JP4738940B2 - 樹木破砕機 - Google Patents

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本発明は、伐採された樹木や剪定された木の枝などを破砕する樹木破砕機に関するものである。
従来、伐採された樹木や剪定された木の枝などを破砕する樹木破砕機101は、図9、図10に示すように、被破砕物の投入口102と、被破砕物を破砕する回転刃103を回転軸104の外周に取付けた破砕装置105と、駆動源107の回転軸106と破砕装置105の回転軸104とを連結し回転軸104に回転力を伝達する駆動ベルト108とを備えている。
このような、樹木破砕機101は、図9に示すように、破砕装置105の回転軸104の一端側に駆動ベルト108を掛け渡し、他端側に回転刃103を取付ける。
したがって、樹木破砕機101を運転すると、破砕装置105の回転軸104の一方の端部には、駆動ベルト108の張力によって力F1が働く。また、破砕装置105の回転軸104の他方の端部には、破砕時に受ける力F2が働く。この破砕時の力は、被破砕物を、投入口から回転刃103の回転軌跡内へ押し込んで鉋のように被破砕物を削ることにより発生する。
この状態の力の関係を、図9の平面図に示す、回転軸104の両端に掛かる力F1、F2の方向が、回転軸104をこじる方向となるため、回転軸104の軸受に無理な力が作用する可能性がある。
本発明に係る樹木破砕装機は、被破砕物を破砕する刃を回転軸の外周に取付けた破砕装置と、破砕装置の回転軸の一端側に掛け渡され回転軸に駆動源からの回転力を伝達する駆動ベルトと、回転軸の駆動ベルトを掛け渡した側に配置され、破砕装置の刃の回転軌跡内に連通した被破砕物の投入口と、前記投入口と破砕装置との間に配設され、被破砕物を破砕装置に送る送込装置と、この送込装置を駆動する油圧モータと、駆動源に連結されて作動油を油圧モータへ供給する油圧ポンプと、作動油の供給量が所定値以下になったとき油圧モータへの作動油の供給を停止させる方向切換弁とを備え、前記方向切換弁は、油圧ポンプから油圧モータへの作動油の供給量が減少し所定値以下に低下したとき油圧モータに対する作動油の供給を停止する方向に切換えて油圧ポンプに連動する破砕装置の負荷を軽減し、これによって油圧ポンプの回転数が所定回転数まで回復したときに油圧モータに作動油を供給する方向に切換えるようにした樹木破砕機。
本発明によれば、被破砕物を破砕する刃を回転軸の外周に取付けた破砕装置と、破砕装置の回転軸の一端側に掛け渡され回転軸に駆動源からの回転力を伝達する駆動ベルトと、回転軸の駆動ベルトを掛け渡した側に配置され、破砕装置の刃の回転軌跡内に連通した被破砕物の投入口とを備えたもので、駆動ベルトにより破砕装置の回転軸に張力として加わる力と、被粉砕物の粉砕時に破砕装置の回転軸に加わる力を回転軸の同一端側で受けるので、回転軸をこじるような力が発生しない。
また、前記投入口と破砕装置との間に配設され被破砕物を破砕装置に送る送込装置と、この送込装置を駆動する油圧モータと、駆動源に連結されて作動油を油圧モータへ供給する油圧ポンプと、作動油の供給量が所定値以下になったとき油圧モータを停止させる方向切換弁とを備えることにより、油圧ポンプによる作動油の供給量で油圧モータの切換を行えるので、高価な電気センサー、電気制御回路や電磁弁を必要とせず、安価な樹木破砕機を得ることができる。また、例えば、方向切換弁を、油圧ポンプから油圧モータへの作動油の供給量が減少し所定値以下に低下したとき油圧モータに対する作動油の供給を停止する方向に切換えて油圧ポンプに連動する破砕装置の負荷を軽減し、これによって油圧ポンプの回転数が所定回転数まで回復したときに油圧モータに作動油を供給する方向に切換えることにより、油圧モータの停止、すなわち送込装置の停止により破砕物の追加送り込みがない状態で破砕装置に滞留した被破砕物を速やかに破砕することができ、しかも破砕が進行して油圧ポンプの回転数が回復すると自動的に送込装置が作動して破砕作業を継続することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る樹木破砕機を図面に基づいて説明する。
樹木破砕機1は、図1に示すように、フレーム2の上に、破砕装置4と、駆動源5とを備えている。
フレーム2は、この実施形態では、図1に示すように、前進方向に延びており、下部に無端状の走行輪6を前進方向に対して左右に備えているとともに、前進方向の最後部に樹木破砕機1を操縦するためのハンドル7を備えている。
破砕装置4は、この実施形態では、図2に示すように、破砕ケース8内に軸受10で水平方向に軸支された回転軸9を取付けている。回転軸9の外周には刃11が取付けられている。この実施形態では、図1に示すように、回転軸9に、回転板12を取付け、この回転板12の一側面に被破砕物(例えば、樹木)を破砕する刃11を取付けている。破砕ケース8の一側面側で、回転軸9からやや離れた位置に被破砕物の投入口3を連通させて取付けており、被破砕物を回転板12にほぼ直角に押しつけて刃11でチップ状に破砕するようにしている。この破砕されたチップは、回転板12の回転時に発生する風圧でダクト13から排出している。この破砕装置4は、回転軸9の向きを、図2に示すように、樹木破砕機1の前進方向と直角にして、回転板12を前進方向に沿った面内で回転するようにフレーム2上に取付けている。この実施形態では、図3に示すように、前進方向に向かってフレーム2の右側に破砕装置4を前後方向に配置している。このことにより、図3に示すように、投入口3は、前進方向に向かって、フレーム2の左側の後部に位置している。
駆動源5は、この実施形態では、エンジンで形成され、走行輪6や破砕装置4等をエンジンで回転駆動する。駆動源5は前進方向向かって回転軸16を左右方向に配置している(図2参照)。この駆動源5の回転軸16と、破砕装置4の回転軸9との間に、駆動ベルト17が掛け渡されている。駆動ベルト17は、この実施形態では、図1に示すように、回転軸9,16にプーリ18,19をそれぞれ取付け、プーリ18,19間に掛け渡して取付けられ、駆動源5の回転力を破砕装置4の回転軸9に伝達する。
また、投入口3と破砕装置4との間には、投入された被破砕物を破砕装置4に送る送込装置21を設けている。この実施形態では、送込装置21は、被粉砕物を破砕装置4の回転板12に押しつける送りローラ22と、送りローラ22を回転させる油圧モータ23とから構成している。油圧モータ23は、駆動源5に連結された油圧ポンプ24から送出される作動油を流して回転を制御している。油圧ポンプ24は、吸込側をタンク25に接続し、吐出側を油圧モータ23の作動油供給管路26に接続している。
油圧モータ23の作動油供給管路26には、図4に示すように、手動切換弁27と、方向切換弁28とを設けている。手動切換弁27は、3位置切換弁であり、そのレバーを操作することにより、油圧ポンプ24からの作動油を油圧モータ23の正転側、または逆転側に供給するか、あるいは、戻り管路29側へアンロードする。すなわち、手動切換弁27により、油圧モータ23の正転、逆転、停止を制御できるようになっている。
方向切換弁28は、油圧ポンプ24による作動油の流量が少ないときに中立状態、作動油の流量が多いときに作動状態とする2位置切換弁である。この方向切換弁28は、図5に示すように、作動油の流入側となる入力ポート28Pと、作動油の流出側となる第1出力ポート28A、および第2出力ポート28Tと、第1分岐通路孔30と、第2分岐通路31と、圧縮ばね32とを備えている。
方向切換弁28は、この実施形態では、図6、図7に示すように、入力ポート28P、第1出力ポート28A、第2出力ポート28Tがバルブ33に形成され、バルブ33内の一端側に油溜室34、他端側にばね32を配設して、スプール35をバルブ33内に往復動可能に配設している。具体的には、この実施形態では、スプール35を往復動可能に内嵌するバルブ33の内周壁に、図6、図7の左から右へ入力ポート28Pと連通する第1油室36、第1出力ポート28Aと連通する第2油室37、第2出力ポート28Tと連通する第3油室38を設けている。バルブ33の両端はプラグ39,40をねじ込んで取付けている。前記油溜室34は、入力ポート28Pから供給される作動油が溜まる室で、前記プラグ39とスプール35の端部間並びにスプール35の端部側に形成された室34a、34b、34c及びバルブ33の空間34dで形成されている。スプール35は、ばね32により油溜室34側に附勢されている。
スプール35内には、連通路41が形成されており、一端41aが少なくとも二股に分岐してそのうちの第1分岐通路30がスプール35の端面において前記油溜室34に臨んで常時開口している。また、連通路41の第2分岐通路31がスプール35の周面に開口してスプール35が前記油溜室34側に往動した状態で油溜室34に臨んで開口すると共にスプール35がばね32に抗して復動した状態でバルブ33の内周壁によって閉塞されるようになっている。また、連通路41の他端41bにスプール35の周面の所定位置に開口42,43を形成している。開口42は第2油室37と連通し、開口43は第3油室38と連通する。開口43は、前記ばね32の挿入用の開口にもなっていて、ばね32の一端が連通路41内に挿入されている。
方向切換弁28の中立状態とは、スプール35がばね32の力により油溜室34側へ移動している状態で、プラグ39とスプール35の端部が当接している。この時、開口42がバルブ33の内周壁で閉じられており、開口43と第三油室38が連通する。また、方向切換弁28の作動状態とは、図7に示すように、作動油の供給量が増大して、第1分岐通路30、第2分岐通路31を通過する流量による圧力差が増大し、スプール35がばね32の力に抗して反油溜室34側へ移動している状態で、プラグ40とスプール35の開口43の端部が当接して第三油室38との連通を閉じ、開口42と第2油室37が連通する。したがって、スプール35が中立状態に位置する時には、油溜室34に、第1分岐通路30と第2分岐通路31とで連通し、スプール35が作動状態に位置する時には、第2分岐通31をバルブ33の内周壁で閉じて、第1分岐通路30だけを連通する。
このような樹木伐採装置1は、図4に示すように、駆動源5と破砕装置4、油圧ポンプ24は連動しており、駆動源5の回転軸16の回転が速ければ、破砕装置4の回転軸9の回転速度、油圧ポンプ24の回転速度も速くなる。また、破砕装置4の回転軸9の回転速度が被破砕物を破砕する抵抗等で遅くなれば、駆動源5の回転軸16の回転も遅くなり、油圧ポンプ24の回転も遅くなる。すなわち、駆動源5、破砕装置4、油圧ポンプ24は、連動して回転数が早くなったり、遅くなったりする。
被破砕物を投入していない状態では、駆動源5の回転軸16を一定回転数で運転すると、動力伝達手段17により破砕装置4の回転軸9は回転数R1以上で回転して刃11を回転する。また、同時に油圧ポンプ24も回転させられ、油圧ポンプ24から作動油を流量Q1以上で吐出する。この回転数R1により作動油の流量がQ1以上となると、方向切換弁28の油溜室33にQ1の流量が流れて、第1分岐通路30、第2分岐通路31を通過する流量による圧力差が増大し、ばね32の力に抗してスプール35を復動させて方向切換弁28を作動状態する。この結果、油圧モータ23の作動油の流量Q1を油圧モータ23に供給して油圧モータ23を回転させ、送込装置21を作動させる。
そして、この状態で伐採された樹木や剪定された枝などの被破砕物を投入口3に投入すると、被破砕物が送込装置21によって破砕装置4の回転板12に押しつけられ刃11によりチップ状に破砕され、ダクト13から排出される。
この時、破砕作業時に破砕装置4の負荷が増大すると破砕装置4と同期して駆動源5の回転が落ち、回転軸16の回転がR2に下がり、油圧ポンプ24から吐出される作動油の流量がQ2以下にまで下がる。作業油の流量がQ2以下となると、第1分岐通路30を通過する流量による圧力差が減少し、方向切換弁28のスプール35を押圧する力が弱くなり、ばね31の力でスプール35が往動し中立状態となる。方向切換弁28が中立状態になると、作動油は方向切換弁28の第2出力ポート28Tから手動切換弁27に流れて、タンク25へと流れる。この結果、油圧モータ23への作動油の供給が停止して、送込装置21が一時的に停止する。
送込装置21が停止することにより、破砕装置4の回転軸9の負荷が低下するので、これにより、駆動源5の回転軸16の回転が上昇に転じて回転数R1以上に回復すると、油圧ポンプ24から流量Q1以上の作動油を方向切換弁28の入力ポート28Pに吐出する。方向切換弁28の入力ポート28Pと連通している油溜室34に作動油の流量Q1以上が流入すると、当初は油溜室34から第1分岐通路30,第2分岐通路31,連通路41,開口43、第3油室38、第2出力ポート28Tへ作動油が流れるが、油溜室34側の第1分岐通路30、第2分岐通路31を通過する流量による圧力差による力がばね31の力よりも大きくなると、スプール35をばね31の力に抗して復動させ方向切換弁28を再び作動状態にする。
油圧ポンプ24から吐出される作動油の流量Qは、駆動源5の回転軸16の回転数の増減により、増減する。このため、方向切換弁28の作動は、図8に示すようになる。
a;作動油の流量が増加する場合(回転軸16の回転数が上がる場合)
a−1;作動油の流量がQ1未満の場合
作動油は、入力ポート28P→第1油室36→油溜室34→第1分岐通路30,第2分岐通路31→連通路41→開口43→第3油室38→第2出力ポート28Tへと流れて、タンク25へ作動油を戻している。この時、第1分岐通路30,第2分岐通路31の圧力損失をP1、スプール35の断面積をAとすると、P1×A<ばね力Fb1(Fb1は、方向切換弁28を中立状態に保持するばね32の力)の関係にある。
a−2;作動油の流量がQ1以上の場合
作動油は、入力ポート28P→第1油室36→油溜室34→第1分岐通路30→連通路41→開口42→第2油室37→第1出力ポート28Aと流れて、手動切換弁27を介して油圧モータ23→タンク25へと流れる。この時、第1分岐通路30の圧力損失をP2、スプール35の断面積をAとすると、P2×A>ばね力Fb2(Fb2は、方向切換弁28を作動状態から中立状態に戻すばね32の力)の関係にある。
b;作動油の流量が減少する場合(回転軸16の回転数が下がる場合)
b−1;作動油の流量がQ2以上の場合
作動油は、入力ポート28P→第1油室36→油溜室34→第1分岐通路30→連通路41→開口42→第2油室37→第1出力ポート28Aと流れて、手動切換弁27を介して油圧モータ23→タンク25へと流れる。この時、第1分岐通路30の圧力損失をP3、スプール35の断面積をAとすると、P3×A>ばね力Fb2(Fb2は、方向切換弁28を作動状態から中立状態に戻すばね32の力)の関係にある。
b−1;作動油の流量がQ2未満の場合
作動油は、入力ポート28P→第1油室36→油溜室34→第1分岐通路30,第2分岐通路31→連通路41→開口43→第3油室38→第2出力ポート28Tへと流れて、タンク25へ作動油を戻している。この時、第1分岐通路30,第2分岐通路31の圧力損失をP4、スプール35の断面積をAとすると、P4×A<ばね力Fb1(Fb1は、方向切換弁28を中立状態に保持するばね32の力)の関係にある。
また、方向切換弁28から自動的に作動油を供給している状態の時には、手動切換弁27を操作することにより、油圧モータ23の正転、逆転、停止の操作をすることができる。
以上説明したように、樹木破砕機1は、破砕装置4の回転軸9に駆動ベルト17を掛け渡した側に、投入口3を配置しているので、破砕装置4の回転軸9に作用する力は、回転軸9の一端側において駆動ベルト17からの張力として発生する力F1(図1,図2で示すF1の方向)と、回転軸9の同じ一端側において破砕装置4の刃11が被破砕物との衝突により破砕時に受ける力の反力F2(図1,図2で示すF2の方向)となる。このように図1,図2に示すように、回転軸9の同一端部側で力F1,F2を受けるので、力F1,F2が互いに一部相殺される結果となり、回転軸9をこじるような力が発生せず、軸受に過大な力が掛かることがなく、騒音や振動を小さくすることができる。
また、破砕装置4の負荷が増大し、油圧ポンプ24からの作動油の流量がQ2以下に減少したときは、油圧モータ23への作動油の供給を停止し、破砕装置4の負荷を軽減する。破砕装置4の負荷が軽減されると、駆動源5の回転軸16の負荷も軽減されて、回転軸16の回転数が上昇し、この回転数の上昇が所定値R1以上となると、方向切換弁28の油溜室33の作動油の流量がQ1以上となってばね32の力に抗してスプール35を切換えて、油圧モータ23へ作動油を流量Q1以上で供給して、油圧モータ23を回転させる。したがって、破砕装置4の破砕性能低下を防止でき安定した破砕ができる。また、破砕時に回転軸9をこじる力が働かないので、こじりによる回転軸9の回転数変動を少なくして、方向切換弁28の切換え回数を少なくすることができる。
以上、本発明の一実施形態に係る樹木破砕機を説明したが、本発明に係る樹木破砕機は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、実施形態では、破砕装置4の回転軸9を駆動源5の回転軸16で回転させたが、油圧ポンプ24の作動油で回転する油圧モータの回転軸と破砕装置4の回転軸9を動力伝達手段で連結することもできる。また、送込装置21を送りローラと油圧モータで構成したが、コンベアと油圧モータで構成してもよい。また、方向切換弁28においては、第1分岐通路だけとして、ばね力を2段階に変化させても、分岐通路を細長い通路で断面積を変化させてもよい。
樹木破砕機の概略側面図である。 樹木破砕機の概略背面図である。 樹木破砕機の概略平面図である。 樹木破砕機のシステム概要図である。 方向切換弁の記号回路図である。 方向切換弁の中立状態を示す断面図である。 方向切換弁の作動状態を示す断面図である。 油圧ポンプに流れる作動油の流量と駆動源回転軸の回転数の関係を示すグラフである。 従来の樹木破砕機の破砕装置の回転軸に働く力を説明する模式平面図である。 図9の模式正面図である。
符号の説明
1 樹木破砕機
2 フレーム
3 投入口
4 破砕装置
5 駆動源
9 回転軸
11 刃
12 回転板
13 ダクト
16 回転軸
17 駆動ベルト
18,19 プーリ
21 送込装置
23 油圧ポンプ
24 油圧ポンプ
26 作動油供給管路
28 方向切換弁


Claims (1)

  1. 被破砕物を破砕する刃を回転軸の外周に取付けた破砕装置と、破砕装置の回転軸の一端側に掛け渡され回転軸に駆動源からの回転力を伝達する駆動ベルトと、回転軸の駆動ベルトを掛け渡した側に配置され、破砕装置の刃の回転軌跡内に連通した被破砕物の投入口と、前記投入口と破砕装置との間に配設され、被破砕物を破砕装置に送る送込装置と、この送込装置を駆動する油圧モータと、駆動源に連結されて作動油を油圧モータへ供給する油圧ポンプと、作動油の供給量が所定値以下になったとき油圧モータへの作動油の供給を停止させる方向切換弁とを備え、前記方向切換弁は、油圧ポンプから油圧モータへの作動油の供給量が減少し所定値以下に低下したとき油圧モータに対する作動油の供給を停止する方向に切換えて油圧ポンプに連動する破砕装置の負荷を軽減し、これによって油圧ポンプの回転数が所定回転数まで回復したときに油圧モータに作動油を供給する方向に切換えるようにした樹木破砕機。
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