JP6884088B2 - 電子制御ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、自動車等の車両に搭載されている電装品を制御するための電子制御ユニットに関する。
近年、自動車等の車両の電子制御化が進むにつれて搭載される電子制御ユニットの数が増加している。電子制御ユニットは、通常、ケースに覆われており、そのケース内に電子部品を実装した回路基板が収容されているとともに、回路基板と電気的に接続されたターミナルを備えるコネクタ部が設けられている。そして、電子制御ユニットは、ワイヤーハーネスによりコネクタ部を介して電装品に接続される。
ここで、電子制御ユニットに収容されている回路基板等に水滴が付着すると、回路にショートが生じてしまうおそれがある。そのため、電子制御ユニットは、防水構造となっているとともに、ユニット内外を連通する連通部(呼吸孔)が設けられている(特許文献1参照)。
特開2000−50460号公報
しかしながら、上記のような密閉構造の電子制御ユニットでは、例えば、電子制御ユニットに水がかかり急冷された場合などに、電子制御ユニット内で結露が発生するおそれがある。そして、結露が発生した場合に、ターミナル間の間隔が最も狭いターミナル孔の開口部付近に結露水が付着すると、隣接するターミナル間でショートが生じるおそれがある。特に、コネクタ部が下方を向いていると、ターミナル孔の開口部付近に結露水が溜まりやすくなるため、ターミナル間ショートが生じるおそれが高くなってしまう。
そこで、本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、結露水によるターミナル間ショートの発生を防止することができる電子制御ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一形態は、
電子部品を実装した回路基板と、上面開口部と側面開口部と前記回路基板を収容する基板収容部とが形成された金属製のケーシングと、前記ケーシングの前記上面開口部を閉塞する金属製の蓋部材と、前記ケーシングの前記側面開口部に配置されて前記回路基板に接続する複数のターミナルを備える樹脂製のコネクタ部とを有し、前記ケーシング、前記蓋部材、及び前記コネクタ部が、それぞれシール材を介して結合されている電子制御ユニットにおいて、
前記コネクタ部には、前記ターミナルを配置するためのターミナル孔が並列に形成されており、
隣接する前記ターミナル孔の間に、前記ターミナルに沿って溝が前記ターミナルの両面側に一対で設けられていることを特徴とする。
この電子制御ユニットでは、隣接するターミナル孔の間にターミナルに沿って溝が設けられているため、ユニット内部で発生した結露水が、隣接するターミナルの間隔が最も狭いターミナル孔の開口部付近に付着したとしても、結露水は溝に流れていく。従って、ターミナル孔の開口部付近に結露水が付着したとしても、結露水が隣接するターミナル孔の間に溜まることがないため、結露水によるターミナル間ショートの発生を防止することができる。
上記した電子制御ユニットにおいて
記隣接するターミナル孔の間隔は、結露が発生する前後における温度及び湿度、並びに電子制御ユニットの大きさに基づき算出される結露水滴の直径より大きく、
前記一対の溝同士の間隔は、前記結露水滴の直径より小さいことが好ましい。
このような構成にすることにより、電子制御ユニットの内部にて発生し得る結露水が、ターミナル孔の開口部付近に付着したとしても、結露水の一部が溝にかかるため、結露水を溝へ確実に流すことができる。従って、結露水によるターミナル間ショートの発生を確実に防止することができる。
また、上記した電子制御ユニットにおいて、
前記ターミナルの両面側に設けられた前記一対の溝同士を連結する連結溝が、隣接する前記ターミナル孔の間に形成されている
ことがより好ましい。
このような構成にすることにより、結露水がターミナル孔の開口部付近に付着した場合、連結溝を介して結露水を、ターミナル孔の間に設けられた一対の溝のどちらかへ確実に流すことができる。従って、結露水によるターミナル間ショートの発生をより確実に防止することができる。
本開示の電子制御ユニットによれば、結露水によるターミナル間ショートの発生を防止することができる。
実施形態に係る電子制御ユニットの斜視図である。 実施形態に係る電子制御ユニットの分解斜視図である。 コネクタ部の斜視図である。 コネクタ部における隣接するターミナル孔の部分を拡大した図である。
本開示に係る実施形態である電子制御ユニットについて、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、電子制御ユニットとして、燃料ポンプを制御する燃料ポンプコントローラ(FPC)を例示して説明する。
<電子制御ユニットの全体構成>
本実施形態の電子制御ユニット1は、図1及び図2に示すように、ケーシング2と、回路基板3と、コネクタ部4と、蓋部材5と、シール材6とを備えている。そして、ケーシング2内に回路基板3が収容され、2つのコネクタ4aを備えるコネクタ部4がケーシング2及び蓋部材5に挟み込まれて、それぞれがシール材6を介して結合され、ケーシング2に対して蓋部材5が固定されている。なお、シール材6は、ユニット組み立て時に液状のものが塗布されて硬化したものである。
このような電子制御ユニット1は、例えば、車両(ボディ)に対してケーシング2の底部が接触した状態で、コネクタ部4が天方向を向かないように取り付けられており、不図示のワイヤーハーネスによりコネクタ部4を介して、不図示の燃料ポンプに電気的に接続される。なお、本実施形態では、コネクタ部4が下方となるように車両に取り付けられる。
<ケーシングの構成>
ケーシング2は、金属製(本実施形態では、例えばアルミニウム製)の略直方体形状の収容部材であり、基板収容部20と、上面開口部21と、側面開口部22とを備える。基板収容部20は、ケーシング2の内部に回路基板3を収容するための空間である。上面開口部21は、ケーシング2の上面全域に開口しており、その縁部にシール材6が配置(塗布)されるシール材溝21aが設けられている。シール材溝21aは、側面開口部22を除いて縁部全周に形成されている。この上面開口部21は、シール材6を介して蓋部材5により閉塞される。これにより、ケーシング2と蓋部材5との接合部分におけるシール性が確保されている。
側面開口部22は、ケーシング2の一側面(4つの側面のうちの1つ)に、側壁2aの一部を残した状態で開口している。そして、側面開口部22の内側に、シール材6が配置されるシール材溝22aが形成されている。このシール材溝22aの両端は、シール材溝21aに繋がっている。この側面開口部22に、シール材6を介してコネクタ部4が配置され、側面開口部22が塞がれている。また、ケーシング2の底部外面には、放熱フィン23が形成されている。これにより、ケーシング2は、回路基板3に実装されている電子部品からの発熱をケーシング2の外部に放熱するためのヒートシンクとしても機能するようになっている。
<回路基板の構成>
回路基板3は、電子制御ユニット1に接続される燃料ポンプを制御するための電子部品が実装されており制御回路を構成している。回路基板3には、図示を省略するが、マイコン、トランジスタ、コイル、コンデンサなどの電子部品が実装されている。このような回路基板3は、ケーシング2の基板収容部20に収容されている。
<コネクタ部の構成>
コネクタ部4は、2つのコネクタ4aと、回路基板3に電気的に接続された複数のターミナル40を備えている。コネクタ部4は、樹脂成形品(本実施形態では、例えばPBT樹脂製)であり、2つのコネクタ4aの間(ほぼ中央の位置)に、ユニット内外を連通する呼吸孔60が一体形成されている。この呼吸孔60により、電子制御ユニット1の内部の圧力が大気圧と同程度に保たれる。そして、呼吸孔60の入口には、外部へ突出する突部61が形成されている。この突部61もコネクタ部4に一体成形されている。
また、コネクタ部4には、図3に示すように、複数のターミナル40を配置するためのターミナル孔70が並列に形成されている。なお、図3では、ターミナル40を省略している。ターミナル孔70は、コネクタ部4を貫通する長方形をなす角孔である。このターミナル孔70は、ターミナル40より若干小さめに形成されており、ターミナル孔70にターミナル40が圧入されて配置されている。そのため、ターミナル孔70からの異物の侵入を防止することができる。また、ターミナル孔70の開口部70aは、テーパ状に広がっており、ターミナル40のターミナル孔70への圧入作業を容易にしている。
なお、ターミナル孔70に圧入されるターミナル40は曲げ加工前の直線状のものである。そして、ターミナル40がターミナル孔70に圧入された後に、ターミナル40を所定形状(本実施形態では、クランク状)に曲げ加工されている。そのため、回路基板3に対するコネクタ4aの向きが制限されないので、搭載自由度が増して商品性が向上する。
そして、隣接するターミナル孔70の間には、ターミナル40に沿って溝71,72が設けられている。つまり、ターミナル40の両面側(図3、図4では上側及び下側)に対向して1本ずつ溝71,72が一対で形成されている。これにより、コネクタ部4の肉抜きが行われるため、樹脂成型時にボイドの発生を抑制することができる。これらの一対の溝71,72は、連結溝73によって連結されている。連結溝73は、隣接するターミナル孔70の間でターミナル孔70の開口面と同一面上に形成されている。
ここで、隣接するターミナル孔70の間隔Aは、結露が発生する前後(急冷前後)における温度及び湿度、並びに電子制御ユニット1の大きさに基づき算出される結露水滴の直径Dより大きく、溝71,72同士の間隔Bは、結露水滴の直径Dより小さくなるように設定されている(B<D<A)。この一例として、本実施形態における設定値について説明する。
本実施形態では、電子制御ユニット1が動作中から急冷されて結露が発生する場合を想定して上記の設定値を決定している。まず、電子制御ユニット1の動作中(急冷前)の内部温度を80[℃]、相対湿度を80[%RH]とし、急冷後の温度を0[℃]、相対湿度を100[%RH]としている。なお、電子制御ユニット1の内容積が40[cm3]であり、ケーシング2の表面積が8000[mm2]、蓋部材5の表面積が2000[mm2]である。
そうすると、温度、相対湿度、及び飽和水蒸気圧に基づき、電子制御ユニット1の動作中(急冷前)の水蒸気量が233[g/m3]、急冷後の水蒸気量が4.85[g/m3]と算出される。従って、急冷後の結露量が228.1[g/m3]となる。
ここで、急冷前後の温度変化による電子制御ユニット1の内部空気は、40[cm3]から31[cm3](体積割合0.77)に減少するため、電子制御ユニット1の内部における結露量は0.007[g]となる。
そして、ケーシング2側は放熱フィン23を備え、車両のボディに接触しているため、電子制御ユニット1の動作中も高温にならないため、結露は蓋部材5側で発生すると考えられる。そのため、蓋部材5での結露水の体積は、表面積割合が0.2であるから、0.0014[cm3]となる。従って、結露水滴の直径Dは、D=1.4[mm]となる。
そこで、本実施形態では、上記の関係(B<D<A)を満たすように、隣接するターミナル孔70の間隔AをA=1.5[mm]とし、溝71,72同士の間隔BをB=1.2[mm]としている。
このように間隔A,Bを設定することにより、電子制御ユニット1の内部にて発生した結露水滴が、ターミナル孔70の開口部70a付近に付着した場合に、結露水滴の一部が溝71又は溝72にかかるため、結露水滴を溝71又は溝72へ確実に流すことができるようになっている。
なお、ここで例示した間隔A,B及び結露水滴の直径Dは一例であって、電子制御ユニットの大きさ等により、結露量が変化するので結露水滴の直径Dが異なるため、電子制御ユニットの各仕様に最適な間隔A,Bを設定すればよい。
このようなコネクタ部4は、ケーシング2の側面開口部22の内側に配置される内壁部41と、側面開口部22の外側に配置されてケーシング2の外面に接触する外壁部42とを備えている。内壁部41と外壁部42の高さはほぼ同じである。そして、内壁部41の先端部は、シール材溝22aに嵌め合わせられている。つまり、シール材6の中に内壁部41の先端部が埋まっている。これにより、コネクタ部4とケーシング2(側面開口部22)との接合部分でのシール性が確保されている。
さらに、コネクタ部4には、その両端部にケーシング2の内側に伸びる基板押さえ部44が形成されている。この基板押さえ部44及び固定ねじ46により、ケーシング2の基板収容部20に収容した回路基板3が所定位置に固定される。
そして、ケーシング2の側面開口部22に配置されたコネクタ部4は、蓋部材5がケーシング2に取り付けられることにより、ケーシング2と蓋部材5とに挟み込まれた状態で、シール材6を介してケーシング2及び蓋部材5に結合されている。なお、コネクタ部4と蓋部材5との結合部分において、コネクタ部4にはシール材6が配置(塗布)されるシール材溝45が形成されており、このシール材溝45に蓋部材5の凸部5aが嵌め合わせられている。これにより、コネクタ部4と蓋部材5との結合部分におけるシール性が確保されている。
<蓋部材の構成>
蓋部材5は、図1、図2に示すように、側面開口部22にコネクタ部4が配置された状態でケーシング2の上面開口部21を閉塞するものである。この蓋部材5には、縁部に位置する平面部53と、その平面部53から突出した突出部51とが形成されている。そして、平面部53に、コネクタ部4のシール材溝45に嵌め合わせられる凸部が形成されている。
<電子制御ユニットにおけるターミナル間ショートの防止機能>
次に、上記の構成を有する電子制御ユニット1において、結露が発生した場合について説明する。例えば、電子制御ユニット1が作動中に水がかかり急冷された場合に結露が発生する。そして、結露が発生すると、電子制御ユニット1では、コネクタ部4が下方に位置するため、結露水がコネクタ部4に流れ、隣接するターミナル40,40に跨がるように付着してターミナル間ショートが発生するおそれがある。
そこで、電子制御ユニット1では、隣接するターミナル孔70の間にターミナル40に沿って両面側に対向する一対の溝71,72を設けている。そのため、電子制御ユニット1の内部で発生した結露水が、隣接するターミナル40の間隔が最も狭いターミナル孔70の開口部70a付近に付着したとしても、結露水は溝71,72に流れていく。従って、ターミナル孔70の開口部70a付近に結露水が付着したとしても、結露水が隣接するターミナル孔70の間に溜まることがないため、結露水によるターミナル間ショートの発生を防止することができる。
そして、電子制御ユニット1では、発生し得る結露水滴の大きさ(直径D)に対して、
隣接するターミナル孔70の間隔(開口部70a同士の間隔)Aと、溝71,72同士の間隔Bとを、B<D<Aとなる関係が成立するように、間隔A,Bを設定している。そのため、電子制御ユニット1の内部にて発生した結露水滴が、ターミナル孔70の開口部70a付近に付着した場合には、結露水滴の一部が溝71又は溝72にかかって結露水滴が溝71又は溝72へ確実に流れていく。従って、結露水によるターミナル間ショートの発生を確実に防止することができる。
また、電子制御ユニット1では、ターミナル40の両面側に設けられた一対の溝71,72同士を連結する連結溝73を、隣接するターミナル孔70の間に設けている。そのため、結露水がターミナル孔70の開口部70a付近に付着した場合、連結溝73を介して結露水を、一対の溝71,72のどちらかへ確実に流れていく。従って、結露水によるターミナル間ショートの発生をより確実に防止することができる。
なお、呼吸孔60を介してユニット内部に水滴が侵入した場合でも、侵入した水滴がターミナル孔70の開口部70a付近に付着すると、その水滴は直接あるいは連結溝73を介して溝71,72へ流れていく。従って、呼吸孔60を介してユニット内部に水滴が侵入した場合であっても、ターミナル間ショートの発生を確実に防止することができる。
このように電子制御ユニット1では、結露が発生した場合に、結露水によるターミナル間ショートの発生を防止することができる。また、仮に、呼吸孔60を介してユニット内部に水滴が侵入した場合でも、結露水の場合と同様に、侵入水によるターミナル間ショートの発生も防止することができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本開示を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記の実施形態では、燃料ポンプを制御する燃料ポンプコントローラ(FPC)を例示したが、本開示はこれ以外の電装品を制御するコントローラにも適用することができる。
1 電子制御ユニット
2 ケーシング
3 回路基板
4 コネクタ部
40 ターミナル
70 ターミナル孔
71 溝
72 溝
73 連結溝

Claims (3)

  1. 電子部品を実装した回路基板と、上面開口部と側面開口部と前記回路基板を収容する基板収容部とが形成された金属製のケーシングと、前記ケーシングの前記上面開口部を閉塞する金属製の蓋部材と、前記ケーシングの前記側面開口部に配置されて前記回路基板に接続する複数のターミナルを備える樹脂製のコネクタ部とを有し、前記ケーシング、前記蓋部材、及び前記コネクタ部が、それぞれシール材を介して結合されている電子制御ユニットにおいて、
    前記コネクタ部には、前記ターミナルを配置するためのターミナル孔が並列に形成されており、
    隣接する前記ターミナル孔の間に、前記ターミナルに沿って溝が前記ターミナルの両面側に一対で設けられている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
  2. 請求項1に記載する電子制御ユニットにおいて
    記隣接するターミナル孔の間隔は、結露が発生する前後における温度及び湿度、並びに電子制御ユニットの大きさに基づき算出される結露水滴の直径より大きく、
    前記一対の溝同士の間隔は、前記結露水滴の直径より小さい
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する電子制御ユニットにおいて、
    前記ターミナルの両面側に設けられた前記一対の溝同士を連結する連結溝が、隣接する前記ターミナル孔の間に形成されている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
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