅延干渉計の位相量をπ/4だけ変化させる制御手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の位相モニタ装置を用いた制御装置。
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