JP2007319458A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯乾燥機内にある衣類の乾燥以外の機能として、洗濯乾燥機内外の空間の暖房除湿によるカビ防止や、部屋干しの衣類の乾燥、さらには、ダクトを用いることにより設置箇所から離れた別の部屋の除湿乾燥をも可能とし、省スペース性に優れ、コストアップを大幅に抑えた洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ装置を具備した洗濯乾燥機において、前記ヒートポンプ装置を構成する吸熱器21との熱交換空気を、機内空気または機外空気に切り換え、また前記ヒートポンプ装置を構成する放熱器23と熱交換した空気を、機内循環または機外排気に切り換えるようにする。
【選択図】図4
【解決手段】ヒートポンプ装置を具備した洗濯乾燥機において、前記ヒートポンプ装置を構成する吸熱器21との熱交換空気を、機内空気または機外空気に切り換え、また前記ヒートポンプ装置を構成する放熱器23と熱交換した空気を、機内循環または機外排気に切り換えるようにする。
【選択図】図4
Description
本発明は、洗濯・脱水と乾燥を同一回転槽内で行う洗濯乾燥機に関するものである。
従来のドラム式の洗濯乾燥機は、図12に示すような構成であった。以下、その構成について説明する。
同図に示すように、筐体1の内部には、複数のサスペンション2によって弾性的に支持された円筒状の水槽3が設けられ、洗濯、脱水時の振動を該サスペンション2によって吸収する構成としている。
水槽3の内部には、洗濯または乾燥対象物4(以下、衣類と言う)を収容する円筒状で横軸型の回転槽5が回転可能に配設されており、この回転槽5は、駆動モータ6により回転軸6aを介して回転駆動される。
回転槽5の内壁には、衣類4を撹拌する複数のバッフル(図示せず)が設けられており、また回転槽5の周壁には、小孔5aを多数設けている。
筐体1の前面には、衣類4を出し入れするための開口部1aと、これを開閉する扉7が設けられている。
また、水槽3および回転槽5の前面側にも、同様に衣類4の出し入れのための開口部3a、5bが設けられている。水槽3の開口部3aは、ベローズ8によって筐体1の開口部1aと水密に連結されている。水槽3の底部には、洗濯水を排出するための排水口9が設けられており、排水弁10を介して排水ホース11に連結され、その先端部は筐体1に導出されている。
送風機12は、ヒータ13によって加熱された温風を、矢印bで示すように給気口14から回転槽5内に送風供給するものである。循環ダクト15は、回転槽5および水槽3を通過した水分を含む乾燥用空気の除湿を行うもので、一端が水槽3の下部に設けた排気口16に接続され、他端を送風機12の吸気側に接続している。
給水弁17は、水道の蛇口等に接続された給水ホース18からの給水を制御するものである。
上記構成において、洗濯運転を行う場合は、扉7を開いて回転槽5内へ衣類4および洗剤を入れて運転を開始(運転スイッチをON操作)する。
したがって、給水弁17が洗濯水側の給水口を開くことによって給水が開始され、水槽3および回転槽5内に所定量の水が供給されると、駆動モータ6が作動し、回転槽5が回転駆動され、洗浄動作を行う。
所定時間経過し、洗濯工程が終了すると、駆動モータ6が停止して排水弁10が開き、回転槽5内の汚れた洗濯水が水槽3から排水され、排水ホース11を介して機外の排水場所へ排水される。
次に、上記洗濯工程と同様に水槽3および回転槽5に水が供給され、回転槽5が回転して所定時間のすすぎ動作を行う。
濯ぎ工程が終了すると、排水弁10が開いて水槽3内の濯ぎ水が排出され、その排水後に、回転槽5が駆動モータ6により高速で回転駆動され、衣類4の脱水が行われる。
以上のように洗濯、濯ぎ、脱水の各運転が終了すると、乾燥運転が開始する。
この乾燥工程では、駆動モータ6により低速で回転槽5を回転駆動させ、衣類4を撹拌する。その状態においてヒータ13に通電し、また給水弁17を開放して循環ダクト15内へ給水を行い、さらに排水弁10を開放状態とする。
その結果、ヒータ13で加熱された空気は温風となり、送風機12により矢印aの方向に送風され、送風路20を通って給気口14から矢印b方向に流れ、回転槽5内へ送り込まれる。この温風は、衣類4の水分を奪った後、回転槽5の小孔5aから水槽3内を通過して排気口16を経て循環ダクト15へ至る。
この乾燥工程においては、前述の如く給水弁17が開放して循環ダクト15内に給水が行われているため、その給水が前記温風の冷却作用を行う状態にある。
したがって、衣類4の水分を奪って湿気を含んだ温風は、この循環ダクト15内を通過するとき、冷却水により冷却されることによって水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて矢印で示すように再び送風機12へ戻る。この冷却水および結露水は、排水弁10を介して機外へ排水される。
この送風機12、ヒータ13、給気口14、回転槽5、水槽3、排気口16、循環ダクト15の循環経路で温風を循環させることにより、回転槽5内の衣類4を乾燥させることができる。
しかしながら、上記従来の構成は、衣類4の乾燥に使用された熱が、循環ダクト15の冷却水との熱交換、および筐体1からの放熱によって全て外部に捨てられる構成となっており、再利用されることがなかった。
そこで、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを、冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を洗濯乾燥機に設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この構成によれば、衣類より蒸発させた水分を吸熱器に結露させることにより、効率よく衣類の乾燥が行えると共に、衣類からの水分を含んだ温風の熱が吸熱器で吸収され、それが冷媒を介して圧縮機に送られ、圧縮機で温められた冷媒の熱が放熱器で放熱され、前記温風を再加熱することで、熱を有効に活用することができる。
また、三方弁により冷凍サイクルの冷媒の流れを変えることにより放熱器側で湯を沸かすことや、吸熱側でブラインを冷却して蓄冷し、必要に応じてブラインを循環させることにより脱衣所の除湿を行うことができる。
特開2003−265880号公報
しかしながら、ヒートポンプ装置を具備した洗濯乾燥機は、上述したように圧縮機と放熱器と絞り手段と吸熱器とを銅管などの管路で連結して高圧の冷媒を循環させて効率よく衣類乾燥を行うが、機内の乾燥機能を果たすのみで、付加価値に限界があり、また、脱衣所の如く、周囲の空間を除湿する際には、予めブラインに蓄冷する必要があり、そのためには別途放熱器を設ける等して水と熱交換を行って湯を沸かす構成が必要となる。
すなわち、従来の構成は、三方弁、熱交換器、送風ファン等が別途必要となるため、省スペース性に欠け、コストが大幅に上昇するという課題があった。
また、脱衣所のみの冷房除湿であることから衣類乾燥には不向きであり、ヒートポンプ装置を効率的に使用するにも、限界があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、洗濯乾燥機内にある衣類の乾燥以外の機能として、洗濯乾燥機内外の空間の暖房除湿によるカビ防止や、部屋干しの衣類の乾燥、さらには、ダクトを用いることにより設置箇所から離れた別の部屋の除湿乾燥をも可能とし、省スペース性に優れ、コストアップを大幅に抑えた洗濯乾燥機を実現することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、ヒートポンプ装置を具備した洗濯乾燥機において、前記ヒートポンプ装置を構成する吸熱器との熱交換空気を、機内空気または機外空気に切り換え、また前記ヒートポンプ装置を構成する放熱器と熱交換した空気を、機内循環または機外排気に切り換えるようにしたものである。
これにより、回転槽内の空気の循環を停止し、機外からの空気を吸入し、除湿して機外へ吐出させる風回路を形成することが可能となり、洗濯乾燥機内部のカビ防止機能に加え、洗濯乾燥機を設置している空間の除湿を行うことができ、洗濯乾燥機の付加価値を高めることが可能となる。
本発明の洗濯乾燥機は、洗濯乾燥機内の衣類乾燥以外の機能として、洗濯乾燥機内外の空間の除湿によるカビ防止や、部屋干しの衣類の乾燥、さらには、ダクトを用いることにより設置箇所から離れた別の部屋の除湿乾燥が可能となり、省スペース性に優れ、コストアップを大幅に抑えた付加価値を高めた洗濯乾燥機を実現することができる。
請求項1に記載の発明は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された前記冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の前記冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった冷媒で周囲から熱を奪う吸熱器を、前記冷媒が循環するように管路で連結して構成したヒートポンプ装置と、筐体内に弾性支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、前記回転槽内の空気を前記吸熱器から前記放熱器へと流した後に前記回転槽内へ送る送風手段を具備し、さらに前記吸熱器の上流側風路に、前記吸熱器へ流れる空気を、前記筐体外からの空気、または前記水槽側からの空気に切り換える第1の風路切り換え手段を設け、また前記放熱器の下流側風路に、前記放熱器を通過した空気を、前記筐体外に、または前記水槽側に流れるように切り換える第2の風路切り換え手段を設けたものである。
かかる構成とすることにより、回転槽内の空気の循環を停止し、筐体外(機外)からの空気を吸入し、除湿して筐体外(機外)へ吐出させる風回路の形成が可能となり、洗濯乾燥機内部のカビ防止に加えて洗濯乾燥機を設置している空間の除湿を行うことができる。
また、かかる除湿時に発生する除湿水は、洗濯乾燥機が具備する既設の排水ホースを介して所定の場所へ排水できるため、貯留タンク等を必要とせず、連続除湿運転が可能となる。
請求項2に記載の発明は、前記筐体の壁面に、前記第1の風路切り換え手段と連通する開口と、前記第2の風路切り換え手段と連通する開口をそれぞれ設け、少なくとも前記一方の開口に、ダクトを接続したものである。
かかる構成とすることにより、乾燥用空気の吸入あるいは吐出を、前記ダクトを介して洗濯乾燥機の設置位置から離れて行うことができるため、特に、ダクトを介しての吐出は、乾燥用空気を部屋干しの洗濯物に近い位置から吹き付けることができるため、前記洗濯物を効率良く、しかも連続して乾燥させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記ダクトの先端を略密閉された空間に開口したものである。
かかる構成とすることにより、ダクトを介して別の部屋の給排気が可能となり、湿気を部屋の外に洩らさずに効率良く連続して空間の除湿や衣類乾燥を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、前記第1の風路切り換え手段により筐体外からの空気を前記吸熱器へ流し、前記第2の風路切り換え手段により放熱器を通過した空気を前記筐体外へ流す状態において、前記ヒートポンプ装置の運転、停止が選択できるようにしたものである。
かかることにより、除湿空気が機内を循環する衣類乾燥時にヒートポンプ装置を運転し、その乾燥運転以外では、前記風路切り換え手段により、回転槽内を循環する風路内の空気の流れを止めることができ、その結果、不必要な機内の空気循環が防止でき、この空気循環に起因する洗浄水やリント(糸屑)等の風路への侵入を防止することが可能となる。さらに、吸熱器、放熱器、送風機等の腐食や目詰まりを防止することができ、信頼性および耐久性に富んだ洗濯乾燥機を実現することができる。
請求項5に記載の発明は、前記回転槽の回転状態において、前記ヒートポンプ装置および前記送風手段を駆動するものである。
かかることにより、洗濯運転と同時に乾燥運転が可能であるため、洗濯乾燥機内を除湿することができ、水槽外壁面等に発生するカビの発生を抑制することができる。また、洗濯しながら部屋の乾燥や部屋干しの衣類を乾燥させることができるので、効率的な洗濯乾燥機の使用が可能となり、洗濯乾燥機の付加価値を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、前記筐体内もしくは前記ダクトと連通する空間の少なくともいずれか一方に、該空間の湿度を検出し、少なくともヒートポンプ装置の運転を制御する湿度検知手段を設けたものである。
かかる構成とすることにより、被乾燥空間内の湿度を監視することができ、除湿運転の自動化が可能であり、常に部屋等の被乾燥空間を適正な湿度に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで、先の従来技術と同様の構成要件については同じ符号を用いて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は、図1のA−A線を基調とする筐体の側面1b方向から見た乾燥運転時の断面図、図3は、図1のB−B線を基調とした筐体の背面1c方向から見た乾燥運転時の断面図、図4は同洗濯乾燥機における乾燥運転時のシステム概念図、図5は、除湿運転時の図2相当図、図6は、除湿運転時の図3相当図、図7は、除湿運転の図4相当図、図8は、同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置を運転した運転モードに対応する主要部位の制御パターンを示す図、図9は、同洗濯乾燥機の設置時における除湿運転状態を示す斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は、図1のA−A線を基調とする筐体の側面1b方向から見た乾燥運転時の断面図、図3は、図1のB−B線を基調とした筐体の背面1c方向から見た乾燥運転時の断面図、図4は同洗濯乾燥機における乾燥運転時のシステム概念図、図5は、除湿運転時の図2相当図、図6は、除湿運転時の図3相当図、図7は、除湿運転の図4相当図、図8は、同洗濯乾燥機のヒートポンプ装置を運転した運転モードに対応する主要部位の制御パターンを示す図、図9は、同洗濯乾燥機の設置時における除湿運転状態を示す斜視図である。
同図に示すように、筐体1の内部には、複数のサスペンション2によって弾性的に支持された円筒状の水槽3が設けられ、洗濯・脱水時の振動を該サスペンション2によって吸収する構成としている。
水槽3の内部には、衣類4を収容する円筒状で側壁に多数の小孔5aが設けられた横軸型の回転槽5が回転可能に設けられており、駆動モータ6により回転駆動される。
筐体1の前面には、衣類4を出し入れするための開口部1aと、これを開閉する扉7が設けられている。
また、水槽3および回転槽5の前面側にも、同様に衣類4の出し入れのための開口部3a、5bが設けられている。水槽3の開口部3aは、ベローズ8によって筐体1の開口部1aと水密に連結されている。水槽3の底部には、洗濯水を排出するための排水口(図示せず)が設けられており、排水弁(図示せず)を介して排水ホース11に連結され、その先端は筐体1外に導出されている。
送風手段を構成する送風機12は、筐体1の背面1cと水槽3の間に形成された送風路20内に設けられ、この送風機12の下流(風下)側には、該送風機12の送風を、給気口14側、または筐体1の天面1dに設けられた吐出孔34と連通するダクトA35側に切り換える風路切り換え手段A31(第1の風路切り換え手段)を有している。この風路切り換え手段Aは、具体的にはソレノイド等で駆動されるダンパー機構等によって構成される。
送風機12の上流(風上)側には、放熱器風路24、循環ダクト25、吸熱器風路22が一連して設けられており、吸熱器風路22の上流端(吸気端)は、水槽3内に連通する排気通路16と、筐体1の側面1bに開口した吸入孔33と連通するダクトBに連通している。
排気通路16とダクトB36の合流部は、筐体1の背面下部に位置しており、ここには、吸熱器風路22への流入空気を、排気通路16側とするか、ダクトB36を介して吸入孔33(筐体1外)側とする風路切り換え手段B32(第2の風路切り換え手段)が設けられている。
風路切り換え手段B32は、具体的には風路切り換え手段A31と同様のダンパー機構等によって構成される。
循環ダクト25内には、上流側に吸熱器21が、その下流側に放熱器23がそれぞれ配置されている。これらは、若干傾斜を有して配置され、吸熱器21、放熱器23を通過する空気が効率よく180度湾曲して流れるように配慮されている。
さらに、吸熱器風路22と放熱器風路24および循環ダクト25は、一体化されてユニットとして筐体1の背面下部に固定されている。
したがって、ユニット化された放熱器風路24と送風機12の送風路20、および排気通路16と吸熱器風路22の接続は、水槽3の振動が伝達され難いように可撓性を有する蛇腹状の接続管19を介して行われている。
また、循環ダクト25の下部には、吸熱器21に生成した結露水を溜める貯水室29が設けられている。この貯水室29に残留する水は、ヒートポンプ装置の運転に連動して連続、あるいは所定時間毎に断続運転されるポンプ30により、洗濯乾燥機に既設の排水ホース11へ導かれ、機外に排出される。
また、吸熱器21および放熱器23は、ヒートポンプ装置を構成するもので、前記ヒートポンプ装置は、図5に示すように冷媒を圧縮する縦型の圧縮機26と、圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器23と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り手段27と、減圧されて低圧となった冷媒の作用によって周囲から熱を奪う吸熱器21を、前記冷媒が循環するように管路28で連結することによって構成されている。したがって、冷媒は矢印eの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルを実現する。
以上の構成において、洗濯乾燥機の動作について説明する。通常の洗濯物の洗濯工程においては、風路切り換え手段A31および風路切り換え手段B32の位置はいずれでも良いが、乾燥工程においては、風路切り換え手段A31および風路切り換え手段B32の位置は図2および図3の実線位置にあり、送風機12による空気が水槽3内を循環する風回路となる。
かかる状態において、洗浄(洗濯)工程では、排水弁(図示せず)を閉じた状態で水槽3内に所定の水位に達するまで給水を行い、駆動モータ6により衣類4と洗浄水の入った回転槽5を回転させて洗浄を行う。
また、洗浄後の濯ぎ工程では、上述の洗浄工程と同様に水槽3内に給水し、回転槽5を回転させて衣類4の濯ぎを行う。
脱水工程では、排水弁を開いて機外へ水を排水した後、駆動モータ6により衣類4の入った回転槽5を高速回転して脱水する。
前記脱水工程の後の乾燥工程では、前述の如く風路切り換え手段A31、風路切り換え手段B32を図2、図3の実線状態としてヒートポンプ装置および送風機12を運転する。
さらに詳述すると、圧縮機26の運転により、冷媒が圧縮され、この圧力により矢印e(図3)で示す如く放熱器23、絞り手段27、吸熱器21を循環する。放熱器23では冷媒の圧縮で熱が放出され、吸熱器21では絞り手段27で減圧されて低圧となった冷媒により熱が吸収される。
この状態において、送風機12の作動により、矢印d(図2、図3)で示すように放熱器23の放熱により加熱された温風が、送風路20を通り、矢印b(図2)で示す如く給気口14から回転槽5内に送風される。この送風と並行して回転槽5は駆動モータ6により回転駆動されており、その結果、衣類4は回転槽5の回転に伴って上下に撹拌されている。
回転槽5内に送風された温風は、この衣類4の隙間を通るときに水分を奪い、湿った状態で回転槽5の小孔5aから水槽3の排気口16aに至り、排気通路16、接続管19を経て吸熱器風路22から循環ダクト25に至る。この湿った温風は、吸熱器21を通過する際に顕熱と潜熱が奪われて除湿され、乾いた空気と結露水に分離される。そして、乾いた空気は、放熱器23を通過する際に再び加熱され、温風となって放熱器風路24から矢印d(図2、図3)で示す如く接続管19を介して送風路20へ流れ、以下、送風機12によって前述の空気の循環が行われる。
吸熱器21で発生した結露水は、吸熱器21の下部に設けられた貯水室29に貯水され、排水ポンプ30の動作により排水ホース11を介して機外へ排出される。
このように、回転槽5を用いての洗濯物の乾燥にヒートポンプ装置を用いることにより、吸熱器21で吸熱した熱を冷媒で回収して再び放熱器23で放熱するため、圧縮機26に入力したエネルギー以上の熱量を衣類4に与えることができ、乾燥効率を向上させ、乾燥時間の短縮と省エネを実現することが可能になる。
次に、上記構成からなる洗濯乾燥機の機外での給排気により吸熱器21および放熱器23と熱交換させる運転モードについて説明する。
上述の洗濯から乾燥までの運転モードにおいては、乾燥工程時のみにヒートポンプ装置および送風機12を運転する場合について説明したが、本実施の形態1においては、風路切り換え手段A31、風路切り換え手段B32を、図8に示す制御パターンとすることにより、乾燥工程以外の洗濯から脱水までの工程と並行して洗濯乾燥機の設置空間(室内)を除湿することができるものである。
すなわち、風路切り換え手段A31および風路切り換え手段32Bを、それぞれ図5、図6の実線状態とすることにより、送風機12による送風は、吸入孔33から吐出孔34へと流れる機外吸排気制御となる。
図9に示す如く洗濯乾燥機は、風呂に隣接する脱衣所等の部屋37に設置され、吸入孔33および吐出孔34は、それぞれの面に給排気が阻害されることなく位置している。
そして、必要に応じて吐出孔34の近傍には、部屋干し衣類38が配置される。
図9の設置状態において、図8の除湿運転モードを例に説明する。この除湿運転モードは、風路切り換え手段A31および風路切り換え手段32Bを、それぞれ図5、図6の実線状態とし、ヒートポンプ装置および送風機12を運転するものである。
送風機12の運転により、矢印で示す如く洗濯乾燥機の側面1bに設けられた吸入孔33から筐体1周囲の空気が吸入され、ダクトB36を通り、吸熱器21に至る。そして、吸熱器21にて除湿された後に放熱器23にて加温され、乾燥空気となる。乾燥された空気は、送風機12を介してダクトA35を通り、洗濯乾燥機の天面1dに設けられた吐出孔34より矢印で示す如く吹き出される。
その結果、図9のように乾燥空気のスポット吹き出しが可能となり、部屋37内の除湿を行うことが可能となり、洗濯乾燥機の上部に部屋干し衣類38を配置すれば室内の除湿と同時に衣類38の乾燥を効率よく行うことができる。
また、この場合の除湿水は、前述の如くポンプ30の運転により、洗濯乾燥機既設の排水ホース11より自動的に機外へ排出される。したがって、除湿専用機のように随時排水タンク内の水を、人手を要して排出する排水作業が不要となり、昼夜問わずに連続除湿運転が可能となる。
なお、かかる除湿運転において、吸熱器21の吸入空気の湿度を検出する湿度検知手段39(以下センサーと称す)を吸熱器21の上流側等適宜箇所に設けることにより、センサー39にて常に部屋37の湿度を監視することができ、検出湿度に応じた除湿運転の自動化が可能となり、常に部屋37内を適正な湿度に保つことができる。また、部屋干し衣類38の乾燥終了と同時に洗濯乾燥機の運転を終了させることもできる。
さらに、ダクトA35およびダクトB36を取り外した状態で除湿運転を行うことにより、主に洗濯乾燥機内部の暖房除湿を行うことができ、水槽3や回転槽5の外表面におけるカビの発生、増殖防止が可能となり、定期的な水槽3や回転槽5の洗浄の手間が省け、経済的となる。
上述の機外からの吸排気とする除湿運転時は、風路切り換え手段A31、風路切り換え手段B32により、送風機12による送風が水槽3内部と独立して行われるため、図8に示す制御モード(乾燥運転を除く)であれば並行して洗濯、濯ぎ、脱水運転が行える。
このように、洗濯乾燥運転モード以外である洗濯、濯ぎ、脱水運転中や洗濯乾燥運転終了後において圧縮機26や送風機12を駆動することにより、部屋干し衣類38を乾燥させ、設置されている部屋37内を除湿することができる。
さらに、洗濯乾燥運転以外は、風路切り換え手段A31及びB32を閉位置にすることにより、回転槽5内の空気を循環する風路内の流体の流れを止めているため、洗浄水やリントの風路への侵入を防止することができる。したがって、熱交換器である吸熱器21および放熱器23、送風機12の腐食や目詰まりを防止することができ、信頼性および耐久性の向上が可能となる。
(実施の形態2)
次に、図10および図11により本発明の実施の形態2について説明する。
次に、図10および図11により本発明の実施の形態2について説明する。
本実施の形態2は、先の実施の形態1における洗濯乾燥機の用途展開例を示すもので、図10は、別空間を除湿する洗濯乾燥機の外観斜視図を示し、図11は、局所を乾燥する洗濯乾燥機の外観斜視図を示す。なお、先の実施の形態1と同じ構成要件については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示す構成は、筐体1に設けた吐出孔34にダクト40の一端を、吸入孔33にダクト41の一端をそれぞれ連結し、各ダクト40、41の他端を、被乾燥空間(機外空間)である別の部屋(例えば、浴室)42に開口させた構成としているものである。
かかる構成において、先の実施の形態1と同様にヒートポンプ装置および送風機12を運転することにより、洗濯乾燥機内部で除湿乾燥された空気を、ダクト40を介して別の部屋42に供給でき、またダクト41を介して部屋42の空気を前記洗濯乾燥機内へ循環させることができる。
このように、本実施の形態2の構成は、ダクト40、41を介して別室の給排気を行うことができるため、洗濯乾燥機の設置箇所(部屋)から若干離れた別室空間の湿気を部屋42の外に洩らさずに効率良く、連続して取ることができ、これに伴って別部屋42の除湿や別部屋42での衣類乾燥を行うことができる。
同様に、図11に示すように、ダクト40、41の先端開口を、例えば浴槽あるいは寝具等の局所43に位置させることにより、ピンポイントで除湿乾燥空気を人体44に吹き付けることができ、水滴等の拭き取りの煩わしさが解消できる。
なお、上記各実施の形態1、2においては、以下の変形構成をも含むものである。
まず、衣類4を出し入れする開口部1aの位置は、回転槽5の駆動モータ6を有する面と相対向する面に特定されるものではない。
また、ドラム式の洗濯乾燥機を例に説明したが、パルセータ方式の縦型洗濯機についても同様に実施することができる。
さらに、ヒートポンプ装置に使用する冷媒は、フロン系に限らず二酸化炭素やイソブタン、プロパン等の自然冷媒を使用しても良い。
また、圧縮機26は、縦型に限るものではなく、横型圧縮機を使用しても良い。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、洗濯乾燥機内の衣類乾燥以外に、洗濯乾燥機内外の空間の除湿乾燥機能を具備するもので、カビ発生、増殖の防止や、部屋干しの衣類乾燥、さらにはダクトを介しての別部屋の除湿乾燥を可能とし、省スペース性に優れ、コストアップを大幅に抑えた洗濯乾燥機等に有用である。
1 筐体
3 水槽
4 衣類
5 回転槽
12 送風機(送風手段)
21 吸熱器
23 放熱器
26 圧縮機
27 絞り手段
31 風路切り換え手段A(第1の風路切り換え手段)
32 風路切り換え手段B(第2の風路切り換え手段)
35 ダクトA
36 ダクトB
39 センサー(温度検知手段)
42 部屋(略密閉空間)
3 水槽
4 衣類
5 回転槽
12 送風機(送風手段)
21 吸熱器
23 放熱器
26 圧縮機
27 絞り手段
31 風路切り換え手段A(第1の風路切り換え手段)
32 風路切り換え手段B(第2の風路切り換え手段)
35 ダクトA
36 ダクトB
39 センサー(温度検知手段)
42 部屋(略密閉空間)
Claims (6)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された前記冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の前記冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった前記冷媒で周囲から熱を奪う吸熱器とを、前記冷媒が循環するように管路で連結して構成したヒートポンプ装置と、筐体内に弾性支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、前記回転槽内の空気を前記吸熱器から前記放熱器へと流した後に前記回転槽内へ送る送風手段を具備し、さらに前記吸熱器の上流側風路に、前記吸熱器へ流れる空気を、前記筐体外からの空気、または前記水槽側からの空気に切り換える第1の風路切り換え手段を設け、また前記放熱器の下流側風路に、前記放熱器を通過した空気を、前記筐体外に、または前記水槽側に流れるように切り換える第2の風路切り換え手段を設けた洗濯乾燥機。
- 前記筐体の壁面に、前記第1の風路切り換え手段と連通する開口と、前記第2の風路切り換え手段と連通する開口をそれぞれ設け、少なくとも前記一方の開口に、ダクトを接続した請求項1に記載の洗濯乾燥機。
- 前記ダクトの先端を略密閉された空間に開口した請求項2に記載の洗濯乾燥機。
- 前記第1の風路切り換え手段により筐体外からの空気を前記吸熱器へ流し、前記第2の風路切り換え手段により放熱器を通過した空気を前記筐体外へ流す状態において、前記ヒートポンプ装置の運転、停止が選択できるようにした請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
- 前記回転槽の回転状態において、前記ヒートポンプ装置および前記送風手段を駆動する請求項4に記載の洗濯乾燥機。
- 前記筐体内もしくは前記ダクトと連通する空間の少なくともいずれか一方に、該空間の湿度を検出し、少なくともヒートポンプ装置の運転を制御する湿度検知手段を設けた請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
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