JP4729945B2 - トップオープン型紙箱 - Google Patents

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本発明は、菓子類などの収納物を取り出すときに、破断用ミシン目線で天面板に形成された蓋部を開口するトップオープン型紙箱に関するものである。
従来、トップオープン型紙箱(10)は、例えば図4に示すように、天面板(120)と底面板(140)と前側面板(外側が110,内側が150)と後側面板(130)と左側面板(外側が180,内側が160)と右側面板(外側が190,内側が170)とからなる方形の箱であり、前側面板(110)に破断用ミシン目線(111)で蓋部つまみ片(112)を形成し、この蓋部つまみ片を形成する破断用ミシン目線(111)に連続させて、天面板(120)に破断用ミシン目線(121)で蓋部(122)を形成するものであった。そして、収納物を取り出すときには、前側面板の蓋部つまみ片の先端部を指で摘んで上方へ引っ張って破断用ミシン目線(111)を破断し、さらに、蓋部つまみ片を後方上方へ引っ張って天面板の破断用ミシン目線(121)を破断し、蓋部を開いて天面板を開口するものであった。
しかしながら、上述した従来のトップオープン型紙箱の蓋部は、天面板の後方端と後側面板の上方端とが位置する形成された図4に示す直線の折り目線(106)を介して開閉するものであり、この折り目線が直線であるため、開いた蓋部が、収納物を取り出すために、蓋部つまみ片から指を離すと、閉じる方向へ移動することがあり、天面板の開口が狭くなり収納物を取り出しにくいことがあった。
本発明は、上述の従来のトップオープン型紙箱の問題点を解決したものであり、蓋部を開いたときに、蓋部が開ききった状態で固定され、天面板の開口部から収納物を取り出し易いトップオープン型紙箱を提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、天面板と底面板と前後左右の側面板とからなる方形の紙箱であって、天面板に破断用ミシン目線で開口可能に蓋部が形成し、この蓋部が天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に形成された折り目線を介して開閉し、この折り目線の形状が円弧状であり、蓋部を開口したときに、蓋部が開口された状態で固定されることを特徴とするトップオープン型紙箱である。
そして、本発明の第2の発明は、天面板と底面板と前後左右の側面板とからなる方形の紙箱であって、前側面板の上方端と天面板の前方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、後側面板の下方端と底面板の後方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、底面板の前方端と前側板の下方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、天面板に破断用ミシン目線で開口可能に形成された蓋部を開口したときに、蓋部が開口された状態で固定されることを特徴とするトップオープン型紙箱である。
本発明のトップオープン型紙箱は、蓋部が天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に形成された円弧状の折り目線を介して開閉するものであり、蓋部を垂直より後方
へ開くと、蓋部が円弧状の折り目線位置で後方へ反転し、同時に後側面板が円弧状の折り目線位置で前方へ変形し反発力が生じて、図2に示すように、蓋部(122)がほぼ垂直位置で固定される。なお、後側面板の反発力は、材質が紙なのでそれ程大きいものでなく、容易に蓋部を前方へ閉じることができ、蓋部を垂直より後方へ開くと、蓋部が折り目線位置で後方へ反転し、同時に後側面板が折り目線位置で前方へ元の形状へ復元し、反発力は消滅する。
次に、本発明のトップオープン型紙箱の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
本実施形態のトップオープン型紙箱は、図1(a)又は(b)に示すように、天面板(120)と底面板(140)と前側面板(外側が110,内側が150)と後側面板(130)と左側面板(外側が180,内側が160)と右側面板(外側が190,内側が170)とからなる方形の箱であり、前側面板(110)に破断用ミシン目線(111)で蓋部つまみ片(112)を形成し、この蓋部つまみ片を形成する破断用ミシン目線(111)に連続させて、天面板(120)に破断用ミシン目線(121)で蓋部(122)を形成するものであり、また、図1(a)に示すように、前側面板(110)の上方端と天面板(120)の前方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線(101)を形成し、天面板の後方端と後側面板(130)の上方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線(102)を形成し、後側面板の下方端と底面板(140)の後方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、底面板の前方端と前側板(150)の下方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線(104)を形成するものである。
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。
まず、実施例のトップオープン型紙箱のブランクを打抜き加工により作製した。このブランク(100)は、坪量310g/m2 の板紙を基材とし、図3に示すように、外側の前側面板(110)の上方に、下方に膨らむ円弧状の折り目線(101)を介して天面板(120)を連設し、この天面板の左右側に、それぞれ直線の折り目線(181,191)を介して外側の左側面板(180)と外側の右側面板(190)を連設し、天面板の上方に、上方に膨らむ円弧状の折り目線(102)を介して裏側面板(130)を連設し、この裏側面板の左右側に、それぞれ直線の折り目線(132,134)を介して左側接着片(131)と右側接着片(133)を連設し、裏側面板の上方に、下方に膨らむ円弧状の折り目線(103)を介して底面板(140)を連設し、この底面板の左右側に、それぞれ直線の折り目線(161,171)を介して内側の左側面板(160)と内側の右側面板(170)を連設し、底面板の上方に、上方に膨らむ円弧状の折り目線(104)を介して内側の前側面板(150)を連設し、この内側の前側面板の上方に、下方に膨らむ円弧状の折り目線(105)を介して折込み片(155)を連設し、内側の前側面板の左右側に、それぞれ直線の折り目線(152,154)を介して左側接着片(151)と右側接着片(153)を連設するものであり、また、外側の前側面板(110)に破断用ミシン目線(111)で蓋部つまみ片(112)を形成し、この蓋部つまみ片を形成する破断用ミシン目線(111)に連続させて、天面板(120)に破断用ミシン目線(121)で蓋部(122)を形成し、蓋部つまみ片のほぼ中央位置に再封用引掛け(113)を切込みで形成し、この蓋部つまみ片の再封用引掛けと対応する内側の前側面板の位置に再封用切込み(156)を形成するものである。
次に、上述のブランクを、製箱機に装填し、製箱、収納物挿入、封止して実施例のトップオープン型紙箱を作製した。なお、充填機に装填された図3に示すブランク(100)は、まず、底面板(140)の上端の円弧状の折り目線(104)と左端の直線の折り目線(161)と右端の直線折り目線(171)と下端の円弧状の折り目線(103)とを内側へ折り曲げ、折込み片(155)を内側へ折込み、左側接着片(151)の外面と内側の左側面板(160)の内面とを貼着し、右側接着片(15)の外面と内側の右側面板(170)の内面とを貼着し、側接着片(13)の外面と内側の左側面板(160)の内面とを貼着し、右側接着片(133)の外面と内側の右側面板(170)の内面とを貼着して製箱し、この状態で、収納物を箱内容物に挿入し、そして、天面板(120)の上端の円弧状の折り目線(102)と左端の直線の折り目線(181)と右端の直線の折り目線(191)と下端の円弧状の折り目線(101)とを内側へ折り曲げ、外側の前側面板(110)の破断用ミシン目線(121)で形成された蓋部つまみ片(12)の左右外側の内面を、内側の前側面板(150)の外面に貼着し、外側の左側面板(180)の内面を内側の左側面板(160)の外面に貼着し、外側の右側面板(190)の内面を内側の右側面板(170)の外面に貼着して、収納物を収納するトップオープン型紙箱を封止するものである。
上述した実施例のトップオープン型紙箱は、図1(a)に示す外側の前側面板(110)に形成されている蓋部つまみ片(112)の先端部を指で摘んで、上方へ引っ張って破断用ミシン目線(111)を破断し、さらに、蓋部つまみ片を後方上方へ引っ張って天面板(120)の破断用ミシン目線(121)を破断すると、図2に示すように、蓋部(122)が形成されると同時に天面板(120)に開口部(123)ができた。蓋部は、天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に形成された円弧状の折り目線(102)を介して後方へ開き、ほぼ垂直より後方へ開くと、蓋部が折り目線位置で僅かな抵抗感をもって後方へ反転し、指を蓋部から離しても、蓋部がほぼ垂直位置で固定されていた。このため、天面板の開口部が大きく開き、収納物が取り出しやすかった。また、蓋部は、再封のために前方へ倒すと、僅かな抵抗感をもって、容易に閉じることができた。
なお、本発明のトップオープン型紙箱の天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に形成された円弧状の折り目線は、円弧の半径が小さくなるほど円みをもち、蓋部が円弧状の折り目線位置で後方へ反転したときの後側面板の変形による反発力が強くなるため、蓋部がしっかりと固定される。しかし、後側面板の変形による反発力が、あまり強くなり過ぎると、蓋の開閉がしにくくなった。
(a)は、本発明の一実施形態のトップオープン型紙箱に平面図であり、(b)は、正面図である。 図1のトップオープン型紙箱の外側の前側面板と天面板に形成する破断用ミシン目線を破断して、蓋部を開口したときに、蓋部が開口されたまま固定された状態を示す斜視図である。 本発明のトップオープン型紙箱の一実施形態のブランクの外側面からみた展開平面図である。 従来のトップオープン型紙箱の斜視図である。
符号の説明
10……トップオープン型紙箱
100……ブランク
101,102,103,104,105……円弧状の折り目線
106,132,134,152,154,161,171,181,191……直線の折り目線
110……外側の前側面板
111,121……破断用ミシン目線
112……蓋部つまみ片
113……再封用引掛け
120……天面板
122……蓋部
123……開口部
130……後側面板
131,151……左側接着片
133,153……右側接着片
140……底面板
150……内側の前側面板
155……折込み片
156……再封用切込み
160……内側の左側面板
170……内側の右側面板
180……外側の左側面板
190……外側の右側面板

Claims (2)

  1. 天面板と底面板と前後左右の側面板とからなる方形の紙箱であって、天面板に破断用ミシン目線で開口可能に蓋部が形成し、この蓋部が天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に形成された折り目線を介して開閉し、この折り目線の形状が円弧状であり、蓋部を開口したときに、蓋部が開口された状態で固定されることを特徴とするトップオープン型紙箱。
  2. 天面板と底面板と前後左右の側面板とからなる方形の紙箱であって、前側面板の上方端と天面板の前方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、天面板の後方端と後側面板の上方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、後側面板の下方端と底面板の後方端とが接する位置に、後方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、底面板の前方端と前側板の下方端とが接する位置に、前方へ膨らむ円弧状の折り目線を形成し、天面板に破断用ミシン目線で開口可能に形成された蓋部を開口したときに、蓋部が開口された状態で固定されることを特徴とするトップオープン型紙箱。
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