JP4782024B2 - 電子接続箱及びその組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子接続箱及びその組立方法に関するものである。
従来、各種機器の制御装置等の電子機器を収納する筐(きょう)体の側壁にコネクタを取付けた電子接続箱においては、筐体とコネクタとを一体的に構成したワンピース構造のものの他に、各々別個に構成した筐体とコネクタとを接続するツーピース構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図14は従来のツーピース構造の電子接続箱の構造を示す図である。
図において、801は、内部に図示されない電子機器を収納する電子接続箱の筐体であり、802は該筐体801に取付けられるコネクタである。該コネクタ802は、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング803、及び、金属等の導電性材料から成り、前記ハウジング803に取付けられた複数の端子804を備える。
また、前記筐体801は、側壁に形成された開口部805を備え、該開口部805を塞(ふさ)ぐように、筐体801の内側からコネクタ802が取付けられる。この場合、前記開口部805には筒状のシール部806が一体的に形成され、該シール部806と相手側コネクタ810が備えるシール部材811とが密着することによって防水作用を発揮する。なお、前記開口部805の内壁には図示されないキー溝が形成され、該キー溝に前記ハウジング803の外壁に形成された図示されないキー部を嵌(かん)入することによって、開口部805に対するコネクタ802の位置決めを行うようになっている。
特開平7−263069号公報
しかしながら、前記従来の電子接続箱においては、シール部806を備える開口部805と端子804が取付けられるハウジング803とが別個の部材になっているので、相手側コネクタ810のシール部材811と密着するシール部806と、相手側コネクタ810の相手側端子に接続される端子804との位置関係を高い精度で保つことが比較的困難である。そして、シール部806と端子804との位置関係を高い精度で保つためには、キー溝やキー部を含め、開口部805及びコネクタ802の各部を高い精度で成形する必要があり、電子接続箱の製作が困難になり、かつ、製作コストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来の電子接続箱の問題点を解決して、第1のコネクタと第2のコネクタとを接続するピンの位置決めを行うガイドリブを、第1のコネクタにおける凹状部の内面及び電子接続箱の筒状部の内面に各々形成した突条を整合させることで形成するようにして、各部材の製作及び組立が容易でコストが低く、ピンの位置決めを高い精度で行うことができ、第2のコネクタを容易に接続することができる電子接続箱及びその組立方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の電子接続箱においては、外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱であって、前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタと、外部に至る開口を備える筒状部とを有し、前記第1のコネクタは、リセプタクル形状であって、前記筒状部内に配設される嵌合部としての凹状部を備え、嵌合部としての凸状部を備える第2のコネクタと前記筒状部内で相互に嵌合可能であり、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条は、整合して一の条を形成し、相互に接続される第1のコネクタのピンと第2のコネクタのピンとを位置決めするガイドリブとなる。
本発明の他の電子接続箱においては、さらに、前記凹状部の内面に形成された突条は、前記開口の内面に形成された突条寄りの部分に形成された案内部を備える。
本発明の更に他の電子接続箱においては、さらに、前記案内部は、面取りによって形成される。
本発明の更に他の電子接続箱においては、さらに、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条は、各々、複数本である。
本発明の更に他の電子接続箱においては、さらに、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条は、各々、対向する部位にある。
本発明の更に他の電子接続箱においては、さらに、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条は、前記第2のコネクタの誤挿入を阻止する。
本発明の電子接続箱の組立方法においては、外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱の組立方法であって、前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタの嵌合部として凹状部を、前記電子接続箱が有する筒状部の外部に至る開口内に前記電子接続箱の内部から配設し、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条を整合させて一の条を形成し、前記電子接続箱の外部から前記開口及び凹状部内にジグを挿入することによって前記突条の整合状態を位置決めする。
本発明の他の電子接続箱の組立方法においては、外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱の組立方法であって、前記電子接続箱が有する筒状部の外部に至る開口内に前記電子接続箱の外部からジグを挿入し、前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタの嵌合部としての凹状部を、前記開口内に前記電子接続箱の内部から配設し、前記凹状部の内面に形成された突条及び前記開口の内面に形成された突条を整合させて位置決めし、一の条を形成する。
本発明によれば、電子接続箱は、第1のコネクタと第2のコネクタとを接続するピンの位置決めを行うガイドリブを、第1のコネクタにおける凹状部の内面及び電子接続箱の筒状部の内面に各々形成した突条を整合させることで形成するようになっている。これにより、各部材の製作及び組立が容易でコストが低く、ピンの位置決めを高い精度で行うことができ、第2のコネクタを容易に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における電子接続箱の第1の斜視図、図2は本発明の実施の形態における電子接続箱の第2の斜視図、図3は本発明の実施の形態における第1のコネクタの斜視図、図4は本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付ける前の筒状部の斜視図、図5は本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の斜視図、図6は本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の側断面図であって図5におけるY−Y矢視断面図、図7は本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の側断面図であって図5におけるZ−Z矢視断面図、図8は本発明の実施の形態における電子接続箱及び第2のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。なお、図3及び4において(a)及び(b)は斜め上方及び斜め下方から観た図である。また、図6及び7において(a)は全体図、(b)はA及びB部の拡大図である。
図において、1は本実施の形態における電子接続箱であり、電子機器と、該電子機器を収納する筐体10とを有する。ここで、前記電子機器は、CPU、MPU等の制御素子やメモリ等の記憶素子が実装された基板91を備え、例えば、自動車のエンジン、AT(オートマチックトランスミッション)、ABS(アンチロックブレーキシステム)等を制御するためのECU(Electronic Control Unit)であるが、いかなる用途に使用されるものであってもよいし、いかなる種類のものであってもよい。なお、図においては、前記基板91の一部のみが示されている。また、前記電子機器は、外部回路と接続し得るものであり、単数であってもよいし、複数であってもよい。
そして、前記筐体10は、一方(図1及び2における上方)に開口部を備える有底凹状の本体11と、前記開口部を水密に封止する図示されない蓋(ふた)体とから成る。図に示される例において、前記本体11は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属材料によって一体的に形成された方形の箱体状であり、方形の底板12及び該底板12の各辺から上方に延出する平板状の4つの側壁14を備えているが、有底凹状であれば、いかなる形状のものであってもよい。また、前記蓋体は、前記本体11と同様の材料によって一体的に形成され、かつ、前記底板12とほぼ同様の形状を備える板部材であって、前記筐体10の上端に、開口部を塞いで水密に封止するように取付けられる。なお、図においては、筐体10の内部を説明する都合上、前記蓋体の図示が省略されている。さらに、前記蓋体は、内部の電子機器が発生する電磁ノイズのシールド性能、熱伝導率、剛性等の要求される性能を満足するものであれば、本体11と同様の材料によって形成されたものでなくてもよい。
また、本実施の形態において、電子接続箱1の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記電子接続箱1の各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記基板91の一端には、前記電子機器と外部回路とを電気的に接続するリセプタクル形状の第1のコネクタ40が接続されている。該第1のコネクタ40は、図3に詳細に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、ピンとしての第1のコネクタ端子61を支持する端子支持部材41を備える。該端子支持部材41は、概略矩(く)形の厚板状の部材であり、その厚さ方向に貫通するように複数の端子支持孔(あな)が形成され、各端子支持孔に金属等の導電性材料から成る第1のコネクタ端子61の各々が挿入されて支持されている。
ここで、該第1のコネクタ端子61は、一部が前記端子支持部材41に挿入されて取付けられる本体部66、及び、該本体部66に対して所定角度で延在する脚部68を有する。なお、本実施の形態において、前記第1のコネクタ端子61は、図2、3及び6に示されるように、略L字状の形状を備え、本体部66は水平方向に延在し、脚部68は本体部66の後端(図6における右端)において直角に屈曲されて鉛直方向に延在する。そして、前記第1のコネクタ端子61の本体部66は、その先端側(脚部68と反対側の端部)の接続部64が端子支持部材41から突出し、相手方コネクタとしての第2のコネクタ101が備えるピンとしての第2のコネクタ端子と電気的に接続する。また、前記第1のコネクタ端子61の脚部68は下向きに突出し、その下端部62は、基板91の接続孔としてのスルーホールに挿入されてはんだ付されたり、圧入されることによって、基板91に形成された図示されない導電トレースと電気的に接続する基板接続部として機能する。
なお、図8に示される例において、第2のコネクタ101は、複数本の導電線から成る導電ケーブル191の終端に接続されたケーブルコネクタであるが、前記第1のコネクタ端子61に接続される第2のコネクタ端子を備え、電子接続箱1の筒状部21に水密に嵌合するものであれば、回路基板等の基板に接続された基板コネクタであってもよく、いかなる種類のコネクタであってもよい。ここで、第2のコネクタ101は、該第2のコネクタ101が筐体10の外方から、前記筒状部21の開口23、及び、該開口23内に配設された第1のコネクタ40の嵌合突部43が備える嵌合部としての凹状部46に挿入される嵌合部としての凸状部112を備える。また、該凸状部112の前記筒状部21及び凹状部46の内面に対向する面には、挿抜方向に延在するガイド溝としての位置決め溝114及び反転防止溝115が形成されている。
この場合、第2のコネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジング111を備え、該ハウジング111の嵌合端側が凸状部112となっている。そして、該凸状部112の嵌合端面には、第1のコネクタ端子61の接続部64が挿入される挿入口113が複数形成され、該挿入口113内に第1のコネクタ端子61の接続部64と接続する第2のコネクタ端子が配設されている。また、ハウジング111の側面には、係合突起22と係合する係合孔121aを備える係合レバー121が回転可能に取付けられている。さらに、凸状部112の基部には、凸状部112の外周を取囲むような環状のシール部材125が取付けられている。
本実施の形態において、第1のコネクタ端子61の数は、例えば、48本であるが、必要に応じて、適宜変更することができる。また、前記第1のコネクタ端子61は、幅方向(図7における横方向)に、例えば、12列を形成するように並べられているが、前記列の数は、必要に応じて、適宜変更することができる。さらに、第1のコネクタ端子61は、長さによって複数種類に分れ、例えば、4種類の第1のコネクタ端子61から成るが、該第1のコネクタ端子61の種類は何種類であってもよい。そして、図に示される例においては、4種類の第1のコネクタ端子61から成る列が12列存在する。なお、同一の列内では、各種類の第1のコネクタ端子61が、前後及び上下方向(図6における左右及び上下方向)に延在する同一平面を構成するように配置される。
図6に示されるように、最も長い第1のコネクタ端子61は、本体部66が最も高く位置し、脚部68が最も後方に位置するように取付けられ、2番目に長いものは、本体部66が最も長いものより低く位置し、脚部68が最も長いものより前方に位置するように取付けられ、3番目に長いものは、本体部66が2番目に長いものより低く位置し、脚部68が2番目に長いものより前方に位置するように取付けられ、最も短いものは、本体部66が最も低く位置し、脚部68が最も前方に位置するように取付けられる。
そして、前記端子支持部材41は、後面から後方に向けて突出するように一体的に形成された整列板支持部41aを備え、該整列板支持部41aには、第1のコネクタ端子61の脚部68を整列させた状態で保持する整列板47が取付けられている。該整列板47は、水平方向に延在する矩形状の板部材であり、第1のコネクタ端子61の脚部68をガイドする複数のガイド孔を備える。該ガイド孔は、前記基板91のスルーホールと同様の配列となるように形成されている。そして、前記ガイド孔は、整列板43を貫通するように形成され、第1のコネクタ端子61の脚部68が挿入される。
また、前記端子支持部材41は、図3に示されるように、その周囲を取囲むように一体的に形成された側方に突出する鍔(つば)状のフランジ42を備える。そして、該フランジ42の前面(図6における左側面)は、図1及び5に示されるように、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられると、側壁14の内面に沿って延在し、該内面に当接する。なお、前記フランジ42の前面が当接する側壁14の内面は、側壁14において、該側壁14を貫通するように形成された筒状部21の開口23の周縁である。
さらに、前記端子支持部材41は、前面(図6における左側面)から前方に突出するように一体的に形成された筒状の嵌合突部43を備える。該嵌合突部43は凹状部46を備え、端子支持部材41から突出する接続部64は前記凹状部46内に位置する。なお、前記筒状部21の開口23は、中間に段部26を備え、該段部26より前方の部分は断面が小さく、段部26より後方の部分は断面が大きくなるように形成されている。そして、前記段部26の位置は、図6及び7に示されるように、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられた状態における嵌合突部43の先端の位置に対応する。この状態において、該嵌合突部43は、開口23における断面の大きな段部26より後方の部分に挿入され、また、開口23における段部26より前方の部分の断面とほぼ同一の大きさの断面を備える凹状部46は、前記開口23における段部26より前方の部分と一体化して、第2のコネクタ101の凸状部112全体を収容する大きさの凹部を構成する。
ここで、前記筒状部21は、図4に示されるように、外方へ延出するように側壁14と一体的に形成され、概略角筒状の形状を備える。また、筒状部21内の開口23は概略矩形の断面形状を備える。そして、前記筒状部21の上下の外面には、第2のコネクタ101が備える係合レバー121の係合孔121aと係合する係合突起22が外方に突出するように形成されている。
また、前記開口23の上下の内面には、突条としての位置決め突条24及び反転防止突条25が一体的に形成されている。前記位置決め突条24は開口23の幅方向の中心に配設され、反転防止突条25は位置決め突条24の両側に配設されている。なお、第2のコネクタ101の凸状部112に形成された位置決め溝114及び反転防止溝115の配置は、前記位置決め突条24及び反転防止突条25の配置と対応する。これにより、前記凸状部112を開口23に挿入する際に、位置決め溝114及び反転防止溝115と位置決め突条24及び反転防止突条25とを係合させることができる。
なお、両側の反転防止突条25と位置決め突条24との間隔は不均一となるように設定され、同様に、両側の反転防止溝115と位置決め溝114との間隔も不均一になるように設定されている。そのため、第2のコネクタ101を上下逆様にした場合、すなわち、正規の姿勢に対して反転させた場合、反転防止溝115と反転防止突条25との位置が対応しなくなるので、凸状部112を開口23に挿入することができない。これにより、第2のコネクタ101が反転した状態で電子接続箱1に嵌合されること、すなわち、誤挿入を確実に防止することができる。
また、前記位置決め突条24及び反転防止突条25は、開口23における段部26より前方の部分にのみ配設されている。そして、前記位置決め突条24及び反転防止突条25の後端の位置は、図6に示されるように、段部26の位置に対応する。なお、図に示される例において、前記位置決め突条24は、開口23の上下の内面における幅方向の中央に1本ずつ配設され、反転防止突条25は、開口23の上下の内面における位置決め突条24の両側に各々1本ずつ配設されているが、反転防止突条25と位置決め突条24の数及び位置は、必要に応じて変更することができる。また、反転防止突条25と位置決め突条24の前端の周囲の角は、必要に応じて面取りをすることができる。
一方、前記嵌合突部43は、図3に示されるように、概略角筒状の形状を備え、また、嵌合突部43内の凹状部46は概略矩形の断面形状を備える。そして、嵌合突部43は、その外面が、開口23における段部26より後方の部分の内面形状に対応する形状を備えるので、前記開口23における段部26より後方の部分に挿入可能となっている。
また、前記凹状部46の上下の内面には、突条としての位置決め突条44及び反転防止突条45が一体的に形成されている。そして、前記位置決め突条44及び反転防止突条45の幅方向に関する位置は、筒状部21の位置決め突条24及び反転防止突条25の幅方向に関する位置と各々対応する。そのため、図6及び7に示されるように、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられた状態において、位置決め突条44及び反転防止突条45と、対応する位置決め突条24及び反転防止突条25とは、互いに整合して、各々1本の突条、すなわち、一の条を形成する。該一の条は、第1のコネクタ40の第1のコネクタ端子61と第2のコネクタ101の第2のコネクタ端子とを位置決めするガイドリブとして機能する。これにより、前記凸状部112を開口23に挿入する際に、位置決め溝114及び反転防止溝115は、位置決め突条24及び反転防止突条25と位置決め突条44及び反転防止突条45とに係合する。
なお、前記位置決め突条44及び反転防止突条45の前端は、嵌合突部43の先端に位置する。したがって、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられた状態において、位置決め突条44及び反転防止突条45と、対応する位置決め突条24及び反転防止突条25との間に生じる間隙(げき)は、微小なものとなる。
また、位置決め突条44及び反転防止突条45の前端の周囲、すなわち、筒状部21の位置決め突条24及び反転防止突条25寄りの部分には、面取りをすることによって形成された案内部44a及び45aが形成されている。これにより、図6及び7に示されるように、位置決め突条44及び反転防止突条45と、対応する位置決め突条24及び反転防止突条25とが完全に整合しない場合であっても、前記案内部44a及び45aによって、凸状部112の位置決め溝114及び反転防止溝115をスムーズに誘込んでガイドすることができる。したがって、凸状部112の先端が、位置決め突条44及び反転防止突条45と位置決め突条24及び反転防止突条25との繋目に衝突する、いわゆるドツキが発生しないので、第1のコネクタ40と第2のコネクタ101との嵌合不良を防止することができる。
なお、前記案内部44a及び45aは、位置決め突条44及び反転防止突条45と位置決め突条24及び反転防止突条25との不整合によって生じるずれ量よりも十分に大きく形成される。また、前記案内部44a及び45aは、必ずしも傾斜した平面である必要はなく、例えば、アールの付いた曲面であってもよい。
また、筐体10の設計及び製作に当り、筒状部21の開口23の内面に形成された位置決め突条24は、筒状部21の各部を位置決めするための基準として使用される。すなわち、筒状部21の各部の精度、例えば、開口23の前端の形状や大きさ、開口23の内面の形状や大きさ等の精度は、位置決め突条24からの距離に基づいて決定される。同様に、第1のコネクタ40の設計及び製作に当り、嵌合突部43内の凹状部46の内面に形成された位置決め突条44は、嵌合突部43の各部を位置決めするための基準として使用される。すなわち、嵌合突部43及び該嵌合突部43内の第1のコネクタ端子61の各部の精度、例えば、凹状部46の外面及び内面の形状や大きさ、各接続部64の位置や突出量等の精度は、位置決め突条44からの距離に基づいて決定される。
そして、前述のように、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられた状態において、位置決め突条44と位置決め突条24とが互いに整合して一の条を形成するので、筒状部21、嵌合突部43及び該嵌合突部43内の第1のコネクタ端子61の各部の精度は、前記一の条からの距離に基づいて決定されたのと同様になる。すなわち、筒状部21、嵌合突部43及び該嵌合突部43内の第1のコネクタ端子61の各部の精度は、第1のコネクタ40と筐体10とを一体的に形成した場合と同様に、高いものとなる。
このようにして第1のコネクタ40が筐体10に取付けられた状態において、筒状部21の開口23における段部26より前方の部分と嵌合突部43の凹状部46とは、一体化された凹部を形成し、該凹部内に第2のコネクタ101の凸状部112が筐体10の外方から挿入される。そして、前記凸状部112の外面、すなわち、前記筒状部21及び凹状部46の内面に対向する面に形成された位置決め溝114と反転防止溝115とが、一の条となった位置決め突条24及び位置決め突条44と反転防止突条25及び反転防止突条45とに各々係合する。これにより、前記筐体10に対する第2のコネクタ101の横方向に関する位置決めが行われる。
さらに、係合レバー121の係合孔121aが係合突起22と係合させられると、前記筐体10に対する第2のコネクタ101の挿抜方法に関する位置決めが行われる。これにより、凸状部112の外周を取囲むように取付けられたシール部材125が筒状部21の開口23の先端部近傍と密着し、第2のコネクタ101は筒状部21に水密に嵌合され、かつ、第2のコネクタ端子が第1のコネクタ端子61の接続部64と接続される。
また、筐体10の側壁14には、開口23の周縁から筐体10の内方へ突出するコネクタ保持部15が一体的に形成されている。この場合、該コネクタ保持部15は、前記開口23の両側からそれぞれ突出するように形成されている。また、図7に示されるように、左右のコネクタ保持部15の対向する面、すなわち、開口23側には、上下方向に延在する保持溝部15aが各々形成されている。
そして、該保持溝部15aには、第1のコネクタ40の第1のコネクタ端子61の導出方向に関する位置決めを行う位置決め部材31が嵌合される。第1のコネクタ40が筐体10に取付けられ、フランジ42が側壁14の内面の開口23周縁に当接した状態となると、上方から位置決め部材31が移動させられ、保持溝部15aに嵌合する。そのため、フランジ42は、側壁14の内面の開口23周縁と位置決め部材31とによって挟込まれた状態となり、第1のコネクタ端子61の導出方向に移動不能となる。すなわち、位置決め部材31が側壁14の内面と協働してフランジ42を挟持することによって、前記第1のコネクタ40のコネクタ嵌合方向に関する位置決めが行われる。
次に、第1のコネクタ40を筐体10に取付けて、電子接続箱1を組立てる組立方法について説明する。
図9は本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第1の図、図10は本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第2の図、図11は本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第3の図、図12は本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第4の図、図13は本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第5の図である。
まず、図9に示されるようなジグとしてのゲージ部材201を用意する。該ゲージ部材201は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属材料によって一体的に形成され、第2のコネクタ101の凸状部112と類似する外形を有し、筒状部21の開口23内に挿入される。そして、前記ゲージ部材201における筒状部21の内面に対向する面には、挿抜方向に延在する第1ゲージ溝214及び第2ゲージ溝215が形成されている。前記第1ゲージ溝214及び第2ゲージ溝215は、第2のコネクタ101の位置決め溝114及び反転防止溝115と同様の配置及び大きさとなるように形成され、前記開口23の上下の内面に形成された位置決め突条24及び反転防止突条25と係合する。
また、前記ゲージ部材201の嵌合端面には、第1のコネクタ端子61の接続部64が挿入されるゲージ口213が複数形成されている。該ゲージ口213は第2のコネクタ101の挿入口113と同様の配置及び大きさとなるように形成されている。
そして、ゲージ部材201を、その嵌合端面が筐体10の筒状部21の開口23に対向するような姿勢に保持し、筐体10の外側から開口23内に挿入し、図10に示されるように、嵌合端面が開口23内の所定の位置にまで進入したら、ゲージ部材201の挿入を停止する。これにより、前記第1ゲージ溝214及び第2ゲージ溝215は、開口23の内面に形成された位置決め突条24及び反転防止突条25と係合する。
続いて、図11に示されるように、上方から第1のコネクタ40及び電子機器を下降させて筐体10の本体11に対して接近させ、該本体11の開口部から本体11内に進入させる。この場合、第1のコネクタ40を開口23が形成された側壁14に対面させるようにして、前記第1のコネクタ40と電子機器とを本体11内に進入させる。
なお、第1のコネクタ40が備える第1のコネクタ端子61は、あらかじめ電子機器に接続されている、すなわち、前記第1のコネクタ端子61の脚部68の下端部62は、あらかじめ電子機器の基板91のスルーホールに挿入されてはんだ付されているものとする。これにより、第1のコネクタ40と電子機器とを一体的に移動させて筐体10に取付けることができる。
続いて、嵌合突部43が開口23に対向する位置にまで下降したら、第1のコネクタ40及び電子機器の下降を停止させる。そして、第1のコネクタ40及び電子機器を前進させ、図12に示されるように、嵌合突部43を開口23内に挿入する。このとき、嵌合突部43内の凹状部46の内面に形成された位置決め突条44及び及び反転防止突条45をゲージ部材201の第1ゲージ溝214及び第2ゲージ溝215と係合させる。このように、位置決め突条44及び及び反転防止突条45は、開口23の内面に形成された位置決め突条24及び反転防止突条25と係合している第1ゲージ溝214及び第2ゲージ溝215と係合することによって、位置決め突条24及び反転防止突条25と整合させられる。すなわち、位置決め突条44及び及び反転防止突条45と位置決め突条24及び反転防止突条25との整合状態の位置決めが行われる。
そして、嵌合突部43の先端が開口23の段部26に対応する位置に到達すると、第1のコネクタ40及び電子機器の前進を停止させる。これにより、位置決め突条44及び反転防止突条45は、前記位置決め突条24及び反転防止突条25と整合し、各々1本のガイドリブとしての突条、すなわち、一の条を形成する。
続いて、上方から位置決め部材31を下降させ、コネクタ保持部15の保持溝部15aに嵌合させる。前記位置決め部材31は、図12に示されるように、概略コ字状の形状を備え、横方向に延在する横桟部31b、該横桟部31bの両端から下方に向けて延出する嵌合部31a、及び、前記横桟部31bの上端から後方へ突出する庇(ひさし)部31cを備える。そして、両側の嵌合部31aは、外側端近傍部分が保持溝部15a内に進入し、内側端近傍部分における側壁14側がフランジ42における側壁14と反対側の面、すなわち、後面に当接する。なお、フランジ42の後面には膨出部42aが形成されているので、該膨出部42aによって嵌合部31aが後方に押圧される。これにより、位置決め部材31が側壁14の内面と協働してフランジ42を挟持する力が強くなるので、第1のコネクタ40を確実に保持することができる。なお、必要に応じて、電子機器を本体11にビス、ボルト等の固着手段によって固着することもできる。
以上のようにして、図13に示されるように、第1のコネクタ40が筐体10に取付けられる。そして、ゲージ部材201を抜取り、図示されない蓋体を筐体10の上端に、開口部を塞いで水密に封止するように取付ける。これにより、電子接続箱1の組立が完了する。
なお、本実施の形態においては、ゲージ部材201を筒状部21の開口23内に挿入した後に、第1のコネクタ40の嵌合突部43を開口23内に挿入する組立方法について説明したが、第1のコネクタ40の嵌合突部43を筒状部21の開口23内に挿入した後に、ゲージ部材201を開口23内に挿入することもできる。この場合、ゲージ部材201を開口23内に挿入することによって、位置決め突条24及び反転防止突条25と位置決め突条44及び及び反転防止突条45とが整合させられる。
このように、本実施の形態において、第1のコネクタ40は、リセプタクル形状であって、筒状部21内に配設される凹状部46を備え、凸状部112を備える第2のコネクタ101と筒状部21内で相互に嵌合可能であり、凹状部46の内面に形成された位置決め突条44及び反転防止突条45と開口23の内面に形成された位置決め突条24及び反転防止突条25とは、整合して一の条を形成し、相互に接続される第1のコネクタ端子61と第2のコネクタ端子とを位置決めするガイドリブとなる。これにより、電子接続箱1は、各部材の製作及び組立が容易でコストが低く、第1のコネクタ端子61と第2のコネクタ端子との位置決めを高い精度で行うことができ、第2のコネクタ101を容易に接続することができる。
また、凹状部46の内面に形成された位置決め突条44及び反転防止突条45は、開口23の内面に形成された位置決め突条24及び反転防止突条25寄りの部分に形成された案内部44a及び45aを備える。これにより、位置決め突条44及び反転防止突条45と、対応する位置決め突条24及び反転防止突条25とが完全に整合しない場合であっても、案内部44a及び45aによって、凸状部112の位置決め溝114及び反転防止溝115をスムーズに誘込んでガイドすることができる。
さらに、電子接続箱1の組立方法においては、ゲージ部材201を開口23内に挿入する。そのため、位置決め突条44及び及び反転防止突条45と位置決め突条24及び反転防止突条25との整合状態の位置決めを、容易に、かつ、高い精度で確実に行うことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における電子接続箱の第1の斜視図である。 本発明の実施の形態における電子接続箱の第2の斜視図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付ける前の筒状部の斜視図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の斜視図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の側断面図であって図5におけるY−Y矢視断面図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを取付けた筒状部の側断面図であって図5におけるZ−Z矢視断面図である。 本発明の実施の形態における電子接続箱及び第2のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第1の図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第2の図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第3の図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第4の図である。 本発明の実施の形態における第1のコネクタを筐体に取付ける工程を示す第5の図である。 従来のツーピース構造の電子接続箱の構造を示す図である。
符号の説明
1 電子接続箱
10、801 筐体
11 本体
12 底板
14 側壁
15 コネクタ保持部
15a 保持溝部
21 筒状部
22 係合突起
23 開口
24、44 位置決め突条
25、45 反転防止突条
26 段部
31 位置決め部材
31a 嵌合部
31b 横桟部
31c 庇部
40 第1のコネクタ
41 端子支持部材
41a 整列板支持部
42 フランジ
42a 膨出部
43 嵌合突部
44a、45a 案内部
46 凹状部
47 整列板
61 第1のコネクタ端子
62 下端部
64 接続部
66 本体部
68 脚部
91 基板
101 第2のコネクタ
111、803 ハウジング
112 凸状部
113 挿入口
114 位置決め溝
115 反転防止溝
121 係合レバー
121a 係合孔
125、811 シール部材
191 導電ケーブル
201 ゲージ部材
213 ゲージ口
214 第1ゲージ溝
215 第2ゲージ溝
802 コネクタ
804 端子
805 開口部
806 シール部
810 相手側コネクタ

Claims (8)

  1. (a)外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱(1)であって、
    (b)前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタ(40)と、
    (c)外部に至る開口(23)を備える筒状部(21)とを有し、
    (d)前記第1のコネクタ(40)は、リセプタクル形状であって、前記筒状部(21)内に配設される嵌合部としての凹状部(46)を備え、嵌合部としての凸状部(112)を備える第2のコネクタ(101)と前記筒状部(21)内で相互に嵌合可能であり、
    (e)前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)は、整合して一の条を形成し、相互に接続される第1のコネクタ(40)のピン(61)と第2のコネクタ(101)のピンとを位置決めするガイドリブとなることを特徴とする電子接続箱(1)。
  2. 前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)は、前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)寄りの部分に形成された案内部(44a、45a)を備える請求項1に記載の電子接続箱(1)。
  3. 前記案内部(44a、45a)は、面取りによって形成される請求項2に記載の電子接続箱(1)。
  4. 前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)は、各々、複数本である請求項1に記載の電子接続箱(1)。
  5. 前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)は、各々、対向する部位にある請求項4に記載の電子接続箱(1)。
  6. 前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)は、前記第2のコネクタ(101)の誤挿入を阻止する請求項5に記載の電子接続箱(1)。
  7. (a)外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱(1)の組立方法であって、
    (b)前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタ(40)の嵌合部として凹状部(46)を、前記電子接続箱(1)が有する筒状部(21)の外部に至る開口(23)内に前記電子接続箱(1)の内部から配設し、
    (c)前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)を整合させて一の条を形成し、
    (d)前記電子接続箱(1)の外部から前記開口(23)及び凹状部(46)内にジグ(201)を挿入することによって前記突条(24、25、44、45)の整合状態を位置決めすることを特徴とする電子接続箱(1)の組立方法。
  8. (a)外部回路と接続し得る一以上の電子機器を内部に収納する電子接続箱(1)の組立方法であって、
    (b)前記電子接続箱(1)が有する筒状部(21)の外部に至る開口(23)内に前記電子接続箱(1)の外部からジグ(201)を挿入し、
    (c)前記電子機器と外部回路とを電気的に接続する第1のコネクタ(40)の嵌合部としての凹状部(46)を、前記開口(23)内に前記電子接続箱(1)の内部から配設し、
    (d)前記凹状部(46)の内面に形成された突条(44、45)及び前記開口(23)の内面に形成された突条(24、25)を整合させて位置決めし、一の条を形成することを特徴とする電子接続箱(1)の組立方法。
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