JP2008173330A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出することができるようにする。
【解決手段】ヒートポンプ20の蒸発器16及び凝縮器17を有する冷凍サイクルを作動させつつ、ドラム5の内部5aの空気を循環装置15により通風路14(蒸発器16の上部及び凝縮器17を配設した風路)を通して循環させることと並行して、冷風用送風機33により、通風路14から遮絶した冷風用通路52(蒸発器16の下部を配設した風路)を通して送風することにより、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類の乾燥をヒートポンプで行う衣類乾燥機に関する。
従来より、衣類乾燥機において、衣類の乾燥用にヒートポンプを具えたものは、乾燥性能が良く、エネルギーの省減に効果があるものとして注目されている。このヒートポンプを具えた衣類乾燥機においては、衣類を収容する乾燥室の空気を、ヒートポンプの、圧縮機とサイクル接続した蒸発器と凝縮器とを配設した通風路を通して循環させ、そのうちの蒸発器で空気の冷却除湿をし、凝縮器で空気の加熱をして、水槽内に逐次送り込み、そして又、衣類から水分を奪った空気を通風路に通すということを繰り返すことで、衣類を漸次乾燥させるようにしている。
従って、衣類を乾燥させる際に発生する水分を蒸発器で回収し、その折りに回収した潜熱を圧縮機により高温の冷媒状態に変換し、凝縮器で空気を加熱するエネルギーとして再使用する。このようにすることで、外部には僅かな放熱ロスがある以外、ほとんどエネルギーを逃がさず再利用できる。従って、効率の良い乾燥を実現できるのである。
しかして、このものにおいては、上記通風路を蒸発器と凝縮器との間の部分で遮断し、そして、通風路外の空気を蒸発器(冷却器)に通し、それにより冷風として機外に吐出させることで、衣類乾燥機が設置された洗面室等のスペースの冷房をすることが考えられている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−56992号公報
しかしながら、上述のものの場合、冷風を吐出するのは、衣類を乾燥させる運転を停止させた状態で、それに代わり行われるものであり、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができなかった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出することのできる衣類乾燥機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の衣類乾燥機においては、第1に、乾燥室と、この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、前記通風路から前記冷風用通路にかけて前記蒸発器を配設すると共に、その蒸発器の前記冷風用通路に配設された部分を通して機外に送風する冷風用送風機を具えたことを特徴とする(請求項1の発明)。
本発明の衣類乾燥機においては、第2に、乾燥室と、この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、その冷風用通路に前記蒸発器とは別に前記ヒートポンプに設けた第2の蒸発器を配設すると共に、その第2の蒸発器を通して機外に送風する冷風用送風機を具えたことを特徴とする(請求項2の発明)。
本発明の衣類乾燥機においては、第3に、乾燥室と、この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、前記通風路から前記冷風用通路にかけて前記蒸発器とは別の第2の蒸発器を配設すると共に、その第2の蒸発器を通して機外に送風する冷風用送風機と、前記凝縮器とは別の第2の凝縮器と、前記絞り器とは別の第2の絞り器とを具え、前記圧縮機を前記冷凍サイクルと共通に使用して、該圧縮機、前記第2の凝縮器、前記第2の絞り器、前記第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順に接続することにより第2の冷凍サイクルを構成し、この第2の冷凍サイクルにおいて冷媒を、前記圧縮機、前記第2の凝縮器、前記第2の絞り器、前記第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順に流す流れと、前記圧縮機、前記第2の蒸発器、前記第2の絞り器、前記第2の凝縮器、及び前記圧縮機の順に流す流れとの切換えをする切換装置を具えたことを特徴とする(請求項3の発明)。
上記第1の手段(請求項1の発明)によれば、ヒートポンプを作動させつつ、乾燥室の空気を循環装置により循環させることと並行して、冷風用送風機により冷風用通路を通して送風することにより、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができる。
第2の手段(請求項2の発明)によっても、ヒートポンプを作動させつつ、乾燥室の空気を循環装置により循環させることと並行して、冷風用送風機により冷風用通路を通して送風することにより、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができる。しかも、それを、風路切換装置を要することなく、又、風路切換装置の複雑な制御を要することもなく実現することができる。
第3の手段(請求項3の発明)によれば、ヒートポンプを作動させつつ、乾燥室の空気を循環装置により循環させることと並行して、ヒートポンプの第2の冷凍サイクルを、圧縮機、第2の凝縮器、第2の絞り器、第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順の冷媒の流れで作動させると共に、冷風用送風機により冷風用通路を通して送風することにより、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができる。
又、その場合、圧縮機、第2の凝縮器、第2の絞り器、第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順の冷媒の流れに代えて、ヒートポンプの第2の冷凍サイクルを、圧縮機、第2の蒸発器、第2の絞り器、第2の凝縮器、及び前記圧縮機の順の冷媒の流れで作動させると共に、冷風用送風機により冷風用通路を通して送風することにより、衣類を乾燥させる運転をしながら、同時に温風を吐出するということができる。
以下、本発明を洗濯乾燥機に適用して、第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図11を参照して説明する。
まず、図1には、洗濯乾燥機の全体構成を概略的に示しており、前面(図で右側)にドア1によって開閉される洗濯物(衣類)出入口2を有する外箱3を外殻とし、その内部に水槽4を横軸状で前上がりの傾斜状に配設している。水槽4の内部には、ドラム5を水槽4と平行で且つ同心状に配設しており、このドラム5を回転軸6で回転駆動するモータ7を水槽4の背部に取付けている。ドラム5は多孔状を成しており(孔は一部のみを図示)、その内部5aは、洗濯室として機能すると共に、脱水室として機能し、そして乾燥室として機能するようになっている。
水槽4の下方には通風ケース8を配設しており、この通風ケース8の前部を、吸込側ダクト9を介して、水槽4の前部の上部に形成した排気口10に連ねている。一方、通風ケース8の後部は、循環用送風機11のケーシング11a及び吐出側ダクト12を介して、水槽4の奥部の上部に形成した給気口13に連ねており、これらの吸込側ダクト9、通風ケース8、循環用送風機11のケーシング11a、及び吐出側ダクト12により、通風路14を組成している。
又、循環用送風機11は、上記ケーシング11a内に送風羽根11bを配設し、その送風羽根11bを、ケーシング11a外に配設したモータ11cにより回転駆動するようにしたものであり、それによる送風作用で、ドラム5内の空気を、上記通風路14を通してドラム5外に出した後、ドラム5内に戻す循環を行わしめるようになっており、もって、通風路14と循環用送風機11とによりドラム5内の空気を循環させる循環装置15を構成している。
しかして、通風路14中、特に通風ケース8の内部には、前部に蒸発器16を配設し、後部に凝縮器17を配設している。これらの蒸発器16及び凝縮器17は、図2に示すように、圧縮機18及び絞り器である絞り弁(特には、この場合、電子式絞り弁)19とでヒートポンプ20を組成するもので、このヒートポンプ20においては、圧縮機18−凝縮器17−絞り弁19−蒸発器16−圧縮機18の順に、それらを接続パイプ21によって接続することにより、冷凍サイクルを構成しており、この冷凍サイクルには冷媒(図示せず)を封入している。なお、圧縮機18及び絞り弁19は、図1には示さないが、通風ケース8外(外箱3内)に配設している。
通風ケース8と前記吸込側ダクト9との境界部分には、第1のダンパ22を配設している。この第1のダンパ22は、図1に示すように、吸込側ダクト9の下端部の前部に回動中心部22aを有するもので、図1には示さないモータにより回動されることにより、通風ケース8の前面部の内面に添う垂直位置xと、吸込側ダクト9の下端部(吸込側ダクト9と通風ケース8との連通部分)を閉塞する水平位置y、及びそれらの間の斜め位置zとに切換えられるようになっている。
又、通風ケース8の前端部の下部には吐気口23を形成しており、この吐気口23部分には第2のダンパ24を配設している。この第2のダンパ24は、吐気口23の下辺部に回動中心部24aを有するもので、図1には示さないモータにより回動されることにより、吐気口23を閉塞する垂直位置xと、吐気口23を開放して通風ケース8の底面上に伏臥する水平位置yとに切換えられるようになっている。
更に、通風ケース8の、蒸発器16より後側(凝縮器17との間)には、下部に第1の外気吸込口25を形成しており、上部に第2の外気吸込口26を形成している。なお、通風ケース8の、蒸発器16より前側(吸込側ダクト9との間)には、上部に排熱口27を形成している。
通風ケース8の内部においては、図3にも示すように、蒸発器16の上下中間部の前後部と、凝縮器17の上下中間部の前部とに、それぞれ仕切板28,29,30を水平に配設している。なお、蒸発器16は、詳しくは図示しないが、蛇行状を成す例えば銅製の冷媒流通パイプに、例えばアルミニウム板製の垂直状伝熱フィン16bを多数接触させて取着して成るもので、凝縮器17も同様の構成であり、それらの伝熱フィン16a,17aの各間を、通風ケース8内を流れる風が通るようになっている。
上記蒸発器16の後部の仕切板29の後側には、第3のダンパ31を配設している。この第3のダンパ31は、図1に示すように、上記仕切板29の後端部に回動中心部31aを有するもので、図1には示さないモータにより回動されることにより、後側の先端部が凝縮器17の前部の仕切板30の前縁部に接する(仕切板30に連なる)水平位置xと、後側の先端部が上記第1の外気吸込口25の後側で通風ケース8の底面に接する斜め位置yとに切換えられるようになっている。
そして一方、通風ケース8の前端部の下部前方には、吐気口23に連ねて吹出ダクト32を設けており、この吹出ダクト32の内部に冷風用送風機33、特にそれの図示しないモータによって回転駆動される送風羽根33aを配設している。なお、吹出ダクト32は先端部が機外の前方に向かって開放している。
しかして、図2には、配水管路34をも示している。この配水管路34では、図示しない水道の蛇口に接続される給水弁35を給水源とし、これの2つある出口の1つ35aを前記凝縮器17に配設した冷却手段である水冷配管36の入口部36aに接続している。水冷配管36は、詳細には、凝縮器17の冷媒流通パイプに沿わせると共に伝熱フィンに接触させて配管したものであり、凝縮器17、特にはそれの上記冷媒流通パイプを伝熱フィン17aを介して冷却するものである。この水冷配管36の出口部36bを注水ケース37に接続している。
注水ケース37は、図1には示さないが、前記水槽4の上方に配設したもので、上記給水弁35の出口の他の1つ35bをも直接接続しており、その出口の他の1つ35bから供給される水と、上記凝縮器17の水冷配管36を経た水とを、水槽4内に注水するようになっている。
なお、水槽4からは、水槽4の下方に配設した第1の排水弁38を介して家屋の排水口39に排水するようになっており、その排水口39には、前記凝縮器17の水冷配管36を経た水をも第2の排水弁40を介して排出するようになっている。
このほか、図4には、前記外箱3の内部に設けた制御装置41を示している。この制御装置41は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能するものであり、図示しない操作パネルが有した各種操作スイッチから成る操作入力部42より各種操作信号が入力されると共に、前記水槽4内の水位を検知するように設けた水位センサ43から水位検知信号が入力され、前記蒸発器16の温度、凝縮器17の温度、圧縮機18の温度、圧縮機18の冷媒吐出部の温度をそれぞれに検知する温度検知手段である温度センサ44〜47からそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。
制御装置41は、上記各種信号の入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記モータ7と、循環用送風機11、圧縮機18、絞り弁19、第1のダンパ22駆動用のモータ48、第2のダンパ24駆動用のモータ49、第3のダンパ31駆動用のモータ50、冷風用送風機33、給水弁35、第1の排水弁38、第2の排水弁40、を、駆動回路51を介して制御するようになっている。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
図5には、使用者が選択できる運転モードの一例として、4つのモードを示している。それは、
A:ヒートポンプの作動を伴わずに洗い〜脱水を行うモード
B:ヒートポンプ作動を伴って洗い〜乾燥を行うモード
C:ヒートポンプの作動を伴わずに洗い〜脱水を行い、そして冷風運転を行うモード
D:ヒートポンプの作動を伴って洗い〜乾燥を行い、そして冷風運転を行うモード
である。
図6には、上記4つのモードのうちのDモードにおける「洗い(温水洗い)」行程での制御装置41による制御内容を示している。この場合、電源が投入されて運転が開始(スタート)されると、操作入力の受け付けをする(ステップS1)。次いで、その操作入力に応じた各種の設定(冷風運転の有無並びに時間の設定が含まれる)をし(ステップS2)、更に、洗濯物量の検知をして(ステップS3)、その検知結果に応じた水量及び洗い〜乾燥の各行程の時間設定をする(ステップS4)。
その後、水槽4内に供給する給水動作を行う(ステップS5)。この給水動作は、給水弁35から注水ケース37を直に経て水槽4内に所定量の水道水を供給するものであり、その後にはドラム5を回転させる(ステップS6)。
一方、それと並行して冷風運転の設定が最初からあるか否かの判断をし(ステップS7)、ある(YES)と判断されれば、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図1及び図2に示す位置に設定する(ステップS8)。それは、第1のダンパ22を斜め位置zに、第2のダンパ24を水平位置yに、第3のダンパ31を斜め位置yに設定するものである。この状態では、機外の下方から、第1の外気吸込口25、蒸発器16の下部、吐気口23、吹出ダクト32、そして機外の前方へと空気が流通する通路(冷風用通路)52が前記通風路14から遮絶して形成される。
この後、ヒートポンプ20の圧縮機18を作動させると共に、循環用送風機11及び冷風用送風機33を作動させる(ステップS9)。この結果、ヒートポンプ20では、冷媒が圧縮機18により圧縮されて高温高圧の冷媒(気体)となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器17に流れて放熱し、その結果、冷媒の温度が低下して冷媒が液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り弁19を通過して減圧された後、蒸発器16に流入し、気化する。そして、蒸発器16を通過した冷媒は圧縮機18に戻る。こうした状況で、蒸発器16の温度、凝縮器17の温度、圧縮機18の温度、圧縮機18の冷媒吐出部の温度の制約の範囲で、圧縮機18を作動させる周波数と絞り弁19の開度を調整する(ステップS10)。
又、冷風用送風機33の運転によって、図1及び図2に実線矢印で示すように、第1の外気吸込口25から外気が前記冷風用通路52に吸引され、それが蒸発器16の下部を通ることで冷風化される。そして、その冷風が吹出ダクト32を通って機外の前方へと吐出され、洗濯乾燥機が設置された洗面室等のスペースの冷房に供する。
この冷風運転中は、それが設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS11)、達していない(NO)と判断されるうちは、温水の生成が、設定した時間に達したか否かの判断をする(ステップS12)。このステップS12でも、達していない(NO)と判断されるうちは、ステップS11に戻る。
一方、循環用送風機11はドラム5内の空気を、図1及び図2に破線矢印で示すように、通風路14を通して循環させる。その結果、ドラム5内から通風ケース8内に流入した空気が、蒸発器16の上部を通ることで冷却されて除湿され、その後、凝縮器17の上部及び下部を通ることで加熱されて温風化され、この温風がドラム5内に戻される。又、このときには、通風路14を通る空気の一部が排熱口27から排出され、外気が第2の外気吸込口26から通風路14に吸入される。
このような状況で、凝縮器17の温度が所定値(例えば30〜50〔℃〕)に達した否かの判断をし(ステップS13)、達した(YES)と判断されれば、前記給水弁35から凝縮器17の水冷配管36を経、そして、注水ケース37を経て水槽4内に給水することを実行する(ステップS14)。これにより、凝縮器17の水冷配管36を経る水が凝縮器17により加熱されて温水化され、それが水槽4内に供給されることで、水槽4内では先に供給された冷水と温水とが混合され、適度な水温(例えば5〜10〔℃〕)となる。かくして、洗濯物の洗い、特にはこの場合、温水による洗いが実行される(ステップS15)。
なお、水槽4内の水位が前記洗濯物量の検知結果に応じた必要量の水位に達すれば、給水弁35を閉塞する。
又、先のステップS12で、先に温水の生成が、設定した時間に達した(YES)と判断されれば、温水生成用の作動(圧縮機18及び循環用送風機11の作動)を終了し、以後、冷風運転用の作動のみとなる(ステップS16)。
更に、洗いの時間が、設定した時間に達したか否かの判断をしたところ(ステップS17)で、達した(YES)と判断されれば、洗い運転(ドラム5の回転、循環用送風機11の作動)を終了する(ステップS18)。従って、その後は、冷風運転のみの状態となり、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図8及び図9に示す位置に設定する(ステップS19)。
それは、第1のダンパ22を水平位置yに、第2のダンパ24も水平位置yに、第3のダンパ31も水平位置xに設定するものである。これにより、通風路14が吸込側ダクト9との間で遮断され、冷風用通路52が通風路14から遮絶されたまま吐気口23で開放され続けて、図8及び図9に実線矢印で示すように、第1の外気吸込口25から蒸発器16の下部を通った冷風が機外の前方へと吐出され続ける。又、このときには、外気が第2の外気吸込口26からも通風路14に吸入されて、蒸発器16の上部を通ることにより冷風化され、その冷風が吹出ダクト32を通って機外の前方へと吐出される。
この後、冷風運転の時間が、設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS20)、達した(YES)と判断されるまでは、圧縮機18を作動させる周波数と絞り弁19の開度を調整しながら冷風運転を続行し(ステップS21)、達した(YES)と判断されたところで、冷風運転(圧縮機18の作動、冷風用送風機33の作動)を終了する(ステップS22)。
なお、ステップS11で、先に、設定した時間に達した(YES)と判断されれば、圧縮機18の冷風運転用の作動を終了し(ステップS23)、以後、温水生成用の作動のみとなって、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図10及び図11に示す位置に設定する(ステップS24)。
それは、第1のダンパ22を垂直位置xに、第2のダンパ24も垂直位置xに、第3のダンパ31を水平位置xに設定するものである。これにより、通風路14が吸込側ダクト9との間で開放され、冷風用通路52が吐気口23で遮断されて、温水生成運転のみが行われる。なお、このときには、ドラム5内の空気が、図10及び図11に破線矢印で示すように、通風路14を通して循環されると共に、外気が、同図に実線矢印で示すように、第1の外気吸込口25及び第2の外気吸込口26から通風路14に吸入されて凝縮器17を通る。
この後、温水生成運転の時間が、設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS25)、達した(YES)と判断されるまでは、圧縮機18を作動させる周波数と絞り弁19の開度を調整しながら温水生成運転を続行し(ステップS26)、達した(YES)と判断されたところで、温水生成運転(圧縮機18の作動、循環用送風機11の作動)を終了する(ステップS27)。
以上は、冷風運転を温水洗い行程で最初から並行して行う場合であり、それに対して、冷風運転を洗い行程で途中から並行して行う場合には、ステップS7では、冷風運転の設定が最初からはない(NO)と判断されるので、冷風運転を伴わない温水の生成をステップS14同様に行い、且つ、このときには、第1ないし第3のダンパ22,24,31を上述の図10及び図11に示す位置に設定する(ステップS28)。これにより、通風路14が吸込側ダクト9との間で開放され、冷風用通路52が吐気口23で遮断されて、温水生成運転のみが行われる(ステップS29,30)。
そして、冷風運転について使用者の操作があれば、その時点で、「割込みルーチン」に示すように、ステップS8,9,10同様のステップS31,32,33を割込ませて実行し、そして、ステップS11に進む。
洗い行程の後には、すすぎ行程を行うものであり、それについては、洗い行程と異なる点が、洗剤を使用せず且つ温水洗いをしないのみで、それ以外は洗い行程と同様であるので、説明を省略する。
そして、すすぎ行程の後には、脱水、乾燥の行程を実行するものであり、図7には、その脱水、乾燥の行程での制御装置41による制御内容を示している。この場合、まずドラム5を所定時間間隔で高速回転させ(ステップS51)、次にプリヒート脱水を実行する(ステップS52)。このプリヒート脱水は、洗濯物を加熱しつつ脱水するもので、それを、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図10及び図11に示す位置に設定した状態で、ヒートポンプ20の圧縮機18及び循環用送風機11を作動させることで行う。
このような状況で、脱水運転の時間が、設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS53)、達した(YES)と判断されれば、脱水運転(ドラム5の高速回転)を終了する(ステップS54)。
その後、乾燥行程を実行する(ステップS55)。この乾燥行程は、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図10及び図11に示す位置に設定した状態で、ドラム5を低速回転させつつ、ヒートポンプ20の圧縮機18及び循環用送風機11を作動させることで行う。
そして、乾燥運転の時間が、設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS56)、達した(YES)と判断されれば、脱水運転(ドラム5の回転、圧縮機18の作動、及び循環用送風機11の作動)を終了する(ステップS57)。
一方、このように脱水、乾燥の行程を実行する場合も、最初には、それと並行して冷風運転の設定が最初からあるか否かの判断をし(ステップS58)、ある(YES)と判断されれば、先のステップS8,9同様のステップ59,60を経る。従って、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図1及び図2に示す位置に設定し、この状態で、上記ヒートポンプ20の圧縮機18及び循環用送風機11の作動に併せて、冷風用送風機33を作動させる。よって、ドラム5内の空気が通風路14を通し循環されるのに加えて、冷風用通路52(蒸発器16の下部)を通って生成された冷風が機外の前方へ吐出される。
こうした状況で、圧縮機18を作動させる周波数と絞り弁19の開度を、上記冷風運転を脱水、乾燥の運転と並行して行うに適するように調整する(ステップS61)。又、このときには、凝縮器17の温度に応じて、給水弁35から凝縮器17の水冷配管36に給水して凝縮器17を冷却する動作と、その給水を行わない動作の選択実行をする。この場合、凝縮器17の水冷配管36を経た水は、第2の排水弁40を経て家屋の排水口39に排出させる。
そして、先のステップS11同様のステップS62で、冷風運転が、設定した時間に達していない(NO)と判断されるうちは、脱水又は乾燥の運転時間が、設定した時間に達したか否かの判断をする(ステップS63)。このステップS63でも、達していない(NO)と判断されるうちは、ステップS62に戻る。
上記ステップS63で、脱水又は乾燥の運転時間が、設定した時間に達した(YES)と判断されれば、脱水又は乾燥の運転を終了し、以後、冷風運転用の作動のみとなる(ステップS64)。従って、ここからは、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図8及び図9に示す位置に設定する(ステップS65)。
この後、先のステップS20,21同様のステップS66,67を経、更に、先のステップS22同様のステップS68に至って冷風運転(圧縮機18の作動、冷風用送風機33の作動)を終了する。
なお、ステップS62で、先に、設定した時間に達した(YES)と判断されれば、圧縮機18の冷風運転用の作動を終了し(ステップS69)、以後、脱水又は乾燥の運転のみとなって、第1ないし第3のダンパ22,24,31を図10及び図11に示す位置に設定する(ステップS70)。
その後、脱水又は乾燥の運転時間が、設定した時間に達したか否かの判断をし(ステップS71)、達した(YES)と判断されるまでは、圧縮機18を作動させる周波数と絞り弁19の開度を調整しながら脱水又は乾燥の運転を続行し(ステップS72)、達した(YES)と判断されたところで、脱水又は乾燥の運転(ドラム5の回転、圧縮機18の作動、循環用送風機11の作動)を終了する(ステップS73)。
以上は、冷風運転を脱水、乾燥の行程で最初から並行して行う場合であり、それに対して、冷風運転を脱水、乾燥の行程の途中から並行して行う場合には、ステップS58では、冷風運転の設定が最初からはない(NO)と判断されるので、冷風運転を伴わない脱水又は乾燥の運転を行い、且つ、このときには、第1ないし第3のダンパ22,24,31を上述の図10及び図11に示す位置に設定する(ステップS74)。これにより、通風路14が吸込側ダクト9との間で開放され、冷風用通路52が吐気口23で遮断されて、脱水又は乾燥の運転のみが行われる(ステップS75,76)。
そして、この場合も、冷風運転について使用者の操作があれば、その時点で、「割込みルーチン」に示すように、ステップS59,60,61同様のステップS77,78,79を割込ませて実行し、そして、ステップS62に進む。
なお、このDモードによる運転中には、蒸発器16の表面に生成されて流下する露をドレンタンク(図示せず)から機外に排出するドレンポンプ(図示せず)を所定時間間隔で作動させる。
又、洗い行程を非温水(常温水)で行う場合は、図5のAモード、Cモードに示すように、ヒートポンプ20(圧縮機18)を作動させず、循環用送風機11も作動させずに、給水弁35から注水ケース37を直に経て水槽4内に供給する水道水のみで洗い運転を実行する。
更に、脱水行程を加熱を伴わない運転で行う場合も、図5のAモード、Cモードに示すように、ヒートポンプ20を作動させず、循環用送風機11も作動させずに、脱水運転を実行する。
加えて、冷風運転を行わない場合は、図5のAモード、Cモードに示すように、ヒートポンプ20(圧縮機18)を作動させず、循環用送風機11及び冷風用送風機33も作動させずに、各運転を実行する。
このように本構成のものでは、洗濯物(衣類)を洗濯、脱水、そして乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができるものである。
以上に対して、図12ないし図14は本発明の第2及び第3実施例(第2及び第3の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図12及び図13に示す第2実施例においては、冷風用通路61を、前述の冷風用通路52に代え、通風路14とは別の独立したダクト62によって、通風路14から遮絶して形成している。又、その冷風用通路61(ダクト62)には、冷風用送風機33を配設すると共に、それの風上側に第2の蒸発器63を配設している。なお、冷風用通路61(ダクト62)は後側の基端部が開放し、先端部が機外の前方に向かって開放している(この場合、ダンパは設けていない)。
又、上記第2の蒸発器63は、前記蒸発器16とは別のもので、図13に示すように、ヒートポンプ20に蒸発器16と直列に接続して設けている。従って、この場合、蒸発器16は、第2の蒸発器63に対する、第1の蒸発器となっている。
この構成では、ダンパを作動させることなく、前述同様の運転を行うことにより、洗濯、脱水、そして乾燥の運転を行いながら、冷風用通路61では、冷風用送風機33によってそれに吸引した外気を第2の蒸発器63で冷却して冷風化し、その冷風を機外の前方へと吐出し、洗濯乾燥機が設置された洗面室等のスペースの冷房を行うことができる。
かくして、この場合も、洗濯物を洗濯、脱水、そして乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができる。しかも、それを、ダンパ(風路切換装置)を要することなく実現でき、ダンパの複雑な制御を要することもない。
[第3実施例]
図14に示す第3実施例においては、ヒートポンプ71と配水管路72とを、それぞれ前述のヒートポンプ20と配水管路34とに代えて構成しており、他の構造は第2実施例と同様である。
ヒートポンプ71においては、圧縮機18の出口側を2分岐して、その一方を、第1実施例同様に、凝縮器17−絞り弁19−蒸発器16−圧縮機18の順に接続して、冷凍サイクル(第1の冷凍サイクル73)を構成している。
圧縮機18の2分岐した出口側の他方は、四方弁74−第2の凝縮器75−第2の絞り器である第2の絞り弁76−第2の蒸発器77−四方弁74−圧縮機18の順に接続して、第2の冷凍サイクル78を構成している。四方弁74は第2の冷凍サイクル78における冷媒の流れを切換える切換装置であり、図に実線で示す状態と、破線で示す状態とに切換えられるようになっている。又、第2の凝縮器75、第2の絞り弁76、及び第2の蒸発器77は、前記凝縮器17、絞り弁19、及び蒸発器16とはそれぞれ別のものであり、従って、この場合、凝縮器17、絞り弁19、及び蒸発器16は、それぞれ第2の凝縮器75、第2の絞り弁76、及び第2の蒸発器77に対する、第1の凝縮器、第1の絞り弁、及び第1の蒸発器となっている。
なお、この場合、第2の蒸発器77は、前記冷風用通路61(第2実施例)に前記第2の蒸発器63同様に配設しているのに対して、第2の凝縮器75は、前記外箱3内の通風路14(通風ケース8)外に配設している。
配水管路72においては、前述の給水弁35に代わって図示しない水道の蛇口に接続される給水弁79を給水源とし、これの3つある出口の1つ79aを2分岐して、その一方を第1の開閉弁80を介して、第2の凝縮器75に配設した冷却手段である水冷配管81の入口部81aに接続している。水冷配管81の出口部81bは排水口39に接続している。
上記給水弁79の2分岐した出口79aの他方は、凝縮器17の水冷配管36の入口部36aに接続し、水冷配管36の出口部36bを3分岐して、その1つを上記第2の凝縮器75の水冷配管81の入口部81aに、第2の開閉弁82を介して接続している。水冷配管36の3分岐した出口部36bの他の2つあるうちの1つは、第3の開閉弁83を介して排水口39に接続し、残りの1つを注水ケース37に接続している。又、その注水ケース37には、給水弁79の出口の他の2つ79b,79cをも接続している。
この構成では、冷風を吐出するとき、四方弁74を実線で示す状態に設定することにより、ヒートポンプ71の第1の冷凍サイクル73で、圧縮機18−凝縮器17−絞り弁19−蒸発器16−圧縮機18の順に冷媒を流し、第2の冷凍サイクルで、圧縮機18−四方弁74−第2の凝縮器75−第2の絞り弁76−第2の蒸発器77−四方弁74−圧縮機18の順に冷媒を流す。
これにより、蒸発器16が通風路14でそれを通る空気の除湿をし、第2の蒸発器77が冷風用通路61を通る外気を冷却して冷風の吐出に供する。
かくして、この場合も、洗濯物を洗濯、脱水、そして乾燥させる運転をしながら、同時に冷風を吐出するということができる。又、単独の冷風吐出運転も第1、第2実施例同様にできる。
それに対して、四方弁74を破線で示す状態に切換える。すると、ヒートポンプ71の第1の冷凍サイクル73では上述と変わりがないが、第2の冷凍サイクル78では、冷媒が、上述とは反対に、圧縮機18−第2の蒸発器77−第2の絞り弁76−第2の凝縮器75−四方弁74−圧縮機18の順に流れるように切換えられる。このため、第2の蒸発器77は凝縮器として機能し、第2の凝縮器75は蒸発器として機能するようになる。
従って、第2の蒸発器77(この場合、凝縮器)が冷風用通路61を通る外気を加熱して温風化し、温風の吐出に供するようになる。
かくして、この場合、洗濯物を洗濯、脱水、そして乾燥させる運転をしながら、同時に温風を吐出するということも切換えてできる。又、単独の温風吐出運転も切換えてできる。
なお、この温風吐出運転で、第2の蒸発器77は温風生成のための必要温度(例えば50℃〔50℃〕以上)に保たれるが、それに伴い第2の凝縮器75(この場合、蒸発器)の温度が所定値(例えば0〔℃〕)以下となると、蒸発器16(第1の蒸発器)で着霜や温度の急激な低下を生じるため、配水管路72で給水弁79から第1の開閉弁80を通じて第2の凝縮器75の水冷配管81に水を流す。これにより、第2の凝縮器75の温度を水温で上げ、蒸発器16での着霜や温度の急激な低下を防止するようにする。なお、このとき、第2の開閉弁82は閉塞させ、上記第1の開閉弁80を通った水が第2の開閉弁82を通って注水ケース37方向に分流することのないようにする。
第2の凝縮器75の水冷配管81を流れて熱交換により低温となった水は、排水口39に捨てられる。この場合、第2の凝縮器75の温度が急激に低下したときには、その第2の凝縮器75の水冷配管81で水が凍結して流れなくなるので、温風の吐出運転を中止する。この温風の吐出運転の中止は、冷風用(温風用)送風機33を停止させることと、四方弁74を実線で示す状態に切換えることにより、第2の凝縮器75を凝縮器として機能させ、第2の蒸発器77を蒸発器として機能させるようにすることである。
そして、その状態で、ヒートポンプ71を作動させ続け、第2の凝縮器75の温度を、それに流れる高温の冷媒によって上げる。加えて、配水管路72では、給水弁79から凝縮器17(第1の凝縮器)の水冷配管36に水を流し、それによって温度上昇した水を第2の開閉弁82を通じて第2の凝縮器75の水冷配管81に流し、これによっても第2の凝縮器75の温度を上げる。なお、このとき、第1の開閉弁80は閉塞させ、第2の開閉弁82を通った水が第1の開閉弁80を通って凝縮器17の水冷配管36方向に分流することのないようにする。
この後、所定時間が経過すれば、温風の吐出運転を再開する。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に洗濯乾燥機の全体としては、上述の横軸形に限られず、水槽及び回転槽を縦軸状に有する縦軸形であっても良いし、乾燥室は回転しなくても良い。又、本来的には洗濯乾燥機に限られず、乾燥機能のみを有する衣類乾燥機に適用できるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す全体の概略的縦断側面図 ヒートポンプ及び配水管路をドラム及び通風路と合わせて示す構成図 蒸発器部分の概略的斜視図 電気的構成のブロック図 運転モードを内容別に示す図 洗い行程中の制御内容を示すフローチャート 脱水、乾燥行程中の制御内容を示すフローチャート 状態の異なる図1相当図 状態の異なる図2相当図 状態の更に異なる図1相当図 状態の更に異なる図2相当図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 図2相当図 本発明の第3実施例を示す図2相当図
符号の説明
図面中、5aはドラムの内部(乾燥室)、11は循環用送風機、14は通風路、15は循環装置、16は蒸発器、17は凝縮器、18は圧縮機、19は絞り弁(絞り器)、20はヒートポンプ、33は冷風用送風機、52は冷風用通路、61は冷風用通路、63は第2の蒸発器、71はヒートポンプ、73は第1の冷凍サイクル、74は四方弁(切換装置)、75は第2の凝縮器、76は第2の絞り弁(第2の絞り器)、77は第2の蒸発器、78は第2の冷凍サイクルを示す。

Claims (3)

  1. 乾燥室と、
    この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、
    この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、
    衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、
    前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、
    前記通風路から前記冷風用通路にかけて前記蒸発器を配設すると共に、
    その蒸発器の前記冷風用通路に配設された部分を通して機外に送風する冷風用送風機を具えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 乾燥室と、
    この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、
    この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、
    衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、
    前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、
    その冷風用通路に前記蒸発器とは別に前記ヒートポンプに設けた第2の蒸発器を配設すると共に、
    その第2の蒸発器を通して機外に送風する冷風用送風機を具えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 乾燥室と、
    この乾燥室の空気を循環用送風機により乾燥室外に出して通風路を通し乾燥室に戻す循環を行わしめる循環装置と、
    この循環装置の前記通風路に蒸発器と凝縮器とを配設して、それらと圧縮機及び絞り器を、圧縮機、凝縮器、絞り器、蒸発器、及び圧縮機の順に接続することにより冷凍サイクルを構成したヒートポンプとを具え、
    衣類を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、
    前記通風路から遮絶する冷風用通路を具え、
    前記通風路から前記冷風用通路にかけて前記蒸発器とは別の第2の蒸発器を配設すると共に、
    その第2の蒸発器を通して機外に送風する冷風用送風機と、
    前記凝縮器とは別の第2の凝縮器と、
    前記絞り器とは別の第2の絞り器とを具え、
    前記圧縮機を前記冷凍サイクルと共通に使用して、該圧縮機、前記第2の凝縮器、前記第2の絞り器、前記第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順に接続することにより第2の冷凍サイクルを構成し、
    この第2の冷凍サイクルにおいて冷媒を、前記圧縮機、前記第2の凝縮器、前記第2の絞り器、前記第2の蒸発器、及び前記圧縮機の順に流す流れと、前記圧縮機、前記第2の蒸発器、前記第2の絞り器、前記第2の凝縮器、及び前記圧縮機の順に流す流れとの切換えをする切換装置を具えたことを特徴とする衣類乾燥機。
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