JP4753657B2 - 表面形状測定装置及び表面形状測定方法 - Google Patents

表面形状測定装置及び表面形状測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4753657B2
JP4753657B2 JP2005229311A JP2005229311A JP4753657B2 JP 4753657 B2 JP4753657 B2 JP 4753657B2 JP 2005229311 A JP2005229311 A JP 2005229311A JP 2005229311 A JP2005229311 A JP 2005229311A JP 4753657 B2 JP4753657 B2 JP 4753657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
measurement
spot
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005229311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007046937A (ja
Inventor
清二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP2005229311A priority Critical patent/JP4753657B2/ja
Publication of JP2007046937A publication Critical patent/JP2007046937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4753657B2 publication Critical patent/JP4753657B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、測定物表面の輪郭形状を測定する表面形状測定装置及び表面形状測定方法に関し、特に測定物表面が鏡面である場合に、その輪郭形状を非接触で測定する表面形状測定装置及び表面形状測定方法に関する。
従来から、測定物表面の輪郭形状を測定する方法として、触針を測定物表面に接触させながら沿わせて表面の凹凸によって生じる触針の変位を検出する触針法(例えば、下記特許文献1)と、測定物表面に光ビームを投射してその散乱光を受光素子で受けて測定物表面までの距離を計測する光走査式の形状計測法(例えば、下記特許文献2)が知られている。
このうち光走査式の形状計測法では、図1の(A)に示すように、投光部Sから測定物表面MP1に向けてスポット光を投射し、その結果生じる散乱光を受光面Rで受けた最大輝度位置P1を検出する。すると、測定物表面MP1と比べて投光部Sまでの距離が異なる測定面MP2では、散乱光を受光面Rで受けた最大輝度位置P2が、測定物表面MP1のときに検出された位置P1と異なるので、この位置の相違を利用して測定物表面までの距離を計測する。
特開平5−264213号公報 特開2001−183117号公報
ところが、測定物として金型のような表面が鏡面仕上げされた物体の表面形状を測定しようとする場合には、上述のような触針法では測定物表面に傷を付けてしまうおそれがあるため、使用することはできないという問題点があった。
また、上述の従来の光走査式の形状計測法によると、測定物表面に投射した光ビームが表面で正反射してしまうために、投光部と測定物表面との間の距離だけでなく、光ビームの入射角度によっても受光面での受光位置が変化するため、測定物表面までの距離を計測することができないという問題点があった。この様子を図1の(B)に示す。
いま、鏡面MP3とMP1は投光部Sから等距離にあり、鏡面MP3は鏡面MP1に比べてやや傾いているものとする。このため測定物表面MP3及びMP1に入射した各スポット光が正反射した反射光は、受光面Rの異なる位置P3及びP1で受光されることになる。このように鏡面の表面形状測定に従来の光走査式の形状測定法を使用すると、測定物表面の未知の傾斜によって受光面上の受光位置が影響を受けるため、測定物表面までの距離を正確に計測することができない。
上記の問題点を鑑みて、本発明は、測定物表面が鏡面であってもその輪郭形状を非接触で測定する表面形状測定装置及び表面形状測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では、投光部からのスポット光が、鏡面である測定物表面にて反射した反射光を受光する受光面を、その法線成分を含む方向に駆動し、受光面の法線方向の変位に伴う受光位置の変化に基づいて反射光の光軸位置を決定して、反射光の光軸とスポット光の投光軸との交差位置を測定物表面上の測定点の位置として決定する。
すなわち、本発明の第1形態による表面形状測定装置は、鏡面である測定物表面にスポット光を投射する投光部と、測定物表面で反射したスポット光の反射光を受光する受光面を有する受光部と、を有し、測定物表面上の各測定点について、スポット光を投射してその反射光を受光部で受光し、受光面上の受光位置に基づいて該測定点の位置を求めることにより、測定物表面の表面形状を測定する表面形状測定装置であって、受光面をその法線成分を含む方向に駆動する受光面駆動部と、受光面の法線方向の変位に伴う受光位置の変化に基づいて反射光の光軸位置を決定する反射光軸位置決定部と、反射光の光軸とスポット光の投光軸との交差位置を測定点の位置として決定する位置測定部と、を備えて構成される。
投光部から投射されたスポット光は、測定物表面の傾斜方向に応じて様々な方向に反射する。表面形状測定装置は、測定点を順次変えていく間に反射光の受光位置が受光面の外へ飛び出してしまわないように、常に投光部及び受光面を測定物表面の傾斜に追従させて、受光位置が受光面の所定の位置(好適には中央)に位置するように制御することが望ましい。受光面上の受光位置の変更は、投光部及び受光部と測定物との相対位置を変える、あるいは投光部によるスポット光の投射方向を変えることにより可能であるが、表面形状測定を行う際には、各測定点すなわちスポット光の各投射位置同士の間隔にバラツキが生じないことが望ましい。
このため、表面形状測定装置は、投光部と受光部とを有する測定ヘッドを測定物に対して相対移動させる測定ヘッド相対位置変更部と、測定ヘッドの向きを変更する測定ヘッド方向変更部と、測定ヘッド相対位置変更部によって測定ヘッドを測定物に対して相対移動させ、かつ測定ヘッド方向変更部によって測定ヘッドの向きを変更することによって、測定物表面上の投射位置を一定に保ったまま受光面上の受光位置を調整する投光軸調整部と、をさらに備えることが好適である。
そして、投光軸調整部は、受光面が受光面駆動部によって所定の位置(例えば全ストロークの中間点)に位置付けられた状態で、受光位置が受光面の所定の基準位置(例えば受光面中心)となるように調整してもよい。
このように投光部の投光軸を調整することにより、表面形状測定装置が測定点を順次変えていく間に反射光の受光位置が受光面の外へ飛び出してしまうことを防止することが可能となり、かつこの投光軸調整の際にスポット光の各投射位置(測定点)が大きく移動して各測定点の間隔にバラツキが生じることを防止する。
また後述するように、投光部と受光部とを、スポット光の投光軸と受光面の所定の法線とが同一平面に含まれるように測定ヘッドに設け、スポット光の投光軸と受光面の所定の法線とを含む平面をある基準面に直交させたまま測定物表面へのスポット光の入射角度を変化させるように測定ヘッドの姿勢(方向)を制御する場合を考える。
このとき、測定物表面に入射するスポット光の上記基準面に対する入射方位と、基準面に対する測定物表面の傾斜方向とが一致していれば、測定物表面で反射したスポット光が入射方位と基準面において反対側の方位に反射されるため、入射角度が変化しても、受光面上の受光位置は投光軸及び受光面の所定の法線を含む平面と受光面とが交差する直線内で移動する。
このような幾何学的関係を利用することにより、表面形状測定装置は、所定の基準面に対する測定点における測定物表面の傾斜方向を測定する決定する傾斜方向決定部をさらに備えてもよい。
そして、スポット光の投光軸と受光面の所定の法線とが同一平面に含まれるように、投光部と受光部とが設けられる測定ヘッドと、測定ヘッドの向きを変更する測定ヘッド方向変更部と、を備えて構成し、傾斜方向決定部は、測定ヘッド方向変更部によって、スポット光の投光軸と受光面の所定の法線とを含む平面を所定の基準面に直交させた状態で、測定物表面へのスポット光の入射角度を変化させ、このとき入射角度の変化に伴う受光位置の移動が、投光軸及び受光面の所定の法線を含む平面と受光面とが交差する直線上で生じる、スポット光の測定物表面への入射方位を探索して、該入射方位を、測定物表面の傾斜方向として決定することとしてよい。
測定物表面の傾斜方向にスポット光が入射するとき、測定物表面の法線方向は、スポット光の投光軸方向と反射光の光軸方向とが成す角度の2等分線の方向と等しくなる。ここでスポット光の光軸の方向は既知であり、反射光の光軸の方向もまた上述の通り測定可能である。したがって、前記測定物表面の法線方向を、スポット光の投光軸方向と反射光の光軸方向とが成す角度の2等分線の方向として決定することが可能である。表面形状測定装置は、このようにして前記測定物表面の法線方向を決定する法線方向決定部を備えて構成してもよい。
なお、上記スポット光としては、受光面における受光位置を明瞭に測定するため平行光が好適に使用される。
さらに、本発明の第2形態による表面形状測定方法では、鏡面である測定物表面上の各測定点について、スポット光を投射してその反射光を受光面で受光し、この受光面上の受光位置に基づいて該測定点の位置を求めることにより、測定物表面の表面形状を測定する表面形状測定方法において、受光面をその法線成分を含む方向に駆動し、受光面の法線方向の変位に伴う受光位置の変化に基づいて反射光の光軸位置を決定し、反射光の光軸とスポット光の投光軸との交差位置を測定点の位置として決定する。
このとき、投光部と受光部とを有する測定ヘッドを測定物に対して相対移動させ、かつ測定ヘッドの向きを変更することにより、測定物表面上の投射位置を一定に保ったまま受光面上の受光位置を調整することとしてよい。さらに受光面が受光面駆動部によって所定の位置に位置付けられた状態で、受光位置が受光面の所定の基準位置となるように調整してもよい。
またさらに、スポット光の投光軸と受光面の所定の法線とが同一平面に含まれるように投光部と受光面とを測定ヘッドに設け、測定ヘッドの向きを変えることによって測定物表面へのスポット光の入射方位を変更し、各入射方位において測定ヘッドの向きを変えることによってスポット光の投光軸と受光面の所定の法線とを含む平面を所定の基準面に直交させた状態で、測定物表面へのスポット光の入射角度を変化させ、このときの入射角度の変化に伴う受光位置の移動が、スポット光の投光軸及び受光面の所定の法線を含む平面と受光面とが交差する直線上で生じる、スポット光の入射方位を、所定の基準面に対するスポット光の投射位置における測定物表面の傾斜方向として決定してもよい。
また、決定された前記傾斜方向に前記スポット光の入射方位を方向付けた状態で決定される前記反射光の光軸の方向と、前記スポット光の既知の投光軸の方向と、に基づいて前記測定物表面の法線方向を決定することとしてもよい。
本発明によって、表面が鏡面である測定物の輪郭形状を、表面を傷つけることなく正確に測定することが可能となる。
以下、添付する図面を参照して本発明の実施例を説明する。図2は、本発明の実施例による表面形状測定装置の全体斜視図である。表面形状測定装置1は、測定物である金型などの表面が鏡面仕上げされたワークを載置するためのテーブル2と、テーブル2上に表面形状を非接触で検出するための測定ヘッド3と、測定ヘッド3を支持しながら互いに直交する3軸を回転軸として測定ヘッド3を自在に回転させて、測定ヘッド3の方向(姿勢)に自在に変更可能なヘッド方向変更機構4と、このヘッド方向変更機構4を支持しながらこのヘッド方向変更機構4をXYZ方向のいずれの方向にも移動可能なヘッド位置変更機構5を備えている。
図3は、図2に示す測定ヘッド3の断面図である。測定ヘッド3は、ワーク表面に平行光であるスポット光を投射する投光部6と、ワーク表面で反射したスポット光の正反射光を受光する受光面71を有する受光部7とを備える。このような受光面71としては2次元CCDや2次元PSDなど、入射光を2次元平面で受けて受光位置の2次元座標に応じた信号を出力する素子を利用する。
投光部6は、発光部61と、略点光源である発光部61からの発光光を平行光へと変える照明レンズ62と、照明レンズ62を通過した平行光の中心部以外を遮蔽してスポット光を作るアパーチャ板63と、を備えて構成する。
受光部7は、スポット光の正反射光を受光する受光面71と、スポット光の正反射光を受光面71に集光する集光レンズ72と、受光面71の法線方向に伸長する直動ガイド73と、直動ガイド73に沿って受光面71を駆動する受光面駆動部74と、を備えている。
そして、これら投光部6と受光部7とは、投光部6のスポット光の投光軸と、受光面71の所定の法線とが同一平面(以下、「光軸面LP」と記す)に含まれるように、測定ヘッド3に固定される。例えば、投光部6のスポット光の投光軸と、受光面71の中心Cを通過する受光面71の法線と、が上記光軸面LPに含まれるように、投光部6と受光部7とを測定ヘッド3内に設けてよい。
図2に戻って、ヘッド位置変更機構5は、測定ヘッド3が設けられたヘッド方向変更機構4を支持する可動部材51と、可動部材51を支持する一方でY方向に駆動することが可能なY方向駆動部52と、Y方向駆動部52を支持する一方でX方向に駆動することが可能なX方向駆動部53と、X方向駆動部53を支持する一方でZ方向に駆動することが可能なコラム54と、を備えている。
したがって、ヘッド位置変更機構5は、測定ヘッド3を測定物であるワークに対して相対移動させることが可能であり、ここに本願特許請求の範囲に係る測定ヘッド相対位置変更部を成す。なお本実施例においては、測定ヘッド相対位置変更部は、測定ヘッド3を移動させることによって測定ヘッド3とワークとの相対移動を実現させることとしたが、これに代えて又はこれに加えて、ワーク側を移動させることによって測定ヘッド3とワークとの相対移動を実現させてもよく。このためにワークをXYZ方向のうちのいずれかに、又はそのいずれにも移動可能なワーク移動機構を設けてもよい。
図4の(A)は、図2に示すヘッド方向変更機構4の斜視図である。ヘッド方向変更機構4は、互いに直交する3軸方向を軸とした回転運動を与える第1モータ41、第2モータ42、及び第3モータ43を備える。
ここで第1モータは、測定ヘッド3を支持しつつ、上記測定ヘッド3の光軸面LPに垂直な第1の方向を回転軸として測定ヘッド3を回転駆動可能である。また第2モータは、第1モータを支持しつつ、図中のXY平面内において第1の方向と直交する第2の方向を回転軸として第1モータを回転駆動可能である。さらに第3モータは、第2モータを支持しつつ、Z軸方向を回転軸として第2モータを回転駆動可能である。
このようにヘッド方向変更機構4は、直交する3軸方向を軸とした回転運動を与える各モータ41〜43を備えることにより、測定ヘッド3を支持しながら互いに直交する3軸を回転軸として測定ヘッド3を回転させてワークに入射するスポット光の入射角度及び入射方位を自在に変更することが可能である。ここにヘッド方向変更機構4は、本願特許請求の範囲に係る測定ヘッド方向変更部を成す。なお本実施例においては、測定ヘッド3自体の向きを変更することによってワークに入射するスポット光の入射角度及び入射方位を変更することとしたが、これに代えて又はこれに加えて、ワーク側を3軸方向に回転させつつワークを移動することにより、ワークに入射するスポット光の入射角度及び入射方位を相対的に変化させることにより実現してもよく、このために互いに直交する3軸のいずれか、又は全ての軸を回転軸としてワークを回転させるワーク方向変更機構と、XYZ方向のうちのいずれかに、又はそのいずれにも移動可能なワーク移動機構を設けてもよい。
図5は、図1の表面形状測定装置1のブロック図である。表面形状測定装置1は、上述のヘッド方向変更機構4とヘッド位置変更機構5を駆動して、測定ヘッド3の位置及び方向を制御するヘッド制御部81と、受光面71から出力された反射光の受光位置を示すアナログ信号を入力してディジタル形式の位置信号として出力する信号処理回路82とを、備える。またヘッド制御部81は、受光面駆動部74を制御して受光面71をその法線方向に移動させて、受光面71の位置を制御する。
また、表面形状測定装置1は、受光面駆動部74によって受光面71を変位させ、そのとき生じる受光面71上で受光位置の変化に基づいてワーク表面で反射した反射光の光軸の測定ヘッド3からの相対位置を決定する反射光軸位置決定部83と、この反射光の光軸と既知のスポット光の投光軸との交差位置を、各測定点の測定ヘッド3からの相対位置として決定する位置測定部84と、ヘッド位置変更機構5及びヘッド方向変更機構4によって測定ヘッド3を各測定点の測定位置に位置付けながら、位置測定部84からの相対位置情報を読み取って、既知の測定ヘッド3の位置及び方向情報に基づいて各測定点の位置を算出して、ワークの表面形状を算出する表面形状算出部85を備える。
さらに、表面形状測定装置1は、ヘッド位置機構5によって測定ヘッド3を移動させ、かつヘッド方向変更機構4によって測定ヘッド3の向きを変更することによって、ワーク表面上に投射されたスポット光の投射位置を一定に保ったまま受光面71上の受光位置を調整する投光軸調整部86を備える。
さらにまた、表面形状測定装置1は、例えばテーブル2面(XY面)などに予め定めた基準面に対する、ワークの測定点における傾斜方向を決定する傾斜方向決定部87を備える。さらに、表面形状測定装置1は、上記のような基準面に対するワークの測定面における法線方向を決定する法線方向決定部88を備える。
図6を参照して、本発明の実施例による表面形状測定方法を説明する。上述の表面形状算出部85は、ヘッド位置変更機構5及びヘッド方向変更機構4によって測定ヘッド3をワーク上の測定点の測定位置に位置付ける。投光部6はワーク表面(測定面MP)に対してスポット光を投射し、受光部7は測定面MPで正反射した反射光をその受光面71の受光位置Aで受光する(図6の(A))。反射光軸位置決定部83は、このときの位置Aを記憶する。
次に、反射光軸位置決定部83は、受光面駆動部74によって受光面71をその法線方向に変位させて位置71’に位置付ける。そしてその状態で受光部7は測定面MPで正反射した反射光をその受光面71の受光位置Bで受光する(図6の(B))。反射光軸位置決定部83は、このときの位置Bを記憶する。
すると、受光面71の既知の位置71(図6の(A))及び既知の位置71’(図6の(A))並びに記憶した位置A及びBによって、測定面MPで正反射した反射光の光軸が通る2点の座標が明らかになるため、反射光軸位置決定部83は、これら位置情報に基づいて、測定面MPで正反射した反射光の光軸の測定ヘッド3からの相対位置を決定する。
測定面MP上の測定点Pは反射光の光軸と投射光の光軸の交点として算出でき、また、投射光の光軸の測定ヘッド3からの相対位置は既知であるので、位置測定部84は、反射光の光軸の測定ヘッド3からの相対位置と投射光の光軸の測定ヘッド3からの相対位置とに基づいて、これら2つの光軸の交点として測定面MP上の測定点Pの測定ヘッド3からの相対位置を算出する。
そして表面形状算出部85は、ワーク上の各測定点において、位置測定部84からの相対位置情報を読み取って、既知の測定ヘッド3の位置及び方向情報に基づいて各測定点の位置を算出して、ワークの表面形状を算出する。
図7は、図5に示す投光軸調整部86によるスポット光の光軸の調整方法の説明図である。上述の通り、表面形状測定装置1は、測定点Pを順次変えていく間に反射光の受光位置が受光面71の外へ飛び出してしまわないように、常に測定ヘッド3を測定物表面の傾斜に追従させて、受光面71上の受光位置が受光面71の所定の位置(好適には受光面71中央)に位置するように制御することが望ましい。またこのとき測定ヘッド3を移動及び回転させることによりスポット光の投射位置(測定点)が大きく移動してしまうことを防止し、各測定点の間隔にバラツキが生じることを防止する必要がある。
そこで、投光軸調整部86は、各測定点にて位置Pの算出が終了する都度、ヘッド位置変更機構5によって測定ヘッド3をワークに対して相対移動させ、かつ測定ヘッド方向変更部によって測定ヘッドの向きを変更することにより、受光面71が所定のニュートラル位置にあるとき、受光位置が受光面71の中央Cの位置に位置するように測定ヘッド3の位置及び姿勢を微調整する。
投光軸調整部86が、このような測定ヘッド3の姿勢の調整を、各測定点における位置算出後の次の測定点に測定ヘッド3を移動する前に行うことにより、投光部6のスポット光が現在の投射位置Pを既知のものとすることができる。また測定ヘッド3の位置や投光部6のスポット光の光軸位置も既知であるので、投光軸調整部86は投光部6のスポット光がこの位置Pに投射する状態を維持させながら、ヘッド位置変更機構5によって測定ヘッド3をワークに対して相対移動させ、かつ測定ヘッド方向変更部によって測定ヘッドの向きを変更することができる。
例えば図7の(B)の例では、測定ヘッド3を図の矢印91に示す方向に移動させ、図の矢印92に示す方向に回転させることで投光部6のスポット光の投射位置Pを一定に保ちながら、受光位置が受光面71の中央Cの位置に位置するように測定ヘッド3の位置及び姿勢を微調整する。または、単純に、スポット光の投光軸と平行な方向である矢印97の方向に測定ヘッド3を移動させることで、投射位置Pを一定に保ちながら測定ヘッド3の位置を微調整する。
投光軸調整部86は、既知のスポット光の投射位置P、スポット光の光軸位置と、受光位置Aの位置情報に基づいて、投射位置Pにおける測定面MPの傾斜方向を算出して、受光位置が受光面71の中央Cの位置に位置するように測定ヘッド3の位置及び姿勢を調整する移動量及び回転量を算出することとしてよい。
又は、投光軸調整部86は、測定ヘッド3の位置及び姿勢を各方向に微動させながら、それぞれの場合の受光位置の変化方向を求めて、受光位置が受光面71の中央Cの方向に移動する位置及び姿勢の変化方向を取得し、この受光位置が受光面71の中央Cに至るまで変化方向に調整してもよい。
図8〜図10を参照して、図2の表面形状測定装置1を用いた測定面の傾斜方向を決定する方法を説明する。以下、図8の(A)に示すような所定の基準面RPに対する測定面MPの傾斜方向を測定する場合を考える。なおこの基準面RPは、図2に示した表面形状測定装置1のステージ2のXYZ座標系に対して自由に設定してよく、単純にステージ2のXY面と考えてもよい。以下説明の簡単のため基準面RP内の直交する2方向をX2軸及びY2軸とし、基準面RPに直交する方向をZ2軸と定めることとする。
まず、上述した測定ヘッド3の光軸面LPが基準面RPに対して直交するように、測定ヘッド3の姿勢を制御する。そして光軸面LPが基準面RPに対して直交する関係を保ったまま、すなわち光軸面LPに直交する方向ALを回転軸にして、図の矢印93に示すように測定ヘッド3を回転させる。ここに測定面MPに対するスポット光の入射角度θiを、図9の(A)に示すようにスポット光の入射方向と、測定点Pにおける測定面MPの法線方向nとが成す角度と定義すれば、測定ヘッド3の回転に伴って測定面MPに対するスポット光の入射角度θiが変化する。
スポット光の入射角度θiの変化に伴って、反射光を受光面71に受ける受光位置も変化する。図8の(B)に、図8の(A)の状態においてスポット光の入射角度θiを変化させたときに受光位置が描く軌跡を、実線94で記す。図8の(A)に示す状態では、基準面RPに対するスポット光の入射方位θaが、基準面RPに対する測定面の傾斜方向と異なっている。
ここに、基準面RPに対するスポット光の入射方位θaは、図9の(B)に示すように基準面RPの所定の基準方向(図示の例ではX2方向)を基準とするスポット光が入射する方位角θa(すなわち光軸面LPと基準面RPとが交わる交点と、基準面RPの所定の基準方向とが成す角)として定義してよい。
このとき測定面MPで反射するスポット光は、入射方位に対する基準面RPについての反対方位に反射しないため反射光は光軸面LPから外れる。したがって反射光を受光面71で受ける受光位置は、図8の(B)に示すように受光面71と光軸面LPとが交差する直線である中心線上から外れた位置を移動する。
次に、図10の(A)に示すように、基準面RPに対するスポット光の入射方位θaを、基準面RPに対する測定面の傾斜方向と一致させて、図8と同様に測定ヘッド3を回転させる場合を考える。すると測定面MPで反射するスポット光は、入射方位に対して基準面RPにおいて反対方位にのみ反射するために反射光は光軸面LPから外れることはない。したがって反射光を受光面71で受ける受光位置は、図10の(B)に示すように受光面71と光軸面LPとが交差する直線である中心線上を移動する。
したがって、傾斜方向決定部87は、ヘッド位置変更機構6及びヘッド方向変更機構4を制御して測定ヘッド3の位置及び向きを変えることによって、測定面MPへのスポット光の入射方位を順次変更する。
このとき、各入射方位において、測定ヘッド3の位置及び向きを変えて光軸面LPを基準面RPに直交させた状態を保ったまま、光軸面LPに直交する方向を回転軸にして測定ヘッド3を回転させて測定面MPへのスポット光の入射角度を変化させる。
そして、入射角度の変化に伴う受光位置の軌跡を受光面71に出力信号から検出して、受光位置の軌跡が光軸面LPと受光面71との交差線上(すなわち受光面71の中心線上)で生じるとき、そのスポット光の入射方位を、基準面RPに対する測定点Pにおける測定面MPの傾斜方向として決定する。
さて、測定物表面の傾斜方向にスポット光が入射するとき、測定物表面の法線方向は、スポット光の投光軸方向と反射光の光軸方向とが成す角度の2等分線の方向と等しくなる。ここでスポット光の光軸の方向は既知であり、反射光の光軸の方向もまた上述の通り反射光軸位置決定部83によって測定可能である。
法線方向決定部88は、傾斜方向決定部87によって前記傾斜方向に前記スポット光の入射方位を方向付けた状態において反射光軸位置決定部83によって測定される反射光の光軸方向と、前記スポット光の既知の投光軸の方向と、に基づいて、その2つの光軸の成す角度の2等分線の方向を算出して、測定物表面の法線方向を決定する。
本発明は、測定物表面の輪郭形状を測定する表面形状測定装置及び表面形状測定方法に利用可能であり、特に測定物表面が鏡面である場合に、その輪郭形状を非接触で測定する表面形状測定装置及び表面形状測定方法に関する。
従来の光走査式の形状計測法を説明する図である。 本発明の実施例による表面形状測定装置の全体斜視図である。 図2に示す測定ヘッドの断面図である。 (A)は、図2に示すヘッド方向変更機構の斜視図であり、(B)及び(C)はヘッド方向変更機構の動作説明図である。 図1の表面形状測定装置のブロック図である。 本発明の実施例による表面形状測定方法の説明図である。 投光部光軸の調整方法の説明図である。 傾斜方向決定方法の説明図(その1)である。 スポットビームの入射角度と入射方位を説明する図である。 傾斜方向決定方法の説明図(その2)である。
符号の説明
1 表面形状測定装置
2 テーブル
3 測定ヘッド
4 ヘッド方向変更機構
5 ヘッド位置変更機構

Claims (5)

  1. 鏡面である測定物表面にスポット光を投射する投光部と、前記測定物表面で反射したスポット光の反射光を受光する受光面を有する受光部と、を有し、前記測定物表面上の各測定点について、前記スポット光を投射してその反射光を前記受光部で受光し、前記受光面上の受光位置に基づいて該測定点の位置を求めることにより、前記測定物表面の表面形状を測定する表面形状測定装置において、
    前記受光面を、その法線成分を含む方向に駆動する受光面駆動部と、
    前記受光面の法線方向の変位に伴う前記受光位置の変化に基づいて前記反射光の光軸位置を決定する反射光軸位置決定部と、
    該反射光の光軸と前記スポット光の投光軸との交差位置を、前記測定点の位置として決定する位置測定部と、
    所定の基準面に対する、前記測定点における前記測定物表面の傾斜方向を決定する傾斜方向決定部と、
    前記スポット光の投光軸と前記受光面の所定の法線とが同一平面に含まれるように、前記投光部と前記受光部とが設けられる測定ヘッドと、
    前記測定ヘッドの向きを変更する測定ヘッド方向変更部と、を備え
    前記傾斜方向決定部は、前記測定ヘッド方向変更部によって、前記スポット光の投光軸と前記受光面の所定の法線とを含む前記平面を前記所定の基準面に直交させた状態で、前記測定物表面への前記スポット光の入射角度を変化させ、このとき入射角度の変化に伴う前記受光位置の移動が、前記投光軸及び前記受光面の所定の法線を含む前記平面と前記受光面とが交差する直線上で生じる、前記スポット光の前記測定物表面への入射方位を探索して、該入射方位を、前記測定物表面の傾斜方向として決定する、
    ことを特徴とする表面形状測定装置。
  2. 所定の基準面に対する、前記測定点における前記測定物表面の法線方向を決定する法線方向決定部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の表面形状測定装置。
  3. 前記法線方向決定部は、決定された前記傾斜方向に前記スポット光の入射方位を方向付けた状態で前記反射光軸位置決定部により決定される前記反射光の光軸の方向と、前記スポット光の既知の投光軸の方向と、に基づいて前記測定物表面の法線方向を決定することを特徴とする請求項に記載の表面形状測定装置。
  4. 鏡面である測定物表面上の各測定点について、スポット光を投射してその反射光を受光面で受光し、この受光面上の受光位置に基づいて該測定点の位置を求めることにより、前記測定物表面の表面形状を測定する表面形状測定方法において、
    前記スポット光の投光軸と前記受光面の所定の法線とが同一平面に含まれるように、前記スポット光の投光部と前記スポット光の受光部とを測定ヘッドに設け、
    前記受光面を、その法線成分を含む方向に駆動し、
    前記受光面の法線方向の変位に伴う前記受光位置の変化に基づいて前記反射光の光軸位置を決定し、
    該反射光の光軸と前記スポット光の投光軸との交差位置を、前記測定点の位置として決定し、更に、
    前記測定ヘッドの向きを変えることによって、前記測定物表面への前記スポット光の入射方位を変更し、
    各入射方位において、前記測定ヘッドの向きを変えることによって前記スポット光の投光軸と前記受光面の所定の法線とを含む前記平面を所定の基準面に直交させた状態で、前記測定物表面への前記スポット光の入射角度を変化させ、
    前記入射角度の変化に伴う前記受光位置の移動が、前記スポット光の投光軸及び前記受光面の所定の法線を含む前記平面と前記受光面とが交差する直線上で生じる、前記スポット光の入射方位を、前記所定の基準面に対する前記スポット光の投射位置における前記測定物表面の傾斜方向として決定する、ことを特徴とする表面形状測定方法。
  5. 決定された前記傾斜方向に前記スポット光の入射方位を方向付けた状態で決定される前記反射光の光軸の方向と、前記スポット光の既知の投光軸の方向と、に基づいて前記測定物表面の法線方向を決定することを特徴とする請求項に記載の表面形状測定方法。
JP2005229311A 2005-08-08 2005-08-08 表面形状測定装置及び表面形状測定方法 Expired - Fee Related JP4753657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229311A JP4753657B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 表面形状測定装置及び表面形状測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229311A JP4753657B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 表面形状測定装置及び表面形状測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007046937A JP2007046937A (ja) 2007-02-22
JP4753657B2 true JP4753657B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=37849879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229311A Expired - Fee Related JP4753657B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 表面形状測定装置及び表面形状測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4753657B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113528A1 (ja) 2008-03-11 2009-09-17 株式会社ニコン 形状測定装置
JP5206344B2 (ja) * 2008-11-14 2013-06-12 オムロン株式会社 光学式計測装置
CN111895956B (zh) * 2019-12-20 2022-08-26 中国航发长春控制科技有限公司 一种反馈杆内锥高精度角度测量方法及辅助测量装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190607A (ja) * 1983-04-13 1984-10-29 Hitachi Ltd 物体形状の非接触測定装置
JP2830943B2 (ja) * 1989-12-18 1998-12-02 株式会社日立製作所 光学式形状測定方法
JPH03229108A (ja) * 1990-02-05 1991-10-11 Ricoh Co Ltd 面傾斜面変位測定装置
JPH074932A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Mazda Motor Corp 物体の形状測定方法およびその装置
JP2891410B2 (ja) * 1996-11-28 1999-05-17 工業技術院長 鏡面物体の三次元形状及び法線ベクトルの測定方法及び装置
JPH1138123A (ja) * 1997-07-23 1999-02-12 Toyota Motor Corp レーダの光軸測定装置及び光軸調整方法
JP2001201331A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Hitachi Metals Ltd 傾斜角度測定方法および装置
JP4027605B2 (ja) * 2001-01-26 2007-12-26 株式会社リコー 光学面の形状測定方法および装置および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007046937A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4791118B2 (ja) 画像測定機のオフセット算出方法
JP3678915B2 (ja) 非接触三次元測定装置
JP6020593B2 (ja) 形状測定装置、構造物製造システム、ステージシステム、形状測定方法、構造物製造方法、プログラムを記録した記録媒体
CN1550754A (zh) 位移计和位移测定方法
JP6147022B2 (ja) 工作機械の空間精度測定方法および空間精度測定装置
JP6288280B2 (ja) 表面形状測定装置
JP4753657B2 (ja) 表面形状測定装置及び表面形状測定方法
JP2008089393A (ja) 光学装置及び光学式測定システム
JP5171108B2 (ja) 三次元形状測定装置
JP2001280964A (ja) レーザ測量機
JP2014174047A (ja) 計測装置、計測方法、および物品の製造方法
JP2007232629A (ja) レンズ形状測定装置
JP2005221422A (ja) 歯車測定機
JP4451374B2 (ja) ステージ装置
WO2017038902A1 (ja) 表面形状測定装置
JP3600763B2 (ja) ウェッジプリズムの照射位置制御方法および装置
JP7109185B2 (ja) 非接触座標測定装置
JP2000193429A (ja) 形状測定装置
JP2008286734A (ja) 形状測定装置及び形状測定方法
EP3346232B1 (en) Surface-shape measuring device, surface-shape measuring method and surface-shape measuring program
JP3740373B2 (ja) 三次元測定装置
JPH10332327A (ja) ステージ構造体
JP2577950B2 (ja) 非接触式デジタイザ
JPH10103937A (ja) レーザー光の光軸傾斜測定方法及びその装置
JP2003097939A (ja) 形状測定装置、形状測定方法、形状測定用コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体及び形状測定用コンピュータプログラム、形状修正加工方法、形状転写用の型、成型品及び光学システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4753657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees