JP4744164B2 - 現像装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、又はファクシミリ装置等の電子写真プロセスを用いた画像形成装置で用いられる現像装置に関し、特に、一成分現像剤を用いた現像装置に関するものである。
一般に、一成分現像剤(トナー)を用いる現像装置においては、トナー供給ローラ等の供給部材によって、現像剤担持体(例えば、現像ローラ)に供給されたトナーを規制部材(層厚規制部材)によって層厚規制するとともにトナーを荷電させて、現像剤担持体上にトナー薄層を形成して、トナー薄層を、感光体ドラム等の像担持体に近接又は接触させて、像担持体上の静電潜像を現像している。そして、静電潜像を良好に現像するためには、つまり、現像不良を防止するためには、トナーを良好に帯電させる必要がある。
この種の現像装置においては、規制部材として、SUS又は燐青銅等の金属部材を用いたものが知られており、さらには、シリコンゴム又はウレタン等の弾性部材を用いたものが知られている。そして、正帯電トナーを用いた現像装置においては、一般に、規制部材として、シリコンゴム又はウレタンが用いられ、例えば、無色透明の荷電制御樹脂を含有するトナーを使用するとともに、層厚規制ブレードのトナーと接触する押圧部をシリコンゴムにより形成し、これによって、供給ローラから供給されるトナーを、現像ローラ上で層厚規制ブレードによって十分に摩擦帯電して、一定厚さの薄層として担持するようにしたものがある(特許文献1参照)。
さらに、層厚規制ブレードの押圧部分をウレタンゴムによって形成するとともに、現像ローラのローラ部分をシリコンゴムにより形成して、層厚規制ブレードと現像ローラとの間において、トナーが2層以内となるようにして、帯電性付与能力の高いシリコンゴムからなる現像ローラの表面に、トナーをより多く接触させて、トナーの帯電を良好にするようにしたものがある(特許文献2参照)。
加えて、トナーを長期にわたって適切に帯電するため、トナーを像担持体に搬送するトナー担持体の表面にトナー規制部材を圧接させ、このトナー規制部材によりトナー担持体の表面におけるトナーの量を規制するととともに、トナー担持体の表面におけるトナーを摩擦帯電させるようにして、トナーと接触するトナー規制部材の少なくとも表面を窒化チタンでコーティングするようにしたものがある(特許文献3)。
特開2000−258995公報 特開2001−100519公報 特開2001−13782公報
ところで、近年の環境意識の高まりから、従来、使い捨てであった1成分現像装置についても、トナーを追加補給して長寿命とする必要性が高まってきているものの、特許文献1又は2のように、トナー規制部材にシリコンゴム又はウレタンを用いると、規制部材の耐久性が悪く、長期期間の使用によって規制部材が削れてしまい、安定したトナー層を得ることができず、画像不良が生じるという課題がある。
一方、負帯電トナーを用いた1成分現像装置で用いられるSUS又は燐青銅を、規制部材として正帯電トナーを用いた一成分現像装置に用いると、規制部材の材質が金属であるため、耐久性は向上するものの、正帯電トナーを十分に荷電することが難しく、カブリ等の画像不良を起こしてしまう。
また、特許文献3に記載の現像装置では、トナーと接触するトナー規制部材の少なくとも表面を窒化チタンでコーティングするようにしているものの、窒化チタンのコーティングという工程が増えて、結果的にコストアップの要因となってしまうばかりでなく、コーティング層が削れてしまうと、トナーとの摩擦が急激に変化して、画像不良の原因となることがある。
いずれにしても、特許文献1〜3に記載の現像装置においては、安価でしかも長期間に亘る耐久性を有して、良好にトナーを帯電できないという課題がある。
上記の課題を解決するため、本発明は、安価でしかも長期間に亘る耐久性を有して、良好にトナーを帯電することのできる現像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明は、一成分現像剤を担持して像担持体上の静電潜像を現像して可視像とする現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚規制を行うとともに押圧部を前記現像剤担持体上の現像剤に接触させることにより、前記現像剤を摩擦により正帯電させる層厚規制部材とを有する現像装置において、前記現像剤は外添剤が外添された正帯電トナーであって、前記外添剤は少なくとも疎水性シリカを含み、前記現像剤担持体はウレタン系コート材がコーティングされて所定の表面粗さを有し、前記層厚規制部材が、純チタン製又はチタン合金製であり、前記層厚規定部材との摩擦によって帯電量の絶対値が、前記層厚規制部材との摩擦による外添剤帯電量の絶対値と前記正帯電トナー100gに対する外添剤添加量の積の総和が2.0μC以下となる外添剤を用いるようにしたことを特徴とするものである。
以上のように、本発明の現像装置は、現像剤として外添剤が外添された正帯電トナーを用いて、外添剤が少なくとも疎水性シリカを含み、現像剤担持体はウレタン系コート材がコーティングされて所定の表面粗さを有し、層厚規制部材の材料として純チタン製又はチタン合金を用いるようにしたので、層厚規制部材のコーティング等の工程が不要となって、しかも純チタン製又はチタン合金はシリコンゴム又はウレタンゴムに比べて耐久性があり、長期間に亘って安定して現像を行うことができるという効果がある。
本発明では、外添剤として層厚規定部材との摩擦によって帯電量の絶対値が予め定められた帯電量以下の外添剤を用いるようにしたので、層厚規制部材と外添剤とが摩擦帯電をして外添剤が層厚規制部材に付着することがなく、正常なトナー層の形成が阻害されることがないという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の一実施例による現像装置を概略的に示す図であり、この現像装置14は画像形成装置とともに用いられる。図示はしないが、画像形成装置は、例えば、像担持体(感光体ドラム)、レーザスキャニングユニット、帯電部材、及び現像装置14を有している。現像装置14は現像容器15、トナー供給ローラ16、及び現像ローラ(現像剤担持体)17を有しており、現像ローラ17は現像位置で感光体ドラムと対面して、感光体ドラム上の静電潜像を現像し、感光体ドラム上にトナー像を形成する。
感光体ドラム上のトナー像は、例えば、給紙カセットから給紙経路を介して記録用紙(以下単に用紙と呼ぶ)に転写される。そして、用紙は定着装置に搬送されて、ここで用紙上のトナー像が定着され、用紙は排紙経路を通って排紙トレイに排紙される。
現像容器15はトナー収納部15aとローラ収納部15bとに別れ、トナー収納部15aとローラ収納部15bとは開口部15cで連通している。トナー収納部15aにはトナー収納容器15dが収納され、このトナー収納容器15dは現像容器15から分離可能となっている。つまり、トナーを補給する際には、トナー収納容器15dをトナー収納部15aから引き抜いて、トナー収納容器15dにトナーを補給した後、トナー収納部15aにトナー収納容器15dを装着する。
トナー収納容器15dにはトナー排出口15eを規定するリブ部15fが形成され、トナー収納容器15d内のトナーは、トナー収納容器15d内に備えられた攪拌部材30によって攪拌されつつ(この攪拌部材30として、例えば、回転軸にPETフィルムを貼り付けたものを用いた)、排出口15e及び開口部15cを介して、供給ローラ16及び現像ローラ17が配置されたローラ収納部15b側に搬送されて、供給ローラ16によって現像ローラ17に供給される。そして、現像ローラ17上のトナー層は層厚規制部材31によって層厚規制されるとともに帯電されて(正帯電)、現像ローラ17によって感光体ドラム上の静電潜像が現像される。
なお、現像ローラ17と現像容器15との間にはシール部材32が配設され、このシール部材32によってトナー漏れを防止している。また、ローラ収納部15b側において、リブ部15fには逆流防止弁15gがトナー排出口15eを塞ぐようにして配設される。これによって、攪拌部材30と逆流防止弁15gが直接当たらないようにしている。そして、逆流防止弁15gは、攪拌部材30によって押されたトナーの粉圧によって、図1の上側に位置する自由端が開閉するようになっており、下側の固定端は両面テープでリブ部15fに固定されている(逆流防止弁15gとして、例えば、厚さ50μmのPETフィルムが用いられる)。
図示の例では、トナー供給ローラ16として、抵抗値1E+8Ωのウレタンスポンジローラを用い、現像ローラ17との接触ニップが3mmになるようにしている。また、層厚規制部材31としては、例えば、0.1mmの純チタン箔を用いてその規制圧25N/mに設定し、シール部材32として導電性のフィルムを用い、均一に現像ローラに接触するようにウレタンスポンジでバックアップするようにしている。また、現像を行う際には、感光体ドラムと現像ローラ17との距離を150μmに設定し、バイアス条件としては矩形波の周波数(2.0kHz)、Vpp(1.6kV)、Vdc(250V)、duty(38%)の現像バイアスを印加する。
ところで、前述のように、現像ローラ17上のトナー層は、層厚規制部材31によって層厚規制され、この際、トナーと層厚規制部材31との摩擦によってトナーは正帯電する。そして、トナーの帯電が不十分であると、感光体ドラム上の静電潜像を現像する際、画像不良が発生してしまう。さらに、前述したように、現像装置を耐久化するためには、層厚規制部材自体の耐久性を増す必要がある。ここでは、このような要請に答えるため、次のように層厚規制部材31を構成した。
この例では、規制部材31として、例えば、神戸製鋼製の純チタン箔(JIS2種:厚み0.1mm)を用いて、その規制圧を25N/mに設定した。また、現像ローラ17として、例えば、日東工業製の現像ローラを用い、この現像ローラ17は、シリコンゴム(抵抗値:1E+3Ω)のベース層(厚さ:1mm)上にフッ素含有のシリコン変性ウレタンコート材(FL−45B)を、厚さ10μmでコーティングしている(JIS−A硬度45度、抵抗値を1E+6Ω、表面粗さRa1.0μmとした:以下この現像ローラをAとする)。
また、トナーとして、日本ゼオン製の正帯電性重合トナー試作品(KM012M)を母材として、疎水性シリカRA200HS(日本アエロジル製,表面材料(疎水化剤):HMDS(ヘキサメチルジシラザン)+AS(アミノシラン))を0.4%、疎水性シリカNA50H(日本アエロジル製,表面材料:HMDS+AS)を0.8%、酸化チタンEC−100(チタン工業製,表面材料:SnO−Sb)を1.0%ヘンシェルミキサーで外添処理したものを用いた。そして、層厚規制後のトナー溜りについては、外部駆動装置で現像ローラ周速が240mm/sになるように1分間回転させ、層厚規制後にトナー溜りができていないか目視確認を行い、層厚規制後にトナー溜りが確認されたものについては×、確認されなかったものについては○とした。
一方、トナー層の帯電量をTREK社製のQMメータ(210HS−2A)で測定して、画像の初期カブリ及び耐久後のトナー層乱れの評価について、図1で説明した現像装置を搭載可能に改造した複写機LS−C8008Nを用いて20000枚の画像を形成して、背景部のカブリに目視上問題がある場合を×、目視上問題ない場合を○、耐久後の現像ローラ上のトナー層乱れによって画像ノイズが生じた場合を×、画像ノイズが生じなかった場合を○とした。その結果を実施例1として図2に示す。なお、トナー層帯電量については、現像ローラ周速を240mm/sで1分間回転させた際の現像ローラ表面のトナー層を吸引して、その電荷量をQMメータで測定し、吸引したトナーの重量を電子天秤で測定し、電荷量(μC)/重量(g)から算出した。その際には、規制ブレードに+100V、現像ローラは0Vの電圧を印加した。
さらに、上記の実施例1の現像ローラのコート材の代わりに、フッ素を含有しないウレタンコート材を10μmの厚さコーティング現像ローラ(JIS−A硬度45度、抵抗値を1E+6Ω、表面粗さRa1.0μm(日東工業製)、以下現像ローラBとする)を用いて実施例1と同様の実験を行った。その結果を実施例2として図2に示す。
同様にして、層厚規制部材31として神戸製鋼製のチタン合金箔(Ti−15V−3Cr−3Sn−3Al:厚み0.1mm)を用い、規制圧を25N/mに設定して、現像ローラAを用いて、実施例1と同様に実験を行った。その結果を実施例3として図2に示す。また、実施例3で用いた現像ローラAを現像ローラBに代えて、他の構成は実施例3と同様にして実験を行った。その結果を実施例4として図2に示す。
比較のため、層厚規制部材31としてSUS304の厚さ0.1mm箔を用い、その規制圧を25N/mに設定して、現像ローラAを用い、他の構成は実施例1と同様にして実験を行った。その結果を比較例1として図2に示す。また、比較例1で用いた現像ローラAを現像ローラBに代えて、他の構成は比較例1と同様にして実験を行った。その結果を比較例2として図2に示す。
さらに、層厚規制部材31としてSUS304の厚さ0.08mm箔を用い、層厚規制部材31の規制ニップ部分に1mm厚のウレタンゴムシートを貼り付けて、規制圧を25N/mに設定し、現像ローラAを用いて比較例1と同様にして実験を行った。その結果を比較例3として図2に示す。そして、比較例3で用いた現像ローラAを現像ローラBに代えて、他の構成は比較例3と同様にとして実験を行った。その結果を比較例4として図2に示す。
図2から明らかなように、実施例1〜4においては、規制後溜り、背景部カブリ、及び耐久後層乱れともに極めて良好であるが、比較例1においては、規制後溜り及び背景部カブリが生じてしまい、比較例2においては、背景部カブリが生じてしまう。つまり、比較例1及び2については画像不良が生じてしまう。一方、比較例3及び4については、耐久後層乱れが生じてしまうことが分かる。つまり、比較例3及び4については層厚規制部材31の耐久性がない。
このように、純チタン又はチタン合金製の層厚規制部材31を用いると、規制後溜り及び背景部カブリが生じることがなく、しかも耐久後の層乱れも生じない。つまり、純チタン又はチタン合金製の層厚規制部材31を用いると、耐久性を有して画像不良が生じることがない。
次に、純チタン製の層厚規制部材31を用いてトナー外添組成を変化させて現像を行い、シール部材32からのトナーコボレを観察した。なお、ここでは、現像ローラとして、上述の現像ローラBを用いた。
実験1では、外添剤としてRA200HS、NA50H、及びEC−100を用いて、その重量%をそれぞれ0.4,0.8,及び1.0として、外部駆動装置で現像ローラ17の周速が240mm/sになるようにし、1分間回転させた際のシール部材32の手前からのトナーコボレを評価した。実験2では、NA50Hの外添量を0.8%から1.2%に増加して、実験1と同様にして実験を行った。実験3では、NA50Hの代わりにRX50(日本アエロジル製,表面材料:HMDS)を0.8%外添して、実験1と同様にして実験を行った。
また、実験4では、NA50Hの代わりにRX50(日本アエロジル製)0.4%を外添して、実験1と同様にして実験を行い、実験5では、RA200HSの外添量を0.4%から0.8%に増加して、実験1と同様にして実験を行った。さらに、実験6では、EC−100の外添量を1.0%から1.5%に増加して、実験1と同様にして実験を行った。また、実験7では、外添剤としてRA200HS及びNA50Hを用いて、その重量%をそれぞれ0.2及び0.8として、実験1と同様にして実験を行った。その結果を図3に示す。図3において、コボレが発生した場合を×、コボレが発生しなかった場合を○で示している。
続いて、外添剤の帯電量測定を行った。外添剤10mgを純チタン箔間で摩擦帯電させて外添剤の帯電量をTREK社製 QMメータ(210HS−2A)を用いて測定した。その結果を図3に示す。なお、外添剤の帯電量については、面積50cm程度の純チタン箔間に外添剤10mgを入れ、1kgの荷重をかけて10秒間のうちに移動距離10mmで20往復擦り合わせて両側のチタン箔に付着した外添剤を吸引し、電荷量をQMメータで測定し、さらに、吸引したトナーの重量を電子天秤で測定して、電荷量(μC)/重量(g)から算出した。
図3から容易に理解できるように、チタンとの摩擦帯電量の絶対値が大きい外添剤(RA200HS又はRX50)を増やすと、層厚規制部材と外添剤とが摩擦帯電をして外添剤が規制部材に付着してしまい、正常なトナー層が形成されず、シール部材32におけるトナーコボレにつながることが分かった。純チタン製の層厚規制部材を使用するに当たっては、純チタンとの摩擦帯電において、あまり帯電しない外添剤を用いるのが望ましい。つまり、正帯電トナーを用いた際、外添剤として層厚規定部材31との摩擦によって帯電量の絶対値が予め定められた帯電量(例えば、絶対値の総和が2.0μC/g以下、より好ましくは1.5μC/g以下)の外添剤を用いることが好ましい。そして、純チタンとの摩擦により、外添剤が帯電しない条件としては、純チタンとの仕事関数差が小さいこと又は仕事関数差が大きい場合であっても、外添剤の抵抗値が小さければよい。
層厚規制部材の材料として純チタン製又はチタン合金を用いるようにしたから、コーティング等の工程が不要となって、しかもシリコンゴム又はウレタンゴムに比べて耐久性があり、長期間に亘って安定して現像を行うことができる結果、環境負荷を改善する現像装置に適用できる。
本発明の一実施例による現像装置を概略的に示す断面図である。 図1に示す層厚規制部材の材質を変更して画像不良及び耐久性を試験した結果を示す図である。 外添剤を変えて現像を行った際のトナーコボレ結果を示す図である。
符号の説明
14 現像装置
15 現像容器
16 トナー供給ローラ
17 現像ローラ
30 トナー攪拌部材
31 層厚規制部材
32 シール部材

Claims (1)

  1. 一成分現像剤を担持して像担持体上の静電潜像を現像して可視像とする現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚規制を行うとともに押圧部を前記現像剤担持体上の現像剤に接触させることにより、前記現像剤を摩擦により正帯電させる層厚規制部材とを有する現像装置において、
    前記現像剤は外添剤が外添された正帯電トナーであって、前記外添剤は少なくとも疎水性シリカを含み、
    前記現像剤担持体はウレタン系コート材がコーティングされて所定の表面粗さを有し、
    前記層厚規制部材が、純チタン製又はチタン合金製であり、
    前記層厚規定部材との摩擦によって帯電量の絶対値が、前記層厚規制部材との摩擦による外添剤帯電量の絶対値と前記正帯電トナー100gに対する外添剤添加量の積の総和が2.0μC以下となる外添剤を用いるようにしたことを特徴とする現像装置。
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