JP2014038768A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014038768A
JP2014038768A JP2012180468A JP2012180468A JP2014038768A JP 2014038768 A JP2014038768 A JP 2014038768A JP 2012180468 A JP2012180468 A JP 2012180468A JP 2012180468 A JP2012180468 A JP 2012180468A JP 2014038768 A JP2014038768 A JP 2014038768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
housing
tongue piece
fitting
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012180468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5943774B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Someya
敏行 染谷
Koichiro Tanaka
孝一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2012180468A priority Critical patent/JP5943774B2/ja
Priority to CN201320503052.1U priority patent/CN203521677U/zh
Publication of JP2014038768A publication Critical patent/JP2014038768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5943774B2 publication Critical patent/JP5943774B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/73Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures connecting to other rigid printed circuits or like structures

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】舌片部と溝部とが係合した第1補強金具と第2補強金具とが幅方向に傾斜することを防止するとともに、互いに嵌合した第1コネクタと第2コネクタとが幅方向に傾斜することを防止して、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が確実に保持され、信頼性が高くなるようにする。
【解決手段】第1補強金具は、第1ハウジングの厚さ方向に延在する舌片部を含み、舌片部は第1ハウジングの幅方向にも延在する板部材であり、第2補強金具は、第2ハウジングの厚さ方向及び幅方向に延在する係合板部材と、係合板部材に形成された第2ハウジングの厚さ方向に延在する溝部とを含み、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、舌片部と溝部とが係合し、舌片部の幅方向両側縁が溝部の幅方向両側縁と対向する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
従来、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために、基板対基板コネクタ等のコネクタが使用されている。このようなコネクタは、一対の回路基板における相互に対向する面の各々に取付けられ、互いに嵌(かん)合して導通するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
図10は従来のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。
図において、801は、一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタであり、図示されない第1基板の表面に実装される。また、901は、一対の基板対基板コネクタの他方としての第2コネクタであり、図示されない第2基板の表面に実装される。前記第1コネクタ801は、第1ハウジング811と、該第1ハウジング811に装着された複数の第1端子861とを有し、また、前記第2コネクタ901は、第2ハウジング911と、該第2ハウジング911に装着された複数の第2端子961とを有する。
前記第1ハウジング811は、周囲が囲まれた凹部812を備え、該凹部812内には第1凸部813が形成されている。また、該第1凸部813の両側には側壁部814が形成されている。さらに、前記第1ハウジング811の長手方向両端には第1突出端部821が各々配設され、各第1突出端部821には、前記凹部812の一部として突出端凹部822が形成されている。該突出端凹部822内には、第1凸部813と第1突出端部821とを連結する連結凸部822aが形成されている。
また、前記第2ハウジング911は、凹溝部913と、該凹溝部913の両側に形成された第2凸部912とを備える。さらに、前記第2ハウジング911の長手方向両端には第2突出端部922が各々配設され、各第2突出端部922には、窪(くぼみ)部922aが形成されている。
そして、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが嵌合すると、対応する第1端子861と第2端子961とが相互に接触することによって、第1基板と第2基板とが電気的に接続される。なお、図においては、第1コネクタ801及び第2コネクタ901は、いずれも、嵌合面が上を向いた状態となっているので、両者を嵌合させる際には、いずれか一方を上下逆様の姿勢にし、嵌合面同士を対向させる必要がある。そして、嵌合面同士が対向した状態で、第1コネクタ801及び/又は第2コネクタ901を嵌合方向に移動させると、第1ハウジング811の第1凸部813及び連結凸部822aが第2ハウジング911の凹溝部913及び窪部922aに嵌入するとともに、第2ハウジング911の第2凸部912及び第2突出端部922が第1ハウジング811の凹部812及び突出端凹部822に嵌入して、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが嵌合される。
特開2008−305603号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、第1コネクタ801と第2コネクタ901とが幅方向に互いに傾斜してしまうので、比較的弱い抜去力が付与されただけで、嵌合が解除されてしまうことがある。
一般に、前記従来のコネクタのように端子が複数本の列を形成するように配列されたコネクタの場合、嵌合を解除する際に、嵌合面同士が平行を維持するように相互のコネクタの姿勢を維持したままで互いを引離す操作、いわゆる平行抜去、を行うと、強い抜去力が必要となる。これは、すべての列における端子同士の係合を同時に解除することとなるので、各係合端子同士の係合を解除するための力の総和が抜去力として付与される必要があるからである。
これに対して、嵌合を解除する際に、嵌合面同士が斜めになるように、一方のコネクタを他方のコネクタに対して幅方向、すなわち、左右に傾斜させて互いを引離す操作、いわゆる斜め抜去、を行うと、比較的弱い抜去力を付与するだけで済んでしまう。これは、左右いずれか一方の列における端子同士の係合を解除した後に、他方の列における端子同士の係合を解除することとなるので、各係合端子同士の係合を解除するための力の総和の半分程度が抜去力として順次付与されれば済むからである。
そのため、前記従来のコネクタにおいては、第1コネクタ801が実装されている第1基板や第2コネクタ901が実装されている第2基板を斜めにする力が付与された場合等には、斜め抜去が行われることになり、意図せずに、乃至は、不必要に第1コネクタ801と第2コネクタ901との嵌合が解除されてしまうことがある。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、第1補強金具の舌片部の幅方向両側縁と第2補強金具の溝部の幅方向両側縁とを対向させることによって、舌片部と溝部とが係合した第1補強金具と第2補強金具とが幅方向に傾斜することを防止するとともに、互いに嵌合した第1コネクタと第2コネクタとが幅方向に傾斜することを防止して、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が確実に保持され、信頼性の高いコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のコネクタにおいては、第1端子と、長手方向両端に形成された第1嵌合ガイド部を含む第1ハウジングとを備える第1コネクタと、前記第1端子と接触する第2端子と、長手方向両端に形成され、前記第1嵌合ガイド部と嵌合する第2嵌合ガイド部を含む第2ハウジングとを備える第2コネクタとを含むコネクタであって、前記第1嵌合ガイド部及び第2嵌合ガイド部には第1補強金具及び第2補強金具が取付けられ、前記第1補強金具は、前記第1ハウジングの厚さ方向に延在する舌片部を含み、該舌片部は前記第1ハウジングの幅方向にも延在する板部材であり、前記第2補強金具は、前記第2ハウジングの厚さ方向及び幅方向に延在する係合板部材と、該係合板部材に形成された前記第2ハウジングの厚さ方向に延在する溝部とを含み、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部と前記溝部とが係合し、前記舌片部の幅方向両側縁が前記溝部の幅方向両側縁と対向する。
本発明の他のコネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部の両面と前記係合板部材の両面とは、それぞれ、略面一となる。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記舌片部は、幅狭部と、幅広部と、前記幅狭部と幅広部との境界に形成された段差部とを含み、前記溝部は、前記舌片部の幅狭部、幅広部及び段差部とそれぞれ係合する幅狭部、幅広部及び段差部を含む。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合する際、前記舌片部は、幅狭部が前端で幅広部が後端となる向きで、前記溝部の幅広部から進入して幅狭部に向うように相対的に移動して前記溝部内に進入する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記舌片部は、前記第1嵌合ガイド部の内側面に沿って延在し、前記係合板部材は、前記第2嵌合ガイド部の外側面に沿って延在する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記舌片部の先端部は、前記第1嵌合ガイド部に形成された凹部内に進入して係合し、前記係合板部材の幅方向両側縁は、前記第2嵌合ガイド部に形成された凹部内に収容されて保持される。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記第1補強金具は、前記第1ハウジングの長手方向に延在する一対の第1腕部と、該第1腕部の各々に接続され、前記第1ハウジングの厚さ方向に延在する第1補強金具固定部材とを含み、前記第2補強金具は、前記第2ハウジングの長手方向に延在する一対の第2腕部を含み、前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部及び溝部よりも幅方向の外側において、前記第1補強金具固定部材が前記第2腕部の側面と係合する。
本発明によれば、コネクタは、第1補強金具の舌片部の幅方向両側縁と第2補強金具の溝部の幅方向両側縁とを対向させる。これにより、舌片部と溝部とが係合した第1補強金具と第2補強金具とが幅方向に傾斜することを防止するとともに、互いに嵌合した第1コネクタと第2コネクタとが幅方向に傾斜することを防止して、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が確実に保持され、信頼性を高くすることができる。
本発明の実施の形態における第1コネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における第2コネクタの斜視図であって実装面側から観た図である。 本発明の実施の形態における第2コネクタの斜視図であって嵌合面側から観た図である。 本発明の実施の形態における第1補強金具及び第2補強金具を示す図であって、(a)〜(c)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態における各方向から観た斜視図、(d)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合直前の状態における斜視図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合工程での第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す一部破断面を含む斜視図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合が完了した状態での第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す一部破断面を含む斜視図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合が完了した状態での第1端子と第2端子との位置関係を示す断面図であって図2におけるA−A矢視断面図である。 本発明の実施の形態における嵌合したコネクタに傾斜させる外力が付与されたときの第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す断面図である。 従来のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における第1コネクタの斜視図、図2は本発明の実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合した状態を示す斜視図である。
図において、1は本実施の形態におけるコネクタである一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタであり、実装部材としての図示されない第1基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。また、101は本実施の形態におけるコネクタである一対の基板対基板コネクタの他方、すなわち、相手方コネクタとしての第2コネクタであり、実装部材としての図示されない第2基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。
本実施の形態におけるコネクタは、典型的には、基板対基板コネクタと称されるものであって、前記第1コネクタ1及び第2コネクタ101を含み、基板としての第1基板及び第2基板を電気的に接続する。なお、前記第1基板及び第2基板は、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等であるが、いかなる種類の基板であってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタの各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記コネクタの各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記第1コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第1ハウジング11を有する。該第1ハウジング11は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、第2コネクタ101が嵌入される側、すなわち、嵌合面側(図1における上側)には、周囲が囲まれた概略長方形の凹部12が形成されている。前記第1コネクタ1は、例えば、縦約10.0〔mm〕、横約2.5〔mm〕及び厚さ約1.0〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、前記凹部12内には島部としての第1凸部13が第1ハウジング11と一体的に形成され、また、前記第1凸部13の両側には該第1凸部13と平行に延在する側壁部14が第1ハウジング11と一体的に形成されている。
前記第1凸部13及び側壁部14は、凹部12の底面から上方に向けて突出し、第1ハウジング11の長手方向に延在する。これにより、前記第1凸部13の両側には、凹部12の一部として、第1ハウジング11の長手方向に延在する細長い凹部である凹溝部12aが第1凸部13と側壁部14との間に形成される。なお、図に示される例において、前記第1凸部13は単数であるが、複数であってもよく、その数はいくつであってもよい。また、前記第1凸部13は、例えば、幅約0.6〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。
ここで、前記第1凸部13の両側の側面には凹溝状の第1端子収容内側キャビティ15aが形成されている。また、前記側壁部14の内側の側面には凹溝状の第1端子収容外側キャビティ15bが形成されている。該第1端子収容外側キャビティ15bは、側壁部14の内側の側面だけでなく、側壁部14の内側の側面、側壁部14の上面及び側壁部14の外側の側面に連続して跨(またが)るようにして、凹溝状に形成されている。そして、前記第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとは、凹溝部12aの底面において連結され互いに一体化しているので、第1端子収容内側キャビティ15aと第1端子収容外側キャビティ15bとを統合的に説明する場合には、第1端子収容キャビティ15として説明する。
該第1端子収容キャビティ15は、第1凸部13の両側に、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで10個ずつ形成されている。そして、第1端子収容キャビティ15の各々に収容される第1端子61も、第1凸部13の両側に、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで10個ずつ配設されている。なお、前記第1端子収容キャビティ15のピッチ及び数は適宜変更することができる。
前記第1端子61は、導電性の金属板に打抜き加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、被保持部63と、該被保持部63の下端に接続されたテール部62と、前記被保持部63の上端に接続された上側接続部67と、該上側接続部67の内方端近傍に形成された第2接触凸部としての第2接触部66と、該第2接触部66に接続された下側接続部64と、該下側接続部64の自由端近傍に形成された第1接触部65と、該第1接触部65に形成された第1接触凸部65aとを備える。
そして、前記第1端子61は、嵌合面側から、第1端子収容キャビティ15内に嵌入され、被保持部63が第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の外側の側面に形成された部分に収容され、上側接続部67が第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の上面に形成された部分に収容され、上側接続部67の内方端近傍と下側接続部64とを連結する部分が第1端子収容外側キャビティ15bにおける側壁部14の内側の側面に形成された部分に収容され、第1ハウジング11に固定される。この状態、すなわち、第1端子61が第1ハウジング11に装填(てん)された状態において、前記第1接触部65と第2接触部66とは、凹溝部12aの左右両側に位置し、互いに向合っている。そして、互いに向合う第1接触部65と第2接触部66との間隔は、弾性的に変化可能である。すなわち、第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入されると、それにより、第1接触部65と第2接触部66との間隔は弾性的に伸長する。なお、前記テール部62は、第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。
また、前記第1ハウジング11の長手方向両端には第1嵌合ガイド部としての第1突出端部21が各々配設されている。各第1突出端部21には、前記凹部12の一部として突出端凹部22が形成されている。該突出端凹部22は、略長方形の凹部であり、各凹溝部12aの長手方向両端に接続されている。そして、前記突出端凹部22は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、該第2コネクタ101が備える後述される第2突出端部122が挿入される挿入凹部として機能する。
さらに、前記第1突出端部21は、側壁部14の長手方向両端から第1ハウジング11の長手方向に延出する側壁延長部21bを備える。各第1突出端部21は、連続したコ字状の側壁を形成し、略長方形の突出端凹部22の三方を画定する。
そして、前記第1突出端部21には、補強金具としての第1補強金具51が取付けられる。該第1補強金具51は、第1突出端部21の嵌合側面としての上面21aの少なくとも一部を覆うように配設され、第1突出端部21の側壁延長部21bに形成された第1金具保持凹部26内に収容されて保持される。
本実施の形態において、第1補強金具51は、金属板(例えば、厚さ約0.1〔mm〕)に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、全体として第1ハウジング11の幅方向に延在する本体部としての第1本体部52と、該第1本体部52の左右両端に曲げて接続され、第1ハウジング11の厚さ方向(図1における上下方向)及び長手方向に延在し、前記第1ハウジング11に保持される被保持部としての第1腕部57と、該第1腕部57の下端に接続された基板接続部としての第1基板接続部56と、前記第1本体部52の中央からほぼ90度に屈曲して下方に向けて、すなわち、実装面に向けて延出する係合舌片としての舌片部54とを備える。
前記第1本体部52は、典型的には、第1突出端部21の上面21aの大半を覆うように配設されるが、前記上面21aの一部のみを覆う程度のものであってもよい。
また、前記舌片部54は、その上端が前記上面21aに曲げて接続され、第1ハウジング11の厚さ方向に延在し、第1突出端部21の内側面(第1ハウジング11の長手方向中央に向いた面)21cに沿って延在するように配設される。なお、図に示される例において、前記舌片部54は、舌片裏面支持部として機能する内側面21cの中央部に形成された支持凸部としての凸部21dの表面に沿って延在するとともに、その先端部が突出端凹部22に形成された舌片先端支持部としての凹部22a内に進入して係合するように形成されているが、前記凸部21d及び凹部22aは適宜省略することもできる。
さらに、前記第1腕部57の上端には、ほぼ180度に屈曲して下方に向けて、すなわち、実装面に向けて延出するクリップ片55及び接触片58が接続されている。前記クリップ片55は、第1補強金具51を第1ハウジング11に固定するための第1補強金具固定部材として機能し、前記第1腕部57と協働し、前記第1金具保持凹部26において、側壁延長部21bの壁部材21eを両側から挟持する。また、前記接触片58は、端子として機能し得る部材であり、第1補強金具51が第1基板のパワーライン、グランドライン等に電気的に接続されている場合に、第2コネクタ101が備える部材であって、第2基板のパワーライン、グランドライン等に電気的に接続されている部材と接触して、第1基板及び第2基板のパワーライン同士、グランドライン同士等を導通させるようになっている。
前記第1金具保持凹部26は、第1ハウジング11の厚さ方向かつ長手方向に延在する溝状の第1腕部収容部26aと、該第1腕部収容部26aに連結し、側壁延長部21bの外面に開口する接続部収容開口部26bとを備える。そして、第1補強金具51の第1腕部57は、前記第1腕部収容部26a内に収容されて保持される。また、第1腕部57の下端には、第1基板接続部56が、その自由端が第1ハウジング11の幅方向外側を向くように曲げて接続されている。前記第1基板接続部56は、第1補強金具51のはんだテール部として機能し、その自由端の下面が第1ハウジング11の実装面とほぼ平行となるように形成され、第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって固定される。
次に、前記第2コネクタ101の構成について説明する。
図3は本発明の実施の形態における第2コネクタの斜視図であって実装面側から観た図、図4は本発明の実施の形態における第2コネクタの斜視図であって嵌合面側から観た図である。
第2コネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としての第2ハウジング111を有する。該第2ハウジング111は、図に示されるように、概略直方体である概略長方形の厚板状の形状を備え、例えば、縦約8.0〔mm〕、横約1.5〔mm〕及び厚さ約0.8〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。そして、第2ハウジング111の第1コネクタ1に嵌入される側、すなわち、嵌合面(図4に示される面)側には、第2ハウジング111の長手方向に延在する細長い凹溝部113と、該凹溝部113の外側を画定するとともに、第2ハウジング111の長手方向に延在する細長い凸部としての第2凸部112とが一体的に形成されている。該第2凸部112は、凹溝部113の両側に沿って、かつ、第2ハウジング111の両側に沿って形成されている。また、各第2凸部112には、端子としての第2端子161が配設されている。
図に示されるように、凹溝部113は、第2基板に実装される側、すなわち、実装面(図3に示される面)側が底部によって閉止されている。なお、図に示される例において、前記第2凸部112は2本であるが、単数であってもよく、その数はいくつであってもよい。また、前記凹溝部113は、例えば、幅約0.7〔mm〕の寸法を備えるものであるが、寸法は適宜変更することができる。
前記第2端子161は、導電性の金属板に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、被保持部163と、該被保持部163の下端に接続されたテール部162と、前記被保持部163の上端に接続された接続部164と、該接続部164の内方端に接続された第1接触部165と、前記被保持部163の外側の表面に形成された第2接触部166とを備える。なお、該第2接触部166の上方には、第1端子61の第2接触部66と係合する第2接触凸部166aが形成されている。
そして、前記第2端子161は、嵌合面側から、第2端子収容キャビティ115内に嵌入され、被保持部163が第2端子収容キャビティ115における第2凸部112の外側の側面に形成された部分に収容され、その側壁によって両側から挟持されることにより、第2ハウジング111に固定される。この状態、すなわち、第2端子161が第2ハウジング111に装填された状態において、第1接触部165、接続部164及び第2接触部166の表面が第2凸部112の各側面及び嵌合面に露出した状態となる。なお、前記テール部162は、第2ハウジング111の外方を向いて延出し、第2基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続される。また、前記第2端子161は、例えば、約0.4〔mm〕のピッチで左右に10個ずつ配設されている。なお、第2端子161のピッチ及び数は適宜変更することができる。
また、前記第2ハウジング111の長手方向両端には第2嵌合ガイド部としての第2突出端部122が各々配設されている。該第2突出端部122は、第2ハウジング111の幅方向に延在し、両端が各第2凸部112の長手方向両端に接続された肉厚の部材である。そして、前記第2突出端部122は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が嵌合された状態において、前記第1コネクタ1が備える第1突出端部21の突出端凹部22に挿入される挿入凸部として機能する。
さらに、前記第2突出端部122には、補強金具としての第2補強金具151が取付けられる。該第2補強金具151は、第2突出端部122の嵌合側面としての上面122aの少なくとも一部を覆うように配設され、第2突出端部122に形成された凹部としての第2金具保持側面凹部126a内、第2金具保持端面凹部126b内及び第2金具保持上面凹部126c内に収容されて保持される。
本実施の形態において、第2補強金具151は、金属板(例えば、厚さ約0.1〔mm〕)に打抜き、曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、全体として第2ハウジング111の幅方向に延在する本体部としての第2本体部152と、該第2本体部152の左右両端に曲げて接続され、第2ハウジング111の厚さ方向(図3における上下方向)及び長手方向に延在し、前記第2ハウジング111に保持される被保持部としての第2腕部157と、前記第2本体部152の凹溝部113寄りの端部における中央からほぼ90度に屈曲して下方に向けて、すなわち、実装面に向けて延出する被保持部としての中央腕部155と、前記第2本体部152の凹溝部113と反対側の端部における中央からほぼ90度に屈曲して下方に向けて、すなわち、実装面に向けて延出する係合板部材としての外板部153とを備える。
前記第2本体部152は、典型的には、第2突出端部122の上面122aの大半を覆うように配設されるが、前記上面122aの一部のみを覆う程度のものであってもよい。
また、前記外板部153は、その上端が前記上面122aに曲げて接続され、第2ハウジング111の厚さ方向に延在し、第2突出端部122の外側面(第2ハウジング111の長手方向両端外側を向いた面)122bに沿って延在するように配設される。そして、前記外板部153は、第2ハウジング111の厚さ方向及び幅方向に延在する板部材であって、その幅方向両側縁が第2金具保持端面凹部126b内に収容されて保持される。また、前記外板部153の幅方向中央には、その下端において開口し、下端から上端に向けて延在する幅広溝状の係合凹部としての溝部154が形成されている。該溝部154に露出する第2突出端部122の外側面122bは、溝部154の底面として機能する。また、前記外板部153は、前記溝部154によって、左右に分割されている。
なお、前記外板部153の下端は、第2ハウジング111の実装面に突出し、第2補強金具151のはんだテール部として機能し、その下端の下面が第2基板上の固定用パッドにはんだ付等によって固定される。また、前記第2腕部157は、第2ハウジング111の厚さ方向かつ長手方向に延在するように第2突出端部122の側面に形成された前記第2金具保持側面凹部126a内に、収容されて保持される。さらに、前記中央腕部155は、第2突出端部122の上面122aに開口する第2金具保持上面凹部126c内に挿入されて保持される。なお、前記第2腕部157を、第1補強金具51の接触片58と接触させてもよい。これにより、前記第2補強金具151が第2基板のパワーライン、グランドライン等に電気的に接続され、かつ、前記第1補強金具51が第1基板のパワーライン、グランドライン等に電気的に接続されている場合には、第1基板及び第2基板のパワーライン同士、グランドライン同士等が導通する。
次に、前記第1補強金具51及び第2補強金具151について詳細に説明する。
図5は本発明の実施の形態における第1補強金具及び第2補強金具を示す図である。なお、図において、(a)〜(c)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態における各方向から観た斜視図、(d)は第1コネクタと第2コネクタとが嵌合直前の状態における斜視図である。
図に示されるように、第1補強金具51の舌片部54は、ガイド部としての幅狭部54aと、係合本体部としての幅広部54bと、前記幅狭部54aと幅広部54bとの境界に形成された段差部54cとを備える。また、第2補強金具151の溝部154は、幅狭部154aと、係合本体部としての幅広部154bと、前記幅狭部154aと幅広部154bとの境界に形成された段差部154cとを備える。
前記舌片部54の幅狭部54aは、第1本体部52に接続される部分であってほぼ90度に屈曲した屈曲部分を含んでいる。そして、該屈曲部分の外側曲面は、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合工程において、突出端凹部22内に進入する第2突出端部122の外側面122b乃至第2補強金具151の第2本体部152と摺(しゅう)接し、これらをスムーズに案内するガイド面としても機能する。また、前記幅狭部54aが溝部154の幅広部154bよりも幅狭なので、前記幅狭部54aの両側縁は、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合工程において、舌片部54が溝部154内に進入する際に、進入を容易にするガイドとして機能する。
なお、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合工程において、第2突出端部122が突出端凹部22内に進入する際には、舌片部54の幅狭部54aが、幅広部154bにおける第2本体部152寄りの部分から進入し、溝部154内を幅狭部154aの方に向って相対的に移動する。つまり、舌片部54は、幅狭部54aが前端で幅広部54bが後端となる向きで、溝部154の幅広部154bから進入して幅狭部154aに向うように相対的に移動して溝部154内に進入する。そのため、舌片部54の幅狭部54aが溝部154の幅広部154bよりも幅狭であると、舌片部54を溝部154内に容易に進入させることが可能となる。
第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了した状態では、舌片部54と溝部154とが係合し、舌片部54の幅方向両側縁が溝部154の幅方向両側縁と対向する。具体的には、図5(a)〜(c)に示されるように、舌片部54の幅狭部54aが溝部154の幅狭部154a内に収容され、舌片部54の幅広部54bが溝部154の幅広部154b内に収容され、舌片部54の段差部54cが溝部154の段差部154cと係合する。すなわち、舌片部54の幅狭部54a、幅広部54b及び段差部54cが、溝部154の幅狭部154a、幅広部154b及び段差部154cと、それぞれ、係合する。そして、舌片部54の両面と外板部153の両面とは、それぞれ、略面一となる。
また、第1補強金具51の第1腕部57の先端には、凹凸形状の第1ロック掛止部57aが形成され、第1ハウジング11の第1腕部収容部26a内に掛止され、確実に保持されるようになっている。さらに、前記第1腕部57に接続された接触片58には、接触凸部58aが形成され、例えば、第2補強金具151の第2腕部157との接触を確実に維持することができる。
次に、前記構成の第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図6は本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合工程での第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す一部破断面を含む斜視図、図7は本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合が完了した状態での第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す一部破断面を含む斜視図、図8は本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合が完了した状態での第1端子と第2端子との位置関係を示す断面図であって図2におけるA−A矢視断面図、図9は本発明の実施の形態における嵌合したコネクタに傾斜させる外力が付与されたときの第1補強金具と第2補強金具との位置関係を示す断面図である。
ここで、第1コネクタ1は、第1端子61のテール部62が図示されない第1基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続されるとともに、第1補強金具51の第1基板接続部56が第1基板上の固定用パッドにはんだ付等によって接続されることにより、第1基板に表面実装されているものとする。
同様に、第2コネクタ101は、第2端子161のテール部162が図示されない第2基板上の導電トレースに連結された端子接続パッドにはんだ付等によって接続されるとともに、第2補強金具151の外板部153の下端が第2基板上の固定用パッドにはんだ付等によって接続されることにより、第2基板に表面実装されているものとする。
まず、オペレータは、第1コネクタ1の嵌合面と第2コネクタ101の嵌合面とを対向させた状態とし、第2コネクタ101の第2凸部112の位置が第1コネクタ1の対応する凹溝部12aの位置と合致し、第2コネクタ101の第2突出端部122の位置が第1コネクタ1の対応する突出端凹部22の位置と合致すると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との位置合せが完了する。
この状態で、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に移動させると、第2コネクタ101の第2凸部112及び第2突出端部122が第1コネクタ1の凹溝部12a及び突出端凹部22内に挿入される。
図6には、前記第2突出端部122の突出端凹部22内への挿入が開始された状態が示されている。前述のように、第1補強金具51の舌片部54の幅狭部54aは屈曲部分を含み、該屈曲部分の外側曲面は、突出端凹部22内に進入する第2突出端部122の外側面122b乃至第2補強金具151の第2本体部152と摺接し、これらをスムーズに案内する。また、前記幅狭部54aが溝部154の幅広部154bよりも幅狭なので、前記幅狭部54aの両側縁は、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合工程において、舌片部54が溝部154内に進入する際に、進入を容易にする。さらに、第1補強金具51のクリップ片55及び接触片58は、第1腕部57の上端に屈曲して接続されて、下方に向けて延出している。そのため、その屈曲部分の外側曲面は、突出端凹部22内に進入する第2突出端部122の上面122a乃至第2補強金具151の第2腕部157と摺接し、これらをスムーズに案内する。
続いて、第1コネクタ1及び/又は第2コネクタ101を相手側に接近する方向、すなわち、嵌合方向に更に移動させると、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了し、第1端子61と第2端子161とが導通した状態となる。
図7には、前記第2突出端部122の突出端凹部22内への挿入が完了した状態が示されている。前述のように、舌片部54の幅狭部54aが溝部154の幅狭部154a内に収容され、舌片部54の幅広部54bが溝部154の幅広部154b内に収容され、舌片部54の段差部54cが溝部154の段差部154cと係合する。すなわち、第1補強金具51の舌片部54の幅狭部54a、幅広部54b及び段差部54cが、第2補強金具151の溝部154の幅狭部154a、幅広部154b及び段差部154cと、それぞれ、係合する。さらに、第1補強金具51のクリップ片55及び接触片58が、第2補強金具151の第2腕部157の側面と係合する。
また、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、図8に示されるように、第2コネクタ101の左右の第2凸部112が第1コネクタ1の左右の凹溝部12a内に挿入される。そして、各第1端子61の第1接触部65と第2接触部66との間に第2コネクタ101の第2端子161が挿入され、第1端子61の第1接触部65と第2端子161の第1接触部165とが接触し、第1端子61の第2接触部66と第2端子161の第2接触部166とが接触する。
その結果、第1端子61のテール部62が接続された第1基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースと、第2端子161のテール部162が接続された第2基板上の端子接続パッドに接続された導電トレースとが導通する。
また、第1端子61の第2接触部66が第2端子161の第2接触凸部166aと係合した状態となる。その結果、第1コネクタ1と第2コネクタ101とがロックされる。したがって、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合を解除する方向の外力が付与されても嵌合が容易に解除されることがないので、意図しない、乃至、不必要な嵌合解除の発生を防止することができる。
ところで、発明が解決しようとする課題の項でも説明したように、従来のコネクタの場合には、コネクタが実装される基板を斜めにするような力が付与されると、斜め抜去が行われ、意図しない、乃至、不必要な嵌合解除が発生してしまうことがある。
これに対して、本実施の形態においては、第1補強金具51と第2補強金具151とが係合しているので、斜め抜去が行われることがなく、意図しない、乃至、不必要な嵌合解除が発生してしまうことがない。
図9には、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合している状態で、例えば、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が実装されている第1基板及び第2基板を介し、第2コネクタ101を第1コネクタ1に対して、相対的に幅方向に斜めにするような外力が付与された状態が示されている。しかしながら、本実施の形態においては、第1補強金具51の舌片部54と第2補強金具151の溝部154とが係合しているので、図9に示されるように、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して、わずかに傾くのみであって、幅方向に大きく傾くことはない。したがって、斜め抜去が行われることがなく、意図しない、乃至、不必要な嵌合解除が発生してしまうことがない。
前記舌片部54は、第1ハウジング11の厚さ方向及び幅方向に延在する板部材であって、図7に示されるように、幅広の幅広部54bの両側縁が、前記溝部154の幅広の幅広部154bの両側縁と対向して変位が規制されている。特に、幅広部54bの側縁における上端に位置する段差部54cが幅広部154bの側縁における上端に位置する段差部154cと対向し、かつ、幅広部54bの側縁における下端近傍の部分が溝部154の幅広部154bの側縁における下端と対向している。
そのため、第2コネクタ101を第1コネクタ1に対して相対的に幅方向に斜めにするような外力、すなわち、図7に示される破断面において、溝部154を舌片部54に対して回転させるような外力が付与されても、主として、溝部154の幅広部154bの対角線上に位置する一方の段差部154c及び他方の側縁における下端の回転方向の変位が、対向する舌片部54の段差部54c及び幅広部54bの側縁によって阻止されることにより、溝部154の舌片部54に対する回転が防止される。この場合、回転方向の変位を阻止する力は、モーメントであって、回転中心から作用点までの距離に比例するので、幅広部154bの対角線上に位置する舌片部54の段差部54c及び幅広部54bの側縁によって発揮される回転方向の変位を阻止する力は、大きなものであることが分かる。したがって、第2コネクタ101を第1コネクタ1に対して相対的に幅方向に斜めにするような外力が大きな場合であっても、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることを防止することができる。
また、溝部154の幅広部154bに比較して幅狭ではあるが、幅狭部154aの側縁も舌片部54の幅狭部54aの側縁によって変位が阻止されるので、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることを確実に防止することができる。
さらに、溝部154の段差部154cが舌片部54の段差部54cと係合しているので、溝部154の舌片部54に対する変位をより効果的に防止することができる。したがって、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることをより確実に防止することができる。
さらに、前記舌片部54及び溝部154よりも幅方向の外側において、第1補強金具51のクリップ片55が第2補強金具151の第2腕部157の側面と係合していることによっても、第2補強金具151を第1補強金具51に対して回転方向に変位させることが防止される。したがって、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることを更に確実に防止することができる。
また、第2補強金具151の外板部153は、第2突出端部122の外側面122bに沿って延在するとともに、その幅方向両側縁が第2金具保持端面凹部126b内に収容されて保持されているので、その板厚方向、すなわち、第2ハウジング111の長手方向に関しての変位が防止されている。したがって、前記外板部153に形成された溝部154の各部も、第2ハウジング111の長手方向に関して変位することがない。
一方、舌片部54は、その先端部が突出端凹部22の凹部22a内に進入して係合しているとともに、その一面(第1コネクタ1の長手方向外側の面)が突出端凹部22の内側面21c、より具体的には、内側面21cに形成された凸部21dの表面に沿っているので、その板厚方向、すなわち、第1ハウジング11の長手方向に関しての変位が防止されている。さらに、前記舌片部54は、溝部154内に進入した状態において、その他面(第1コネクタ1の長手方向内側の面)が、溝部154の底面でもある第2突出端部122の外側面122bと対向するので、第1ハウジング11の長手方向に関しての変位が防止される。したがって、前記舌片部54の各部は、第1ハウジング11の長手方向に関して変位することがない。
そうであるから、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合している状態において、第1補強金具51の舌片部54の各部及び第2補強金具151の溝部154の各部は、いずれも、第1ハウジング11及び第2ハウジング111の長手方向に変位することがない。したがって、外力が付与されても、第1補強金具51の舌片部54の幅狭部54a、幅広部54b及び段差部54cと、第2補強金具151の溝部154の幅狭部154a、幅広部154b及び段差部154cとの係合が解除されることがないので、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることを防止することができる。
なお、ここでは、舌片部54が幅狭部54a、幅広部54b及び段差部54cを備え、かつ、溝部154が幅狭部154a、幅広部154b及び段差部154cを備える例について説明したが、舌片部54及び溝部154は、係合したときに互いの幅方向両側縁が対向するものであれば、いかなる形状のものであってもよく、例えば、幅が均一のものであってもよい。
このように、本実施の形態において、コネクタは、第1端子61と、長手方向両端に形成された第1突出端部21を含む第1ハウジング11とを備える第1コネクタ1と、第1端子61と接触する第2端子161と、長手方向両端に形成され、第1突出端部21と嵌合する第2突出端部122を含む第2ハウジング111とを備える第2コネクタ101とを含んでいる。そして、第1突出端部21及び第2突出端部122には第1補強金具51及び第2補強金具151が取付けられ、第1補強金具51は、第1ハウジング11の厚さ方向に延在する舌片部54を含み、舌片部54は第1ハウジング11の幅方向にも延在する板部材であり、第2補強金具151は、第2ハウジング111の厚さ方向及び幅方向に延在する外板部153と、外板部153に形成された第2ハウジング111の厚さ方向に延在する溝部154とを含み、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、舌片部54と溝部154とが係合し、舌片部54の幅方向両側縁が溝部154の幅方向両側縁と対向する。
これにより、舌片部54と溝部154とが係合した第1補強金具51と第2補強金具151とが幅方向に傾斜することを防止することができる。そして、互いに嵌合した第1コネクタ1と第2コネクタ101とが幅方向に傾斜することを防止することができる。したがって、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が確実に保持され、信頼性を向上させることができる。
また、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、舌片部54の両面と外板部153の両面とは、それぞれ、略面一となる。したがって、舌片部54の幅方向両側縁と溝部154の幅方向両側縁とが離れた位置で、それぞれ、対向することによって、溝部154の舌片部54に対する回転方向の変位を阻止するので、該変位を阻止するための大きなモーメントを発生することができる。
さらに、舌片部54は、幅狭部54aと、幅広部54bと、幅狭部54aと幅広部54bとの境界に形成された段差部54cとを含み、溝部154は、舌片部54の幅狭部54a、幅広部54b及び段差部54cとそれぞれ係合する幅狭部154a、幅広部154b及び段差部154cを含んでいる。したがって、溝部154の舌片部54に対する変位を効果的に防止することができ、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して斜めになることをより確実に防止することができる。
さらに、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際、舌片部54は、幅狭部54aが前端で幅広部54bが後端となる向きで、溝部154の幅広部154bから進入して幅狭部154aに向うように相対的に移動して溝部154内に進入する。これにより、舌片部54の幅狭部54aがガイドとして機能するので、舌片部54を溝部154内に容易に進入させることが可能となる。
さらに、舌片部54は、第1突出端部21の内側面21cに沿って延在し、外板部153は、第2突出端部122の外側面122bに沿って延在する。これにより、舌片部54及び溝部154の第1ハウジング11及び第2ハウジング111の長手方向への変位が防止されるので、舌片部54と溝部154との係合が解除されることがない。
さらに、舌片部54の先端部は、第1突出端部21に形成された凹部22a内に進入して係合し、外板部153の幅方向両側縁は、第2突出端部122に形成された第2金具保持端面凹部126b内に収容されて保持される。これにより、舌片部54及び溝部154の第1ハウジング11及び第2ハウジング111の長手方向への変位がより確実に防止されるので、舌片部54と溝部154との係合の解除が確実に防止される。
さらに、第1補強金具51は、第1ハウジング11の長手方向に延在する一対の第1腕部57と、第1腕部57の各々に接続され、第1ハウジング11の厚さ方向に延在するクリップ片55とを含み、第2補強金具151は、第2ハウジング111の長手方向に延在する一対の第2腕部157を含み、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合が完了すると、舌片部54及び溝部154よりも幅方向の外側において、クリップ片55が第2腕部157の側面と係合する。したがって、第2コネクタ101が第1コネクタ1に対して幅方向に傾斜することを更に確実に防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、コネクタに適用することができる。
1、801 第1コネクタ
11、811 第1ハウジング
12、22a、812 凹部
12a、113、913 凹溝部
13、813 第1凸部
14、814 側壁部
15a 第1端子収容内側キャビティ
15b 第1端子収容外側キャビティ
21、821 第1突出端部
21a、122a 上面
21b 側壁延長部
21c 内側面
21d 凸部
21e 壁部材
22、822 突出端凹部
26 第1金具保持凹部
26a 第1腕部収容部
26b 接続部収容開口部
51 第1補強金具
52 第1本体部
54 舌片部
54a、154a 幅狭部
54b、154b 幅広部
54c、154c 段差部
55 クリップ片
56 第1基板接続部
57 第1腕部
57a 第1ロック掛止部
58 接触片
58a 接触凸部
61、861 第1端子
62、162 テール部
63、163 被保持部
64 下側接続部
65、165 第1接触部
65a 第1接触凸部
66、166 第2接触部
67 上側接続部
101、901 第2コネクタ
111、911 第2ハウジング
112、912 第2凸部
115 第2端子収容キャビティ
122、922 第2突出端部
122b 外側面
126a 第2金具保持側面凹部
126b 第2金具保持端面凹部
126c 第2金具保持上面凹部
151 第2補強金具
152 第2本体部
153 外板部
154 溝部
155 中央腕部
157 第2腕部
161、961 第2端子
164 接続部
166a 第2接触凸部
822a 連結凸部
922a 窪部

Claims (7)

  1. (a)第1端子と、長手方向両端に形成された第1嵌合ガイド部を含む第1ハウジングとを備える第1コネクタと、
    (b)前記第1端子と接触する第2端子と、長手方向両端に形成され、前記第1嵌合ガイド部と嵌合する第2嵌合ガイド部を含む第2ハウジングとを備える第2コネクタとを含むコネクタであって、
    (c)前記第1嵌合ガイド部及び第2嵌合ガイド部には第1補強金具及び第2補強金具が取付けられ、
    (d)前記第1補強金具は、前記第1ハウジングの厚さ方向に延在する舌片部を含み、該舌片部は前記第1ハウジングの幅方向にも延在する板部材であり、
    (e)前記第2補強金具は、前記第2ハウジングの厚さ方向及び幅方向に延在する係合板部材と、該係合板部材に形成された前記第2ハウジングの厚さ方向に延在する溝部とを含み、
    (f)前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部と前記溝部とが係合し、前記舌片部の幅方向両側縁が前記溝部の幅方向両側縁と対向することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部の両面と前記係合板部材の両面とは、それぞれ、略面一となる請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記舌片部は、幅狭部と、幅広部と、前記幅狭部と幅広部との境界に形成された段差部とを含み、
    前記溝部は、前記舌片部の幅狭部、幅広部及び段差部とそれぞれ係合する幅狭部、幅広部及び段差部を含む請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合する際、前記舌片部は、幅狭部が前端で幅広部が後端となる向きで、前記溝部の幅広部から進入して幅狭部に向うように相対的に移動して前記溝部内に進入する請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記舌片部は、前記第1嵌合ガイド部の内側面に沿って延在し、
    前記係合板部材は、前記第2嵌合ガイド部の外側面に沿って延在する請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記舌片部の先端部は、前記第1嵌合ガイド部に形成された凹部内に進入して係合し、
    前記係合板部材の幅方向両側縁は、前記第2嵌合ガイド部に形成された凹部内に収容されて保持される請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記第1補強金具は、前記第1ハウジングの長手方向に延在する一対の第1腕部と、該第1腕部の各々に接続され、前記第1ハウジングの厚さ方向に延在する第1補強金具固定部材とを含み、
    前記第2補強金具は、前記第2ハウジングの長手方向に延在する一対の第2腕部を含み、
    前記第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了すると、前記舌片部及び溝部よりも幅方向の外側において、前記第1補強金具固定部材が前記第2腕部の側面と係合する請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタ。
JP2012180468A 2012-08-16 2012-08-16 コネクタ Active JP5943774B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012180468A JP5943774B2 (ja) 2012-08-16 2012-08-16 コネクタ
CN201320503052.1U CN203521677U (zh) 2012-08-16 2013-08-16 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012180468A JP5943774B2 (ja) 2012-08-16 2012-08-16 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014038768A true JP2014038768A (ja) 2014-02-27
JP5943774B2 JP5943774B2 (ja) 2016-07-05

Family

ID=50286746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012180468A Active JP5943774B2 (ja) 2012-08-16 2012-08-16 コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5943774B2 (ja)
CN (1) CN203521677U (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150110313A (ko) * 2014-03-20 2015-10-02 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 커넥터 조립체
JP2015216133A (ja) * 2015-09-04 2015-12-03 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
KR20160009491A (ko) * 2014-07-16 2016-01-26 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
JP2016039018A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット
JP2016085994A (ja) * 2016-02-15 2016-05-19 モレックス エルエルシー コネクタ
JP2016167467A (ja) * 2016-06-21 2016-09-15 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体およびレセプタクルコネクタ
KR101656514B1 (ko) * 2015-04-13 2016-09-22 (주)우주일렉트로닉스 강도 보강 기능을 구비하는 커넥터 장치
CN106067623A (zh) * 2015-04-23 2016-11-02 莫列斯有限公司 连接器
KR20160142520A (ko) * 2015-06-03 2016-12-13 (주)우주일렉트로닉스 파손 방지 기능을 갖는 커넥터 장치
CN106356656A (zh) * 2015-07-17 2017-01-25 连展科技(深圳)有限公司 板对板连接器组件及其插座连接器与插头连接器
WO2017022171A1 (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 京セラコネクタプロダクツ株式会社 プラグコネクタ
WO2017064825A1 (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 京セラコネクタプロダクツ株式会社 コネクタ及びコネクタシステム
KR101754261B1 (ko) * 2015-09-17 2017-07-05 (주)우주일렉트로닉스 크랙 방지용 커넥터 장치
JP2017143083A (ja) * 2017-05-25 2017-08-17 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
KR20170127996A (ko) * 2016-05-13 2017-11-22 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
KR20180006795A (ko) * 2016-07-11 2018-01-19 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
JP2018195595A (ja) * 2018-09-12 2018-12-06 モレックス エルエルシー コネクタ
JP2018198216A (ja) * 2018-08-21 2018-12-13 モレックス エルエルシー コネクタ
WO2018236070A1 (ko) * 2017-06-23 2018-12-27 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터, 플러그 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR20190000685A (ko) * 2017-06-23 2019-01-03 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR20190000684A (ko) * 2017-06-23 2019-01-03 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR20190007641A (ko) * 2017-07-13 2019-01-23 엘에스엠트론 주식회사 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
US10193255B2 (en) 2014-12-05 2019-01-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Plug connector and connector set
JP2020074338A (ja) * 2018-08-21 2020-05-14 モレックス エルエルシー コネクタ
JP7467296B2 (ja) 2020-09-16 2024-04-15 日本航空電子工業株式会社 コネクタ組立体

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105098413B (zh) * 2014-04-17 2017-09-29 泰科电子(上海)有限公司 端子、电连接器、以及电连接器组件
JP2015220005A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 Smk株式会社 基板対基板用コネクタ
JP6498622B2 (ja) * 2016-03-14 2019-04-10 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JP6860996B2 (ja) * 2016-08-29 2021-04-21 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタのための規制金具
KR102283488B1 (ko) * 2017-04-24 2021-07-28 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터용 리셉터클 커넥터 및 기판 커넥터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09259978A (ja) * 1996-03-18 1997-10-03 Aipetsukusu:Kk コネクタ
JP2011060478A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Molex Inc コネクタ
JP2011249297A (ja) * 2010-04-27 2011-12-08 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09259978A (ja) * 1996-03-18 1997-10-03 Aipetsukusu:Kk コネクタ
JP2011060478A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Molex Inc コネクタ
JP2011249297A (ja) * 2010-04-27 2011-12-08 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気コネクタ

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150110313A (ko) * 2014-03-20 2015-10-02 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 커넥터 조립체
JP2015185541A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日本航空電子工業株式会社 コネクタ組立体
US9391398B2 (en) 2014-03-20 2016-07-12 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector assembly
KR101687475B1 (ko) 2014-03-20 2016-12-19 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 커넥터 조립체
KR102178226B1 (ko) * 2014-07-16 2020-11-12 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
KR20160009491A (ko) * 2014-07-16 2016-01-26 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
JP2018026363A (ja) * 2014-07-16 2018-02-15 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタ
JP2016039018A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット
US10193255B2 (en) 2014-12-05 2019-01-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Plug connector and connector set
KR101656514B1 (ko) * 2015-04-13 2016-09-22 (주)우주일렉트로닉스 강도 보강 기능을 구비하는 커넥터 장치
JP2016207478A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 モレックス エルエルシー コネクタ
CN106067623A (zh) * 2015-04-23 2016-11-02 莫列斯有限公司 连接器
US10530079B2 (en) 2015-04-23 2020-01-07 Molex, Llc Board-to-board connector with metal fittings and guide portions
KR101705076B1 (ko) 2015-06-03 2017-02-09 (주)우주일렉트로닉스 파손 방지 기능을 갖는 커넥터 장치
KR20160142520A (ko) * 2015-06-03 2016-12-13 (주)우주일렉트로닉스 파손 방지 기능을 갖는 커넥터 장치
CN106356656A (zh) * 2015-07-17 2017-01-25 连展科技(深圳)有限公司 板对板连接器组件及其插座连接器与插头连接器
JPWO2017022171A1 (ja) * 2015-08-05 2018-03-08 京セラ株式会社 プラグコネクタ
WO2017022171A1 (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 京セラコネクタプロダクツ株式会社 プラグコネクタ
US10541483B2 (en) 2015-08-05 2020-01-21 Kyocera Corporation Plug connector
JP2015216133A (ja) * 2015-09-04 2015-12-03 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
KR101754261B1 (ko) * 2015-09-17 2017-07-05 (주)우주일렉트로닉스 크랙 방지용 커넥터 장치
JPWO2017064825A1 (ja) * 2015-10-14 2018-07-12 京セラ株式会社 コネクタ及びコネクタシステム
WO2017064825A1 (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 京セラコネクタプロダクツ株式会社 コネクタ及びコネクタシステム
JP2016085994A (ja) * 2016-02-15 2016-05-19 モレックス エルエルシー コネクタ
KR102602183B1 (ko) * 2016-05-13 2023-11-14 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
KR20170127996A (ko) * 2016-05-13 2017-11-22 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
JP2016167467A (ja) * 2016-06-21 2016-09-15 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体およびレセプタクルコネクタ
KR102627807B1 (ko) * 2016-07-11 2024-01-19 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
KR20180006795A (ko) * 2016-07-11 2018-01-19 엘에스엠트론 주식회사 기판 커넥터
JP2017143083A (ja) * 2017-05-25 2017-08-17 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
KR20190000684A (ko) * 2017-06-23 2019-01-03 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR20190000685A (ko) * 2017-06-23 2019-01-03 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
WO2018236070A1 (ko) * 2017-06-23 2018-12-27 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터, 플러그 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR102294959B1 (ko) 2017-06-23 2021-08-30 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR102321920B1 (ko) 2017-06-23 2021-11-05 엘에스엠트론 주식회사 리셉터클 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR20190007641A (ko) * 2017-07-13 2019-01-23 엘에스엠트론 주식회사 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
KR102294963B1 (ko) * 2017-07-13 2021-08-30 엘에스엠트론 주식회사 커넥터 및 이를 위한 가이드 부재 장치
JP2020074338A (ja) * 2018-08-21 2020-05-14 モレックス エルエルシー コネクタ
JP2018198216A (ja) * 2018-08-21 2018-12-13 モレックス エルエルシー コネクタ
JP2018195595A (ja) * 2018-09-12 2018-12-06 モレックス エルエルシー コネクタ
JP7473613B2 (ja) 2020-02-07 2024-04-23 モレックス エルエルシー 金具、金具付きコネクタ及びコネクタ組立体
JP7467296B2 (ja) 2020-09-16 2024-04-15 日本航空電子工業株式会社 コネクタ組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5943774B2 (ja) 2016-07-05
CN203521677U (zh) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5943774B2 (ja) コネクタ
JP5881333B2 (ja) 基板対基板コネクタ
JP5197294B2 (ja) 基板対基板コネクタ
US11936127B2 (en) Connector and connector assembly
KR102261008B1 (ko) 커넥터
KR101919691B1 (ko) 커넥터
JP5660756B2 (ja) 基板対基板コネクタ
JP5253129B2 (ja) 基板対基板コネクタ
JP5887326B2 (ja) コネクタ
TWI466395B (zh) 電連接器
JP6404248B2 (ja) コネクタ
JP6975626B2 (ja) コネクタ及びコネクタアセンブリ
JP2011060650A (ja) 基板対基板コネクタ
JP2018120686A (ja) コネクタ
JP2010267411A (ja) フレキシブルケーブル接続構造及びフレキシブルケーブル用コネクタ
JP5460037B2 (ja) 電線対基板コネクタ
JP2008117553A (ja) ケーブル用コネクタ
JP2013182786A (ja) コネクタ
JP5385022B2 (ja) 電線対基板コネクタ
WO2007130260A1 (en) Fpc connector with rotating latch
JP2001052785A (ja) スライダ及びこれを含むコネクタ
JP2020129569A (ja) コネクタ
WO2014203722A1 (ja) フラットケーブルの端末接続具
JP2015213010A (ja) 電線対基板コネクタ
JP6714056B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5943774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250