JP5116567B2 - 光受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、差動位相通信方式において必要なプリコーダ回路を後段側に配置し、内部で保持している位相状態を回転できるようにしたプリコーダ回路を含む受信装置に関するものである。
従来、光通信分野では、光強度変調−直接検波方式(IM−DD:Intensity Modulation−Direct Detection)という、2値の単純な変調方式が長らく使用されてきた。しかし、周波数の利用効率の向上とスペクトルの狭窄化の観点から、多値位相変調技術を取り入れようとする動きが活発になっている。光通信における位相変調ではデバイスが高速であるため、無線通信などで使用されるコヒーレント検波が難しく、受信器の設計が容易である遅延検波を用いる差動位相変調方式が主流となっている。例えば、4位相を用いる方式は、差動4位相変調(DQPSK:Differential Quadrature Phase Shift Keying)と呼ばれ、研究開発が盛んに行われている。
遅延検波では、送信側で光信号の前後シンボルの位相差に情報系列を割り当てる。受信側では、1シンボル遅延させた信号と元信号を掛けることにより元の位相差を抽出する。送信側において、シンボル間の位相差に情報系列を割り当てる処理を、プリコーダを用いて行う。
DQPSK方式を適用した従来の光送信器について図11を参照しながら説明する。図11は、DQPSK方式を適用した従来の光送信器の構成を示す図である(例えば、特許文献1参照)。
DQPSK方式では、図11に示すように、まず送信情報I、Qをプリコーダ(PRECODER)95により変換してη、ρとして出力する。これを、光DQPSKエンコーダ(ENCODER)を用いて、光の4位相状態に変換して送信する。具体的には、DFBレーザ91から出力される光信号を、このη(Iチャネル)、ρ(Qチャネル)を元に光変調器PM(Phase Modulator)92、PM93を用いて光の位相状態として変調して送信する。
図11に示すように送信器を構成することにより、光通信にDQPSK方式を適用することが可能となり、各種信号劣化要因への耐性を強化し、周波数の利用効率を上げて通信速度の高速化が図れる。
特開2006−245647号公報(第3頁、図3)
DQPSKにおけるプリコーダでは、処理したIチャネル及びQチャネルの2つ信号を組み合わせて意味を持たせているため、両信号の位相を合わせて光エンコーダに出力しなければならない。しかし、光通信では信号のシンボルレートが数十ギガビットと超高速であるため、入力信号間に数十ピコ秒程度の極めて小さい誤差しか許容できない。
通常、フレーマなど電気処理を行うLSI内部のデジタル回路は数百MHz以下の速度で動作しており、シンボルレートにまで速度を上昇させるため、時分割多重(MUX:Multiplexer)回路を使用する。DQPSKでは、Iチャネル、Qチャネルを別々のMUXで多重することになるが、このような構成では2つのMUX間でビット多重位置の同期が取れず、1ビット以上の差が発生することがある。
上記のように、光通信におけるDQPSK方式では、送信側においてプリコーダを適用するために、Iチャネル、Qチャネル間の位相差を精度良く合わせるようデバイスを設計しなくてはならず、製作コストが高くなるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、差動符号化処理回路を受信側に配置することで、送信側においてI/Qチャネル入力のビットずれに対する処置を施さずに、受信側のデジタル回路のみで対処し、コストを抑制することができるプリコーダ回路を含む光受信装置を得るものである。
この発明に係る光受信装置は、受信した光信号の1シンボル前後の位相差を検知するデコード手段と、前記デコード手段によって検知された前記位相差に基づき復元データ系列を生成するプリコーダ回路とを備える光受信装置であって、前記プリコーダ回路は、1シンボル前の光信号絶対位相に前記位相差を加算して次のシンボルの光信号絶対位相を算出する差動符号化演算部と、前記差動符号化演算部の出力をシンボルレートで1クロック分遅延させるフィードバックレジスタと、前記フィードバックレジスタの出力をそのまま前記差動符号化演算部へ出力するか、外部からの位相指定信号に従い、前記フィードバックレジスタの出力の位相を回転させて前記差動符号化演算部へ出力する位相指定回路とを有するものである。
この発明に係る光受信装置は、プリコーダ回路受信側に配置することで、送信側においてI/Qチャネル入力のビットずれに対する処置を施さずに、内部で保持している位相状態を回転できるようにし、コストを抑制することができるという効果を奏する。

実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路について図1から図7までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路及び受信装置を含む光DQPSK通信系の構成を示すブロック図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、光DQPSK通信系は、光DQPSKエンコーダ1と、光ファイバ伝送路2と、光DQPSKデコーダ3と、後段配置差動プリコーダ回路4と、フレーム同期回路5とが設けられている。なお、光DQPSKデコーダ3、プリコーダ回路4、及びフレーム同期回路5から受信装置が構成されている。
図2は、この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路の構成を示すブロック図である。
図2において、プリコーダ回路4は、1シンボル前の光信号絶対位相に位相差を加算して次のシンボルの光信号絶対位相を算出する差動符号化演算部41と、この差動符号化演算部41の出力をシンボルレートで1クロック分遅延させるフィードバックレジスタ42と、このフィードバックレジスタ42の出力をそのまま差動符号化演算部41へ出力するか、外部からの位相指定信号に従い、フィードバックレジスタ42の出力の位相を回転させて差動符号化演算部41へ出力する位相指定回路43とが設けられている。
図3は、この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路内の位相指定回路の構成を示す図である。
図3において、位相指定回路43は、セレクタ431と、インバータ432と、セレクタ433とが設けられている。
つぎに、この実施の形態1に係るプリコーダ回路の動作について図面を参照しながら説明する。
図2に示すプリコーダ回路4において、差動符号化演算部41は、入力される2ビット差分データ系列と、位相指定回路43の2ビット出力を入力して差動符号化を施す。フィードバックレジスタ42は、差動符号化演算部41からの2ビット出力をシンボルレートで1クロック分遅延させて、位相指定回路43へ出力する。位相指定回路43は、フィードバックレジスタ42からの出力をそのまま通すか、外部からの位相指定信号に従い、2ビット復元データ系列を出力する。
ここで、入力2ビット差分データ系列をb(n)、b(n)、差動符号化演算部41の出力である復元データ系列をd(n)、d(n)、復元データ系列の1シンボル前の信号位相データに相当するフィードバックレジスタ42の出力をd(n−1)、d(n−1)とすると、差動符号化演算部41は、例えば以下の式(1)、(2)に示される演算を行う回路である。これは、1シンボル前の光信号絶対位相に位相差を加算して、次のシンボルの光信号絶対位相を算出する動作に相当する。
Figure 0005116567
続いて、図1に示す光DQPSK通信系の動作について説明する。図4は、光DQPSKエンコーダによる入力データ系列の光信号位相へのマッピングを示す図である。光DQPSKエンコーダ1は、電気信号である2ビット入力データ系列Iin及びQinを、送信する光信号絶対位相Φ(n)の4状態にマッピングする。例えば、このマッピングは、図4のように割り当てられる。
光DQPSKエンコーダ1により生成された光信号は、光ファイバ伝送路2を通じて伝送される。受信装置側の光DQPSKデコーダ3では、まず受信した光信号の1シンボル前後の位相差Θ(n)に変換し、それを電気信号に復元して差分データ系列b(n)、b(n)として出力する。この光DQPSKデコーダ3における光信号絶対位相φ(n)とその1シンボル前の光信号絶対位相φ(n−1)、得られる位相差Θ(n)(=φ(n)−φ(n−1))及び差分データ系列b、bの対応を図5に示す。
通常の光DQPSK通信系において、送信側に配置したプリコーダ回路を使用して生成した光信号を光DQPSKデコーダで処理した場合、上記の位相差を得る処理により元の入力データ系列が復元される。これに対して、図1の構成のようにプリコーダ回路4を光DQPSKデコーダ3の後段に配置した場合でも、位相差に相当する差分データ系列とプリコーダ回路4内のフィードバックレジスタ42に保持される1シンボル前の光信号絶対位相を加算することにより光信号の絶対位相、すなわち入力データ系列が復元される。
しかし、実際にはプリコーダ回路4から出力される復元データ系列は元の入力データ系列に必ずしも一致するとは限らない。これは、光DQPSKデコーダ3は、あくまで位相差のみを出力し、光信号の絶対位相を検出できず、さらにプリコーダ回路4内のフィードバックレジスタ42の初期値が光信号絶対位相の初期値に一致するとは限らないからである。DQPSKでは4通りのシンボル(1/4π、3/4π、5/4π、7/4π)が存在するため、初期値の関係が不確定である場合、同一の差分データ系列から4パタンの復元データ系列を取りうる可能性がある。
図6は、光信号位相の初期値の不確定性から生じる4通りの復元データ系列の例を示している。式(1)及び式(2)に示す差動符号化演算部41の処理に従い、差分データ系列b(n)、b(n)及び1シンボル前の光信号絶対位相に相当するフィードバックレジスタ42の出力d(n−1)、d(n−1)から次シンボルのd(n)、d(n)を算出している。
通常、光通信で使用されるデータ系列のフレームフォーマットには、フレーム区切りを見つけるためのフレーム同期パタンが付加されている。フレーム同期回路5は、復元データ系列d(n)、d(n)からフレーム同期パタンを検出する。
フレーム同期回路5は、一定時間、フレーム同期パタンを検索して、検出できない場合、位相指定信号をプリコーダ回路4に通知する。プリコーダ回路4内の位相指定回路43は、図3に示すように、フィードバックレジスタ42の出力d(n−1)、d(n−1)の位相を回転させてd’(n−1)、d’(n−1)として差動符号化演算部41へ出力する。
図3において、位相指定回路43は、通常は、フィードバックレジスタ42の出力d(n−1)、d(n−1)をそのままd’(n−1)、d’(n−1)として出力する。位相指定信号が通知されると、セレクタ431、433が、d(n−1)及びインバータ432によるd(n−1)の論理反転信号を、それぞれd’(n−1)、d’(n−1)として出力するよう選択する。
この位相指定回路43の入力dI(n−1)、dQ(n−1)と位相指定信号が通知された場合の出力及び対応する光信号絶対位相を図7に示す。位相指定回路43の動作は、光信号絶対位相を−1/2πだけ回転させる操作に相当する。
フィードバックレジスタ42の初期値と光信号絶対位相の初期値が一致しない場合、フレーム同期回路5でフレーム同期パタンを発見できない。この時、位相指定回路43で、位相を回転させていくことで、前述の4つの復元パタンをそれぞれ再現していくことができる。正しい初期値にあったデータ系列になった場合、フレーム同期回路5はフレーム同期パタンを検出するので、位相指定信号を止めることで、入力データ系列と同一のデータ系列を復元データ系列として得ることができる。
以上のように、後段に配置したプリコーダ回路4とフレーム同期回路5を組み合わせて、送信した情報系列を復元できるようにすることで、DQPSK通信系などの送信側において複数チャネル入力があるシステムで、MUXなど送信側デバイスでビットずれに対して精度良く設計する必要がなくなるため、安価にDPQSK通信系を構成できるという効果がある。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る受信装置について図8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示す図である。
上記の実施の形態1では、後段に配置したプリコーダ回路4とフレーム同期回路5を組み合わせて、送信した情報系列を復元できるようにした受信装置を説明したが、この実施の形態2では、図8に示す通り、異なる位相を指定できる複数のプリコーダ回路4−1、4−2、4−3、4−4を備え、フレーム同期回路5Aで正しくフレーム同期が取れたプリコーダ回路の出力をセレクタ6により選択するようにしても同じ効果が得られる。
すなわち、この発明の実施の形態2に係る受信装置は、光DQPSKデコーダ3と、異なる位相を指定でき、並列接続された複数のプリコーダ回路4−1、4−2、4−3、4−4と、複数のプリコーダ回路4−1〜4−4の複数の出力のうち正しくフレーム同期が取れたプリコーダ回路の出力を検出するフレーム同期回路5Aと、このフレーム同期回路5Aからの位相指定信号に従い、正しくフレーム同期が取れたプリコーダ回路の出力を選択するセレクタ6とが設けられている。
なお、複数のプリコーダ回路4−1、4−2、4−3、4−4として、図2に示すプリコーダ回路4や、図10に示すプリコーダ回路4Aが該当する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る受信装置について図9を参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態3に係る受信装置を含む光DQPSK通信系の構成を示すブロック図である。
上記の実施の形態1では、後段に配置したプリコーダ回路4とフレーム同期回路5を組み合わせて、送信した情報系列を復元できるようにした受信装置を説明したが、この実施の形態3では、図9に示す通り、光DQPSKデコーダ3とプリコーダ回路4の間の正相信号(b)と直行位相信号(b)に可変遅延回路7を付加する。この構成では、実施の形態1と同じ効果が得られるとともに、光DQPSK通信系において正相信号と直行位相信号がずれた場合に修正できるという効果もある。
すなわち、この発明の実施の形態3に係る受信装置は、4位相差動符号化方式であり、光DQPSKデコーダ3と、後述するプリコーダ回路に入力する正相信号と直行位相信号のずれを修正する可変遅延回路7と、プリコーダ回路4と、フレーム同期回路5とが設けられている。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るプリコーダ回路について図10を参照しながら説明する。図10は、この発明の実施の形態4に係るプリコーダ回路の構成を示す図である。
上記の実施の形態1では、後段に配置したプリコーダ回路4とフレーム同期回路5を組み合わせて、送信した情報系列を復元できるようにした受信装置を説明したが、図10に示す通り、プリコーダ回路4Aにおいて、nビット並列化差動符号化演算部41Aを時分割分離後の並列化受信入力に対応させ、その並列出力のうち1ビットをフィードバックレジスタ42に入力し、その出力を位相指定回路43に入力するようにしても同じ効果が得られる。
すなわち、この発明の実施の形態4に係るプリコーダ回路は、1シンボル前の光信号絶対位相に位相差を加算して次のシンボルの光信号絶対位相を算出するnビット並列化差動符号化演算部41Aと、この差動符号化演算部41Aの並列出力のうち1ビットをシンボルレートで1クロック分遅延させるフィードバックレジスタ42と、このフィードバックレジスタ42の出力をそのまま差動符号化演算部41Aへ出力するか、外部からの位相指定信号に従い、フィードバックレジスタ42の出力の位相を回転させて差動符号化演算部41Aへ出力する位相指定回路43とが設けられている。
この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路及び受信装置を含む光DQPSK通信系の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るプリコーダ回路内の位相指定回路の構成を示す図である。 光DQPSKエンコーダによる入力データ系列の光信号位相へのマッピングを示す図である。 光DQPSKデコーダにおける1シンボル前後の光信号絶対位相、位相差及び差分データ系列の関係を示す図である。 光信号位相の初期値の不確定性から生じる4通りのデータ系列の例を示す図である。 位相指定回路の入出力関係を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る受信装置を含む光DQPSK通信系の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係るプリコーダ回路の構成を示す図である。 DQPSK方式を適用した従来の光送信器の構成を示す図である。
符号の説明
1 光DQPSKエンコーダ、2 光ファイバ伝送路、3 光DQPSKデコーダ、4 プリコーダ回路、4A プリコーダ回路、5 フレーム同期回路、5A フレーム同期回路、6 セレクタ、7 可変遅延回路、41 差動符号化演算部、41A nビット並列化差動符号化演算部、42 フィードバックレジスタ、43 位相指定回路、431 セレクタ、432 インバータ、433 セレクタ。

Claims (6)

  1. 受信した光信号の1シンボル前後の位相差を検知するデコード手段と、
    前記デコード手段によって検知された前記位相差に基づき復元データ系列を生成するプリコーダ回路と
    を備える光受信装置であって、
    前記プリコーダ回路は、
    1シンボル前の光信号絶対位相に前記位相差を加算して次のシンボルの光信号絶対位相を算出する差動符号化演算部と、
    前記差動符号化演算部の出力をシンボルレートで1クロック分遅延させるフィードバックレジスタと、
    前記フィードバックレジスタの出力をそのまま前記差動符号化演算部へ出力するか、外部からの位相指定信号に従い、前記フィードバックレジスタの出力の位相を回転させて前記差動符号化演算部へ出力する位相指定回路と
    を有する
    ことを特徴とする光受信装置
  2. 受信した光信号の1シンボル前後の位相差を検知するデコード手段と、
    前記デコード手段によって検知された前記位相差に基づき復元データ系列を生成するプリコーダ回路と
    を備える光受信装置であって、
    前記プリコーダ回路は、
    1シンボル前の光信号絶対位相に前記位相差を加算して次のシンボルの光信号絶対位相を算出するnビット並列化差動符号化演算部と、
    前記差動符号化演算部の並列出力のうち1ビットをシンボルレートで1クロック分遅延させるフィードバックレジスタと、
    前記フィードバックレジスタの出力をそのまま前記差動符号化演算部へ出力するか、外部からの位相指定信号に従い、前記フィードバックレジスタの出力の位相を回転させて前記差動符号化演算部へ出力する位相指定回路と
    有する
    ことを特徴とする光受信装置
  3. 前記位相指定回路は、2入力を持ち、一つの入力をそのまま出力し、もう一つの入力を反転して出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光受信装置
  4. 前記プリコーダ回路の出力からフレーム同期パタンを検出できない場合には、位相指定信号を前記プリコーダ回路に通知するフレーム同期回路
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光受信装置。
  5. 前記プリコーダ回路は、異なる位相を指定でき、並列接続された複数のプリコーダ回路で構成され、
    前記複数のプリコーダ回路の複数の出力のうち正しくフレーム同期が取れたプリコーダ回路の出力を検出するフレーム同期回路と、
    前記フレーム同期回路からの位相指定信号に従い、正しくフレーム同期が取れたプリコーダ回路の出力を選択するセレクタと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光受信装置。
  6. 4位相差動符号化方式であり、
    前記プリコーダ回路の前段に配置され、前記プリコーダ回路に入力する正相信号と直行位相信号のずれを修正する可変遅延回路
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の受信装置。
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