JP4795871B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Description
衣類乾燥機を提供するにある。
又、絞り弁をほゞ全開する全部の期間又は一部の期間に、循環用ファンを停止させることで、凝縮器から蒸発器に流入した冷媒の熱が、循環用ファンで循環される空気に奪われることがなくなって、蒸発器の温度上昇を速めることができるから、蒸発器の表面に生じた結露の水を速やかに蒸発させて消すことができる。又、その速やかさにより、全運転終了までの所要時間を短く済ませ得る利点もある。
更に、循環用ファンを停止させることで、凝縮器下の貯水部がそれまで(循環用ファン駆動中)の送風による負圧状況から開放されて、排水しやすくなる。これによって、凝縮器の熱がその貯水部の水に奪われにくくなり、蒸発器に凝縮器から冷媒が流入することによる授熱がされやすくなるから、これによっても、蒸発器の表面に生じた結露の水を速やかに蒸発させて消すことができ、又、その速やかさにより、全運転終了までの所要時間を短く済ませることができる。
まず、図2は洗濯乾燥機の全体構成を概略的に示している。この図2で図示しない外箱の内部に、横軸円筒状の水槽1を、後下がりの傾斜状に図示しない弾性支持機構により支持して配設している。水槽1の内部には、同じく横軸円筒状の回転槽(ドラム)2を配設しており、この回転槽2は、後端板部の中心部に軸3を後方へ突設していて、この軸3を、水槽1の後端板部の中心部に貫通支承させることによって、水槽1と同軸状に、従って、後下がりの傾斜状に支持している。
水槽1及び回転槽2の各前面部(図2で左側の面部)には、開口部5,6を形成しており、そのうちの水槽1の開口部5を、前記外箱の前面部に形成した洗濯物出入口(図示せず)にベローズ(図示せず)によって水密に接続しており、従って、洗濯物は外箱の洗濯物出入口からベローズ、水槽1の開口部5、及び回転槽2の開口部6を通じて回転槽2内に投入されるようになっている。なお、外箱の洗濯物出入口には、扉(図示せず)を開閉可能に設けている。
水槽1の最下部には排水口8を形成しており、この排水口8には、途中部に第1の排水弁9を有する第1の排水管路10を接続している。第1の排水管路10は前記外箱の外部まで延びており、それによって、水槽1内の水を機外に排出するようになっている。
通水管路42は、上流側通水管路43と、下流側通水管路44とから構成される。そのうち、上流側通水管路43の始端部(上端部)を、前記給水弁39の他方の出口ポートに接続し、終端部(下端部)を、前記凝縮器21に組込んだ冷却器45の入口部に接続している。
そして、下流側通水管路44の下部には、途中部に第2の排水弁46を有する第3の排水管路47を接続しており、この第3の排水管路47の先端部を前記第2の排水管路29中の排水ポンプ28より上流側の部分に接続している。
上記構成の洗濯乾燥機では、標準的な運転コースが開始されると、最初に洗濯(洗い及びすすぎ)運転が開始される。この洗濯運転では、給水弁39にて水槽1内に給水する動作が行われ、続いて、モータ7が作動されることにより、回転槽2が低速で正逆両方向に交互に回転される。
この場合、洗濯を常温水で行うとすれば、給水弁39の前記一方の出口ポートが開放されることにより、水道水が、ホース41から注水ケース37及び注水管路38を順に通って水槽1内に供給される。
洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、水槽1内の水を排出した後、回転槽2を高速で一方向に回転させる動作が行われる。これにより、回転槽2内の洗濯物は遠心脱水される。
又、このときには、前記洗濯時の温水供給の場合と同様に、ヒートポンプ24の圧縮機22が駆動されると共に、絞り弁23が必要な絞り度を呈すように開放される。よって、凝縮器21が放熱をし、蒸発器20が吸熱をする。
かくして、蒸発器20と凝縮器21を有する通風ダクト14と回転槽2との間を空気が循環することにより、回転槽2内の洗濯物が乾燥される。従って、この場合、回転槽2内は乾燥室として機能する。
乾燥運転中には、乾燥行程の終了近くまで、上述のように、圧縮機22が駆動され、循環用ファン17も、回転槽2も駆動される。そして、絞り弁23の開度は絞り大にされている。
図7に示す第1参考例においては、ヒートポンプ24の駆動終了の時期に、絞り弁23をほゞ全開にした時刻t1から所定時間Taだけ圧縮機22を駆動し続けている。これにより、その所定時間Taの間は、凝縮器21から蒸発器20へ、より高温の冷媒が流入するので、蒸発器20の温度を一段と上げて、蒸発器20の表面に生じた結露の水を速やかに蒸発させて消すことができる。
図8に示す第1実施例においては、特に乾燥運転を行って行程を終了するときの、ヒートポンプ24の駆動終了の時期に、絞り弁23をほゞ全開にした時刻t1以後、循環用ファン17を停止させ続けるようにしている。すなわち、絞り弁23をほゞ全開する全部の期間、循環用ファン17を停止させるようにしている。これにより、凝縮器21から蒸発器20に流入した冷媒の熱が、循環用ファン17で循環される空気に奪われることがなくなって、蒸発器20の温度上昇を速めることができるから、蒸発器20の表面に生じた結露の水を速やかに蒸発させて消すことができる。又、その速やかさにより、全運転終了までの所要時間を短く済ませ得る利点もある。
図9に示す第2実施例においては、上述の、特に乾燥運転を行って行程を終了するときの、ヒートポンプ24の駆動終了の時期に、絞り弁23をほゞ全開にした時刻t1以後、循環用ファン17を停止させ続けるのに代えて、その時刻t1から所定時間Tbに限り、循環用ファン17を停止させるようにしている。すなわち、絞り弁23をほゞ全開する一部の期間だけ、循環用ファン17を停止させるようにしている。これにより、凝縮器21から蒸発器20に流入した冷媒の熱が、特に高温であるとき(凝縮器21から蒸発器20に流入し始めてから所定時間Tbの間)に、循環用ファン17で循環される空気に奪われることがなくなって、蒸発器20の温度上昇を速めることができるから、このようにしても、蒸発器20の表面に生じた結露の水を速やかに蒸発させて消すことができ、又、全運転終了までの所要時間を短く済ませることができる。
図10に示す第3実施例においては、前記冷房運転の終了時期に絞り弁23をほゞ全開するのに先立ち(時刻t0)、凝縮器21への給水を停止(OFF)するようにしている。
冷房運転中は、前述のように凝縮器21への給水を実行(ON)するものであり、それによって、凝縮器21の温度は、乾燥運転時の前記60〔℃〕よりも10〜20〔℃〕程度低くなっている。このため、そのまま絞り弁23をほゞ全開にだけしても、凝縮器21から蒸発器20に流入する冷媒の温度が高くなく、蒸発器20の温度を上げる効果が少ない。
なお、冷房運転の終了時期に凝縮器21への給水を停止するのは、絞り弁23をほゞ全開するのに先立って行うのが蒸発器20の温度を速やかに上げる好ましいが、絞り弁23をほゞ全開するのと並行して行うようにしても良い。
図11に示す第4実施例においては、上述の冷房運転の終了時期に絞り弁をほゞ全開するのに先立ち、又は絞り弁23のほゞ全開中(図は前者を例示している)、凝縮器21への給水を停止した際、凝縮器21に残った水を排出(凝縮器排水ON)するようにしている。
なお、この場合の、凝縮器21に残った水の排出は、第2の排水弁46を開放させ、排水ポンプ28を開放させて行う。
図12に示す第5実施例においては、冷房運転終了時期の絞り弁23のほゞ全開中、冷房用ファン35を停止(OFF)するようにしている。
冷房運転終了時期に絞り弁23をほゞ全開にすると、蒸発器20の温度が上がることで、該蒸発器20の表面に生じた結露の水を蒸発させて消すことができるものの、蒸発器20を通って吐風路31から機外に出る空気の温度が上がり、それまでの冷房効果を落としてしまう。又、そのときに使用者が吐風路31の前に居ると、冷風を期待していた使用者に温風が当たることになり、使用者を不快にさせてしまう。
図13に示す第2参考例においては、上述の冷房運転終了時期の絞り弁23のほゞ全開中、冷房用ファン35を停止した際、循環装置19による回転槽2内(乾燥室)空気の循環を行わしめるように切り替える(ダンパ32乾燥側、循環用ファンON)ようにしている。
又、この場合、循環空気は機外に排出されないから、冷房効果を落としてしまうとか、使用者を不快にさせてしまうとかいった問題を生じることもない。
なお、この場合、凝縮器21からの排水を第4実施例同様に行っても良い。
Claims (4)
- 乾燥室と、
この乾燥室の空気を循環用ファンにより乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、
この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り弁を、圧縮機、凝縮器、絞り弁、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具えるものにおいて、
前記ヒートポンプを駆動した際、その駆動終了の時期に前記絞り弁をほゞ全開するようにすると共に、この絞り弁をほゞ全開する全部の期間又は一部の期間に、循環用ファンを停止させるようにしたことを特徴とする衣類乾燥機。 - ヒートポンプの凝縮器を水により冷却しつつ、通風路外の空気を蒸発器を通して機外に吐出する冷房運転を可能としたものにおいて、その冷房運転終了時期の絞り弁のほゞ全開中、又は絞り弁をほゞ全開するのに先立ち、前記凝縮器への給水を停止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
- 冷房運転終了時期の絞り弁のほゞ全開中、又は絞り弁をほゞ全開するのに先立ち、凝縮器への給水を停止した際、凝縮器に残った水を排出するようにしたことを特徴とする請求項2記載の衣類乾燥機。
- 通風路外の空気を冷房用ファンにより蒸発器を通して機外に吐出する冷房運転を可能としたものにおいて、その冷房運転終了時期の絞り弁のほゞ全開中、前記冷房用ファンを停止するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
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