JP4777955B2 - エンジンのデコンプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン始動時のクランキングトルクを低減するエンジンのデコンプ装置の改良に関する。
エンジンが停止したときに、燃焼室の圧力によってカムシャフトに取り付けたデコンプカムを回転させて、吸気弁又は排気弁を押して燃焼室の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減するエンジンのデコンプ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−295218公報(図8)
特許文献1の図8において、エンジンのデコンプ装置は、カムシャフト19(符号は同公報のものを流用する。以下同じ。)にワンウエイクラッチ34を介して取り付けたデコンプカム35と、このデコンプカム35の外周に突設した係止突部39と、シリンダヘッドに伸縮可能に取り付け係止突部39を係止するストッパー片41とを備えている。
ストッパー片41(以下、「ストッパピン41」と云う。)は、シリンダヘッドに開けた貫通穴40に摺動可能に設けられるとともに、コイルスプリング42によって押圧され、このコイルスプリング42は、外方からボルト43により支持されている。
エンジンが回転しているときには、デコンプカム35の係止突部39がストッパピン41に当たり、デコンプカム35がエンジンの回転方向と同方向に回転することを阻止する。エンジンが停止したときには、燃焼室の圧力により、デコンプカム35がエンジンの回転方向と逆方向に回転して、デコンプカム35のカム山部38が、排気弁を押圧して燃焼室の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減する。
ところで、特許文献1の技術では、ストッパピン41、コイルスプリング42及びボルト43は、同軸線上に配置されているので、ボルト43の頭がカムシャフト19の中心から離れて配置される。この結果、カムシャフト19の中心からボルト43の頭までの長さが長くなる。カムシャフト19の中心からボルト43の頭までの間の長さを短くできれば、エンジンの小型化が図れて好適である。
本発明は、エンジンを小型化できるエンジンのデコンプ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シリンダヘッドに設けられ吸気弁及び排気弁を開閉するカムシャフトと、このカムシャフトに設けられカムシャフトがエンジンの回転方向と逆方向に回転するときにカムシャフトの回転力を外部に伝達する一方向クラッチと、この一方向クラッチに嵌められ吸気弁又は排気弁を押してエンジンの燃焼室の圧力を下げるデコンプカムと、このデコンプカムに突設されシリンダヘッド側に設けたストッパピンに当てることでデコンプカムがエンジンの回転方向と同方向に回転することを阻止する係止部とを備え、エンジンが停止したときに、燃焼室の圧力によってカムシャフトをエンジンの回転方向と逆方向に回転させるとともに、デコンプカムをエンジンの回転方向と逆方向に回転させて、デコンプカムに設けたカム山部によって吸気弁又は排気弁を押して燃焼室の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減するエンジンのデコンプ装置において、シリンダヘッド側には、ストッパピンを保持する保持部が設けられ、この保持部に開けた貫通穴にストッパピンとばね部材とがこの順に収容され、貫通穴の上方には、ばね部材を押さえる押さえ板が配置され、この押さえ板は、ばね部材の軸線からずれた位置にて締結され、シリンダヘッドには、エンジンの前後にブリッジ部が掛け渡され、このブリッジ部の前部及び後部には、シリンダヘッドをシリンダブロックに締結するボルト穴が配置され、押さえ板を保持部に締結するねじ穴は、貫通穴とともにブリッジ部に並ぶように配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、保持部は、カムシャフトをシリンダヘッドに回転自在に保持するカムシャフトホルダであることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、貫通穴は、カムシャフトホルダの上部に配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、貫通穴の軸線は、シリンダヘッドをシリンダブロックに締結するボルト穴の軸線と一致していることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、保持部に開けた貫通穴の上方に、ばね部材を介してストッパピンを押さえる押さえ板を設けたので、ばね部材は押さえ板によって押圧される。また、押さえ板は、ばね部材の軸線からずれた位置にて締結されている。
仮に、押さえ板を利用しない場合には、ばね部材の軸線上にてばね部材を保持することになるので、ストッパピン及びその保持部の長さは長いものとなっていた。
この点、本発明では、押さえ板を設けるとともに、この押さえ板をばね部材の軸線からずれた位置にて締結するので、ストッパピン及びストッパピン保持部の軸方向長さを短くすることができる。
ストッパピン及びその保持部の長さを短くしたので、デコンプ装置の装着によるエンジンの大型化を招き難くすることができる。
加えて、押さえ板を保持部に締結するねじ穴は、貫通穴とともに車両の長手方向に配置したブリッジ部に並ぶように配置されている。また、ブリッジ部の前部及び後部には、シリンダヘッドをシリンダブロックに締結するボルト穴が配置されている。
つまり、ねじ穴、貫通穴及びボルト穴が、ブリッジ部に並ぶように配置されているので、押さえ板が車両の幅方向に拡がることなく配置可能となる。このため、エンジン上部の限られたスペースに、保持部を効率良く配置できる。この結果、エンジンの一層の小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、保持部は、シリンダヘッドにカムシャフトを回転自在に保持するカムシャフトホルダにて兼用するようにしたので、部品点数の増加を抑えることができる。加えて、ストッパピン周りに必要なスペースをコンパクトにすることができる。
また、カムシャフトホルダを、シリンダヘッドと別体に設ければ、カムシャフトホルダにストッパピンをサブアッシーした後にそれらを、それらをシリンダヘッドに組み付ければ良く、組付工程が簡易になる。さらに、シリンダヘッドを外した状態で、デコンプカムと位置関係を目視しながらストッパピンを組み付けることが可能となる。従って、ストッパピン組付時において、作業性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、貫通穴は、カムシャフトホルダの上部に配置されているので、上方から貫通穴に容易に手を近づけることができる。貫通穴に容易に手を近づけることができるので、ストッパピン、ばね部材及びねじ部材の組立に係る作業性を高めることができる。
請求項4に係る発明では、貫通穴の軸線とシリンダヘッドを締結するボルト穴の軸線とは互いに平行に設けられているので、これらの穴を互いに異なる方向に配置する場合に較べると、切削工具の向きを変える必要がなく、穴加工の効率を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るエンジンのデコンプ装置を搭載した自動二輪車の左側面図であり、
自動二輪車100には、車体フレーム101と、この車体フレーム101には、エンジン10を含むパワーユニット102が懸架されている。
車体フレーム101は、ヘッドパイプ103から斜め前下方に延設され前輪104を支持している左右のフロントフォーク105L、105R(左側の符号105Lのみ示す。)と、ヘッドパイプ103から後下方に傾斜するように延設されているメインフレーム106と、このメインフレーム106の後部から後上方へ延設されているシートレール107L、107R(左側の符号107Lのみ示す。)と、メインフレーム106の後部に下方に向け取り付けられエンジンを懸架するピボットブラケット108L、108R(左側の符号108Lのみ示す。)と、このピボットブラケット108L、108Rから、ピボット軸111を介して後方へ延設され後輪112を支えるリヤスイングアーム113L、113R(左側の符号113Lのみ示す。)と、これらのリヤスイングアーム113L、113Rの後端部とシートレール107L、107Rの中間部の間に取り付けられている左右のリヤクッションユニット114L、114R(左側の符号114Lのみ示す。)と、ピボットブラケット108L、108Rから斜め後上方に延設されシートレール107L、107Rを支持するリヤ支持フレーム115L、115Rとを主要構成とする。リヤ支持フレーム115L、115Rの中間部には、斜め後ろ下方に向け同乗者ステップ116L、116R(左側の符号116Lのみ示す。)が取り付けられるステー117L、117Rが設けられている。
なお、パワーユニット102は、前述したピボットブラケット108L、108Rに懸架され、メインフレームに設けた上ステー118L、118Rに懸架されるとともに、ピボットブラケット108L、108Rの下端部から前方に延設される水平ブラケット121L、121R(左側の符号121Lのみ示す。)によっても支持されている。122はヘッドパイプ15に回動可能に設けられ、前輪104を操舵するステアリングハンドルである。
車体フレーム101に設けたシートレール107L、107Rには、物入れとしてのラゲッジボックス123が取り付けられるとともに、燃料タンク124が取り付けられている。燃料タンク124は、ラゲッジボックス123の後方に配置されている。
前後に並べて配置されたラゲッジボックス123と燃料タンク124の上方には、乗員が着座する乗員シート125が配置されている。
図中、126は乗員シートの前方に配置された跨ぎ部127を含み、車両の前部を覆うフロントカウル、128L、128R(手前側の128Lのみ示す。)はハンドル回りを覆うアッパカウル、129L、129Rは車両の側方を覆うサイドカウル、131はフロントフェンダ、132はリヤフェンダである。
パワーユニット102は、エンジン10を含んでいる。以下、エンジン10の吸排気系を説明する。
エンジン10は、シリンダ12cを含むシリンダブロック12が略水平で前方に突出して配置されており、シリンダ12cを覆うシリンダヘッド13の上面には、混合気の入口としての吸気ポート(図4の符号72)が設けられ、この吸気ポート72には、吸気管134を含む燃料供給装置135が取り付けられ、この燃料供給装置135の上部にはエアクリーナ136が取り付けられている。また、エアクリーナ136は、メインフレーム106の前部で且つメインフレーム106の下方に取り付けられている。
メインフレーム106は、後下方に傾斜するように配置され、吸気管134はシリンダ12cの上方に且つメインフレーム106の下方に配置されている。
シリンダヘッド13の下面には、排気ガスの出口としての排気ポート(図4の符号71)が設けられ、この排気ポート71には、排気管138が連結され、この排気管138の後端部には、消音器139が連結されている。なお、エンジン10の詳細は次図以降で説明する。
図2は本発明に係るエンジンの断面図であり、このエンジン10は、自動二輪車に搭載される4サイクル空冷単気筒エンジンである。図中、「左」、「右」、「上」、「下」、「前」、「後」は、エンジンを自動二輪車に搭載したときに、運転者から見たエンジンの方向である。
エンジン10の本体は、クランクケース11と、このクランクケース11の上部に取り付けるシリンダブロック12と、このシリンダブロック12の上部に取り付けるシリンダヘッド13とを主要な構成要素とする。シリンダヘッド13の上部には、シリンダヘッド13を覆うシリンダヘッドカバー14が取り付けられている。
クランクケース11には、左右一対のクランクベアリング15L、15Rが配置され、これらクランクベアリング15L、15Rに回転可能にクランクシャフト16が支持され、クランクシャフト16の左端部には、発電機17が連結され、クランクシャフト16の右端部には、遠心クラッチ18が連結され、この遠心クラッチ18によって、クランクシャフト16の回転を減速機に対して断続させることができる。
シリンダブロック12には、ボア穴22が設けられ、このボア穴22には、上下摺動可能にピストン23が設けられている。ピストン23は、ピストンピン24、連接棒25及びクランクピン26を介してクランクシャフト16に連結されており、このピストン23の上方とシリンダヘッド13の間には、燃焼室27が設けられ、この燃焼室27には点火プラグ28が配置されている。このような構造により、燃焼室27にて燃焼ガスが燃焼してピストン23に鉛直方向下向きの力が掛かり、クランクシャフト16の回転力となる。 29は冷却用のフィンである。
シリンダヘッド13には、左右一対のカムベアリング31L、31Rを介して回転可能にカムシャフト32が設けられ、カムシャフト32とクランクシャフト16の間には、カムシャフト32を駆動するカムチェーン33が掛け渡されている。カムシャフト32には、吸気カム35と排気カム36とが設けられており、これらの吸気カム35と排気カム36は、後述する吸気弁及び排気弁を開閉することで、燃焼室27内への混合気の吸気及び燃焼室27から外部へ燃焼ガスの排気を行う。
吸気弁及び排気弁を駆動するいわゆる動弁機構38の詳細は、次図以降で説明する。図中、41はカム軸ドライブスプロケット、42はカムスプロケット、43は補助スプロケットである。
遠心クラッチ18は、その入力側にクランクシャフト16が連結され、出力側にスリーブ44が連結されている。このスリーブ44には、変速用クラッチ45を介してメインシャフト21が連結され、このメインシャフト21の下方には、カウンターシャフト47が配置され、メインシャフト21とカウンターシャフト47には、複数の変速用のギヤ48・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)が設けられ、メインシャフト21からカウンターシャフト47へ回転力が伝達される。なお、カウンターシャフト47の左端部には、出力用のドライブスプロケット46が取り付けられている。
また、カウンターシャフト47の下方には、乗員が始動時に足を掛ける始動用キックペダル51及びこの始動用キックペダル51により回転駆動されるスタータシャフト52が設けられ、このスタータシャフト52とカウンターシャフト47の間には、一対のギヤ53a、53bが設けられている。54はスタータシャフト52を元の位置に戻すキックスプリングである。
エンジン始動時に、乗員の踏力によりスタータシャフト52に加わった回転力は、一対のギヤ53a、53b、カウンターシャフト47及びメインシャフト21を介してクランクシャフト16に伝達され、クランクシャフト16を回転させ、燃焼室27に混合気を吸入させ、点火プラグ28を点火させ、エンジン10を始動させる。
エンジン始動後に、燃焼室27の燃焼によりピストン23を鉛直方向下方に押す力は、ピストンピン24、連接棒25及びクランクピン26を介してクランクシャフト16に伝達され、このクランクシャフト16に連結した自動遠心クラッチ18を介してスリーブ44に伝達され、このスリーブ44に掛かる力は、変速用クラッチ45に伝達され、変速用クラッチ45と複数の変速用のギヤ48・・・とが協働して、出力軸としてのカウンターシャフト47に所定の回転数にて回転力を付与する。
図3は図2の3矢視図、図4は本発明に係るエンジンの動弁系を説明する図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図である。以下、図3〜図6を参照して説明を行う。なお、図3において、シリンダヘッドカバー14は、取り外されている。
シリンダヘッド13の上部には、運転者から見たエンジンの前後方向に左右のブリッジ部56L、56Rが配置されている。これら左右のブリッジ部56L、56Rの前部及び後部には、シリンダヘッド13をシリンダブロック12に締結する4つのボルト穴58・・・が配置され、これらのボルト穴58・・・には、ヘッドボルト61・・・が挿入され、これらのヘッドボルト61・・・には、ヘッドナット62・・・が装着されている。
運転者から見たエンジンの前後方向に延設された左右のブリッジ部56L、56Rの間には、その前部及び後部の幅方向にロッカーアーム軸64F、64Rが掛け渡され、前のロッカーアーム軸64Fには、排気弁65を駆動する排気ロッカーアーム66が揺動可能に取り付けられ、後のロッカーアーム軸64Rには、吸気弁67を駆動する吸気ロッカーアーム68が揺動可能に取り付けられている。
また、シリンダヘッド13の前部には、排気ポート71が形成され、シリンダヘッド13の後部には、吸気ポート72が形成されている。
排気弁65は、排気ポート71の口を開閉する部材であり、弁本体65aと軸部65bからなり、シリンダヘッド13に設けたスリーブ部材75に摺動可能に取り付けられている。軸部65bの上端部には、スプリングリテーナ73が取り付けられ、このスプリングリテーナ73とシリンダヘッド13の間には、バルブスプリング74が設けられ、排気弁65に力が掛からないときには、バルブスプリング74によってスプリングリテーナ73が押圧され、排気ポート71の口が閉じられるようにした。
同様に、吸気弁67は、吸気ポート72の口を開閉する部材であり、弁本体67aと軸部67bからなり、シリンダヘッド13に設けたスリーブ部材75に摺動可能に取り付けられている。軸部67bの上端部には、スプリングリテーナ73が取り付けられ、このスプリングリテーナ73とシリンダヘッド13間には、バルブスプリング74が設けられ、吸気弁67に力が掛からないときには、バルブスプリング74によってスプリングリテーナ73が押圧され、吸気ポート72の口が閉じられるようにした。
カムシャフト32が回転すると、所定のタイミングでカムシャフト32に設けた排気カム36が排気ロッカーアーム66を押し、この排気ロッカーアーム66が排気弁65を押して排気ポート71の口を開け、燃焼済みの燃焼ガスを排気する。
同様に、所定のタイミングでカムシャフト32に設けた吸気カム35が吸気ロッカーアーム68を押し、吸気ロッカーアーム68が吸気弁67を押し、吸気ポート72の口を開け、燃焼室27に混合気を供給する。
図中、77はシリンダヘッドカバー14をシリンダヘッド13に固定するカバーボルト、78はシール部材である。
以下、本発明に係るデコンプカムの詳細な構造につき説明する。
デコンプカム81とは、デコンプレッションカムの略称であり、吸気カム35と排気カム36とは別に、カムシャフト32に付設されているカムである。デコンプカム81は、カムシャフト32に一方向クラッチ79を介して嵌められている。
一方向クラッチ79は、カムシャフト32が、エンジン10の回転方向と逆方向に回転するときにカムシャフト32の回転力を外部に設けたデコンプカム81に伝達し、カムシャフト32が、エンジン10の回転方向と同方向に回転するときには、カムシャフト32の回転力のほとんど全てはデコンプカム81に伝達されないという特性を有する。
このデコンプカム81の外周には、シリンダヘッド13に設けたストッパピン82に当てることでデコンプカム81がエンジンの回転方向と同方向に回転することを阻止する係止部83が突設され、この係止部83に向けエンジンの回転方向に向け徐々に盛り上がるように形成されているカム傾斜部84が設けられている。
また、デコンプカム81には、カム山部85が設けられ、このカム山部85によって排気ロッカーアーム66に設けたピックアップ部87が押され、排気ロッカーアーム66が揺動し、排気弁65を押して燃焼室27の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減する。
シリンダヘッド13には、ストッパピン82を保持する保持部91が設けられ、この保持部91に開けた貫通穴92に、ストッパピン82とばね部材93とがこの順に収容され、貫通穴92の上方には、ばね部材93を押さえる押さえ板94が配置され、この押さえ板94は、ばね部材93の軸線からずれた位置でねじ部材95にて締結されている。
本実施例では、シリンダヘッド13にカムシャフト32を回転自在に保持するカムシャフトホルダ97で保持部91を兼ねさせるようにしたので、部品点数の増加を抑えることができる。
また、カムシャフトホルダ97を、シリンダヘッド13と別体に設ければ、カムシャフトホルダ97にストッパピン82をサブアッシーした後にそれらを、それらをシリンダヘッド13に組み付ければ良く、組付工程が簡易になる。さらに、シリンダヘッド13を外した状態で、デコンプカム81と位置関係を目視しながらストッパピン82を組み付けることが可能となる。従って、ストッパピン組付時において、作業性を高めることができる。
貫通穴92は、カムシャフトホルダ97の上部に鉛直方向上下に配置されているので、上方から貫通穴92に容易に手を近づけることができる。貫通穴92に容易に手を近づけることができるので、ストッパピン82、ばね部材93及びねじ部材95の組立作業性を高めることができる。
貫通穴92の軸線は、シリンダヘッド13をシリンダブロック12に締結するボルト穴58・・・の軸線と平行であるので、異なる方向に配置する場合に較べると、切削工具の向きを変える必要がなく、穴加工の効率を大幅に高めることができる。また、この配置により、押さえ板94をヘッドナット62で直接締結することも可能である。
また、左右のブリッジ部56L、56Rのうちの右のブリッジ部56Rは、押さえ板94を保持する保持部91を兼ねており、この保持部91に設けられねじ部材95にて押さえ板94を締結するねじ穴98は、ストッパピン82を収納する貫通穴92とともにブリッジ部56Rに並ぶように配置されている。
ねじ穴98及び貫通穴92は、ブリッジ部56Rに並ぶように配置されているので、押さえ板94が車両の幅方向に拡がらないで配置可能となる。このため、エンジン上部の限られたスペースに、ストッパピン82の保持部91を効率良く配置することができる。
以上に述べたエンジンのデコンプ装置の作用を次に述べる。
図7は本発明に係るデコンプカムの作用説明図であり、図1を参照しながら説明する。
(a)において、エンジンが回転しているときには、カムシャフト32は矢印a方向に回転し、一方向クラッチ79が滑り、デコンプカム81に突設した係止部83がストッパピン82に当たりデコンプカム81の回転を阻止するため、デコンプカム81のカム山部85は、ロッカーアーム66のピックアップ部87を押すことはなく、デコンプ機能は作用しない。
(b)において、エンジンが停止したとき、圧縮行程前でクランクシャフト16が停止する場合には、燃焼室27(又はシリンダ)に生ずる圧縮圧力の反力が、ピストン23、連接棒25を介して、クランクシャフト16に伝達され、クランクシャフト16からカムチェーン33を介してカムシャフト32に伝達され、このカムシャフト32は矢印b1方向に回転し、カムシャフト32の外周に嵌めた一方向クラッチ79がロックし、カムシャフト32の逆転とともにデコンプカム81を矢印b2方向に逆転させ、このデコンプカム81に設けたカム山部85が排気ロッカーアーム66を矢印b3方向に揺動させ、排気ロッカーアーム66が排気弁65をバルブスプリング(図3の符号74)に抗して押圧することにより、燃焼室27の圧力を抜く。
従って、排気弁65が開いて燃焼室27と排気ポート71とが連通している状態で、エンジン10を始動させるときに、燃焼室27内のエアが矢印b4方向に抜けるため、始動用キックペダル51に掛けるキック踏力を小さくすることができ、乗員の負担を軽減することができる。最初の圧縮圧力が抜けた後、デコンプカム81は、カムシャフト32と同方向に回転し、係止部83がストッパピン82に当たり、デコンプ機能は解除される。
すなわち、本発明に係るデコンプ装置80によれば、エンジン10が停止したときに、燃焼室27の圧力によってカムシャフト32をエンジン10の回転方向と逆方向に回転させるとともに、デコンプカム81をエンジン10の回転方向と逆方向に回転させて、デコンプカム81に設けたカム山部85によって吸気弁67又は排気弁65を押して燃焼室27の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減することができる。
図8は本発明に係るデコンプカムを構成するストッパピンの保持部の実施例図及びその比較例図である。
(a)には実施例が示されており、保持部91に開けた貫通穴92の上方に、ばね部材93を介してストッパピン82を押さえる押さえ板94を設け、ばね部材93は押さえ板94によって押圧される。そして、押さえ板94は、ばね部材93の軸線93Jaからずれた位置にてねじ部材95にて締結されている。押さえ板94は、請求項4に記載した配置により、ヘッドナット62で締結することも可能である。
(b)には比較例が示されており、押さえ板94を設けていない場合には、ばね部材93Bの軸線93Jb上にてねじ部材95Bにてばね部材93Bを保持することになるので、ストッパピン82Bの保持部の長さが長くなるという問題があった。
この点、本発明に係る実施例では、押さえ板94を設けるとともに、この押さえ板94をばね部材の軸線からずれた位置でねじ部材95にて締結するので、ストッパピン82の保持部の長さが抑えられる。
(a)において、デコンプカム81の中心とねじ部材95の頭部95hの間の長さをLa、(b)において、デコンプカム81Bの中心とねじ部材95Bの頭部95Bhの間の長さをLbとすると、La<Lbの関係にある。
従って、本発明によれば、ストッパピン82及びその保持部の長さを短くしたので、デコンプ装置80の小型化を図ることが可能になる。また、保持部の長さが抑えられれば、カムシャフト32の周辺部のコンパクト化が図れる。カムシャフト32の周辺部のコンパクト化によって、エンジン10を小型化することができる。
図1を併せて参照して、デコンプ装置80を含むシリンダヘッドカバー14回りが小型化することで、パワーユニット102を前輪104に寄せることができる。
この結果、前輪分担荷重を上げることができる。また、リヤスイングアーム113L、113Rを長くとることができ、乗り心地の向上に寄与する。リヤスイングアーム113L、113Rを長くしない場合には、ホイールベースを短くすることができ、車体をコンパクトにすることができる。
また、メインフレーム106が後下方に傾斜するように配置され、吸気管134がシリンダ12cの上方且つメインフレーム106の下方に配置されるので、パワーユニット102を前輪104の側に寄せることにより吸気管134も前に移動し、結果としてメインフレーム106の下の空間141が広くなる部分に吸気管134を配置することができる。この空間141に吸気管134を配置することで、エアクリーナ136からシリンダ12cの吸気ポート72により吸気管134を真っ直ぐにエアを供給するように配置可能になるので、エンジン10の出力が向上する。あるいは、メインフレーム106の吸気管134の周辺をさらに下方に下げることができ、跨ぎ部127の高さを下方に下げることができ、昇降の際跨ぎ易くすることができる。
尚、本発明に係るエンジンのデコンプ装置は、実施の形態では自動二輪車用のエンジンに適用したが、農機具や発電機などを含む産業エンジンにも適用可能である。
請求項1では、保持部は、カムシャフトホルダとは別に、シリンダヘッドに立設したものでも良い。また、貫通穴は、エンジンの構造によっては、カムシャフトホルダの上方以外に、カムシャフトホルダの側方に設けることは差し支えない。あるいは、貫通穴の軸線とシリンダヘッド締結するボルト穴の軸線とは平行でなくても良いものとする。
本発明に係るエンジンのデコンプ装置は、自動二輪車用の単気筒4サイクルエンジンに好適である。
本発明に係るエンジンのデコンプ装置を搭載した自動二輪車の左側面図である。 本発明に係るエンジンの断面図である。 図2の3矢視図である。 本発明に係るエンジンの動弁系を説明する図である。 図3の5−5線断面図である。 図3の6−6線断面図である。 本発明に係るデコンプカムの作用説明図である。 本発明に係るデコンプカムを構成するストッパピンの保持部の実施例図及びその比較例図である。
符号の説明
10…エンジン、13…シリンダヘッド、27…エンジンの燃焼室、32…カムシャフト、56L、56R…ブリッジ部、58…ボルト穴、58J…ボルト穴の軸線、65…排気弁、67…吸気弁、79…一方向クラッチ、80…エンジンのデコンプ装置、81…デコンプカム、82…ストッパピン、83…係止部、85…カム山部、91…保持部、92…貫通穴、92J…貫通穴の軸線、93…ばね部材、94…押さえ板、97…カムシャフトホルダ、98…ねじ穴。

Claims (4)

  1. シリンダヘッド(13)に設けられ吸気弁(67)及び排気弁(65)を開閉するカムシャフト(32)と、このカムシャフト(32)に設けられカムシャフト(32)がエンジン(10)の回転方向と逆方向に回転するときにカムシャフト(32)の回転力を外部に伝達する一方向クラッチ(79)と、この一方向クラッチ(79)に嵌められ吸気弁(67)又は排気弁(65)を押してエンジン(10)の燃焼室(27)の圧力を下げるデコンプカム(81)と、このデコンプカム(81)に突設され前記シリンダヘッド(13)側に設けたストッパピン(82)に当てることで前記デコンプカム(81)がエンジン(10)の回転方向と同方向に回転することを阻止する係止部(83)とを備え、エンジン(10)が停止したときに、前記燃焼室(27)の圧力によって前記カムシャフト(32)をエンジン(10)の回転方向と逆方向に回転させるとともに、前記デコンプカム(81)をエンジン(10)の回転方向と逆方向に回転させて、前記デコンプカム(81)に設けたカム山部(85)によって前記吸気弁(67)又は前記排気弁(65)を押して前記燃焼室(27)の圧力を下げ、次回始動時のクランキングトルクを低減するエンジンのデコンプ装置において、
    前記シリンダヘッド(13)側には、前記ストッパピン(82)を保持する保持部(91)が設けられ、この保持部(91)に開けた貫通穴(92)に前記ストッパピン(82)とばね部材(93)とがこの順に収容され、前記貫通穴(92)の上方には、前記ばね部材(93)を押さえる押さえ板(94)が配置され、この押さえ板(94)は、前記ばね部材(81)の軸線からずれた位置にて締結され、
    前記シリンダヘッド(13)には、エンジン(10)の前後にブリッジ部(56L、56R)が掛け渡され、このブリッジ部(56L、56R)の前部及び後部には、各々、前記シリンダヘッド(13)をシリンダブロック(12)に締結するボルト穴(58)が配置され、前記押さえ板(94)を前記保持部(91)に締結するねじ穴(98)は、前記貫通穴(92)とともに前記ブリッジ部(56L、56R)に並ぶように配置されていることを特徴とするエンジンのデコンプ装置。
  2. 前記保持部(91)は、前記カムシャフト(32)を前記シリンダヘッド(13)に回転自在に保持するカムシャフトホルダ(97)であることを特徴とする請求項1記載のエンジンのデコンプ装置。
  3. 前記貫通穴(92)は、前記カムシャフトホルダ(97)の上部に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジンのデコンプ装置。
  4. 前記貫通穴(92)の軸線は、前記ボルト穴(58)の軸線と平行であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のエンジンのデコンプ装置
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