JP4737804B2 - 音声信号処理装置及び信号処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮想音像定位処理を行うようにした音声信号処理装置及び信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、動作センサを用い仮想音像定位を行うようにした音声映像再生装置が数多く提案されている。例えば頭外仮想音像定位ヘッドホンのように、リスナの頭部の回転角度を検出して、デジタル信号処理により検出された角度データに対応して音声信号を頭外に仮想音像定位させるための信号処理を施すようにしたものが提案されている。
【0003】
この従来の、角度データに対応した音声信号を頭外に仮想音像定位させるための信号処理を施すようにした音声信号処理装置につき、図6〜図10を用いて以下説明する。図6はヘッドホン受聴において音像の定位位置がリスナの前方におかれた2個のスピーカが放音しているのと同じ位置に仮想音像定位させるようにした、回転角度検出機能を有した音声信号処理装置の構成図である。
【0004】
この図6においては、回転角度を検出する角速度センサ1が取り付けられた左及び右スピーカ2L及び2Rを有するヘッドホン2が例えばリスナの頭部の回転により、回転運動が生じたとき、この角速度センサ1はその角速度に比例した電圧のアナログ検出信号を出力する。この角速度センサ1よりの検出信号を高域の不用成分を除去する帯域制限フィルタ3を介して、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器4に供給する。
【0005】
このA/D変換器4の出力側に得られるアナログの検出信号をデジタル化した、デジタル検出信号をマイクロプロセッサ5に供給する。このマイクロプロセッサ5においてはこの角速度のデジタル検出信号を積分して角度データに演算する。このマイクロプロセッサ5においては、この角度データから実際に音像を定位させるための回転角度が算出され対応する信号処理データをデジタル信号処理回路6に供給する。
【0006】
一方、音声信号入力端子7及び8に供給される音源からの音声信号を夫々アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器9及び10を介して、このデジタル信号処理回路6に供給する如くする。
【0007】
このデジタル信号処理回路6ではマイクロプロセッサ5で算出された角度データに対応して必要となる音声信号を頭外に仮想音像定位させるための音声処理を施し、その結果の右及び左音声信号をデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器11R及び11Lに供給する。
【0008】
このD/A変換器11R及び11Lによりアナログ信号に変換された右及び左音声信号を夫々電力増幅器12R及び12Lを介してヘッドホン2の右及び左スピーカ2R及び2Lに供給し、これを聴取するリスナに最適の頭外仮想音像定位する信号を与える如くする。この角速度センサ1はこのヘッドホン2に取り付けられ、このリスナの頭の回転を検出する如くする。
【0009】
このデジタル信号処理回路6をリスナの動きに応じて変化する部分と制止する部分とに分割して示すと図8に示す如くであり、この図8において、7a及び8aは音声入力端子7及び8よりの夫々のデジタル化された音声信号が供給される入力端子を示し、この入力端子7aに供給されるデジタルの音声信号をデジタルフィルタ13を介して加算器17に供給すると共にこの入力端子7aに供給される音声信号をデジタルフィルタ14を介して加算器18に供給する。
【0010】
また入力端子8aに供給されるデジタルの音声信号をデジタルフィルタ15を介して加算器17に供給すると共にこの入力端子8aに供給されるデジタルの音声信号をデジタルフィルタ16を介して加算器18に供給する。この場合このデジタルフィルタ13,14,15及び16は例えばFIRフィルタで構成する。
【0011】
ここで各デジタルフィルタ13,14,15及び16は、夫々図7に示す音像定位の原理図におけるスピーカSL及びSRからリスナMが一定方向を向いている場合の両耳に至る伝達関数HRR,HRL,HLR及びHLLを実現するものである。
【0012】
またデジタルフィルタ13及びデジタルフィルタ15の夫々の出力が加算器17で加算され、この加算信号が時間差付加回路19に供給され、またデジタルフィルタ14及びデジタルフィルタ16の夫々の出力が加算器18で加算されこの加算信号が時間差付加回路20に供給される。またこの時間差付加回路19及び20の夫々出力信号を夫々レベル差付加回路21及び22を介して夫々D/A変換器11R及び11Lに夫々供給する如くする。
【0013】
この場合、時間差付加回路19及び20の夫々の制御端子19a及び20aとレベル差付加回路21及び22の夫々の制御端子21a及び22aとにリスナの頭が動くことによりなる伝達関数の変化を両耳に到達する信号の時間差とレベル差とに着目した制御信号を供給する如くする。斯くする如くして簡略化を図るもので例えばリスナが頭部を右に回転した場合左耳に到達する信号は右耳に到達する信号に比べて早くなる。
【0014】
また、左耳は音源に近づき、右耳は音源から遠くなるため左耳に到達する信号のレベルは右耳に到達する信号に比べて高くなる。従って基準の位置に対するこの変化分のみをマイクロプロセッサ5により制御してやることによって動的な伝達関数を模擬することができる。
【0015】
左側用の時間差付加回路20で付加される遅延時間は図9の遅延時間特性の破線の特性曲線Tbで示され、右側用の時間差付加回路19で付加される遅延時間は図9の遅延時間特性の一点鎖線の特性曲線Taで示される。
【0016】
特性曲線Ta及びTbはリスナMの頭部の回転方向に対して全く逆の増減方向を持つ曲線となっている。これによりリスナMが前方180°の範囲内に置かれた音源からの音を頭を左右に回転させながら聞いた場合と同様の音源から両耳までの時間変化がヘッドホンを用いた場合でもヘッドホンに付加されることになる。
【0017】
また左側用のレベル差付加回路22で付加されるレベル差は図10の相対レベル特性の一点鎖線の特性曲線Laで示され、右側用のレベル差付加回路21で付加されるレベル差は図10の相対レベル特性の破線の特性曲線Lbで示される。この図10は頭の回転位置が0°の状態からの相対レベルを示している。
【0018】
この特性曲線La及びLbはリスナMの頭部の回転方向に対して全く逆の増減方向を持つ曲線となっている。即ち、レベル差付加回路22では特性曲線Laのレベル変化が付加され、レベル差付加回路21では特性曲線Lbのレベル変化が付加されるので前方の音源を実際に聞くのと同様の音量変化がヘッドホンの装着者においても付加される。
【0019】
以上の説明は音像をリスナMの前方に定位させる方法を述べたが回転方向によって選ぶ特性の変化方向を逆にすることによりリスナMの後方に対しても音像を定位させることができる。また、音源の数も任意のチャンネル数に対して処理することができる。
従って、リスナMの前方及び後方に質の高い仮想音像を定位させることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら上述構成で用いている回転角度インターフェースではマイクロプロセッサ5の外部に帯域制限フィルタ3、A/D変換器4、オフセット除去フィルタ等の付加回路を必要とし、なおかつ、計算された角度データによって信号処理をするデジタル信号処理回路6にその角度データを送信する必要があった。
【0021】
また上述したようにセンサを用いて検出を行うようにした場合、センサや増幅器、更にA/D変換器に特有のDCオフセットのばらつきや変動が発生するため、正確な角度や変位の計算を行うことができないという不都合があった。
【0022】
また上述構成では回路規模が大きくなり実相面積が大きくなり、高価となる不都合もあり、またセンサの検出とその値を用いた信号処理とが別のデバイスであるマイクロプロセッサ5とデジタル信号処理回路6とでなされているため相互に通信処理を行う必要があった。
【0023】
本発明は斯る点に鑑み、正確な角度や変位の計算ができるようにすると共に回路規模を小型化するようにすることを目的とする。
【0024】
本発明音声信号処理装置は、入力音声信号を信号処理した出力信号をヘッドホン又は複数のスピーカにより再生することによりリスナの周辺の任意の位置に音像を定位させるように仮想音像定位処理するデジタル音声信号処理を行うデジタル信号処理回路を有する音声信号処理装置において、このリスナの動作の状態を検出するセンサよりのアナログ検出信号を1ビットのデジタル信号に変換するA/D変換器の全て、あるいはその構成要素の一部をデジタル信号処理回路内に構成し、A/D変換器から出力されたセンサの検出信号である1ビットのデジタル信号のサンプリングレートを、間引いたサンプリングレートである1kHzとなるように変換するデシメーションフィルタと、デシメーションフィルタからの出力信号から角度データを算出し、算出された角度データに応じて、入力音声信号の伝送特性を変化させて出力する制御信号形成回路とを、デジタル音声信号処理を行うデジタル信号処理回路が備えたものである。
【0025】
斯る本発明によればセンサの検出信号を入力音声信号と同時にデジタル信号処理回路に取り込むので、センサの検出信号に対する信号処理とこの音声信号に対する信号処理とを同じデバイスであるデジタル信号処理回路内で実現でき、ハードウェア間の通信が不用となる。
【0026】
またセンサのインターフェースは信号処理ソフトにより実現でき、デジタル信号処理回路内の演算によりオフセットを除去でき、デバイスのばらつきによる誤差がなく、また、外部に大容量のコンデンサ等を必要としない。
【0027】
また本発明角速度センサのインターフェース装置は、角速度センサよりのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、変換されたデジタルデータを積分する積分器と、積分されたデジタルデータから角度データを計算する角度演算器と、計算された角度データを保存するメモリとからなり、このメモリに保存された角度データは外部機器よりデジタルデータとして読み取れるようにした角速度センサのインターフェース装置において、このA/D変換器は1ビットで構成し、その全てあるいは一部をデジタル信号処理回路内に構成すると共にこのデジタル信号処理回路内にこの積分器、この角度演算器及びこのメモリを構成するようにしたものである。
【0028】
本発明によれば、角速度データとして入力される検出信号を角度データに変換して外部に取り出せるようにしたので、音声処理と同時にかつ同期して外部の処理(例えば、映像処理等)を行うことができ、外部機器での角速度センサのインターフェース装置及び角度変換処理が簡略化される。
【0029】
また本発明信号処理装置は、入力音声信号を信号処理した出力信号をヘッドホン又は複数のスピーカにより再生することによりリスナの周辺の任意の位置に音像を定位させるように仮想音像定位処理するデジタル信号処理回路を有する音声信号処理装置を設けると共にこのリスナの一方あるいは両方の目の前に映像を再生する映像表示装置を設け、このリスナの動作の状態を検出するセンサよりのアナログ検出信号をA/D変換器を介して、このデジタル信号処理回路に入力し、このセンサよりのアナログ検出信号の値又はこのアナログ検出信号を演算することにより導かれる値に応じてリアルタイムにこの入力音声信号の伝送特性を変化させて出力すると共にこの映像表示装置における表示内容あるいは表示位置を更新して出力するようにしたものである。
【0030】
斯る本発明によれば、リスナの一方あるいは両方の目の前に設けた映像表示装置における表示内容をリスナの動きに応じて変化させる場合、そのためのインターフェースを音声信号処理装置に搭載されたセンサのインターフェース処理で行うことができ、簡単な構成で映像と音声とを同時に変化させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下図1及び図2を参照して本発明音声信号処理装置、角速度センサのインターフェース装置及び信号処理装置の実施の形態の例につき説明しよう。この図1、図2において図6及び図8に対応する部分には同一符号を付して示す。
【0032】
図1例はヘッドホン受聴において、音像の定位位置がリスナの前方におかれた2個のスピーカが放音しているのと同じ位置に仮想音像定位させるようにした音声信号処理装置である。
【0033】
この図1例においては、回転角度を検出する角速度センサ1が取りつけられた左及びみぎスピーカ2L及び2Rを有するヘッドホン2が例えばリスナの頭部の回転により、回転運動が生じたとき、この角速度センサ1はその角速度に比例した電圧のアナログ検出信号を出力する。
【0034】
この角速度センサ1として例えば周知の圧電振動ジャイロを用いる。この電圧振動ジャイロは、簡単な構成で確実に回転角度を検出することができ、この圧電振動ジャイロは、小型軽量に構成でき、更に消費電力の低減を図ることができる。
【0035】
この角速度センサ1よりの検出信号を高域の不用成分を除去する帯域制限フィルタ3及びインターフェースを構成する1ビットA/D変換器30の一部30aを介してデジタル信号処理回路31に供給する。
【0036】
一方、例えば2チャンネルの音声信号入力端子7及び8に供給される音源からの音声信号を夫々アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器9及び10を介して、このデジタル信号処理回路31に供給する如くする。
【0037】
このデジタル信号処理回路31においては、後述する如く角度データに対応して必要となる音声信号を頭外に仮想音像定位させるための信号処理を施し、その結果の右及び左音声信号をデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器11R及び11Lに供給する。
【0038】
このD/A変換器11R及び11Lによりアナログ信号に変換された右及び左音声信号を夫々電力増幅器12R及び12Lを介してヘッドホン2の右及び左スピーカ2R及び2Lに供給し、これを聴取するリスナに最適の頭外仮想音像定位する音声信号を与える如くする。
【0039】
本例においては、デジタル信号処理回路31を図2の機能ブロックで示す如く構成する。この図2において、7a及び8aは音声信号入力端子7及び8よりの夫々のデジタル化された音声信号が供給される入力端子を示す。
【0040】
この入力端子7aに供給されるデジタルの音声信号を図9と同様に、例えばFIRフィルタで構成したデジタルフィルタ13を介して加算器17に供給すると共にこの入力端子7aに供給されるデジタルの音声信号を例えばFIRフィルタで構成したデジタルフィルタ14を介して加算器18に供給する。
【0041】
また入力端子8aに供給されるデジタルの音声信号を例えばFIRフィルタで構成されるデジタルフィルタ15を介して加算器17に供給すると共にこの入力端子8aに供給されるデジタルの音声信号を例えばFIRフィルタで構成されるデジタルフィルタ16を介して加算器18に供給する。
【0042】
この各デジタルフィルタ13,14,15及び16は、夫々図7に示す音像定位の原理図におけるスピーカSL及びSRからリスナMが一定方向を向いている場合の両耳に至る伝達関数HRR,HRL,HLR及びHLLを実現するものである。
【0043】
また、デジタルフィルタ13及びデジタルフィルタ15の夫々の出力が加算器17で加算され、この加算信号が時間差付加回路19に供給され、またデジタルフィルタ14及びデジタルフィルタ16の夫々の出力が加算器18で加算され、この加算信号が時間差付加回路20に供給される。また、この時間差付加回路19及び20の夫々の出力信号を夫々レベル差付加回路21及び22を介して夫々D/A変換器11R及び11Lに夫々供給する如くする。
【0044】
また本例においては、角速度センサ1のアナログの検出信号を高域の不用成分を除去する帯域制限フィルタ3を介して1ビットA/D変換器30である1ビットΔΣ型A/D変換器を構成する加算器30bに供給する。この1ビットΔΣ型A/D変換器30は加算器30bの出力信号を積分器30cを介してデジタル信号処理回路31内に構成した量子化器30dに供給し、この量子化器30dの出力信号を1サンプル遅延器30eを介して加算器30bに供給する如くしたものである。
【0045】
この場合、角速度センサ1の検出信号を音声信号処理と同じデジタル信号処理回路31内に構成した1ビットA/D変換器30により取り込んでいるので、デジタル信号処理回路31の1ビットポートによりデータを入力することができ、構成簡単で高精度の角速度センサのインターフェースを実現できる。
【0046】
この1ビットA/D変換器30の出力信号をローパスフィルタ32により帯域を制限して、サンプリングレートを変換するデシメーションフィルタ33に供給する。このデシメーションフィルタ33においてはサンプリング周波数を例えば48kHzから間引いて1kHzとする如くする。
【0047】
このデシメーションフィルタ33の出力信号を超低域即ちオフセットを除去するハイパスフィルタ34を介して積分回路35に供給し、この積分供給35で角度データを得る如くする。この積分器35に得られる角度データを角度演算器及びメモリより成る制御信号形成回路36に供給する。
【0048】
この制御信号形成回路36はリスナの頭が動くことにより伝達関数の変化を両耳に到達する信号の時間差とレベル差とに着目した制御信号を形成する。
【0049】
この制御信号形成回路36で形成した制御信号を時間差付加回路19及び20とレベル差付加回路21及び22とに夫々供給する如くする。例えばリスナが頭部を右に回転した場合左耳に到達する信号は右耳に到達する信号に比べて早くなる。
【0050】
また、左耳は音源に近づき、右耳は音源から遠くなるため左耳に到達する信号のレベルは右耳に到達する信号に比べて高くなる。従って基準の位置に対するこの変化分のみをこの制御信号により制御してやることによって動的な伝達関数を模擬することができる。
【0051】
左側用の時間差付加回路20で付加される遅延時間は図9の遅延時間特性の破線の特性曲線Tbで示され、右側用の時間差付加回路19で付加される遅延時間は図9の遅延時間特性の一点鎖線の特性曲線Taで示される。
【0052】
特性曲線Ta及びTbはリスナMの頭部の回転方向に対して全く逆の増減方向を持つ曲線となっている。これによりリスナMが前方180°の範囲内に置かれた音源からの音を頭を左右に回転させながら聞いた場合と同様の音源から両耳までの時間変化がヘッドホンを用いた場合でもヘッドホンに付加されることになる。
【0053】
また左側用のレベル差付加回路22で付加されるレベル差は図10の相対レベル特性の一点鎖線の特性曲線Laで示され、左側用のレベル差付加回路21で付加されるレベル差は図10の相対レベル特性の破線の特性曲線Lbで示される。この図10は頭の回転位置が0°の状態からの相対レベルを示している。
【0054】
この特性曲線La及びLbはリスナMの頭部の回転方向に対して全く逆の増減方向を持つ曲線となっている。即ち、レベル付加回路22では特性曲線Laのレベル変化が付加され、レベル差付加回路21では特性曲線Lbのレベル変化が付加されるので前方の音源を実際に聞くのと同様の音量変化がヘッドホンの装着者においても付加される。
【0055】
以上の説明は音像をリスナMの前方に定位させる方法を述べたが回転方向によって選ぶ特性の変化方向を逆にすることによりリスナMの後方に対しても音像を定位させることができる。また、音源の数も任意のチャンネル数に対して処理することができる。
【0056】
本例によれば角速度センサ1の検出信号を入力音声信号と同時にデジタル信号処理回路31に取り込むので、角速度センサ1の検出信号に対する信号処理とこの音声信号に対する信号処理とを同じデバイスであるデジタル信号処理回路31内で実現できハードウェア間の通信が不用となり回路規模を小形化できると共にオフセット等をなくすことができ、正確な計算ができる。
【0057】
また本例によれば角速度センサ1のインターフェースを構成する1ビットA/D変換器30の一部をデジタル信号処理回路31内に取り込む如くしたのでデジタル信号処理回路の1ビットポートによりこの角速度センサ1の検出信号を入力することができ、構成が簡単で安価になり高精度の角速度センサのインターフェースが実現できる。
【0058】
また上述例では角速度センサ1の検出信号を1ビットΔΣ型A/D変換器によって取り込む如くしたのでデジタル信号処理回路31の1ビットポートにより入力することができ、ΔΣ変換処理により実質的な変換精度を格段に向上させることができ、極めて高精度な角速度センサのインターフェースを実現することができる。
【0059】
また図3及び図4は本発明の実施の形態の他の例を示す。この図3及び図4につき説明するに図1及び図2に対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0060】
図3例においては、リスナの両目(片目でも良い)に映像表示装置40例えばヘッドマウントディスプレイを装着する如くし、映像信号入力端子41よりの映像信号を映像信号処理回路42に供給し、この映像信号処理回路42で信号処理された映像信号をこの映像表示装置40に供給する如くする。
【0061】
また本例においてはデジタル信号処理回路31において、図4に示す如く、制御信号形成回路36に外部出力端子36aを設け、この制御信号形成回路36に得られるデジタルの角度データを映像信号処理回路42に供給する如くする。このときは角速度データを角度データに変換したものを出力する。
【0062】
この場合、この映像信号処理回路42への角度データの供給は外部機器である映像信号処理回路42の要求により供給するか又は、一定周期で供給する如くする。
【0063】
この映像信号処理回路42はこの角度データに応じて映像表示装置40における表示内容あるいは表示位置を更新する如くする。この図3,図4例はその他は図1、図2例と同様に構成する。
【0064】
斯る図3、図4例においてはリスナの両目(片目でも良い)に装着した映像表示装置40における表示内容をリスナの動きに応じて変化させる場合、そのためのインターフェースを音声信号処理装置に搭載された角速度センサ1のインターフェース処理で行うことができ簡単な構成で映像と音声とを同時に変化させることができる。
【0065】
尚、上述例では1ビットA/D変換器30として1ビットΔΣ型A/D変換器を使用したが、この代りに図5に示す如くこの1ビットA/D変換器30としてデジタル信号処理回路31内に量子化器30dだけを設け、これにより構成するようにしても良い。この場合は1ビットA/D変換器30は全てがデジタル信号処理回路31内に形成されることになる。
【0066】
上述例ではセンサとして角速度センサを用いたがこの代りに地磁気方位センサを用いても良い、この地磁気方位センサを用いたときは簡単な構成で確実に回転角度を検出することができる。
【0067】
また、このセンサとして傾斜センサを用いても良い。この傾斜センサを用いたときは簡単な構成で確実に傾斜角度を検出することができる。
【0068】
また、センサとして速度センサ又は加速度センサを用い、A/D変換された速度又は加速度データから変位データを計算し、この計算された変位データを使用するようにしても良い。この変位データを外部にデジタル信号として出力するようにしても良い。
この場合、音声処理と同時かつ同期して外部機器の処理(例えば映像処理等)を行うことができ、かつ外部機器でのセンサのインターフェース及び速度−変位変換処理が簡略化できる。
【0069】
またこのセンサを複数個設け、この複数個のセンサの検出信号の処理を同一のデジタル信号処理回路31で行うようにしても良い。
この場合、複数個のセンサの検出信号を1個のデジタル信号処理回路31内に取り込んで処理できるので、より自由度の高い動作の検出を1個のデバイスで行うことができる。
【0070】
また本発明は上述例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】
本発明によればセンサの検出信号を入力音声信号と同時にデジタル信号処理回路に取り込むので、センサの検出信号に対する信号処理とこの音声信号に対する信号処理とを同じデバイスであるデジタル信号処理回路内で実現でき、ハードウェアの通信が不用となり、回路規模を小形化できると共にオフセット等をなくすことができ正確な計算ができる。
【0072】
またセンサのインターフェースは信号処理ソフトにより実現でき、デジタル信号処理回路内の演算によりオフセットを除去でき、デバイスのばらつきによる誤差がない。
【0073】
また、本発明によれば、角速度データとして入力される検出信号を角度データに変換して外部に取り出させるようにしたので、音声処理と同時にかつ同期して外部の処理(例えば、映像処理等)を行うことができ、外部機器での角速度センサのインターフェース装置及び角度変換処理が簡略化することができる。
【0074】
また本発明によれば、リスナの一方あるいは両方の目の前に設けた映像表示装置における表示内容をリスナの動きに応じて変化させる場合、そのためのインターフェースを音声信号処理装置に搭載されたセンサのインターフェース処理で行うことができ、簡単な構成で映像と音声とを同時に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明音声信号処理装置の実施の形態の例を示す構成図である。
【図2】図1例のデジタル信号処理回路の例を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明信号処理装置の実施の形態の例を示す構成図である。
【図4】図3例のデジタル信号処理回路の例を示す機能ブロック図である。
【図5】デジタル信号処理回路の他の例を示す機能ブロック図である。
【図6】従来の音声信号処理装置の例を示す構成図である。
【図7】音像定位の原理を説明するための構成図である。
【図8】従来のデジタル信号処理回路の例を示す機能ブロック図である。
【図9】本発明の説明に供する線図である。
【図10】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1‥‥角速度センサ、2‥‥ヘッドホン、7,8‥‥音声信号入力端子、9,10‥‥A/D変換器、11R,11L‥‥D/A変換器、12R,12L‥‥電力増幅器、13,14,15,16‥‥デジタルフィルタ、17,18‥‥加算器、19,20‥‥時間差付加回路、21,22‥‥レベル差付加回路、30‥‥1ビットA/D変換器、31‥‥デジタル信号処理回路、32‥‥ローパスフィルタ、33‥‥デジメーションフィルタ、34‥‥ハイパスフィルタ、35‥‥積分器、36‥‥制御信号形成回路

Claims (6)

  1. 入力音声信号を信号処理した出力信号をヘッドホン又は複数のスピーカにより再生することによりリスナの周辺の任意の位置に音像を定位させるように仮想音像定位処理するデジタル音声信号処理を行うデジタル信号処理回路を有する音声信号処理装置において、
    前記リスナの動作の状態を検出する角速度センサよりのアナログ検出信号を、前記デジタル信号処理回路内に構成要素の一部を配置したΔΣ型A/D変換器に供給し、
    前記ΔΣ型A/D変換器の出力信号の帯域を制限するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタが出力するデジタル信号のサンプリングレートを間引くデシメーションフィルタと、
    前記デシメーションフィルタによって間引かれた後のデジタル信号から、超低域成分を除去する超低域成分フィルタと、
    前記超低域成分フィルタからの出力信号から角度データを算出する積分回路と、
    前記積分回路で算出された角度データに応じて、前記入力音声信号の伝送特性を変化させる制御信号形成回路とを、
    デジタル音声信号処理を行う前記デジタル信号処理回路内に設けた
    音声信号処理装置。
  2. 前記デジタル信号処理回路に得られるデジタル変換されたデジタル検出信号を映像信号処理回路に出力できるようにした
    請求項記載の音声信号処理装置。
  3. 前記デジタル信号処理回路に取り込んだ前記角速度センサの検出信号を別の単位系に変換したデジタル検出信号として映像信号処理回路に出力できるようにした
    請求項記載の音声信号処理装置。
  4. 前記映像信号処理回路への出力は、この映像信号処理回路からの要求によって出力するようにした
    請求項記載の音声信号処理装置。
  5. 前記映像信号処理回路への出力は一定周期で出力するようにした
    請求項3又は4記載の音声信号処理装置。
  6. 入力音声信号を信号処理した出力信号をヘッドホン又は複数のスピーカにより再生することによりリスナの周辺の任意の位置に音像を定位させるように仮想音像定位処理するデジタル音声信号処理を行うデジタル信号処理回路を有する音声信号処理装置を設けると共に前記リスナの一方あるいは両方の目の前に映像を再生する映像表示装置を設け、
    前記リスナの動作の状態を検出する角速度センサよりのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するΔΣ型A/D変換器の一部を前記デジタル信号処理回路内に構成し、
    前記ΔΣ型A/D変換器の出力信号の帯域を制限するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタが出力するデジタル信号のサンプリングレートを間引くデシメーションフィルタと、
    前記デシメーションフィルタによって間引かれた後のデジタル信号から、超低域成分を除去する超低域成分フィルタと、
    前記超低域成分フィルタの出力信号から角度データを算出する積分回路と、
    前記積分回路で算出された角度データに応じて前記入力音声信号の伝送特性を変化させて出力する制御信号形成回路とを、デジタル音声信号処理を行う前記デジタル信号処理回路内に設けると共に、
    前記映像表示装置における表示内容あるいは表示位置を更新して出力するようにした信号処理装置。
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