JP4748237B2 - 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4748237B2
JP4748237B2 JP2009056230A JP2009056230A JP4748237B2 JP 4748237 B2 JP4748237 B2 JP 4748237B2 JP 2009056230 A JP2009056230 A JP 2009056230A JP 2009056230 A JP2009056230 A JP 2009056230A JP 4748237 B2 JP4748237 B2 JP 4748237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
carrier
image
coating layer
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009056230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010210875A (ja
Inventor
左近 高橋
紀人 福島
駿介 野崎
道男 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2009056230A priority Critical patent/JP4748237B2/ja
Priority to US12/558,074 priority patent/US8597866B2/en
Priority to KR1020090086894A priority patent/KR101305231B1/ko
Priority to AU2009215229A priority patent/AU2009215229B2/en
Priority to CN2009101705935A priority patent/CN101833257B/zh
Publication of JP2010210875A publication Critical patent/JP2010210875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4748237B2 publication Critical patent/JP4748237B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1131Coating methods; Structure of coatings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/107Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
    • G03G9/1075Structural characteristics of the carrier particles, e.g. shape or crystallographic structure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1132Macromolecular components of coatings
    • G03G9/1137Macromolecular components of coatings being crosslinked
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1139Inorganic components of coatings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
電子写真法など静電潜像を経て画像情報を可視化する方法は、現在様々の分野で利用されている。電子写真法においては、帯電、露光工程により感光体上に形成される静電潜像がトナーを含む現像剤により現像されて、転写、定着工程を経て可視化される。現像に用いられる現像剤にはトナーとキャリアとを含む二成分現像剤と、磁性トナーなどのようにトナー単独で用いられる一成分現像剤とがある。一方、二成分現像剤に用いられるキャリアとしては、コア粒子と、該コア粒子を樹脂で被覆する被覆層と、を有するキャリアが現在広く用いられている。
前記被覆層を構成する樹脂として、架橋性樹脂を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、樹脂粒子を分散させた架橋樹脂で構成された被覆層が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、被覆層が、機械的衝撃により、樹脂粒子をコア粒子に被覆する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−216281号公報 特開平9−269614号公報 特開平6−110253号公報
本発明は、被覆層を構成する樹脂が硬く、コア粒子と被覆層の密着性、及び被覆層の耐衝撃性に優れ、長期使用に渡り使用しても、抵抗の低下及び帯電の低下が抑制される電子写真用キャリアを提供する。
前記課題は、以下の本発明により達成される。
すなわち、請求項1に係る発明は、
コア粒子と、該コア粒子の表面を被覆する被覆層と、を有し、
前記被覆層が、樹脂粒子と、該樹脂粒子の間隙に存在する架橋樹脂とを含み、該架橋樹脂が、架橋する前に、被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられていることを特徴とする電子写真用キャリアである。
請求項2に係る発明は、
前記被覆層が、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成し、該被膜に対して、被膜の外表面側から機械的衝撃を加えた後、前記未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させることにより得られることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用キャリアである。
請求項に係る発明は、
前記樹脂粒子を構成する樹脂の被覆層における含有量が、50質量%以上98質量%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真用キャリアである。
請求項に係る発明は、
前記被覆層が、導電粉を含んでいることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1つに記載の電子写真用キャリアである。
請求項に係る発明は、
トナーと、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の電子写真用キャリアと、を含むことを特徴とする電子写真用現像剤である。
請求項に係る発明は、
請求項に記載の電子写真用現像剤を収容することを特徴とする電子写真用現像剤カートリッジである。
請求項に係る発明は、
現像剤保持体を少なくとも備えると共に、請求項に記載の電子写真用現像剤を収容することを特徴とするプロセスカートリッジである。
請求項に係る発明は、
像保持体と、
該像保持体表面を帯電する帯電手段と、
帯電された前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、
を有し、
前記現像剤は、請求項に記載の電子写真用現像剤であることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、被覆層が、架橋樹脂が架橋する前に被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられていない場合に比べ、被覆層を構成する樹脂が硬く、コア粒子と被覆層の密着性、及び被覆層の耐衝撃性に優れ、長期使用に渡り使用しても、抵抗の低下及び帯電の低下が抑制される電子写真用キャリアが提供される。
請求項2に係る発明によれば、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液を塗布して被膜を形成しない場合に比べ、被覆層を構成する樹脂が硬く、コア粒子と被覆層の密着性、及び被覆層の耐衝撃性に優れ、長期使用に渡り使用しても、抵抗の低下及び帯電の低下が抑制される電子写真用キャリアが容易に提供される。
請求項に係る発明によれば、樹脂粒子を構成する樹脂の被覆層における含有量が50質量%以上でない場合に比べ、耐衝撃性、被覆層を構成する樹脂の硬さ、コア粒子と被覆層の密着性がより向上する。
請求項に係る発明によれば、被覆層が導電粉を含んでいない場合に比べ、被覆層の抵抗が下がる。
請求項に係る発明によれば、被覆層が、架橋樹脂が架橋する前に被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられたキャリアを含んでいない場合に比べ、耐衝撃性に優れ、長期使用に渡り使用しても、抵抗の低下及び帯電の低下が抑制された電子写真用現像剤が提供される。
請求項に係る発明によれば、本構成を有していない場合に比べ、長期に渡り、白抜け及びカブリの発生が抑制された画像が得られる。
請求項に係る発明によれば、本構成を有していない場合に比べ、長期に渡り、白抜け及びカブリの発生が抑制された画像が得られる。
請求項に係る発明によれば、本構成を有していない場合に比べ、長期に渡り、白抜け及びカブリの発生が抑制された画像が得られる。
<電子写真用キャリア>
本実施形態の電子写真用キャリア(以下、「本実施形態のキャリア」という場合がある。)は、コア粒子と、該コア粒子の表面を被覆する被覆層と、を有し、前記被覆層が、樹脂粒子と、該樹脂粒子の間隙に存在する架橋樹脂とを含み、該架橋樹脂が、架橋する前に、被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられていることを特徴とする。
本実施形態のキャリアにおける被覆層は、樹脂粒子と、該樹脂粒子の間隙に存在する架橋樹脂とを含み、該架橋樹脂が架橋する前に、被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられている。前記被覆層を形成するためには、予め、コア粒子表面に、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む被膜を形成し、架橋性樹脂が未架橋状態のときに、前記被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられて形成される。尚、前記架橋性樹脂とは、架橋の有無に関わらず、熱等の刺激により架橋する性質を有している樹脂をいう。
図1は、架橋性樹脂が未架橋状態のときに、前記被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられたときの被覆層の状態を模式的に示す拡大断面図である。
上記のように、架橋性樹脂が未架橋状態のときに、前記被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えることにより、図1に示すように被覆層の表面が機械的衝撃によって滑めされ、更に、コア粒子12表面に、密で均一に敷き詰められた樹脂粒子14の間隙に架橋樹脂16が網目状に存在する構造となる。
また、機械的衝撃を加えた後に加熱して、架橋性樹脂を加熱して架橋樹脂とすることにより、被覆層とコア粒子との密着性が向上し、樹脂粒子同士の密着性も向上する。更に、被覆層における樹脂粒子比率を高くしてもよい。
尚、上記のように被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられることにより、樹脂粒子14は被覆層の外表面側に向かうにつれて、ひしゃげた形となっているが、本実施形態では、ひしゃげた形のものを含め、粒状の粒子を樹脂粒子14という。
また、上記のように被覆層における樹脂粒子の含有量を高くしてもよく、具体的には、前記樹脂粒子を構成する樹脂の被覆層における含有量が50質量%以上98質量%以下であることが好ましく、60質量%以上95質量%以下であることがより好ましく、70質量%以上90質量%以下であることが更に好ましい。該含有量が50質量%以上であると、充分な衝撃性が得られ、98質量%以下であると、充分な被覆層を構成する樹脂の硬さ、及び充分なコア粒子と被覆層の密着性が得られる。
前記コア粒子としては、鉄、ニッケル、コバルト等の磁性金属;フェライト、マグネタイト等の磁性酸化物;磁性粉を分散させた重合コア粒子等からなる粒子が好ましく、体積平均粒径が10μm以上100μm以下の範囲であることが好ましく、25μm以上50μm以下の範囲であることがより好ましい。
また、コア粒子表面と被覆層の樹脂との密着性を高めるため、コア粒子にカップリング処理を行ってもよい。カップリング剤としては、シランカップリング剤、シリコーンオイル、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でもシランカップリング剤が好ましい。
前記樹脂粒子を構成する樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルエーテル、ポリビニルケトン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリメチルメタクリル(アクリル)、スチレン−アクリル酸共重合体、オルガノシロキサン結合からなるストレートシリコーン樹脂またはその変性品、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ナイロン樹脂、PET樹脂、ABS樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、アラミド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、前記樹脂粒子の粒径は、30nm以上10μm以下であることが好ましく、80nm以上5μm以下であることがより好ましい。前記樹脂粒子の粒径が30nm以上であると、耐衝撃性が得られ、欠けが生じることもない。また、前記樹脂粒子の粒径が10μm以上であると、コア粒子一粒あたりの樹脂粒子数が充分であり、架橋樹脂の補強効果が向上する。
前記架橋性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、メラミン−尿素共縮合樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記樹脂粒子と前記架橋性樹脂の好ましい組み合わせとしては、ポリメチルメタクリレートとメラミン樹脂、ナイロン樹脂とシリコーン樹脂等が挙げられる。
本実施形態のキャリアは、被覆層が導電粉を含んでいることが被覆層の抵抗が下がる点で好ましい。該導電粉としては、カーボンブラック、金、銀、銅といった金属、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸カリウム、酸化スズが挙げられる。前記被覆層における導電粉の含有量は、比重にもよるが1質量%以上50質量%以下が好ましく、3質量%以上20質量%以下がより好ましい。
前記被覆層を形成する方法としては、下記方法(1)及び方法(2)が挙げられる。
方法(1)
樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成し、該被膜に対して、被膜の外表面側から機械的衝撃を加えた後、前記未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させる方法。
方法(2)
未架橋状態の架橋性樹脂が塗布された前記樹脂粒子を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成し、該被膜に対して、被膜の外表面側から機械的衝撃を加えた後、前記未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させる
前記方法(1)では、先ず、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成する。該分散液は、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を溶媒に添加分散することにより得られる。該溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等が挙げられる。
次に、前記樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成する(塗布工程)。該塗布は、ニーダーコーター、流動層、スプレードライ装置等により行われる。
前記被膜が形成されたコア粒子に、被膜の外表面側から機械的衝撃を加える方法としては、例えば、前記被膜が形成されたコア粒子をノビルタ(ホソカワコクロン社製)、バーチカルグラニュレーター(パウレック社製)、ヘンシェルミキサー(島津製作所社製)等の乾式処理装置に投入し、混合させることにより行われる。
以下、ノビルタを用いた場合を例にとって説明する。
用いるノビルタの容積率は、10%以上80%以下とすることが好ましく、20%以上70%以下とすることがより好ましい。
回転数は、500rpm以上5000rpm以下であることが好ましく、800rpm以上4000rpm以下であることがより好ましい。
攪拌時間は、1分以上100分以下であることが好ましく、5分以上80分以下であることがより好ましい。
また、上記工程の温度は、10℃以上100℃以下が好ましく、20℃以上80℃以下が好ましい。
次に、被膜中の前記未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させる。該架橋は、前記機械的衝撃が加えられたコア粒子を、ニーダーコーター、ロータリーキルンに投入することにより行われる。
前記方法(2)では、先ず、未架橋状態の架橋性樹脂が塗布された前記樹脂粒子を含む分散液を調製する。該分散液は、前記方法(1)における樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液と同様に調製される。また、未架橋状態の架橋性樹脂が塗布された前記樹脂粒子を含む分散液のコア粒子表面への塗布は、前記方法(1)における塗布工程と同様に行われる。
前記塗布工程により、塗膜が形成されたコア粒子は、前記方法(1)と同様にして、機械的衝撃を加え、未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させる。
本実施形態のキャリアは、下記式(A)で表される形状係数SF1が、100以上130以下の範囲であることが好ましく、100以上120以下の範囲であることがより好ましい。形状係数SF1は100に近づくほど真球となる。キャリアの形状係数SF1が130を超えると、形状の歪によってキャリアどうしが衝突し、凸部に欠けが発生する場合がある。
(ML/A)×(π/4)×100 (A)
式(A)中、MLはキャリア粒子の絶対最大長(μm)を表し、Aはキャリア粒子の投影面積(μm)を表す。
形状係数SF1は、形状係数の平均値であり、次の方法で算出する。スライドグラス上に散布し、250倍に拡大したキャリア粒子の光学顕微鏡像を、ビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置(LUZEX III、ニレコ社製)に取り込み、50個のキャリアについて、最大長および投影面積から個々の粒子について上記式によりSF1を求め、平均値を得る。また、現像剤中のキャリアの形状係数SF1は、界面活性剤を含有する水中に現像剤を入れ、超音波によりトナーとキャリアとを分離したのち、磁石によりキャリアのみを取り出し、前記画像解析を行うことにより求められる。
キャリアの体積平均粒径は、20μm以上60μm以下の範囲であることが好ましい。キャリアの体積平均粒径が60μmより大きい場合には、現像機内での衝突エネルギが大きくなるため、キャリアの割れや欠けを促進するだけではなく、トナーへ帯電付与するための表面積が小さくなり、トナーへの帯電付与機能が低下してしまい、それが結果として画像品位の低下が発生してしまう場合がある。また、キャリアの体積平均粒径が20μm未満の場合には、キャリア単位個数当たりの磁力が低下するため、磁気ブラシ上の連鎖の磁気的拘束力が現像電界より弱くなり、キャリアの感光体への移行が増加する場合がある。なお、キャリアの体積平均粒径は、25μm以上55μm以下の範囲であることがより好ましく、30μm以上50μm以下の範囲であることがさらに好ましい。
キャリアの体積平均粒径は以下のようにして測定される。まず、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2mLをキャリア1gに添加し、純水10mL中に加える。試料を懸濁した液を1滴スライドガラスに乗せ、これにカバーガラスを乗せ、光学顕微鏡で写真を200枚撮影する。次に、この写真に撮影されたキャリアの最大幅を測定し、該200のキャリアについて、それぞれ粒径を測定する。測定された粒径を体積に変換し、体積粒径にする。得られた体積粒径の分布を作成し、小粒径側から体積累積分布を引いて、累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとし、キャリアの粒径とする。
また、上記測定結果における25μm以下の粒度範囲(体積分布)の累計をキャリアの25μm以下微粉量(%)とし、キャリア粒子の割れ発生を示す指標とする。
またキャリアの被覆層には、ワックスを含有させてもよい。ワックスは疎水性であり、かつ比較的柔らかく膜強度が低い。これはワックスの分子構造に由来するが、この特性のために被覆層にワックスが存在すると、トナー表面に添加されている外添剤と称する粒子、あるいはトナーバルク成分といったトナー成分がキャリア表面に付着しにくい。また付着したとしてもその付着部分のワックスの分子レベルの剥離によって表面が一新されキャリア表面は付着汚染され難いという効果がある。
ワックスとしては特に制限するものではなく、例えば、パラフィンワックスおよびその誘導体、モンタンワックスおよびその誘導体、マイクロクリスタリンワックスおよびその誘導体、フィッシャートロプシュワックスおよびその誘導体、ポリオレフィンワックスおよびその誘導体等である。誘導体とは酸化物、ビニルモノマとの重合体、グラフト変性物を含む。この他に、アルコール、脂肪酸、植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、エステルワックス、酸アミド等が利用される。また、その他公知のものも使用される。ワックスの融点は60℃以上200℃以下が好ましい。さらに好ましくは、ワックスの融点は80℃以上150℃以下である。60℃未満ではキャリアとしての流動性が悪化する場合がある。
また、コア粒子表面と被覆樹脂との密着性を高めるため、コア粒子にカップリング処理を行ってもよい。カップリング剤としては、シランカップリング剤、シリコーンオイル、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でもシランカップリング剤が好ましい。
(電子写真用現像剤)
本実施形態の電子写真用現像剤(以下、「本実施形態の現像剤」という場合がある。)は、既述の本実施形態のキャリアと、トナーとを含むことを特徴とする。本実施形態の現像剤は、本実施形態のキャリアとトナーとを公知の手法により混合処理することにより得られる。
(トナー)
本実施形態に用いるトナーについて説明する。
本実施形態に用いるトナーは、着色剤を有するトナーが好ましく、更に結着樹脂等の他の成分を含有してもよい。
トナーに含まれる結着樹脂は、トナーに用いうる公知のものを適宜選択される。具体的には、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸フェニル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン等の単独重合体又は共重合体等が挙げられる。
これらの中でも特に代表的な結着樹脂としては、例えばポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリスチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。更に、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジン等が挙げられる。
着色剤については特に制限はないが、例えば、カーボンブラック、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デユポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・ブルー15:1、ピグメント・ブルー15:3等が使用される。
また、トナーには、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、ワックス等の離型剤など公知のその他の成分を含んでもよい。上記のワックスとしては、パラフィンワックス及びその誘導体、モンタンワックス及びその誘導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体、フィッシャートロプシュワックス及びその誘導体、ポリオレフィンワックス及びその誘導体等が使用される。誘導体としては酸化物、ビニルモノマーとの重合体、グラフト変性物などを含む。この他に、アルコール、脂肪酸、植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、エステルワックス、酸アミド等が使用される。
更に、トナーには必要に応じて帯電制御剤を添加してもよい。カラートナーに帯電制御剤を添加する場合には、色調に影響を与えることのない無色又は淡色の帯電制御剤が好ましい。その帯電制御剤としては、公知のものを使用してもよいが、アゾ系金属錯体、サルチル酸若しくはアルキルサルチル酸の金属錯体若しくは金属塩を用いることが好ましい。
本実施形態においては、転写性、流動性、クリーニング性及び帯電量の制御性、特に流動性を改善するため、外添剤を含有させてもよい。
外添剤としては、無機粒子が挙げられ、該無機粒子として、SiO、TiO、Al、CuO、ZnO、SnO、CeO、Fe、MgO、BaO、CaO、KO、NaO、ZrO、CaO・SiO、KO・(TiO、Al・2SiO、CaCO、MgCO、BaSO、MgSO等が挙げられる。これらのうち、特にシリカ粒子、チタニア粒子の場合には、流動性が良好となるため好ましい。
前記外添剤の無機粒子の表面は、予め疎水化処理されていることが好ましい。この疎水化処理によりトナーの粉体流動性が改善されるほか、帯電の環境依存性、及び耐キャリア汚染性に対しても有効である。疎水化処理は疎水化処理剤に無機粒子を浸漬する等して行ってもよい。疎水化処理剤は特に制限されないが、例えば、シラン系カップリング剤、シリコーンオイル、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でもシラン系カップリング剤が好適である。
トナーの体積平均粒径は、2μm以上12μm以下が好ましく、より好ましくは3μm以上10μm以下であり、更に好ましくは4μm以上9μm以下である。トナー粒子の体積平均粒径が2μm未満であると、流動性が著しく低下するため、層規制部材等による現像剤層の形成が不充分となり、画像にカブリやダートが発生する場合がある。一方、12μmを超える場合は、解像度が低下し、高画質の画像が得られない場合や、現像剤単位質量当たりの帯電量が低下し、現像剤層の層形成維持性が低下し、画像にカブリやダートが発生する場合がある。
トナー粒子の体積平均粒径の測定法としては、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5質量%水溶液2ml中に、測定試料を0.5mg以上50mg以下加え、これを前記電解液100ml以上150ml以下中に添加した。この測定試料を懸濁させた電解液を超音波分散器で約1分間分散処理を行い、前記コールターマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)により、アパーチャー径が100μmのアパーチャーを用いて、粒径が2.0μm以上60μm以下の範囲の粒子の粒度分布を測定する。測定する粒子数は50,000とする。
得られた粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、小粒径側から体積累積分布を引いて、累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとする。
トナーの製造方法は特に制限されず、混練粉砕法のような乾式製法や、溶融懸濁法、乳化凝集法、溶解懸濁法等の湿式造粒法など、公知の方法を適宜適用してよいが、乳化凝集法が好ましい。乳化凝集法は、結着樹脂の重合性単量体を乳化重合させ、形成された分散液と、着色剤を分散させた分散液、及び、必要に応じて利用される離型剤、帯電制御剤等の分散液と、を混合し、凝集、加熱融着させ、トナーを得る方法である。
得られたトナーへの外添剤(特定外添剤を含む)は、公知の方法、例えば、Vブレンダーやヘンシュルミキサー、レディーゲミキサーミキサーなどによって行う。
本実施形態の現像剤におけるトナーとキャリアとの混合比(質量比)としては、トナー:キャリア=1:100乃至30:100が好ましく、3:100乃至20:100がより好ましい。
<電子写真用現像剤カートリッジ、画像形成装置、プロセスカートリッジ>
次に、本実施形態の電子写真用現像剤カートリッジ(以下、カートリッジと略す場合がある)について説明する。本実施形態のカートリッジは、画像形成装置に脱着され、少なくとも、像保持体表面上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段に供給するための現像剤を収納し、現像剤が既述した本実施形態の現像剤であることを特徴とする。
従って、カートリッジの脱着される構成を有する画像形成装置において、本実施形態の現像剤を収納した本実施形態のカートリッジを利用することにより、長期に渡り、白抜けの発生が抑制された画像が得られる。
本実施形態の画像形成装置は、像保持体と、像保持体表面を帯電する帯電手段と、像保持体表面上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段とを少なくとも備え、現像剤が既述した本実施形態の電子写真用現像剤であることを特徴とする。
従って、本実施形態の現像剤を用いた本実施形態の画像形成装置を利用することにより、長期に渡り、白抜けの発生が抑制された画像が得られる。
なお、本実施形態の画像形成装置は、上記のような像保持体と、帯電手段と、静電潜像形成手段と、現像手段と、転写手段とを少なくとも含むものであれば特に限定はされないが、その他必要に応じて定着手段、クリーニング手段や除電手段等を含んでいていてもよい。
また現像手段は、本実施形態の現像剤を収容するための現像剤収容容器と、現像剤を現像剤収容容器に供給するための現像剤供給手段と、現像剤収容容器内に収容されている現像剤の少なくとも一部を、排出するための現像剤排出手段とを備える構成、すなわち、トリクル現像方式を採用してもよい。
本実施形態のプロセスカートリッジは、現像剤保持体を少なくとも備えると共に、本実施形態の現像剤を収容することを特徴とする。また、本実施形態のプロセスカートリッジは、その他必要に応じて、除電手段等のその他の部材を含んでいてもよい。
したがって、プロセスカートリッジの脱着される構成を有する画像形成装置において、本実施形態のプロセスカートリッジを利用することにより、長期に渡り、白抜けの発生が抑制された画像が得られる。
以下、本実施形態の画像形成装置及びプロセスカートリッジの具体例について、図面を用いて具体的に説明する。
図2は、本実施形態の画像形成装置の一例(4連タンデム方式のフルカラー画像形成装置)を示す概略構成図である。図2に示す画像形成装置は、色分解された画像データに基づくイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の第1〜第4の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K(画像形成手段)を備えている。これらの画像形成ユニット(以下、単に「ユニット」と称する)10Y、10M、10C、10Kは、水平方向に互いに所定距離離間して並設されている。なお、これらユニット10Y、10M、10C、10Kは、画像形成装置本体に対して脱着するプロセスカートリッジであってもよい。
各ユニット10Y、10M、10C、10Kの図面における上方には、各ユニットを通して中間転写体としての中間転写ベルト20が延設されている。中間転写ベルト20は、図における左から右方向に互いに離間して配置された駆動ローラ22および中間転写ベルト20内面に接する支持ローラ24に巻回されて設けられ、第1ユニット10Yから第4ユニット10Kに向う方向に走行されるようになっている。尚、支持ローラ24は、図示しないバネ等により駆動ローラ22から離れる方向に付勢されており、両者に巻回された中間転写ベルト20に所定の張力が与えられている。また、中間転写ベルト20の像保持体側面には、駆動ローラ22と対向して中間転写体クリーニング装置30が備えられている。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収容されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーが供給される。
上述した第1〜第4ユニット10Y、10M、10C、10Kは、同等の構成を有しているため、ここでは中間転写ベルト走行方向の上流側に配設されたイエロー画像を形成する第1ユニット10Yについて代表して説明する。尚、第1ユニット10Yと同等の部分に、イエロー(Y)の代わりに、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を付した参照符号を付すことにより、第2〜第4ユニット10M、10C、10Kの説明を省略する。
第1ユニット10Yは、像保持体として作用する感光体1Yを有している。感光体1Yの周囲には、感光体1Yの表面を所定の電位に帯電させる帯電ローラ(帯電手段)2Y、帯電された表面を色分解された画像信号に基づくレーザ光線3Yよって露光して静電荷像を形成する露光装置(静電潜像形成手段)3、静電荷像に帯電したトナーを供給して静電荷像を現像する現像装置4Y、現像したトナー像を中間転写ベルト20上に転写する1次転写ローラ5Y(1次転写手段)、および1次転写後に感光体1Yの表面に残存するトナーを除去する感光体クリーニング装置(クリーニング手段)6Yが順に配設されている。
尚、1次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ローラに印加する転写バイアスを可変する。
以下、第1ユニット10Yにおいてイエロー画像を形成する動作について説明する。まず、動作に先立って、帯電ローラ2Yによって感光体1Yの表面が−600V〜−800V程度の電位に帯電される。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
静電荷像とは、帯電によって感光体1Yの表面に形成される像であり、レーザ光線3Yによって、感光層の被照射部分の比抵抗が低下し、感光体1Yの表面の帯電した電荷が流れ、一方、レーザ光線3Yが照射されなかった部分の電荷が残留することによって形成される、いわゆるネガ潜像である。
このようにして感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って所定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによって可視像(現像像)化される。
現像装置4Y内には、例えば、少なくともイエロー着色剤及び結着樹脂を含む体積平均粒径が7μmのイエロートナーと、本実施形態のキャリアとが収容されている。イエロートナーは、現像装置4Yの内部で攪拌されることで摩擦帯電し、感光体1Y上に帯電した帯電荷と同極性(負極性)の電荷を有して現像剤ロール(現像剤保持体)上に保持されている。そして感光体1Yの表面が現像装置4Yを通過していくことにより、感光体1Y表面上の除電された潜像部にイエロートナーが静電的に付着し、潜像がイエロートナーによって現像される。イエローのトナー像が形成された感光体1Yは、引続き所定速度で走行され、感光体1Y上に現像されたトナー像が所定の1次転写位置へ搬送される。
感光体1Y上のイエロートナー像が1次転写へ搬送されると、1次転写ローラ5Yに所定の1次転写バイアスが印加され、感光体1Yから1次転写ローラ5Yに向う静電気力がトナー像に作用され、感光体1Y上のトナー像が中間転写ベルト20上に転写される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と逆極性の(+)極性であり、例えば第1ユニット10Yでは制御部に(図示せず)よって+10μA程度に制御されている。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
また、第2ユニット10M以降の1次転写ローラ5M、5C、5Kに印加される1次転写バイアスも、第1ユニットに準じて制御されている。
こうして、第1ユニット10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2〜第4ユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて多重転写される。
第1〜第4ユニットを通して4色のトナー像が多重転写された中間転写ベルト20は、中間転写ベルト20と中間転写ベルト20内面に接する支持ローラ24と中間転写ベルト20の像保持面側に配置された2次転写ローラ(2次転写手段)26とから構成された2次転写部へと至る。一方、記録紙(記録媒体)Pが供給機構を介して2次転写ローラ26と中間転写ベルト20とが圧接されている隙間に所定のタイミングで給紙され、所定の2次転写バイアスが支持ローラ24に印加される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と同極性の(−)極性であり、中間転写ベルト20から記録紙Pに向う静電気力がトナー像に作用され、中間転写ベルト20上のトナー像が記録紙P上に転写される。尚、この際の2次転写バイアスは2次転写部の抵抗を検出する抵抗検出手段(図示せず)により検出された抵抗に応じて決定されるものであり、電圧制御されている。
この後、記録紙Pは定着装置(定着手段)28へと送り込まれトナー像が加熱され、色重ねしたトナー像が溶融されて、記録紙P上へ定着される。カラー画像の定着が完了した記録紙Pは、排出部へ向けて搬出され、一連のカラー画像形成動作が終了される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー像を記録紙Pに転写する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー像が記録紙に転写される構造であってもよい。
図3は、本実施形態の電子写真用現像剤を収容するプロセスカートリッジの好適な一例を示す概略構成図である。プロセスカートリッジ200は、感光体(潜像保持体)107とともに、帯電ローラ(帯電手段)108、現像装置(現像手段)111、感光体クリーニング装置(クリーニング手段)113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117を取り付けレール116を用いて組み合わせ、そして一体化したものである。
そして、このプロセスカートリッジ200は、転写装置(転写手段)112と、定着装置(定着手段)115と、図示しない他の構成部分とから構成される画像形成装置本体に対して着脱自在としたものであり、画像形成装置本体とともに画像形成装置を構成するものである。なお、300は記録紙である。
図3で示すプロセスカートリッジでは、帯電装置108、現像装置111、クリーニング装置(クリーニング手段)113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117を備えているが、これら装置は選択的に組み合わせてもよい。本実施形態のプロセスカートリッジでは、感光体107のほかには、帯電装置108、現像装置111、クリーニング装置(クリーニング手段)113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117から構成される群から選択される少なくとも1種を備える。
以下、実施例により本実施形態を具体的に説明するが、本実施形態は、これら実施例に何ら限定されるものではない。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、「部」はすべて「質量部」を、「%」はすべて「質量%」を意味する。
<実施例1>
コア粒子としてMR2932(マグネタイト分散フェノール樹脂、粒径:35μm、戸田工業社製)を、樹脂粒子としてMP1451(PMMA、粒径:150nm、綜研化学社製)を、未架橋の架橋性樹脂として20SE60(メラミン樹脂、三井化学社製)を、導電粉としてケッチェンブラックEC(カーボンブラック、三菱化学社製)を用いた。
樹脂粒子1.9部をメタノール10部に溶解した溶液中に、架橋性樹脂0.1部、導電粉0.2部の順で投入しホモジナイザーにて5分間攪拌し分散液を得た。次にコア粒子100部に、上記得られた分散液をニーダー(井上製作所社製)に投入し、70℃に加熱しながら20rpmの速度で攪拌し真空にて、未架橋の架橋性樹脂、樹脂粒子、導電粉をコア粒子表面に塗布した。
次に、未架橋の架橋性樹脂、樹脂粒子、導電粉を塗布したコア粒子をノビルタ(ホソカワミクロン社製)に投入し、1500rpmで40分攪拌し、機械的衝撃を加えた。
機械的衝撃を加えたコア粒子をロータリーキルン(ADVANTEC社製)内に投入し、200℃で20分攪拌し、未架橋の架橋性樹脂である20SE60を架橋させた。冷却後75μm網で篩分し、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が95%の実施例1のキャリアを作製した。
<実施例2>
実施例1において、樹脂粒子の使用量を1.7部に、架橋性樹脂の使用量を0.3部に変更したこと以外実施例1と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の実施例2のキャリアを作製した。
<実施例3>
実施例1において、樹脂粒子の使用量を1.0部に、架橋性樹脂の使用量を1.0部に変更したこと以外実施例1と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が50%の実施例3のキャリアを作製した。
<比較例1>
実施例1において、架橋性樹脂を用いず、樹脂粒子の使用量を2.0部に変更したこと以外実施例1と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が100%の比較例1のキャリアを作製した。
<実施例4>
実施例2において、樹脂粒子をルブロン(PTFE、粒径:200nm、ダイキン社製)に変更したこと以外実施例2と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の実施例4のキャリアを作製した。
<実施例5>
実施例2において、架橋性樹脂をSR2411(シリコーン樹脂、信越化学社製)に変更したこと以外実施例2と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の実施例5のキャリアを作製した。
<実施例6>
実施例2において、導電粉をS2000(酸化スズ、三菱マテリアル社製)に変更したこと以外実施例2と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の実施例6のキャリアを作製した。
<実施例7>
実施例2において、コア粒子をEF35B(フェライト、粒径:35μm、パウダーテック社製)に変更したこと以外実施例2と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の実施例7のキャリアを作製した。
<比較例2>
実施例2において、機械的衝撃を加える工程を行わなかったこと以外実施例2と同様にして、被覆層における樹脂粒子を構成する樹脂の含有量が85%の比較例2のキャリアを作製した。
[現像剤の作製]
トナー(富士ゼロックス社製、ApeosPort C6500用トナー)1部と、実施例1乃至7、比較例1及び2で得られたキャリア100それぞれとを、V−ブレンダーで、40rpm×20分間攪拌し、212μmの目開きを有するシーブで篩分することにより、実施例1〜7、比較例1及び2の現像剤を得た。
(評価)
上記実施例1乃至7、比較例1及び2で得られた現像剤それぞれを用い、富士ゼロックス社製、ApeosPort C6500を用いて、画像密度10%の画像で、100000枚画像を形成して、印字後25℃50%HRで黒ベタ画像を100000枚印字し、以下の評価を実施した。その結果を表1に示す。
[キヤリアの被覆層残存率]
画像形成前及び10万枚の画像形成後の現像剤それぞれからトナーを吹き飛ばし、画像形成前のキャリアと、10万枚の画像形成後のキャリアを採取し、それぞれについて、TGAにより窒素雰囲気下で900℃まで加熱し熱重量減少から被覆層残存率を算出した。この際、予めコア粒子の熱重量減少を測定しておき、差分から被覆量を計算し、その値から被覆層残存率を計算した。
[体積抵抗率]
上記のようにして得た画像形成前のキャリアと、10万枚の画像形成後のキャリアに対して、25℃55%RHの条件下、C6500抵抗ベンチ(C6500の現像機と感光体と同径のアルミ素管をマシン同様に設置し、現像機及びアルミ素管に配線を接続、TREC社製高圧電源にて電圧をかけ、KEITHLEY電流計にて抵抗を測定)を用いて、画像形成前と10万枚の画像形成後のキャリアの体積抵抗率を測定した。
[画像へとんだキャリアの数]
1枚目に形成したA3画像と、10万枚目に形成したA3画像について、とんできたキャリアの数を数えて、該キャリアの数が3個以下の場合を○、4個以上9個以下の場合を△、10個以上の場合を×として評価した。
[帯電低下率]
初期および10万枚後において、現像器中のマグスリーブ(現像剤保持体)表面の現像剤を採取し、25℃55%RHの条件下、東芝ケミカル社製TB200により帯電量を測定し、帯電低下率を計算した。
[カブリ]
初期および10万枚後において、白紙の部分について、カブリの有無を確認した。×50のルーペで観察しても確認できないものを○。該ルーペで観察すると確認されるが、目視では確認できないものを△。目視でも確認されるものを×とした。
Figure 0004748237
架橋性樹脂が未架橋状態のときに、前記被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられたときの被覆層の状態を模式的に示す拡大断面図である。 本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本実施形態のプロセスカートリッジの一例を示す概略構成図である。
1Y、1M、1C、1K、107 感光体(像保持体)
2Y、2M、2C、2K、108 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K、111 現像装置(現像手段)
5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K、113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K ユニット
12 コア粒子
14 樹脂粒子
16 架橋樹脂
20 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
24 支持ローラ
26 2次転写ローラ(転写手段)
28、115 定着装置(定着手段)
30 中間転写体クリーニング装置
112 転写装置
116 取り付けレール
117 除電露光のための開口部
118 露光のための開口部
200 プロセスカートリッジ、
P、300 記録紙(被転写体)

Claims (8)

  1. コア粒子と、該コア粒子の表面を被覆する被覆層と、を有し、
    前記被覆層が、樹脂粒子と、該樹脂粒子の間隙に存在する架橋樹脂とを含み、該架橋樹脂が、架橋する前に、被覆層の外表面側から機械的衝撃を加えられていることを特徴とする電子写真用キャリア。
  2. 前記被覆層が、樹脂粒子及び未架橋状態の架橋性樹脂を含む分散液をコア粒子の表面に塗布して被膜を形成し、該被膜に対して、被膜の外表面側から機械的衝撃を加えた後、前記未架橋状態の架橋性樹脂を架橋させることにより得られることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用キャリア。
  3. 前記樹脂粒子を構成する樹脂の被覆層における含有量が、50質量%以上98質量%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真用キャリア。
  4. 前記被覆層が、導電粉を含んでいることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1つに記載の電子写真用キャリア。
  5. トナーと、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の電子写真用キャリアと、を含むことを特徴とする電子写真用現像剤。
  6. 請求項に記載の電子写真用現像剤を収容することを特徴とする電子写真用現像剤カートリッジ。
  7. 現像剤保持体を少なくとも備えると共に、請求項に記載の電子写真用現像剤を収容することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 像保持体と、
    該像保持体表面を帯電する帯電手段と、
    帯電された前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記像保持体表面に形成されたトナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、
    を有し、
    前記現像剤は、請求項に記載の電子写真用現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
JP2009056230A 2009-03-10 2009-03-10 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4748237B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009056230A JP4748237B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US12/558,074 US8597866B2 (en) 2009-03-10 2009-09-11 Method of producing a carrier for electrophotography and method of producing a developer for electrophotography
KR1020090086894A KR101305231B1 (ko) 2009-03-10 2009-09-15 전자 사진용 캐리어의 제조 방법, 및 전자 사진용 현상제의 제조 방법
AU2009215229A AU2009215229B2 (en) 2009-03-10 2009-09-16 Method of producing a carrier for electrophotography and method of producing a developer for electrophotography
CN2009101705935A CN101833257B (zh) 2009-03-10 2009-09-18 电子照相用载体的制造方法和电子照相用显影剂的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009056230A JP4748237B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010210875A JP2010210875A (ja) 2010-09-24
JP4748237B2 true JP4748237B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=42717368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009056230A Expired - Fee Related JP4748237B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8597866B2 (ja)
JP (1) JP4748237B2 (ja)
KR (1) KR101305231B1 (ja)
CN (1) CN101833257B (ja)
AU (1) AU2009215229B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126008A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 被覆装置および画像形成装置
JP6220245B2 (ja) * 2013-11-25 2017-10-25 シャープ株式会社 2成分現像剤の製造方法

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3113367B2 (ja) 1992-02-04 2000-11-27 ミノルタ株式会社 電子写真用キャリア
JP3173889B2 (ja) 1992-09-25 2001-06-04 コニカ株式会社 静電像現像用キャリアおよびその製造方法並びに画像形成方法
US5332638A (en) * 1993-03-29 1994-07-26 Xerox Corporation Developer compositions with thermoset polymer coated carrier particles
JP3643989B2 (ja) 1993-06-16 2005-04-27 コニカミノルタホールディングス株式会社 静電荷像現像用2成分現像剤
US5527558A (en) * 1993-10-08 1996-06-18 Konica Corporation Method for preparation of a carrier for developing an electrostatic charge image
JPH07181746A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Kao Corp 樹脂コートキャリア及びキャリアコート用添加剤
JP3397483B2 (ja) * 1993-12-29 2003-04-14 キヤノン株式会社 電子写真用キャリア,その製造方法,二成分系現像剤及び画像形成方法
JPH096039A (ja) 1995-06-20 1997-01-10 Konica Corp 現像剤及び画像形成方法
US5705306A (en) * 1995-05-17 1998-01-06 Konica Corporation Toner for forming electrophotographic image and developers using the same
WO1997003383A1 (fr) * 1995-07-07 1997-01-30 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Support d'electrophotographie et substance de developpement electrophotographique l'utilisant
JP3760188B2 (ja) * 1996-01-25 2006-03-29 京セラ株式会社 電子写真用キャリアおよびそれを用いた電子写真用現像剤
JP2998633B2 (ja) * 1996-04-01 2000-01-11 富士ゼロックス株式会社 静電潜像現像剤用キャリア、その製造方法、静電潜像現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JPH09319155A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びその製造方法、静電潜像現像剤、並びに画像形成方法
JP3938419B2 (ja) * 1996-09-12 2007-06-27 京セラ株式会社 電子写真用キャリアおよびそれを用いた電子写真用現像剤
JPH10177279A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びその製造方法、静電潜像現像剤
JP3598449B2 (ja) * 1997-04-11 2004-12-08 コニカミノルタホールディングス株式会社 静電荷像現像用キャリアの製造方法
JPH11125934A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Konica Corp キャリアとその処理方法及び現像剤と画像形成方法
JP3969823B2 (ja) 1998-02-10 2007-09-05 株式会社リコー 静電潜像現像用キャリアおよび製造方法
CN1228685C (zh) * 1998-11-30 2005-11-23 富士施乐株式会社 电子照相用调色剂、显影剂和成像方法
JP3747675B2 (ja) * 1999-02-08 2006-02-22 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用キャリアおよびその製造方法、ならびに静電荷像現像剤、画像形成方法
JP2001117288A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Ricoh Co Ltd 電子写真用キャリア及びその製造方法
US7166404B2 (en) * 2001-03-02 2007-01-23 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developer for developing electrostatic latent image, image forming method using same and image forming apparatus using same
JP3933567B2 (ja) 2002-12-17 2007-06-20 株式会社リコー 電子写真用キャリア、現像剤、容器及び画像形成方法
JP4026821B2 (ja) 2002-12-17 2007-12-26 株式会社リコー 電子写真用キャリア、現像剤及び画像形成方法
JP4143484B2 (ja) * 2003-06-30 2008-09-03 キヤノン株式会社 二成分系現像剤
JP2007057659A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像剤及び画像形成装置
JP4682062B2 (ja) * 2006-03-07 2011-05-11 株式会社リコー キャリア、現像剤、画像形成方法及びプロセスカートリッジ
US20080070150A1 (en) * 2006-09-14 2008-03-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Carrier and two-component developer composed of the carrier
JP2009025487A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Kyocera Mita Corp 正帯電二成分現像剤及び画像形成装置
JP4864147B2 (ja) * 2009-03-25 2012-02-01 シャープ株式会社 樹脂被覆キャリアの製造方法、樹脂被覆キャリア、2成分現像剤、現像装置、画像形成装置および画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20100233615A1 (en) 2010-09-16
US8597866B2 (en) 2013-12-03
AU2009215229B2 (en) 2011-06-16
KR101305231B1 (ko) 2013-09-12
AU2009215229A1 (en) 2010-09-30
CN101833257A (zh) 2010-09-15
CN101833257B (zh) 2012-12-12
KR20100102028A (ko) 2010-09-20
JP2010210875A (ja) 2010-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5233243B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤、静電荷像現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置
JP2007286092A (ja) 静電潜像現像用キャリア及び静電潜像現像用現像剤
US20120107739A1 (en) Electrostatic latent image developer, image forming apparatus, process cartridge and image forming method
US7214459B2 (en) Toner for developing electrostatic charged images and developer for developing electrostatic charged images, and image forming method using the same
JP5391871B2 (ja) 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6932916B2 (ja) 画像形成用キャリア、画像形成用現像剤、画像形成装置、画像形成方法およびプロセスカートリッジ
JP4978296B2 (ja) 静電荷像現像用トナーの製造方法
JP6402544B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、静電荷像現像用キャリアセット、静電荷像現像剤セット、及びプロセスカートリッジセット
JP5640684B2 (ja) 静電写真用現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP5678649B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法
JP4748237B2 (ja) 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2009192722A (ja) 二成分現像剤、並びにそれを用いた画像形成装置及び画像形成方法
JP2015183092A (ja) 着色粉体
JP2001265051A (ja) 静電荷現像用トナー
JP2012053300A (ja) 静電潜像現像用現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008111987A (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用キャリアの製造方法、静電荷像現像用現像剤及び画像形成装置
JP5444990B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤、静電荷像現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP7392351B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP5412752B2 (ja) 静電荷像現像用現像剤および画像形成装置
JP5365388B2 (ja) 電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2008256840A (ja) 静電荷潜像現像用現像剤、静電荷潜像現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2008065076A (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用キャリアの製造方法、静電荷像現像用現像剤及び画像形成装置
JP2010078715A (ja) 静電荷像現像用現像剤、静電荷像現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2010211154A (ja) 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6089416B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び静電潜像現像用の回収トナー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees