JP4804491B2 - ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制動時のアンチロック制御(以下、ABS制御という)や、制動力によりトラクションや車両のヨーレイトを制御する安定制御を実行可能なブレーキ装置に関し、特に、モータにより駆動するポンプを有したブレーキ装置に関する。
従来、ABS制御や安定制御を実行可能なブレーキ装置は、ホイルシリンダ圧を減圧・保持・増圧可能な液圧制御弁と、この液圧制御弁の減圧作動時にリザーバにドレーンされたブレーキ液を吸引して液圧制御弁の上流に吐出するポンプと、このポンプの吐出脈動を緩和するダンパと、前記ポンプを駆動させるモータと、を備えたものが知られている。このようなブレーキ装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。この従来のブレーキ装置は、ハウジングの内部に、モータの回転軸と直交する向きにポンプを構成するプランジャが摺動自在に収容されているとともに、ハウジングの内部にはダンパおよびリザーバが設けられ、前記ハウジングの一側面にモータが取り付けられている。なお、このモータの取付構造は、モータに回転軸と平行であってプランジャの軸方向に対して直交する向きに固定ボルトが設けられ、この固定ボルトがハウジングの側面に開口された締結ねじ穴に対して締結された構造となっている。
特開平2−231253号公報
ところで、モータを回転させてポンプを駆動させると、ポンプのプランジャの圧縮行程時に液圧の反力をポンプ軸方向に受け、さらに、この反力がプランジャからモータの回転軸に対して直角方向に作用する結果、回転軸が振動し、装置に騒音や振動が生じる。この場合、モータをハウジングに固定する固定点が、ポンプの軸線から軸線直交方向に離れるほど、モータの支持剛性が低くなって騒音・振動に対して不利になる。そこでモータの固定点をプランジャの軸線上に設けると、モータの支持剛性が高くなって、騒音・振動に対して有利になるものの、ハウジングには固定ボルトを締結させるねじ穴とプランジャを収容する穴とがモータ回転軸の軸方向に並び、ハウジングの側面とプランジャを収容する穴との間にねじ穴を設けることができるだけの寸法が必要であり、それだけハウジングが大型化するという問題があった。
加えて、ハウジングにダンパやリザーバが設けられる場合、これらを近接させるほどハウジング全体の容積を小さくして小型化を図ることができるが、このようにダンパ・リザーバ・ポンプを近接させると、ダンパやリザーバに必要な容積を確保することや、前記固定ボルトの締結用のねじ穴を最適位置に設けることが難しいという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、モータの固定ボルトによる固定点を騒音・振動に対する最適位置に配置させることと、ハウジングの小型化を図ることの両立を第1の目的とし、さらに、ハウジングの小型化を図りながら、ダンパやリザーバの必要容積を確保するとともにモータ固定点を最適位置に設けることを第2の目的としている。
上述の第1の目的を達成するため本発明は、ハウジング内にモータ回転軸と略平行に形成され、前記ハウジングの端面に開口する2つのねじ穴と、前記ねじ穴に締結されて前記モータを前記ハウジングの端面に固定する固定用ボルトと、を備え、前記ねじ穴の軸方向での前記2つのねじ穴の投影が、ポンプ穴の軸心と重ならない範囲で前記ポンプ穴に重なるか又は近接して前記ポンプ穴の軸心を挟むとともに、前記ポンプ穴の軸方向から見て前記ねじ穴の軸方向での深さが前記ポンプ穴に達していることを特徴とする。
モータを回転させるとプランジャがモータ回転軸の直交方向に往復運動し、ブレーキ液を吸入してブレーキ回路に吐出する。この時、プランジャに対して液圧の反力が作用し、この反力は、モータ回転軸に対して直交方向に入力される。そして、このモータ回転軸に入力された反力は、固定用ボルトで支持される。この時、固定用ボルトおよびねじ穴を、ポンプ穴に投影方向で重なるかあるいは近接する位置に配置させているため、ポンプ穴から離して設けた場合に比べて高い支持剛性が得られる。また、ねじ穴はポンプ穴の軸心に対して投影方向で重ならない位置に配置させたため、ポンプ穴の軸心に重ねて配置した場合に比べると、ハウジングの端面からポンプ穴までの肉厚を薄くすることができ、その分ハウジングの寸法を小さくすることができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は実施例1のブレーキ装置を示すもので、図1はブレーキユニットの正面図、図2はブレーキユニットの側面図、図3はブレーキユニットの平面図、図4はブレーキユニットの断面図(図2のS4−S4断面図)、図5はブレーキ装置の回路図である。
まず、図5によりブレーキ装置の全体の構成を簡単に説明すると、このブレーキ装置は、ABS制御を実行可能に構成されているもので、図中1は運転者がブレーキペダル2を踏むことによりブレーキ液圧を発生させる液圧発生手段としてのマスタシリンダである。このマスタシリンダ1は、ブレーキ回路3により制動作動部としてのホイルシリンダ4,4(図では2輪分だけ示しており、ブレーキ回路3に接続されている他の2輪のホイルシリンダ4,4については図示を省略している)に接続されている。また、ブレーキ回路3の途中には、ホイルシリンダ4のブレーキ液圧を減圧・保持・増圧可能な液圧制御弁5が設けられている。そして、前記液圧制御弁5には、減圧時にブレーキ液をリザーバ6に排出するドレーン回路7が接続されている。また、前記リザーバ6には、ポンプ8の吸入回路9が接続され、かつ、ポンプ8の吐出回路10は、前記ブレーキ回路3の液圧制御弁5よりもマスタシリンダ側(これを上流という)の位置に接続され、モータ11を回転させてポンプ8が駆動すると、リザーバ6内のブレーキ液がブレーキ回路3に戻される。なお、前記吐出回路10にはポンプ8の吐出脈動を吸収するダンパ12が設けられている。また、前記吸入回路9と吐出回路10には、それぞれ逆流防止の吸入弁9aと吐出弁10aが設けられている。
また、前記ブレーキ回路3において吐出回路10の接続箇所よりも上流には、ABS制御時に閉弁される常開のゲート弁13が設けられている。なお、実施例では液圧発生手段としてマスタシリンダ1を示しているが、液圧発生手段は要するに運転者の制動操作に応じてブレーキ液圧を発生する手段であって、制動操作を電気的に検出し、この検出値に基づいて液圧源の液圧を電気的な制御により形成する手段であってもよい。
上述した図5に示す構成のうち、一点鎖線A1で囲んだ構成が図1〜4に示す本発明を適用したブレーキ装置のブレーキユニットに含まれている。図1〜4において図中21はハウジングである。このハウジング21の内部には、ハウジング21の側面21b,21bに一端が開口された2つのポンプ穴22,22が同一軸線上に穿設されている(図4参照)。なお、図において22aがポンプ穴の軸線であるポンプ軸である。また、各ポンプ穴22には、シリンダ23ならびにキャップ24が順に挿入され、さらに、ポンプ穴22の開口端部にナット25を締結させて、前記キャップ24ならびにシリンダ23が固定されている。
前記シリンダ23にはプランジャ26が収容され、このプランジャ26はスプリング27によりシリンダ23から突出する方向に付勢され、各プランジャ26の先端部はカム面28に当接されている。したがって、カム面28が回転すると各プランジャ26がポンプ軸22aの線上を往復運動して、圧力室29にブレーキ液を吸入し、圧縮して吐出するものである。
前記カム面28は、モータ11の回転軸であるモータ回転軸30の外周に形成されている。すなわち、前記モータ回転軸30は、2つのポンプ穴22の間の位置においてポンプ穴22に直交する向きにハウジング1に穿設された駆動穴31内に挿入されている。なお、図において30aがモータ回転軸の軸心である回転軸心を示している。
また、前記モータ11のカバー11aの基端部には回転軸心を中心として点対称位置の2カ所にフランジ部11b,11bが形成され、各フランジ部11bに固定用ボルト32が挿通され、この固定用ボルト32がハウジング21の一側面(以下、この面を正面21aとする)に開口してハウジング21に穿設されたねじ穴33に締結されて、モータ11がハウジング21の正面21aに固定されている。
前記ねじ穴33は、前記回転軸心30aと略平行であって、軸方向に投影させた状態で前記ポンプ穴22とは重ならないがポンプ穴22にきわめて近接した位置に設けられている。そして、両固定用ボルト32ならびに両ねじ穴33は、図1に示すように、回転軸心30aを中心とした点対称位置に配置され、かつ、ねじ穴の軸心33aを結ぶ線aが前記ポンプ軸22aに対して20゜傾いた線上に(θ=20゜)設けられている。また、ねじ穴33の深さは、図2に示すようにこのねじ穴33が前記ポンプ軸22a線上に設けられていればポンプ穴22に達する深さに形成されている。
なお、図において34,34は車載する際にハウジング21を車体に対して取り付けるマウントインシュレータである。
次に、実施例1の作用について説明する。モータ11が駆動してモータ回転軸30が回転すると、カム面28によりプランジャ26,26が往復運動を行ってブレーキ液の吸入および吐出がなされる。この時、液圧の反力F1,F2(図4参照)がプランジャ26,26に対して軸方向に作用し、さらに、この反力F1,F2がプランジャ26からモータ回転軸30に対して軸直交方向に伝達される。そして、このモータ回転軸30に入力された前記反力F1,F2は、最終的に固定用ボルト32,32で支持される。
この時、実施例1では、固定用ボルト32およびねじ穴33を、回転軸心30aを中心とした対称位置に配置するとともに、その軸心33aをポンプ軸22aに対して20゜しか傾けていないよう配置して、ねじ穴33をポンプ穴22に近接するように投影配置させているために、高い支持剛性が得られる。すなわち、固定用ボルト32およびねじ穴33による固定点が、ポンプ軸22aから離れれば離れるほど前記プランジャ26に作用する反力F1,F2によるモーメントが大きくなるし、また、固定点を回転軸心30aに対して対称配置していなければ、モータ回転軸30への入力が固定点に対して作用するモーメントが大きくなる。
また、実施例1では、上述のように支持剛性を高めるべくねじ穴33をポンプ穴22に対してその投影位置で近接配置させてポンプ軸22aおよびポンプ穴22と投影位置で重ならないように配置させたため、ねじ穴33をポンプ軸22aと重ねて配置した場合に比べると、ハウジング21の厚さを薄く(図2におけるB部寸法を小さく)することができ、それだけハウジング21をコンパクトに形成することができる。すなわち、ねじ穴33をポンプ軸22aと重ねて配置させると、ハウジング21の厚みが実施例1の寸法のままであるなら、ねじ穴33がポンプ穴22に貫通してしまうため、ポンプ穴22をハウジング21の正面21aから離す(図2のB寸法を大きくする)必要が生じ、それだけハウジング21の厚さが厚くなって、ハウジング21が大型化する。
以上説明したように、実施例1にあっては、プランジャ26に作用する液圧の反力F1,F2に対するモータ11の支持剛性を確保することと、ハウジング21の厚みを薄くして全体の構成をコンパクトにすることを両立することができるという効果が得られる。
次に、実施例2のブレーキ装置について説明する。なお、実施例2について説明するにあたり、実施例1と同様の構成には実施例1と同じ符号を付けて説明を省略する。
本実施例2では、図5に示している構成のうち一点鎖線A2で囲んだ部分の構成が図6〜9に示すブレーキユニットに設けられているもので、実施例1の構成にリザーバ6およびダンパ12を追加したものである。すなわち、実施例2のハウジング21には、2つのプランジャ26(図6〜9にあっては図示省略)にそれぞれ第1リザーバ61および第1ダンパ121と、第2リザーバ62および第2ダンパ122が設けられている(なお、各リザーバおよびダンパはそれぞれ2個づつ設けられているため、図5とは符号を変えて表示する)。両ダンパ121,122ならびに両リザーバ61,62は、ハウジング21の底面21cにそれぞれダンパ穴121a,122aならびにリザーバ穴(図示省略)を開口して構成されており、かつ、図8に示すように、両ダンパ121,122の軸心を結ぶ線12aと両リザーバ61,62の軸心を結ぶ線6bとをモータ11の回転軸心30aの方向にずらして配置させることで、ハウジング21の厚みを(回転軸心30a方向の寸法を)小さくしている。また、実施例2では、前記ねじ穴33ならびに固定用ボルト32を設ける位置は実施例1と同様の位置としている。
ところで、実施例2では、第1ダンパ121と第2ダンパ122とのダンパ穴121a,122aの形状を異ならせている。すなわち、両ダンパ穴121a,122aの開口端は同径に形成されている。よって、両穴121a,122aを全長に亘って同径とした形状では必要な容積を確保した場合、第1ダンパ121のダンパ穴121aの軸方向寸法となる。ところが、第2ダンパ122のダンパ穴122aを第1ダンパ121のものと同形状に形成した場合、図6において右側に配置されているねじ穴33、すなわち、ポンプ軸22aと第2ダンパ122との間に挟まれて配置されているねじ穴33を形成するスペースがなくなってしまう。そこで、第2ダンパ122はダンパ穴122aをねじ穴33まで達することのない全長に形成し、図6,図8,図9(図7のS9−S9断面図)に示すように、ダンパ穴122aの側面に2カ所の拡大部122bを設けて、全体の容積は第1ダンパ121のダンパ穴121aと同じになるように構成されている。
実施例2は、上述のように構成したため、実施例1の効果に加えて以下に述べる効果が得られる。実施例2では、モータ11のカバー11aを固定する固定用ボルト32を締結させるねじ穴33を、回転軸心30aを中心とする点対称位置に配置させ、モータ回転軸30にプランジャ26から液圧の反力が入力されたときに高い支持剛性が得られるように構成するために、ハウジング21のポンプ穴22と第2ダンパ122との間にねじ穴33を形成することのできるスペースを確保するにあたり、第2ダンパ122のダンパ穴122aの全長を短く抑えながらも、ダンパ穴122aの径方向に拡大部122bを設けて、全長の長い第1ダンパ121と同じ容積を確保することができた。したがって、ハウジング21の図6における上下方向寸法を小さくしてコンパクトに構成しながら所望のダンパ性能を得ることができるという効果が得られる。
また、実施例2は、両リザーバ61,62と両ダンパ121,122との軸心を結ぶ線6b,12aの位置を同一線上からずらして配置しているため、これによってもハウジング21の回転軸心30a方向の寸法を小さくしてコンパクトにできるという効果が得られる。
[実施例の効果]
以上説明してきたように本実施例1のブレーキ装置は、ねじ穴を軸心方向に投影させたときにポンプ穴の軸心と重ならない範囲でポンプ穴に重なるかあるいは近接する位置に配置させた構成としたため、プランジャに作用する液圧の反力がモータに伝達されるのを高い剛性で支持することと、ハウジングの端面からポンプ穴までの肉厚を薄くしてハウジングの寸法を小さくし、装置のコンパクト化することの両立を図ることができるという効果が得られる。
また、固定用ボルトおよびねじ穴を、モータ回転軸の軸心を中心とする点対称位置に設けた構成としたため、モータ回転軸に液圧の反力が軸直交方向に入力されたときに、モータの固定点でモーメントが生じ難く、より高い支持剛性が得られるという効果を奏する。
また、固定用ボルトおよびねじ穴の軸心を結ぶ線と、ポンプ穴の軸心線とを20゜の角度を成すように配置させた構成としたため、上記と同様に、モータの固定点でモーメントが生じ難く、高い支持剛性が得られる。
実施例2では、2つのねじ穴の一方をポンプ穴と第2のダンパ穴との間の位置に形成し、このねじ穴を形成するスペースを確保するにあたり、第2のダンパ穴の軸方向寸法を短くすることで確保することでハウジングの小型化を図りながら、第2のダンパ穴に径方向の拡大部を設けて第1のダンパ穴と略同一容積に形成して、ダンパ性能の確保を行うことができるものであり、ダンパ性能を低下させることなく装置の小型化を図ることができるという効果が得られる。
実施例1のブレーキ装置のブレーキユニットを示す正面図である。 前記ブレーキユニットの側面図である。 前記ブレーキユニットの平面図である。 図2のS4−S4断面図である。 実施例のブレーキ装置の全体図である。 実施例2のブレーキ装置のブレーキユニットを示す正面図である。 前記ブレーキユニットの側面図である。 前記ブレーキユニットの底面図である。 図7のS9−S9断面図である。
符号の説明
1 マスタシリンダ(液圧発生手段)
2 ブレーキペダル
3 ブレーキ回路
4 ホイルシリンダ(制動作動部)
5 液圧制御弁
6 リザーバ
6a リザーバ穴
6b 軸心を結ぶ線
7 ドレーン回路
8 ポンプ
9 吸入回路
9a 吸入弁
10 吐出回路
10a 吐出弁
11 モータ
11a カバー
11b フランジ部
12 ダンパ
12a 軸心を結ぶ線
13 ゲート弁
21 ハウジング
22 ポンプ穴
22a ポンプ軸
23 シリンダ
24 キャップ
25 ナット
26 プランジャ
27 スプリング
28 カム面
29 圧力室
30 モータ回転軸
30a 回転軸心
31 駆動穴
32 固定用ボルト
33 ねじ穴
33a ねじ穴の軸心
34 マウントインシュレータ
61 第1リザーバ
62 第2リザーバ
121 第1ダンパ
121a ダンパ穴
122 第2ダンパ
122a ダンパ穴
122b 拡大部

Claims (13)

  1. 車輪においてブレーキ液圧により制動力を発生させる制動作動部と、
    ハウジングに形成され、前記制動作動部に接続されるブレーキ回路と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記ブレーキ回路に液圧を供給するポンプと、
    前記制動作動部に供給するブレーキ液圧を制御可能な液圧制御弁と、
    前記ブレーキ回路上に設けられた容積室と、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記ハウジング内に挿入され、外周にカム面が形成されたモータ回転軸と、
    前記カム面に当接するプランジャを収納し、前記ハウジング内で前記モータ回転軸と直交する軸上に形成されたポンプ穴と、
    前記ハウジング内に前記モータ回転軸と平行に形成され、前記ハウジングの端面に開口する2つのねじ穴と、
    前記ねじ穴に締結されて前記モータを前記ハウジングの端面に固定する固定用ボルトと、を備え、
    前記ねじ穴の軸方向での前記2つのねじ穴の投影が、前記容積室と重ならずかつ前記ポンプ穴の軸心と重ならない範囲で前記ポンプ穴に重なるか又は近接して前記ポンプ穴の軸心を挟んでいる
    ことを特徴とするブレーキ装置。
  2. 前記容積室は、前記ハウジング内で前記ポンプ穴の軸及び前記モータ回転軸に直交する方向に延びる軸上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記容積室は、前記ポンプの吸入側に接続されて前記制動作動部から排出されるブレーキ液を貯留するリザーバ、又は前記ポンプの吐出側に接続されて前記ポンプの吐出脈動を吸収するダンパであることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ装置。
  4. 前記ポンプ穴の軸方向から見て前記ねじ穴の軸方向での深さが前記ポンプ穴に達していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のブレーキ装置。
  5. 前記ねじ穴の軸方向で前記ねじ穴は前記ポンプ穴と重なる深さまで形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のブレーキ装置。
  6. 前記ポンプ穴の軸方向から見て前記ねじ穴の軸方向での深さが前記容積室に達していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のブレーキ装置。
  7. 前記容積室は前記ポンプの吐出側に接続されて前記ポンプの吐出脈動を吸収するダンパであり、
    前記プランジャ及びポンプ穴を2つずつ設け、
    第1のプランジャに対応した第1のダンパ穴と、第2のプランジャに対応した第2のダンパ穴とを、これら両ダンパ穴の軸が前記ポンプ穴の軸及び前記モータ回転軸に直交するように前記ハウジングの同一面から穿設し、
    前記ねじ穴の軸方向から見て、前記2つのねじ穴の一方を、前記ポンプ穴を挟んで第1のダンパ穴の反対側に配置するとともに、他方のねじ穴を前記ポンプ穴と第2のダンパ穴との間に配置し、
    両ダンパ穴の開口径寸法を同一に形成し、第2のダンパ穴の軸方向寸法を第1のダンパ穴の軸方向寸法よりも短く形成し、
    第2のダンパ穴の側面に径方向に容積を拡大する拡大部を設け、両ダンパ穴を同一容積に形成した
    ことを特徴とする請求項6に記載のブレーキ装置。
  8. 前記ポンプ穴の軸心は、前記モータ回転軸方向での前記ハウジングの中心位置よりも前記モータ側にずれていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のブレーキ装置。
  9. 前記ねじ穴が開口する前記ハウジングの端面において、前記2つのねじ穴は、前記モータ回転軸を中心とした点対称位置に設けられ、
    前記2つのねじ穴の軸心を結ぶ線が、前記ポンプ穴の軸心に対して所定の角度を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のブレーキ装置。
  10. 前記所定の角度が20゜以下であることを特徴とする請求項に記載のブレーキ装置。
  11. 前記容積室は、前記ポンプの吸入側に接続されて前記制動作動部から排出されるブレーキ液を貯留するリザーバ、及び前記ポンプの吐出側に接続されて前記ポンプの吐出脈動を吸収するダンパであり、
    前記モータが固定されている前記ハウジングの端面に直交し前記ポンプ穴の軸に平行な面に開口するリザーバ穴及びダンパ穴を設け、
    前記リザーバ穴及びダンパ穴の軸を前記ポンプ穴の軸及び前記モータ回転軸に直交する方向に設け、
    前記リザーバ穴の軸心と前記ダンパ穴の軸心とを、前記モータ回転軸方向及び前記ポンプ穴の軸方向でずらして配置させた
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のブレーキ装置。
  12. ハウジングに形成され、車輪に設けられたホイルシリンダに接続されるブレーキ回路と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記ブレーキ回路に液圧を供給するポンプと、
    前記ホイルシリンダに供給するブレーキ液圧を制御可能な液圧制御弁と、
    前記ブレーキ回路上に設けられた容積室と、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記ハウジング内に挿入され、外周にカム面が形成されたモータ回転軸と、
    前記カム面に当接するプランジャを収納し、前記ハウジング内で前記モータ回転軸と直交する軸上に形成されたポンプ穴と、
    前記ハウジング内に前記モータ回転軸と平行に形成され、前記ハウジングの端面に開口する2つのねじ穴と、
    前記ねじ穴に締結されて前記モータを前記ハウジングの端面に固定する固定用ボルトと、を備え、
    前記ねじ穴の軸方向での前記2つのねじ穴の投影が、前記容積室と重ならずかつ前記ポンプ穴の軸心と重ならない範囲で前記ポンプ穴に重なるか又は近接して前記ポンプ穴の軸心を挟んでいる
    ことを特徴とするブレーキ装置。
  13. 運転者の制動操作によりブレーキ液圧を発生する液圧発生手段と、
    ブレーキ回路を介して前記液圧発生手段に接続されて車輪において制動力を発生させる制動作動部と、
    前記ブレーキ回路の途中に設けられて前記制動作動部におけるブレーキ液圧を減圧・保持・増圧可能な液圧制御手段と、
    前記液圧制御手段による減圧時に排出されるブレーキ液を吸入して前記ブレーキ回路の液圧制御手段よりも液圧発生手段側に吐出するポンプと、
    前記ポンプの駆動源であるモータと、
    ハウジングに形成された駆動穴内に挿入されて、外周にカム面が形成されたモータ回転軸と、
    前記ブレーキ回路の途中であって前記ハウジング内に設けられた容積室と、を備え、
    前記ポンプは、前記モータ回転軸に直交する同一軸線上にカム面を挟んで対称配置されたポンプ穴と、先端が前記カム面に当接されて前記ポンプ穴に収納され前記モータ回転軸の回転に伴い往復運動を行うプランジャと、から構成され、
    前記ハウジングに前記モータ回転軸と平行に形成された2つのねじ穴に固定用ボルトが締結することにより、前記モータが前記ハウジングの端面に固定されたブレーキ装置において、
    前記ねじ穴の軸方向から見て前記2つのねじ穴が前記ポンプ穴の軸心を挟んで異なる側に配置されているとともに、
    前記各ねじ穴の軸方向投影が前記容積室と重ならずかつ前記ポンプ穴の軸心と重ならない範囲で前記ポンプ穴に重なるか又は近接している
    ことを特徴とするブレーキ装置。
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